JPS60127349A - 易滑性ポリエステル組成物 - Google Patents
易滑性ポリエステル組成物Info
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- JPS60127349A JPS60127349A JP58236782A JP23678283A JPS60127349A JP S60127349 A JPS60127349 A JP S60127349A JP 58236782 A JP58236782 A JP 58236782A JP 23678283 A JP23678283 A JP 23678283A JP S60127349 A JPS60127349 A JP S60127349A
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- polyester
- particle diameter
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ステル組成物に関するもので,詳しくは繊維,フィルム
,その他の成形品に成形する際に優れた成形加工性を有
し,かつ成形加工後の製品として優れた易滑性及び表面
形態を有するポリエステル組成物に関するものである。
,その他の成形品に成形する際に優れた成形加工性を有
し,かつ成形加工後の製品として優れた易滑性及び表面
形態を有するポリエステル組成物に関するものである。
今日,工業的に製造されているポリエステル。
とりわけポリエチレンテレフタレート(以下PETと略
称する)は優れた高結晶性,高軟化点,耐熱性,耐候性
,耐薬品性,電気絶縁性をもつ高強度ポリマーであるた
め,繊維用をはじめとしてフィルム用,成形品用へと産
業上広く用いられている。
称する)は優れた高結晶性,高軟化点,耐熱性,耐候性
,耐薬品性,電気絶縁性をもつ高強度ポリマーであるた
め,繊維用をはじめとしてフィルム用,成形品用へと産
業上広く用いられている。
このように、ポリエステルが各分野において種々の形態
で用いられる場合,通常溶融押出し,引き取り,延伸,
熱処理等の成形工程での操業性あるいは繊維用の場合の
製織,染色,加工,フィルム用の場合の磁性膜の塗布,
金属蒸着,保護膜塗布。
で用いられる場合,通常溶融押出し,引き取り,延伸,
熱処理等の成形工程での操業性あるいは繊維用の場合の
製織,染色,加工,フィルム用の場合の磁性膜の塗布,
金属蒸着,保護膜塗布。
成形品用の場合の切断,仕上環の二次的加工工程での操
業性,さらには最終製品としての易滑性。
業性,さらには最終製品としての易滑性。
透明性および好ましい表面形態をもつことが重要である
。
。
しかるに、PETをはじめとするポリエステルは一般に
1本来滑性に乏しいため、従来より易滑性を向上させる
目的で数多くの触媒あるいは添加剤の検討がなされてき
たが、いまだ十分であるとはいえないのが実情であった
。従来の易滑性向上法を大別すると2例えば特公昭34
−5144号公報をはじめとして、特開昭53−928
96号2%開昭54−90397号[開昭54−111
596号、特開昭54−113696号、特開昭54−
145792号、特開昭55−23141号、特開昭5
5−23142号、特開昭55−110119号、特開
昭57−63328号、特開昭57−66936号、特
開昭57−92048号、特開昭57−125247号
公報等数多(の公報に開示されているように、ポリエス
テル製造の第一の工程であるエステル化工程あるいは第
二の工程である重縮合工程において、触媒あるいは各種
添加剤の一部を微細な粒子としてポリマー中に析出させ
る方法(以下内部粒子法と呼ぶ)及び特公昭42−24
099号、特公昭43−12013号、特公昭52−4
8898号、特開昭50−92367号、特開昭50−
139896号、特公昭55−2225号、特公昭55
−41648号、特開昭51−34272号、特開昭5
2−78953号公報等に記載されているように、ポリ
エステルの製造工程中あるいは成形工程中にシリカ。
1本来滑性に乏しいため、従来より易滑性を向上させる
目的で数多くの触媒あるいは添加剤の検討がなされてき
たが、いまだ十分であるとはいえないのが実情であった
。従来の易滑性向上法を大別すると2例えば特公昭34
−5144号公報をはじめとして、特開昭53−928
96号2%開昭54−90397号[開昭54−111
596号、特開昭54−113696号、特開昭54−
145792号、特開昭55−23141号、特開昭5
5−23142号、特開昭55−110119号、特開
昭57−63328号、特開昭57−66936号、特
開昭57−92048号、特開昭57−125247号
公報等数多(の公報に開示されているように、ポリエス
テル製造の第一の工程であるエステル化工程あるいは第
二の工程である重縮合工程において、触媒あるいは各種
添加剤の一部を微細な粒子としてポリマー中に析出させ
る方法(以下内部粒子法と呼ぶ)及び特公昭42−24
099号、特公昭43−12013号、特公昭52−4
8898号、特開昭50−92367号、特開昭50−
139896号、特公昭55−2225号、特公昭55
−41648号、特開昭51−34272号、特開昭5
2−78953号公報等に記載されているように、ポリ
エステルの製造工程中あるいは成形工程中にシリカ。
アルミナ、炭酸カルシウム、カオリン°等の微粉末ある
いはポリ有機シロキサン等の有機ケイ素化合物を添加す
る方法(以下外部粒子法と呼ぶ)の二つに別けられる。
いはポリ有機シロキサン等の有機ケイ素化合物を添加す
る方法(以下外部粒子法と呼ぶ)の二つに別けられる。
しかしながら、外部粒子法による方法でポリエステルを
製造すると(イ)粗大粒子の混入、(ロ)粒子間での凝
集、(ハ)透明性の著しい低下、に)ポリエステルとの
親和力の貧困等の欠点により、成形工程や加工工程での
操業性が悪かったり、製品の透明性を著しく損ねたりす
るという欠点があった。
製造すると(イ)粗大粒子の混入、(ロ)粒子間での凝
集、(ハ)透明性の著しい低下、に)ポリエステルとの
親和力の貧困等の欠点により、成形工程や加工工程での
操業性が悪かったり、製品の透明性を著しく損ねたりす
るという欠点があった。
また最近では、外部粒子法において、特開昭51−34
272号、特開昭52−78953号、特公昭55−2
225号あるいは特公昭55−41648号公報などに
みられるように2粒子径の異なる無機不活性粒子を特定
量ポリエステルフィルム中に存在させることによって、
テープ走行性の改良されたポリエステルフィルムを得る
提案がなされているが。
272号、特開昭52−78953号、特公昭55−2
225号あるいは特公昭55−41648号公報などに
みられるように2粒子径の異なる無機不活性粒子を特定
量ポリエステルフィルム中に存在させることによって、
テープ走行性の改良されたポリエステルフィルムを得る
提案がなされているが。
これらにも以下に述べるような欠点が指摘されている。
すなわち。
(11大粒子径の無機不活性粒子と小粒子径の無機不活
性粒子の添加量の比と、易滑性あるいは操業性との関係
が不明であるため、十分な改善効果が得られない。
性粒子の添加量の比と、易滑性あるいは操業性との関係
が不明であるため、十分な改善効果が得られない。
(2)二種の粒子径の異なる無機不活性粒子の平均粒子
径が適切に選定されていないため十分な易滑性や透明性
を付与できない。
径が適切に選定されていないため十分な易滑性や透明性
を付与できない。
(3)小粒子径の無機不活性粒子の粒子径の分布が特定
化されていないため、十分な易滑性、透明性あるいは操
業性が付与できない。
化されていないため、十分な易滑性、透明性あるいは操
業性が付与できない。
などの問題点が残されていた。
一方、内部粒子法によってポリエステルを製造すると、
前記欠点はある程度改善されるが、ポリマー中に析出す
る粒子の量とその大きさをコントロールするのが困難で
あるという欠点があった。
前記欠点はある程度改善されるが、ポリマー中に析出す
る粒子の量とその大きさをコントロールするのが困難で
あるという欠点があった。
したがって、従来は製糸、製膜、成形、加工等の各工程
における操業性が良好でかつ透明性、易滑性を保持し、
優れた表面形態を有するポリエステルを得ることは極め
て困難であると考えられてきた。
における操業性が良好でかつ透明性、易滑性を保持し、
優れた表面形態を有するポリエステルを得ることは極め
て困難であると考えられてきた。
本発明者らは、かかる欠点を解決するため鋭意研究の結
果、外部粒子法によって得ら゛れる易滑性ポリエステル
組成物において、該ポリエステルに不活性な大小二種の
無機粒子の平均粒子径、小粒子の粒径分布および両者の
存在割合が特定の範囲にあるとき、易滑性、透明性に優
れ、好ましい表面形態を有するポリエステル組成物を得
ることができることを見い出し1本発明に到達した。
果、外部粒子法によって得ら゛れる易滑性ポリエステル
組成物において、該ポリエステルに不活性な大小二種の
無機粒子の平均粒子径、小粒子の粒径分布および両者の
存在割合が特定の範囲にあるとき、易滑性、透明性に優
れ、好ましい表面形態を有するポリエステル組成物を得
ることができることを見い出し1本発明に到達した。
すなわち本発明は、PET系ポリエステル、すなわちテ
レフタル酸(以下TPAと略称する)またはこれを主成
分とする酸成分とエチレングリコール(以下EGと略称
する)捷たはこれを主成分とするグリコール成分と、〕
・らなるポリエステルの組成物であって、該ポリエステ
ルに不活性な無機粒子として、平均粒子径(μA)が1
μ〜3μで、実質的[10μ以上の粗大粒子を含まない
粒子Aと、平均粒子径(μB)が30?nμ〜10(1
muで、μBと粒径分布の標準偏差(σB)との比μA
/σBが5以下である粒子Bとを、下記式(1)を満足
する割合で含有する易滑性ポリエステル組成物を要旨と
するものである。
レフタル酸(以下TPAと略称する)またはこれを主成
分とする酸成分とエチレングリコール(以下EGと略称
する)捷たはこれを主成分とするグリコール成分と、〕
・らなるポリエステルの組成物であって、該ポリエステ
ルに不活性な無機粒子として、平均粒子径(μA)が1
μ〜3μで、実質的[10μ以上の粗大粒子を含まない
粒子Aと、平均粒子径(μB)が30?nμ〜10(1
muで、μBと粒径分布の標準偏差(σB)との比μA
/σBが5以下である粒子Bとを、下記式(1)を満足
する割合で含有する易滑性ポリエステル組成物を要旨と
するものである。
1/25≦[:A]/CB’)≦1/2 (1)(ただ
し、CAI +ポリエステル組成物中に含まれる粒子A
の、重量%で。
し、CAI +ポリエステル組成物中に含まれる粒子A
の、重量%で。
0.01 ≦〔A〕 ≦0.5
〔B〕:同じく粒子Bの重量係で。
03≦[B]≦1.0)
本発明におけるポリエステル11PETおよびこれを主
成分とし、第三成分として例えばイソフタル酸、ジフェ
ニルスルホンジカルボン酸、ナフタレンジカルボン酸、
スルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、あるいは
プロピレングリコール。
成分とし、第三成分として例えばイソフタル酸、ジフェ
ニルスルホンジカルボン酸、ナフタレンジカルボン酸、
スルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、あるいは
プロピレングリコール。
1.4−シクロヘキサンジメタツール、テトラメチレン
グリコール、トリエチレングリコール等ツクリコールを
30モルチ未満程度含む共重合ポリエステルである。
グリコール、トリエチレングリコール等ツクリコールを
30モルチ未満程度含む共重合ポリエステルである。
本発明のポリエステル組成物には、平均粒子径が1〜3
μで実質的[10μ以上の粗大粒子を含まない無機不活
性粒子(粒子A)を全ポリエステ)しに対し0.01〜
0.5重量%となる量、および平均粒子径が30mμ〜
100mμで実質的に300−以上の粒子を含まない無
機不活性粒子(粒子B)を全ポリエステルに対し0.3
〜1.0重量%含有させる必要があり、さらに粒子Aと
粒子Bの添加割合は下記式(1)を満足していなければ
ならない。
μで実質的[10μ以上の粗大粒子を含まない無機不活
性粒子(粒子A)を全ポリエステ)しに対し0.01〜
0.5重量%となる量、および平均粒子径が30mμ〜
100mμで実質的に300−以上の粒子を含まない無
機不活性粒子(粒子B)を全ポリエステルに対し0.3
〜1.0重量%含有させる必要があり、さらに粒子Aと
粒子Bの添加割合は下記式(1)を満足していなければ
ならない。
1/25≦〔A〕/〔B〕≦1/2 (1)粒子Aの平
均粒子径が1μより小さいと易滑性が損われ、一方3μ
より大きいと実質的1c10μ以上の粗大粒子の混入を
防げないためともに好ましくない。また1粒子Bの平均
粒子径が30mμより小さいと数μ以上の粗大粒子とな
って凝集しやすく、一方100mμより大きいと易滑性
が損われともに好ましくない。
均粒子径が1μより小さいと易滑性が損われ、一方3μ
より大きいと実質的1c10μ以上の粗大粒子の混入を
防げないためともに好ましくない。また1粒子Bの平均
粒子径が30mμより小さいと数μ以上の粗大粒子とな
って凝集しやすく、一方100mμより大きいと易滑性
が損われともに好ましくない。
さて2粒子A2粒子Bはそれぞれ全ポリエステルに対し
001〜0.5重量%および0.3〜10重量%含有さ
せるが、これらの範囲より、どちらか一方でも少ないと
十分な易滑性を付与できず、また、これらの範囲よりど
ちらか一方でも多いとポリエステルの曇度が増大して製
品の透明性を損ねたり、溶融粘度の増大により操業性を
悪化させたりしてともに好ましくないが1両者がこの範
囲にあっても式(1)を満たす割合でないと易滑性が付
与されな(・のである。
001〜0.5重量%および0.3〜10重量%含有さ
せるが、これらの範囲より、どちらか一方でも少ないと
十分な易滑性を付与できず、また、これらの範囲よりど
ちらか一方でも多いとポリエステルの曇度が増大して製
品の透明性を損ねたり、溶融粘度の増大により操業性を
悪化させたりしてともに好ましくないが1両者がこの範
囲にあっても式(1)を満たす割合でないと易滑性が付
与されな(・のである。
さらには2粒子Bの粒度分布は次の条件を満足していな
いと粒子の再凝集を防止することができない。すなわち
2粒子Bの粒度分布の平均値(μB)と標準偏差(σB
)との間にμB/σB≦5の関係が成立していなければ
ならない。
いと粒子の再凝集を防止することができない。すなわち
2粒子Bの粒度分布の平均値(μB)と標準偏差(σB
)との間にμB/σB≦5の関係が成立していなければ
ならない。
元来、平均粒径100mμ以下の小粒子は凝集しやすい
のであるが、μB/σBが5以下の粒径分布のものは粒
子間の凝集が極めて少なくなるばかりか。
のであるが、μB/σBが5以下の粒径分布のものは粒
子間の凝集が極めて少なくなるばかりか。
驚くべきことに本発明1でいう粒子A間や粒子Aと粒子
Bとの間の凝集まで防止できるのである。
Bとの間の凝集まで防止できるのである。
本発明にいう前記無機不活性粒子としては、たとえば次
のようなものがある。すなわち、シリカ。
のようなものがある。すなわち、シリカ。
アルミナ、アルミノシリケート化合物、炭酸カルシウム
、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン。
、マグネシア、ジルコニア、酸化チタン。
す1ン酸カルシウム、リン酸リチウム、テレフタル酸カ
ルシウム、安息香酸カリウム、クロJ、酸ノ<1ノウム
、ガラス砂、炭酸マグネシウム、カーボンフ゛ラック、
硫化モリブデン、カオリン、タルクなどが例示されるが
、二酸化ケイ素が特に好ましく用いられる。
ルシウム、安息香酸カリウム、クロJ、酸ノ<1ノウム
、ガラス砂、炭酸マグネシウム、カーボンフ゛ラック、
硫化モリブデン、カオリン、タルクなどが例示されるが
、二酸化ケイ素が特に好ましく用いられる。
本発明にいう易滑性ポリエステル組成物をま、たとえば
エステル化工程とそれに続く重縮合工程により製造でき
る。なお、エステル化工程とGま、TPAとEGとを直
接エステル化してビス−β(ヒドロキシエチル)テレフ
タレート及び/又をまその低重合体(以下BHETと略
称する)を形成させる。いわゆる直接エステル化工程の
ほか、ジメチルテレフタレートとエチレンクリコールシ
ト力1うBHETを形成させるエステル交換工程あるし
・番まTPAとエチレンオキシドとを付加させるエステ
ル化工程を含むものである。
エステル化工程とそれに続く重縮合工程により製造でき
る。なお、エステル化工程とGま、TPAとEGとを直
接エステル化してビス−β(ヒドロキシエチル)テレフ
タレート及び/又をまその低重合体(以下BHETと略
称する)を形成させる。いわゆる直接エステル化工程の
ほか、ジメチルテレフタレートとエチレンクリコールシ
ト力1うBHETを形成させるエステル交換工程あるし
・番まTPAとエチレンオキシドとを付加させるエステ
ル化工程を含むものである。
本発明において、無機不活性粒子は通常エステル化工程
が終了したのち2重縮合工程に移るi11]σ)任意の
時点で添加されるが、直接エステルイヒ工程で行う時に
は1通常エステル化反応率が90%以上。
が終了したのち2重縮合工程に移るi11]σ)任意の
時点で添加されるが、直接エステルイヒ工程で行う時に
は1通常エステル化反応率が90%以上。
好ましくは94%以上、最適には95〜97%となった
時点が適当である。
時点が適当である。
本発明においては、レイノルズ数が10〜1000とな
る条件で攪拌下に該ポリエステルに不活性の無機粒子を
添加するのが好適である。
る条件で攪拌下に該ポリエステルに不活性の無機粒子を
添加するのが好適である。
レイノルズ数がこの範囲より小さくなる条件(回転数)
で攪拌すると、粗大粒子として凝集して好ましくなく、
またこの範囲より大きくなる条件で攪拌すると、攪拌熱
が大きくなりすぎて好ましくない。
で攪拌すると、粗大粒子として凝集して好ましくなく、
またこの範囲より大きくなる条件で攪拌すると、攪拌熱
が大きくなりすぎて好ましくない。
本発明において、レイノルズ数(Re)は次式で表わさ
れる。
れる。
μ
ここでdは攪拌翼の直径(+y+) 、nは1秒間当り
の攪拌翼の回転数(rps)、!は反応物の溶融密度(
i’yg/rr? ) 、μは反応物の溶融粘度(K9
/m s )である。
の攪拌翼の回転数(rps)、!は反応物の溶融密度(
i’yg/rr? ) 、μは反応物の溶融粘度(K9
/m s )である。
攪拌に用いられる攪拌翼の形状は特に制限されないが2
通常いかり型具、タービン型翼、ヘリカルリボン翼、へ
りコーン翼、ダブルヘリカル翼。
通常いかり型具、タービン型翼、ヘリカルリボン翼、へ
りコーン翼、ダブルヘリカル翼。
ダブルへりコーン翼等が好適に用いられる。
また、無機不活性粒子を添加してから重縮合を開始する
まで[15〜45分間攪拌な行うことが好ましく、この
時間が短かいと粗大粒子が発生したりして好ましくなく
、この時間が長くなっても効果が飽和となるばかりか、
ポリエステル中にジエチレングリコール(以下1)EG
と略称する)が。
まで[15〜45分間攪拌な行うことが好ましく、この
時間が短かいと粗大粒子が発生したりして好ましくなく
、この時間が長くなっても効果が飽和となるばかりか、
ポリエステル中にジエチレングリコール(以下1)EG
と略称する)が。
副生じたりしてともに好甘しくない。
ポリエステルに不活性の無機粒子を添加する際の溶融反
応物の温度は通常240〜290℃、好ましくは250
〜280C,最適には260〜280℃のlb’j K
維持されるべきである。また、無機不活性粒子は通常E
G浴溶液しくはEG分散液として添加されるが2通常1
〜2o:itt%、好ましくは3〜10重量%、最適に
は5〜10 N @ %のEG分散液として添加するの
が、ポリエステルの分散性を向上させる上で好ましい。
応物の温度は通常240〜290℃、好ましくは250
〜280C,最適には260〜280℃のlb’j K
維持されるべきである。また、無機不活性粒子は通常E
G浴溶液しくはEG分散液として添加されるが2通常1
〜2o:itt%、好ましくは3〜10重量%、最適に
は5〜10 N @ %のEG分散液として添加するの
が、ポリエステルの分散性を向上させる上で好ましい。
また、前記EG分散液中には10重t%程度なら水が混
入していてもかまわない。
入していてもかまわない。
本発明によれば、透明性、易滑性に優れ、好ましい表面
形態を有するポリエステルを得ることができるのである
。
形態を有するポリエステルを得ることができるのである
。
以下に実施例によって本発明の効果をさらに具体的に説
明する。
明する。
なお2例中、添加物の単位「モル」は原料の酸成分1モ
ルに対するモル数を示し、各特性値は以下に述べる方法
により測定した。
ルに対するモル数を示し、各特性値は以下に述べる方法
により測定した。
(a)ポリマーの極限粘度(〔η〕)
フェノールと四塩化エタンの等重量混合物ニポリマ−を
溶解させ、20℃で測定した溶液粘度よりめた。
溶解させ、20℃で測定した溶液粘度よりめた。
(b)静摩擦係数
ポリエステル組成物より2.5μの二軸延伸フィルムを
製造し、島津万能試験器を用いてASTM−DI894
B法によって測定した静摩擦係数でもって易滑性の目安
とした。
製造し、島津万能試験器を用いてASTM−DI894
B法によって測定した静摩擦係数でもって易滑性の目安
とした。
(c)表面形態
得られたポリマーチップ25〜3rngを270CK加
熱したプレパラート間にはさみ、溶融プレスする。
熱したプレパラート間にはさみ、溶融プレスする。
このサンプルを急冷し2位相差顕微鏡を用いて検鏡し、
その時の粒子の大きさによって次のランクに分類した。
その時の粒子の大きさによって次のランクに分類した。
ランク1:5μ以上の粒子がない。
ランク、2:10μ以上の粒子がない。
ランク3:20μ以上の粒子がない。−ランク4:20
μ以上の粒子がある。
μ以上の粒子がある。
ランク1が最も良好である。
(d)粒子の平均粒子径と粒径分布
無機粒子を塩化す) IJウム0.5重量%水溶液に無
機粒子の濃度が0.05重量%となるよう分散させ。
機粒子の濃度が0.05重量%となるよう分散させ。
粒度分布測定装置(日科機製コールターカウンター)で
測定した。
測定した。
実施例1
TPAとEGとからBHETを公知の方法で製造し、こ
れにTPAとEGからなるスラリー(EC/TPAモル
比= 1.6 )を連続的に供給し、260℃の温度、
0.0 s Kg/rr?Gの微加圧下で反応させ9反
応率95%のBHETを連続的に得た。
れにTPAとEGからなるスラリー(EC/TPAモル
比= 1.6 )を連続的に供給し、260℃の温度、
0.0 s Kg/rr?Gの微加圧下で反応させ9反
応率95%のBHETを連続的に得た。
とのBHF;Tを重合缶に移送し、270℃に加熱して
、第1図(イ)K示す粒度分布を有した平均粒子径25
μのシリカと、第2図(イ)に示す粒度分布(μB/σ
B=2.5)を有した平均粒子径50mμのシリカをそ
れぞれ全ポリエステル重量に対し、0.24重量%およ
び08重量%となる量を合わせてECの8重量%分散液
として添加した。なお2重合缶に付設した攪拌翼は直径
(d) = 0.5(−のダブルヘリコ−yfiで、そ
の攪拌数(n)は32/60 (rps )とした。溶
融ポリエステルの密度(f)は約1200h/rr?
、’!たその溶融粘度(μ)は約1 (Ly/m−5e
c )であるから、レイノルズ数(Re)は約160と
なる。
、第1図(イ)K示す粒度分布を有した平均粒子径25
μのシリカと、第2図(イ)に示す粒度分布(μB/σ
B=2.5)を有した平均粒子径50mμのシリカをそ
れぞれ全ポリエステル重量に対し、0.24重量%およ
び08重量%となる量を合わせてECの8重量%分散液
として添加した。なお2重合缶に付設した攪拌翼は直径
(d) = 0.5(−のダブルヘリコ−yfiで、そ
の攪拌数(n)は32/60 (rps )とした。溶
融ポリエステルの密度(f)は約1200h/rr?
、’!たその溶融粘度(μ)は約1 (Ly/m−5e
c )であるから、レイノルズ数(Re)は約160と
なる。
前記した二種の無機不活性粒子を添加後、30分間、
N2ガス雰囲気下で攪拌を続行し、ポリエステルを構成
する酸成分1モルに対し、三酸化アンチモン2×10モ
ルを重縮合触媒として添加したのち、280℃に昇温し
、減圧を開始して最終的VC0,5mmHg以下の減圧
度とし1合計2時間反応させ〔η〕= (1,69(t
u/g)のポリエステルを得た。
N2ガス雰囲気下で攪拌を続行し、ポリエステルを構成
する酸成分1モルに対し、三酸化アンチモン2×10モ
ルを重縮合触媒として添加したのち、280℃に昇温し
、減圧を開始して最終的VC0,5mmHg以下の減圧
度とし1合計2時間反応させ〔η〕= (1,69(t
u/g)のポリエステルを得た。
得られたポリエステル中の表面形態のランクは1であっ
た。また、このポリエステルをPETで1/16に希釈
してフィルム化して摩擦係数を測定したところ045で
あった。
た。また、このポリエステルをPETで1/16に希釈
してフィルム化して摩擦係数を測定したところ045で
あった。
実施例2〜5
無機不活性粒子の添加量や添加比を種々変更した以外は
実施例1と同様に重合し、第1表に記載の結果を得た。
実施例1と同様に重合し、第1表に記載の結果を得た。
いずれの場合とも本発明の条件を満足する限り、全ての
特性において優れた結果が得られていることがわかる。
特性において優れた結果が得られていることがわかる。
比較例1〜7
無機不活性粒子の種類2粒子Bの粒径分布におけるμB
/σBの比、添加量および添加割合を本発明の条件を満
足しない範囲で変更した以外は実施例1と同様に重合し
、第1表に記載の結果を得た。
/σBの比、添加量および添加割合を本発明の条件を満
足しない範囲で変更した以外は実施例1と同様に重合し
、第1表に記載の結果を得た。
得られた結果から明らかなように2本発明の条件をはず
れると粗大粒子が発生したり、スリップ性が悪くなった
りすることがわかる。
れると粗大粒子が発生したり、スリップ性が悪くなった
りすることがわかる。
なお、比較例1における平均粒子径0.5μ(500m
μ)の粒子は第1図(ロ)K示すアルミナ、比較例2に
おける平均粒子径6.8μの粒子は第1図(ハ)に示す
ノリ力、捷だ比較例3における平均粒子径16r++μ
μB/σB−20の粒子は第2図(ロ)に示すシリカを
それぞれ用いた。
μ)の粒子は第1図(ロ)K示すアルミナ、比較例2に
おける平均粒子径6.8μの粒子は第1図(ハ)に示す
ノリ力、捷だ比較例3における平均粒子径16r++μ
μB/σB−20の粒子は第2図(ロ)に示すシリカを
それぞれ用いた。
第1図および第2図は本発明に用いた無機粒子の粒度分
布を示すグラフである。 特許出願人 日本エステル株式会社 代理人 児 玉 雄 三
布を示すグラフである。 特許出願人 日本エステル株式会社 代理人 児 玉 雄 三
Claims (1)
- (1) ポリエチレンテレフタレート系ポリエステルの
組成物であって、該ポリエステルに不活性な無機粒子と
して平均粒子径(μA)が1μ〜3μで実質的[10μ
以上の粗大粒子−を含まない粒子Aと、平均粒子径(μ
B)が30mμ〜100mμで、μBと粒径分布の標準
偏差(σB)との比μA/σBが5以下である粒子Bと
を、下記式(I)を満足する割合で含有することを特徴
とする易滑性ポリエステル組成物。 1/25≦[A]/CBI≦1/z (1)(ただし、
CA) :ポリエステル組成物中に含まれる粒子Aの重
量%で。 001 ≦[A] ≦05 CB〕:同じく粒子Bの重量%で。 0.3≦CBI≦1.0)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236782A JPS60127349A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 易滑性ポリエステル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58236782A JPS60127349A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 易滑性ポリエステル組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127349A true JPS60127349A (ja) | 1985-07-08 |
JPH0458502B2 JPH0458502B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=17005710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58236782A Granted JPS60127349A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 易滑性ポリエステル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6231966B1 (en) | 1995-04-14 | 2001-05-15 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Oriented polyester film |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP58236782A patent/JPS60127349A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6231966B1 (en) | 1995-04-14 | 2001-05-15 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Oriented polyester film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458502B2 (ja) | 1992-09-17 |
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