JPS6011755Y2 - 直流モ−タの制動装置 - Google Patents
直流モ−タの制動装置Info
- Publication number
- JPS6011755Y2 JPS6011755Y2 JP1973063227U JP6322773U JPS6011755Y2 JP S6011755 Y2 JPS6011755 Y2 JP S6011755Y2 JP 1973063227 U JP1973063227 U JP 1973063227U JP 6322773 U JP6322773 U JP 6322773U JP S6011755 Y2 JPS6011755 Y2 JP S6011755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- motor
- braking device
- base
- power switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は直流モータの回転子の慣性を電子的に制動する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来より、種々の駆動機構の動力源として直流モータが
多用されてきたが、回転子などの慣性のため、駆動電源
を遮断してもすぐには回転子は停止せず、そのために機
械的な制動装置を必要とすることがしばしばあった。
多用されてきたが、回転子などの慣性のため、駆動電源
を遮断してもすぐには回転子は停止せず、そのために機
械的な制動装置を必要とすることがしばしばあった。
しかしながら、機械的な制動装置は、摩耗、信頼性、機
構の複雑化など多くの問題があった。
構の複雑化など多くの問題があった。
本考案はこのような問題を電子的に解決したものである
。
。
本考案の一実施例を図面に示す。
図について説明すると、直流モータ1と直流電源2の間
には電源スィッチ3が挿入され、電源スィッチ3の電源
側端子には第1のトランジスタ4のエミッタが接続され
、第1のトランジスタ4のベースは抵抗5を介して電源
スィッチ3のモータ側端子に接続されている。
には電源スィッチ3が挿入され、電源スィッチ3の電源
側端子には第1のトランジスタ4のエミッタが接続され
、第1のトランジスタ4のベースは抵抗5を介して電源
スィッチ3のモータ側端子に接続されている。
また、直流モータ1の端子間には、第1のトランジスタ
4に対して相補型(エミッタ極性が反対、すなわちトラ
ンジスタ4がPNP型であるのに対してNPN型)の第
2のトランジスタ6のコレクタおよびエミッタが接続さ
れ、ベースは抵抗7を介して前記トランジスタ4のコレ
クタに接続されている。
4に対して相補型(エミッタ極性が反対、すなわちトラ
ンジスタ4がPNP型であるのに対してNPN型)の第
2のトランジスタ6のコレクタおよびエミッタが接続さ
れ、ベースは抵抗7を介して前記トランジスタ4のコレ
クタに接続されている。
動作の概要を説明すると、電源スィッチ3をオン状態に
したとき直流モータ1の電機子には電流が流れ、回転子
は回転する。
したとき直流モータ1の電機子には電流が流れ、回転子
は回転する。
このとき第1のトランジスタ4にはベース電流が流れな
いから、第1のトランジスタ4および第2のトランジス
タ6はオフ状態である。
いから、第1のトランジスタ4および第2のトランジス
タ6はオフ状態である。
なお、ここで直流モータ1の等偏向部抵抗をRa、電機
子電流をIa、逆起電力をEa、両端の電圧をEMとし
、直流電源2の電圧をEoとすると次式が成立する。
子電流をIa、逆起電力をEa、両端の電圧をEMとし
、直流電源2の電圧をEoとすると次式が成立する。
Eo= EM=Ia−Ra十Ea
(1)次に電源スィッチ3をオフ状態にすると、そ
の瞬間、電機子電流Iaは零となるから、次式が成立す
る。
(1)次に電源スィッチ3をオフ状態にすると、そ
の瞬間、電機子電流Iaは零となるから、次式が成立す
る。
Eo) E M = Ea
(2)したがって、直流電源2の電圧値Eoと
直流モータ1の両端の電圧値EMとの差が第1のトラン
ジスタ4のベース・エミッタ間の順方向電圧以上であれ
ば、第1のトランジスタ4にはベース電流力流れるから
コレクタ電流も第2のトランジスタ6のベース・エミッ
タ間を通って流れ、この結果第2のトランジスタ6はオ
ン状態となり、電源スィッチ3をオフ状態にした瞬間か
ら発電機として働いていた直流モータ1の負荷は極端に
重くなり、回転子の制動時間を電子的に著しく縮めるこ
とができる。
(2)したがって、直流電源2の電圧値Eoと
直流モータ1の両端の電圧値EMとの差が第1のトラン
ジスタ4のベース・エミッタ間の順方向電圧以上であれ
ば、第1のトランジスタ4にはベース電流力流れるから
コレクタ電流も第2のトランジスタ6のベース・エミッ
タ間を通って流れ、この結果第2のトランジスタ6はオ
ン状態となり、電源スィッチ3をオフ状態にした瞬間か
ら発電機として働いていた直流モータ1の負荷は極端に
重くなり、回転子の制動時間を電子的に著しく縮めるこ
とができる。
以上のように本考案の直流モータの制動装置によれば、
機械的な制動装置を必要としないので、摩耗、故障、機
構が複雑になるなどの心配がなく、制動装置を付けたた
めにモータの出力が低下することもないなど極めて大な
る効果を奏する。
機械的な制動装置を必要としないので、摩耗、故障、機
構が複雑になるなどの心配がなく、制動装置を付けたた
めにモータの出力が低下することもないなど極めて大な
る効果を奏する。
図面は本考案の一実施例における直流モータの制動装置
の回路結線図である。 1・・・・・・直流モータ、2・・・・・・直流電源、
3・・曲電源スイッチ、4・・・・・・第1のトランジ
スタ、5・・曲抵抗、6・・・・・・第2のトランジス
タ。
の回路結線図である。 1・・・・・・直流モータ、2・・・・・・直流電源、
3・・曲電源スイッチ、4・・・・・・第1のトランジ
スタ、5・・曲抵抗、6・・・・・・第2のトランジス
タ。
Claims (1)
- 直流モータと直流電源との間に挿入された電源スィッチ
の両端に抵抗を介して第1のトランジスタのベースおよ
びエミッタを接続し、前記直流モータの両端には前記第
1のトランジスタと相補型の第2のトランジスタのコレ
クタおよびエミッタを接続し、前記第2のトランジスタ
のベースは前記第1のトランジスタのコレクタに接続し
たことを特徴とする直流モータの制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973063227U JPS6011755Y2 (ja) | 1973-05-28 | 1973-05-28 | 直流モ−タの制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973063227U JPS6011755Y2 (ja) | 1973-05-28 | 1973-05-28 | 直流モ−タの制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5012211U JPS5012211U (ja) | 1975-02-07 |
JPS6011755Y2 true JPS6011755Y2 (ja) | 1985-04-17 |
Family
ID=28225416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1973063227U Expired JPS6011755Y2 (ja) | 1973-05-28 | 1973-05-28 | 直流モ−タの制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011755Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715697Y2 (ja) * | 1976-11-30 | 1982-04-01 |
-
1973
- 1973-05-28 JP JP1973063227U patent/JPS6011755Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5012211U (ja) | 1975-02-07 |
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