JPS60128240A - 円筒状セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製造方法 - Google Patents
円筒状セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60128240A JPS60128240A JP23752783A JP23752783A JPS60128240A JP S60128240 A JPS60128240 A JP S60128240A JP 23752783 A JP23752783 A JP 23752783A JP 23752783 A JP23752783 A JP 23752783A JP S60128240 A JPS60128240 A JP S60128240A
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- Japan
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- ceramic
- cast iron
- high chromium
- chromium cast
- molded body
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
大発明は、高耐摩耗ローラやロールの外層に適用される
セラミックス・高クロム鋳鉄複合体に関する。
セラミックス・高クロム鋳鉄複合体に関する。
近年、金属とセラミックス粒子との複合体を外層にもつ
高耐摩耗複合ローラやロールが使用され。
高耐摩耗複合ローラやロールが使用され。
その優れた耐摩耗性の故に使用増大の一途をたどってい
る。
る。
しかし、かかる外層において、金属は極めて耐摩耗性の
優れたセラミックスをつなぎ止めて強靭性を確保する役
割を有するものであるが、セラミックスより耐摩耗性が
劣るため金属部分が、−択的に摩耗し、結局耐摩耗性に
優れるが靭性に劣るセラミックスが欠は落ちる場合が生
じ1通常のセラミックス・金属複合体を外層とするもの
では。
優れたセラミックスをつなぎ止めて強靭性を確保する役
割を有するものであるが、セラミックスより耐摩耗性が
劣るため金属部分が、−択的に摩耗し、結局耐摩耗性に
優れるが靭性に劣るセラミックスが欠は落ちる場合が生
じ1通常のセラミックス・金属複合体を外層とするもの
では。
その耐摩耗性を十分に発揮するのに難があった。
大発明は斯る問題に鑑みなされたもので、セラミックス
粒子間の金属が選択的に摩耗され、セラミックス粒子が
欠は落ち、結局耐摩耗ローラや口−ルの外層が摩耗する
という事態を防止すぺ〈高耐摩耗ローラや゛ロールの外
層となる高耐摩セラミックス・金属複合体を提供するに
あり、その特徴とするところは、空隙率20〜80%の
セラミックス成型体の空隙に、化学組成が重量%で、C
:2.。
粒子間の金属が選択的に摩耗され、セラミックス粒子が
欠は落ち、結局耐摩耗ローラや口−ルの外層が摩耗する
という事態を防止すぺ〈高耐摩耗ローラや゛ロールの外
層となる高耐摩セラミックス・金属複合体を提供するに
あり、その特徴とするところは、空隙率20〜80%の
セラミックス成型体の空隙に、化学組成が重量%で、C
:2.。
〜3.2 %、 S:L :O,5〜2.5%1Mn
: 0.5〜1.5%。
: 0.5〜1.5%。
P : 0.25%以下、S:O,06%以下、N11
.0〜2.596 、 Cr : 10〜25 %、
Mo : 0.5〜2.0%、残部実質的にFeの高ク
ロム鋳鉄材が浸透されてなる点にある。
.0〜2.596 、 Cr : 10〜25 %、
Mo : 0.5〜2.0%、残部実質的にFeの高ク
ロム鋳鉄材が浸透されてなる点にある。
以下、太発14について詳述する。
第1図は、金属浸透層filのみからなる複合体の断面
を示し、(2)はセラミックス成型体を構成するセラミ
ックス粒子であり、(3)はセラミックス粒子相互の間
隙に浸透、充填された特定組成からなる高クロム鋳鉄材
である。
を示し、(2)はセラミックス成型体を構成するセラミ
ックス粒子であり、(3)はセラミックス粒子相互の間
隙に浸透、充填された特定組成からなる高クロム鋳鉄材
である。
セラミックス成型体を構成するセラミックス粒子(2)
としては、 AlgOB 、 ZrO* 、 B2O、
S1C、TiN。
としては、 AlgOB 、 ZrO* 、 B2O、
S1C、TiN。
Si、N、 、 TiC,V/C等の金属酸化物、ケイ
化物。
化物。
窒化物、金属炭化物、ホウ化物等の粒子を例示でき、そ
の大きさは、50〜1000μmである。この粒子寸法
は、後述するようにセラミックス成型体の空隙率を20
〜80%とするのに好適だからである。
の大きさは、50〜1000μmである。この粒子寸法
は、後述するようにセラミックス成型体の空隙率を20
〜80%とするのに好適だからである。
前記セラミックス粒子(2)の回妙に浸透、充填される
高クロム鋳鉄材(3)としては、化学組成が重量%で、
C: 2.0〜3.2%、S’L:0.5〜2.5%。
高クロム鋳鉄材(3)としては、化学組成が重量%で、
C: 2.0〜3.2%、S’L:0.5〜2.5%。
Mn:0.5〜1.5%、 P:O,25%以下、S:
O,06%以下、 Ni : 1.0〜2.5%、Cr
:1o 〜25%、MO:0.5〜2.0%、残部実質
的にFeの高クロム鋳鉄材を用いる。この材質の特徴は
、耐摩耗性を確保しつつも、セラミックス成型体の空隙
中へ浸透し易いことである。以下、上記成分限定の理由
について述べる。
O,06%以下、 Ni : 1.0〜2.5%、Cr
:1o 〜25%、MO:0.5〜2.0%、残部実質
的にFeの高クロム鋳鉄材を用いる。この材質の特徴は
、耐摩耗性を確保しつつも、セラミックス成型体の空隙
中へ浸透し易いことである。以下、上記成分限定の理由
について述べる。
C: 2.0〜3.2%
Cは(Fe−Cr)、C,視度化物を安定にする範囲内
でCrとバランスをとりつつ目的のカーバイド量により
決定されるべきであるが2.0%未満では炭化物の量が
少なく耐摩耗性が不足し、一方3.2%を越えると炭化
物の量が多くなり過ぎて、セラミックスをつなぎとめて
複合体の強靭性を保つ効果がなくなる。よって、Cは2
.0〜3.2%と規定する。
でCrとバランスをとりつつ目的のカーバイド量により
決定されるべきであるが2.0%未満では炭化物の量が
少なく耐摩耗性が不足し、一方3.2%を越えると炭化
物の量が多くなり過ぎて、セラミックスをつなぎとめて
複合体の強靭性を保つ効果がなくなる。よって、Cは2
.0〜3.2%と規定する。
Si : 0.5〜2.5 %
Slは溶湯の脱酸のため、及び溶湯の湯流れを良くして
、成形体の空隙を完全に満たし易くするために必要であ
る。0.5%未満では脱酸効果がなく。
、成形体の空隙を完全に満たし易くするために必要であ
る。0.5%未満では脱酸効果がなく。
ま九溶湯の流動性も良くない。また、2.5%を越えて
含有されると機械的性質の劣化をきたし、かつ、Ar、
変態点を下げて硬度が得難く力る。よってSlは0.5
〜2.5%七規定する。
含有されると機械的性質の劣化をきたし、かつ、Ar、
変態点を下げて硬度が得難く力る。よってSlは0.5
〜2.5%七規定する。
Mn : 0.5〜1.5 %
MnはS’Lの脱酸の補助としてその含有量は少なくと
□も0.5%以上必要である。しかし、1.5%を越□
えて含有されると靭性が劣化し、セラミックス成形体を
つなぎとめて、ローラーの強度を保つ効果がなくなる。
□も0.5%以上必要である。しかし、1.5%を越□
えて含有されると靭性が劣化し、セラミックス成形体を
つなぎとめて、ローラーの強度を保つ効果がなくなる。
よって、 Mnは0.5〜1.5%と規定する。
P : o、2596以下 □
Pは本来、ローラー材質に於て少なければ少ない程望ま
しい元素であるが、溶湯の湯流れを良くし、セラミック
ス成形体の空隙中に高クロム鋳鉄溶湯が入り込合完全に
一体となる為に0.25%までは許される。よってPは
0.25%以下とする。
しい元素であるが、溶湯の湯流れを良くし、セラミック
ス成形体の空隙中に高クロム鋳鉄溶湯が入り込合完全に
一体となる為に0.25%までは許される。よってPは
0.25%以下とする。
S : 0.06%以下
Sはローラー材質を脆くする為、少な、ければ少。
ない程望ましく、その含有量はO,069h以Fと規定
する。
する。
M : 1.0〜2.5%
N1は焼入性を向上し、積極的に硬度調整するため、及
び、耐腐食性を向上させて、腐食による摩耗を防ぐため
に含有するが、1.0%未満ではその効果がなく、2.
5%を越えて含有されると残留オーステナイトが増して
硬度が得難くなる。よってN1は1.0〜2.5%とす
る。
び、耐腐食性を向上させて、腐食による摩耗を防ぐため
に含有するが、1.0%未満ではその効果がなく、2.
5%を越えて含有されると残留オーステナイトが増して
硬度が得難くなる。よってN1は1.0〜2.5%とす
る。
Or:lO〜25%
Orは強靭性を向上させて、ローラー全体の耐事故性、
耐割損性を確保するため、及び、耐摩耗性を向上させて
、金属部分の優先摩耗を防ぐだめのものである。その含
有量が10%未満ではMsC型の炭化物が多く晶出し1
強靭性及び炭化物の微細均一化が得られない。よって、
前記C含有量とパラシスさせて%M、C,i炭化物が生
じる範囲10〜25%をOrの範囲と規定する。
耐割損性を確保するため、及び、耐摩耗性を向上させて
、金属部分の優先摩耗を防ぐだめのものである。その含
有量が10%未満ではMsC型の炭化物が多く晶出し1
強靭性及び炭化物の微細均一化が得られない。よって、
前記C含有量とパラシスさせて%M、C,i炭化物が生
じる範囲10〜25%をOrの範囲と規定する。
MO: 0.5〜2.0%
Moは焼入、焼戻し抵抗を高めると同時に、炭化物中に
入り、炭化物の硬度を高めると共に、焼戻し軟化抵抗を
促進するのに有効であり、その含有量が0.5%未満で
はこの様な効果が少々<、−!だ、2.0%を越えると
残留オーステナイトが安定化し。
入り、炭化物の硬度を高めると共に、焼戻し軟化抵抗を
促進するのに有効であり、その含有量が0.5%未満で
はこの様な効果が少々<、−!だ、2.0%を越えると
残留オーステナイトが安定化し。
硬度低下を来たす。よってMO含有量は0.5〜2.0
%と規定する。
%と規定する。
次に、前記浸透層+11の製造法について述べる。
先ず、当該製造に用いられる既述のセラミックス粒子(
2)によって形成されたセラミックス成型体について説
明する。該成型体は目的とする浸透層と略同形の円筒状
に、セラミックス粒子にバインダを添加して成型する。
2)によって形成されたセラミックス成型体について説
明する。該成型体は目的とする浸透層と略同形の円筒状
に、セラミックス粒子にバインダを添加して成型する。
即ち、セラミックス粒子に熱加塑性や熱硬化性結合剤を
加え、混合−成型−焼成により、目的の空隙率を存した
成型体を得る。空隙率は、セラミックス粒子の粒度、成
型圧力、焼成条件によりコントロールされるが、木発男
においては20〜8○%とする。2o%未満では外表面
付近まで金属の浸透を行うのが瞠しく、金属の浸透の々
いセラミックス焼成部分が残存し強度上好ましくない。
加え、混合−成型−焼成により、目的の空隙率を存した
成型体を得る。空隙率は、セラミックス粒子の粒度、成
型圧力、焼成条件によりコントロールされるが、木発男
においては20〜8○%とする。2o%未満では外表面
付近まで金属の浸透を行うのが瞠しく、金属の浸透の々
いセラミックス焼成部分が残存し強度上好ましくない。
一方、 80%を越えると成型が困難である上に、セラ
ミックス粒子面積が少なく所望の性質の付与が不足する
ためである。セラミックス成型体の肉厚は、その空隙率
にもよるが、後述する遠心力鋳造により金属を浸透させ
るセ、4合。
ミックス粒子面積が少なく所望の性質の付与が不足する
ためである。セラミックス成型体の肉厚は、その空隙率
にもよるが、後述する遠心力鋳造により金属を浸透させ
るセ、4合。
概ね50頗以下である。
上記説明した円筒状セラミックス成型体は、遠心力#造
用金型内に装填され、既述の高クロム鋳鉄材が遠心力鋳
造される。この場合、金属の浸透を助ける手段として、
セラミックス成型体を400−1200℃に予熱するこ
とが望ましい。この際、予熱による酸化等の変質を防止
するために、不活性ガス中で予熱することは有効であり
、加えて、該予熱は、鋳造により生じる熱衝撃による成
型体の割れ防止及び鋳造後の両者の収縮差による割れ防
止の上からも効果的である。
用金型内に装填され、既述の高クロム鋳鉄材が遠心力鋳
造される。この場合、金属の浸透を助ける手段として、
セラミックス成型体を400−1200℃に予熱するこ
とが望ましい。この際、予熱による酸化等の変質を防止
するために、不活性ガス中で予熱することは有効であり
、加えて、該予熱は、鋳造により生じる熱衝撃による成
型体の割れ防止及び鋳造後の両者の収縮差による割れ防
止の上からも効果的である。
前記遠心力鋳造に影はる金型の回転数については1回転
数が大きいほど、また鋳込温度が高いほど浸透を助畏し
好適であるが1通常GNO,で2o〜200程度にする
。装置の強度により制限されるからである。特に、セラ
ミックス成型体を構成する粒子が小さい場合、空隙率が
小さい場合、浸透層が厚い場合等は()No、け大きい
方がよい。遠心力鋳造によれば、上記のような金属の浸
透具合を容易に調整できて好適である。
数が大きいほど、また鋳込温度が高いほど浸透を助畏し
好適であるが1通常GNO,で2o〜200程度にする
。装置の強度により制限されるからである。特に、セラ
ミックス成型体を構成する粒子が小さい場合、空隙率が
小さい場合、浸透層が厚い場合等は()No、け大きい
方がよい。遠心力鋳造によれば、上記のような金属の浸
透具合を容易に調整できて好適である。
鋳造される高クロム鋳鉄材の溶湯量は、セラミックス成
型体内へすべて浸透−してしまう量とするほか、多い目
にしてもよい。この場合は、第2図に示すように、浸透
層filの内面に高クロム鋳鉄の単一層である内層(4
)が一体Y、成されることに々る。
型体内へすべて浸透−してしまう量とするほか、多い目
にしてもよい。この場合は、第2図に示すように、浸透
層filの内面に高クロム鋳鉄の単一層である内層(4
)が一体Y、成されることに々る。
このような内#t4+が存在すれば、該複合体を用いて
ローラ等を製作する場合、軸の焼ばめに際し。
ローラ等を製作する場合、軸の焼ばめに際し。
内面を加工し易く好適である。
以上のようにして製作されたセラミックス・高クロム鋳
鉄複合体は所望により芯部や軸が形成され、所定の高耐
摩耗ローラやロールに加工される。
鉄複合体は所望により芯部や軸が形成され、所定の高耐
摩耗ローラやロールに加工される。
即ち、大全11に係る複合体用いて、置注鋳型となし、
こ九に所望の軸材1例えばダクタイル鋳鉄や高級鋳鉄を
鋳込みローラ等に形成したり、又該複合体の内面を機械
加工後、所望の軸材を焼ばめてローラ等に形成する。尚
、前記置注鋳Φの場合。
こ九に所望の軸材1例えばダクタイル鋳鉄や高級鋳鉄を
鋳込みローラ等に形成したり、又該複合体の内面を機械
加工後、所望の軸材を焼ばめてローラ等に形成する。尚
、前記置注鋳Φの場合。
複合体からの合金成分が軸材へ混入、拡散し、軸材の強
度低下を防ぐため、事前に遠心力鋳造にて複合体内面に
中間層を鋳込んでおくのも有効である。
度低下を防ぐため、事前に遠心力鋳造にて複合体内面に
中間層を鋳込んでおくのも有効である。
次に実施例を掲げて説明する。
〈実施例1〉
外径3○0φX 400 l!m、厚さ33闘の搬送ロ
ーラ用セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製産実施例
。
ーラ用セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製産実施例
。
fl) 外径304φ、厚さ35削、空隙率”O〜80
%のセラミックス成型体(セラミックスの種類: Al
low。
%のセラミックス成型体(セラミックスの種類: Al
low。
粒子=50〜500μm)を1150℃に予熱して遠心
力鋳造用金型にセットした。
力鋳造用金型にセットした。
(2)上記金型を回転させ、所定の回転下(l○50r
pm )で、第1表に示すの高クロム鐙鉄溶湯を。
pm )で、第1表に示すの高クロム鐙鉄溶湯を。
セラミックス成型体内面に、鋳込温度1400℃で鋳込
んだ。
んだ。
(31複合体を断面調査した結果、鋳造金属がセラミッ
クス成型体のすべての厚さに亘って浸透し。
クス成型体のすべての厚さに亘って浸透し。
3綱の厚さの高クロム鋳鉄内Mがその内面に形成されて
いるのが認められた。
いるのが認められた。
〈実施例2〉
外径300φX 400 pm 、厚さ401III+
の搬送ローラ用セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製
造実施例。
の搬送ローラ用セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製
造実施例。
(1)外径304φ、厚さ44頗、空隙率75〜80%
のセラミックス成型体(セラミックスの種類:A7!*
O,、粒子:50〜500μrn)を1100℃に予熱
して遠心力鋳造用金型にセットした。
のセラミックス成型体(セラミックスの種類:A7!*
O,、粒子:50〜500μrn)を1100℃に予熱
して遠心力鋳造用金型にセットした。
(2)上記金型を回転させ、所定の回転下(11058
rp )で、第2表に示す高クロム鋳鉄溶湯をセラミッ
クス成型体内面に、鋳込温度1405℃で鋳込んだ。
rp )で、第2表に示す高クロム鋳鉄溶湯をセラミッ
クス成型体内面に、鋳込温度1405℃で鋳込んだ。
(注、wt%、残部実質的にFe )
(3)複合体を断面調査した結果、鋳造金属がセラミッ
クス成型体のすべての厚さに頁って浸透し。
クス成型体のすべての厚さに頁って浸透し。
1mの厚さの高クロム鋳鉄内層がその内面に形成されて
いるのが認められた。
いるのが認められた。
〈実施例3〉
外径250φ×45○l、厚さ30〜のローラ用セラミ
ックス・高クロム鋳鉄複合体の製造実施例。
ックス・高クロム鋳鉄複合体の製造実施例。
fl) 外径252φ、厚さ31絹、空隙率60〜70
%のセラミックス稈翌体(セラミックスの種類: Al
*os。
%のセラミックス稈翌体(セラミックスの種類: Al
*os。
粒子: 50〜500 pm )を1100℃に予熱し
て遠心力鋳造用金型にセットした。
て遠心力鋳造用金型にセットした。
(2)上記金型を回転させ、所定の回転下(1131r
pm )で、第3表に示す高クロム鋳鉄溶湯をセラーミ
ックス成型体内面に、#込温度1400℃で鋳込んだ。
pm )で、第3表に示す高クロム鋳鉄溶湯をセラーミ
ックス成型体内面に、#込温度1400℃で鋳込んだ。
(注、単位wt%、残部実質的にFe)(31複合体を
断面調査した結果、鋳造金属が、セラミックス成型体の
すべての厚さに亘って浸透し、2納の厚さの高クロム鋳
鉄内層がその内面に形成されているのが認められた。
断面調査した結果、鋳造金属が、セラミックス成型体の
すべての厚さに亘って浸透し、2納の厚さの高クロム鋳
鉄内層がその内面に形成されているのが認められた。
以上説明した通り1本願発明のセラミックス・高クロム
鋳鉄複合体は、空隙率20〜80%のセラミックス成型
体の空隙に、化学組成が重量%で。
鋳鉄複合体は、空隙率20〜80%のセラミックス成型
体の空隙に、化学組成が重量%で。
C: 2.0〜3.2%、 81 : 0.5〜2.5
J Mn+0.5〜1.5%、P : 0.25%以
下、S :O,0696以下、Ni、 : 1.0〜2
.5 %、 Cr : 10〜25 %、 MO: 0
.5〜2.0%、残部実質的にFeの耐摩耗性に富んだ
高クロム鋳鉄材が浸透された浸透層を有するので、斯る
浸透層を外層として形成したローラ等においては、セラ
ミックス粒子間の金属が選択的に厚耗されることがなく
、故にセラミックスが欠は落ち、椰亀へて糾ローラ眞箇
耐嘗扛性雀イ丘下士スとシ雀ちい。このように、大発明
に係るセラミックス・高クロム鋳鉄複合体は、耐摩耗性
ローラ等の外層として極めて優れ、工業的価値ti著大
である。
J Mn+0.5〜1.5%、P : 0.25%以
下、S :O,0696以下、Ni、 : 1.0〜2
.5 %、 Cr : 10〜25 %、 MO: 0
.5〜2.0%、残部実質的にFeの耐摩耗性に富んだ
高クロム鋳鉄材が浸透された浸透層を有するので、斯る
浸透層を外層として形成したローラ等においては、セラ
ミックス粒子間の金属が選択的に厚耗されることがなく
、故にセラミックスが欠は落ち、椰亀へて糾ローラ眞箇
耐嘗扛性雀イ丘下士スとシ雀ちい。このように、大発明
に係るセラミックス・高クロム鋳鉄複合体は、耐摩耗性
ローラ等の外層として極めて優れ、工業的価値ti著大
である。
第1図及び第2図は大発明に係る複合体の部分断面図で
ある。 (1)・・・浸透層、(21・・・セラミックス粒子、
(31・・・高クロム鋳鉄材、(4)・・・内層。
ある。 (1)・・・浸透層、(21・・・セラミックス粒子、
(31・・・高クロム鋳鉄材、(4)・・・内層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空隙率2O〜80%のセラミックス成型体の空隙に
、化学組成が重量%で、 C:2.O〜3.2% Si:O,5〜2.5% Mn : 0.5〜1.5% P :0.25%以下 S :O,06%以下 Ni:1.o〜2.5% Cr:10〜25% Mo : O,F5〜2.0% 残部実質的にFeO高クロム鋳鉄材が浸透されてなる浸
透層を有することを特徴とするセラミツ材と同一化学組
成の内層と一体形成されてなる特許請求の範囲第1項記
載のセラミックス・高クロム鋳鉄複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23752783A JPS60128240A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 円筒状セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23752783A JPS60128240A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 円筒状セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60128240A true JPS60128240A (ja) | 1985-07-09 |
JPS642181B2 JPS642181B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=17016648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23752783A Granted JPS60128240A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 円筒状セラミックス・高クロム鋳鉄複合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60128240A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6250424A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Kubota Ltd | 金属・セラミツクス複合防震材 |
JPS63179031A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-23 | Agency Of Ind Science & Technol | 金属−セラミツクス複合成形体及びその製造方法 |
JP2007198655A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Denso Corp | 空調システム |
WO2010104322A3 (ko) * | 2009-03-10 | 2010-12-23 | 주식회사 제이씨에스 | 씰 제조용 합금주철, 씰 및 씰의 제조 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107203A (en) * | 1976-02-05 | 1977-09-08 | Sandvik Ab | Composite structure composed partly of sintered carbide alloy and partly of cast alloy |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP23752783A patent/JPS60128240A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS52107203A (en) * | 1976-02-05 | 1977-09-08 | Sandvik Ab | Composite structure composed partly of sintered carbide alloy and partly of cast alloy |
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---|---|---|---|---|
JPS6250424A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-05 | Kubota Ltd | 金属・セラミツクス複合防震材 |
JPS63179031A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-23 | Agency Of Ind Science & Technol | 金属−セラミツクス複合成形体及びその製造方法 |
JP2007198655A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Denso Corp | 空調システム |
WO2010104322A3 (ko) * | 2009-03-10 | 2010-12-23 | 주식회사 제이씨에스 | 씰 제조용 합금주철, 씰 및 씰의 제조 방법 |
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Publication number | Publication date |
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JPS642181B2 (ja) | 1989-01-13 |
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