JP2930305B2 - 移相型発振回路 - Google Patents

移相型発振回路

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JP2930305B2 JP63203876A JP20387688A JP2930305B2 JP 2930305 B2 JP2930305 B2 JP 2930305B2 JP 63203876 A JP63203876 A JP 63203876A JP 20387688 A JP20387688 A JP 20387688A JP 2930305 B2 JP2930305 B2 JP 2930305B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移相型発振回路に関し、特に集積回路化に
適すると共に、数GHzの発振信号を出力するようにした
移相型発振回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明の移相型発振回路は、少なくともN段(N≧
3)の移相回路を有し、前記N段の移相回路を縦続接続
して正帰還ループを構成した移相型発振回路において、
前記N段の移相回路のそれぞれは定電流源で動作する差
動増幅器とこの差動増幅器の出力に接続した可変CR時定
数回路とから成り、前記N段の差動増幅器の複数段に出
力端子を設け、互いに位相の異なる複数の発振信号を出
力することができる。
また、複数の発振信号の位相差を90゜に設定すれば、
イメージ妨害信号を打消すようにした周波数変換器の局
部発振器に用いることができる。
更に、前記可変CR時定数回路のコンデンサの容量を印
加電圧により変化させることで発振周波数を制御するこ
とができる。
〔従来の技術〕
従来の発振回路の一例として、実公昭61−38263号公
報に示される如く、互いに逆相の発振信号が取り出され
るようにしたLC型発振回路が知られている。
すなわち、第5図において、集積回路内にトランジス
タ1a、トランジスタ1b及び定電流源1cから成る差動増幅
器1と、第1の正帰還用トランジスタ2及び第2の正帰
還用トランジスタ3と、電圧制御型可変容量ダイオード
4を形成し、インダクタンスL及びコンデンサCから成
る並列共振回路5を外付けして構成する。そして、端子
6に制御電圧を印加すると共に端子7に電源電圧を印加
し、出力端子8及び出力端子9から互いに逆相の発振信
号を取り出している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第8図に示す従来のLC型発振回路は、
インダクタンスL及びコンデンサCから成る並列共振回
路5を集積回路の外部に設けるので、集積回路パッケー
ジの端子部分のインダクタンス成分及び漂遊容量が高周
波(例えば数GHz)で無視できないため、安定な発振信
号が得られない欠点があると共に、出力端子8及び出力
端子9から互いに逆相の発振信号は得られるものの、そ
れ以外の例えば互いに90゜位相差の複数の発振信号は得
られない欠点があった。
また、後者の発振回路は、LC共振回路が不要になる
が、単一の発振信号しか得られないと共に発振周波数を
可変することが容易でない欠点があった。
従って、本発明の目的は前記欠点を改良した移相型発
振回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の移相型発振回路は、少なくともN段(N≧
3)で奇数個の移相回路を有し、前記N段の移相回路を
縦続接続して正帰還ループを構成した移相型発振回路に
おいて、前記N段の移相回路のそれぞれを、定電流源で
動作する差動増幅器、および、誤差動増幅器の出力段間
に接続する半導体素子からなるコンデンサと抵抗とのCR
時定数回路とで構成すると共に、前記N段の移相回路の
複数の出力段に互いに位相の異なる発振信号を出力する
出力端子を設ける。
また、少なくともN段(N≧4)で偶数個の移相回路
を有し、前記N段の移相回路を縦続接続して正帰還ルー
プを構成した移相型発振回路において、前記N段の移相
回路のそれぞれを、定電流源で動作する差動増幅器、お
よび誤差動増幅器の出力段間に接続する半導体素子から
なるコンデンサと抵抗とのCR時定数回路とで構成すると
共に、最終段の前記移相回路の出力を初段の前記移相回
路の入力と直流的に負帰還し交流的に正帰還になるよう
該初段の移相回路の入力と接続し、前記N段の移相回路
の複数の出力段に互いに位相の異なる発振信号を出力す
る出力端子を設ける。
さらに、本発明の移相型発振回路の一例として、N段
のCR時定数回路のそれぞれのコンデンサを、印加電圧に
より容量を制御することが可能な、半導体素子からなる
可変型コンデンサで構成する。
〔作用〕
本発明の移相型発振回路は、前記N段の差動増幅器の
複数段に設けた出力端子から互いに位相の異なる(例え
ば90゜)複数の発振信号を出力することができる。
また、N段の可変CR時定数回路のそれぞれのコンデン
サを印加電圧により容量が変化する半導体素子からなる
可変型コンデンサで構成する場合には、互いに位相の異
なる複数の発振信号の周波数を可変することができる。
従って、本発明の移相型発振回路をイメージ妨害信号
を打消すようにした周波数変換器の局部発振器として用
いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
第1図は、本発明の移相型発振回路の基本構成を示す
回路接続図で、10は第1の移相回路、11は第2の移相回
路、12は第3の移相回路である。前記第1の移相回路10
乃至第3の移相回路12はN段(N≧3)の移相回路のN
=3の場合を示すが、後述するようにNは例えば4でも
よい。前記第1の移相回路10は、トランジスタQ1、トラ
ンジスタQ2及び定電流源13からなる第1の差動増幅器14
と、抵抗器R1(または抵抗器R2)及び半導体素子で形成
されるコンデンサC1からなる第1の時定数回路15から構
成される。前記トランジスタQ1とトランジスタQ2の各エ
ミッタは共通接続され、定電流源13を介して基準電位に
接続され、各コレクタはそれぞれ抵抗器R1及び抵抗器R2
を介して直流電源端子16に接続される。前記コンデンサ
C1は、トランジスタQ1とトランジスタQ2のコレクタ間に
接続され、前記抵抗器R1と共にローパスフィルタを構成
する。時定数を求めるため、第2図に第1図に示した時
定数回路15の等価回路を示す。第1図の時定数回路に構
成されているコンデンサC1は2倍の容量値2c1を有する
コンデンサ2C1を2個直列接続されたものに等しく、か
つこのコンデンサ2C1の共通接続点は交流電位は変動せ
ず、いわゆる仮想接地と見なせるから、電源端子16T
接続されている。その結果抵抗器R1とコンデンサ2C1
並列接続された回路が2個構成され、抵抗器R1または抵
抗器R2とコンデンサ2C1の共通接続点はそれぞれのトラ
ンジスタQ1とQ2のコレクタに接続される。このことか
ら、前記第1の時定数回路15の時定数は抵抗器R1の抵抗
値r1とコンデンサC1の容量値c1の2倍の容量値2c1との
積2c1・r1、また抵抗器R1の抵抗値r1と等しい抵抗値を
有する抵抗器R2の抵抗値r1とコンデンサC1の容量値c1
2倍の容量値2c1との積2c1・r1で定まる。(但し、トラ
ンジスタQ1の出力抵抗は抵抗値r1より充分大とする)。
従って、第1の移相回路10の移相量θは、角周波数
をωとすればθ=tan-1ω2c1r1(ローパスフィルタ)
で表され、c1r1を適宜選定することにより、一例として
60゜に設定する。
前記第2の移相回路11はトランジスタQ3、トランジス
タQ4及び定電流源17からなる第2の差動増幅器18と、抵
抗器R3(または抵抗器R4)及び半導体素子で形成される
コンデンサC2からなる第2の時定数回路19から構成され
る。前記トランジスタQ3とトランジスタQ4の各エミッタ
は共通接続され、定電流源17を介して基準電位に接続さ
れ、各コレクタはそれぞれ抵抗器R3及び抵抗器R4を介し
て直流電源端子16Tに接続される。前記コンデンサC
2は、トランジスタQ3とトランジスタQ4のコレクタ間に
接続され、前記抵抗器R3と共にローパスフィルタを構成
する。前記第2の時定数回路19の時定数は、抵抗器R3
抵抗値r3とコンデンサC2の容量値c2の2倍の容量値2c2
との積2c2・r3、また抵抗器R3の抵抗値r3と等しい抵抗
値を有する抵抗器R4の抵抗値r3のコンデンサC2の容量値
c2の2倍の容量値2c2との積2c2・r3で定まる。(但し、
トランジスタQ2の出力抵抗は抵抗値r3より充分大とす
る)従って、第2の移相回路11の移相量θも角周波数
をωとすれば、θ=tan-1ω2c2r3(ローパスフィル
タ)で表され、c2r3を適宜選定することにより、一例と
して60゜に設定する。
前記第3の移相回路12はトランジスタQ5、トランジス
タQ6及び定電流源20からなる第3の差動増幅器21と、抵
抗器R5(または抵抗器R6)及び半導体素子で形成される
コンデンサC3からなる第3の時定数回路22から構成され
る。前記トランジスタQ5とトランジスタQ6の各エミッタ
は共通接続され、定電流源20を介して基準電位に接続さ
れ、各コレクタはそれぞれ抵抗器R5及び抵抗器R6を介し
て直流電源端子16に接続される。前記コンデンサC3は、
トランジスタQ5とトランジスタQ6のコレクタ間に接続さ
れ、前記抵抗器R5の抵抗値r5とコンデンサC3の容量値c3
の2倍の容量値2c3との積2c3・r5、また抵抗器R5の抵抗
値r5と等しい抵抗値を有する抵抗器R6の抵抗値r5とコン
デンサC3の容量値c3の2倍の容量値2c3との積2c3・r5
定まる。(但し、トランジスタQ5の出力抵抗は抵抗値r5
より充分大とする)従って、第3の移相回路12の移相量
θも角周波数をωとすれば、θ=tan-1ω2c3r5(ロ
ーパスフィルタ)で表され、c3r5を適宜選定することに
より、一例として60゜に設定する。
そして、前記トランジスタQ1のコレクタをトランジス
タQ3のベースに接続し、トランジスタQ3のコレクタをト
ランジスタQ5のベースに接続し、トランジスタQ5のコレ
クタをトランジスタQ1のベースに接続することにより、
正帰還ループを構成する。またトランジスタQ2のコレク
タをトランジスタQ4のベースに接続し、トランジスタQ4
のコレクタをトランジスタQ6のベースに接続し、トラン
ジスタQ6のコレクタをトランジスタQ2のベースに接続す
ることにより正帰還ループを構成し、トランジスタQ1
コレクタに第1の差動増幅器14の第1の出力端子14T
接続し、トランジスタQ3のコレクタに第2の差動増幅器
18の第2の出力端子18Tを接続し、トランジスタQ5のコ
レクタに第3の差動増幅器21の第3の出力端子21Tを接
続する。
以上の構成によれば、第1の移相回路10の移相量θ
=60゜、第2の移相回路11の移相量θ=60゜、第3の
移相回路12の移相量θ=60゜であり、3段縦続接続さ
れているため、全体として180゜の移相量が得られる。
また、前記第1の差動増幅器14のトランジスタQ1のベー
スと第3の差動増幅器21のトランジスタQ5のコレクタの
位相は、前記第1の時定数回路15乃至第3の時定数回路
22がない時に逆相になるので、前述した180゜の移相量
が加わることにより、第1の移相回路10、第2の移相回
路11及び第3の移相回路12の縦続接続は全体として正帰
還となり、いわゆる移相型発振器を構成する。
この第1図に示した移相型発振回路の動作を説明する
ため、第3図に移相型発振回路動作説明回路と第4図に
その各端子における波形図を示す。
まず、第3図を用いて直流動作について説明する。第
1の差動増幅器14の一方のトランジスタQ1のベースの電
位が上昇し(+)、他方のトランジスタQ2のベースの電
位が下がった(−)とすると、トランジスタQ1のコレク
タは下がり(−)トランジスタQ2のコレクタは上がる
(+)。これらのコレクタ電位は次段の第2の差動増幅
器18のトランジスタQ3とQ4の各ベースに供給される。い
ま、トランジスタQ1のコレクタがトランジスタQ3のベー
スにまたトランジスタQ2のコレクタがトランジスタQ4
ベースにそれぞれ接続されているから、トランジスタQ3
のベースの電位は下がり(−)トランジスタQ4のベース
は上がっている(+)。その結果、トランジスタQ3のコ
レクタの電位は上がり(+)トランジスタQ4のコレクタ
の電位は下がる(−)。また同様に、トランジスタQ3
Q4のコレクタが第3の差動増幅器21のトランジスタQ5
Q6の各ベースに接続されているから、トランジスタQ5
ベースの電位は上がる(+)からそのコレクタの電位は
下がる(−)。また、トランジスタQ5のベースの電位は
下がる(−)からこのコレクタ電位は上がる(+)。
トランジスタQ5の下がった(−)コレクタ電位が第1
の差動増幅器14のトランジスタQ1のベースに供給され、
トランジスタQ6の上がった(+)コレクタ電位がトラン
ジスタQ2のベースにそれぞれ供給されるから、極性が逆
の直流成分が加算され直流的に負帰還がかかったことに
なり、直流バイアスは安定し、フリップ・フロップ等の
ように電源電圧かグランドレベルのどちらか一方に固定
されることはない。
次に、第3図と第4図を用いて移相型発振回路の交流
動作について説明する。
第3図に各差動増幅器14,18,21とその時定数回路15,1
9,22を示し、この差動増幅器14,18,21の各トランジスタ
のベースとコレクタの各端子の波形(発振信号)を第4
図に示してあり、縦軸を任意目盛の振幅とし、横軸の目
盛を時間(位相)としている。第1の差動増幅器14の一
方のトランジスタQ1のベース(Q1b)の電位を基準に入
力波形(発振信号)sinωtが供給されたとする(位相
を0゜とする)。このとき、他方のトランジスタQ2のベ
ース(Q2b)の電位は逆位相で−sinωtの入力波形が供
給される。すると、トランジスタQ1のコレクタ(Q1c
は第1の時定数回路15の抵抗器R1とコンデンサ2C1によ
り入力波形sinωtに対して反転してさらに60゜遅れて
−sin(ωt−60゜)となり、トランジスタQ2のコレク
タ(Q2c)は入力波形−sinωtの反転した信号よりさら
に60゜遅れsin(ωt−60゜)となる。これらのコレク
タからの出力波形(発振信号)は次段の第2の差動増幅
器18のトランジスタQ3とQ4の各ベースに供給される。い
ま、トランジスタQ3のベース(Q3b)には−sin(ωt−
60゜)、トランジスタQ4のベース(Q4b)にはsin(ωt
−60゜)の波形がそれぞれ供給され、それぞれのコレク
タ(Q3c,Q4c)ではさらに第2の時定数回路19によりベ
ースに供給された波形(発振信号)よりさらに60゜遅れ
るから、トランジスタQ3のコレクタ(Q3c)の電位はsin
(ωt−120゜)となり、トランジスタQ4のコレクタ(Q
4c)の電位は−sin(ωt−120゜)となる。また、同様
に、トランジスタQ3とQ4のコレクタ(Q3c,Q4c)の各出
力波形(発振信号)を第3の差動増幅器21のトランジス
タQ5のベース(Q5b)とQ6の各ベース(Q6b)に供給する
と、トランジスタQ5のベース(Q5b)の電位はsin(ωt
−120゜)であるからそのコレクタ(Q5c)の電位は第3
の時定数回路22により60゜遅れ、−sin(ωt−180゜)
となり、また、同様にトランジスタQ6のベース(Q6b
の電位は−sin(ωt−120゜)だからこのコレクタ(Q
6c)電位はsin(ωt−180゜)となる。
このように、トランジスタQ5のコレクタ(Q5c)の電
位−sin(ωt−180゜)はトランジスタQ1のベース(Q
1b)電位と同じ位相となり、またトランジスタQ6のコレ
クタ(Q6c)電位sin(ωt−(2)180゜)はトランジ
スタQ2のベース(Q2b)電位と同じ位相となる。その結
果、第3の移相回路12からの出力波形(発振信号)が第
1の移相回路10の入力波形の位相と同じになり、出力波
形(発振信号)が正帰還され、発振が維持されることに
なる。
従って、前記第3の差動増幅器21の出力端子21Tの位
相を基準位相0゜と仮定すれば、第1の差動増幅器14の
出力端子14Tから120゜、第2の差動増幅器18の出力端子
18Tから240゜の位相差を有する正弦波信号が得られ、互
いに120゜位相差を有する複数の発振信号が得られる。
次に、本発明の移相型発振回路の具体回路について、
第5図を参照して説明する。(なお、第5図において、
全体を25で示す移相型発振回路は、移相回路を4段設け
けた場合を示し、第1図に対応する部分には同一番号を
付し、その詳細な説明は省略する)第5図において、前
記第1の移相回路10は、差動増幅器14を構成するトラン
ジスタQ1とトランジスタQ2のコレクタ間に、ベース・エ
ミッタ間が直接接続されたトランジスタQ7及びトランジ
スタQ8であって、これら2つのトランジスタのベースを
共通接続して構成したコンデンサC1が接続されていて、
さらに共通接続点は電圧制御端子26に接続されている。
この場合、第1の移相回路10の移相量θは、一例とし
て45゜に設定される。また、第2の移相回路11及び第3
の移相回路12も同様に構成され、第2の移相回路11の移
相量θ及び第3の移相回路の移相量θもそれぞれ45
゜に設定される。更に第4の移相回路30が設けられ、こ
の第4の移相回路30はトランジスタQ13、トランジスタQ
14及び定電流源31からなる第4の差動増幅器32と、抵抗
器R7(または抵抗器R8)及びコンデンサC4からなる第4
の時定数回路33から構成される。前記トランジスタQ13
とトランジスタQ14の各エミッタは共通接続され、定電
流源31を介して基準電位に接続され、各コレクタはそれ
ぞれ抵抗器R7及び抵抗器R8を介して直流電源端子16に接
続され、トランジスタQ13のコレクタに第4の出力端子3
2Tが接続される。前記コンデンサC4は、トランジスタQ
13とトランジスタQ14のコレクタ間に接続され、前記抵
抗器R7と共にローパスフィルタを構成する。前記第4の
時定数回路33の時定数は、抵抗器R7の抵抗値r7とコンデ
ンサC4の容量値c4(但し、トランジスタQ13とトランジ
スタQ14のコレクタ間の容量とする)の積c4・r7で定ま
る。(但し、トランジスタQ13の出力抵抗は抵抗値r7
り充分大とする)。
従って、第4の移相回路30の移相量Q4は角周波数をω
とすれば、θ=tan-1ω2c4r7(ローパスフィルタ)で
表され、c4r7を適宜選定して45゜に設定する。(一例と
してr7は約800Ω、c4は0.2PFとすれば、周波数1GHzにお
いてQ4は45゜となる)。
移相回路が4段で構成された場合につき、まず直流動
作について説明する。
移相回路が1段から3段までは第1図に示した動作と
同一であり、そこまでの説明は省略する。いま第1図で
説明した時と同じ条件とすると、前述したように、第3
の移相回路12の差動増幅器21を構成するトランジスタQ5
のコレクタ電位は下がり(−)、他方のトランジスタQ6
のコレクタは上がって(+)いる。
Q5の下がった(−)コレクタ電位は第4の移相回路30
の差動増幅器32の一方のトランジスタQ13のベースに供
給されこのコレクタ電位は上がる(+)。他方のトラン
ジスタQ14のベースにはトランジスタQ6の上がった
(+)コレクタ電位が供給され、その結果コレクタ電位
は下がる(−)。
第1の移相回路10の差動増幅器14のトランジスタQ1
ベース電位は上昇(+)しているので、第4の移相回路
30の差動増幅器32のトランジスタQ14のコレクタをトラ
ンジスタQ1のベースに接続してこの直流電位を下げてい
る。また、第1の移相回路10の差動増幅器14のトランジ
スタQ2のベース電位は下がって(−)いるので、第4の
移相回路30のトランジスタQ13のコレクタをトランジス
タQ2のベースに接続して直流電流を上げている。従っ
て、移相回路を偶数段用いて移相型発振回路を構成する
ときには、最終段の出力電圧を入力段(初段)の入力電
圧と極性が逆になるように接続する必要があり、それに
よって直流電圧(バイアス)を負帰還させて直流動作を
安定にしている。
次に、第5図に示した移相型発振回路の交流動作につ
いて説明する。
第1の差動増幅器14の一方のトランジスタQ1のベース
(Q1b)の電位を基準に入力波形(発振信号)sinωtが
供給されたとする(位相を0゜とする)。このとき、他
方のトランジスタQ2のベース(Q2b)の電位は逆位相で
−sinωtの入力波形が供給される。すると、トランジ
スタQ1のコレクタ(Q1c)は第1の時定数回路15の抵抗
器R1とコンデンサ2C1により入力波形sinωtに対して反
転してさらに45゜遅れて−sin(ωt−45゜)となり、
トランジスタQ2のコレクタ(Q2c)は−sinωtの波形の
反転した信号よりさらに45゜遅れsin(ωt−45゜)と
なる。これらのコレクタ電位は次段の第2の差動増幅器
18のトランジスタQ3とQ4の各ベースに供給される。い
ま、トランジスタQ3のベース(Q3b)には−sin(ωt−
45゜)、トランジスタQ4のベース(Q4b)にはsin(ωt
−45゜)の波形がそれぞれ供給され、さらに第2の時定
数回路19によりベースに供給された波形(発振信号)よ
りさらに45゜遅れるから、トランジスタQ3のコレクタ
(Q3c)の電位はsin(ωt−90゜)となり、トランジス
タQ4のコレクタ(Q4c)の電位は−sin(ωt−90゜)と
なる。また同様に、トランジスタQ3とQ4のコレクタ(Q
3c,Q4c)の各出力波形(発振信号)を第3の差動増幅器
21のトランジスタQ5のベース(Q5b)とQ6のベース
(Q6b)に供給すると、トランジスタQ5のベース(Q5b
の電位はsin(ωt−90゜)であるからそのコレクタ(Q
5c)の電位は第3の時定数回路22により45゜遅れ、−si
n(ωt−135゜)となり、また、同様にトランジスタQ6
のベース(Q6b)の電位は−sin(ωt−90゜)たからこ
のコレクタ(Q6c)の電位はsin(ωt−135゜)とな
る。
トランジスタQ13のベース(Q13b)の電位は−sin(ω
t−135゜)であるからそのコレクタ(Q13c)の電位は
第4の時定数回路33により45゜遅れ、sin(ωt−180
゜)となり、また、同様にトランジスタQ14のベース(Q
14b)の電位はsin(ωt−135゜)だからこのコレクタ
(Q14c)電位は−sin(ωt−180゜)となる。このコレ
クタ(Q14c)電位−sin(ωt−180゜)がトランジスタ
Q1のベース(Q1b)に供給され、またトランジスタQ13
コレクタ(Q13c)電位sin(ωt−180゜)がトランジス
タQ2のベース(Q2b)に供給される。
このように、トランジスタQ13のコレクタ(Q13c)の
電位sin(ωt−180゜)はトランジスタQ2のベース(Q
2b)電位と同じ位相となり、またトランジスタQ14のコ
レクタ(Q14c)電位−sin(ωt−180゜)はトランジス
タQ1のベース(Q1b)電位と同じ位相となる。その結
果、第4の移相回路30からの出力波形(発振信号)が第
1の移相回路10の入力の位相と同じになり、出力波形
(発振信号)が正帰還され、発振が維持されることにな
る。
以上の構成によれば、第1の移相回路10の移相量θ
=45゜、第2の移相回路11の移相量θ=45゜、第3の
移相回路12の移相量θ=45゜、第4の移相回路30の移
相量θ=45゜であり、4段縦続接続しているため、全
体として180゜の移相量が得られ、第1図のものと同様
に正帰還ループを構成する。
また、第2の差動増幅器18の第2の出力端子18Tと第
4の差動増幅器32の第4の出力端子32Tには互いに90゜
位相差を有する複数の発振信号(Cos ω0t信号及びSin
ω0t信号)をそれぞれ出力する。そして、前記電圧制御
端子26に印加する電圧を可変することにより、出力端子
18T(Cos ω0t)及び出力端子32T(Sin ω0t)の互いに
90゜位相差を有する複数の発振信号の周波数を可変する
ことができる。
なお、34はバイアス回路、35は出力端子35aを有する
第1のバッファ段、36は出力端子36aを有する第2のバ
ッファ段を示す。
次に、本発明の移相型発振回路を用いた周波数変換器
の一例について、第6図及び第7図を参照して説明す
る。
第6図は本発明の移相型発振回路を用いた周波数変換
器のブロック図を示し、第7図は中間周波数信号及びイ
メージ妨害信号の周波数スペクトル図を示す。第6図に
おいて、入力端子40に50〜900MHzの帯域内の高周波信号
(第7図ω参照)及び中間周波数の2倍の周波数分高
い周波数のイメージ妨害信号(第7図ω参照)が印加
されるので、合成信号Sは次式で表される。
S=A sin ω1t+B sin ω2t =A sin(ω−p)t+B sin(ω+q)t ……(1) 但し、 は第1の中間周波数、 は第1の中間周波数に等しいイメージ信号(妨害信号)
の周波数、 は移相型発振回路25の発振周波数である。
前記(1)式の合成信号Sは、第1の混合段41及び第
2の混合段42の一方の入力にそれぞれ供給される。
また、第1の混合段41の他方の入力には、移相型発振
回路25の第1のバッファ段(第5図参照)の出力端子35
aから発振信号(C cos ω0t)が供給される。また、第
2の混合段42の他方の入力には、移相型発振回路25の第
2のバッファ段36(第5図参照)の出力端子36aから発
振信号(C sin ω0t)が供給される。
即ち、出力端子35aと出力端子36aから出力される発振
信号の位相差は90゜ずれている。
従って、前記第1の混合段41の出力には、次式で示す
出力信号E1が得られる。
前記第1の混合段41の出力信号E1は、第1のローパス
フィルタ43に供給され、(2)式のsin(2ω−p)
tとsin(2ω+p)tの周波数(2ω−p)/2π
と(2ω+p)/2πは高周波で中間周波数p/2πより
十分高いから、LPFから出力されず、(2)式第2項の
中間周波信号(−sin pt)と(2)式第4項のイメージ
信号(sin qt)のみが抽出され、0゜移相器44を介して
減算器45の一方の入力に供給される。一方、前記第2の
混合段42の出力には、次式で示す出力信号E2が得られ
る。
前記第2の混合段42の出力信号E2は、第2のローパス
フィルタ46に供給され、(3)式第2項の第1の中間周
波信号(C cos pt)とイメージ信号(cos qt)のみが抽
出され、90゜移相器47及びレベル調整回路介して減算器
45の他方の入力に供給される。前記0゜移相器44の出力
信号E3及び前記90゜移相器47の出力信号E4はそれぞれ次
式で示される。
従って、減算器45において、(4)式第2項及び
(5)式第2項のイメージ信号成分 は打消され、第1の中間周波数信号成分(AC sin pt)
のみが減算器45から出力され、第2の混合段49に供給さ
れる。そして、前記移相型発振回路25の発振信号(C co
s ω0t及びC sin ω0t)の周波数を例えば1.0〜1.85GHz
の間で可変すれば、第1の中間周波信号成分(AC sin p
t)の周波数を、前記受信帯域(50〜900MHz)において9
50MHzの一定周波数にすることができる。前記第2の混
合段49に供給された950MHzの第1の中間周波成分は、局
部発振器50の例えば1GHzの発振信号と混合され、出力端
子49aに50MHzの第2の中間周波信号を発生する。
以上の説明から明らかな通り、本発明の移相型発振回
路は、少なくともN段(N≧3)の移相回路10、11及び
12を有し、前記N段の移相回路10、11及び12を縦続接続
して正帰還ループを構成した移相型発振回路において、
前記N段の移相回路10、11及び12のそれぞれを差動増幅
器14、18及び21と誤差動増幅器14、18及び21の出力に接
続したCR時定数回路15、19及び22から構成し、前記N段
の差動増幅器の複数段14、18に互いに位相の異なる複数
の発振信号を出力する出力端子14T、18Tを設け、互いに
位相の異なる複数の数GHzにもおよぶ発振信号を出力す
ることが可能な発振回路である。
また、本発明の移相型発振回路は、前記N段のCR時定
数回路15、19及び22のそれぞれのコンデンサC1、C2及び
C3を可変型コンデンサにより構成し、前記可変型コンデ
ンサの容量を可変して複数の発振信号の周波数を可変す
ることができる。
なお、上述の一実施例においては、本発明の移相型発
振回路を周波数変換器に適用した場合について説明した
が、変調回路等のその他の用途に使用することが可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明の移相型発振回路は、N段の差動増幅器の複数
段に出力端子を設け、互いに位相の異なる複数の数GHz
にもおよぶ発振信号を出力することができ、可変CR時定
数回路の可変型コンデンサの容量を印加電圧により変化
させて発振信号の周波数を変化させることができる。
また、複数の発振信号の位相差を90゜に設定すれば、
イメージ妨害信号を打消すようにした周波数変換器の局
部発振器として利用することができる。
更に、本発明の移相型発振回路は、LC共振回路を使用
しないので、集積回路化が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の移相型発振回路の基本構成を示す回路
接続図、第2図は時定数回路の等価回路を示す回路接続
図、第3図は移相型発振回路動作説明図、第4図は第3
図に示した移相型発振回路動作説明図の各端子の波形
図、第5図は本発明の移相型発振回路の具体回路を示す
回路接続図、第6図は本発明の移相型発振回路を用いた
周波数変換器のブロック図、第7図は本発明の説明に用
いる周波数スペクトル図、第8図は従来のLC型発振回路
の一例を示す回路接続図である。 1……差動増幅器 2……第1の正帰還用トランジスタ 3……第2の正帰還用トランジスタ 5……並列共振回路 10……第1の移相回路 11……第2の移相回路 12……第3の移相回路 14……第1の差動増幅器 14T……第1の出力端子 15……第1の時定数回路 18……第2の差動増幅器 18T……第2の出力端子 19……第2の時定数回路 21……第3の差動増幅器 21T……第3の出力端子 22……第3の時定数回路 25……移相型発振回路 30……第4の移相回路 32……第4の差動増幅器 32T……第4の出力端子 33……第4の時定数回路 35……第1のバッファ段 36……第2のバッファ段 41……第1の混合段 42……第2の混合段 44……0゜移相器 47……90゜移相器 49……第3の混合段 50……局部発振器 R1〜R8……抵抗器 Q1〜Q14……トランジスタ C1〜C4……コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−33037(JP,A) 特開 昭60−41812(JP,A) 実開 昭58−66885(JP,U) 特表 平2−500711(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともN段(N≧3)で奇数個の移相
    回路を有し、前記N段の移相回路を縦続接続して正帰還
    ループを構成した移相型発振回路において、前記N段の
    移相回路のそれぞれを、定電流源で動作する差動増幅
    器、および、誤差動増幅器の出力段間に接続する半導体
    素子からなるコンデンサと抵抗とのCR時定数回路とで構
    成すると共に、前記N段の移相回路の複数の出力段に互
    いに位相の異なる発振信号を出力する出力端子を設けた
    ことを特徴とする移相型発振回路。
  2. 【請求項2】前記N段のCR時定数回路のそれぞれのコン
    デンサを、印加電圧により容量を制御することが可能
    な、半導体素子からなる可変型コンデンサで構成し、前
    記可変型コンデンサの容量を外部から印加する制御電圧
    によって変化させ、発振周波数を変化可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載の移相型発振回路。
  3. 【請求項3】少なくともN段(N≧4)で偶数個の移相
    回路を有し、前記N段の移相回路を縦続接続して正帰還
    ループを構成した移相型発振回路において、前記N段の
    移相回路のそれぞれを、定電流源で動作する差動増幅
    器、および誤差動増幅器の出力段間に接続する半導体素
    子からなるコンデンサと抵抗とのCR時定数回路とで構成
    すると共に、最終段の前記移相回路の出力を初段の前記
    移相回路の入力と直流的に負帰還し交流的に正帰還にな
    るよう該初段の移相回路の入力と接続し、前記N段の移
    相回路の複数の出力段に互いに位相の異なる発振信号を
    出力する出力端子を設けたことを特徴とする移相型発振
    回路。
  4. 【請求項4】前記N段のCR時定数回路のそれぞれのコン
    デンサを、印加電圧により容量を制御することが可能
    な、半導体素子からなる可変型コンデンサで構成し、前
    記可変型コンデンサの容量を外部から印加する制御電圧
    によって変化させ、発振周波数を変化可能にしたことを
    特徴とする請求項3記載の移相型発振回路。
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