JPH0241586Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0241586Y2
JPH0241586Y2 JP3185381U JP3185381U JPH0241586Y2 JP H0241586 Y2 JPH0241586 Y2 JP H0241586Y2 JP 3185381 U JP3185381 U JP 3185381U JP 3185381 U JP3185381 U JP 3185381U JP H0241586 Y2 JPH0241586 Y2 JP H0241586Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
transistor
bridge circuit
control transistor
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3185381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57144070U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3185381U priority Critical patent/JPH0241586Y2/ja
Publication of JPS57144070U publication Critical patent/JPS57144070U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0241586Y2 publication Critical patent/JPH0241586Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電源として電池を使用するポータブ
ル型テープレコーダー等の機器に適した電圧検知
回路を提供しようとするものであり、以下図面を
参照して詳細に説明する。
図示した回路は、本考案の一実施例であり、同
図においては抵抗2,3,4及び直流電動機の
電機子5より構成されたブリツジ回路、6は直流
電源、7は該直流電源6から前記ブリツジ回路
への電源供給を制御するべく電流供給路内にコレ
クタ・エミツタ路が接続されている給電制御用ト
ランジスター、18は該給電制御用トランジスタ
ー7から前記ブリツジ回路への電流供給路内に
挿入接続されたコイル、9はエミツタが前記ブリ
ツジ回路の不平衡電圧検出端子bに接続されて
いると共にベースが他方の不平衡電圧検出端子c
に接続されている検出用トランジスターであり、
そのコレクタは抵抗10を介して接地されてい
る。11は前記検出用トランジスター9のエミツ
タが接続されている不平衡電圧検出端子bの電圧
変化を遅延せしめるべく該不平衡電圧検出端子b
と接地間に接続されたコンデンサーである。12
は前記検出用トランジスター9のコレクタに抵抗
13を介してベースが接続されていると共にエミ
ツタが接地されている第1制御トランジスターで
あり、そのコレクタは抵抗14を介して前記直流
電源6に接続されている。15は前記第1制御ト
ランジスター12のコレクタにベースが接続され
ていると共にエミツタが接地されている第2制御
トランジスターであり、そのコレクタは前記給電
制御用トランジスター7の動作を制御するべくそ
のベースに抵抗16を介して接続されている。1
7は不要なリツプルを除去するために設けられた
平滑コンデンサーであり、前記コイル8のブリツ
ジ回路側の端子と接地間に接続されている。1
8は前記コイル8の直流電源6側と接地間に該直
流電源6に対して逆極性になるように接続されて
いるダイオードであり、前記コイル8に発生する
逆起電力を前記ブリツジ回路に供給する作用を
有している。19はアノードが前記給電制御用ト
ランジスター7のエミツタに接続されていると共
にカソードが抵抗20を介して該給電制御用トラ
ンジスター7のコレクタに接続されている発光ダ
イオードである。
以上の如く本考案は構成されており、次に動作
について説明する。ブリツジ回路を構成する抵
抗2,3及び4の値を夫々R1,R2,R3、電機子
5の直流抵抗をRa、定格回転数における逆起電
圧をE0、検出用トランジスター9のベース・エ
ミツタ間電圧をVBEとすると、 E0=R2+R3/R2VBE となり、また RaR2>R1R3 となるように抵抗2,3及び4の値を設定する。
直流電源6より電圧Vsが供給されると抵抗14
を通して第2制御トランジスター15のベースに
バイアス電流が流れ、該第2制御トランジスター
15がオン状態に反転する。その結果給電制御用
トランジスター7のベースに抵抗16を通して電
流が流れ、該給電制御用トランジスター7がオン
状態に反転する。該給電制御用トランジスター7
がオン状態に反転すると該給電制御用トランジス
ター7のコレクタよりコイル8を通してブリツジ
回路に電流Isが供給される。電動機の回転数が
低いときには逆起電圧Eが小さいため検出用トラ
ンジスター9はオフ状態にあり、それ故第1制御
トランジスター12がオフ状態、第2制御トラン
ジスター15及び給電制御用トランジスター7が
オン状態となり、ブリツジ回路に電流が供給さ
れる。斯かる状態より電動機の回転数が上昇し逆
起電圧EがE0を越えるとオフ状態にあつた検出
用トランジスター9がオン状態に移行する。その
結果該検出用トランジスター9のコレクタより抵
抗13を通してベースバイアスが与えられる第1
制御トランジスター12がオン状態となり、第2
制御トランジスター15をオフ状態にせしめる。
該第2制御トランジスター15がオフ状態に反転
すると該第2制御トランジスター15によつて制
御される給電制御用トランジスター7がオフ状態
となり、前記ブリツジ回路への電流Isが零にな
る。前記給電制御用トランジスター7がオフ状態
に反転するとブリツジ回路への電流供給路内に
挿入接続されているコイル8に逆起電力が発生
し、この逆起電力による電流がダイオード18を
通して前記ブリツジ回路に供給される。このダ
イオード18に流れる電流をIfとし、ブリツジ回
に流れる電流をIbとすると、Ibは、 Ib=Is+If となる。前記給電制御用トランジスター7がオフ
状態になるとブリツジ回路の給電端子aの電位
Vaは、コイル8、平滑コンデンサー17及びブ
リツジ回路の負荷によつて決定される曲線で降
下することになる。不平衡電圧検出端子cの電位
Vcは、前記給電端子aに対して、 Vc=R3/R2+R3Va なる関係のもとに降下するが、他方の不平衡電
圧検出端子bの電位Vbはコンデンサー11の充
電電荷によりその電圧降下が遅延せしめられる。
それ故その間検出用トランジスター9はオン状態
に保持されるが、該コンデンサー11に充電され
ていた電荷が放電されると不平衡電圧検出端子b
の電位が降下するためオン状態にあつた検出用ト
ランジスター9がオフ状態に移行する。該検出用
トランジスター9がオフ状態に移行すると第1制
御トランジスター12がオフ状態に反転し第2制
御トランジスター15をオン状態にせしめる。そ
の結果給電制御用トランジスター7がオン状態と
なり、該トランジスター7のエミツタ・コレクタ
間を通して直流電源6よりブリツジ回路に電流
Isが供給される。斯かる動作により給電端子aの
電位Vaは再び上昇するが、不平衡電圧検出端子
bの電位Vbはコンデンサー11によつてその上
昇が遅延せしめられる。従つてその間検出用トラ
ンジスター9はオフ状態にあるが、前記不平衡電
圧検出端子bの電位Vbが所定値まで上昇すると
該検出用トランジスター9は再びオン状態にな
る。前記ブリツジ回路の給電端子aの電位Va
の変化と検出用トランジスター9のバイアス点
は、次のように計算される。
Vc=R3/R2+R3Va Vb=Ra/Ra+R1(Va−E0)+E0 =Ra/Ra+R1Va+R1/Ra+R1E0 検出用トランジスター9のベース・エミツタ間
電圧VBEは、 VBE=Vb−Vc であるから VBE=RaR2−R1R3/(Ra+R1)(R2+R3)Va +R1/Ra+R1E0 となる。斯かる式より明らかなように検出用トラ
ンジスター9のバイアス点は、給電端子aに印加
される信号のリツプルにより変化することにな
る。ここで、 RaR2−R1R3>0 とすると前述した検出用トランジスター9のオ
ン・オフ動作に伴なつて給電制御用トランジスタ
ー7がオン・オフ動作することになり、発振動作
が維持される。
斯かる回路において、発振動作は行なわれる
が、その発振周波数は、コイル8、コンデンサー
11及び17によつて決定され、その周波数は電
動機の整流波形に比較して十分大きくなるよう
に、またコイル8の機械的振動を考慮して20K〜
100KHzに選ばれる。
また直流的には従来のブリツジ回路の制御動作
が行なわれるので、検出用トランジスター9は電
動機の負荷電流に関係なく電機子5の逆起電圧
E0を一定にするべく作用し、そして給電制御用
トランジスター7のオン・オフ動作によつてブリ
ツジ回路の給電端子aに適当な電圧Vaが与え
られる。前述した動作によつて電動機の回転駆動
及び速度制御動作は行なわれるが、直流電源6か
らの電流供給は給電制御用トランジスター7のオ
ン・オフにより間欠的に行なわれるため消費電流
が少なくなり、直流電源として使用される電池の
寿命を大幅に改善することが出来る。
以上の如く電動機の駆動及び速度制御動作は行
なわれるが、次に電圧検知動作について説明す
る。
直流電源6の電圧が充分高く電動機の速度制御
動作が行なわれている定常動作状態では、前述し
た如く給電制御用トランジスター7はオン・オフ
動作を繰り返している。該給電制御用トランジス
ター7がオン状態にあるときには該トランジスタ
ー7のコレクタ電位は直流電源6と略同一の電位
となり、オフ状態にあるときには接地電位よりも
ダイオード18の順方向電圧Vfだけ低い電位に
なる。従つて、前記給電制御用トランジスター7
がオン状態にあるときには発光ダイオード19は
消灯状態にあり、オフ状態にあるときにはバイア
スされてオン状態となり点灯状態になる。それ故
定常動作状態では前述した発振周波数にて発光ダ
イオード19は点滅することになるが、人間の目
の有する残像効果によつて該発光ダイオード19
はあたかも常時点灯しているように感じられる。
電池の消耗に伴なつて直流電源6の電圧が降下
するとブリツジ回路へ供給される電流が減るた
めその減少を補うべく給電制御用トランジスター
7のオン状態にある期間が長くなり、オフ状態に
ある期間が短かくなる。そして更に電圧が降下す
ると前記給電制御用トランジスター7はオン・オ
フ動作を繰り返すことはなくオン状態になる。斯
かる動作が行なわれるため直流電源6の電圧が降
下するにつれて発光ダイオード19の明るさが暗
くなり、給電制御用トランジスター7がオン状態
のままになると消灯状態になる。斯かる発光ダイ
オード19の状態変化によつて使用者は直流電源
6の電圧を検知することが出来る。
尚、本実施例ではブリツジ回路の一辺に電動
機の電機子5を挿入した電動機駆動回路に電圧検
知動作を行う発光ダイオード19を接続した場合
について説明したが、前記電機子5の代わりに抵
抗を挿入接続し、ブリツジ回路の給電端子間よ
り負荷に電源を供給するようにしたチヨツパー型
の定電圧電源回路に実施することも出来る。また
給電制御用トランジスター7及び検出用トランジ
スター9としてPNP型のトランジスターを使用
し、第1制御トランジスター12及び第2制御ト
ランジスター15としてNPN型のトランジスタ
ーを使用した場合について説明したが、逆導電型
のトランジスターを使用して構成することは勿論
可能である。
更に表示素子として1個の発光ダイオードを使
用した場合について説明したが、複数個の発光ダ
イオードを使用することも出来る。
以上に説明したように本考案は、負荷への電流
供給をオン・オフ動作の繰り返しによつて行なう
ようにした給電制御用トランジスターのコレク
タ・エミツタ間に発光ダイオードを接続し、該給
電制御用トランジスターのオン・オフ動作によつ
て発光ダイオードを間欠的に駆動するようにした
ので、発光ダイオードによつて消費される電力を
極少にすることが出来、また発光ダイオードの明
るさが電池の消耗に従つて暗くなるので直流電源
の電圧を容易に検知することが出来るという利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は本考案の電圧検知回路の一実施
例である。 主な図番の説明、……ブリツジ回路、5……
電機子、6……直流電源、7……給電制御用トラ
ンジスター、8……コイル、9……検出用トラン
ジスター、12……第1制御トランジスター、1
5……第2制御トランジスター、19……発光ダ
イオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源線路と接地間に接続されたブリツジ回路
    と、該ブリツジ回路と直流電源との間にコレク
    タ・エミツタ路が接続されていると共に該ブリツ
    ジ回路への電流供給を制御する給電制御用トラン
    ジスターと、該給電制御用トランジスターから前
    記ブリツジ回路への電流供給路内に挿入接続され
    たインダクタンス素子と、前記ブリツジ回路の不
    平衡電圧を検出するべく不平衡検出端子間にエミ
    ツタ・ベース間が接続された検出用トランジスタ
    ーと、該検出用トランジスターのエミツタ電位の
    電圧変化を遅延せしめるべく接続されたコンデン
    サーと、前記検出用トランジスターのオン・オフ
    動作に伴なつて反転すると共に前記給電制御用ト
    ランジスターをオン・オフせしめる制御トランジ
    スターと、前記給電制御用トランジスターがオン
    状態よりオフ状態に反転したとき前記インダクタ
    ンス素子に生じる逆起電力を前記ブリツジ回路に
    供給するべく接続されたダイオードと、前記給電
    制御用トランジスターのコレクタ・エミツタ間に
    接続された発光ダイオードとより成り、該発光ダ
    イオードの点灯状態の変化により直流電源の電圧
    を検知するようにしたことを特徴とする電圧検知
    回路。
JP3185381U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPH0241586Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185381U JPH0241586Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185381U JPH0241586Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57144070U JPS57144070U (ja) 1982-09-09
JPH0241586Y2 true JPH0241586Y2 (ja) 1990-11-06

Family

ID=29829264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3185381U Expired JPH0241586Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0241586Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57144070U (ja) 1982-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4427931A (en) Speed control apparatus for direct current motor
JP2730787B2 (ja) 電源回路
JPH10513636A (ja) 電源回路
US5537024A (en) Circuit arrangement to detect a voltage
JP3778571B2 (ja) 電源回路
JPH0241586Y2 (ja)
JPH0746041Y2 (ja) 車両用充電発電系の表示装置
JPH0583999A (ja) 車両用交流発電機の制御装置
JPS5869485A (ja) 直流電動機の電流制御装置
JPH0365103B2 (ja)
JPH074655Y2 (ja) 減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路
JPH032869Y2 (ja)
JPS6222355B2 (ja)
JPH053634A (ja) バツテリ充放電回路
JP2579549B2 (ja) バッテリ充電器
JPS6222356B2 (ja)
JPH071863Y2 (ja) タイマ装置
JPH0717237Y2 (ja) 電源回路
JPS5852844Y2 (ja) 充電発電機制御装置
JP4249401B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JPH0724918Y2 (ja) 電池用定電圧電源装置
JPH0214294Y2 (ja)
JPS635439Y2 (ja)
JPH087795Y2 (ja) 車両用バッテリ充電装置
JPH0526539Y2 (ja)