JPH0526539Y2 - - Google Patents

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JPH0526539Y2
JPH0526539Y2 JP1983181963U JP18196383U JPH0526539Y2 JP H0526539 Y2 JPH0526539 Y2 JP H0526539Y2 JP 1983181963 U JP1983181963 U JP 1983181963U JP 18196383 U JP18196383 U JP 18196383U JP H0526539 Y2 JPH0526539 Y2 JP H0526539Y2
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JP
Japan
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voltage
inverter
output side
power supply
input side
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JP1983181963U
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JPS6088281U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば負荷に動作電流を供給して
いる乾電池や蓄電池の動作電圧が放電や過負荷に
よつて低下したのを検出する装置に関する。
従来、上記の装置としては電源線と基準電位点
との間に直列に2つの抵抗器を接続し、その接続
点をツエナーダイオードを介してトランジスタの
ベースに接続し、このトランジスタのコレクタと
エミツタとを電源線と基準電位点とに接続したも
のがあつた。しかし、これでは電源線の電圧が低
下したことを検出できるだけであつて、低下した
ことを表示しようとすると、上記の装置とは別個
に発振回路と発光ダイオード駆動回路とが必要で
あり、回路構成が複雑になるうえに部品点数が増
加するという問題がある。また特開昭57−169680
号公報には、次のような電圧減少検出装置が開示
されている。即ち、電源電圧が正常なとき、発振
周波数が高く、電源電圧が低下したとき、発振周
波数が低くなる発振器を用い、この発振出力をラ
ンプに供給するものである。この装置では、電源
電圧が正常なとき、発振周波数が高いので、ラン
プが実際には点滅していても、人の目には点灯し
ているように見えるが、電源電圧が低下したと
き、発振周波数が低くなるので、ランプが点滅し
ていることが人の目で認識することができ、電源
電圧の低下を知ることができる。しかし、このよ
うな装置では、電源電圧が正常なときでも、ラン
プに供給される電流は断続されており、ランプに
は比較的大きな過渡電流が常時流れることにな
り、ランプが破損しやすくなるという問題点があ
る。また、この装置では、発振器は、誤差アン
プ、ヒステリシス比較器、基準電圧源、コンデン
サ、電子スイツチ等の多数の部品を使用しなけれ
ばならず、構成が複雑になるという問題点もあつ
た。
この考案は、回路構成が簡単で、かつ部品点数
が少なく、しかも点滅回路が破損しにくいという
電圧減少検出装置を提供することを目的とする。
そのため、この考案は、第1閾値電圧以上に入
力側電圧がなつたとき出力側電圧が低レベルとな
り第1閾値電圧より小さい第2閾値電圧以下に上
記入力側電圧がなつたとき上記出力側電圧が高レ
ベルになるヒステリシスインバータと、このイン
バータの上記入力側と基準電位点との間に接続し
たコンデンサと、上記入力側と上記出力側との間
に接続した帰還抵抗器と、上記出力側電圧の変化
に従つて点滅する点滅回路と、負荷に電流を供給
する電源線と基準電位点との間に直列に接続した
2つの抵抗器と、これら両抵抗器の接続点電圧が
上記入力側電圧よりも大きいとき導通するように
両者間に接続したダイオードとから構成されてお
り、上記2つの抵抗器及び帰還抵抗器の値は、上
記電源線の電圧が正常値のとき、インバータの入
力電圧が第1閾値電圧より大きくなるように選択
してある。
このように構成すると、電源線の電圧が正常値
であると、ダイオードが導通し、第1閾値電圧よ
り大きな電圧がインバータの入力側に供給され
る。これによつてインバータの出力側電圧は低レ
ベルとなり、点滅回路は点滅しない。このとき、
コンデンサはHレベルに充電される。
一方、電源線の電圧が放電により低下し、それ
に伴つてコンデンサの電圧も低下し、やがて、イ
ンバータの入力側は第2閾値レベルにまで低下
し、出力側は高レベルとなる。この高レベル電圧
は帰還抵抗器を介して入力側のコンデンサを充電
する。コンデンサの電圧が第1閾値レベルに到達
すると、出力側は低レベルとなり、帰還抵抗器を
介してコンデンサの電荷が放電され、入力側電圧
は低下していく。やがて、入力側電圧が第2閾値
レベルとなると、出力側は高レベルとなる。以
下、これを繰返す。すなわち、インバータ、コン
デンサ及び帰還抵抗器は発振器を構成する。イン
バータの出力側の電圧の高レベルから低レベルへ
の変化の繰返しに従つて点滅回路が点滅し、電源
線電圧が低下していることが判る。
以上のように、この考案によればヒステリシス
インバータとコンデンサと帰還抵抗器とからなる
発振器、2つの抵抗器、ダイオード及び点滅回路
という簡単な構成で電圧低下を検出し、表示する
ことができる。しかも、上記の発振器は、電源線
電圧の低下により、ダイオードが非導通状態にな
つたときから、発振動作を開始する。従つて、過
渡電流は電源電圧が低下したときしか流れず、点
滅回路が破損しにくくなる。
以下、この考案を図示の1実施例に基づいて詳
細に説明する。第1図において、2ヒステリシス
インバータで、入力側の電圧が第1閾値VTH1
以上になると出力側の電圧が低レベルとなり、入
力側の電圧が第2閾値VTH2以下になると出力
側の電圧が高レベルとなるものである。このヒス
テリシスインバータ2の入力側はコンデンサ4を
介して接地されると共に、帰還抵抗器5を介して
出力側に接続されている。このヒステリシスイン
バータ2には、負荷6に電源線8を介して動作電
流を供給している直流電源10から動作電流が供
給されている。なお、このヒステリシスインバー
タ2の第1及び第2閾値電圧VTH1,VTH2は、
第2図に示すようにヒステリシスインバータ2に
直流電源から供給されている電圧VCCにほぼ比
例して変化し、直流電源10の電圧VCCがそれ
ぞれ5V,10V,15Vのとき、第1及び第2の閾値
電圧VTH1,VTH2間の電位差(ヒステリシス
電圧)はそれぞれ0.4,0.45,0.9Vである。
ヒステリシスインバータ2の出力側は、抵抗器
12を介してPNPトランジスタ14のベースに
接続されている。このトランジスタ14のエミツ
タは電源線8に接続され、コレクタは発光ダイオ
ード16を介して接地されている。
電源線8は、2つの抵抗器18,20の直列回
路を介して接地されている。これら両抵抗器1
8,20の接続点にはダイオード22のアノード
が接続され、ヒステリシスインバータ2の入力側
にダイオード22のカソードが接続されている。
これら両抵抗器18,20の値は、直流電源10
の電圧VCCが正常値であるとき、抵抗器20の
両端間電圧が第1閾値電圧VTH1以上であるよ
うに選択されている。
このように構成した装置では、コンデンサ4が
放電状態でかつ直流電源10の電圧VCCが正常
値であると、ダイオード22が導通し、コンデン
サ4が充電され、コンデンサ4の両端間電圧は第
3図aに示すように第1閾値電圧VTH1を超え
ており、ヒステリシスインバータ2の出力側の出
力電圧は同図bに示すように低レベルとなる。こ
れによつてトランジスタ14が導通し、発光ダイ
オード16は点灯状態を維持する。
やがて、直流電源10の放電によつてVCCが
低下すると、これを分圧した電圧である抵抗器2
0の両端間の電圧も低下する。ここでヒステリシ
スインバータ2の出力側は低レベルであるから、
コンデンサ4の電圧も帰還抵抗器5を介した放電
により、抵抗器20の両端間の電圧に従つて低下
し、やがて第3図aに示すように第2閾値電圧
VTH2に到達すると、ヒステリシスインバータ
2の出力側は第3図bに示すように高レベルとな
り、帰還抵抗器5を介してコンデンサ4を充電す
る。これによつてコンデンサ4の両端間電圧が上
昇し、やがて第3図aに示すようにそのときの第
1閾値電圧VTH1に到達する。これによつてヒ
ステリシスインバータ2の出力側は第3図bに示
すように低レベルとなり、コンデンサ4の電荷が
放電され、コンデンサ4の電圧が第2閾値電圧
VTH2に到達し、ヒステリシスインバータ2の
出力側の出力電圧は高レベルとなる。以下、これ
を繰返す。ヒステリシスインバータ2の出力側が
低レベル及び高レベルを順に繰返すので、これに
従つてPNPトランジスタ14が導通、非導通を
繰返し、発光ダイオード16が点滅する。これに
よつて直流電源10の電圧VCCが低下したこと
が判る。
上記の実施例では、PNPトランジスタ14を
用いて直流電源10の電圧VCCが正常値である
とき発光ダイオード16を点灯させたが、NPN
トランジスタ14を用いて直流電源の電圧VCC
が正常値であるとき発光ダイオード16を消灯さ
せてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による電圧低下検出装置の1
実施例のブロツク図、第2図は同実施例に用いた
ヒステリシスインバータの入力電圧−出力電圧特
性図、第3図aは同実施例のヒステリシスインバ
ータの入力電圧波形図、第3図bは同実施例のヒ
ステリシスインバータの出力電圧波形図である。 2……ヒステリシスインバータ、4……コンデ
ンサ、5……帰還抵抗器、8……電源線、14,
16……点滅回路、18,20……抵抗器、22
……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力側電圧が第1閾値電圧以上になつたとき出
    力側電圧が低レベルになり、上記入力側電圧が第
    1閾値電圧よりも小さい第2閾値電圧以下になつ
    たとき上記出力側電圧が高レベルとなるヒステリ
    シスインバータと、このインバータの入力側と基
    準電位点との間に接続したコンデンサと、上記イ
    ンバータの上記入力側と出力側との間に接続した
    帰還抵抗器と、上記インバータの出力側電圧の変
    化に従つて点滅する点滅回路と、負荷に電流を供
    給する電源線と上記基準電位点との間に直列に接
    続した2つの抵抗器と、これら抵抗器の接続点電
    圧が上記インバータの入力側電圧より大きいとき
    に導通する方向に上記接続点と上記インバータの
    入力側との間に接続したダイオードとを、具備
    し、上記両抵抗器及び帰還抵抗器の値は、上記電
    源線電圧が正常値のとき、インバータの入力電圧
    が第1閾値電圧より大きくなるように選択してな
    る電圧減少検出装置。
JP18196383U 1983-11-24 1983-11-24 電圧減少検出装置 Granted JPS6088281U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18196383U JPS6088281U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 電圧減少検出装置

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JP18196383U JPS6088281U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 電圧減少検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6088281U JPS6088281U (ja) 1985-06-17
JPH0526539Y2 true JPH0526539Y2 (ja) 1993-07-05

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ID=30394178

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JP18196383U Granted JPS6088281U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 電圧減少検出装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57169680A (en) * 1981-04-13 1982-10-19 Fuji Electric Co Ltd Alarming device for battery voltage drop

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57169680A (en) * 1981-04-13 1982-10-19 Fuji Electric Co Ltd Alarming device for battery voltage drop

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JPS6088281U (ja) 1985-06-17

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