JPH0717237Y2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0717237Y2
JPH0717237Y2 JP1987129027U JP12902787U JPH0717237Y2 JP H0717237 Y2 JPH0717237 Y2 JP H0717237Y2 JP 1987129027 U JP1987129027 U JP 1987129027U JP 12902787 U JP12902787 U JP 12902787U JP H0717237 Y2 JPH0717237 Y2 JP H0717237Y2
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JP
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voltage
battery
transistor
resistor
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忠明 赤塚
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Sharp Corp
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電源回路に関するものであり、特に充電可能な
電池を備えていて該電池によって作動すると共に外部電
源によっても作動する装置に対し電圧を供給する電源回
路に関する。
従来の技術 充電可能な電池によって駆動されると共に、外部電源に
よっても駆動される装置としては、例えば液晶テレビを
挙げることができる。このような液晶テレビに使用され
る従来の電源回路は内蔵充電電池の充電機能を兼ねるた
め100Vの商用交流電源から整流して得た直流電圧を比較
的高い値に設定していた。
考案が解決しようとする問題点 そのため従来の電源回路では外部電源を動作させる場合
に装置本体を高い電圧で動作させ、一方電池駆動の場合
には電池寿命の観点から前記本体を比較的低い電圧で動
作させるように設計する必要があった。しかしながら、
これでは本体に与える直流電圧は非常に広いレンジ幅を
要することになり、設計的に無理が生じていた。
本考案はこのような問題を解決した電源回路を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため本考案は、充電可能な電池を
備えていて該電池によって作動すると共に外部電源によ
っても作動する装置に対し電圧を供給する電源回路であ
って、外部電源に基いて電圧を出力するトランジスタ
と、該トランジスタの出力電流径路に挿入された抵抗
と、該抵抗の出力側に設けられ該抵抗の出力端を装置本
体と前記電池へ択一選択的に接続する切り換え手段と、
前記抵抗を流れる電流を検出する検出手段と、前記抵抗
を流れる電流が小さいときは前記トランジスタの出力電
圧を高くし、前記電流が大きいときは前記出力電圧を低
くするように前記検出手段の出力に応じて前記トランジ
スタの出力電圧を切り換える制御手段とを設けた構成と
している。
作用 電池を充電するときは高い電圧で充電する。一方、外部
電源によって本体を駆動する場合には低い電圧がトラン
ジスタから与えられるので、本体の回路は電池で駆動す
る際の低い電圧に合わせて設計しておくだけでよい。
実施例 図において、(1)は商用交流電源コンセントに差し込
むプラグであり、該プラグに得られた交流電圧は電源投
入スイッチ(2)及びトランス(3)を介して整流回路
(4)に導びかれ、ここで整流されて直流電圧(V1)と
なる。(5)はトランジスタであり、そのコレクタは抵
抗(R1)とコンデンサ(C1)を介してアースに接続され
ている。ベースは前記抵抗(R1)とコンデンサ(C1)の
接続中点(イ)とツェナーダイオード(Dz)のカソード
に接続されている。エミッタにはコンデンサ(C2)が接
続されており、このコンデンサ(C2)の他端は接地され
ている。エミッタは、また抵抗(R2)を介してモード切
換え手段(6)に接続されている。このモード切換え手
段は2回路3接点スイッチで形成されており、その第1
接点(a)は装置本体の回路(以下「本体」という)
(7)へトランジスタ(5)の出力電圧(V2)を与える
モードを形成し、第2接点(b)は電池(8)の出力を
本体(7)に供給するモードを、また第3接点(c)は
トランジスタ(5)の出力電圧(V2)によって電池
(8)を充電するモードを形成する。
(9)は抵抗(R2)の両端に生じる電圧降下に応じて電
池(8)を充電するモードと本体(7)の駆動電圧を与
えるモードを識別する検出回路であり、その出力によっ
てスイッチングトランジスタのオン、オフを制御する。
スイッチングトランジスタ(10)のベースは検出回路
(9)に接続され、コレクタは前記ツェナーダイオード
(Dz)のアノードに接続され、そしてエミッタはアース
に接続されている。
前記抵抗(R2)、検出回路(9)、スイッチングトラン
ジスタ(10)は前記モードに応じてトランジスタ(5)
から高い電圧を出力させたり、低い電圧を出力させたり
する制御手段(11)を構成する。
電池(8)が5本入り構成であるとすると、電池は1本
当たりの公称電圧が1.2Vであるからトータルで6Vとな
る。従って、本体(7)も直流電圧6Vで動作するように
設計しておく。また、スイッチングトランジスタ(10)
がオンした状態におけるトランジスタ(5)からの出力
電圧(V2)も6Vとなるようにツェナーダイオード(Dz)
の値を設定しておく。スイッチングトランジスタ(10)
がオフで、ツェナーダイオード(Dz)も不作動のときは
抵抗(R1)、コンデンサ(C1)(C2)によってトランジ
スタ(5)からは9Vの出力電圧(V2)が出力される。
抵抗(R2)を流れる電流はモード切換え手段(6)を接
点(a)に設定した場合には300mA〜500mA流れ、接点
(c)に設定した充電モードでは過充電防止用抵抗
(R3)等の作用によって100〜150mAが流れる。この電流
差〔従って抵抗(R2)に生じる電圧の差〕に基づいて検
出回路(9)はモードを判別する。
次に動作を説明する。まず、切換え手段(6)を第1接
点(a)に設定すると、抵抗(R2)を流れる電流によっ
て生じる抵抗(R2)の電圧降下が検出回路(9)のスレ
ッショールドレベルを越えるので、検出回路(9)から
ハイレベルが出力される。これによってスイッチングト
ランジスタ(10)がオンしてツェナーダイオード(Dz)
が作動する。そのため出力電圧(V2)は6Vとなる。
次に、切換え手段(6)を第2接点(b)に設定する
と、出力電圧は遮断され本体(7)に対しては電池
(8)から電源供給がなされる。このとき、電池(8)
から本体(7)に与えられる電圧は6Vである。
切換え手段(6)を第3接点(c)に設定すると、トラ
ンジスタ(5)から電池(8)に充電電圧が供給され、
抵抗(R2)には電流が流れる。このときの充電電流は先
にも述べたように小さく設定してあるので、抵抗(R2
の電圧降下は小さく、検出回路(9)のスレッショール
ドレベルを越えない。従って、スイッチングトランジス
タ(10)はオフとなり、ツェナーダイオード(Dz)も不
作動となってトランジスタ(5)のコレクタ・エミッタ
間は略ショート状態となり、その出力電圧は約9Vとな
る。
このように、本実施例では外部電源によって本体(7)
を駆動するときは電池(8)で本体(7)を駆動すると
きと同様に低い6Vの電圧で働かせることができ、しかも
ツェナーダイオード(Dz)の作用によって、その電圧を
安定化される。一方、外部電源によって電池(8)を充
電するときは充電に必要な9Vという比較的高い電圧を供
給できる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでなく、実用
新案登録請求の範囲に記載した考案の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変更、修正が可能である。
考案の効果 本考案によれば、外部電源によって装置内部の電池を充
電するときには電池の充電に必要な比較的高い電圧を供
給することができる。一方、外部電源によって装置を駆
動するときは電池による駆動のときと同様な電圧値で駆
動できるように比較的低い電圧を装置に供給することが
できるので、本体回路の設計が容易になるという効果が
あり、本考案は極めて有用である。
また、本考案によれば、簡単な構成であり、装置本体へ
の電圧供給モードと電池の充電モードとを切り換えるた
めのスイッチの数も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案を実施した電源回路の回路図である。 (5)……トランジスタ,(6)……切換え手段,
(7)……本体,(8)……電池,(11)……制御手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電可能な電池を備えていて該電池によっ
    て作動すると共に外部電源によっても作動する装置に対
    し電圧を供給する電源回路であって、 外部電源に基いて電圧を出力するトランジスタと、 該トランジスタの出力電流経路に挿入された抵抗と、 該抵抗の出力側に設けられ該抵抗の出力端を装置本体と
    前記電池へ択一選択的に接続する切り換え手段と、 前記抵抗を流れる電流を検出する検出手段と、 前記抵抗を流れる電流が小さいときは前記トランジスタ
    の出力電圧を高くし、前記電流が大きいときは前記出力
    電圧を低くするように前記検出手段の出力に応じて前記
    トランジスタの出力電圧を切り換える制御手段と、 を備える電源回路。
JP1987129027U 1987-08-25 1987-08-25 電源回路 Expired - Lifetime JPH0717237Y2 (ja)

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JPS6434840U JPS6434840U (ja) 1989-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515125Y2 (ja) * 1973-12-20 1980-04-08
JPS54182824U (ja) * 1978-06-15 1979-12-25
JPS55167732U (ja) * 1979-05-18 1980-12-02

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JPS6434840U (ja) 1989-03-03

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