JPH0561804B2 - - Google Patents

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JPH0561804B2
JPH0561804B2 JP61501835A JP50183586A JPH0561804B2 JP H0561804 B2 JPH0561804 B2 JP H0561804B2 JP 61501835 A JP61501835 A JP 61501835A JP 50183586 A JP50183586 A JP 50183586A JP H0561804 B2 JPH0561804 B2 JP H0561804B2
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circuit
current
terminal
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variable reactance
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JP61501835A
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Gerald K Lunn
Eric W Main
Michael Mcginn
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Motorola Inc
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Publication date
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Publication of JPH0561804B2 publication Critical patent/JPH0561804B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/46One-port networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/46One-port networks
    • H03H11/48One-port networks simulating reactances
    • H03H11/483Simulating capacitance multipliers

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Description

請求の範囲 1 第1及び第2の端子間に制御可能なリアクタ
ンスを発生させるモノリシツク集積化された平衡
可変リアクタンス発生回路であつて、第1の端子
と第2の端子と及び共通端子とを有し、印加され
た制御信号に応答して互いに比例する第1及び第
2の電流をそれぞれ前記第1及び第2の端子に導
通し、前記第1及び第2の端子は平衡可変リアク
タンス発生回路の第1及び第2の端子にそれぞれ
結合する、第1の電流ステアリング手段と、 第1の端子と第2の端子と及び共通端子とを有
し、印加された制御信号に応答して互いに比例す
る第1及び第2の電流をそれぞれ前記第1及び第
2の端子に導通し、前記第1の端子は前記第1の
電流ステアリング手段の前記第1の端子に結合
し、前記第2の端子は前記第1の電流ステアリン
グ手段の前記第2の端子に結合し、互いに比例す
る前記第1及び第2の電流は前記第1の電流ステ
アリング手段の互いに比例する前記第1及び第2
の電流とは互いに逆位相の関係にある、第2の電
流ステアリング手段と、 前記第1の電流ステアリング手段の前記共通端
子と前記第1の端子との間に結合された第1のリ
アクテイブ手段と、 前記第2の電流ステアリング手段の前記共通端
子と前記第2の端子との間に結合された第2のリ
アクテイブ手段とを含む、 第1及び第2の端子間に制御可能なリアクタン
スを与えるモノリシツク集積化された平衡可変リ
アクタンス発生回路。
2 前記第1及び第2のリアクテイブ手段が第1
及び第2の容量性手段である請求の範囲第1項記
載のモノリシツク集積化された平衡可変リアクタ
ンス発生回路。
3 第1及び第2の電源導体と、 ベースを前記第1の電流ステアリング手段の前
記第1の端子に結合させ、コレクタを前記第1の
電源導体に結合させ、エミツタを前記第1の容量
性手段に結合させ、前記第1の容量性手段が平衡
可変リアクタンス発生回路の第1の端子に間接的
に結合している第1トランジスタと、 ベースを前記第2の電流ステアリング手段の前
記第2の端子に結合させ、コレクタを前記第1の
電源導体に結合させ、エミツタを前記第2の容量
性手段に結合させ、前記第2の容量性手段が平衡
可変リアクタンス発生回路の第2の端子に間接的
に結合している第2トランジスタとを含み、 前記第1及び第2の電流ステアリング手段の前
記共通端子は前記第2の電源導体に結合してい
る、請求の範囲第2項記載のモノリシツク集積化
された平衡可変リアクタンス発生回路。
4 前記第1の電流ステアリング手段の前記共通
端子と前記第2のトランジスタの前記エミツタと
の間に結合した第1の抵抗手段と、 前記第2の電流ステアリング手段の前記共通端
子と前記第1のトランジスタの前記エミツタとの
間に結合した第2の抵抗手段とを更に含む、 請求の範囲第3項記載のモノリシツク集積化さ
れた平衡可変リアクタンス発生回路。
5 前記第1のトランジスタの前記エミツタと前
記第2の電源導体との間に結合した第3の抵抗手
段と、 前記第2のトランジスタの前記エミツタと前記
第2の電源導体との間に結合した第4の抵抗手段
とを含む、 請求の範囲第4項記載のモノリシツク集積化さ
れた平衡可変リアクタンス発生回路。
6 前記第1の電流ステアリング手段は、 その各々がベース、コレクタ及びエミツタを有
する第3及び第4のトランジスタを含み、前記第
3及び第4のトランジスタのエミツタは前記共通
端子に接続し、前記第3及び第4のトランジスタ
のベースは前記印加された制御信号をその両ベー
ス間に受信し、前記第3のトランジスタの前記コ
レクタは前記第1の端子に接続し、前記第4のト
ランジスタの前記コレクタは前記第2の端子に接
続し、 更に、前記共通端子と前記第2の電源導体との
間に結合した電流源手段を含む、 請求の範囲第4項記載の平衡可変リアクタンス
発生回路。
7 前記第2の電流ステアリング手段は、 その各々がベース、コレクタ及びエミツタを有
する第5及び第6のトランジスタを含み、前記第
5及び第6のトランジスタのエミツタは前記共通
端子に接続し、前記第5のトランジスタの前記コ
レクタは前記第1の端子に接続し、前記第6のト
ランジスタの前記コレクタは前記第2の端子に結
合し、前記第5のトランジスタの前記ベースは前
記第4のトランジスタの前記ベースに結合し、前
記第6のトランジスタの前記ベースは前記第3の
トランジスタの前記ベースに結合し、 更に、前記共通端子と前記第2の電源導体との
間に結合した電流源手段を含む、 請求の範囲第6項記載の平衡可変リアクタンス
発生回路。
8 一対の端子間に可変で制御可能なリアクタン
スを発生させる方法であつて、 互いに逆位相の第1及び第2のリアクテイブ電
流を発生させるステツプと、 前記第1の逆位相リアクテイブ電流から互いに
比例する第1及び第2の電流を発生させるステツ
プと、 前記第2の逆位相のリアクテイブ電流から互い
に比例する第3及び第4の電流を発生させるステ
ツプと、 前記一対の端子の内の第1の端子において前記
第1の逆位相リアクテイブ電流と前記第1及び第
3の電流とを加算するステツプとを含み、 前記第1及び第3の電流は互いに逆位相の関係
にあり、前記第1の電流は前記第1の逆位相リア
クテイブ電流と逆位相の関係にあり、 前記一対の端子の内の第2の端子において前記
第2の逆位相リアクテイブ電流と、前記第2及び
第4の電流とを加算するステツプを含む、 一対の端子間に制御可能な可変リアクタンスを
発生させる平衡可変リアクタンスの発生方法。
9 前記第1及び第2の電流の比を可変にすると
同時に前記第3の電流と前記第4の電流の比を可
変にするステツプを更に含む請求の範囲第8項記
載の平衡可変リアクタンスの発生方法。
産業上の利用分野 本発明はリアクタンス回路に関するものであ
り、更に詳しく云うとその値が制御可能で、1対
の回路端子間に平衡可変リアクタンスを発生させ
る回路及びその発生方法に関する。
制御可能な可変リアクタンスを有する平衡リア
クタンス回路の用途は無数にある。本発明が指向
するそのような回路の1つの明らかな用途は発振
器のLCリアクテイブ(reactive)タンク回路の
一部として制御可能なリアクタンスを提供するこ
とである。リアクタンスを変えることによつて、
タンク回路の総リアクタンスを変えて、発振器の
動作中心周波数を変えることができる。また、そ
の発振器をテレビジヨン受信機のFM又はビデオ
検出器段に利用してもよい。
従来の技術 現代の技術ではテレビジヨン受信機は単一のモ
ノリシツク集積回路として製造する方向を指向し
ている。そのような場合、テレビジヨン受信機の
FM及びビデオ検出器部分は、単一のモノリシツ
クな集積回路チツプを製造するために、できるだ
け集積化可能にしなければならない。ビデオ検出
回路の検出器用発振器をできるだけ簡単にすると
いう必要もある。即ち、回路が単純化され簡単化
されるほどテレビジヨン受信機の追加部品にとつ
て集積回路チツプ用基板上で利用される余地が増
大する。提案されている1つの方法は、所定の周
波数範囲内で同調可能な中心周波数で動作する
LC発振器を用いることである。このLC発振器は
発振器のLCタンク回路のリアクタンス分を電子
的に可変することによつて同調される。特に、
LCタンク回路のキヤパシタンス値を可変にする
ことによつて、発振器の中心周波数を変えること
ができる。従つて、可変リアクタンス集積回路の
必要性がはつきりしている。
米国特許第4109214号明細書に記載されている
先行技術のシングルエンド可変キヤパシタンス回
路はその出力端子にシングルエンド可変キヤパシ
タンスを発生させる。しかしながら、テレビジヨ
ン受信機の性能に要求される発振器の平衡性の故
に、先行技術のシングルエンド容量性回路は有用
ではない。更に、先行技術の回路では、信号成分
を大地へ散逸させる必要があり、これはそのよう
な接地された信号は拾われて受信機内で再生され
て受信されたテレビジヨン信号のひずみを生じさ
せるおそれがあるので高品質テレビジヨン受信機
においては望ましくない。
従つて、リアクタンスの値を電子的に変えるこ
とができるようにする平衡可変リアクタンス回路
の必要性がある。
発明が解決しようとする課題 従つて、本発明の目的は平衡可変リアクタンス
発生回路を提供することである。
本発明のもう1つの目的は平衡可変リアクタン
スの発生方法を提供することである。
本発明の更にもう1つの目的はリアクタンスの
値を制御できるモノリシツク集積化された平衡可
変リアクタンス発生回路を提供することである。
本発明の更にもう1つの目的はリアクタンスと
してキヤパシタンスを発生させるモノリシツク集
積化された平衡可変リアクタンス発生回路を提供
することである。
課題を解決するための手段 上記の、及びその他の目的に従い、その各々が
1対の制御端子、1対の出力端子及び1つの共通
端子を有する1対の電流ステアリング回路を含
み、前記1対の電流ステアリング回路のうちの第
1の電流ステアリング回路の対の制御端子及び出
力端子は前記1対の電流ステアリング回路のうち
の第2の電流ステアリング回路の対の制御端子及
び出力端子にそれぞれ交差結合し、前記1対の電
流ステアリング回路の各々は前記1対の制御端子
両端の制御信号の受信に応答してその出力間に差
動比例電流を導き(steer)、第1のリアクテイブ
回路素子は第1の電流ステアリング回路の出力端
子のうちの1つと共通端子との間に結合され、第
2のリアクテイブ回路素子は第2の電流ステアリ
ング回路の1出力端子と共通端子との間に結合さ
れ、第1及び第2のリアクテイブ回路素子はそれ
ぞれの1つの出力端子間に印加される逆位相交流
電圧信号に応答して第1及び第2の逆位相リアク
テイブ電流をそれぞれの共通端子に供給する平衡
可変リアクタンス発生回路が提供されている。
従つて、本発明の構成は以下に示す通りであ
る。即ち、第1及び第2の端子間に制御可能なリ
アクタンスを発生させるモノリシツク集積化され
た平衡可変リアクタンス発生回路であつて、第1
の端子と第2の端子と及び共通端子とを有し、印
加された制御信号に応答して互いに比例する第1
及び第2の電流をそれぞれ前記第1及び第2の端
子に導通し、前記第1及び第2の端子は平衡可変
リアクタンス発生回路の第1及び第2の端子にそ
れぞれ結合する、第1の電流ステアリング手段
と、 第1の端子と第2の端子と及び共通端子とを有
し、印加された制御信号に応答して互いに比例す
る第1及び第2の電流をそれぞれ前記第1及び第
2の端子に導通し、前記第1の端子は前記第1の
電流ステアリング手段の前記第1の端子に結合
し、前記第2の端子は前記第1の電流ステアリン
グ手段の前記第2の端子に結合し、互いに比例す
る前記第1及び第2の電流は前記第1の電流ステ
アリング手段の互いに比例する前記第1及び第2
の電流とは互いに逆位相の関係にある、第2の電
流ステアリング手段と、 前記第1の電流ステアリング手段の前記共通端
子と前記第1の端子との間に結合された第1のリ
アクテイブ手段と、 前記第2の電流ステアリング手段の前記共通端
子と前記第2の端子との間に結合された第2のリ
アクテイブ手段とを含む、 第1及び第2の端子間に制御可能なリアクタン
スを与えるモノリシツク集積化された平衡可変リ
アクタンス発生回路としての構成を有する。
或いはまた、前記第1及び第2のリアクテイブ
手段が第1及び第2の容量性手段であるモノリシ
ツク集積化された平衡可変リアクタンス発生回路
としての構成を有する。
或いはまた、第1(Vcc)及び第2(接地)の電
源導体と、 ベースを前記第1の電流ステアリング手段42
の前記第1の端子46に結合させ、コレクタを前
記第1(Vcc)の電源導体に結合させ、エミツタ
を前記第1の容量性手段72に結合させ、前記第
1の容量性手段72が平衡可変リアクタンス発生
回路の第1の端子60に間接的に結合している第
1トランジスタ112と、 ベースを前記第2の電流ステアリング手段の前
記第2の端子48に結合させ、コレクタを前記第
1の電源導体に結合させ、エミツタを前記第2の
容量性手段82に結合させ、前記第2の容量性手
段82が平衡可変リアクタンス発生回路の第2の
端子62に間接的に結合している第2トランジス
タ114とを含み、 前記第1及び第2の電流ステアリング手段の前
記共通端子68,78は前記第2の電源導体に結
合している、 モノリシツク集積化された平衡可変リアクタン
ス発生回路としての構成を有する。
或いはまた、前記第1の電流ステアリング手段
の前記共通端子と前記第2のトランジスタの前記
エミツタとの間に結合した第1の抵抗手段と、 前記第2の電流ステアリング手段の前記共通端
子と前記第1のトランジスタの前記エミツタとの
間に結合した第2の抵抗手段とを更に含む、 モノリシツク集積化された平衡可変リアクタン
ス発生回路としての構成を有する。
或いはまた、前記第1のトランジスタの前記エ
ミツタと前記第2の電源導体との間に結合した第
3の抵抗手段と、 前記第2のトランジスタの前記エミツタと前記
第2の電源導体との間に結合した第4の抵抗手段
とを含む、 モノリシツク集積化された平衡可変リアクタン
ス発生回路としての構成を有する。
或いはまた、前記第1の電流ステアリング手段
は、 その各々がベース、コレクタ及びエミツタを有
する第3及び第4のトランジスタを含み、前記第
3及び第4のトランジスタのエミツタは前記共通
端子に接続し、前記第3及び第4のトランジスタ
のベースは前記印加された制御信号をその両ベー
ス間に受信し、前記第3のトランジスタの前記コ
レクタは前記第1の端子に接続し、前記第4のト
ランジスタの前記コレクタは前記第2の端子に接
続し、 更に、前記共通端子と前記第2の電源導体との
間に結合した電流源手段を含む、 平衡可変リアクタンス発生回路としての構成を
有する。
或いはまた、前記第2の電流ステアリング手段
は、 その各々がベース、コレクタ及びエミツタを有
する第5及び第6のトランジスタを含み、前記第
5及び第6のトランジスタのエミツタは前記共通
端子に接続し、前記第5のトランジスタの前記コ
レクタは前記第1の端子に接続し、前記第6のト
ランジスタの前記コレクタは前記第2の端子に結
合し、前記第5のトランジスタの前記ベースは前
記第4のトランジスタの前記ベースに結合し、前
記第6のトランジスタの前記ベースは前記第3の
トランジスタの前記ベースに結合し、 更に、前記共通端子と前記第2の電源導体との
間に結合した電流源手段を含む、 平衡可変リアクタンス発生回路としての構成を
有する。
或いはまた、一対の端子間60,62に可変で
制御可能なリアクタンスを発生させる方法であつ
て、 互いに逆位相の第1及び第2のリアクテイブ電
流(トランジスタ72及び82を流れる電流)を
発生させるステツプと、 前記第1の逆位相リアクテイブ電流から互いに
比例する第1及び第2の電流(トランジスタ64
及び74を流れる電流)を発生させるステツプ
と、 前記第2の逆位相のリアクテイブ電流から互い
に比例する第3及び第4の電流(トランジスタ6
6及び76を流れる電流)を発生させるステツプ
と、 前記一対の端子の内の第1の端子60において
前記第1の逆位相リアクテイブ電流と前記第1及
び第3の電流とを加算するステツプとを含み、前
記第1及び第3の電流は互いに逆位相の関係にあ
り、前記第1の電流は前記第1の逆位相リアクテ
イブ電流と逆位相の関係にあり、 前記一対の端子の内の第2の端子62において
前記第2の逆位相リアクテイブ電流と前記第2及
び第4の電流とを加算するステツプを含む、 一対の端子間に制御可能な可変リアクタンスを
発生させる平衡可変リアクタンスの発生方法とし
ての構成を有する。
或いはまた、前記第1及び第2の電流の比を可
変にすると同時に前記第3の電流と前記第4の電
流の比を可変にするステツプを更に含む平衡可変
リアクタンスの発生方法としての構成を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術としての可変容量性回路を示
す模式図である。
第2図は第1図の回路動作を理解するために有
用なベクトル図である。
第3図は本発明の実施例としての平衡可変リア
クタンス発生回路を示す模式図である。
第4図は本発明の別の実施例としての平衡可変
リアクタンス発生回路の模式図である。
第5図は本発明の更に別の実施例としての平衡
可変リアクタンス発生回路の模式図である。
第6図は本発明の更に別の好ましい実施例とし
ての平衡可変リアクタンス発生回路の模式図であ
る。
第7図は第6図の回路動作を理解するために有
用なベクトル図である。
10……可変容量性回路、12,14,64,
66,74,76,94,96,102,10
4,112,114……NPNトランジスタ、1
6,32,46,48,68,78,106,1
08……回路ノード、18,70,80,98…
…電流源、20……(直流)接地基準電位、2
2,24……端子、26,72,82……コンデ
ンサ、28……第1の端子、30……第2の端
子、34……ベクトル(Vt)、36……ベクトル
(ic)、38……ベクトル(is)、40,90,10
0,110……平衡可変リアクタンス発生回路、
42……第1の電流ステアリング回路、44……
第2の電流ステアリング回路、50,52,11
8,120,122,124,138,140…
…抵抗、54,116……電源導体、56……第
1の端子、58……第2の端子、60,62……
外部端子、65……LCタンク回路、92……差
動増幅器、126……ベクトル(V)、128…
…ベクトル(ic)、130……ベクトル(ic′)、1
32……ベクトル(ir′)、134……ベクトル
(ix′)、142……ベクトル(ir)、VCONT……直流
制御電圧、Vt……交流電圧、it……無効電流、ic
……容量性電流、is……フイードバツクされた電
流、ir……抵抗性電流。
[実施例] 第1図及び第2図をみると、先行技術の可変容
量性回路が図で説明されている。可変容量性回路
の動作は本発明の実施例の平衡可変リアクタンス
回路の動作を理解するのに有用である。可変容量
性回路10は1対のNPNトランジスタ12及び
14を含み、それらのNPNトランジスタのエミ
ツタは一般に共通の回路ノード16において差動
的に接続されている。電流源18は回路ノード1
6と接地基準電位20が供給される電源導体との
間に結合されている。NPNトランジスタ12及
び14のベース電極は1対の端子22及び24に
それぞれ結合され、それらの端子間に直流(DC)
制御電圧VCONTが供給されてこれら2つのトラン
ジスタの導通を差動的に制御しその間に比例電流
を導く。NPNトランジスタ12及び14のコレ
クタはそれぞれ第1及び第2の端子28及び30
に接続され(NPNトランジスタ12のコレクタ
は交流AC接地しており)従つて動作電位源に接
続されている。容量値Cを有するコンデンサが
NPNトランジスタ14のコレクタとエミツタの
間に、回路ノード32と回路ノード16の間に接
続されている。コンデンサ26を含む可変容量性
回路10はモノリシツク集積回路の形で製造でき
ることが判つている。
動作すると、可変容量性回路10は電流ステア
リング回路として機能し、直流制御電圧VCONT
変えることによつてNPNトランジスタ14の導
電率を制御すると、回路ノード32に生じる実効
キヤパシタンスが変化する。第2の端子30に印
加された交流電圧Vtに応答して、無効
(reactive)電流itが回路ノード32に流れ込み、
また回路ノード32から流れ出てicに等しいコン
デンサ26を流れる電流の流れを発生させる。第
2図のベクトル図に示すように、icは回路ノード
16において分かれ、従つてNPNトランジスタ
12及び14を通つて供給される。NPNトラン
ジスタ14が導通すると、NPNトランジスタ1
4を介してフイードバツクされた電流is(ベクト
ル38)はコレクタ電流icの逆位相でそのコレク
タに現われ、回路ノード32に現われる。従つ
て、総無効電流itは it=(ic−is) に等しいものとして示すことができる。従つて、
NPNトランジスタ12が完全に導通状態になり
NPNトランジスタ14が完全に非導通状態にな
ると、コレクタ電流icのすべては交流接地基準で
ある共通の回路ノード16に流れ込む。NPNト
ランジスタ14はオフになるので、フイードバツ
クされた電流isは零と等しくなり、従つて無効電
流itは電流icに等しくなる(上記の式参照)。従つ
て、回路ノード32に入る実効キヤパシタンスは
コンデンサ26の値に等しく、換言すると、 Ceff=C となる。但し、Cはコンデンサ26のキヤパシタ
ンス値である。NPNトランジスタ12及び14
が均等な導通状態にある可変容量性回路10の平
衡動作状態においては、電流icは均等に分割され
るか又はその間に導かれる。この状態ではフイー
ドバツク電流isはicの1/2に等しい。フイードバツ
ク電流isは電流icに対して逆位相であるので、無
効電流itは値icの値の1/2に等しくなる。これは第
2の端子30において、 Ceff=C/2 に等しい実効キヤパシタンスを生じさせる。従つ
てキヤパシタンス26の値はそのもとの値の1/2
だけ減少しているものと思われる。同様に、DC
(直流)制御電圧VCONTが変化して、NPNトラン
ジスタ14を完全にオンにすると(しかしNPN
トランジスタ12はオフ)、フイードバツク電流
isはコレクタ電流icと等しくなるが位相は電流ic
逆になるので回路ノード32における実効キヤパ
シタンスの値は零になる。
さて残りの図面をみると、第1図の可変容量性
回路10を参照して本発明の特定の実施例の動作
が図面で説明されている。先ず第3図を参照する
と、本発明の1実施例の平衡可変リアクタンス発
生回路40が示されている。平衡可変リアクタン
ス発生回路40は1対の電流ステアリング回路4
2及び44を含み、それらの電流ステアリング回
路42,44の各々はシングルエンド可変容量性
回路10について上述したのと同様な方法で個々
に動作するが、その第1及び第2の端子28及び
30両端に平衡可変リアクタンスを生じさせる。
電流ステアリング回路42及び44は1対の出力
を有し、これらの出力は回路ノード46及び48
に結合され、更に抵抗50及び52を介して電源
導体54に結合されており、この電源導体54に
おいて動作電位Vccが受けとられる。回路ノード
46及び48は第1及び第2の端子56及び58
に接続され、これらの端子両端に上述した平衡可
変リアクタンスが後述するように平衡可変リアク
タンス発生回路40によつて生じる。端子56及
び58は上述したように同調したLCタンク回路
65に外部端子60及び62において結合してい
る発振器回路(図示されていない)に結合しても
よい。LCタンク回路はLC発振器の動作中心周波
数を設定し、LC発振器及び平衡可変リアクタン
ス発生回路40はモノリシツク集積回路の形に製
造するのに適している。
第1の電流ステアリング回路42はNPNトラ
ンジスタ64及び66を含み、これらのNPNト
ランジスタは2対のNPNトランジスタのベース
を両端に印加された直流制御電圧VCONTに応答し、
コンデンサ72から共通の回路ノード68に供給
された容量性電流をコンデンサ72を通してノー
ド46及び48へ導く。共通の回路ノード68は
電流源70に結合され、この電流源70は直流
(DC)接地基準電位20に戻される。個々の
NPNトランジスタ64及び66を通して導かれ
た電流は互いに比例し、2つの同相電流信号とし
て回路ノード46及び48に現われる。従つて、
外部端子60に印加された交流(AC)駆動電圧
に応答して1対の比例する同相電流信号が回路ノ
ード46及び48に発生し、これらの信号の相対
的振幅は2つのNPNトランジスタ64及び66
の相対的導電率に依存する。NPNトランジスタ
64を介して回路ノード46に導かれるコンデン
サ電流の部分はコンデンサ72を通つて流れる容
量性電流に対して逆の位相にあり、従つて回路ノ
ード46においてこの後者の電流をキヤンセルす
る傾向がある。
同様に、第2の電流ステアリング回路44は1
対のNPNトランジスタ74及び76を含み、こ
れらのNPNトランジスタのエミツタは共通の回
路ノード78において接続されており、また電流
源80を介してDC(直流)接地基準電位20に接
続されている。動作期間中は共通の回路ノード6
8及び78はAC接地していることがわかる。駆
動電圧が外部端子62から回路ノード48におい
て印加され、これは回路ノード46に印加された
駆動電圧と逆位相関係にあり、コンデンサ82を
介して回路ノード78への容量性電流を発生さ
せ、この電流はNPNトランジスタ74と76の
間に導かれて回路ノード46及び48に結合され
たこれらのNPNトランジスタのそれぞれのコレ
クタにおいて比例同相電流信号を発生させる。こ
の場合にもNPNトランジスタ74及び76のコ
レクタを通つて流れる2つの電流の相対的大きさ
はその相対的導電率が直流制御電圧VCONTによつ
て変化するのにつれて変化する。図からわかるよ
うに、NPNトランジスタ74のベースはNPNト
ランジスタ66のベースに結合しているので、
NPNトランジスタ74はNPNトランジスタ66
とは同相で、NPNトランジスタ64とは逆位相
で動作し、従つて回路ノード46及び48にそれ
ぞれ供給されるNPNトランジスタ74及び76
を通つて導かれる電流はNPNトランジスタ64
及び66を通つて導かれる電流に対して逆位相で
あり、従つて互いにキヤンセルする傾向がある。
その後、動作すると同等のしかし逆位相の1対
の駆動電圧信号がLCタンク回路65両端で外部
端子60及び62において印加されると、1対の
逆位相容量性電流がコンデンサ72及び82を介
して生じる。これらの容量性電流は第1及び第2
の電流ステアリング回路42及び44を介して回
路ノード46及び48において導かれる電流と合
計され、直流制御電圧VCONTを変えることによつ
て電子的に変化する値を有する実効キヤパシタン
スCeffを生じさせる。例えば、NPNトランジス
タ64,66及び74,76がすべて均等な導通
状態にある平衡動作状態では、NPNトランジス
タ64及び74を介して導かれる電流はNPNト
ランジスタ66及び76を介して導かれる電流と
同じように互いにキヤンセルする。従つて、容量
性直流だけがコンデンサ72及び82を通つて流
れる。この結果外部端子60及び62両端に、値
がC/2に等しい実効キヤパシタンスを生じさせ
る。但し、Cはコンデンサ72及び82の値であ
る。LCタンク回路65両端に現われるこの実効
キヤパシタンスCeffの値は、直流制御電圧VCONT
がその全制御範囲にわたつて変化し、NPNトラ
ンジスタ64及び76が完全な導通状態から非導
通状態に変わるにつれて零に等しい値からCの最
大値へと変化することを証明できる。従つて、こ
れらのNPNトランジスタのベースにおけるDC
(直流)制御電圧を変えることによつて、LCタン
ク回路65の実効キヤパシタンスCeffが変化し、
今度はこの変化分が第1の端子56及び第2の端
子58の両端に結合されているLC発振器の動作
中心周波数を変化させる。
さて第4図を参照すると、平衡可変リアクタン
ス発生回路40に関しては上述したように動作す
るが、その上に2つの電流ステアリング回路42
及び44の平衡動作状態の期間中は容量性直流が
LCタンク回路65を通つて流れないようにする
平衡可変リアクタンス発生回路90が示されてい
る。下記の説明において、平衡可変リアクタンス
発生回路40の同じ構成要素に対応する平衡可変
リアクタンス発生回路90の構成要素は同じ参照
番号によつて示されていることがわかるはずであ
る。
通常の動作では、下記に述べる本発明の平衡可
変リアクタンス発生回路は平衡動作状態で動作
し、それにより所定のキヤパシタンス値が第1及
び第2の端子56及び58に発生することが意図
されている。従つて、集積化されたコンデンサ7
2及び82に関連した何らかの温度係数のような
通常の動作周波数に対する望ましくない影響を防
止するために、平衡可変リアクタンス発生回路の
集積化されたコンデンサの影響が直接的にLCタ
ンク回路65の両端に現われないようにすること
が或る場合には望ましい。例えば、何らかの理由
によりコンデンサ72及び82がモノリシツク集
積回路の形で作られているためにそれらのコンデ
ンサに関連した望ましくない温度係数を有してい
るとすると、LCタンク回路65の動作中心周波
数、そして多分Qも悪影響を受けるかもしれな
い。動作中心周波数において容量性直流がタンク
回路65を導通することを取り除くことによつ
て、平衡状態にあるLCタンク回路65両端の実
効キヤパシタンスCeffは零になる。従つて、LC
タンク回路65の通常の動作中心周波数及びQは
コンデンサによる影響を受けない。
第4図に示するように、差動増幅器92は電流
源98に接続した1対の差動的に接続したNPN
トランジスタ94及び96を含む。差動増幅器9
2の第1及び第2入力(NPNトランジスタ94
及び96のベース)はそれぞれ第1及び第2の電
流ステアリング回路42及び44の共通の回路ノ
ード68及び78に結合している。差動増幅器9
2の出力(NPNトランジスタ94及び96のコ
レクタ)は回路ノード48及び46にそれぞれ接
続している。図示されているように、電流源98
を通つて供給される電流の値は電流源70又は8
0を通つて供給される電流の値の2倍である。
平衡動作状態においては、NPNトランジスタ
94及び96のベースはコンデンサ72及び82
両端に現われるAC信号によつて変調されてこれ
ら2つのNPNトランジスタを通るコレクタ電流
を発生させ、これらのコレクタ電流は大きさは等
しいが位相はそこで合計された容量性電流とは逆
である。従つて、例えばコンデンサ72を通り
NPNトランジスタ66を通つて回路ノード48
に流れる電流はNPNトランジスタ94のコレク
タ電流によつてキヤンセルされ、従つてLCタン
ク回路65を横切つて外部端子62には現われな
い。動作すると、平衡可変リアクタンス発生回路
90のリアクタンス値は直流制御電圧VCONTが所
定の範囲にわたつて変化するにつれてC/2に等
しい負のリアクタンス値からC/2に等しい正の
リアクタンス値に変化する。直流制御電圧VCONT
の中点値、即ちNPNトランジスタ64,66,
74及び76の平衡動作状態における実効リアク
タンス値は上述したように零に等しい。
第5図の平衡可変リアクタンス発生回路100
は回路性能上の第1及び第2の電流ステアリング
回路42及び44の各々のトランジスタのダイナ
ミツク(動的)エミツタ抵抗reの効果を除去して
いる。例えば、平衡状態においては、コンデンサ
72(第3図)を通つて流れる容量性直流電流
(direct capacitive current)は、またNPNトラ
ンジスタ66のエミツタ−コレクタ通路(パス)
を通つて回路ノード48へ流れる。従つて、
NPNトランジスタ66の動的エミツタ抵抗re
値はその結果生じる無効電流をして理想的な容量
性電流を或るフアクタ(factor)だけ遅らせる
(lay)。この動作はLCタンク回路65の動作周波
数ならびにそのQフアクタに影響を与える。その
コレクタ−エミツタ通路(パス)を共通の回路ノ
ード68,78と電流源70,80との間にそれ
ぞれ結合させているNPNトランジスタ102及
び104を追加することによつて、2つの電流ス
テアリング回路のトランジスタの動的抵抗の効果
をキヤンセルすることができる。図示したよう
に、NPNトランジスタ102及び104のベー
スは共通の回路ノード78及び68にそれぞれ接
続している。コンデンサ72は回路ノード46と
NPNトランジスタ102のエミツタとの間に接
続している。同様に、コンデンサ82は回路ノー
ド48とNPNトランジスタ104のエミツタと
の間に接続している。この方法によりコンデンサ
は共通の回路ノードと平衡可変リアクタンス発生
回路100のそれぞれの端子との間に結合したま
まになつている。NPNトランジスタ102及び
104は回路ノード106及び108において仮
想接地(virtual grounds)を行い、それにより
トランジスタの動的エミツタ抵抗は互いにキヤン
セルされる。従つて、トランジスタの動的エミツ
タ抵抗の効果が除去される。第4図及び第5図に
示した実施例は別々に説明した2つの概念を具体
化する単一の平衡可変リアクタンス発生回路とし
て組み合わせることができることがわかる。
さて第6図及び第7図を参照すると、平衡可変
リアクタンス発生回路90及び100の特徴を組
合わせた本発明の好ましい実施例の平衡可変リア
クタンス発生回路110が示されている。従つ
て、動作中心周波数においては容量性直流電流
(direct capacitive current)は外部端子60及
び62からLCタンク回路65を通つて流れず、
それにより集積化されたコンデンサ72及び82
の温度係数効果をなくす。更に、NPNトランジ
スタ64,66,74,76,112及び114
の動的エミツタ抵抗はコンデンサ72及び82と
接続した直列抵抗とともに補償されて後述するよ
うに同調されたLCタンク回路65に対する負荷
を防止する。
図示されているように、1対のエミツタフオロ
アを構成するNPNトランジスタ112及び11
4はそのそれぞれのベース−エミツタ通路(パ
ス)を回路ノード46及び48の間でコンデンサ
72及び82の一方の側に接続させている。コン
デンサ72及び82のもう一方の側は上述したよ
うに共通の回路ノード68及び78において戻さ
れる。NPNトランジスタ112及び114のコ
レクタは正の電源導体116に、更に動作電源
Vccに結合し、それによりLCタンク回路65から
分離されているが電子的には回路ノード60及び
65においてLCタンク回路65を横切つて結合
している。NPNトランジスタ112及び114
の導通路(パス)はそれぞれの抵抗118及び1
20を介して第2電源導体に達しそこで接地基準
電位20が与えられる。抵抗122及び124は
上述した電流源70及び80に対応してもよい。
この場合にも、1対の逆位相のAC(交流)電圧
駆動信号V及びV′(第7図)がLCタンク回路65
両端の回路ノード46及び48に印加され、それ
ぞれコンデンサ72及び82を介して2つの逆位
相の容量性電流を発生させ、これらの逆位相の容
量性電流はNPNトランジスタ112及び114
のそれぞれのコレクタ−エミツタ通路(パス)か
ら供給される。従つてNPNトランジスタ112
及び114は平衡可変リアクタンス発生回路11
0の平衡動作状態の期間中は容量性直流電流が
LCタンク回路65を通つて流れないようにする
効果を有する。第7図に示したように、外部端子
60において印加されるAC駆動電圧V(ベクトル
126)はNPNトランジスタ112を介して理
想的に容量性コレクタ電流ic(ベクトル128)
を発生させ、このコレクタ電流icはAC駆動電圧
Vを90°導く。しかしながら、その他のこととと
もに、トランジスタの動的エミツタ抵抗はir′、
即ちicの抵抗成分の値に応じて実際の容量性電流
ic′(ベクトル130)をして或る角度によつてic
を遅らせる。AC駆動電圧V′(ベクトル136)
はコンデンサ82を介する同様な逆位の相容量性
直流電流を発生させることがわかる。
コンデンサ72及びそれに接続されているコン
デンサ82を通つて流れる抵抗性の電流成分ir
による同調されたLCタンク回路65の負荷を防
ぐために、抵抗138及び140はそれぞれ共通
の回路ノード68及び78及び第2の端子58及
び第1の端子56の間に接続している。従つて、
例えばNPNトランジスタ114を通つて流れる
電流はコンデンサ82を通る容量性直流電流と抵
抗138を通る電流を発生させる。抵抗138を
通る電流はコンデンサ72を通つて流れる電流の
抵抗性成分と逆の位相であり、従つてこの電流が
回路ノード68において後者と合計されると、こ
れら2つの抵抗性電流成分の効果はキヤンセルさ
れる。その結果、生じる電流は容量性となり、
(ベクトル128)icに等しい。同様に、抵抗1
40を通つて流れる電流はコンデンサ82を通つ
て流れる電流の抵抗性成分と逆の位相であり、従
つて回路ノード78において互いにキヤンセル
し、その結果、容量性電流を発生させる。従つ
て、LCタンク回路65の動作中心周波数におい
て第1及び第2の電流ステアリング回路42及び
44が平衡動作状態で動作していると、平衡可変
リアクタンス発生回路110は同調されたLCタ
ンク回路65に何ら影響を与えない。しかし、直
流制御電圧VCONTが平衡動作状態を設定する値の
上下に変化すると、LCタンク回路65の両端に
実効リアクタンスが発生し、それはその動作中心
周波数を平衡可変リアクタンス発生回路90につ
いて説明したのと同じ方法で変化させる。
従つて、上記に説明したのは1対の端子間に制
御可能な可変キヤパシタンスを与えるためモノリ
シツク集積回路の形で製造するのに適した新規な
平衡可変リアクタンス発生回路及びその発生方法
である。好ましい実施例においては可変リアクタ
ンス値は回路の平衡動作状態でほぼ零に等しくさ
れ、従つて同調されたLCタンク回路などのそれ
に結合したいかなる負荷にも影響を与えない。従
つて、この平衡可変リアクタンス発生回路はその
動作中心周波数においてタンク回路の性能を低下
させることはない。
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