JPS60140243A - 湿し水不要平版印刷版の現像方法 - Google Patents

湿し水不要平版印刷版の現像方法

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JPS60140243A
JPS60140243A JP24987383A JP24987383A JPS60140243A JP S60140243 A JPS60140243 A JP S60140243A JP 24987383 A JP24987383 A JP 24987383A JP 24987383 A JP24987383 A JP 24987383A JP S60140243 A JPS60140243 A JP S60140243A
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brush
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浅野 昌也
Shigeo Abiko
安孫子 繁雄
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、湿し水不要平版印刷版の現像方法に関し、更
に詳しくはシリコーンゴム層を最上層とする湿し水不要
平版印刷版の現像方法に関する。
[従来技術] シリコーンゴム層を最上層とする湿し水不要平版印刷版
としては1例えば特公昭46−16044号、特公昭5
4−26926号、特開昭56−80046号などに提
案されているものが上げられる。
これらの湿し水不要平版印刷原版は、公知の゛方法によ
り画像露光が施された後に現像される。最も好ましい現
像方法としては、特開昭55−156947および特願
昭58−13961に記載されているように、適当な処
理液を用いて前処理を施した後、水または水を主成分と
する現像液の存在下で版面をこす・ることにより1画線
部のシリコーンゴム層を除去するものである。かかる現
像方法で行なわれる手肌像は9手現像パッドなどに現像
液をしみこませた99版面を現像液でぬらした後。
手肌像パッドで版面をこすって画線部のシリコーンゴム
層を除去するという方式である。また、自動現像機を用
いる現像は1画像露光された印刷原版をロールで搬送し
ながら9版面に接するように配置された1〜3本の回転
ブラシロールでこすって0画線部のシリコーンゴム層を
除去するものである。
このように、湿し水不要平版印刷版の現像に現像パッド
や現像ブラシを用いるのは1表層のシリコーンゴムが一
般に現像液に不溶性であるため。
除去するには機械的な力でこすり取ることを必要とする
からである。従って、このような現像方法において現像
パット°や現像ブラシに過剰なこすシカが加えられた場
合には、非画像部のシリコーンゴム層が損傷され、いわ
ゆるブラシ傷が生じる。
また、パッドやブラシに異物がかみこんだ場合も同様に
シリコーンゴム層に傷がつく。いずれの場合でも、その
まま刷版として用いると微小欠点の多い印刷物しか得ら
れず、現像方法の改良が必要である。さらに9版面から
除去されたシリコーンゴムの微粒子がブラシやパッドに
付着し、かかるシリコーンゴムが付着したパッドやブラ
シで画線部をこすると画線部がシリコーン成分で汚染さ
れ。
その結果9画線部のインキ着肉性が低下するという問題
点がある。
〔発明の目的〕一 本発明の目的は、上記の如き従来技術の欠点を解消し、
非画像部のシリコーンゴム層を損傷せしめたシ、あるい
は画線部のインキ着肉性を低下せしめることのない現像
方法を提供するものである。
〔発明が構成〕
−本発明者らは、上記の問題点を解決すべく鋭意検討し
た結果、以下に述べる本発明に到達した。
すなわち本発明は、シリコーンゴム層を最上層とする湿
し水不要平版印刷版を現像パッドや現像ブラシでこ子り
現像する際に、あらかじめ現像パッドや現像ブラシを界
面活性剤で処理しておく方法。
該湿し水不要平版印刷版を界面活性剤で処理しておく方
法および現像液に界面活性剤を添加する方法のうち、少
なくとも1つの方法を用いて現像することを特徴とする
湿し水不要平版印刷版の現像方法に関するものである。
更に本発明の内容を詳しく説明する。
本発明における湿し水不要平版印刷版の基板としては、
厚さが10μ〜2−9好ましくは50μ〜500μの紙
、プラスチックフィルムもしくはシート、ゴムなどの弾
性体シート、アルミなどの金属板、あるいは紙とプラス
チックフィルム、金属板上ゴムシートなどの貼シ合せ複
合材、更にはこれらのメッキまたはコーティングなどの
表面処理をしたものなどが用いられる。
本発明におけるシリコーンゴム層としては、厚さが0.
1〜50μ、好ましくは0.5〜10μで。
公知の室温硬化型あるいは低温硬化型といわれるシリコ
ーンゴムが好適である。これらのシリコーンゴムは線状
有機ポリシロキサンを主成分とするもので1通常架橋剤
および触媒などが添加されるのが一般的である。また本
発明におけるシリコーンゴム層は、感光性を有するもの
、あるいは感光性を有しないもののいずれであっても良
い。感光性を有するものは有機ポリシロキサン化合物と
公知の感光性を有する化合物とを化学反応させるか。
または混合することによって得ることができる。
本発明における湿し水不要平版印刷版は、基板に裏打ち
されたシリコーンゴム層を最上層とするものであるが、
基板とシリコーンゴム層との間に種々な目的をもった中
間層を介在せしめることが可能である。最も代表的な中
間層としては、光反応性を有する感光層である。かかる
感光層としては、光重合性または光接着性層および光可
溶性または光剥離性層が挙げられる。これらの中間層は
必要ならば接着層を介して基板と結合しておシ。
さらにシリコーンゴム層とは基板面とほぼ平行な界面で
、必要ならばプライマ一層を介して接している。中間層
の厚みは任意であるが、好ましくは100μ以下であり
、50μ以下のものがさらに有用である。
光重合性または光接着性層の代表例としては。
以下に示すような組成を有するものを挙げることができ
る。
(11沸点100℃以上の光重合性不飽和モノマーある
いはオリゴマー 1.0〜999重量部(2) 光増感
剤 0.1〜20.0重量部(3) 必要に応じて熱重
合禁止剤 0.01〜10重量部 (4) 必要に応じて光重合層の形態保持のための充填
材としてポリマーあるいは無機粉末0.01〜95.0
重量部 光可溶性または光剥離性層の代表例としては。
公知のキノンジアジド°構造を含む物質から構成される
ものが挙げられる。上記キノンジアジド類からなる光可
溶性層および該キノンジアジド類を多官能化合物で架橋
せしめるか、あるいは該キノンジアジド°類の活性基を
単官能化合物で変性し、現像液に難溶もしくは不溶とす
ることによって光剥離性層が得られる。
本発明に使用される現像液としては、一般に水なし平版
に提案または実用されているものは、いずれでも用いら
れるが、特に好ましくは水または水音主成分とするもの
で、水の含有量は30%以上、好ましくは50%以上1
00%からなる現像液である。現像液のその他の成分と
しては、有機溶剤、無機塩基、有機塩基、有機酸などを
含む。
さらに、現像性を向上せしめるために9種々の前処理を
施すことが可能である。前処理の例としては、シリコー
ンゴム層を膨潤させうる溶剤や9画線部の感光層を一部
または全部を溶出せしめる溶剤、および塩基などを用い
て版面を濡らすことがあげられる。かかる前処理の後、
上記の現像液を用いて現像する方式が適用できる。
本発明に使用される手現像バッドとしては1例えば3M
社製デペロツピングパッド、“ンフパット゛″(大日本
スクリーン製不織布)、ガーゼなどのような綿布様物が
使用される。
本発明の現像ブラシとしては、直径20〜500μのプ
ラスチック糸状物あるいは動物の毛などのブラシ素材を
、プラスチックシートや不縁布などの基材に植え込んだ
ものが使用される。また、現f&’ ブラシをロールに
取シ付けたブラシロールとしては、上記のブラシ素材を
プラスチックあるいは金属などの芯に放射状に植えこん
だものが一般的であるが、上記ブラシ素材を基材に植え
込んぞものを芯に巻いたものでも良く、更には上記ブラ
シ素材をプラスチックあるいは金属の溝型材に列状に植
え込んだものを芯に取シっけたものなどでも良い。
本発明に使用される界面活性剤としては1分子中に疎水
基と親水基を有するもので、疎水基の種類としては、(
a)脂肪族炭化水素基(ブチル基、ラウリル基、オレイ
ル基などのアルキル基、アルケニル基) 、 (b)芳
香族炭化水素基(ナフタリン、フェニルフェノール、フ
ェニルなどのアリール基)。
(C)脂肪族の側鎖のある芳香族炭化水素基(ドデシル
ベンゼン、ノニルフェノールな(!: ) 、(d)M
水幕の中に弱親水幕をもつもの(ヒマシ油脂肪酸、オレ
イン酸ブチルエステル、ポリプロピレングリコールなど
)が好ましい。親水基の種類としては。
(イ)アニオン界面活性剤(カルボン酸塩、硫酸エステ
ル塩、スルホン酸塩、燐酸エステル塩)、(ロ)カチオ
ン界面活性剤(第1級アミン塩、第2級アミン塩、第6
級アミン塩、第4級アンモニウム塩)。
(ハ)両性界面活性剤(アミ゛)酸型、ベタイン型)。
(ロ)非イオン界面活性剤(ポリエチレングリコール型
、多価アルコールの脂肪酸エステル型)が好ましい。最
も好ましい界面活性剤としては、疎水基として(a) 
、 (c) 、 (d) 、親水基として(イ)、(ロ
)、(ロ)を分子中に含むものである。例えば。
0)アニオン界面活性剤 高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルポリオキ
シエチレン硫酸エステル塩、硫酸化脂肪酸およびそのエ
ステル、硫酸化オレフィン、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルフェ
ニルポリオキシエチレンスルホンi塩、 高級アルコー
ルリン酸エステル塩など。
(ロ) カチオン界面活性剤 高級アルキルアミン塩、高級アルキルアミンエチレンオ
キサイド付加物、アルキルトリメチルアンモニウム塩、
アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルビ
リ弛つム塩など。
に)非イオン界面活性剤 ポリエチレングリコール型として高級アルコールエチレ
ンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキ
サイド付加物、脂肪酸エチレンオキザイト°旬加物、脂
肪酸アミドエチレンオキサイドド付加物,高級アルキル
メルカプタンエチレンオキサイド°付加物,多価アルコ
ール脂肪酸エステルエチレンオキサイド°付加物、油脂
のエチレンオキサイド°付加物。
多価アルコールの脂肪酸エステル型として高級脂肪酸の
グリセリン中エステル、脂肪酸のグリコールエステル、
脂肪酸のペンタエリスリトールエステル、脂肪酸の蔗糖
エステル、脂肪酸のソルピタンオヨヒマンニタンエステ
ル などである。
これらの界面活性剤の1種または2種以上で処理した現
像パッドや現像ブラシを用いて現像するか、または現像
に先だって画像露光した印刷原版をこれらの界面活性剤
の1種または2種以上で処理するか、または現像液にこ
れらの界面活性剤の1種または2種以上を添加する方法
のうち、少なくとも1つの方法を用いて現像する。
現像パッドや現像ブラシを界面活性剤で処理するには9
例えば、1種または2種以上の界面活性剤を含む溶液ま
たは分散液に、これらのパッドやブラシを浸漬するか、
あるいは充分な量の処理液をふシかけて均一に濡らした
後、風乾または熱風で乾燥すればよい。
また9画像露光した印刷原版を界面活性剤で処理すると
いうことは、1種または2種以上の界面活性剤を含む溶
液または分散液に、印刷原版を浸漬するか、あるいは充
分な量の処理液をふシかけて均一に濡らした後9版面を
ゴムブレードでスキージをするかあるいは風乾すること
である。しかる後に、現像に供する。現像性を向上させ
る目的。
あるいは他の目的のために適当な処理液を用いて前処理
を施す必要がある場合は、前処理液にこれらの界面活性
剤の1種または2種以上を含ませておくことが界面活性
剤で印刷原版を処理せしめる上で好ましい。
〔発明の効果〕
界面活性剤で処理した現像パッドや現像ブラシを用いる
か、または画像露光した印刷原版も現像にさきだって界
面活性剤で処理するか、または現像液に界面活性剤を添
加する方法のうち、少なくとも1つの方法を用いて現像
する本発明の現像方法は次のような利点を有する。
(1) 界面活性剤がパット°やブラシとの版面の間に
介在すると、過剰なこすシカが加えられた場合。
界面活性剤はパッドやブラシあるいは異物から版面に加
わる力を弱める効果がある。その結果、シリコーンゴム
層がパッドやブラシ、あるいは異物などによって損傷を
受けにくくなシ、微小欠点の少ない印刷版が得られる。
(2〕 版面から除去されたシリコーンゴムの微粒子が
ブラシやパッドに堆積しなくなるので、シリコーンかす
の非画線部への付着が少ない印刷版が得られる。
(3) ブラシやパット°に版面から除去されたシリコ
ーンゴム微粒子が堆積しないので2画線部がシリコーン
ゴム微粒子で汚染されない。そのため画線部のインキ天
肉性が良好となる。
以下に実施例によυ本発明の内容をさらに詳しく説明す
る。
実施例1.比較例1 厚み0.24mmのアルミ板(住友軽金属製)にフェノ
ールホルムアルデヒドレゾール樹脂(スミライトレジン
PC−1.住友デュレズ製)を2μの厚みに塗布し、1
90℃、6分間キュアしたものを基板として、この上に
下記の感光性組成物を塗布し、120℃、2分間加熱処
理して厚さ2μの光剥離性感光層を設けた。
fl+ ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホ
ン酸とフェノールホルムアルデヒド0ノボラツク樹脂の
部分エステル(IR法によるエステル化。
度47%> ioo重量部 +21 4,4’−ジフェニルタタンジイソシアネート
50重量部 (3) ジブチル錫ジラウレート0.2重量部(4) 
ジオキサン 740重量部 続いてこの上に下記の組成のシリコーンゴム組成物を回
転塗布後、120℃、露点3D’0.2分間湿熱硬化さ
せて2μのシリコーンゴム層を設けて、湿し水不要平版
印刷原版を作製した。
(1) ジメチルポリシロキサン(分子量約25,00
0゜両末端水酸基) 100重量部 (2) ビニルトリ(メチルエチルヶトオギシム)シラ
ン 8重量部 (3) ジプチル錫ジアセテート0.2重量部(4) 
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン1重量部 (5) アイソパーE(エクソン化学展、脂肪族炭化水
素系溶剤) 1.8 Q 0重量部かかる湿し水不要平
版印刷原版にメタルハライド9ランプ(岩崎電機■製ア
イト0ルフィン2000 )を用い、1mの距離でUV
メーター(■オーク製作所ライトメジャータイプUV−
402A)で11mW/♂の照度で全面露光を6秒施し
た。
上記のように全面露光をして得られた湿し水不要平版印
刷原版に、150線/インチ、2%から98係の網点を
有するグラデーションネガフィルムを真空密着し、それ
を通して上記のメタルハライドランプを用いて、1mの
距離から60秒画像露光することによって画像形成能を
有する湿し水不要ネガ型平版印刷原版を得た。
次イで、塩基処理液(メチルカルピトール/モノエタノ
ールアミン−100重量部75重量部)を満たした平型
バットに、上記の露光済版を1分間浸漬する。浸漬後ゴ
ムスキージで版面および裏面に付着した塩基処理液を除
去した後、1本のブラシロールを有する自動現像機を用
いて現像を行なった。ブラシロールはナイロン6・10
製、単糸径200tt+毛足長さ15mm、外径130
皿のものを用いた。
あらかじめ、水/メチルカルピトール180重量部/2
0重量部、ノニルフェニルポリオキシエチレンスルホン
酸アンモニウム塩(第−工業製薬製) 1.25%を含
む溶液でブラシを処理した後。
−昼夜風乾しておく。界面活性剤で処理しないブラシの
場合を比較例1とする。
現像液として、水/メチルカルピトール/ブチルカルピ
トール寓80重量部716重量部/4重区部から成る水
溶液をシャワーパイプからふシかけて、ブラシロール全
印刷原版の進行方向と同一方向にこするよう1分間に6
00回転させ、40eIIIZ分の速度で搬送した。
画像露光された部分のシリコーンゴム層のみが除去され
、感光層が露出し、全面露光のみをされた部分に′はシ
リコーンゴム層が強固に残存している。この印刷版をオ
フセット印刷機(ハマタスター)にとりつけ、東洋イン
キ製”ウルトラ70紅”を用いて、湿し水を脂ないで印
刷したところ、2%〜98%の網点再現域を有し、かつ
版面の損傷による微小欠点のない印刷物が得られた。
一方、ブラシロールを界面活性剤で処理しない比較例1
の場合は、2チル98%の網点を再現しているが、非画
像部にブラシ傷と思われる微小欠点が印刷版と印刷物に
認められた。
実施例 実施例1と同様に製造し1画像露光を施し印刷原版を、
塩基処理(メチルカルピトール/モノエタノールアミン
−100重量部75重量部)する。
次いで、実施例1に記載の現像液に、ノニルフェニルポ
リオキシエチレンスルホン酸アンモニウムム塩(第一工
業製薬)を0.5チ添加した現像液を用いて、実施例1
と同様の自動現像機を用いて(ブラシロールは界面活性
剤で処理していない)。
現像することによって印刷版を得た。
この印刷版を実施例1と同様に、湿し水を用いないで印
刷したところ、網点再現域は2係〜98俤を再現し、微
小欠点のない印刷物が得られた。
実施例6.比較例2 実施例1と同様に製造し画像露光を施した印刷原版を、
下記の組成を有する塩基処理液を用いて1分間浸漬する
(]) ジエチレングリコール 100重量部(2) 
モノエタノールアミン 5重量部(3) ポリプロビレ
yグリコールモ/ブチルエーテル(分子量1soo、三
洋化成製) 3重量部(4)ノニルフェニルポリオキシ
エチレンスルホン酸ナトリウム塩(第−工業製薬製) 
6重量部浸漬後ゴムスキージで版面および裏面に付着し
た塩基処理液を除去した後、実施例1に記載の自動現像
機を用いて、水で現像した。
得られた印刷版を実施例1と同様の条件で印刷したとこ
ろ。2%〜98%の網点再現域を有し。
かつ版面の損傷による微小欠点のない印刷物を得た。
一方、比較例2として、ジエチレングリコール/モノエ
タノールアミン/ポリプロピレングリコールモノブチル
エーテルw100重量部15重量部/6重量部から成る
塩基処理液を用いて、1分間浸漬した後、水で現像した
。この印刷版を上記と同様の条件で印刷したところ、印
刷版は2%〜98%の網点を再現しているが。非画像部
にブラシ傷と思われる微小欠点が認められた。
実施例4.比較例6 アルミニウム板上に9次の組成を有する厚さ4μの光接
着性感光層を設けた。
(1) ポリウレタン、インプラニルELN(バイヤー
社製) 56重量部 (2) メタクリル酸グリシジルとキシリレンジアミン
の4モルフ1モル付加反応物 40重量部(3) ミヒ
ラー氏ケトン 4重量部 この光接着性感光層の上に次の組成を有するシリコーン
のI Dq4n−ヘキサン希釈液を塗布し。
50℃熱風中で乾燥して厚さ2μのシリコーンゴム層を
設けた。
(1) ジメチルポリシロキチン(分子量約80.OD
D。
両末端水酸基) 100重量部 (2) メチルトリアセトキシシラン 5重量部(3)
 酢酸ジブチル錫 0.2重量部上述のように作製した
生版に厚さ10μのポリエチレンテレフタレートフィル
ム「ルミラー」(東し■製)をラミネートして印刷原版
とした。
この印刷原版に網点面積率を段階的に変えfc(150
線、2qb〜98係)ポジフィルムを密着し。
3 k Wの超高圧水銀灯(オーク製作断裂)で1mの
距離から90秒露光した。
露光板からラミネートしであるフィルムを取シ除き、ポ
リプロピレングリコール(分子量200)/ノニルフェ
ニルポリオキシエチレンスルホン酸ナトリウム塩−90
重量部/10重量部から成る処理液を版面全体に均一に
なるように塗布した。
その後処理液をふきとシ、実施例1に記載の自動現像機
を用いて、水で現像をおこなったところ。
画線部のシリコーンゴム層が剥離し、感光層が露出した
。一方、非画像部のシリコーンゴム層は強固に感光層と
接着し残存していた。
この印刷版をオフセット印刷機(ハマダスター)にとシ
つけ、東洋インキ製“アルボG−6藍”を用いて、湿し
水を用いないで印刷したところ、1枚目からインキ着肉
性が良好で、かつ2係〜98チの網点再現域を有する印
刷物が得られた。
一方、比較例6として、前処理液がポリプロピレングリ
コール(分子量200)のみからなるものを使用する以
外は、実施例4と全く同様に製版して得られた印刷版で
印刷したところ、インキ着肉性の悪い印刷物しか得るこ
とができなかった。
しかし、この印刷版を、アイソパーEで濡らしたガーゼ
などで拭いてやることによって、インキ着肉性は回復し
、2係〜98)係の網点を再現していることを確認した
これらの印刷版の画線部をESCA分析したところ、実
施例4の場合は、Si/CのF!SCAパラメータは0
.049であったが、比較例6では。
0、091であシ9画線部にシリコーン成分が多量に0
着していることがわかった。これをアイソバールで拭い
た場合は、このパラメータが0.016に低下しており
9画線部のシリコーン成分量とインキ着肉性の結果と一
致する。
特許出願人 東し株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シリコーンゴム層を最上層とする湿し水不要平版印刷版
    を現像する際に、あらかじめ現像パッドや現像ブラシを
    界面活性剤で処理しておく方法。 該湿し水不要平版印刷版を界面活性剤で処理しておく方
    法および現像液に界面活性剤を添加する方法のうち、少
    なくとも1つの方法を用いて現像することを特徴とする
    湿し水不要平版印刷版の現像方法。
JP24987383A 1983-12-27 1983-12-27 湿し水不要平版印刷版の現像方法 Granted JPS60140243A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343739A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Konica Corp 湿し水不要感光性平版印刷版の現像処理方法
JPH0343738A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Konica Corp 湿し水不要感光性平版印刷版の現像処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343739A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Konica Corp 湿し水不要感光性平版印刷版の現像処理方法
JPH0343738A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Konica Corp 湿し水不要感光性平版印刷版の現像処理方法

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JPH0261731B2 (ja) 1990-12-20

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