JPH04102884A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04102884A
JPH04102884A JP2218890A JP21889090A JPH04102884A JP H04102884 A JPH04102884 A JP H04102884A JP 2218890 A JP2218890 A JP 2218890A JP 21889090 A JP21889090 A JP 21889090A JP H04102884 A JPH04102884 A JP H04102884A
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稔 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば電子写真複写装置やレーザプリンタ等
の画像形成装置に関する。
(従来の技術) 通常、この種の画像形成装置においては、像担持体とし
ての感光ドラム上に静電石像を形成した後、この静電潜
像に現像剤であるトナーを静電的に付着させて現像剤像
を形成し、続いて、トナー像を被転写材である用紙に転
写することにより画像形成するようになっている。
また、転写後の感光ドラム上には、静電潜像および転写
しきれないトナーが残存しているので、この残存トナー
をクリーニング装置により除去し、続いて静電潜像を除
電装置により除去している。
ところで、近年、装置の小形化が要求されており、例え
ば、特開昭47−11538号公報には、現像装置と清
掃装置とを一つの装置で兼用することにより装置を小形
化する方法が開示されている。
この方法は、一つの現像装置において、感光ドラムの1
回転目に静電潜像がここを通過する際にこの静電潜像を
現像し、続いて感光ドラムの2回転目に転写後に感光ド
ラム上に残留するトナーを清掃している。
しかし、従来のこの方法では、現像装置に対して感光ド
ラムが2回転目の通過にさしかかる際に、そこから残留
トナー像が除去されるために、画像形成スピードが半分
になってしまう。また、感光ドラムの周面全体の寸法以
上の記録面積が得られないという問題があり、必然的に
感光ドラムを比較的大きな寸法にしなければならなくな
り、装置の小型化を図る上での障害となっていた。
一方、特開昭64−20587号公報には、感光ドラム
の1回転目の通過の際に、静電潜像の現像と、前回転写
後に残存しているトナーの清掃とを同時にする現像装置
を用いることにより、スピードに関する欠点を解決する
方法が開示されている。
この方法においては、転写手段と帯電手段との間に、導
電性もしくは抵抗性部祠にバイアスを印加しつつ転写残
りトナーを非パターン化する非パターン化部材を配置す
ることにより、像担持体上の転写残りトナーによるメモ
リの発生を防止することができる。
(発明が解決しようとする課題) 一般的に、反転現像を行う画像形成装置では、被転写材
である用紙と用紙の間隔(以下、紙間という)で転写手
段の転写動作を停止、すなわち、転写コロナ放電を「オ
フ」するようにタイミングの制御を行っている。これは
、紙間で転写手段を「オン」すると、感光ドラムは本来
の帯電電位(一般的にOPCドラムであるならマイナス
極性)とは逆に帯電されてしまい、特開昭64−205
87号のように、清掃手段であるクリーナを有さないク
リーナレスプロセスにおいては、この転写コロナ放電を
浴びた部分に、転写残りトナーを非パターン化する非パ
ターン化イアに蓄積されていたトナーが、大量、かつ、
急激に吐き出されてしまい、現像装置において完全にク
リーニングすることができす、画像汚れが発生してしま
う。
そこで、紙間において、転写手段を「オフ」するようタ
イミングコントロールを行っているが、用紙の後端では
転写手段の切れの悪さ、用紙の後端からの転写電荷の漏
れ等により、僅かながら、感光ドラムは本来の帯電電位
とは逆極性に帯電されてしまい、その部分に非パターン
化部材から大量のトナーが付着してしまい、次のプリン
トを汚してしまうという問題が発生した。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、像担持体に潜像
を形成する潜像形成手段と、この潜像形成手段により形
成された前記潜像と同極性に帯電された現像剤を供給し
て現像しつつ前記像担持体に残留している現像剤を除去
する現像清掃手段と、前記像担持体に形成ぎれた現像剤
像を被転写材に転写させる転写手段と、この転写手段に
よる現像剤像の転写後に前記像担持体に残留している転
写残り現像剤に電圧を印加した状態で摺接することによ
り転写残り現像剤を非パターン化する非パターン化手段
と、前記転写手段により現像剤像が転写される第1の被
転写材と第2の被転写材との間隔を前記像担持体の周囲
長より長くなる状態で第1および第2の被転写材を搬送
する搬送手段とを具備してなる構成としたものである。
(作 用) 上記のように、第1の被転写材と第2の被転写材との間
隔が前記像担持体の周囲長より長くなるように設定した
から、転写時の漏れ電荷を受けて大量に非パターン化手
段から現像剤の付着を受けた第1の被転写材の後端部分
が、第2の被転写材の画像領域にならないため、クリー
ニング残りによる画像汚れの発生を防止できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は画像形成装置としてのレーザプリンタの内部構
成を概略的に示すもので、装置本体1の略中央部には、
記録すべき像の面積よりも小さな周面(記録面)2aを
有する像担持体としての感光体ドラム2が矢印A方向に
回転自在に設けられている。この感光体ドラム2は、有
機感光体(OPC)系の光導電材料から形成されており
、その直径が30mm程度となっている。
また、前記感光体ドラム2の周囲には、その回転方向(
矢印A方向)に沿って順次、帯電手段としてのスコフi
・ロン帯電器3、潜像形成手段としてのレーザ露光装置
4、清掃手段を兼用する現像清掃手段としての現像清掃
装置5、転写手段としての転写ローラ6、除電手段とし
ての赤色LED7、および転写残りトナーを非パターン
化する非パターン化手段としてのブラシ装置8が配設さ
れている。
また、スコロトロン帯電器3には、電源21が接続され
ており、感光体ドラム2の周面を−450〜−800ボ
ルトに略均−に「負」に帯電させるようになっている。
レーザ露光装置4は、記録するべき画像情報に応じて、
感光体ドラム2の周面2aにレーザビームRを照射する
ことにより帯電領域に静電潜像を形成するものである。
現像清掃装置5は、摩擦帯電性のいわゆる一成分の現像
剤(以後、トナーという)Tを使用する構成となってお
り、トナーTを収納するホッパ9内には、トナーTを感
光体ドラム2に対面する位置に向けて搬送するとともに
、感光体ドラム2に残留しているトナーTをホッパ9内
に戻す現像ローラ10が設けられている。
前記現像ローラ10には、102〜10日Ω印の電気抵
抗を有する導電性表面層1]と、この内部に配置された
発泡ウレタンあるいはシリコンゴム、EPDMなどによ
る弾性層12とからなり、全体として弾力性のあるロー
ラを構成している。
現像ローラ10には、トナーTを摩擦帯電しつつ、薄層
を形成するためのリン青銅、ウレタン、あるいはシリコ
ン樹脂などからなる弾性ブレード13が押圧されており
、ここを通過するトナーTは、感光体ドラム2と同極性
の「負」の摩擦帯電を帯びて1層〜3層程度の現像剤層
としてのトナー層を形成するようになっている。
なお、現像ローラ10の表面層11は、トナーTとの摩
擦帯電を考慮して、また、適度な弾性と摩擦性を考慮し
て選ぶ必要かある。すなわち、表面層11は、たとえば
、ウレタン樹脂に導電性カーボンを10〜30重量パー
セント混合したものを塗布して形成している。
さらに、現像ローラ10には、バイアス電源14が接続
されており、上記表面層11と導通している。これによ
り、現像および清掃時に所定の現像バイアスが印加され
る。ホッパ9内には、スポンジ等の多孔質材料からなる
現像剤搬送ローラとしてのトナー搬送ローラ15が設け
られており、ホッパ9内のトナーTの凝集防止と現像ロ
ーラ10への搬送供給の役割を果たしている。
また、転写ローラ6は、第1図にも示すように、実質的
に上記感光体ドラム2の下方において、被転写材である
用紙Pの搬送路16を介して、感光体ドラム2の周面2
aに対面して設けられている。
この転写ローラ6は、現像ローラ10と同様に導電性表
面層17と、この内部に配置された弾性層18とを有し
た構造となっており、表面層17の電気抵抗は105〜
1010Ωamである。
そして、転写ローラ6により、搬送手段としての用紙搬
送路16を搬送される用紙Pの裏面に600〜2000
ボルトの電圧を印加してトナーを静電的に引付けて、感
光体ドラム2からトナー画像Tを用紙Pに転写する。
このような接触式の転写手段では、多湿下においても安
定した転写特性を発揮するため、転写残留トナーTの量
を減少させて清掃の負担を軽減する効果があるとともに
、用紙P中の紙粉も除去してトナーTへの混入を防止す
ることができる。
なお、この転写ローラ6に印加されるバイアスは、用紙
Pが感光体ドラム2と転写ローラ6との間にある時だけ
「オン」するように制御されている。用紙Pが無い部分
、すなわち、第1図中に示すように先行の用紙P1と後
続の用紙P2との紙間りにおいて転写バイアスを「オン
」すると、この部分の感光体ドラム2はプラスに帯電し
てしまい、後述する非パターン化手段としてのブラシ装
置8に蓄積したマイナス極性のl・ナーTが急激に、か
つ、大量に吐き出されてしまい、現像装置5で完全にク
リーニングすることができす、後続の用紙P2への画像
形成時において、画像lηれが発生してしまう。
そこで、転写バイアスは、紙間して、「オフ」するよう
制御をおこなっているが、あまり、転写バイアスを早く
 「オフ」してしまうと、先行の用紙P、の後端の非画
像領域が大きくなってしまい不都合となる。そこで、先
行の用紙P、の後端5 mm程度前に転写バイアスを「
オフ」するようにしている。
このように、転写バイアスを紙間してオフすることによ
り、画像汚れはかなり軽減されたが、完全になくすこと
はてきない。これは、この程度早く転写バイアスを1オ
フ」しても、転写バイアス電源20の切れの悪さ、用紙
Pを回り込んでの電荷の逃げにより、感光体ドラム2の
用紙Pの後端付近の周面2aは、プラスに帯電されてし
まうか−1千  − らである。この用紙Pの後端付近の周面2a部分がプラ
スに帯電される現象は、多湿環境で発生し易い。これは
、多湿環境において、用紙Pの抵抗値が低下し、転写電
荷が漏れやすいからである。
プラスに帯電された部分が非パターン化手段としてのブ
ラシ装置8との接触点に達すると、ブラシ装置8に付着
しているマイナス極性のトナーTが、大量に付着してし
まう。この部分に付着したトナーTの量は、通常、ブラ
シ装置8を通過してくるI・ナーTの量より格段に多く
、現像装置5で完全にクリーニングすることはできない
。よって、この部分が次の用紙P2の白地部分となると
、画像汚れが発生する。一般的に、紙間りを大きくする
と、プリント速度が遅くなってしまうため、紙間りは、
おおよそ100闘以下に設定される。例えば、紙間りを
1.00mm、  ドラム径60關とすると、ドラム1
周は約189關となり、第1の用紙である先行用紙P1
の後端部分、つまり、ブラシ装置8から多量に吐出され
たトナーTが付着した部分は、第2の用紙である後続用
紙P2の先端から約89mmの部分に該当し、この部分
に画像汚れが発生してしまう。
しかし、この実施例のものは、感光体ドラム2の直径を
30+nm、1周約94 mmであるため、先行用紙P
1後端が後続用紙P2の画像領域とはならず、画像汚れ
が発生しない。
また、非パターン化手段としてのブラシ装置8は、第3
図に示すように、103〜109ΩQmの電気抵抗を有
する繊維(商品名トレカ、カイノールなど)で作られた
導電性ブラシ8aとこれを保持するホルダ8bからなり
、ブラシ8aが感光体ドラム2の周面2aに摺接するよ
う配置されている。
ブラシ8aは、感光ドラム2の画像形成領域をカバーで
きるような幅を有するとともに、例えばホルダ8bから
突出する長さΩか8mm、厚みtが5關程度になるよう
に構成されている。また、10’Qcmて径120μm
のカイノールにより形成されている。
また、ブラシ8aは、バイアス電源20と接続して20
0〜1500ポルi・の電圧が印加され、感光体ドラム
2上の転写残留トナーTを一時的に吸着する。転写残り
トナーTの多くはマイナス極性であるため、転写残りト
ナーTはブラシ8aに吸着するが、かぶりトナーの転写
残りトナーTのなかには、プラスに帯電しているものも
あり、これらのトナーは吸着されずに通過するが、微量
であるため問題とはならない。
一方、−時的に、ブラシ装置8にトラップされた転写残
りトナーTは、印加されたバイアスやブラシ8aの抵抗
、トナーTの粒径、抵抗などの条件に応じた時間で、プ
ラスの電荷が注入されブラシ8aと感光体ドラム2とで
形成される電界より、感光体ドラム2へ戻される。転写
残りトナーTが、ブラシ装置8にトラップされてから、
電荷注入を受は再び感光体ドラム2に戻されるまでの時
間は、前述の通り、トナーTの粒径、抵抗などによるた
め、ある程度幅をもった分布を持つことになる。
そのため、転写残りトナーTは非パターン化される。
−]4− また、転写残りトナーTの非パターン化には、ブラン8
aのメカニカルな掃き取り効果も寄与している。しかし
、全てのトナーTか感光体ドラム2へ戻されるのではな
く、徐々にブラシ8aにトナーTは蓄積していく。この
蓄積トナーTが、用紙P1の後端部分において、プラス
に帯電された感光体ドラム2部分に付着することとなる
。感光体ドラム2に戻されたトナーTは、正規の極性と
は逆極性のプラスの極性をもつが、スコロトロン転写器
3により感光体ドラム2が帯電される際、マイナスのコ
ロナを浴びトナーTもマイナス極性となり、現像装置5
においてクリーニングされる。
つぎに、ブラシ8aの抵抗について述べる。ブラシ8a
の抵抗が大きすぎると、ブラシ8aの先端の電位の応答
性が悪くなり、トナーTの吸着から電荷注入して感光体
ドラム2へ戻す動作の時に定数が大きくなり、高周波の
ライン画像の転写残り画像の非パターン化が十分に行え
なかったり、感光体ドラム2側へ十分にトナーTを戻す
ことができず、トナーTの蓄積か多くなるなどの問題が
生じる。また、ブラシ8aの抵抗が低すぎると、感光体
ドラム2にバイアスがリークし感光体ドラム2の破壊を
引き起こしてしまう。そのため、ブラシ8aの抵抗は、
103〜109Ωであることが望ましい。さらに、ブラ
シ8aにより感光体ドラム2もプラスに帯電されるか、
このときの電位は、転写残りトナーTの量などにより変
わるため、帯電手段は本実施例のようにスコロトロン帯
電器3であることが望ましい。このように、転写残りト
ナーTのトラップから吐き出しまでが短いサイクルで行
われるためブラシ8aに残留するトナーTは微量である
また、第2図に示すように、装置本体1の右側下部には
、給紙カセット22が装着されている。
そして、この給紙カセット22内には感光体ドラム2の
周面に形成されたトナー像を転写する被転写材としての
用紙Pが収納されている。また、装置本体1内の給紙カ
セット22の装着位置近傍には、給紙ローラ23が配設
されており、給紙カセット22内の用紙Pを順次1枚づ
つ取出して用紙搬送路16内に送り込むようになってい
る。
さらに、用紙搬送路16の下流側には、用紙Pに転写さ
れたトナー画像Tを定着する定着手段としてのヒートロ
ーラ式定着装置24が設けられており、用紙P上のトナ
ー像Tを熱および圧力で定着するようになっている。
次に、第2図を中心に画像形成動作について説明する。
感光体ドラム2を矢印入方向に回転させ、感光体ドラム
2の周面2aをスコロトロン帯電器3により約−450
〜800ボルトに帯電する。続いて、この帯電領域にレ
ーザ露光装置4からレーザビームRを照射して露光し、
感光体ドラム2の周面2aに静電潜像を形成する。前記
静電潜像は次に現像清掃装置5と対面する現像清掃位置
に搬送される。現像清掃装置5の現像ローラ10からは
トナーTか送り出され、これが静電潜像に弾性的にかつ
、変形によりニップ幅をもって接触しトナーTを付着さ
せてトナー像Tを形成する。この場合、トナーTは照射
域に付着し、いわゆる反転現像される。トナーTはブレ
ード13および現像ローラ10の表面層11との摩擦に
より約−5〜30μcog (マイクロクーロン/グラ
ム)に帯電されており、現像ローラ10には約−150
〜450ボルトの電圧が印加される。現像後のトナー像
Tは、つぎに転写ローラ6と対面する転写領域に搬送さ
れる。一方、転写領域には、給紙ローラ23の回転によ
り給紙カセット19から用紙Pが感光体ドラム2の回転
に同期して送られてくる。
この用紙Pは転写ローラ6によりその裏面がプラスの極
性に帯電される。したがって、感光体ドラム2の周面2
a上のトナー像Tは静電気的に用紙Pに引寄せられて転
写される。ここにおいて、転写ローラ6は直流電源20
により、500〜2000ボルトの電圧が回転軸に与え
られ、転写ローラ6の両端部に設けたシリコン樹脂に導
電性カーボンを5〜40重量パーセント混合してなる導
通部を介して、ローラ周面の105〜109ΩQmの導
電性周面部17に電圧か印加されるようになっている。
なお、転写ローラ6の周面は、付着するトナーTや紙粉
等の異物を清掃し易くするため、周面の平滑性と、低摩
擦性を備えた材質が好ましく、本例では、導電性ポリフ
ッ化樹脂、導電性ポリエステルなどを用いており、クリ
ーニングブレード25により良好にクリーニングされる
ようになっている。
また、転写ローラ6全体のゴム硬度としては、JIS法
の比較測定で25〜50°の柔軟なものが、転写ローラ
6の感光体ドラム1に対する押圧力の許容度が広く良好
であった。
転写ローラ6を用いた転写方式では、転写効率の環境(
特に湿度)依存性がない。コロナ転写では、多湿環境に
おいて著しく転写効率が低下する。
このことは本発明のような清掃装置を持たない画像形成
装置では、多湿下において、転写残留トナーTが急増す
ることを意味し、従来の清掃装置を持たない、いわゆる
クリーナレス画像形成装置の清掃不良の最大原因となる
以上のことから、ローラ転写方式は、クリーナー 1つ
 − レスプロセスにおいて非常に有効である。ところで、転
写後の感光体ドラム2の周面2aには僅かながら転写し
切れずに残留したトナー像Tおよび静電潜像が残留して
いる。これらのトナー像Tや静電潜像は、非パターン化
手段としてのブラシ装置8に対向することにより非パタ
ーン化される。
すなわち、ブラシ装置8ては、ブラシ8aをトナー像T
および静電潜像に接触させて静電的および機械的な力を
及ぼして判読不良な状態まで細かく、前述の通り、残留
している像を乱す。
感光体ドラム2の周面2a上に散乱された1・す−Tは
十分に小さな霧状に分布しており、もはや文字または画
像としての情報は有していない。感光体ドラム2上に残
存する静電潜像は、除電手段としての赤色LED7によ
り消去され、帯電工程に戻る。
スコロトロン帯電器3により帯電された感光体ドラム2
は、帯電後、レーザ露光装置4により露光されて静電潜
像が形成され、再び(2回目)現像清掃装置5に対面す
る現像清掃位置に到達する。
この場合、第2回目に形成された静電潜像において、露
光部(トナーが付着すべき画像部)および非露光部(非
画像部)においてもローラ転写により大幅に減少してい
る上、予めほぼ均一に且つ十分に薄く残留トナーTは散
らされているから、露光ムラが生じない。したがって、
第2回目の現像に置いても、露光後残留電位が均一とな
るため均一なトナー画像が得られる。ここにおいて、既
述したように、現像ローラ10はJISゴム硬度測定法
で30〜70’の弾性を有するとともに112〜108
の導電性を有するため現像ローラ10に線荷重として2
0〜150 g / cmの荷重を加え、且つ1.5〜
4倍の速度差を持って押圧摺接することにより、1〜4
 mmの接触幅にツブ)を生じ、このニップにおいて、
残留トナー現像と現像ローラ10上のトナーTとが、撹
乱摺擦されるため、強い摩擦力が生じ、清掃能力が増強
される。
しかも、トナーTたけて現像剤が形成されているため、
スジやハキメ状の画質低下も生じない。さらに、非露光
部では、現像バイアスによる吸引力が感光体ドラム1の
それより勝るために付着していたトナーTは次々に現像
装置5に引き付けられて回収される。すなわち、現像ロ
ーラ10には、露光部の残留電位と非露光部の電位との
間に適切な値の現像バイアス(実施例では一150V〜
−450V)を印加することにより、現像ローラ10か
ら露光部に新たなトナーTが付着するとともに、同時に
非画像領域(非画像部)に付着している残留トナーTは
ここから現像ローラ10に引き付けられて回収される。
この場合、残留トナーTは少量で、かつ転写残りトナー
Tを非パターン化するブラシ装置8において予め小さな
霧状に分散しているから、現像装置5は残留トナーTを
効率よく回収することができ、回収不良を生じることが
ない。この様にして、感光体ドラム2を重複回転させて
重複使用し、−枚の記録像を得る。
なお、転写方式としては実施例の通り転写ローラ6を用
いた方が望ましいのであるが、コロナ転写方式を用いて
も十分実用上問題ないレベルである。
そして、現像および清掃後、トナー画像は転写ローラ6
と対面する位置において用紙Pに転写される。以下、同
様な工程が繰返される。
転写残りトナーTを一時吸着し、電荷注入を行うために
、実施例ではトナーTとは逆極性の直流バイアスがブラ
シ8aに印加されている。ブラシ8aに一時吸着(トラ
ップ)された多くのトナーTは、感光体ドラム2に再付
着するが、1部再(=1着しきれず、前述の通り、徐々
にブラシ8aに蓄積していくことが考えられる。そのた
め、実施例では紙間りにおいて、ブラシ8aに蓄積した
トナーTを吐き出す動作(吐き出しモード)を行ってい
る。
なお、実施例においては、紙間りの吐き出しモードにお
いて、バイアスの「オン」、「オフ」を0.4秒の周期
で3回繰り返し、少しずつトナーTを吐き出している。
この、吐き出されたトナーTはあまり多量でないため、
後続用紙P2の画像領域に画像汚れとしては発生しない
。また、トナーTの吐き出しは、電源投入時のイニシャ
ライズ動作時や、プリント開始動作時などに行ってもよ
い。
この場合の吐き出しは、転写を一時的に「オン」したり
、ブラシ8aのバイアスをマイナスに印加するなとの方
法が考えられる。
また、これらの吐き出し動作は行わなくても、本発明を
適用することが実施例のマシンを用い、周面電位−55
0V、現像/<イ7ス−300V。
転写ローラ6への印加電圧]、 000 Vの条件で、
2万枚の繰り返しプリントテストを行ったところ、画像
汚れや、メモリのない良好な印字を行うことができた。
なお、本テストでは、紙間りにおいて吐き出しを行った
が、吐き出しを行わなくても同様に良好な結果が得られ
ることが確認されている。
なお、実施例は転写手段として、転写ローラ6を用いて
いるが、コロナ転写など、公知の転写方式に、本発明を
適用することができる。また、現像方式も、接触−成分
現像の他、2成分現像、1成分非接触現像、ファーブラ
シ現像、カスケード現像など公知の現像方式を適用する
ことができる。
また、実施例においては、像非パターン化部材のバイア
スとして直流バイアスを印加したが、交流バイアスや直
流を側音した交流バイアスであってもよく、転写残りト
ナー非パターン化手段の例として、導電性もしくは抵抗
性ブラシを使用したものについて説明したが、導電性も
しくは抵抗性のローラ、スポンジ、カバー、布状部祠な
どを利用しても同様の効果が得られる。
その他、本発明は、要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能なことは勿論である。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、像担持体上に残
留した転写残りトナーを非パターン化する非パターン化
手段を有する画像形成装置において、転写手段からの漏
れ電荷を浴びた部分に非パターン化手段から吐き出され
たトナーが、後続の被転写材へのプリントの画像汚れと
ならず、良好画像を得ることができるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は要部の
説明図、第2図はレーザプリンタの概略的構成図、第3
図は非パターン化手段の構成を示す側面図である。 2・・・感光体ドラム(像担持体)、4・・・レーザ露
光装置(潜像形成手段)、5・・・現像清掃装置(現像
清掃手段)、6・・・転写ローラ(転写手段)、8・・
・ブラシ装置(非パターン化手段)、16・・・搬送手
段、P・・・用紙(被転写材)、T・・・トナー(現像
剤)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像担持体に潜像を形成する潜像形成手段と、この
    潜像形成手段により形成された前記潜像と同極性に帯電
    された現像剤を供給して現像しつつ前記像担持体に残留
    している現像剤を除去する現像清掃手段と、 前記像担持体に形成された現像剤像を被転写材に転写さ
    せる転写手段と、 この転写手段による現像剤像の転写後に前記像担持体に
    残留している転写残り現像剤に電圧を印加した状態で摺
    接することにより転写残り現像剤を非パターン化する非
    パターン化手段と、 前記転写手段により現像剤像が転写される第1の被転写
    材と第2の被転写材との間隔を前記像担持体の周囲長よ
    り長くなる状態で第1および第2の被転写材を搬送する
    搬送手段と を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6341207B1 (en) 1992-06-16 2002-01-22 Fujitsu Limited Cleanerless image forming method and system therefor

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JPS60168184A (ja) * 1984-02-13 1985-08-31 Casio Comput Co Ltd 画像形成装置
JPS60176460U (ja) * 1984-04-29 1985-11-22 カシオ計算機株式会社 画像形成装置
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