JPS63249867A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、感光体を媒体として被写体の写像を紙等の被
転写手段に転写する電子写真装置に関する。

〈従来の技術〉 従来から、複写機等の所謂電子写真プロセスを用いた電
子写真装置が多く用いられている。

電子写真装置では、例えばセレンがめつきされたドラム
等からなる感光体の表面を、接触帯電或いはコロナ放電
帯電等により均一な電位に帯電させる。そして、感光体
表面を所望の形状に露光させ該表面の電荷を選択的に取
除くことにより潜像を形成する。次に、この感光体表面
の潜像に対応してトナーを付着させ、更に、このトナー
を紙等に転写、定着させることにより電子写真を形成し
ている。

このような電子写真装置にあっては、紙等にトナーを転
写した後、感光体を露光或いは導電性ブラシを用いて除
電し、再び前記した帯電を行うようにしている。

しかるに、除電を露光により行う場合、感光体の除電は
良好に行われるが、電子写真装置自体が大形化すると共
にそのコストが高騰化しがちであった。

また、除電に導電性ブラシを用いた場合、感光体表面の
除電が十分になされないことがあり、そのため次に行わ
れる帯電の電位にむらを生じることが考えられる。特に
、除電に比較的安価な導電性ブラシを用いた場合にはこ
の除電不良の傾向が強くなる。このような除電不良によ
る感光体の帯電むらは、感光体の帯電手段に接触帯電を
用いた場合よりもコロナ放電帯電を用いた場合の方が大
きく、また接触帯電を用いた場合であっても、１００Ｖ
程度の電位差が生じる部分があることが判明した。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、感光体表面にむらが生じることなく均一に帯電しく
ｑる電子写真装置を安価に提供することにある。

〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、感光体を媒体とし
て被写体の写像を被転写手段に転写する電子写真装置で
あって、前記感光体を帯電させる第１の帯電手段と、第
２の帯電手段とを有していることを特徴とする電子写真
装置を提供することにより達成される。

く作用〉 このようにすれば、例えば導電性ブラシ等の比較的安価
な帯電手段を用いても、感光体表面を均一に帯電するこ
とが可能となる。

〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。

第１図は本発明に基づく電子写真装置の構成を示す模式
図である。

回転可能な感光ドラム１は、その外周面にセレン等がめ
つきされている。この感光ドラム１の外周面に沿って、
主帯電部２、露光部３、現像部４、転写部５、補助帯電
部６及び清掃部７が設置ノられている。また、被転写用
紙９が搬送される方向Ａの転写部５の後方にはトナ一定
着部８が設けられている。

感光ドラム１が第１図の矢印Ｂの方向へ回転すると、そ
の回転に伴い該ドラム表面部分が、接触帯電による主帯
電部２を通過することにより、７００Ｖ程度の均一な電
位に帯電される。次に、感光ドラム１の表面部分は露光
部３を通過し、被写体の形状に応じた潜像が露光により
形成される。

そして、現像部４にて図示されないキャリヤに搬送され
る所謂トナーが、潜像に対応して感光ドラム１の表面部
分に付着する。更に、感光ドラム１の表面部分は、転写
部５にて普通紙であって良い被転写用紙９と対峙すると
共に該用紙を介してドラム１と反対側部分に設けられた
転写用帯電部５ａからの放電によりトナーが転写される
。ここで、転写用帯電部５ａはコロナ放電による帯電手
段が採用されている。用紙９に転写されたトナーは、定
着部８に於て定着される。

一方、トナーを転写した後の感光ドラム１の表面部分は
、導電性ブラシからなる補助帯電部６に進み、露光によ
り低電位となっている部分と、露光されず高電位となっ
ている部分との電位差が、概ね１００Ｖ程度となるまで
帯電される。そして、清掃部７を通過することにより、
転写部５で被転写用紙９に転写されなかった残留トナー
が清掃され、主帯電部２にて再び均一な電位に帯電され
る。

上記したプロセスは電子写真の倣形に伴い連続的に実行
される。また、補助帯電部の配置は、例えば清掃部と主
帯電部の間等も考えられるが、発明者により本実施例に
於ける配置が最も良好な帯電が得られることが確認され
ている。

尚、本発明は上記実施例に限定されず様々な応用が可能
であることは云うまでもなく、例えば本実施例に於ては
感光体を感光ドラムとしたが、平面上に形成された感光
部であって良く、また転写部の帯電手段は導電性のブラ
シを用いたものであって良い。

〈発明の効果〉 このように本発明によれば、電子写真装置に於て除電を
行わず、比較的小形かつ安価な例えば導電性ブラシ等の
帯電手段による補助帯電を行うことにより、感光体を均
一に帯電させることが可能となるため、被写体の結像が
良好に行われ、また主帯電及び補助帯電に接触帯電を用
いれば消費電力を低減することが可能となるため、その
効果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に基づく電子写真装置を示す模式図で
ある。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体を媒体として被写体の写像を被転写手段に
   転写する電子写真装置であつて、 前記感光体を帯電させる第１の帯電手段と、第２の帯電
   手段とを有していることを特徴とする電子写真装置。
2. （２）前記第１の帯電手段及び前記第２の帯電手段の少
   なくともいずれか一方が、接触帯電手段からなることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の電子写真装置
   。
3. （３）前記第１の帯電手段及び前記第２の帯電手段の両
   方が、共に接触帯電手段からなることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項に記載の電子写真装置。