JPS60155259A - ポリフエニレンエ−テル組成物 - Google Patents

ポリフエニレンエ−テル組成物

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JPS60155259A
JPS60155259A JP940684A JP940684A JPS60155259A JP S60155259 A JPS60155259 A JP S60155259A JP 940684 A JP940684 A JP 940684A JP 940684 A JP940684 A JP 940684A JP S60155259 A JPS60155259 A JP S60155259A
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polystyrene
styrene
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Keiji Suzuki
啓志 鈴木
Shoji Ono
小野 昭治
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐熱性、耐油性、成形加工性に優れた離燃性
ポリフェニレンエーテル組成物に関する。
ポリフェニレンエーテルは機械的性質、電気的性質、耐
熱性が優れておす、シかも吸水性が小さく、寸法安定性
が良い等の性質により、近年、非常に注目されている樹
脂である。しかし、ポリフェニレンエーテル樹脂単独で
は一般に加工性及び衝撃強度が、劣るため多くの工業的
用途においては、ポリスチレン、あるいは、ゴム補強ポ
リスチレンとのブレンP物として使用されている。さら
にこれらポリフェニレンエーテル樹脂にポリスチレンを
配合してなる組成物は耐油性に劣ることも知うれており
、ポリフェニレンエーテル樹脂ニポリアミド及びスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体を配合することにより、耐
油性を良好にせしめたポリスユニレンエーテル組成物が
特開昭57−36150号に提示されている。
しかし、上述のごとくポリフェニレンエーテル樹脂に他
成分を配合することにより得られた組成物は自消性を失
ない、難燃剤の添加が必要となることも知られている。
例えば、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレンの
組成物に対しては、以下の様ガ難燃剤に関する提示があ
る、特公昭49−5220号、特公昭53−418号お
よび特開昭53−73248号には難燃剤として芳香族
リン酸エステルを用いる提示、また、特開昭48−39
014号には芳香族ハロゲン化物と三酸化アンチモンを
用いる提示、また勢公稲昧和ml遥耘追噂、特公昭48
−38768号には芳香族リン酸エステルと芳香族ハロ
ゲン化物および二酸化アンチモンを併用する提示がある
しかし、これらの提示を実行して得られる組成物はいず
れも耐油性に劣るという欠点を有していることは、上述
の通りである。さらに加えて、芳香族リン酸エステルを
添加することにより耐熱性を低下せしめる不利が発生す
る。また、従来、提示された芳香族ハロゲン化物は一般
に熱安定性が悪く熱分解とともに金属腐食性の酸性ガス
が発生すると同時に添加した芳香族ハロゲン化物自身が
樹脂表面にブリードアクトする等実用上好ましくない欠
点を有する。また特開昭57−165448号にはボリ
アx−、vンエーテル樹脂にポリアミド及びスチレン無
水マレイン酸共重合体を配合した組成物に赤リンを添加
する提示があるが、これとても耐熱水性が充分良好とは
込いがたい。
本発明者等は、上述の難燃組成物の欠点を改良し、ポリ
フェニレンエーテル樹脂を主成分とした耐油性良好難燃
組成物を得るべく鋭意検討した結果本発明に到達したも
のである。
即ち、本発明は(a)ポリフェニレンエーテル樹脂ト、
(b)ポリスチレン、(C)ポリアミド及び(d)スチ
レンとα、β−不飽和不飽和デカルの酸無水物および/
またはイミド化物との共重合体よりなる樹脂組成物に(
e)ハロゲン化ポリスチレンおよヒ(f)アンチモン化
合物を配合することにより、耐油性、耐熱性1耐熱水性
、耐金属腐食性、耐ブリー17ウト性のいずれの性質も
良好の難燃組成物が得られることを見出したことにより
完成されたものである。
さらに詳しくは、本発明は、(荀ポリフェニレンエーテ
ル樹脂20〜70重量部、(b)ポリスチレン0〜60
′N量部、(c)ポリアミP5〜70重量部、(d)ス
チレンとα、β−不飽和小胞ルヂン酸の無水物および/
またはα、β−不飽和小胞ルゼン酸のイミド化物との共
重合体3〜40重量部よりなる樹脂組成物100重量部
に対して、(e)下記一般式で示される単量体を重合し
てなる構造のハロゲン化ポ級アルキルハログ/化低級ア
ルキルのいずれかであり、X1〜Xsの少くとも一つは
ハログ/である)リスチレン3〜40重量部、(f)ア
ンチモン含有化合物0〜20重量部を添加してなる組成
物を提供するものである。
本発明にいうポリフェニレンエーテル樹脂とは、(1)
または(II)の一般式で (R1+ R21R,、R41R5及びR6は同−又は
異るtert −ジチル基を除く炭素数1〜4のアルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子又は水素原子などであ
り、R,及びR6は同時に水素原子ではない)表わされ
るくり返し単位を有する単独重合体あるいは共重合体を
あられし、製法は特に限定しないが、例えば銅、マンガ
ンの錯体の存在下に原料フェノールを酸素と反応させる
ことにより得ることができる。
本発明に使用しうるd?9フェニレンエーテル樹脂の具
体例としては、ポリ(2,6−シタチルー1.4−フェ
ニレン)エーテル、ポリ(2,6−ダニチル−1,4−
フエニレンフエーテル、ポリ(2,6−ジクロル−1,
4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジブロム−
1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6
−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−
クロル−6−メチル−1,4−フェニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−6−イツプロビルー1゜4−フェニ
レン)エーテル、ポリ(2,6−ジー n −フロピル
ー1.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−クロル−
6−ブロム−1,4−フェニレン)エーテル、ボIJ(
2−クロル−6−ニチルー1,4−)ユニレン)エーテ
ル、ポリ(2−クロル−6−ニチルー1,4−)ユニレ
ン)エーテル、ポリ’(2i チル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−フェニル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−フェニル−1,
4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−ブロム−6−フ
ェニル−1,4−フェニレン)エーテル及び2.3−6
−ドリメチルフエノール等のアルキル置換フェノールと
例えばり−クレゾール等を共重合して得られるポリフェ
ニレンエーテル構造を主体としてなるポリフェニレンエ
ーテル共重合体等があけられる。更にはこれらにスチレ
ンを主成分とする単量体をグラフトせしめたものでもよ
い。
ポリフェニレンエーテル樹脂は20〜70重量部の範囲
で用いる。20重量部未満では本発明の目的である耐熱
性、耐熱水性が良好とはならない。
また、70重量部を越える場合は、加工性の低下が大き
くなり好ましくない。
本発明に用いるポリスチレンは、ゴム補強ポリスチレン
及び非ザム補強ポリスチレンのいずれでもよい。ゴム補
強ポリスチレンとしてはポリシタジエン、スチレン−ブ
タジェン共重合体、ポリアクリル酸エステル、エチレン
−ゾロピレン−エチリデン共重合体等ゴムの存在下にス
チレンを重合させて得られる、いわゆるハイインパクト
ポリスチレンが通常使用されるが、ポリスチレンにポリ
シタジエン、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン
ブタジェンブロック共重合体および/またはその水素添
加物、エチレンプロピレン共重合体、エチレンープロピ
レンーエチリデンノルゼルネンターポリマー、ポリブテ
ンジム、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、ポリ
インゾレン、天然ゴム、ポナ〜エステルエラストマー等
のザム状弾性体を単独または2種類以上を機械的に混合
したものでもよい。また、本発明におけるポリスチレン
を構成する成分の一部として、オルトメチルスチレン、
パラメチルスチレン、クロルスチレン、エチルビニルト
ルエン等いわゆるスチレン系化合物が含まれていてもよ
い。
ポリスチレンは60重量部以下で用いられ、60重量部
をこえると、耐熱性が低下するとともに、有様溶剤等に
より膨潤しやすくなり好ましくない。
本発明に用いるポリアミドは、ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン610%fイロン11、ナイロン12、ト
リメチルへキサメチレンジアミンとテレフタル酸の共重
合体およびそれらの変性品を単独あるいは2種以上で用
いることができる。
ポリアミ)+1は5〜70重量部で用いられる。5重量
部未満では、耐油性良好とはならず、また70重量部を
こえると、耐熱性、耐衝撃強度が低下し好ましくない。
本発明に用いられるスチレンとα、β−、β−ジカルボ
ン酸の無水物および/または不飽和シカ用出来る。α、
β−不飽和小胞ルゼン酸無水物ハスチレンと共重合でき
るものであればよく、無水マレイン酸、クロロ無水マレ
イン酸、無水シトラコン酸、ブテニル無水コハク酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸等である。不飽和ジヵルゼン酸
のイミド化物との共重合体はスチレンとイミド化物を直
接共重合しても良いが、スチレンと酸無水物との共重合
体をアンモニア、および/または第1級アミンと反応さ
せてイミド化させることもできる。
また第三成分として、スチレンおよびα、β−不飽和小
胞ルデン酸の無水物および/またはα、β−不飽和小胞
lン酸のイミF%化物と共重合可能な他の単量体、例え
ば、メタアクリル酸エステル、アクリル酸エステル、ア
クリル酸、メタアクリル酸、ビニルシアン化合物及びス
チレン以外のスチレン系化合物等を導入してもよい。
ゴム補強体を得るには、ポリブタジエ/、スチレンブタ
ジェン共重合体、水素化スチレンブタジェン共重合体、
アクリロニトリル−ブタジェン共fL合体、エチレン−
プロピレン共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリイ
ソプレン、天然サム等のザム状弾性体の存在下に上記単
量体を重合させるか、あるいはこれ等のザム状弾性体を
機械的に混合させてもよい。
好適な共重合体の例としてはスチレン無水マレイン酸基
1合体、スチレン無水マレイン酸−メタアクリル酸メチ
ル共重合体、スチレンーマレイミr共重合体、スチレン
−Nフェニルマレイミド共重°合体およびこれらのゴム
補強体があげられる。
スチレンとα、β−不飽和不飽和ジノル2ン酸物および
/またはα、β−不飽和小胞ルIン酸のイミド化物は3
〜40重量部で用いられる。3重量部未満では、最終組
成物に於て、良好の相溶状態とはならないため、剥離現
象を起す等脆いものとなってしまい好ましくない。また
40重量部を越えると最終組成物の成形加工性が低下し
て好ましくない。
本発明に用いるハロゲン化ポリスチレンはオリゴマーと
いわれる低分子量のものから三次元構造の無限大の分子
量のものまで広く用いることができ、下記一般式の単量
体によシ得られる重合体であり、あらかじめハロゲン化
されたスチレン系単量体を重合してもよく、スチレン系
単量体を重合させた後ハロゲン化したものでもよく、一
種または二種以上で用いることが出来る。
級アルキル、低級ハロゲン化アルキルのいずれかであり
、Xi”””Xiの少くとも一つはハロゲンである)ハ
ロゲン化ポリスチレンを構成する単量体の具体例トシて
ハ、クロロスチレン、ブロモスチレン、2.6−ジクロ
ロスチレン、2.6−ジプロモスチレン、2,4.ロー
トリブ四モスチレン、2,4.6− トリクロロスチレ
ン、α−メチルークロロスチレ/、α−メチルーゾロモ
スチレン、2.6−X)クロロ−4−メチルスチレン、
2,6−ジプロモー4−メチルスチレン、ペンタクロロ
スチレン、ペンタクロロスチレン、2.6−ブロモ−1
,4−ジビニルベンゼン等があげられる。特に好適なハ
ロゲンは臭素である。
ハロゲン化ポリスチレンの添加量は目標とする難燃性の
程度により決定されるが通常、ポリフェニレンエーテル
樹脂、ポリスチレン、ぼりアミP。
スチレンとα、β−、β−ジカルボン酸の無水物お・よ
び/またはα、β−不飽和小胞ルゼン酸のイミド化物と
の共重合体よりなる樹脂組成物100重量部に対し、3
〜40重量部添加する。3重量部未満では難燃効果はほ
とんど得られず、また、40重量部を越えても効果が増
大するということはない。
本発明に用いるアンチモン化合物は無機でも、有機でも
使用できる。例えば酸化アンチモン、塩化アンチモン、
リン酸アンチモン、KSb(OH)6゜NH48bF、
、 8b8.にSb酒石酸塩、sbカブay酸塩、Sb
 (OOH20H,)3. Sbポリメチレングリコ・
レート、トリフェニルアンチモン等がある。特に好まし
いアンチモン化合物は酸化アンチモンである。
アンチモン化合物の添加量は目標とする難燃性の程度に
より決定されるが、上述ポリフェニレンエーテル樹脂を
主成分とする樹脂組成物100重量部に対しθ〜2Oi
量部添加する。20重量部を°こえて添加しても、さら
にその効果が上昇するということはない。
本発明の組成物に目的に応じて、従来公知の難燃剤、例
えばAt(OH)3等の無機系難燃剤、リン酸エステル
、メラミン系難燃剤等の有機系難燃剤を併用する・こと
が出来る。
また本発明の組成物に従来公知の添加剤、例えばポリブ
テン、低分子量ポリスチレン、ミネラルオイル、エポキ
シ化大豆油、ポリエチレングリコール、脂肪酸エステル
類等の可塑剤、亜リン酸エステル類、ヒンダードフェノ
ール類、アルカノールアミン類、酸アミP類、ジチオヵ
ルノ々ミン酸金属塩類、無機硫化物類、金属酸化物類等
の安定剤、各種紫外線吸収剤、着色剤、離型剤等を一種
または二株以上添加することができる。
さらに本発明の組成物には補強用充填剤を添加すること
が出来、非常に高い剛性、耐熱性を有する充填剤含有組
成物を得ることが出来る。充填剤としては、ガラス維雌
、炭素維雌、アスベスト、ウオラストナイト、炭酸カル
シクム、タルク、雲母、酸化亜鉛、チタン酸カリウム、
酸化チタン、ガラスピーズなどを用いることができる。
本発明の組成物を得る方法としては、押出機、ニーダ−
、ロールミキサー、ノ々ンノ々リーミキサー等で溶融混
合する方法を用いる。溶融混合する場合、全成分を同時
に混合してもよいが、あらかじめ、いくつかの成分を混
合しておいた後、残成分を加えて混合してもよい。− 以下に本発明の実施例をもって説明するが、本発明は以
下の実施例により限定されるものではない。
本実施例中、部は重量部を示す。また物性値は下記の方
法により測定した。
耐熱性:厚さ%“の射出成形試験片を使用しJ I S
 −に7207に従って荷重18.6 Ky 7cm”
で加熱変形温度(以下H,D、T、と略記する)を側御
した。
加工性:280℃、10Kg荷重におけるメルトフロー
レート(以下M、F、R,と略記する)を測定した。
衝撃強さ:厚さ%“の射出成形試験片を使用しA8TM
−D−638に従ってノツチ付アイゾツト衝撃強さを測
定した(測定温度23℃)。
燃焼性:厚さ工/16”の射出成形試験片を使用し、U
L−94垂直燃焼試験を行った。
耐熱水性:アイゾツト衝撃試験用試験片を沸水中に50
0時間浸漬した後の試験片の外観の変化と、アイゾツト
衝撃強さの低下度合(浸漬前の値に対する保持率%)で
判定した。
シリーr試験:100℃のギヤーオーブン中に厚さ%”
の射出成形試験片を500時間放置した後、試験片表面
のシリ−ドアウド発生の有無を観察した。
対金属腐食性:シリ++ h%試験用試験片に厚さ1m
mの真ちゅう板を密着させこれをフランジで止めたもの
をioo℃のギヤーオーブン中に500時間放置した後
、真ちゅう板の試験片接触面の変化の有無を観察した。
耐油性:アイゾツト衝撃試験用試験片をシクロヘキサン
中に24時間浸漬した後の試験片の外観変化と、アイゾ
ツト衝撃強さの低下度合(浸漬前の値に対する保持率%
)で判定した。
また本実施例中で使用した原料は以下の通りである。
ポリフェニレンエーテル:ηsp/c=0.60 (ク
ロロホルム5%溶液)のポリ(2,6−シメチルフエニ
レンー1,4−エーテル)。(以下PPEと略記する) スタイロンQH405:旭化成工業(株)製ハイイン・
セクトポリスチレン スタイロン685:旭化成工業(株)製ボリスチレ/ダ
イシーク+232:AROOポリマー社製スチレン−無
水マレイン酸共重合体(無水マレイン酸含量10%) ダイシーク+332二同上(無水マレイン酸含量15%
) グイラーク−1)250:AR(30ポリマー社製ゴム
補強スチレン−無水マレイン酸共重合体 スチレン−N−フェニルマレイミr共重合体: N−フ
ェニルーマレイミP含量10%のものを試作重合して使
用した(以下SPMIと略記する) アミラン+1017 :東しく株)製ナイロン6レオナ
13008 :旭化成工業(株)族ナイロン66KRA
TON−G1650 : 5HELL社製水素添加化ス
チレンブタジェンブロック共重合体 タフプレン:旭化成工業(株)製スチレンーブタジェン
ブロック共重合体 パイロチニラ、%68PB :8産フェロ有機化学(株
)製ポリ(2、4、6−) IJブロムスチレン)EB
−soo:検氷化学(株)製架橋型ポリスチレンのブロ
ム化物 デカゾロ:検氷化学(株)族デカブロモジフェニルエー
テル ノーノ々レット120:燐化学工業(株)裂きリン三酸
化アンチモン スミライザーBHT :住友化学(株)族2,6−ジタ
ーシャリ−ブチル−4−メチルフェノール (実施例1) PPE 30部、スタイロンQH40520部、スタイ
ロン685 10部、ダイラークナ232 10部、ア
ミラン+101730部、パイロチェック68PB 1
2部、三酸化アンチモン3部をドラムシレンダ−で均一
に混合した後、3011112軸押出機を用い280℃
で押出し造粒を行ない、組成物ペレットを得た。
これを5オンス射出成形機を用いて280℃で射出成形
し、試販片を得、試験に供し、以下の結果を得た。
H,D、T、 115℃、M、F、R,6,2P/10
分、アイゾツト衝撃強さ18KIF−α/a−難燃性難
燃性ランクマー1た。°また潜水中に500時間浸漬後
、試験片表面に変化は観察されず、アイゾツト衝撃強さ
は16.2Kg・cIn/crn(保持率90%)と高
い値を示していた。
またシクロヘキサンによる耐油性試績に供した後も試験
片表面にはクランク発性膨潤等の変化は、観察されず、
アイゾツト衝撃強さは17.315・〜6(保持率96
%)と高い値を示していた。また、ioo℃のギヤオー
ブン中に試験片を500時間°放置した後、試験片表面
を観察したが、何ら変化は認められなかった。また、試
験片に真ちゅう板を定着させ、これを、100℃のギヤ
オープン中に500時間放置した後真ちゅう板表面を観
察したが、変色等の変化は認められなかった。
(実施例2) PPE 60部、スタイロンQH40510部、ダイラ
ーク+23210部、アミ2ン≠1017 20部、ノ
ぞイロチェック68FB 12部、三酸化アンチモン3
部を実施例1の方法で押出し造粒を行ない、成形した後
試験に供した。結果は以下の様であった。
H,D、T、 144℃、MFR2,1’/10分、ア
イゾツト衝撃強さ21Kg・eln/Cm難燃ランクv
−1、耐熱水試験:試験片表面に変化なし、アイゾツト
衝撃強さ20.5 Kt−儒/an(保持率98χ)、
耐油性試験:試験片表面に変化なし、アイゾツト衝撃強
さ18.4助・crn/cm(保持率92%)、ブリー
ド試験二変化なし、対金属腐食試験:真ちゅう板表面変
化なしく実施例3) 実施例1に於いてダイラーク+232をダイラーク÷3
32にパイロチェック68PBを、EB800に置き替
え実施例1と同様の評価に供し表−1の結果を得た。
(実施例4) 実施例1に於いてダイラーク÷232をダイラーク+2
50にパイロチェック68FBをEB800に置き替え
実施例1と同様の試験に供し表−1の結果を得た。
(実施例5) 実施例1に於いてアミランナ1017をレオナ1300
8に置き替え、実施例1と同様の試験に供し表−1の結
果を得た。
(実施例6) PPE 30部、ダイラーク+、232 17部、アミ
ラフ +10175g部、IIATON1650 3部
、Aイ日チェック68FB 35部、三酸化アンチモン
1o部を実施例1と同様の方法で押出し造粒し、成形し
た後試験に供し表−2の結果を得た。
(実施例7) PPP 30部、スタイoyQH4052部、メイラー
クΦ23235部、アミラン+101730部、KB、
人TON1650 3部、パイロチェック68PB 1
2部、三酸化アンチモン3部を実施例1と同様の方法で
押出し造粒し、成形した後試験に供し表−2の結果を得
た。
(実施例8) 実施例1に於て、パイロチェック68PB 12部、三
酸化アンチモン3部をパイロチェツク68PB35部に
置き替え、実施例1と同様の試験に供し表−2の結果を
得た。
(実施例9) PPE 60部、QH40512部、ダイラークナ23
25部、アミランナ101710部、タフプレン3部、
ノぞイロチェック68PB 7部、三酸化アンチモン5
部、スミライザーBHT0.1部を実施例1と同様の方
法で押出し造粒し、成形した後、試験に供し、表−2の
結果を得た。
(実施例10) 実施例1に於いて、ダイラーク+232を8部MIに置
き替え実施例1と同様試験に供し、表−2の結果を得た
(実施例11) PPB 40部、スタイロン68515部、ダイラーク
+23215部、アミ2ン+101730部、パイロチ
ェック68FB、二酸化アンチモン3部を実施例1と同
様の方法で押出し造粒し、成形した後試験に供し表−2
の結果を得た。
(比較例1) PPB 75部、ダイシーク+2325部、アミラン+
101720部、ノぞイロチェック68FB 12部、
三酸化アンチモン3部を実施例1の方法で押出造粒し、
得られた組成物のM、F、R,を測定した所、0.42
710分ときわめて低い値であった。
(比較例2) 実施例1に於てPPB 30部、アミラフ410173
0部をPPE 10部、アミランナ1017に置き替え
て試験に供した、結果は表−3の通りであった。
すなわち、H,D、T、が、70’Cときわめて低いも
のとなり、さらに耐熱水試験に供した試験片は変形して
いた。
(比較例3) 実施例1に於いてスタイロンQH40520m、/イラ
ーク+232 10部をスタイoyQH40528部、
ダイシーク+2322部に置き替え試験に供し表−3の
結果を得た。アイゾツト衝撃強さは5.2〜・aI/I
1mと低い値しか得られず、試験片の破断面には剥離現
象が観察された。
(比較例4) 実施例1に於て・セイロチェック68PB 12部、三
酸化アンチモン3部をパイロチェック2部に置き替え試
験に供し、表−3の結果を得た。難燃性の組成物が得ら
れなかった。
(比較例5) 実施例1に於てスタイロンQB40520部、スタイロ
ン68510部、ダイラーク+23210部、アミラン
ナ101730部をダイラーク+23245部、アミラ
ン+101720部、KRATON16505部に置き
替え、実施例1の方法で押出造粒し得られた組成物のM
、F、Rを測定した所0.7P/10分ときわめて低い
数値であった。
(比較例6) 実施例1に於いてQH40520部、アミランナ101
730部をスタイロンQH40546部、アミ2ン+1
0174部に置き替えて、試験に供し表−4の結果を得
た。耐油性テストに供した試験片にはクラックが発生し
ており、該試験片のアイゾツト衝撃強さも1o、s K
f−cm/cWi(保持率57%)と大巾に低下した。
(比較例7) 実施例1に於いてパイロチェック12部をデカゾロ12
部に置き替え試験片に供し表−4の結果を得た。ブリー
ド試験に供した試験片表面は白色の微粉末により白く変
化していた、この白色微粉末は指でこすると取れた。ま
た、対金属腐食試験に供した真ちゅう板の樹脂と密着さ
せていた面は黒つほく変色していた。
(比較例8) 実施例1に於いて、パイロチェック68P’B 12部
、二酸化アンチモン3部をノーパレット1203部に置
き替えて試験に供し表−4の結果を得た。
耐熱水性試験に供した試験片表面には細かいつぶ状のふ
くらみが多数発生し、該試験片のアイゾツト衝撃強さは
8.4紛・3/crn(保持率56%)と大巾に低下し
ていた。
(比較例9) PPB 15部、ダイシーク+2325部、アミランナ
1017 80部、ノぞイロチェック68PB 12部
、三酸化アンチモン3部を実施例1の方法で押出し造粒
し、試験に供し、表−4の結果を得た。H,D、Tが8
0℃と低く、アイゾツト衝撃強さも3.0ときわめて低
いものであった。また耐熱水性試験に供した試験片は変
形していた。
手続補正書(自発) 昭和59年7月et日 特許庁長官 志 賀 学 殿 L 事件の表示 昭和59年特許願第 9406 号2
 発明の名称 ポリフェニレンエーテル組成物 a、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号生 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 j何ぺl・′、 □“〜≦り・ 五 補正の内容 (1)明細書第5頁第16行の「・・・・・・・・・・
−の酸無水性およ」を「・−・−・・・・・・−の無水
物およ」に訂正する。
(2) 同第5頁の「チモン化合物を・・・・・・・・
−・・・、」を「チモン含有化合物を・・・・・・・・
・・・・、」に訂正する。
(13(II) (4)同第10頁第13行の「・・・・・・・・・・・
・ポリアミドは。
ナイロン6.す」を「・−・・・・・・・・・ポリアミ
ドは、例″えば、ナイロン6、す」に訂正する。
(句 同第11頁第18行の「また第三成分として、」
を「また構成成分として、」に訂正する。
(6)同第12頁第1行の「レン系化合物等を導入して
もよい。Jtrし/系化合物等な一種または二種以上導
入してもよい。」に訂正する。
(7)同第xi頁第18行の「・・・・・・・・・・・
・アンチモン化合物は・・・・・・・・・、」を「−・
・・・・・・・・−・アンチモン含有化合物は・・・・
・・・・・、」に訂正する。
(8)同第15頁第11行の「本発明の組成物に目的に
応じて、」を「本発明の組成物には目的に応じて、」に
訂正する。
(9)同第16頁第7行の「とじては、ガラス維i11
・・・・−・・・・・−・、アスベスト、」を「として
は、ガラス繊維、炭素繊維、各種金属繊維、各種金属フ
レイク、アスベスト、」に訂正する。
(転)同第16頁第10行の「・・−・・・・・・を用
いることができる。」を「・・・・・・・・・を用いる
ことができる。充填剤として炭素繊維等の導電性充填剤
を選べば、導電性、電磁波シールド性等の機能を付与で
きることは1本発明の組成物においても例外ではない。
」に訂正する。
α優 同第21頁第5行のr ・−−−−・・・クラン
ク発生膨潤等・−・−、Jを「・・・・・・・−クラッ
ク発生、膨潤等・−・・・・・・・・・・・・、」に訂
正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) (a) ポリフェニレンエーテル樹脂20〜7
    0重量部(b) ポリスチレン 0〜60重量部(C)
     ポリアミF″ 5〜70重量部(d) スチレンとα
    、β−不飽和小胞ルゼン酸の無水物および/またはα、
    β−不飽和小胞ル?ン酸のイミド化物との共重合体3〜
    40重量部よりなる樹脂組成物ioo重量部に対しくe
    ) 下記一般式の単量体を重合してなる構造を有するハ
    ロゲン化ポリスチレン3〜40重置部入3 はビニル、ハロゲン、水 素、低級ハロゲン化アルキル、低級アルキルのいずれか
    であLXx〜X、の少くとも一つはハロゲンである) (f) アンチモン含有化合物0〜20重量部を添加し
    てなる組成物 (2) ポリスユニしンエーテル樹脂が下記の一般式 
    、で表わされるくり返し単位を有する重合体の中から選
    択 素原子などを示す) されるものである特許請求の範囲第(1)項記載の組成
    物 (3) ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−シメ
    チルー1.4−フェニレン)エーテルでアル特許請求の
    範囲第(1)項記載の組成物(4) α、β−不飽和不
    飽和ジノル2ン酸物が無水マレイン酸である特許請求の
    範囲第(1)項記載の組成物 (5) α、β−不飽和小胞ルIン酸のイミド化物がN
    −フェニルマレイミドである特許請求の範囲第(1)項
    記載の組成物 (6)ハロゲンが臭素である特許請求の範囲第(1)項
    記載の組成物
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134058A (ja) * 1984-07-27 1986-02-18 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリアミド樹脂組成物
JPS62100551A (ja) * 1985-10-25 1987-05-11 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 熱可塑性樹脂組成物
JPS62161853A (ja) * 1986-01-13 1987-07-17 Denki Kagaku Kogyo Kk 熱可塑性樹脂組成物
EP0276988A2 (en) * 1987-01-27 1988-08-03 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Flame-resistant polyamide resin composition
JPH0299562A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Asahi Chem Ind Co Ltd ポリフエニレンエーテル組成物

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