JPH0740134B2 - 水なし平版製版用処理液 - Google Patents
水なし平版製版用処理液Info
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- JPH0740134B2 JPH0740134B2 JP15404587A JP15404587A JPH0740134B2 JP H0740134 B2 JPH0740134 B2 JP H0740134B2 JP 15404587 A JP15404587 A JP 15404587A JP 15404587 A JP15404587 A JP 15404587A JP H0740134 B2 JPH0740134 B2 JP H0740134B2
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- Japan
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- plate
- weight
- image
- silicone rubber
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水なし平版製版用処理液に関するものであり、
特に塗布性および塩基処理に優れた水なし平版の製版用
処理液に関するものである。
特に塗布性および塩基処理に優れた水なし平版の製版用
処理液に関するものである。
[従来技術] 感光層、シリコーンゴム層からなる水なし平版印刷版と
しては、種々のものが知られている。中でも、支持体上
にキノンジアジド構造を含む物質を構成成分とする感光
層およびシリコーンゴム層をこの順に設けてなる画像形
成用積層体を、塩基処理することによって、ネガ、ポジ
両性タイプの水なし平版印刷版を得る方法は、特開昭59
-17552に開示されているように、水なし平版印刷版の画
像再現性、耐溶剤性、現像性などを含めた現像ラチチュ
ードを広げ、かつネガ型とポジ型の版が同一の版材から
できること等の優れた特徴を有している。また特開昭57
-205740号公報には、画像露光、現像後、塩基処理して
定着する方法が提案されている。さらに特開昭60-16985
2号公報には、画像露光、現像、全面露光後、塩基処理
を施して定着する方法が開示されている。
しては、種々のものが知られている。中でも、支持体上
にキノンジアジド構造を含む物質を構成成分とする感光
層およびシリコーンゴム層をこの順に設けてなる画像形
成用積層体を、塩基処理することによって、ネガ、ポジ
両性タイプの水なし平版印刷版を得る方法は、特開昭59
-17552に開示されているように、水なし平版印刷版の画
像再現性、耐溶剤性、現像性などを含めた現像ラチチュ
ードを広げ、かつネガ型とポジ型の版が同一の版材から
できること等の優れた特徴を有している。また特開昭57
-205740号公報には、画像露光、現像後、塩基処理して
定着する方法が提案されている。さらに特開昭60-16985
2号公報には、画像露光、現像、全面露光後、塩基処理
を施して定着する方法が開示されている。
これらの従来技術による水なし平版製版用塩基処理工程
において、アミン化合物が塩基処理効果が大きく、好ま
しく用いられている。
において、アミン化合物が塩基処理効果が大きく、好ま
しく用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、シリコーンコム層を最上層と水なし平版
印刷版をブラシあるいはパッド等で処理液を塗布する場
合、版面への塗布性と塩基処理効果の両方満足すること
ができない欠点がある。そのため部分的に塩基処理が不
十分な所が版面にでき、非画線部シリコーンゴム層に傷
が入ったり、部分的に剥離が起ったりする等のトラブル
を発生しやすい欠点がある。
印刷版をブラシあるいはパッド等で処理液を塗布する場
合、版面への塗布性と塩基処理効果の両方満足すること
ができない欠点がある。そのため部分的に塩基処理が不
十分な所が版面にでき、非画線部シリコーンゴム層に傷
が入ったり、部分的に剥離が起ったりする等のトラブル
を発生しやすい欠点がある。
本発明者らは、かかる問題点を改良すべく鋭意検討した
結果、極性溶剤、特定のアミンおよび特定量の炭化水素
類から主としてなる処理液を使用した場合には、上記問
題点が良好に解決できることを見出し、本発明に到達し
たものである。
結果、極性溶剤、特定のアミンおよび特定量の炭化水素
類から主としてなる処理液を使用した場合には、上記問
題点が良好に解決できることを見出し、本発明に到達し
たものである。
したがって、本発明の目的は塗布性と塩基処理効果のと
もに優れた水なし平板製版用処理液を提供するものであ
る。
もに優れた水なし平板製版用処理液を提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、支持体上にキノンジアジド構造を
含む物質を構成成分とする感光層およびシリコーンゴム
層をこの順に塗設してなる水なし平版の製版用処理液に
おいて、該処理液が極性溶剤、下記一般式[I]で表わ
されるアミン、および40重量%以上の炭化水素類から主
としてなることを特徴とする水なし平版製版用処理液で
ある。
含む物質を構成成分とする感光層およびシリコーンゴム
層をこの順に塗設してなる水なし平版の製版用処理液に
おいて、該処理液が極性溶剤、下記一般式[I]で表わ
されるアミン、および40重量%以上の炭化水素類から主
としてなることを特徴とする水なし平版製版用処理液で
ある。
(R1,R2は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10の
アリール基またはR1,R2のうち一方がHであり、nは1
〜5の整数である。) 本発明に係る水なし平版製版用処理液は、水なし平版を
露光後、塩基処理工程に使用されるが、現像液として用
いることもできる。
アリール基またはR1,R2のうち一方がHであり、nは1
〜5の整数である。) 本発明に係る水なし平版製版用処理液は、水なし平版を
露光後、塩基処理工程に使用されるが、現像液として用
いることもできる。
本発明の処理液において使用される極性溶剤としては、
下記のものが単独あるいは混合して用いられる。
下記のものが単独あるいは混合して用いられる。
アルコール類(メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、3−メトキシブタノール、3
−メチル−3−メトキシブタノール、2ーメチルペンタ
ノール−1、ジアセトンアルコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、オクチ
レングリコールなど)。
ール、イソプロパノール、3−メトキシブタノール、3
−メチル−3−メトキシブタノール、2ーメチルペンタ
ノール−1、ジアセトンアルコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、オクチ
レングリコールなど)。
エーテル類(ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、エチレングリコールジ−n−ブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレング
リコールジ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコ
ールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジエチ
ルエーテル、トリエチレングリコールジ−n−ブチルエ
ーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、
テトラエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールモノメチルエーテル
など)。
セロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、エ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、エチレングリコールジ−n−ブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレング
リコールジ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコ
ールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジエチ
ルエーテル、トリエチレングリコールジ−n−ブチルエ
ーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、
テトラエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールモノメチルエーテル
など)。
ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトニルアセトン
など)。
ブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトニルアセトン
など)。
上記した極性溶剤の中で好ましいものは、メチルセロソ
ルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコールジメチル
エーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチ
レングリコールジ−n−ブチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−ブチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ト
リエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレン
グリコールジ−n−ブチルエーテル、テトラエチレング
リコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコール
ジエチルエーテルが挙げられる。
ルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコールジメチル
エーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチ
レングリコールジ−n−ブチルエーテル、ジエチレング
リコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−ブチルエ
ーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ト
リエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレン
グリコールジ−n−ブチルエーテル、テトラエチレング
リコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコール
ジエチルエーテルが挙げられる。
本発明において、一般式[I] (R1,R2は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10の
アリール基またはR1,R2のうち一方がHであり、nは1
〜5の整数である。)で表わされるアミンは、極性溶媒
および炭化水素類と相溶性がよく、少量の処理液を塗布
しても塩基処理効果の大きいものである。
アリール基またはR1,R2のうち一方がHであり、nは1
〜5の整数である。)で表わされるアミンは、極性溶媒
および炭化水素類と相溶性がよく、少量の処理液を塗布
しても塩基処理効果の大きいものである。
本発明において、使用可能なアミンとしては、N−メチ
ルエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N
−n−ブチルエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノ
ールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、N,N−ジ
−nブチルエタノールアミン、3−ヒドロキシプロピル
メチルアミン、4−ヒドロキシブチルメチルアミンおよ
びN−フェニルエタノールアミン、N−n−プロピルエ
タノールアミン、N−イソプロピルエタノールアミン、
N−イソブチルエタノールアミン、N−ヘキシルエタノ
ールアミン、N−ノナンエタノールアミン、3−ヒドロ
キシプロピルエチルアミン、4−ヒドロキシブチルエチ
ルアミンなどが挙げられる。
ルエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、N
−n−ブチルエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノ
ールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、N,N−ジ
−nブチルエタノールアミン、3−ヒドロキシプロピル
メチルアミン、4−ヒドロキシブチルメチルアミンおよ
びN−フェニルエタノールアミン、N−n−プロピルエ
タノールアミン、N−イソプロピルエタノールアミン、
N−イソブチルエタノールアミン、N−ヘキシルエタノ
ールアミン、N−ノナンエタノールアミン、3−ヒドロ
キシプロピルエチルアミン、4−ヒドロキシブチルエチ
ルアミンなどが挙げられる。
処理液中に配合されるアミンの量は、処理液に対して0.
05〜20重量%添加するのが塩基処理効果の発現性と画像
再現性の点で効果的であり、0.1〜10重量%が特に好ま
しい。
05〜20重量%添加するのが塩基処理効果の発現性と画像
再現性の点で効果的であり、0.1〜10重量%が特に好ま
しい。
本発明の処理液において使用される炭化水素類として
は、下記のものが用いられる。例えば、脂肪族炭化水素
類(ヘキサン、“アイソパー"E、G、H、M(エッソ化
学製脂肪族炭化水素の商品名)あるいはガソリン、灯油
など)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレンなど)
あるいはハロゲン化炭化水素類(トリクレンなど)を用
いるのがよい。
は、下記のものが用いられる。例えば、脂肪族炭化水素
類(ヘキサン、“アイソパー"E、G、H、M(エッソ化
学製脂肪族炭化水素の商品名)あるいはガソリン、灯油
など)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレンなど)
あるいはハロゲン化炭化水素類(トリクレンなど)を用
いるのがよい。
処理液中に配合される炭化水素類の量は、処理液中に40
重量%以上添加するのが塗布性の点で効果的である。ま
た、極性溶媒と炭化水素類の混合比率としては、極性溶
媒が5〜60重量%、炭化水素類が40〜95重量%の範囲で
使用するのが好ましい。
重量%以上添加するのが塗布性の点で効果的である。ま
た、極性溶媒と炭化水素類の混合比率としては、極性溶
媒が5〜60重量%、炭化水素類が40〜95重量%の範囲で
使用するのが好ましい。
また処理液中に、ぬれ性向上およびアミン成分の溶解性
向上のため界面活性剤を添加することもできる。
向上のため界面活性剤を添加することもできる。
本発明の処理液でそのまま現像する場合は、検版性向上
のため、例えばネプチュンブルーベース627(BASF社
製)、アイゼンビクトリアブルーBH、アイゼンマリーン
RNX(保土谷化学(株)製)等の染料等を処理液中に加
えることもできる。
のため、例えばネプチュンブルーベース627(BASF社
製)、アイゼンビクトリアブルーBH、アイゼンマリーン
RNX(保土谷化学(株)製)等の染料等を処理液中に加
えることもできる。
本発明で用いられる支持体は特に限定されないが、通常
の水なし平版印刷版で用いられるもの、あるいは提案さ
れているものならば、いずれでもよい。
の水なし平版印刷版で用いられるもの、あるいは提案さ
れているものならば、いずれでもよい。
例えば、アルミ、鉄、亜鉛のような金属板およびポリエ
ステル、ポリオレフィン、ポリスチレンのような透明ま
たは不透明なプラスチックフィルム、あるいは両者の複
合体などが挙げられる。これらのシート上にハレーショ
ン防止その他の目的でさらに樹脂層などをコーティング
して支持体とすることも可能である。
ステル、ポリオレフィン、ポリスチレンのような透明ま
たは不透明なプラスチックフィルム、あるいは両者の複
合体などが挙げられる。これらのシート上にハレーショ
ン防止その他の目的でさらに樹脂層などをコーティング
して支持体とすることも可能である。
本発明にいう感光層とは、公知のキノンジアジド構造を
含む物質から構成されているものであり、キノンジアジ
ド構造を含む物質とは、通常ポジ型PS版、ワイポン版、
フオトレジストなどに用いられているキノンジアジド類
である。
含む物質から構成されているものであり、キノンジアジ
ド構造を含む物質とは、通常ポジ型PS版、ワイポン版、
フオトレジストなどに用いられているキノンジアジド類
である。
かかるキノンジアジド類としては、例えばベンゾキノン
−1,2−ジアジド−4−または−5−スルホン酸とポリ
ヒドロキシフェニルとのエステル、ナフトキノン−1,2
−ジアジド−4−または−5−スルホン酸とピロガロー
ルアセトン樹脂とのエステル、ナフトキノン−1,2−ジ
アジド−4−または−5−スルホン酸とフェノールホル
ムアルデヒドノボラック樹脂またはカシュ変性ノボラッ
ク樹脂とのエステルが挙げられる。また低分量のキノン
ジアジド化合物(例えば、ナフトキノン−1,2−ジアジ
ド−5−スルホン酸と、フェノール、クレゾール、キシ
レノール、カテコール、ピロガロールおよびビスフェノ
ールAなどとのエステル化物など)または上記のキノン
ジアジド基を含む樹脂に感光性基を含まないノボラック
樹脂(例えば、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、カテコールおよびピロガロールなどのフェノール類
とホルムアルデヒド類とを酸性溶媒存在下に縮合させて
得られる可溶可融性樹脂など)を単に混合してもよい。
さらに特開昭56-80046号公報で提案されているようなキ
ノンジアジド類を多官能化合物で架橋せしめた光剥離性
感光層が挙げられる。
−1,2−ジアジド−4−または−5−スルホン酸とポリ
ヒドロキシフェニルとのエステル、ナフトキノン−1,2
−ジアジド−4−または−5−スルホン酸とピロガロー
ルアセトン樹脂とのエステル、ナフトキノン−1,2−ジ
アジド−4−または−5−スルホン酸とフェノールホル
ムアルデヒドノボラック樹脂またはカシュ変性ノボラッ
ク樹脂とのエステルが挙げられる。また低分量のキノン
ジアジド化合物(例えば、ナフトキノン−1,2−ジアジ
ド−5−スルホン酸と、フェノール、クレゾール、キシ
レノール、カテコール、ピロガロールおよびビスフェノ
ールAなどとのエステル化物など)または上記のキノン
ジアジド基を含む樹脂に感光性基を含まないノボラック
樹脂(例えば、フェノール、クレゾール、キシレノー
ル、カテコールおよびピロガロールなどのフェノール類
とホルムアルデヒド類とを酸性溶媒存在下に縮合させて
得られる可溶可融性樹脂など)を単に混合してもよい。
さらに特開昭56-80046号公報で提案されているようなキ
ノンジアジド類を多官能化合物で架橋せしめた光剥離性
感光層が挙げられる。
架橋剤としては、多官能性イソシアナート類、例えば、
パラフェニレンジイソシアナート、2,4−または2,6−ト
リレンジイソシアナート、4,4分−ジフェニルメタンジ
イソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イ
ソホロンジイソシアナートもしくはこれらのアダクト体
など、あるいは多官能エポキシ化合物、例えば、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテル類、ポリプロピ
レングリコールジグリシジルエーテル類、ビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテルなどがある。これらの熱硬化は感
光性物質の感光性を失わせない範囲、通常130℃以下で
行なうことが好ましく、このため通常触媒等が併用され
る。
パラフェニレンジイソシアナート、2,4−または2,6−ト
リレンジイソシアナート、4,4分−ジフェニルメタンジ
イソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イ
ソホロンジイソシアナートもしくはこれらのアダクト体
など、あるいは多官能エポキシ化合物、例えば、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテル類、ポリプロピ
レングリコールジグリシジルエーテル類、ビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパント
リグリシジルエーテルなどがある。これらの熱硬化は感
光性物質の感光性を失わせない範囲、通常130℃以下で
行なうことが好ましく、このため通常触媒等が併用され
る。
またキノンジアジド類に単官能化合物を反応させて変性
し、現像液に難溶もしくは不溶にする方法としては、同
様に該キノンジアジド類の活性な基を例えばエステル
化、アミド化、ウレタン化することなどが挙げられる。
キノンジアジド類の活性な基と反応させる化合物として
は、低分子であっても比較的高分子であってもよいし、
キノンジアジド類にモノマをグラフト重合させてもよ
い。
し、現像液に難溶もしくは不溶にする方法としては、同
様に該キノンジアジド類の活性な基を例えばエステル
化、アミド化、ウレタン化することなどが挙げられる。
キノンジアジド類の活性な基と反応させる化合物として
は、低分子であっても比較的高分子であってもよいし、
キノンジアジド類にモノマをグラフト重合させてもよ
い。
本発明で用いられる感光層として特に好ましいものは、
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸とフェ
ノールホルムアルデヒドノボラック樹脂の部分エステル
化物を多官能もしくは単官能イソシアナートで架橋もし
くは変性して得られたものである。
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸とフェ
ノールホルムアルデヒドノボラック樹脂の部分エステル
化物を多官能もしくは単官能イソシアナートで架橋もし
くは変性して得られたものである。
感光層の厚さは約0.1〜100μ、好ましくは約0.5〜10μ
が適当である。薄すぎると塗工時にピンホール等の欠陥
が生じ易くなり、一方厚すぎると経済的見地から不利で
ある。
が適当である。薄すぎると塗工時にピンホール等の欠陥
が生じ易くなり、一方厚すぎると経済的見地から不利で
ある。
また感光層中には本発明の効果を損わない範囲で塗膜形
成性の向上や支持体との接着性向上などの目的で他の成
分を加えたりすることは可能である。
成性の向上や支持体との接着性向上などの目的で他の成
分を加えたりすることは可能である。
本発明に用いられるシリコーンゴム層は、次のような繰
り返し単位を有する分子量数千〜数十万の線状有機ポリ
シロキサンを主成分とするものが好ましく使用される。
り返し単位を有する分子量数千〜数十万の線状有機ポリ
シロキサンを主成分とするものが好ましく使用される。
ここでnは2以上の整数、R,R′は炭素数1〜10のアル
キル基、アルケニル基あるいはフェニル基であり、R,
R′の60%以上がメチル基であるものが好ましい。
キル基、アルケニル基あるいはフェニル基であり、R,
R′の60%以上がメチル基であるものが好ましい。
この線状有機ポリシロキサンは通常架橋剤が添加され
る。架橋剤としては、いわゆる室温(低温)硬化型のシ
リコーンゴムに使われるものとして、アセトキシシラ
ン、ケトオキシムシラン、アルコキシシラン、アミノシ
ラン、アミドシランなどがあり、通常線状有機ポリシロ
キサンとして末端が水酸基であるものと組合せて、各々
脱酢酸型、脱オキシム型、脱アルコール型、脱アミン
型、脱アミド型のシリコーンゴムとなる。これらのシリ
コーンゴムには、更に触媒として少量の有機スズ化合物
等を添加してもよい。
る。架橋剤としては、いわゆる室温(低温)硬化型のシ
リコーンゴムに使われるものとして、アセトキシシラ
ン、ケトオキシムシラン、アルコキシシラン、アミノシ
ラン、アミドシランなどがあり、通常線状有機ポリシロ
キサンとして末端が水酸基であるものと組合せて、各々
脱酢酸型、脱オキシム型、脱アルコール型、脱アミン
型、脱アミド型のシリコーンゴムとなる。これらのシリ
コーンゴムには、更に触媒として少量の有機スズ化合物
等を添加してもよい。
シリコーンゴム層の厚さは、約0.5〜100μ、好ましく約
0.5〜10μが適当であり、薄すぎる場合は耐刷力の点で
問題を生じることがあり、一方厚すぎる場合は経済的に
不利であるばかりでなく現像時シリコーンゴム層を除去
するのが困難となり、画像再現性の低下をもたらす。
0.5〜10μが適当であり、薄すぎる場合は耐刷力の点で
問題を生じることがあり、一方厚すぎる場合は経済的に
不利であるばかりでなく現像時シリコーンゴム層を除去
するのが困難となり、画像再現性の低下をもたらす。
本発明に用いられる印刷版において、支持体と感光層、
感光層とシリコーンゴム層との接着は、画像再現性、耐
刷力などの基本的な版性能にとり非常に重要であるの
で、必要に応じて各層間に接着剤層を設けたり、各層に
接着改良性成分を添加したりすることが可能である。特
に感光層とシリコーンゴム層間の接着力のために、層間
に公知のシリコーンプライマやシランカップリング剤層
を設けたり、シリコーンゴム層あるいは感光層にシリコ
ーンプライマやシランカップリング剤を添加すると効果
的である。
感光層とシリコーンゴム層との接着は、画像再現性、耐
刷力などの基本的な版性能にとり非常に重要であるの
で、必要に応じて各層間に接着剤層を設けたり、各層に
接着改良性成分を添加したりすることが可能である。特
に感光層とシリコーンゴム層間の接着力のために、層間
に公知のシリコーンプライマやシランカップリング剤層
を設けたり、シリコーンゴム層あるいは感光層にシリコ
ーンプライマやシランカップリング剤を添加すると効果
的である。
以上説明したようにして構成された水なし平版印刷原版
の表面に薄い保護フィルムをラミネートすることもでき
る。
の表面に薄い保護フィルムをラミネートすることもでき
る。
本発明で用いられる水なし平版印刷版原版は、例えば次
のようにして製造される。まず支持体上に、リバースロ
ールコータ、エアナイフコータ、メーヤバーコータなど
の通常のコータ、あるいはホエラのような回転塗布装置
を用い、感光層を構成すべき組成物溶液を塗布、乾燥お
よび必要に応じて熱キュア後、必要ならば該感光層の上
に同様な方法で接着層を塗布、乾燥してからシリコーン
ガム溶液を感光層または接着層上に同様の方法で塗布
し、通常50〜130℃の温度で数分間熱処理して、十分に
硬化せしめてシリコーンゴム層を形成する。必要なら
ば、保護フィルムを該シリコーンゴム層上にラミネータ
ー等を用いカバーする。
のようにして製造される。まず支持体上に、リバースロ
ールコータ、エアナイフコータ、メーヤバーコータなど
の通常のコータ、あるいはホエラのような回転塗布装置
を用い、感光層を構成すべき組成物溶液を塗布、乾燥お
よび必要に応じて熱キュア後、必要ならば該感光層の上
に同様な方法で接着層を塗布、乾燥してからシリコーン
ガム溶液を感光層または接着層上に同様の方法で塗布
し、通常50〜130℃の温度で数分間熱処理して、十分に
硬化せしめてシリコーンゴム層を形成する。必要なら
ば、保護フィルムを該シリコーンゴム層上にラミネータ
ー等を用いカバーする。
このようにして得られた水なし平版印刷原版にポジフイ
ルムまたはポジ原画、あるいはネガフイルムまたはネガ
原画を用いて画像露光を与えて現像を行うと水なし平版
印刷版が得られる。
ルムまたはポジ原画、あるいはネガフイルムまたはネガ
原画を用いて画像露光を与えて現像を行うと水なし平版
印刷版が得られる。
かかる水なし平版印刷原版の製版方法としては次のよう
なものが挙げられる。例えば、ポジ型の水なし平版印刷
原版として用いる場合、真空密着されたポジフイルムま
たはポジ原画を通して、活性光線で感光層中のキノンジ
アジド構造を含む物質のキノンジアジド単位の5〜60モ
ル%が光分解するように画像露光を与えて、塩基処理と
現像を行なうと、水なし平版印刷版が得られる。
なものが挙げられる。例えば、ポジ型の水なし平版印刷
原版として用いる場合、真空密着されたポジフイルムま
たはポジ原画を通して、活性光線で感光層中のキノンジ
アジド構造を含む物質のキノンジアジド単位の5〜60モ
ル%が光分解するように画像露光を与えて、塩基処理と
現像を行なうと、水なし平版印刷版が得られる。
一方、ネガ型の水なし平版印刷原版として用いる場合、
真空密着されたネガフイルムまたはネガ原画を通して、
活性光線で通常の画像露光(感光層中のキノンジアジド
構造を含む物質のキノンジアジド単位の60モル%を越え
る量が光分解する露光量)を与えてから、塩基処理後に
現像、塩基処理と同時に現像、または現像後に塩基処理
を行なうと水なし平版印刷版が得られる。より好ましく
は、通常の画像露光の前か後、または現像後に非画線部
の感光層中のキノンジアジド構造を含む物質のキノンジ
アジド単位の5〜60モル%が光分解するように画像部を
含めて全面露光を与えてから、塩基処理後に現像、塩基
処理と同時に現像、または現像後に塩基処理を行なうと
よい。
真空密着されたネガフイルムまたはネガ原画を通して、
活性光線で通常の画像露光(感光層中のキノンジアジド
構造を含む物質のキノンジアジド単位の60モル%を越え
る量が光分解する露光量)を与えてから、塩基処理後に
現像、塩基処理と同時に現像、または現像後に塩基処理
を行なうと水なし平版印刷版が得られる。より好ましく
は、通常の画像露光の前か後、または現像後に非画線部
の感光層中のキノンジアジド構造を含む物質のキノンジ
アジド単位の5〜60モル%が光分解するように画像部を
含めて全面露光を与えてから、塩基処理後に現像、塩基
処理と同時に現像、または現像後に塩基処理を行なうと
よい。
この露光工程で用いられる光源は、紫外線を豊富に発生
するものであり、水銀灯、カーボンアーク灯、キセノン
ランプ、メタルハライドランプ、螢光灯などを使うこと
ができる。さらに紫外線以外にもレーザー光等が用いら
れる。
するものであり、水銀灯、カーボンアーク灯、キセノン
ランプ、メタルハライドランプ、螢光灯などを使うこと
ができる。さらに紫外線以外にもレーザー光等が用いら
れる。
本発明の処理液による塩基処理方法としては、次のよう
な方法が挙げられる。
な方法が挙げられる。
A.ネガ型 (1)全面露光→画像露光→塩基処理→現像 (2)画像露光→全面露光→塩基処理→現像 (3)全面露光→画像露光→現像と同時に塩基処理 (4)画像露光→全面露光→現像と同時に塩基処理 (5)全面露光→画像露光→現像→塩基処理 (6)画像露光→全面露光→現像→塩基処理 (7)画像露光→現像→全面露光→塩基処理 (8)画像露光→現像→塩基処理 (9)画像露光→塩基処理→現像 (10)画像露光→現像と同時塩基処理 B.ポジ型 (1)画像露光→塩基処理→現像 処理方法としては、本発明の処理液で、例えばブラシや
パッドを用いて均一に版面をぬらせばよい。
パッドを用いて均一に版面をぬらせばよい。
処理時間は特に限定されず、アミン化合物の強さと濃度
によって適宜選択できるが、通常処理液にふれると即時
に効果があらわれ、かつ長時間接触させても何ら効果に
変化はない。通常約10秒〜5分程度でよい。
によって適宜選択できるが、通常処理液にふれると即時
に効果があらわれ、かつ長時間接触させても何ら効果に
変化はない。通常約10秒〜5分程度でよい。
本発明の処理液において用いられる現像液とては、水な
し平版印刷版において通常提案されているものが使用で
きる。例えば、水、水に下記の極性溶剤を添加したも
の、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプタンあるいはガ
ソリン、灯油など)に下記の極性溶剤を添加したものが
好適である。
し平版印刷版において通常提案されているものが使用で
きる。例えば、水、水に下記の極性溶剤を添加したも
の、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプタンあるいはガ
ソリン、灯油など)に下記の極性溶剤を添加したものが
好適である。
アルコール(メタノール、エタノールなど) エーテル類(エチルセロソルブ、エチルカルビトール、
ブチルカルビトールなど) エステル類(セロソルブアセテート、カルビトールアセ
テートなど) また本発明の処理液でそのまま現像することも可能であ
る。
ブチルカルビトールなど) エステル類(セロソルブアセテート、カルビトールアセ
テートなど) また本発明の処理液でそのまま現像することも可能であ
る。
以下に実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
[実施例] 実施例1 厚さ0.3mmのアルミ板(住友軽金属(株)製)に下記の
プライマ組成物を塗布し、200℃、2分間熱処理して5
μのプライマ層を設けた。
プライマ組成物を塗布し、200℃、2分間熱処理して5
μのプライマ層を設けた。
ポリウレタン樹脂(サンプレンLQ-T1331、三洋化成工
業(株)製) 100重量部 ブロックイソシアネート(タケネートB830、武田薬品
(株)製) 20重量部 エポキシ・フェノール・尿素樹脂(SJ9372、関西ペイ
ント(株)製) 8重量部 ジメチルホルムアミド 725重量部 続いてこの上に下記の感光層組成物をバーコータを用い
て塗布し、110℃の熱風中で1分間乾燥して厚さ2μの
感光層を設けた。
業(株)製) 100重量部 ブロックイソシアネート(タケネートB830、武田薬品
(株)製) 20重量部 エポキシ・フェノール・尿素樹脂(SJ9372、関西ペイ
ント(株)製) 8重量部 ジメチルホルムアミド 725重量部 続いてこの上に下記の感光層組成物をバーコータを用い
て塗布し、110℃の熱風中で1分間乾燥して厚さ2μの
感光層を設けた。
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸とフ
ェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂(住友デュレ
ズ製:スミライトレジンPR50622)の部分エステル(元
素分析法によるエステル化度25%) 100重量部 4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート 40重量部 ジブチル錫ジアセテート 0.2重量部 4,4′−ジエチルアミノベンゾフェノン 5重量部 P−トルエンスルホン酸 0.8重量部 テトラヒドロフラン 800重量部 次いでこの感光層の上に次の組成を有するシリコーンゴ
ム組成物を回転塗布後、115℃、露点30℃、3.5分間湿熱
硬化させて2.3μのシリコーンゴム層を設けた。
ェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂(住友デュレ
ズ製:スミライトレジンPR50622)の部分エステル(元
素分析法によるエステル化度25%) 100重量部 4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート 40重量部 ジブチル錫ジアセテート 0.2重量部 4,4′−ジエチルアミノベンゾフェノン 5重量部 P−トルエンスルホン酸 0.8重量部 テトラヒドロフラン 800重量部 次いでこの感光層の上に次の組成を有するシリコーンゴ
ム組成物を回転塗布後、115℃、露点30℃、3.5分間湿熱
硬化させて2.3μのシリコーンゴム層を設けた。
ポリジメチルシロキサン(分子量約25,000、未満OH
基) 100重量部 ビニルトリ(メチルエチルケトオキシム)シラン8重
量部 ジブチル錫ジアセテート 0.1重量部 γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 0.5重量部 “アイソパー"E(エクソン化学(株)製) 1400重量部 上記のようにして得られた積層板に、厚さ10μのポリプ
ロピレンフィルム“トレファン”(東レ(株)製)をカ
レンダーローラーを用いてラミネートし、水なし平版印
刷版を得た。
基) 100重量部 ビニルトリ(メチルエチルケトオキシム)シラン8重
量部 ジブチル錫ジアセテート 0.1重量部 γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 0.5重量部 “アイソパー"E(エクソン化学(株)製) 1400重量部 上記のようにして得られた積層板に、厚さ10μのポリプ
ロピレンフィルム“トレファン”(東レ(株)製)をカ
レンダーローラーを用いてラミネートし、水なし平版印
刷版を得た。
かかる印刷版にメタルハライドランプ(岩崎電気(株)
製アイドルフィン2000)を用い、UVメーター(オーク製
作所製、ライトメジャータイプUV-402A)で11mw/cm2の
照度で6秒間全面露光を施した。
製アイドルフィン2000)を用い、UVメーター(オーク製
作所製、ライトメジャータイプUV-402A)で11mw/cm2の
照度で6秒間全面露光を施した。
上記のようにして得られた印刷版に150線/インチの網
点画像を持つネガフィルムを真空密着し、上記のメタル
ハライドランプを用い、1mの距離から60秒間画像露光し
た。
点画像を持つネガフィルムを真空密着し、上記のメタル
ハライドランプを用い、1mの距離から60秒間画像露光し
た。
次いで上記の露光済版の“トレファン”を剥離して、
“アイソパー"H/ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル/エチルセロソルブ/N−メチルエタノールアミン=87
/7/3/3(重量比)からなる処理液をブラシを用い版面に
塗布する。1分間すると、全面露光のみをした部分が褐
色に着色する。ゴムスキージで版面に付着した処理液を
除去し、次いで版面と現像パッドに現像液(水/ブチル
カルビトール/2−エチル酪酸/クリスタルバイオレット
=70/30/2/0.2(重量比))を注ぎ、現像パッドで版面
を軽くこすると、画像露光された部分のシリコーンゴム
層が除去され、感光層表面が露出した。一方、全面露光
のみがなされた部分はシリコーンゴム層が強固に残存し
ており、ネガフィルムを忠実に再現した画像が得られ
た。この印刷版をオフセット印刷機に取り付け、東洋イ
ンキ(株)製“東洋キングウルトラTKUアクワレスGア
イPL"を用いて印刷を行ない、網点再現性を評価したと
ころ、2〜98%が再現された極めて良好な画像を持つ印
刷物が得られた。
“アイソパー"H/ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル/エチルセロソルブ/N−メチルエタノールアミン=87
/7/3/3(重量比)からなる処理液をブラシを用い版面に
塗布する。1分間すると、全面露光のみをした部分が褐
色に着色する。ゴムスキージで版面に付着した処理液を
除去し、次いで版面と現像パッドに現像液(水/ブチル
カルビトール/2−エチル酪酸/クリスタルバイオレット
=70/30/2/0.2(重量比))を注ぎ、現像パッドで版面
を軽くこすると、画像露光された部分のシリコーンゴム
層が除去され、感光層表面が露出した。一方、全面露光
のみがなされた部分はシリコーンゴム層が強固に残存し
ており、ネガフィルムを忠実に再現した画像が得られ
た。この印刷版をオフセット印刷機に取り付け、東洋イ
ンキ(株)製“東洋キングウルトラTKUアクワレスGア
イPL"を用いて印刷を行ない、網点再現性を評価したと
ころ、2〜98%が再現された極めて良好な画像を持つ印
刷物が得られた。
比較例1 実施例1と同様の方法で作製した水なし平版印刷版に、
実施例1で用いたメタルハライドランプで11mw/cm2の照
度で6秒間全面露光を施した。
実施例1で用いたメタルハライドランプで11mw/cm2の照
度で6秒間全面露光を施した。
上記のようにして得られた印刷版に、150線/インチの
網点を持つネガフィルムを真空密着し、実施例1で用い
たメタルハライドランプを用いて1mの距離から60秒間画
像露光した。
網点を持つネガフィルムを真空密着し、実施例1で用い
たメタルハライドランプを用いて1mの距離から60秒間画
像露光した。
次いで上記の露光済版の“トレファン”を剥離して、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル/N−メチルエタノ
ールアミン=93/7(重量比)からなる処理液をブラシを
用い版面に塗布したところ、版面上に均一に塗布でき
ず、液滴状のむらに着色した。ゴムスキージで版面に付
着した処理液を除去し、次いで版面と現像パッドに現像
液を(水/ブチルカルビトール/2−エチル酪酸/クリス
タルバイオレット=70/30/2/0.2(重量比))を注ぎ、
現像パッドで版面を軽くこすると、画像露光された部分
のシリコーンゴム層が除去され、感光層表面が露出し
た。一方、全面露光のみがなされた部分は均一に処理液
で塩基処理されていないため、シリコーンゴム層の剥離
や傷が発生した。
エチレングリコールジメチルエーテル/N−メチルエタノ
ールアミン=93/7(重量比)からなる処理液をブラシを
用い版面に塗布したところ、版面上に均一に塗布でき
ず、液滴状のむらに着色した。ゴムスキージで版面に付
着した処理液を除去し、次いで版面と現像パッドに現像
液を(水/ブチルカルビトール/2−エチル酪酸/クリス
タルバイオレット=70/30/2/0.2(重量比))を注ぎ、
現像パッドで版面を軽くこすると、画像露光された部分
のシリコーンゴム層が除去され、感光層表面が露出し
た。一方、全面露光のみがなされた部分は均一に処理液
で塩基処理されていないため、シリコーンゴム層の剥離
や傷が発生した。
実施例2 実施例1と同様な方法で作製した全面露光を施していな
い水なし平版印刷版に、150線/インチの2%から98%
の網点を有するグラデーションポジフィルムを常法に従
って真空密着し、実施例1で用いたメタルハライドラン
プを用いて、1mの距離で実施例1で用いたUVメーターで
11mw/cm2の照度で9秒間露光した。
い水なし平版印刷版に、150線/インチの2%から98%
の網点を有するグラデーションポジフィルムを常法に従
って真空密着し、実施例1で用いたメタルハライドラン
プを用いて、1mの距離で実施例1で用いたUVメーターで
11mw/cm2の照度で9秒間露光した。
次いで、カバーフィルムを剥離し、“アイソパー"H/ジ
エチレングリコールジメチルエーテル/エチルセロソル
ブ/N−メチルエタノールアミン=81/10/5/4(重量比)
からなる処理液をブラシを用い版面に塗布する。1分
後、上記処理液を現像パッドに含ませて版面をこする
と、未露光部のシリコーンゴム層が除去されて感光層表
面が露出し、画像部を形成した。一方、露光部のシリコ
ーンゴム層は現像液に侵されず残り、非画像部を形成し
た。
エチレングリコールジメチルエーテル/エチルセロソル
ブ/N−メチルエタノールアミン=81/10/5/4(重量比)
からなる処理液をブラシを用い版面に塗布する。1分
後、上記処理液を現像パッドに含ませて版面をこする
と、未露光部のシリコーンゴム層が除去されて感光層表
面が露出し、画像部を形成した。一方、露光部のシリコ
ーンゴム層は現像液に侵されず残り、非画像部を形成し
た。
この印刷版を用いて実施例1と同様の条件で印刷したと
ころ、網点再現性は5〜95%で、微小欠点や現像パッド
によるスリ傷状の欠点のない印刷物が得られた。
ころ、網点再現性は5〜95%で、微小欠点や現像パッド
によるスリ傷状の欠点のない印刷物が得られた。
実施例3 化成処理アルミ板(住友軽金属(株)製)にエステル化
度44%のフェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂
(住友デユレズ(株):スミライトレジンPR50235)の
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステ
ル(エタノール可溶性成分9.7重量%、エステル化度はI
Rスペクトルから定量)の3重量%ジオキサン溶液をホ
エラーで回転塗布後、60℃で3分間乾燥させて厚さ1.2
μの感光層を得た。この感光層の上に次の組成を有する
シリコーンガム組成物の7%アイソパーE溶液に、シリ
コーン組成物に対し4重量%のγ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン(UCC製:A1100)を添加し、均一に攪拌
後ホエラーで塗布した。乾燥後120℃、露点25℃、4分
間加熱硬化させて厚さ2,2μのシリコーンゴム層を得
た。
度44%のフェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂
(住友デユレズ(株):スミライトレジンPR50235)の
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステ
ル(エタノール可溶性成分9.7重量%、エステル化度はI
Rスペクトルから定量)の3重量%ジオキサン溶液をホ
エラーで回転塗布後、60℃で3分間乾燥させて厚さ1.2
μの感光層を得た。この感光層の上に次の組成を有する
シリコーンガム組成物の7%アイソパーE溶液に、シリ
コーン組成物に対し4重量%のγ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン(UCC製:A1100)を添加し、均一に攪拌
後ホエラーで塗布した。乾燥後120℃、露点25℃、4分
間加熱硬化させて厚さ2,2μのシリコーンゴム層を得
た。
ポリジメチルシロキサン (分子量約80,000、両末端OH基) 100重量部 エチルトリアセトキシシラン 5重量部 ブチル錫ジアセテート 0.2重量部 上記のようにして得られた水なし平版印刷原版に150線
/インチの網点画像も持つネガフィルムを真空密着し、
実施例1で用いたメタルハライドランプで、1mの距離か
ら60秒間画像露光した。露光された版の版面をエタノー
ル/“アイソパー"E=80/20(重量比)からなる現像液
で軽くこすると、画像露光した部分はシリコーンゴム層
と感光層の両方が容易に除去されて化成処理アルミ表面
が露出し、ネガフィルムを忠実に再現した画像が得られ
た。
/インチの網点画像も持つネガフィルムを真空密着し、
実施例1で用いたメタルハライドランプで、1mの距離か
ら60秒間画像露光した。露光された版の版面をエタノー
ル/“アイソパー"E=80/20(重量比)からなる現像液
で軽くこすると、画像露光した部分はシリコーンゴム層
と感光層の両方が容易に除去されて化成処理アルミ表面
が露出し、ネガフィルムを忠実に再現した画像が得られ
た。
上記の製版された版をメタルハライドランプを用い、1m
の距離で実施例1のUVメーターで11mw/cm2の照度下、10
秒間全面露光(感光層中のキノンジアジドの25モル%が
光分解してカルボン酸成分を生成する光量)した後、
“アイソパー"E/エタノール/N−メチルエタノールアミ
ン=77/20/3(重量比)からなる処理液をプランを用い
て版面に塗布する。1分間処理した後、水洗乾燥した。
得られた版が塩基処理によって十分定着されているかど
うかを確認するために、さらに上記のメタルハライドラ
ンプで1mの距離から60秒間全面露光した後、エタノール
/“アイソパー"E=80/20(重量比)からなる現像液を
含ませた現像パッドで擦ってみたが、非画像部のシリコ
ーンゴム層は全く損傷を受けず、塩基処理による定着効
果は十分であった。
の距離で実施例1のUVメーターで11mw/cm2の照度下、10
秒間全面露光(感光層中のキノンジアジドの25モル%が
光分解してカルボン酸成分を生成する光量)した後、
“アイソパー"E/エタノール/N−メチルエタノールアミ
ン=77/20/3(重量比)からなる処理液をプランを用い
て版面に塗布する。1分間処理した後、水洗乾燥した。
得られた版が塩基処理によって十分定着されているかど
うかを確認するために、さらに上記のメタルハライドラ
ンプで1mの距離から60秒間全面露光した後、エタノール
/“アイソパー"E=80/20(重量比)からなる現像液を
含ませた現像パッドで擦ってみたが、非画像部のシリコ
ーンゴム層は全く損傷を受けず、塩基処理による定着効
果は十分であった。
実施例4 実施例3の感光液を次の組成に置き換える以外は全く同
様な方法で、水なし平版印刷版を作製した。即ちフェノ
ールホルムアルデヒドノボラック樹脂のナフトキノン−
1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステル8重量部とフ
ェノールノボラック樹脂2重量部を200重量部のジオキ
サンに溶解し、感光液を調整した。感光層の厚みは1.7g
/m2であった。
様な方法で、水なし平版印刷版を作製した。即ちフェノ
ールホルムアルデヒドノボラック樹脂のナフトキノン−
1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステル8重量部とフ
ェノールノボラック樹脂2重量部を200重量部のジオキ
サンに溶解し、感光液を調整した。感光層の厚みは1.7g
/m2であった。
次に実施例3と同様な方法で未定着の印刷版を製版し
た。この版を実施例1記載のメタルハライドランプを用
いて10秒間全面露光した。次いで“アイソパー"E/エタ
ノール/N−メチルエタノールアミン=77/20/3(重量
比)からなる処理液でブラシを用いて版面に塗布する。
1分間処理した後、水洗乾燥した。
た。この版を実施例1記載のメタルハライドランプを用
いて10秒間全面露光した。次いで“アイソパー"E/エタ
ノール/N−メチルエタノールアミン=77/20/3(重量
比)からなる処理液でブラシを用いて版面に塗布する。
1分間処理した後、水洗乾燥した。
実施例3と同様な方法で定着が行われたか否か確認した
ところ、非画像部のシリコーンゴム層は全く損傷を受け
ていないことがわかった。すなわち、非画像部は完全に
定着されていた。
ところ、非画像部のシリコーンゴム層は全く損傷を受け
ていないことがわかった。すなわち、非画像部は完全に
定着されていた。
[発明の効果] 本発明の水なし平版製版用処理液は、上述のごとく特定
のアミン、極性溶剤および炭化水素類を主体に構成した
ので、塩基処理効果に優れ、かつシリコーンゴム層を最
上層とする水なし平版印刷版に塗布する際、均一に塗布
できるため、版性能が著しく向上する。
のアミン、極性溶剤および炭化水素類を主体に構成した
ので、塩基処理効果に優れ、かつシリコーンゴム層を最
上層とする水なし平版印刷版に塗布する際、均一に塗布
できるため、版性能が著しく向上する。
Claims (1)
- 【請求項1】支持体上にキノンジアジド構造を含む物質
を構成成分とする感光層およびシリコーンゴム層をこの
順に塗設してなる水なし平版製版用処理液において、該
処理液が極性溶剤、下記一般式[I]で表わされるアミ
ン、および40重量%以上の炭化水素類から主としてなる
ことを特徴とする水なし平版製版用処理液。 (R1,R2は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10の
アリール基またはR1,R2のうち一方がHであり、nは1
〜5の整数である。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15404587A JPH0740134B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 水なし平版製版用処理液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15404587A JPH0740134B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 水なし平版製版用処理液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63317379A JPS63317379A (ja) | 1988-12-26 |
| JPH0740134B2 true JPH0740134B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=15575713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15404587A Expired - Fee Related JPH0740134B2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 水なし平版製版用処理液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740134B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2542898B2 (ja) * | 1988-04-07 | 1996-10-09 | 富士写真フイルム株式会社 | 水なしps版用現像液 |
| JPH03125151A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-28 | Konica Corp | 湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液 |
| JPH03148666A (ja) * | 1989-11-04 | 1991-06-25 | Konica Corp | 湿し水不要の感光性平版印刷版用現像液 |
| JP2814279B2 (ja) * | 1990-02-02 | 1998-10-22 | コニカ株式会社 | 水なし感光性平版印刷版用現像液 |
| EP0803778B1 (en) * | 1995-11-10 | 2003-05-07 | Toray Industries, Inc. | Use of a treating fluid for making waterless lithographic plate |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15404587A patent/JPH0740134B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63317379A (ja) | 1988-12-26 |
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