JPS60159610A

JPS60159610A - 磁気誘導発生器

Info

Publication number: JPS60159610A
Application number: JP60002292A
Authority: JP
Inventors: ローラント・フオルム; ホルスト・ヴエルター
Original assignee: Mannesmann VDO AG
Current assignee: Mannesmann VDO AG
Priority date: 1984-01-12
Filing date: 1985-01-11
Publication date: 1985-08-21
Also published as: DE3400870C2; EP0149217B1; EP0149217A3; BR8500137A; AU566975B2; DE3400870A1; AU3708284A; JPH0460223B2; DE3463418D1; US4596973A; EP0149217A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はケーシングを備えた磁気誘導発生器であって、
ケーシング内に２つのポールシューと、両？−ルシュー
間に配置された永久磁石と、この永久磁石及びポールシ
ューを取囲む巻線とが配置されており、巻線の両端部が
夫々１つの出力接続部に結合されておシ、この出方接続
部からケーブルがケーシングの外部へ案内されている形
式のものに関する。

従来の技術この種の磁気誘導発生器では、個個の部品が１つのコツ
プ状のケーシング内に収容されて、ねじによって固定さ
れたカバーによって閉鎖される。カバーに設けた切欠が
ら、両方のポールシューが外部へ突出しており、ケーシ
ングの底部に設けた孔からはケーブルが外部へ導かれて
いる。

本発明が解決しようとする問題点従来技術のこの構成は組立の点で不経済であるばかりで
なく、外部からケーシング内部へ通じている切欠が存在
するために水密でないという欠点を有する。従ってこの
磁気誘導発生器は例えば自動車の車輪回転数ピックアッ
プとして大気中で使用できない。

そこで本発明の課題は、製作が簡単であるとともに水密
な磁気誘導発生器を提供することにある。

問題点を解決した本発明の手段上記課題を解決した本発明の要旨はケーシングが、貫通
した孔を備えており、この孔内にコツプ状の巻線支持体
が挿入されており、この巻線支持体が、孔の開口側の一
端にケーシングの孔の開口を密閉するフランジを有して
おり、かつそのコツプ状の切欠内に永久磁石及びポール
シューを収容しており、かつ、巻線支持体の他端に２つ
の出力接続端子が突設固定されており、各出力接続端子
の一端部が夫々、巻線支持体を取囲む巻線の一端に結合
されており、かつ、２つの出力接触部材がケーシングに
固定的に配置されていてケーブルに結合されており、出
力接触部材が夫々出力接続端子へ向かって突出してこれ
に導電的に結合されており、かつ、ケーシングの孔の第
２の開口を密閉するカバーが設けられていることにある
。

本発明構成によれば、巻線支持体が、出力接続端子とポ
ールシューと永久磁石と巻線とから成る構成ユニット（
これは組立状態でケーシング内に挿入される）のための
支持部としても役立つとともに、ポールシュー及び永久
磁石が。

外に開いたコツプ状の切欠内に配置され、従ってポール
シューのためにケーシング内部へ通じた切欠を要しない
ため、ケーシング内部が湿気から保護されるとともに部
品点数が削減される。

その上シールの問題も回避される。さらに巻線支持体の
フランジがケーシングの孔の一方の開口のだめの閉鎖部
材をも形成する。

ケーシングの孔の他方の開口からケーシング内へ巻線支
持体を挿入した後に、出力接続端子及び出力接触部材へ
の接近が容易であシ、かつ出力接続端子と出力接触部材
相互の導電的な結合が可能であり、かつ、この開口だけ
をカバーによって閉鎖すればよいため、組立の作業工程
が削減されるとともに、機械への組付けが良好となる。

製作を簡単にするために、ケーシング、巻線支持体及び
カバーの少なくともいずれかを射出成形品として形成す
ることができる。その・場合、カバー、フランジ及びケ
ーシングの孔の開口を回転対称形に形成すると効果的で
ある。

ケーシング内へ巻線支持体を挿入するさいに正確な位置
決めを行なうことができるように、ケーシングの孔の開
口のところに設けた。半径方向に延びる段状の切欠内に
カバー及びフランジの少なくともいずれかを挿入するこ
とができる。付加的にケーシング及び巻線支持体に、互
いに内外に係合する軸方向案内を設けることができ、こ
れによって、ケーシング及び巻線支持体が半径方向で申
し分なく対置される。

ケーシング内への水の侵入を確実に防ぐために、カバー
及びフランジの少なくともいずれかをケーシングに溶接
しておくことができる。その場合、この浴接が超音波溶
接によって行なわれるのが特に有利である。

ポールシューの位置を確保するために、ポールシューと
永久磁石とを互いに接着しておくことができる。出力接
続端子を巻線支持体内に埋込んでおけば、出力接続端子
のだめの特別な組付は工程及び固定装置が不要となる。

埋込むさいには、出力接続端子の一端部を巻線へ向け。

他端部を巻線支持体の底面から突出させる。

出力接続端子の巻線側端部を巻線領域から半径方向外向
きに突出させかつ折曲げられるようにしておけば１巻線
を妨げなく巻付けることができ、巻き終った後、出力接
続端子を巻線の領域内へ折曲げて、例えばろう接によっ
て巻線の一端部に導電的に結合すること苧；できる。

出力接触部材の場合でも、これ及びこれに接続されたケ
ーブル端部をケーシング内に埋込んでおくことによって
、特別な組付は工程及び固定装置を省くことができる。

その場合、出力接触部材を有利に剛性的に形成しておけ
ば、巻線支持体の挿入時に出力接続端子及び出力接触部
材が自動的に正しい位置に案内される。次いで出力接続
端子と出力接触部材とを導電的に互いに結合すれば足り
る。出力接触部材がケーシングの孔内へほぼ半径方向で
突設され、かつ出力接続端子を突入させる切欠を備えて
いれば、導電的な結合工程は特に簡単に実施される。こ
の導電的な結合はろう接によれば簡単である。ケーシン
グにケーブルを保持するために、ケーシング内に埋込ま
れるケーブル端部をスリーブによって取囲んでおくこと
ができる。その場合。

ケーブル外周面とスリーブとの間から湿気が侵入しない
ようにするために、ケーブル外周面にシラスチック被覆
を設け、このプラスチック被覆土に、プラスチックから
成るスリーブを架橋によって密に配置することができる
。

スリーブの外周面に、互いに並んだ環状突起を設けてお
けば、この環状突起が引抜は防止部材並びにラビリンス
パツキンを形成する。

環状突起の横断面が三角形に形成されていれば、その頂
点がケーシング材料によって著しく圧縮され、シール作
用が一段と向上する。

スリーブが弾性的なプラスチックから成っていれば、射
出後のケーシング材料の縮みによって、スリーブとケー
シングとの結合に特別大きな密着性が得られる。

実施例図示の磁気誘導発生器はケーシング１を有し、ケーシン
グ１は固定ブツシュ２、貫通した孔δ及びケーブル接続
部４を備えている。

回転対称形の孔δ内には、１つの巻線支持体５．１つの
巻線６．１つの永久磁石７，２つのポールシュー８及び
２つの出力接続端子９，９′から成る構成ユニットが挿
入されている。巻線支持体５はこの構成ユニットのその
他の部材のための支持部をも形成している。さらに、巻
線支持体５はフランジ１０を備えており、このフランジ
１０によって孔３の下方の開口が閉鎖されている。

フランジ１０は孔３の下方の開口に設けられた段状の環
状切欠１１内に挿入されており、これによって巻線の下
方領域を軸方向で制限している。さらに巻線支持体凸は
別のフランジ１２を備えており、このフランジは巻線６
の上方領域を軸方向で制限している。巻線支持体５は両
方のフランジ１０．１２によって孔δ内でこれに同軸的
に位置している。フランジ１０が環状切欠１１の底部１
３に軸方向で当付けられていることによって１巻線支持
体５は軸方向で正確な位置に固定されている。

巻線支持体５はコツプ状の切欠１４を備えており、この
切欠１４はケーシング内室に連通していない。この切欠
内に永久磁石７及び両ポールシュー８が配置されている
。

この巻線支持体５はシラスチックの射出成形品から成っ
ている。射出過程時に、軸方向外向きの端部と半径方向
外向きの端部（第６図参照）とを備えたアングル形の出
力接続端子９，９′と、予め永久磁石７に接着されたポ
ールシュー８とが型内に挿入されてプラスチック内に埋
込まれる。この埋込によって、ポールシュー８及び永久
磁石７が切欠１４内に固定的に保持される。その場合、
ポールシュー８はその外向きの端部が外部に突出するよ
うに埋込まれる。

型からその切欠を通って突出していた、出力接続端子９
，９′の端部は同様に埋込まれない。

出力接続端子９，９′の巻線側の端部１５が半径方向で
外向きに、互いに離反方向へ突出しているため、巻線６
を妨げなく巻付けることができる。次いで端部１５が巻
線６へ向けて折曲げられて、ろう接によって巻線の端部
に結合される。ケーブル接続部４は、プラスチック被覆
１７を備えたケーブル１６と、このシラスチック被覆１
７に架橋によって密に配置されたスリーゾ１８とを有し
ている。プラスチック被覆１７及びスリーブ１８は有利
にはポリウレタンから成る。

スリーブ１８はその外周面に、三角形横断面を有する環
状突起１９を備えており、これによって、このスリーブ
１８をケーシングに埋込んださいに、引張力に対して強
くしかも密着性のよい結合がケーシングとスリーブとの
間に生じる。

ケーブル１６は同軸的な導体２０と、これを取囲む管状
の導体２１とを有してお９、側導体２０．２１間に絶縁
層２２が挿入されている。

埋込み前に、同軸的な導体２ｏと剛性の出力接触部材２
３とが、かつ、導体２１と出力接触部材２３′　とがろ
う接によって結合される。

このように結合された構成ユニットはケーシング１の射
出型内に位置正しく挿入されて射出法によってケーシン
グのプラスチック材内に埋込まれる。

そのさい、出力接触部材２３．２３’の自由端はケーシ
ングｌの孔δ内へ半径方向で突設される。この自由端は
切欠２４を備えており、との切欠２４内に出力接続端子
９，９′　の自由端が突入し、ろう接される。ろう接過
程後に、プラスチック製のカバー２５が孔３の上方の開
口に設けた段状の環状切欠２６内に挿入されて、超音波
溶接によって密にケーシング１に結合される。同様に、
フランジ１１も超音波溶接によって密にケーシング１に
結合され、これによって、ケーシング内室及びこれ内に
配置された電気的な素子が湿気の侵入から確実に保護さ
れる。

本発明の効果本発明によれば、巻線支持体が、出力接続端子とポール
シューと永久磁石と巻線とから成る構成ユニットのだめ
の支持部として役立つだめに、部品点数が削減されると
ともに、ポールシュー及び永久磁石が、外に開いたコツ
プ状の切欠内に配置され、従ってポールシューのために
ケーシング内部へ通じた切欠が不要なため、湿気に対す
るシールの問題が回避される。さらに巻線支持体のフラ
ンジがケーシングの孔の一方の開口のための閉鎖部材を
も形成するので、さらに部品点数が削減される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の磁気誘導発生器の全体縦断
面図、第２図は第１図に符号６で示した巻線支持体の全
体側面図、第３図は第２図の■−■線に沿った断面図、
第４図は第２図を上方から見た端面図、第５図は第２図
を下方から見た端面図、第６図は第２図の図平面に直角
な縦断面図、第７図は第１図を上方から見た平面図及び
第８図は第１図のＩ−Ｉ線に沿った断面図である。１・・・ケーシング、２・・・固定ブツシュ、３・・・
孔牛・・・ケーブル接続部、５・・・巻線支持体、６・
・・巻線、７・・・永久磁石、８・・・ポールシュー、
９．９’・・・出力接続端子、１０・・・フランジ、１
１・・・環状切欠、１２・・・フランジ、１３・・・底
部、１４・・・切欠、１５・・・端部、１６・・・ケー
ブル、１７・・・プラ１≦、す六う山面　ＩＱ−、、ブ
１１−ザ　ＩＩ”ｌ−、項仲六起、２０．２１・・・導
体、２２・・・絶縁層、２３゜２３′・・・出力接触部
材、２４・・・切欠、２５・・・カバー、２６・・・環
状切欠

Claims

【特許請求の範囲】１、　ケーシングを備えた磁気誘導発生器であって、ケ
ーシング内に２つのポールシューと。両ポールシュー間に配置された永久磁石と、この永久磁
石及びポールシューを取囲む巻線とが配置されており、
巻線の両端部が夫々１つの出力接続部に結合されており
、この出力接続部からケーブルがケーシングの外部へ案
内されている形式のものにおいて、ケーシング（１）が
、貫通した孔（３）を備えており、この孔内にコツプ状
の巻線支持体（５）が挿入されており、この巻線支持体
（５）が、孔（３）の開口側の一端にケーシング（１）
の孔（３）の開口を密閉するフランジ（１０）を有して
おり、かつそのコツプ状の切欠（１４）内に永久磁石（
７）及びポールシュー（８）を収容しており、かつ、巻
線支持体の他端に２つの出力接続端子（９，９’）が突
設固定されており、各出力接続端子の一端部（１５）が
夫々１巻線支持体（５）を取囲む巻線（６）の一端に結
合されており、かつ、２つの出力接触部材（２３，２３
’）がケーシング（１）に固定的に配置されていてケー
ブル（１６）に結合されておシ、出力接触部材が夫々出
力接続端子（９，９’）へ向かって突出してこれに導電
的に結合されており、かつ。ケーシング（１）の孔（３）の第２の開口を密閉するカ
バー（２５）が設けられていることを特徴とする磁気誘
導発生器。２、ケーシング（１）１巻線支持体（５）及びカバー（
２５）の少なくともいずれかが射出成形品から成る特許
請求の範囲第１項記載の磁気誘導発生器。３、　カバー（２５）と、フランジ（１０）と、ケーシ
ング（１）の孔（３）の開口とが夫々回転対称形に形成
されている特許請求の範囲第１項又は第２項記載の磁気
誘導発生器。牛、　カバー’（２５）及びフランジ（１０）の少なく
ともいずれかが、ケーシング（１）の孔（３）の開口に
設けた段状の環状切欠（１１゜２６）内に挿入されてい
る特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項
記載の磁気誘導発生器。５、　カバー（２５）及びフランジ（１０）の少なくと
もいずれかがケーシング（１）に溶接されている特許請
求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記載の磁
気誘導発生器。６、　カバー（２５）及びフランジ（１０）の少なくと
もいずれかが超音波溶接によってケーシング（１）に結
合されている特許請求の範囲第５項記載の磁気誘導発生
器。７、　ポールシュー（８）及び永久磁石（７）が互いに
接着されている特許請求の範囲第１項から第６項までの
いずれか１項記載の磁気誘導発生器。８、出力接続端子（９，９′）が巻線支持体（５）内に
埋込まれており、各出力接続端子（９，９’Ｊの一端部
（１５）が巻線（６）へ向かって突出しており、かつ、
他端部が巻線支持体（５〕の底面から突出している特許
請求の範囲第２項記載の磁気誘導発生器。９、出力接続端子（９，９’）の巻線側の端部（１５）
が巻線（６）の領域から半径方向外向きに突出していて
折曲げ可能である特許請求の範囲第８項記載の磁気誘導
発生器。１０、出力接触部材（２３、２３’　）及びこれに接続
されたケーブル端部がケーシング（１）内に埋込まれて
いる特許請求の範囲第２項記載の磁気誘導発生器。１１、出力接触部材（２３，２３’　）が剛性的に形成
されている特許請求の範囲第１０項記載の磁気誘導発生
器。１２、出力接触部材（２３，２３’）がケーシング（１
）の孔（３）内へほぼ半径方向で突入しており、かつ切
欠（２４）を備えており、この切欠内に出力接続端子（
９１、９’）が突入している特許請求の範囲第１０項記
載の磁気誘導発生器。１３、出力接触部材（２３、２３’　）と出力接続端子
（９，９’）とが互いにろう接されている特許請求の範
囲第１項から第１２項までのいずれか１項記載の磁気誘
導発生器。１４、ケーシング（１）内に埋込まれるケーブル端部が
スリーブ（１８）によって取囲まれている特許請求の範
囲第１０項記載の磁気誘導発生器。１５、ケーブル（１６）がプラスチック被覆（１７）を
有しており、このプラスチック被覆上に、プラスチック
製のスリーブ（１８）が架橋によって密に配置されてい
る特許請求の範囲第１４項記載の磁気誘導発生器。１６、スリーブ（１８）の外周面に、互いに並んで配置
された環状突起（１９）が形成されている特許請求の範
囲第１４項記載の磁気誘導発生器。１７、環状突起（１９）が三角形横断面を有している特
許請求の範囲第１６項記載の磁気誘導発生器。１８、子り−：ｌ’（１８）が弾性的なプラスチックか
ら成る特許請求の範囲第１４項記載の磁気誘導発生器。