JPS62603B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS62603B2 JPS62603B2 JP54088583A JP8858379A JPS62603B2 JP S62603 B2 JPS62603 B2 JP S62603B2 JP 54088583 A JP54088583 A JP 54088583A JP 8858379 A JP8858379 A JP 8858379A JP S62603 B2 JPS62603 B2 JP S62603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- transistors
- signal
- signals
- collectors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 27
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 10
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 10
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/02—Details
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は周波数変調可能な高周波用発振器に関
するものである。
するものである。
従来、周波数変調可能な発振器として、発振回
路の周波数決定素子の一部に可変容量ダイオード
などを用い、制御信号により発振周波数を変調す
ることが行なわれている。この様な回路は構成は
簡単であるが、可変容量ダイオード固有の温度特
性や、基準バイアスを与える電源の変動などのた
めに発振周波数が変化しやすく、可変容量ダイオ
ードの容量値のバラツキや、容量変化特性のバラ
ツキのために周波数変調感度が変わるなどの欠点
を有している。
路の周波数決定素子の一部に可変容量ダイオード
などを用い、制御信号により発振周波数を変調す
ることが行なわれている。この様な回路は構成は
簡単であるが、可変容量ダイオード固有の温度特
性や、基準バイアスを与える電源の変動などのた
めに発振周波数が変化しやすく、可変容量ダイオ
ードの容量値のバラツキや、容量変化特性のバラ
ツキのために周波数変調感度が変わるなどの欠点
を有している。
また、発振器を半導体集積回路で構成しようと
する場合、回路と同時に可変容量ダイオードを集
積化することは困難とされており、集積回路化し
た発振器に可変容量ダイオードを付加して用いる
ことは、前記安定度や感度のバラツキ解消になら
ないばかりでなく、経済的にもコスト高となる。
する場合、回路と同時に可変容量ダイオードを集
積化することは困難とされており、集積回路化し
た発振器に可変容量ダイオードを付加して用いる
ことは、前記安定度や感度のバラツキ解消になら
ないばかりでなく、経済的にもコスト高となる。
本発明は可変容量ダイオードを用いないで周波
数変調可能であり、かつ半導体集積回路に適した
発振器を提供するものである。以下、本発明を図
示の実施例に基いて説明する。第1図は発振器の
基本的ブロツク構成図である。同図において、1
は制御入力端子2より与えられる制御信号のレベ
ルにより移相量が調節可能な移相器であり、3は
周波数選択性移相回路である。
数変調可能であり、かつ半導体集積回路に適した
発振器を提供するものである。以下、本発明を図
示の実施例に基いて説明する。第1図は発振器の
基本的ブロツク構成図である。同図において、1
は制御入力端子2より与えられる制御信号のレベ
ルにより移相量が調節可能な移相器であり、3は
周波数選択性移相回路である。
これらは増幅器4と共に正帰還ループを形成し
て発振する。
て発振する。
ここで、増幅器4は単にループ利得を得るため
のものであり、これは移相器1が利得を有する場
合は特に必要としない。
のものであり、これは移相器1が利得を有する場
合は特に必要としない。
この発振器の周波数選択性移相回路3の入出力
位相伝達特性が第2図のように示されるならば、
移相器1の移相量が−θ0となる時、発振周波数
0となることは周知であり、移相器1の移相量
が制御入力端子2の信号により−θ1から−θ2
へ変化させられると発振周波数は1から2へ
変化し、制御入力信号により周波数変調されるこ
とになる。
位相伝達特性が第2図のように示されるならば、
移相器1の移相量が−θ0となる時、発振周波数
0となることは周知であり、移相器1の移相量
が制御入力端子2の信号により−θ1から−θ2
へ変化させられると発振周波数は1から2へ
変化し、制御入力信号により周波数変調されるこ
とになる。
第3図は本発明の実施例の要部回路構成を示す
もので、移相回路部を詳細に示している。同図に
おいて、3は第2図に示すような特性を有する周
波数選択性移相回路、5は例えば(θ1−θ2)
だけ移相する移相回路、6,7は入力信号に対し
て正逆2相の等振幅信号を出力する信号形成回路
であり、6よりθ1,θ1+πの位相で信号は出
力され、7よりθ2,θ2+πの位相で出力され
る。
もので、移相回路部を詳細に示している。同図に
おいて、3は第2図に示すような特性を有する周
波数選択性移相回路、5は例えば(θ1−θ2)
だけ移相する移相回路、6,7は入力信号に対し
て正逆2相の等振幅信号を出力する信号形成回路
であり、6よりθ1,θ1+πの位相で信号は出
力され、7よりθ2,θ2+πの位相で出力され
る。
θ1+πの信号はトランジスタQ3のベース電
極に、+θ1の信号はQ4のベース電極に加えら
れ、同様にθ2+π,θ2の信号はトランジスタ
Q1,Q2のベース電極に加えられる。
極に、+θ1の信号はQ4のベース電極に加えら
れ、同様にθ2+π,θ2の信号はトランジスタ
Q1,Q2のベース電極に加えられる。
Q1,Q2のエミツタ電極は共通接続されてお
り、Q3,Q4のエミツタ電極も共通接続されてい
る。また、コレクタ電極はQ1,Q3が共通接続さ
れており、Q2,Q4も共通接続されている。
り、Q3,Q4のエミツタ電極も共通接続されてい
る。また、コレクタ電極はQ1,Q3が共通接続さ
れており、Q2,Q4も共通接続されている。
この様な接続にすると、負荷抵抗R1にはθ1
+πとθ2+πの入力によりベクトル合成された
信号が、そして負荷抵抗R2には+θ1と+θ2
の入力によりベクトル合成された信号が生ずる。
+πとθ2+πの入力によりベクトル合成された
信号が、そして負荷抵抗R2には+θ1と+θ2
の入力によりベクトル合成された信号が生ずる。
その合成比は差動接続された制御用トランジス
タQ5,Q6に加えられる。制御入力端子2からの
制御信号により、Q1,Q2,Q3,Q4に流れる電流
を制御し、例えばR2にはQ2,Q4による入力信号
の位相反転を考慮すれば(θ1〜θ2)+πの位
相の信号が生じることは明らかである。同様に
R1にはθ1〜θ2の位相の信号が現われる。8
はインピーダンス変成器であり、出力は周波数選
択性移相回路3に接続されて発振用正帰還ループ
を形成する。
タQ5,Q6に加えられる。制御入力端子2からの
制御信号により、Q1,Q2,Q3,Q4に流れる電流
を制御し、例えばR2にはQ2,Q4による入力信号
の位相反転を考慮すれば(θ1〜θ2)+πの位
相の信号が生じることは明らかである。同様に
R1にはθ1〜θ2の位相の信号が現われる。8
はインピーダンス変成器であり、出力は周波数選
択性移相回路3に接続されて発振用正帰還ループ
を形成する。
一方、負荷抵抗R1に生じる信号はインピーダ
ンス変成器9に導かれ、発振出力として出力端子
10に与えられる。なお、11は位相合成器用電
源端子である。
ンス変成器9に導かれ、発振出力として出力端子
10に与えられる。なお、11は位相合成器用電
源端子である。
このような回路にしたことによる第1の効果
は、制御信号により異なる位相の2つの信号の合
成比を調節する移相回路を正帰還ループ内に設け
て周波数制御を行なうことにより、可変容量ダイ
オードを用いないで周波数変調を可能にしたこと
であり、第2の効果は、位相合成器の出力を負荷
抵抗R1,R2とにより、正逆相の2出力とするこ
とによつて、一方を正帰還ループを形成する信号
出力とし、他方を発振出力として用いることによ
り、出力負荷による正帰還ループへの影響をなく
し、発振器の安定性を高めることができることで
ある。第3の効果は、位相合成器の入力側および
出力側を正逆2相とすることにより、電流路を相
補的に共通接続することが可能になり、電源、ア
ース路に信号成分がもれ出すことが防げ、電源、
アース等の線路インピーダンスの高くなりがちな
集積回路を安定に構成することが可能になつたこ
とである。すなわち、負荷抵抗R1,R2に流れる
電流は制御入力がどの様な場合にも相補的であ
り、それらを共通接続することにより、電源端子
11からの電流には信号成分は含まれない。
は、制御信号により異なる位相の2つの信号の合
成比を調節する移相回路を正帰還ループ内に設け
て周波数制御を行なうことにより、可変容量ダイ
オードを用いないで周波数変調を可能にしたこと
であり、第2の効果は、位相合成器の出力を負荷
抵抗R1,R2とにより、正逆相の2出力とするこ
とによつて、一方を正帰還ループを形成する信号
出力とし、他方を発振出力として用いることによ
り、出力負荷による正帰還ループへの影響をなく
し、発振器の安定性を高めることができることで
ある。第3の効果は、位相合成器の入力側および
出力側を正逆2相とすることにより、電流路を相
補的に共通接続することが可能になり、電源、ア
ース路に信号成分がもれ出すことが防げ、電源、
アース等の線路インピーダンスの高くなりがちな
集積回路を安定に構成することが可能になつたこ
とである。すなわち、負荷抵抗R1,R2に流れる
電流は制御入力がどの様な場合にも相補的であ
り、それらを共通接続することにより、電源端子
11からの電流には信号成分は含まれない。
また、Q1,Q2のエミツタ電流、Q3,Q4のエミ
ツタ電流もそれぞれ相補的であり、それらを共通
接続することによつて、制御用トランジスタ
Q5,Q6には信号電流は流れない。このため、合
成比の制御は直流的ないしは変調信号周波数での
考慮のみで行なえることになる。
ツタ電流もそれぞれ相補的であり、それらを共通
接続することによつて、制御用トランジスタ
Q5,Q6には信号電流は流れない。このため、合
成比の制御は直流的ないしは変調信号周波数での
考慮のみで行なえることになる。
第4図は本発明の具体的実施例を示すもので、
位相合成を行なうための異なる位相の正逆相信号
は次のようにつくられる。
位相合成を行なうための異なる位相の正逆相信号
は次のようにつくられる。
移相器の入力端子12を基準位相と考えると、
Q7のベース電極には、ほぼそのままの位相で信
号が加えられ、Q8のベース電極には抵抗値がR3
なる抵抗13と容量値がCなるコンデンサ14と
により、発振周波数において、2πCR3=1
となる様にR3とCの値を選んで、ほぼπ/4遅
れた位相の信号が加えられる。この場合の信号振
幅が1/√2となることを考えれば、エミツタホロ
ワ段を経て位相合成されたQ9のコレクタには−
3/4π位相の信号が、Q10のコレクタ電極には+
1/4π位相の信号が生ずることになる。
Q7のベース電極には、ほぼそのままの位相で信
号が加えられ、Q8のベース電極には抵抗値がR3
なる抵抗13と容量値がCなるコンデンサ14と
により、発振周波数において、2πCR3=1
となる様にR3とCの値を選んで、ほぼπ/4遅
れた位相の信号が加えられる。この場合の信号振
幅が1/√2となることを考えれば、エミツタホロ
ワ段を経て位相合成されたQ9のコレクタには−
3/4π位相の信号が、Q10のコレクタ電極には+
1/4π位相の信号が生ずることになる。
一方、Q11のベース電極には−1/4π位相の信
号が加えられるが、Q12には信号成分は加えられ
ない。それ故、Q11のコレクタ電極には3/4π位
相の信号が、Q12のコレクタ電極にはこれと逆相
の−1/4π位相の信号が生ずることになる。
号が加えられるが、Q12には信号成分は加えられ
ない。それ故、Q11のコレクタ電極には3/4π位
相の信号が、Q12のコレクタ電極にはこれと逆相
の−1/4π位相の信号が生ずることになる。
Q13はQ7,Q8と直流的平衡をとるために設けた
トランジスタ、R4,R5,R6はエミツタ抵抗、R7
はR3と直流的平衡をとるために設けた抵抗、R8
は信号成分阻止抵抗である。
トランジスタ、R4,R5,R6はエミツタ抵抗、R7
はR3と直流的平衡をとるために設けた抵抗、R8
は信号成分阻止抵抗である。
R9はR3,R7,R8と直流的平衡をとるために設
けた抵抗である。
けた抵抗である。
R10,R11,R12,R13はそれぞれのトランジスタ
Q9,Q10,Q11,Q12のコレクタ出力抵抗、R14,
R15はコレクタ電圧調整用抵抗である。帰還ルー
プ用位相合成器の入力としてQ2,Q4のベース電
極には−1/4π位相の信号が加えられ、合成出力
は+3/4π〜+1/4πの間90゜の位相変化が可能と
なる。
Q9,Q10,Q11,Q12のコレクタ出力抵抗、R14,
R15はコレクタ電圧調整用抵抗である。帰還ルー
プ用位相合成器の入力としてQ2,Q4のベース電
極には−1/4π位相の信号が加えられ、合成出力
は+3/4π〜+1/4πの間90゜の位相変化が可能と
なる。
Q14はインピーダンス変成用エミツタホロワ段
で、帰還用端子15より、周波数選択性移相回路
3に接続される。
で、帰還用端子15より、周波数選択性移相回路
3に接続される。
Q15は出力用インピーダンス変換用エミツタホ
ロワ段で、出力端子10に接続されている。
ロワ段で、出力端子10に接続されている。
位相合成器の合成比は制御入力端子2からの制
御信号により変化させられるが、エミツタ抵抗
R16,R17により電流帰還をかけて制御の安定化を
はかつている。抵抗R18,R19,R20,R21,R22は
トランジスタQ5,Q6の動作電圧の設定と、制御
感度の調節および直流的平衡のために設けられて
いる。
御信号により変化させられるが、エミツタ抵抗
R16,R17により電流帰還をかけて制御の安定化を
はかつている。抵抗R18,R19,R20,R21,R22は
トランジスタQ5,Q6の動作電圧の設定と、制御
感度の調節および直流的平衡のために設けられて
いる。
この位相合成器が最適に動作するためには、合
成出力信号の振幅が制御信号により、すなわち、
出力位相角により変化しないことが望ましい。こ
のことは、Q5,Q6が平衡状態にある時、Q1,
Q2,Q3,Q4の利得は最大利得(不平衡状態で生
ずる)の1/√2であればよい。この条件の実現と
動作の安定化のために各トランジスタQ1,Q2,
Q3,Q4のエミツタ電極にそれぞれR23,R24,
R25,R26が接続されている。
成出力信号の振幅が制御信号により、すなわち、
出力位相角により変化しないことが望ましい。こ
のことは、Q5,Q6が平衡状態にある時、Q1,
Q2,Q3,Q4の利得は最大利得(不平衡状態で生
ずる)の1/√2であればよい。この条件の実現と
動作の安定化のために各トランジスタQ1,Q2,
Q3,Q4のエミツタ電極にそれぞれR23,R24,
R25,R26が接続されている。
16,17はこの回路を動作させるための電源
端子である。
端子である。
上記位相合成器の移相特性を第5図に示す。
なお、第4図において、Q5,Q6のコレクタ電
極間に接続された抵抗R27は、制御信号による位
相偏位量を調節するためのもので、第5図におけ
るAは抵抗を接続しない時の特性、Bは抵抗を接
続した場合の特性の一例を示す。この抵抗によ
り、必要な移相量を調節できる。
極間に接続された抵抗R27は、制御信号による位
相偏位量を調節するためのもので、第5図におけ
るAは抵抗を接続しない時の特性、Bは抵抗を接
続した場合の特性の一例を示す。この抵抗によ
り、必要な移相量を調節できる。
なお、発振器として用いる周波数選択性移相回
路は周知のL,Cの組合せ回路によるものの他、
水晶またはセラミツク振動子あるいは弾性表面波
フイルタ素子など周波数による位相変位特性を有
するものであれば任意に用いることができる。
路は周知のL,Cの組合せ回路によるものの他、
水晶またはセラミツク振動子あるいは弾性表面波
フイルタ素子など周波数による位相変位特性を有
するものであれば任意に用いることができる。
以上の説明から明らかなように本発明は全ての
信号経路を相補的に構成し、かつ直流的には平衡
型となるような回路構成を実現することが出来、
集積回路に適した位相合成回路が得られ、その効
果は前に述べたところであるが、さらに抵抗
R23,R24,R25,R26を設けることにより、振幅特
性のほぼ平坦な理想的位相合成回路が得られ、移
相器として、周波数選択性移相回路と組合せるだ
けでFM発振器を構成することができ、経済性に
も優れたものである。
信号経路を相補的に構成し、かつ直流的には平衡
型となるような回路構成を実現することが出来、
集積回路に適した位相合成回路が得られ、その効
果は前に述べたところであるが、さらに抵抗
R23,R24,R25,R26を設けることにより、振幅特
性のほぼ平坦な理想的位相合成回路が得られ、移
相器として、周波数選択性移相回路と組合せるだ
けでFM発振器を構成することができ、経済性に
も優れたものである。
また、本発明の発振器は周波数変調器としてだ
けでなく、直流電圧による制御で周波数微調も可
能であるので、電圧制御型発振器としても用いる
ことができる。また、移相回路の移相量も合成器
の入力信号の極性を入れかえる(4通りの組合
せ)だけで、ほぼ全範囲をカバーすることが可能
であるという特長も有する。
けでなく、直流電圧による制御で周波数微調も可
能であるので、電圧制御型発振器としても用いる
ことができる。また、移相回路の移相量も合成器
の入力信号の極性を入れかえる(4通りの組合
せ)だけで、ほぼ全範囲をカバーすることが可能
であるという特長も有する。
第1図は発振器の基本ブロツク構成図、第2図
は周波数選択性移相回路の特性例を示す図、第3
図は本発明の実施例の要部回路構成図、第4図は
本発明の具体的実施例の回路構成図、第5図は同
本発明の実施例の移相特性例図である。 1……移相器、2……制御入力端子、3……周
波数選択性移相回路、5……移相回路、6,7…
…信号形成回路、Q1,Q2,Q3,Q4……位相合成
用のトランジスタ、Q5,R6……位相合成制御用
のトランジスタ、R23〜R26……抵抗。
は周波数選択性移相回路の特性例を示す図、第3
図は本発明の実施例の要部回路構成図、第4図は
本発明の具体的実施例の回路構成図、第5図は同
本発明の実施例の移相特性例図である。 1……移相器、2……制御入力端子、3……周
波数選択性移相回路、5……移相回路、6,7…
…信号形成回路、Q1,Q2,Q3,Q4……位相合成
用のトランジスタ、Q5,R6……位相合成制御用
のトランジスタ、R23〜R26……抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 位相が異なる複数の信号を形成する信号形成
回路と、その信号形成回路からの位相が異なる複
数の信号を合成する場合の信号合成比を制御入力
端子に与えられる制御信号のレベルに応じて調節
可能にした位相合成器を含めて成る第一の移相回
路と、その第1の移相回路に対して発振のための
正帰還ループを構成するごとく接続された周波数
選択性の第2の移相回路を具備した発振器におい
て、前記第1の移相回路は正、逆相信号を一組と
し、互に異なる位相を有する2組の信号のうち、
各一信号を入力信号とする第1の位相合成器と、
残りの各一信号を入力信号とする第2の位相合成
器を有し、それらの位相合成器の出力回路から
正、逆相の位相合成出力を得るように構成されて
いることを特徴とする発振器。 2 特許請求の範囲、第1項の記載において、第
1、第2の位相合成器は、それぞれエミツタを共
通接続した第1と第2のトランジスタおよび第3
と第4のトランジスタと、エミツタを共通にして
差動接続された第5と第6のトランジスタを有
し、前記第1と第3のトランジスタのコレクタお
よび前記第2と第4のトランジスタのコレクタは
それぞれ共通接続され、前記第1と第2のトラン
ジスタのエミツタおよび前記第3と第4のトラン
ジスタのエミツタは、それぞれ前記第5と第6の
トランジスタの各コレクタに接続され、前記第1
と第2のトランジスタの各ベースには同一相に属
する極性の異なる信号が与えられ、前記第3と第
4のトランジスタの各ベースには前記相と異なる
相に属する極性の異なる信号が与えられ、かつ前
記第5と第6のトランジスタの少なくとも一方の
ベースに前記制御信号が与えられ、前記第1と第
3のトランジスタのコレクタと前記第2と第4の
トランジスタのコレクタのうち、いずれか一方か
ら位相合成出力を得る如く構成されていることを
特徴とする発振器。 3 特許請求の範囲第2項の記載において、極性
の異なる移相信号を供給される第1と第2のトラ
ンジスタの各エミツタと制御信号を供給される第
5のトランジスタのコレクタの間、及び極性の異
なる別の移相信号を供給される第3と第4のトラ
ンジスタの各エミツタと、前記第5のトランジス
タと差動構成された第6のトランジスタのコレク
タとの間には、それぞれ抵抗が挿入されているこ
とを特徴とする発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8858379A JPS5612107A (en) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | Oscillator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8858379A JPS5612107A (en) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | Oscillator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612107A JPS5612107A (en) | 1981-02-06 |
JPS62603B2 true JPS62603B2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=13946859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8858379A Granted JPS5612107A (en) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | Oscillator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5612107A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58209209A (ja) * | 1982-05-29 | 1983-12-06 | Electric Power Dev Co Ltd | Fm変調器 |
GB2212680B (en) * | 1987-11-18 | 1992-05-20 | Stc Plc | Telecommunications repeater incorporating a phase modulator circuit |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879957A (ja) * | 1972-01-28 | 1973-10-26 |
-
1979
- 1979-07-11 JP JP8858379A patent/JPS5612107A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4879957A (ja) * | 1972-01-28 | 1973-10-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612107A (en) | 1981-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1303679C (en) | Modulator and transmitter | |
US4286235A (en) | VFO having plural feedback loops | |
US6313680B1 (en) | Phase splitter | |
US4055817A (en) | Variable frequency oscillator | |
JPH07176996A (ja) | 電流制御発振器 | |
US5343170A (en) | Voltage controlled oscillator provided with negative feedback biasing | |
JPS62603B2 (ja) | ||
JPS6230521B2 (ja) | ||
US4600899A (en) | Dual mode crystal phase shift transistor oscillator | |
JPS6031282B2 (ja) | クリスタル同調電圧制御発振器 | |
JPS60248006A (ja) | 発振器 | |
JP2930305B2 (ja) | 移相型発振回路 | |
US5115212A (en) | Integrable variable-frequency oscillator circuit | |
JP3281466B2 (ja) | Fm受信機 | |
JP2600479B2 (ja) | 電圧制御発振器 | |
US4136289A (en) | Phase control circuit and oscillator circuit using it | |
US6903591B2 (en) | Phase shifter circuit | |
JPH10209813A (ja) | 不平衡−平衡変換回路 | |
JP2573074B2 (ja) | 電圧制御型発振器 | |
JPH0542846B2 (ja) | ||
JPH06252751A (ja) | 電圧制御発振回路 | |
JPH0339948Y2 (ja) | ||
JPH0635546Y2 (ja) | 周波数制御回路 | |
SU944068A1 (ru) | Генератор,управл емый напр жением | |
JPH0974317A (ja) | ミキサ回路 |