JPS6012815B2 - 位相制御回路 - Google Patents

位相制御回路

Info

Publication number
JPS6012815B2
JPS6012815B2 JP51019009A JP1900976A JPS6012815B2 JP S6012815 B2 JPS6012815 B2 JP S6012815B2 JP 51019009 A JP51019009 A JP 51019009A JP 1900976 A JP1900976 A JP 1900976A JP S6012815 B2 JPS6012815 B2 JP S6012815B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal source
impedance means
impedance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51019009A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52102661A (en
Inventor
誠 降籏
重秋 南畑
孝雄 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP51019009A priority Critical patent/JPS6012815B2/ja
Priority to US05/771,200 priority patent/US4136289A/en
Priority to CA272,611A priority patent/CA1064585A/en
Publication of JPS52102661A publication Critical patent/JPS52102661A/ja
Publication of JPS6012815B2 publication Critical patent/JPS6012815B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
    • H03B5/36Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/02Details
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting
    • H03H11/20Two-port phase shifters providing an adjustable phase shift
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/44Colour synchronisation
    • H04N9/455Generation of colour burst signals; Insertion of colour burst signals in colour picture signals or separation of colour burst signals from colour picture signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は位相制御回路とこれを利用した発振回路に関し
、主としてカラーテレビジョン受信機に用いられる位相
制御回路と発振回路を対象とする。
カラーテレビジョン受信機において色調整を行なう場合
、3.斑MHZ色副搬送波発振器の発振出力の位相を変
化させることにより、色調整が可能となる。
この色調整を行なう回路として位相制御回路が必要とな
る。従来、位相制御回路としては、第11図に示すよう
に、抵抗R,3とコンデンサC3によるAC(交流)タ
イプのものが知られている。この回路は、抵抗又,3又
はコンヂンサC3を可タ変とすることにより位相を変化
させるものであるが、調整用のコンデンサC3又は抵抗
R,3を受信機の操作盤に設けることが必要であり、比
較的長い信号線を要するため、雑音等の影響を受け易い
という欠点がある。一方、DC(直流)タイプとして知
られている第12図に示すような回路は、土450それ
ぞれ位相が異なる二信号をそれぞれ差動トランジスタQ
,5,Q,6に印加しさらに差動トランジスタQ,7,
Q,8及びQ,9,Q初で構成されるゲインコントロー
ル回路によりベクトル加算して位相を制御するもので、
位相コントロール線Vcと位相制御される信号線とが分
離しているため、雑音の影響を受けないという利点を有
する。
しかし、この回路をモノリシツク半導体集積回路に構成
する場合、±45oそれぞれ位相が互いに異なる二信号
を印加するための外付ピンP6,P7と、位相制御のた
せの入力電圧Vcを印加する外付ピンP8及び出力信号
OUTを得るための外付ピンP9との少なくとも4ピン
の外付端子を必要とする。
また、受信クロマ信号中に含まれるカラーバースト信号
に同期した色副搬送波信号を形成するための3.5剥け
HZ色副搬送波発振回路は、上記カラーバースト信号と
自励発振周波数との位相を比較してその修正を行なうも
のである。
この発振回路は電圧制御型発振回路(VCO)であり、
制御電圧を位相信号に変換する回路として上記位相制御
回路が用いられるものであったが、モノリシツク半導体
集積回路に構成した際上記同様に外付ピンが多くなる点
の他に外付部品が増大するという欠点を有する。本発明
は上記問題点を解決するためなされたもので、その目的
とするところは、モノリシツク半導体集積回路に構成し
た際外付ピン数の減少を図った位相制御回路及び発振回
路を提供することにある。
本発明の他の目的は、外付部品点数の削減を図った発振
回路を提供することにある。上記目的を達成するための
本発明の基本的構成は、少なくとも、同一周波数信号を
出力する電圧信号源と電流信号源、第1と第2のインピ
ーダンス手段、及び出力量制御手段を具備し、上記電圧
信号源の出力端子P.と上記出力量制御手段により4制
御される電流信号源の出力を得る出力端子P2との間に
第1のインピーダンス手段を接続し、上記出力端子P2
と交流的接地点との間に第2のインピーダンス手段を接
続し、上記出力端子P2より位相制御出力を得るように
してなることを特徴とするものである。
本発明の他の構成は、上記基本的回路構成において、出
力量制御手段を基準となる周波数との位相差に応じた信
号で制御するものとするとともに、出力端子P2と増幅
回路の入力との間に水晶振動子を設け、この増幅回路の
出力で上記電流信号源及び電圧信号を駆動するようにし
てなることを特徴とするものである。
以下、実施例にそって図面を参照し、本発明を具体的に
説明する。
第1図は本発明に係る位相制御回路の基本的一実施例を
示す回路図である。
同図において、1は電圧信号源であり、例えばトランジ
スタQ,と抵抗R,で構成されるヱミッタフオロワ回路
で形成する。
このェミッタフオロワ回路は低出力インピーダンスを有
するものであり電圧信号源と等価である。また、2は電
流信号源であり、例えばトランジスタQ2、ェミッタ抵
抗R2で構成されたェミッタ接地型増幅回路で形成する
。このェミッタ接地回路は高出力インピーダンスを有す
るものであり電流信号源と等価である。また、3は出力
量制御手段であり、差動トランジスタQ3,Q4により
上記トランジスタQ2のコレクタ信号を分割してその一
方を出力端子P2に導くことによって出力量を制御する
上記ェミッタフオロワ回路の出力端子P,と上記出力端
子P2との間にはインピーダンス手段乙を接続し、電源
端子Vq(交流的接地点)と上記出力端子P2との間に
はインピーダンス手段Zを援続して電流信号源の出力と
電圧信号源の出力とをベクトル加算を行なう回路を形成
する。これらインピーダンス乙,Z2は互いに譲導性又
は容量性成分を異ならせるものとする。すなわち、イン
ピーダンスZ,とZとの組合せは、次の表のように6通
りのいずれかに決定される。上記構成の回路において、
周波数信号をトランジスタQ,,Q2のベースに共通に
印加し、この基準周波数信号INに対して、出力量制御
回路3の制御電圧Vcを変化させることにより位相が変
化させられた信号OUTを上記出力端子P2より得る。
この回路の動作説明をするにあたり、第1図の回路にお
いて、電圧信号源1から見た等価回路は電流信号源2の
出力インピーダンスが大きいことより第2図に示すよう
に電圧信号源1に対してインピーダンスZ,Z2が直列
接続されたものとなる。
また、電流信号源2から見た等価回路は電圧信号源1の
インピーダンスが小さいことより第3図aに示すように
電流信号源2に対してインピーダンスZ,Zが並列接続
されたものとなる。この等価回路は、等価電源の定理よ
り電流源を電圧源に変換すると第3図bに示すように変
形できる。上記第2図の等価回路の出力V2と、第3図
bの等価回路の出力V2′をそれぞれ求め、重ねの定理
によりベクトル合成することによって出力信号が求めら
れることが理解されよう。今、インピーダンスZを抵抗
RaとコンデンサCの直列回路とし、インピーダンスZ
を抵抗Rbとした場合について、上記出力V2,V2′
を求めると次のようになる。
V・=1(Ra+R「i才) 【,, V2ニ蛇b ■
【11式より1を求める。
IE V,11 R8十 Rb.一 Jの−−C 糊式を■式に代入してV2を求める。
6白tan・1 のC (5) Ra+Rb ■式及び■式より出力V2はV,に対して8だけ位相が
進んだものとなる。
一方出力V2′は次のようにして求められる。
V・′;1′(Ra十Rb−i点) ‘6)v2′
=1′(Ra−i才) 【7)‘6}式より1′を
求める。
■式をの式に代入してV2′を求める。
8′ニ肌」=& のC /〔((Ra+Rb)Ra+中学〕 QQ【91式お
よび(1の式より出力V2′はV,′に対してもa′だ
け位相が遅れたものとなる。
これをベクトル図で示すと第4図に示すようになる。
ここで、V,とV,′とが逆相であるのは、電流信号源
を形成するェミッタ接地増幅回路は入力と出力が逆相と
なり、電圧信号源を形成するヱミツタフオロワ回路は入
力と出力が同相となるからである。上述した重ねの定理
より、出力OUTは同図に示すように信号V2,V2′
をベクトル加算したものとなる。
ここで、電流信号源2の出力V,′は、出力量制御手段
によりそのレベルを変化させることができ、これを従っ
て上記信号V2′も変化する。この変化に応じて出力O
UTの位相が同図に示すように△8方向に変化するもの
となり、位相制御を行なうことができる。第5図に示し
たベクトル図は、インピーダンス乙の上記コンデンサC
に替え、コイルを用いた場合の一例を示すものであり、
このときは信号V2は8だけ遅れ「V2′は8′だけ進
むものとなり、信号V2′のレベル減少に伴なつて出力
OUTの位相は△8の方向、言い換えれば第4図の場合
と逆に位相が進む方向に変化する。
さらに、第6図のベクトル図は、電流信号源と電圧信号
源との位相を同相とした場合の一例を示すものであり、
インピーダンスZ,Z2の構成は前記説明したコンデン
サを用いたときのものを示す。
この場合も第5図と同様電流信号源出力のレベル減少に
伴なつて、出力OUTの位相を進ませることができる。
第7図は、本発明に係る位相制御回路をカラーテレビジ
ョン受信機における色調整回路(TINT回路)に適用
した場合の具体的一実施例を示す回路図である。
同図において、一点鎖線9で囲まれた部分はモノリシツ
ク半導体集積回路に構成される部分で、外付ピンP,〜
P5を介して外部回路及び電源供給がなされる。
破線で囲まれた部分1〜8は色調整回路の主要部を示す
ものであり、前記基本的回路と対応させて数字1〜5は
対応している。
7はバイアス回路であり、直列接続された抵抗R4,R
5及びダイオード(又はダイオード接続したトランジス
タ、以下同じ)Q8,Q9により、レベルコントロール
回路3の蓋勤トランジスタQ,Q4のバイアス、定電流
トランジスタQ5,Q,Q.4を駆動する定電圧を形成
する。
上記差動トランジスタQ,Q4へのバイアス電圧は、ト
ランジスタQ?、抵抗R6により構成されるェミッタフ
オロワ回路を介して出力される。1はェミッタフオロワ
回路であり、電圧信号源として作用する。
ェミッタ側に設けられる負荷は上記定電圧で駆動される
定電流トランジスタQ5そのェミッタ抵抗R,で構成さ
れる。また、トランジスタQ,のベースには後述する増
幅回路8を介した3.斑MHZ発振出力が印加され、ェ
ミツタ出力を抵抗R?を介して外付ピンP,に導出する
。上記ェミッタフオロワ回路のェミッタ負荷として定電
流回路を用いたのは上記3.捌MHZの信号がアースラ
インに流れ込むのを防止するためのものである。2はェ
ミッタ接地増幅回路であり、電流信号源として作用する
この増幅トランジスタQ2のェミッタ抵抗R2,R3の
接続点に接続されたトランジスタQは、定電圧バイアス
されているため上記トランジスタQ2と差動的に動作す
るものとなり、上記増幅トランジスタQ2のベースに印
加された3.5削MHZの信号がアースラインに流れ込
むのを防止する作用をなす。上記トランジスタQ2のコ
レクタ信号は、レベルコントロール回路3として作用す
る差動回路を介して外付ピンP2に導出される。
また、上記差動トランジスタQ,Q4の一方のトランジ
スタQ4のベースは外付ピンP3に導かれ、この外付ピ
ンP3には調整抵抗R,2で構成される調整部6で形成
された電圧信号が印加される。この電圧信号とバイアス
電圧との相対的電圧差に応じて差動トランジスタQ3,
Q4の導適度が変化することにより、電流信号源の出力
レベルコントロールがなされる。8は増幅回路であり、
3.脚MHZ発振出力を上記電圧源1,電流原2のトラ
ンジスタQ,,Q2に供給する。
この増幅回路は増幅トランジスタQ,。とそのェミツタ
負荷で構成されるェミツタフオロワ回路であり、ダイオ
ードQ,.〜Q,3はしベルシフトのためにあり、トラ
ンジスタQ,4、抵抗R,。がェミッタ負荷を構成する
。上記負荷を定電流回路としたのは、前記同様に3.斑
MHZの信号がアースラインに流れ込むのを防止するた
めである。4′は、外付コンデンサC,であり、モノリ
シック半導体集積回路9に内蔵された抵抗R7とともに
、前記基本回路におけるインピーダンスZ,に相当する
インピーダンス手段である。
5は、外付コイルLであり、前記基本回路におけるイン
ピーダンスZに相当するインピーダンス手段である。
なお、上記コイルLの交流的接地端子側に設けられた抵
抗R,.とコンデンサC2は、電源電圧Vccのリツプ
ル除去フィル夕11を構成するものであり、例えばそれ
ぞれの値をR,.=1800,C2:0.015一Fと
し、3.58MHZの色副搬送波信号に対しては接地端
子とみることができる。この実施例においては、出力O
UTの位相を第9図に示すように、900の範囲(TI
NTセンターを基準として士45oの範囲)で調整でき
るようにするため、電圧信号源1のみによる出力ピンP
2における信号V2を45o進め、一方電流信号源2の
みによる出力ピンP2における信号V2′を同相とする
とともに、そのレベルを(V2′=ノ夏V2)に設定す
る。
上記の位相関係を実現するための条件は、次のようにし
て求められる。
電圧信号源1から見た合成インピーダンスZoは次式(
11)で求められる。
乙!りZ2:R7十i仇‐才) (11)この回路は直
列回路であるので、上記合成インピーダンスZの実数部
(R7)と虚数部(のL−亨)を等しくすることはり・
肋ピ岬こおける信号の位相を450進めることができる
すなわち、各素子の定数を次式(12)を満足するよう
に設定することにより、直列回路における電流の位相は
45o遅れることとなる。1 (12 R7ニのL−ーー− のCI そして、この電流がコイルLに流れることにより生ずる
電圧降下が出力ピンP2に得られる電圧信号V2となる
この電圧信号V2は、上記450遅れた電流に対して9
00進むものであるため、電圧信号源電圧出力に対して
4ず進めることができる。次に、電流信号源2からみた
合成インピーダンスZ′は、次式(13)で求められる
。乙=穿き ここで、同相出力を得るためには、式(13)の虚数部
を0とすればよい。
すなわち、次式(14)に示す第2の条件が得られる。
肌琴=き仇‐才) (ぬ この式(14)は、上記第1の条件(12)により、次
式(15)に示すように変形できる。
■LR7=毒 (19以上のことより、3.
斑MHzの色副搬送波信号に対して、上記式(12)及
び(15)の両者を満足するべく抵抗虫7、コンデンサ
C,及びコイルLの定数を定めればよい。
例えば、抵抗R7=1.弧○、コイルL=68rHコン
デンサC,=33pFとすることにより、上記条件をほ
ぼ満足でき、実用上問題のない色調整範囲を得ることが
できる。また、上記両信号源1,2による出力ピンP2
におけるレベル比(V2′=ノ2V2)を得るには、こ
れらの信号源を構成する増幅利得を調整することにより
、可能である。
例えば、電流信号源2を構成するェミッタ抵抗R2の値
を適当に選ぶことにより、レベルコントロール回路3の
減衰量が0のときの出力を上述のように電圧信号源1に
よる出力レベルV2に対して電流信号源2による出力レ
ベルV2′をノ2倍と設定することができる。したがっ
て、レベルコントロール回路3により、その減衰量を0
として、上記電流信号源出力V2′をそのまま出力ピン
P2に供給すると、第9図に示すように、TINTセン
ターに対して450進んだ出力OUTが得られ、上記し
ベルコントロール出力をV2′/2とすると出力OUT
はTINTセンターと一致する。このようにレベルコン
トロール回路3により、電流信号源出力をV2′〜0に
変化させることにより、TINTセンターを基準として
十45o〜一45oの範囲で連続的に出力OUTの位相
を変化させることができる。以上説明した本実施例回路
によれば、従来のDC型位相制御回路に比して、外付ピ
ンを3ピンで構成でき、その削減が図られる。
また、±450の信号を形成する必要がないから回路が
極めて簡単となる。上述したように本発明に係る位相制
御回路は、電圧信号により位相が異なるものである。
このことを利用して電圧制御型発振回路を構成できる。
すなわち、水晶振動子における位相と周波数の関係は第
10図に示す特性が得られる。この特性図は水晶振動子
の両電極に印加する信号の位相差が発振周波数を変化さ
せることを示すものであり、位相差がないときは固有の
発振周波数foで発振し、例えば位相が十450進むと
、このときの発振周波数はf。的となるのである。水晶
振動子の等価回路は、並列共振回路を構成するものであ
り、並列共振回路における位相と周波数との関係は、電
子回路ハンドブック編集委員会線「電子回路ハンドブッ
夕一丸善(昭和42王8月20日)のP863に記載さ
れている。
なお、この位相特性図は、機軸を共振周波数に対する比
をもって示しているが、第10図に示すように、周波数
としても同様であることはいうまでもないであろう。
したがって、第8図に示すように、電圧信号源1、電流
信号源2、出力量制御手段3、インピーダンス手段4,
5及び電圧増幅率が1より大きな増幅回路8を使用して
位相制御回路を構成し、この位相制御回路の出力端子と
増幅回路8の入力端子との間に水晶振動子10を接続す
ることにより、発振出力の位相が制御可能な発振回路を
構成することができる。
すなわち、増幅回路8の電圧増幅率を1より十分大きな
値に設定することにり、増幅回路8、電圧信号源1、電
流信号源2、出力量制御手段3、インピーダンス手段4
,5、水晶振動子10からなる閉ループの利得が1以上
となり発振回路を構成できるだけでなく、出力量制御手
段3に印加する制御電圧△Vを変化させることにより発
振出力の位相を制御することが可能となる。
本発明は前記実施例に限定されず、回路構成は種々変形
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例を示す基本的回路図、第2図、第
3図a,bはその等価回路、第4図〜第6図はベクトル
図、第7図は位相制御回路の具体的回路図、第8図は本
発明による位相制御回路を発振回路内部の位相制御部に
適用した応用例を示すブロック図、第9図は第7図の回
路のベクトル図、第10図は発振回路の動作説明のため
の周波数一位相特性数、第11図、第12図は従釆技術
の一例を示す回路図である。 1・・・・・・電圧信号源、2・・・・・・電流信号源
、3…・・・出力量制御手段、4,5……インピーダン
ス手段、6・・・・・・調整部、7・・・・・・バイア
ス回路、8・・・・・・増幅回路、9・・・・・・半導
体集積回路、10・・・・・・水晶振動子、11・・・
・・・リップル除去フィル夕。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、同一周波数信号を出力する電圧信号源
    と電流信号源、第1と第2のインピーダンス手段、及び
    出力量制御手段を具備し、上記電流信号源がエミツタ接
    地型トランジスタ増幅回路で構成され、上記電圧信号源
    がエミツタフオロワトランジスタ増幅回路で構成され、
    上記出力量制御手段が上記電流信号源の出力をトランジ
    スタ差動回路によって分割してその一方の信号を用いる
    ように構成され、上記電圧信号源の出力端子P_1と上
    記出力量制御手段の出力端子P_2との間に上記第1の
    インピーダンス手段を接続し、上記出力端子P_2と交
    流的接地点との間に上記第2のインピーダンス手段を接
    続し、上記出力端子P_2より位相制御出力を得るよう
    にしてなることを特徴とする位相制御回路。 2 上記電流信号源のエミツタ接地増幅トランジスタの
    ベースと上記電圧信号源のエミツタフオロワ増幅トラン
    ジスタのベースとに共通の周波数信号を印加してなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相制御回
    路。 3 上記第1のインピーダンス手段は容量性又は誘導性
    インピーダンスを含み、上記第2のインピーダンス手段
    は抵抗成分を含むことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の位相制御回路。 4 上記第1のインピーダンス手段は抵抗とコンデンサ
    の直列回路よりなり、上記第2のインピーダンス手段は
    コイルとし、上記第1、第2のインピーダンス手段の直
    列回路による合成インピーダンス手段は実数部と虚数部
    が等しく、上記第1、第2のインピーダンス手段の並列
    回路による合成インピーダンスは実質的に実数部のみか
    らなるように上記第1、第2のインピーダンス手段を構
    成する素子定数を設定するとともに、上記出力端子P_
    2における上記電流信号源による出力レベルを上記電圧
    信号源による出力レベルのほぼ2倍とすることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の位相制御回路。
JP51019009A 1976-02-25 1976-02-25 位相制御回路 Expired JPS6012815B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51019009A JPS6012815B2 (ja) 1976-02-25 1976-02-25 位相制御回路
US05/771,200 US4136289A (en) 1976-02-25 1977-02-23 Phase control circuit and oscillator circuit using it
CA272,611A CA1064585A (en) 1976-02-25 1977-02-24 Phase control circuit and oscillator circuit using it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51019009A JPS6012815B2 (ja) 1976-02-25 1976-02-25 位相制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52102661A JPS52102661A (en) 1977-08-29
JPS6012815B2 true JPS6012815B2 (ja) 1985-04-03

Family

ID=11987498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51019009A Expired JPS6012815B2 (ja) 1976-02-25 1976-02-25 位相制御回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4136289A (ja)
JP (1) JPS6012815B2 (ja)
CA (1) CA1064585A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461408B2 (ja) * 1984-07-31 1992-09-30 Fujitsu Ltd

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2108345A (en) * 1981-10-30 1983-05-11 Philips Electronic Associated All-pass curcuit arrangement
JPS60125006A (ja) * 1983-12-09 1985-07-04 Toyo Commun Equip Co Ltd 発振器
JPH0514054A (ja) * 1991-07-02 1993-01-22 Canon Inc 信号発生装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3292098A (en) * 1963-07-24 1966-12-13 Honeywell Inc Amplifier circuit with unipolar output independent of input polarity
US3673505A (en) * 1970-11-13 1972-06-27 Rca Corp Synchronous demodulator employing a common-base transistor amplifier
JPS5437953B2 (ja) * 1974-04-25 1979-11-17
US3970868A (en) * 1975-06-27 1976-07-20 Raytheon Company Phase comparator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461408B2 (ja) * 1984-07-31 1992-09-30 Fujitsu Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
CA1064585A (en) 1979-10-16
US4136289A (en) 1979-01-23
JPS52102661A (en) 1977-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0556049B2 (ja)
JPH02180410A (ja) 温度補償多周波発振器
JPH0561804B2 (ja)
JPS6012815B2 (ja) 位相制御回路
JPS61144104A (ja) 90度の位相差を持つ2個の正弦波信号の発生回路
US4227205A (en) Hue and saturation control circuitry requiring single coupling capacitor
US4595887A (en) Voltage controlled oscillator suited for being formed in an integrated circuit
JPH0818357A (ja) 中間周波増幅回路
JP2930305B2 (ja) 移相型発振回路
JPS58215136A (ja) 発振器の自走周波数調節装置
US4456885A (en) Filter circuit suitable for being fabricated into integrated circuit
JPH0225286B2 (ja)
JPS6115627Y2 (ja)
JPH0583032A (ja) 水晶発振回路
JPS59191907A (ja) ミキサ回路
JPH0831772B2 (ja) 位相合成・分岐回路
JPS6236332Y2 (ja)
JP2600479B2 (ja) 電圧制御発振器
JP3030193B2 (ja) フィルタ調整回路およびそれを用いたy/c分離回路
JPS6360926B2 (ja)
JPS62603B2 (ja)
JPS5952846B2 (ja) カヘンイソウカイロ
JPH032985Y2 (ja)
JPH0635546Y2 (ja) 周波数制御回路
JPS5949727B2 (ja) 可変移相回路