JPS601206Y2 - 内燃機関吸排気バルブ開閉機構の潤滑装置 - Google Patents
内燃機関吸排気バルブ開閉機構の潤滑装置Info
- Publication number
- JPS601206Y2 JPS601206Y2 JP13913579U JP13913579U JPS601206Y2 JP S601206 Y2 JPS601206 Y2 JP S601206Y2 JP 13913579 U JP13913579 U JP 13913579U JP 13913579 U JP13913579 U JP 13913579U JP S601206 Y2 JPS601206 Y2 JP S601206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust valve
- cam
- valve opening
- closing mechanism
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の吸排気バルブ開閉機構におけるカム
とカムフォロア部材との摺接面を潤滑する装置の改良に
関する。
とカムフォロア部材との摺接面を潤滑する装置の改良に
関する。
オーバヘッドバルブ形内燃機関では第１図に示すように
機関駆動されるカムシャフト１のカム１ａに係合するタ
ペット２を介してブツシュロッド３を往復動させ、該ブ
ッシュロッド３端部に連係して揺動するロツカアニム４
を介して吸排気バルブ５を開閉駆動するようになってい
る。
機関駆動されるカムシャフト１のカム１ａに係合するタ
ペット２を介してブツシュロッド３を往復動させ、該ブ
ッシュロッド３端部に連係して揺動するロツカアニム４
を介して吸排気バルブ５を開閉駆動するようになってい
る。
かかる構成の吸排気バルブ機構にあっては従来カムシャ
フト１のカム１ａとタペット２との摺接面の潤滑は図示
しないシリンダブロック壁に設けた油通路を介してカム
シャフト１の軸受部に供給された潤滑油の一部をカムシ
ャフト１の中心軸部に設けた油通路１ｂ及び該油通路１
ｂとカム１ａ外周面とを連通する油孔１ｃを介してタペ
ット２のカム１ａとの摺接面に噴射供給して行なうよう
になっている。
フト１のカム１ａとタペット２との摺接面の潤滑は図示
しないシリンダブロック壁に設けた油通路を介してカム
シャフト１の軸受部に供給された潤滑油の一部をカムシ
ャフト１の中心軸部に設けた油通路１ｂ及び該油通路１
ｂとカム１ａ外周面とを連通する油孔１ｃを介してタペ
ット２のカム１ａとの摺接面に噴射供給して行なうよう
になっている。
しかしながら、かかる従来構造においては、カム１ａか
ら噴射された潤滑油の多くはタペット２の回転による遠
心力により摺接面外方に飛散してしまい充分な潤滑油が
供給されずに摺接面の潤滑機能が低下しタペット２の摺
接面に摩耗を生じてタペット２の耐久寿命を低下させる
ことがあった。
ら噴射された潤滑油の多くはタペット２の回転による遠
心力により摺接面外方に飛散してしまい充分な潤滑油が
供給されずに摺接面の潤滑機能が低下しタペット２の摺
接面に摩耗を生じてタペット２の耐久寿命を低下させる
ことがあった。
本考案はかかる従来の欠点に鑑み為されたもので、カム
フォロア部材の摺接面に充分な潤滑油が供給保持され、
良好な潤滑性能が得られるように構成した内燃機関の吸
排気バルブ開閉機構の潤滑装置を提供することを目的と
する。
フォロア部材の摺接面に充分な潤滑油が供給保持され、
良好な潤滑性能が得られるように構成した内燃機関の吸
排気バルブ開閉機構の潤滑装置を提供することを目的と
する。
以下に本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第２図は本考案の一実施例を示し、カム１１に摺接する
タペット１２の底壁外周面にリング部材１３を固定し、
タペット１２の摺接面外周部にカム１１側に突出する環
状の突部１３ａを形成する。
タペット１２の底壁外周面にリング部材１３を固定し、
タペット１２の摺接面外周部にカム１１側に突出する環
状の突部１３ａを形成する。
かかる構成とすれば、カム１１の油孔１１ａから噴射さ
れた潤滑油の一部が前記環状突部１３ａで受けとめられ
タペット１２外方への飛散を抑制されるためカム１１と
タペット１２との摺接面に充分な潤滑油が供給され該摺
接面の摩耗が防止され良好な潤滑が行なえるのである。
れた潤滑油の一部が前記環状突部１３ａで受けとめられ
タペット１２外方への飛散を抑制されるためカム１１と
タペット１２との摺接面に充分な潤滑油が供給され該摺
接面の摩耗が防止され良好な潤滑が行なえるのである。
第２図は環状の突部２２ａをタペット２２に一体成形し
たものであり第１図のものと同様の機能を得る。
たものであり第１図のものと同様の機能を得る。
以上説明したように、本考案によれば吸排気バルブ開閉
機構のカムに摺接するカムフォロア部材の摺接面外周部
に環状の突部を設けたから、カムからカム７才ロア部材
に供給される潤滑油の一部を突蔀内恥壁で受は止めてカ
ムフォロア部材外方への潤滑油の飛散を抑制でき、カム
とカムフォロア部材との摺接面に充分量の潤滑油を供給
保持できるので、該摺接面の潤滑性能と良好に保ち摩耗
の発生を防止できる。
機構のカムに摺接するカムフォロア部材の摺接面外周部
に環状の突部を設けたから、カムからカム７才ロア部材
に供給される潤滑油の一部を突蔀内恥壁で受は止めてカ
ムフォロア部材外方への潤滑油の飛散を抑制でき、カム
とカムフォロア部材との摺接面に充分量の潤滑油を供給
保持できるので、該摺接面の潤滑性能と良好に保ち摩耗
の発生を防止できる。
第１図は従来のオーバヘッドバルブ形吸排気バルブ開閉
機構のメカニズムを説明する一部断面構成図、第２図及
び第３図は本考案の相異なる実施例を示す要部断面図で
ある。 １１・・・・・・カム、１２，２２・・・・・・タペッ
ト、１３ａｙ２２ａ・・・・・・環状突部。
機構のメカニズムを説明する一部断面構成図、第２図及
び第３図は本考案の相異なる実施例を示す要部断面図で
ある。 １１・・・・・・カム、１２，２２・・・・・・タペッ
ト、１３ａｙ２２ａ・・・・・・環状突部。
Claims (2)
- （１）内燃機関の吸排気バルブ開閉機構におけるカムシ
ャフトのカムに摺接するカムフォロア部材の摺接面外周
部にカム側に突出する環状の突部を設け、カムからカム
フォロア部材に供給される潤滑油の一部を前記突部壁で
せき止めるように構成したことを特徴とする内燃機関吸
排気バルブ開閉機構の潤滑装置。 - （２）カムフォロア部材はオーバヘッドバルブ形吸排気
バルブ開閉機構におけるタペットである実用新案登録請
求の範囲第（１）項記載の内燃機関吸排気バルブ開閉機
構の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13913579U JPS601206Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 内燃機関吸排気バルブ開閉機構の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13913579U JPS601206Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 内燃機関吸排気バルブ開閉機構の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5657909U JPS5657909U (ja) | 1981-05-19 |
| JPS601206Y2 true JPS601206Y2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=29370485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13913579U Expired JPS601206Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 内燃機関吸排気バルブ開閉機構の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601206Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP13913579U patent/JPS601206Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5657909U (ja) | 1981-05-19 |
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