JPS6011756Y2 - 電動機の速度制御装置 - Google Patents

電動機の速度制御装置

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Publication number
JPS6011756Y2
JPS6011756Y2 JP1976123872U JP12387276U JPS6011756Y2 JP S6011756 Y2 JPS6011756 Y2 JP S6011756Y2 JP 1976123872 U JP1976123872 U JP 1976123872U JP 12387276 U JP12387276 U JP 12387276U JP S6011756 Y2 JPS6011756 Y2 JP S6011756Y2
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JP
Japan
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transistor
power supply
collector
motor
supply terminal
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Expired
Application number
JP1976123872U
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English (en)
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JPS5341610U (ja
Inventor
博 水口
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の第1の目的は電動機の起動時に回路部分の損失
がきわめて少ない装置を簡単な構成で実現することにあ
る。
本考案の第2の目的は耐圧の低いドライブトランジスタ
を用いて、より高い電源電圧までパワートランジスタを
ドライブすることの出来る装置を得ることにある。
ここで、従来より多用されてきた電動機の速度制御装置
の一例を第1図に示し、その問題点について示す。
第1図において直流電動機1に連結された交流発電機2
の出力端子の一方はマイナス側給電線路に接続され、他
端は抵抗3、可変抵抗器4を介してスイッチングトラン
ジスタ5のベースに接続されている。
前記スイッチングトランジスタ5のベース・エミッタ間
には抵抗6が接続され、同トランジスタ5のエミッタは
マイナス側給電線路に接続されている。
一方、プラス側給電線路とマイナス側給電線路の間には
抵抗7とダイオード8,9.10からなる定電圧回路が
挿入され、前記抵抗7と前記ダイオード8のアノードの
接続点、すなわち安定化された給電点aと前記スイッチ
ングトランジスタ5のコレクタの間には抵抗11が接続
されている。
さらに、前記スイッチングトランジスタ5のコレクタ・
エミッタ間にはコンデンサ12が接続されるとともに同
トランジスタのコレクタにはドライブトランジスタ13
のベースが接続され、前記ドライブトランジスタ13は
次段のパワートランジスタ14にダーリントン接続され
ている。
また、前記パワートランジスタ14のコレクタとプラス
側給電線路の間には直流電動機1が接続されている。
さて、第1図において交流発電機2、抵抗3、可変抵抗
器4、スイッチングトランジスタ5、抵抗6、抵抗11
、コンデンサ12は直流電動機1の回転速度を検出する
検出回路16を構威し、前記検出回路16の出力信号、
すなわち前記スイッチングトランジスタ5のコレクタに
現われる信号はドライブトランジスタ13のベースに印
加され、前記ドライブトランジスタ13の出力電流によ
って直流電動機1を駆動するためのパワートランジスタ
14が動作する。
ところで、第1図においてプラス側給電線路とマイナス
側給電線路の間に電源電圧を印加した瞬間、すなわち直
流電動機1の起動時にはスイッチングトランジスタ5が
オフ状態となっているため抵抗11を流れる電流は全て
ドライブトランジスタ13のベースに流れ込み、同トラ
ンジスタ13は飽和状態となってパワートランジスタ1
4にベース電流を供給するが、前記パワートランジスタ
14が飽和状態にはならない。
この原因は、前記パワートランジスタ14のベース電流
が前記ドライブトランジスタ13のコレクタ・エミッタ
間を通して前記パワートランジスタ14のコレクタから
供給されるためで、仮に、前記パワートランジスタ14
が飽和して、コレクタ・エミッタ間電圧が0.2V位に
なったとすればもはや、前記パワートランジスタ14に
はベース電流が流れなくなってしまう。
これは、一般にシリコントランジスタのベース・エミッ
タ間順方同室ち上がり電圧は0.6〜0.8V位である
ことに起因するもので、第1図に示した装置では、直流
電動機1の起動時におけるパワートランジスタ14のコ
レクタ・エミッタ間ドロップ電圧は0.8〜1.0V程
度になり、特に電源電圧が6V前後のときには、この程
度のドロップ電圧も無視することはできず、直流電動機
1の起動トルクの減少が大きな問題であった。
つぎに、第2図に示した装置は上述の問題を解消するた
めに考えられたもので、ドライブトランジスタ13のコ
レクタは抵抗15を介してプラス側給電線路に接続され
ている。
このような構成にするとパワートランジスタ14のベー
ス電流は抵抗15を通してプラス側給電線路から供給さ
れるので前記抵抗15の抵抗値を充分小さく設定してお
けば前記パワートランジスタ14は飽和する。
しかしながら、第2図のように構成すると抵抗が1側糸
分に必要となるうえ、ドライブトランジスタ13のコレ
クタ・エミッタ間には直流電動機1の負荷が軽くなった
ときには、はぼ電源電圧が印加されるため、前記ドライ
ブトランジスタ13には電源電圧と同じ耐圧をもつトラ
ンジスタが必要となる不都合があった。
本考案の電動機の速度制御装置は以上のような問題を解
消するものである。
本考案の一実施例における電動機の速度制御装置の回路
結線図を第3図に示し、以下図面に基づき本考案を説明
する。
第3図ではドライブトランジスタ13のコレクタが抵抗
7とダイオード8,9.10からなる定電圧回路によっ
て安定化された給電点aに接続されている。
さて、第3図において、まず直流電動機1の起動時を考
えると、ドライブトランジスタ13のベース’FINは
抵抗11を通して同トランジスタのコレクタが接続され
た給電点aから供給されるから前記ドライブトランジス
タ13は完全に飽和することはない。
しかしながら、パワートランジスタ14には同トランジ
スタ14のコレクタ・エミッタ間電圧がいかに小さくな
ろうとも、同トランジスタ14のベースには同トランジ
スタ14が飽和するのに必要なベース電流を供給するこ
とができるので、抵抗値を適当に選んでおくことによっ
て同トランジスタ14は飽和する。
゛したがって、第3図の装置では直流電動機1の起
動時にパワートランジスタ14のコレクタ・エミッタ間
ドロップ電圧の最も小さい状態で前記直流電動機1を駆
動することができ、起動時の回路部分の損失がきわめて
少ない装置を部品点数を増加させることなく、簡単な構
成で実現することができる。
さらに、第2の効果としてはドライブトランジスタ13
のコレクタが安定化された給電点aに接続されているた
め、前記ドライブトランジスタ13のコレクタ・エミッ
タ間の耐圧はせいぜい給電点aとマイナス側給電線路の
間の電圧以上あればよく、より安価なトランジスタを使
うことができる。
すなわち、本考案の電動機の速度制御装置は電動機1を
駆動するパワートランジスタ14の前段に接続されるド
ライブトランジスタ13のコレクタ側に挿入される電流
制限抵抗と、定電圧回路のために限流抵抗を共用したこ
とに特徴を有するもので、電動機1が定速回転に至るま
での起動時、あるいは過負荷時には抵抗7を流れる電流
の殆んどがパワートランジスタ14のベースに供給すれ
る構成となっている。
このもようを第3図において説明すると、電動機1が回
転していない状態ではトランジスタ5が遮断領域にあり
、ドライブトランジスタ13には十分なベース電流が供
給され、前記ドライブトランジスタ13のコレクタ電位
は、ベース電位に抵抗11の電圧降下分を加えた値に等
しくなる。
したがって、ダイオード8〜10の個数と抵抗11の抵
抗値を適切に選んでおけば、起動時に前記トランジスタ
5と前記ダイオード8〜10に流れる電流をほぼ零にす
ることができ、回路電流の有効利用を図ることができる
一方、前記電動機1が定速回転している状態では、パワ
ートランジスタ14は活性領域にあるため、起動時に比
べて十分少ないベース電流しか必要としないから、抵抗
7を流れる電流の多くがダイオード8〜10にも流れ、
検出回路16の給電線路(給電点)aの電位は安定化さ
れる。
なお、第3図の実施例において、抵抗7の代わりに定電
流素子などの他の電流制限手段を用いることもできる。
以上に示したように本考案の電動機の速度制御装置では
、安定化された給電点にドライブトランジスタのコレク
タを接続しているので、電動機の起動時における回路部
分の損失がきわめて少ない装置が実現できるだけでなく
、ドライブトランジスタとして比較的耐圧の小さいもの
が使用できるなど、きわめて大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来例を示す直流電動機の速
度制御装置の回路結線図、第3図は本考案の実施例にお
ける直流電動機の速度制御装置の回路結線図である。 1・・・・・・直流電動機、2・・・・・・交流発電機
、13・・・・・・ドライブトランジスタ、14・・・
・・・パワートランジスタ、16・・・・・・検出回路
、17・・・・・・定電圧ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機に連結された交流発電機と、エミッタが一方の電
    源端子に接続され、前記交流発電機の出力信号によって
    スイッチング動作を行なうスイッチングトランジスタと
    、前記スイッチングトランジスタのコレクタにベースが
    接続されたドライブトランジスタと、前記ドライブトラ
    ンジスタのエミッタにベースが接続され、コレクタに前
    記電動機の一方の給電端子が接続され、エミッタが前記
    一方の電源端子に接続されたパワートランジスタと、前
    記電動機の他方の給電端子が接続される他方の電源端子
    と前記ドライブトランジスタのコレクタの間に接続され
    た電流制限手段を具備し、前記スイッチングトランジス
    タのコレクタと前記一方の電源端子の間にコンデンサを
    接続し、前記スイッチングトランジスタのコレクタには
    前記電流制限手段ならびに前記コンデンサとともに平滑
    回路を構成する抵抗を介して給電するようになし、前記
    スイッチングトランジスタのコレクタへの給電点と前記
    一方の電源端子の間に定電圧手段を接続してなる電動機
    の速度制御装置。
JP1976123872U 1976-09-14 1976-09-14 電動機の速度制御装置 Expired JPS6011756Y2 (ja)

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JP1976123872U JPS6011756Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 電動機の速度制御装置

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JP1976123872U JPS6011756Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 電動機の速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5341610U JPS5341610U (ja) 1978-04-11
JPS6011756Y2 true JPS6011756Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=28733287

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JP1976123872U Expired JPS6011756Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 電動機の速度制御装置

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JPS59150007A (ja) * 1983-02-16 1984-08-28 Nikko:Kk 電気炉出鋼吹込み精錬法及びその装置

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JPS5341610U (ja) 1978-04-11

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