JPS60133692A - フレキシブル分散型ｅｌランプの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、照明用光源９表示素子、液晶表示装置のバッ
クライトとしての補助光源などに使用されるフレキシブ
ル分散型ＥＬランプの製造方法に関する。

従来例の構成とその問題点 フレキシブル分散型ＫＬランプの製造上における重要な
要因として発光層皮膜と透明電極及び背面電極がいかに
密着するかということがあげられるＯ 電極面と発光層′皮膜の密着が完全になされていない場
合・透明電極と背面電極に交流電圧全負荷すると密着の
とれていない部分では接触インピーダンスが極端に大き
くなり電界がかからなくなりＥＬの発光原理である電場
発光が阻害され、輝度低下あるいは全く発光しないとい
う現象をきたす。

％に従来の製造方法では透明電極又は背面電極のいずれ
か一方の上に発光層皮膜全形成させた後背面電極又は透
明電極の残る一方の電極を何らかの方法で密着させる方
法がとられており５発光層皮膜と電極の密着確保に努力
がなされている。

具体的な方法としてはローラコーテスング工法スクリー
ン印刷等により形成された皮膜表面にカレンダロールを
使用し整面加工全施して皮膜平滑化を行っており、この
方法は・量産設備に多大な投資を伴い、製品価格も高く
なる〇 前述方法の中でローラーコーティング工法は比較的平滑
な表面状態が得られるが多大な設備投資を要する上に整
面工程上完全に除くまでにい八つていない。

一方、スクリーン印刷法の場合は、量産設備としては小
まわりがきき、ロールコーティング工法に比較し廉価な
投資におさえることができる反面皮膜印刷時に塗膜中に
気泡をまき込んだり・ンベリング性のバラツキによりロ
ールコーティング工法より皮膜平滑性が悪く、カレンダ
ーロールによる整面工程はさけられず、付帯工程での設
備投資が余儀なくされている。

発明の目的 本発明の目的は、高額なカレンダーロールの導入なしに
、量産性があり、平滑な皮膜表面が得られ、製品価格の
合理化が可能なフレキシブル分散型ＥＬランプの製造方
法を提供することである。

発明の構成 本発明は・塗膜剥離性のある平滑な基板上に、発光層皮
膜を塗布、焼付形成し、接着剤を塗布した背面電極と密
着させ・次に前記基板を前記発光層皮膜よシ剥離し、更
にこの剥離した側の前記発光層皮膜の面と透明電極を密
着させ発光素子を構させること全特徴とするフレキシプ
ノＶ分散型ＥＬランプの製造方法である０ 実施例の説明 以下本発明の実施例について説明するー塗膜剥離が容易
に可能な有機フィルム上に発光層皮膜を塗布、焼付する
。

この発光層皮膜の上に接着剤を塗布し、ウニ・シト状態
のままアルミ箔電極を重ね合せ・ゴムロール間を通し、
気泡を除き、１００℃〜１８０℃で５分〜６ｏ分加熱し
、接着剤を硬化させ、室温まで温度が降ったところで、
有機フィルム全剥離させる。

発光皮膜はアルミ箔電極面に接着剤で固定され透明電極
に密着する側の表面は有機フィルムの表面粗さにほぼ匹
摘する平滑面が得られる０しかる後適当な形状に外形を
裁断し、電極取出し端子をアルミ箔に付与し、集電極塗
布して電極取出し端子を付与した透明電極フィルムを重
ね合せ、包装フィルムを外側からあて、ラミネートしな
お、ここで発光層皮膜を形成する基板として有機フィル
ムを用いたが、基鈑としてアルミニウム。

鉄、銅、などよりなる金属箔を用いてもよいＯまた・基
板に紙を用いてもよい０さらに・基板にシリコーン系界
面活性剤系剥離剤を含有させることができる０さらに・
基板として有機フィルムと金属笛音ラミネートシタもの
を用いてもよい。

また、背面電極として・有機フィルムにアルミニウム１
１００Ａ以上蒸着したものを用いてもよい一以下本発明
のさらに具体的な実施例を図面とともに述べる。

第１図は工程の概要を示すもので剥離有機フィルムとし
て１８８μｍの厚みのポリエチレンテレフタレート（Ｐ
ＥＴ）にシリコンＩＪ　離削；コーティングした有機フ
ィルム１２の上に高誘電率を有するバインダー中にＺｎ
Ｓ　：　Ｃｕ　、　ｋｌ系、ＺｎＳ；Ｃｕ、Ｍｎ系、Ｚ
ｎ５　；　Ｃｕ、Ｂｒ系などの螢光体粉末を分散させた
発光層皮膜７をスクリーン印刷。

ロールコーテスングなどにより塗布し焼付ける。

更にその上に高誘電率全盲する有機バインダー中にＢａ
ＴｉＯ３などの高誘電率顔料を分散させた絶縁層６をス
クリーン印刷、ロールコーテノングなどにより塗布し焼
付する。

更に熱硬型エポキシ樹脂主剤１００部に対し硬化剤６〜
１５部を加えて調整した接着剤１３を絶縁層６上にスク
リーン印刷し、ウェットな状態のまま塗膜上に０．１ｔ
のアルミ箔を重ね合せ、ゴムロール間を通過させ脱泡処
理させた。（第１図（ａ）（ｂ）） この時のロール圧力ｕ　１　ｋｇ／ＣＪ以上で行った。

次に試料全１００℃〜１６０℃、１０分〜６０分の条件
で焼付で接着剤１３を硬化させた。

硬化、冷却後有機フノルム全剥離し、転写を完了した。

（第１図（Ｃ）） 転写面の表面粗度は第２図（ＩＬ）に示すように・最大
表面粗度Ｆｔｍａｘが０．５μｍであり、第２図（′ｂ
）に示す未処理品の場合の最大表面粗度Ｒｍａｘ１μ・
および第２図（Ｃ）　に示すカレンダリング品の最大表
面粗度Ｒｍａｘ　Ｏ０８μに比べて平滑になり、良好な
結果が得られた。

次いで所定の形状に裁断しく第１図（ｄ））・さらに第
１図（至））に示すようにアルミ箔面６に黄銅からなる
電極取出し端子１０ａ’ｉ取りつける。他方、１００μ
ｍの厚み（７）ＰＥＴ７フルム上にＩｎｚＯ３膜全４０
０〜１０００Ａの厚みに蒸着した透明電極９の蒸着面に
銀ペーストで集電極を塗布し、集電極上に黄銅からなる
電極取出し端子１ｏｂｉ取りつけたものを準備する。

次に発光層皮膜の平滑面と透明電極蒸着面を向い合せて
重ね、さらに透湿性の非常に小さい約２００μｍの厚み
のパッケージフィルムをその外側に重ね−１２０℃〜１
’５０℃−’ｏ−／ｌ／圧力１ｋｇ／ｃｒｌ−ロールス
ピード４００〜６００開／分のロールラミネーター中全
通し、第３図〜第６図のように完成させる。なお・第３
図はフレキシブル分散型平面図、第４図は第３図のＡ−
Ａ’断面図、第６図は裏面図である。

以上の方法に従って製造されたフレキシブル分散型ＥＬ
パネルは・ＺｎＳ　；　Ｃｕ、ｋｌ系螢光粉体を使用し
、’１００Ｖ、５００Ｈ２の条件下で９　Ｏｒ、ｔの初
期輝度が得られ・また発光むらもなく、充分実用に供し
うるものである。

また・整面加工設備として高額なカレンダーロールを導
入することがなく、かつ簡単的なスクリーン印刷機を使
用して製造し得ることが可能であり、製品価格合理化に
多大な効果が得られる０−発明の詳細 な説明したように、本発明の製造方法は、発光特性のす
ぐ、ｔ’Ｌ＊ＥＬパネルが得られ、さらに製−造コスト
も安価になるという効果が得られる〇

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｅ）は本発明の実施例にあるＫＬラン
プの製造方法の工程を示す図、第２図（ａ）は本発明の
方法に係る発光層皮膜の表面粗度を示す図・第２図（ｂ
）は未処理の場合の表面粗度を示す図、第２図（Ｃ）は
従来の方法に係る表面粗度全示す図・第３図は本発明の
方法によ−て得られたＥＬランプの平面図、第４図は第
３図のムーＡ′断面図、第５図は同下面図である。 ６・・・・・・背面電極用アルミ箔、６・・・・・・絶
縁層。 ７・・・・・・発光層皮膜、９・・・・・・透明電極、
１○ａ。 １ｏｂ・・・・・・端子、１１・・・・・・パッケージ
フィルム、１２・・・・・・有機フスルム、１３・・・
・・・接着剤、１４・・・−＋１　ロ　−ル。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名。 第１図 （ａ昌Ｉ（ｂ）説うπ　ＣＣ）剥離 （Ｃン 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）塗膜剥離性のある平滑な基板上に、発光層皮膜を
   塗布、焼付形成し・接着剤を塗布した背面の面と透明電
   極を密着させ発光素子を構成させること全特徴とするフ
   レキシブル分散型ＥＬランプの製造方法。 （（２）基鈑がアルミニウム、鉄、銅などの金属箔より
   なることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフレ
   キシブル分散型ＥＬランプの製造方法０ ゆ）　基板が紙であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のフレキシブル分散型ＫＬランプの製造方法
   。 （４）基板がシリコーン系界面活性剤系剥離剤を含−／
   −＝−ｍ９＋ｌ＋ＩＬ−１−ｍＩ−１１−？？＆！−４
   １−Ｍ１ツ１ｒ＝π；ｒ：ｒコｒコ１４５１１−−ｒ１
   ，１ｉｒ１；ン冨「記載のフレキシブル分散型ＥＬラン
   プの製造方法。 （６）基板が有機フノルムと金属箔をラミネートしたも
   のであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   フレキシブル分散型ＥＬランプの製造方法。 （６）背面電極が有機フノルムにアルミニウムを１００
   Ａ以上蒸着したアルミ蒸着フスルムであることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のフレキシブル分散型Ｋ
   Ｌランプの製造方法。