JP2000333385A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000333385A
JP2000333385A JP11141545A JP14154599A JP2000333385A JP 2000333385 A JP2000333385 A JP 2000333385A JP 11141545 A JP11141545 A JP 11141545A JP 14154599 A JP14154599 A JP 14154599A JP 2000333385 A JP2000333385 A JP 2000333385A
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JP11141545A
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Inventor
Takeshi Kouchi
剛 幸地
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常動作状態の場合には主電源回路から、待
機状態の場合には副電源回路から電力を供給する電源装
置において、バックアップ電源の電圧を検出し、所定以
上の電圧が検出されたときは、副電源回路を非動作状態
にして消費電力を低減化した電源装置を提供する。 【解決手段】 バックアップ電源電圧を検出する検出回
路を有するスイッチ回路を設け、この検出回路にて基準
電圧とバックアップ電源電圧を比較し、バックアップ電
源電圧が所定電圧よりも低下した場合に限り、スイッチ
回路によって副電源回路を制御して動作させることによ
り、副電源回路の動作に伴う消費電力を低減化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機や磁気記録再生装置等の電気機器において、電気機器
本体の電源が遮断されていても、リモートコントロール
(リモコン)信号受信部やマイクロコンピュータ等の制
御回路、及び時計回路等のスタンバイ回路を動作状態に
保持し、リモコンやタイマー回路からの動作信号によ
り、電気機器本体の電源をオンさせて機器本体を動作状
態にする、待機機能を有する電源装置に関し、特に待機
状態にスタンバイ回路部に電源を供給する副電源回路の
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、待機機能を有する電気機器の電源
装置は、電気機器に正常動作に必要な電力を供給する主
電源回路と、待機状態時にスタンバイ回路部のみに電力
を供給する副電源回路からなり、更に停電等により交流
電源からの電力が供給不能状態となったとしても、スタ
ンバイ回路部を動作状態に保持するために、充電式電池
等で構成されるバックアップ電源が設けられるのが一般
的である。スタンバイ回路部は、主電源回路が切断され
ていたとしても、リモコン等からの信号を受信して主電
源回路を起動させる様に待機用電源スイッチをオンさせ
たり、あるいは時計機能を動作させたりする為に必要と
されている。
【0003】ところが従来の電源装置では、スタンバイ
回路部に電力を供給するための副電源回路は、主電源回
路が動作している正規の動作状態及び待機状態の何れに
おいても動作しており、このため常に交流電源からの電
力供給が必要で、これに伴う電力消費が発生することか
ら、その時々の消費電力が僅かであっても長い期間で見
ると多くの電力を消費しているきらいがあった。
【0004】図2は、従来の電源装置を示す構成図であ
る。図2を参照して従来の電源装置を説明すると、交流
電源11から交流電力が供給されるコンセントに、テレ
ビジョン受像機や磁気記録再生装置等の電気機器に設け
られた電源プラグ12が接続される。このプラグ12の
電源コードの一方は、整流回路13を構成しているダイ
オードブリッジ回路14の第1の入力端に接続されてい
る。ブリッジ回路14の第2の入力端は、待機用電源ス
イッチ15を介して前記電源プラグ12の他方の電源コ
ードに接続されている。前記ブリッジ回路14の一方の
出力端は直接接地され、他方の出力端はスイッチングレ
ギュレータ及びコンバータ等からなる主電源回路16に
接続されると共に、平滑コンデンサ17を介して接地さ
れている。この主電源回路16からは各種負荷回路18
に動作電力を供給するため、例えば5ボルト、9ボル
ト、12ボルト等夫々異なる必要な電圧が取り出され
る。
【0005】一方電源プラグ12には、待機用の副電源
回路19が整流回路13と並列的に接続され、この副電
源回路19の出力は、スタンバイ回路部20に電力を供
給すると共に、バックアップ電源21に接続されてい
る。このバックアップ電源21は充電可能な乾電池や蓄
電池等から構成されており、停電等の不慮の出来事によ
る交流電源11からの交流電力が停止する様な事態にお
いても、最低限の機能、情報を保持するためにスタンバ
イ回路部20だけには、引続き直流電力を供給し続ける
様に働くものである。
【0006】またスタンバイ回路部20としては、制御
回路22のほかに時計回路(図示せず)等が含まれ制御
回路22は、外部のリモコン送信器23からの光もしく
は超音波等の制御信号を受信器24で受信し、内蔵のマ
イクロコンピュータ(図示せず)にて受信信号を解析
し、その解析結果に応ずる制御信号を出力し、主電源回
路16を動作、非動作にする待機用電源スイッチ15を
制御するもので、制御回路22は副電源回路19もしく
はバックアップ電源21から駆動電力の提供を受けてい
る。
【0007】この様に構成された電源装置によれば、機
器の通常動作の場合には、待機用電源スイッチ15が閉
じられた状態にある。従って交流電源11からの交流電
力は、電源プラグ12を介して整流回路13に供給さ
れ、交流電力を整流して直流電力を出力する。この直流
電力を主電源回路16にて平滑化及び降圧し、機器の回
路の駆動に必要な直流電力を夫々取り出し、負荷回路1
8等に供給する。
【0008】一方同様に副電源回路19にも交流電力が
供給されているので、整流回路13及び主電源回路16
と同様に整流、平滑化及び降圧して必要な直流電圧を取
り出している。この直流電圧でバックアップ電源21を
充電すると共に、制御回路22等のスタンバイ回路部2
0に動作電力を供給している。このバックアップ電源2
1には、主電源回路16からも充電電力が供給されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源装置では、
待機状態から機器を正常動作状態にするために、リモコ
ン送信器23からの制御信号をリモコン受信器24で受
信し、この受信信号を制御回路22で制御信号に変換
し、リモコン送信器23の信号が電源オンの信号である
場合には、制御回路22から待機用電源スイッチ15を
オンさせる信号を出力する。このためにスタンバイ回路
部20には、待機用電源スイッチ15のオンオフに関係
なく動作電力を提供し続けなければならず、この電力は
副電源回路19から供給されている。そしてバックアッ
プ電源21にも、副電源回路19から常時充電電力が供
給されているが、主電源回路16が動作している場合に
は、主電源回路16からもバックアップ電源21に充電
電力が供給されている。
【0010】この様な構成をとる従来の電源装置におい
ては、副電源回路19は待機用電源スイッチ15のオン
オフに関係なく、交流電源11に常に接続されたままの
状態にあり、絶えずバックアップ電源21を充電し続け
ると共に、スタンバイ回路部20にも電力を供給する形
態となっているために、絶えず電力消費が伴うもので、
一日あたりの消費電力が僅かであっても、長期間の累積
電力使用量ではかなりの消費電力量となってしまうもの
で、エネルギーの無駄遣いの感は否めない。
【0011】本発明は、上記の課題に対処してなされた
ものであり、電気機器が待機状態にある場合において
も、可能な限り消費電力を低く抑えることを目的とし
て、通常動作状態あるいはバックアップ電源の電力が充
分確保されている場合には、副電源回路の動作を停止、
もしくは更に電力を低下させることで、待機状態におけ
る副電源回路での消費電力を低減化させて、電気機器と
しての消費電力のより一層の低減化を図ることができる
電源装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、スタンバイ回
路及び他の負荷回路を有する電気機器において、交流電
源からの電圧を整流する手段を含み、前記負荷回路用の
所定の直流電圧及び前記スタンバイ回路用の第1の直流
電圧を生成する主電源回路と、前記交流電源と前記主電
源回路との間に配置された待機用電源スイッチと、前記
交流電源に接続され、通常動作の第1のモードと省電力
動作の第2のモードとで動作可能であり、前記第1のモ
ードにおいて第2の直流電圧を生成する副電源回路と、
前記第1の直流電圧または前記第2の直流電圧によって
充電されるバックアップ電源と、前記待機用電源スイッ
チのオン時に前記第1の直流電圧を前記スタンバイ回路
及び前記バックアップ電源に供給する第1の手段と、前
記待機用電源スイッチのオフ時に、前記バックアップ電
源の電圧が所定値以下のときには前記副電源回路を第1
のモードで動作させ前記第2の直流電圧を前記スタンバ
イ回路及び前記バックアップ電源に供給し、前記バック
アップ電源の電圧が所定値以上のときには前記副電源回
路を第2のモードで動作させ前記バックアップ電源から
の電圧を前記スタンバイ回路に供給する第2の手段とか
ら構成したことを特徴とする電源装置である。
【0013】また前記第2の手段は、バックアップ電源
の電圧と所定の基準電圧とを比較する比較回路と、この
比較回路の比較結果に応答してバックアップ電源の電圧
が基準電圧以下のときには副電源回路を第1のモードで
動作させ、基準電圧以上のときには副電源回路を第2の
モードで動作させる副電源制御回路と、副電源回路とバ
ックアップ電源との間に接続された逆流阻止用の単方向
導通手段から構成したことを特徴とする。
【0014】更に、前記副電源回路は、間欠発振手段を
有し、第2のモード時には間欠発振周波数を低下するこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明を適用した電源装置を概略的
に示す構成図で、交流電源40から交流電力が供給され
る電源コンセントには、電気機器の電源プラグ41が接
続される。この電源プラグ41の電源コードは整流回路
42を構成するダイオードブリッジ回路43の第1の入
力端に接続されており、一方の出力端は直接接地され、
他方の出力端はレギュレータやコンバータ等から構成さ
れる主電源回路44に接続されるとともに、平滑コンデ
ンサ45を介して接地されている。この主電源回路44
からは、各種負荷回路57等に動作電力を供給するた
め、所定の直流電圧が取出される。また前記ダイオード
ブリッジ回路43の第2の入力端と電源プラグ41間に
は、待機用電源スイッチ46が介在接続されている。待
機用電源スイッチ46はリレー方式、プランジャあるい
は電気的回路によって構成することができる。この電源
プラグ41には、整流回路42と並列的に整流回路47
が接続されている。
【0016】この整流回路47も整流回路42と同様
に、ダイオードブリッジ回路48及びコンデンサ49か
ら構成されており、整流回路47の出力は、例えば間欠
発振方式(スイッチング方式)の副電源回路50に供給
される。この整流回路47は、交流電源40からの交流
電力を直接整流する様に構成しているが、電源トランス
(図示せず)を介して、降圧された交流電力を整流する
様にしても差支えない。
【0017】副電源回路50は、通常動作モードと省電
力動作モードとで動作可能であり、通常動作モードでは
所定の直流電圧を生成して出力し、省電力モードでは動
作を停止もしくは間欠発振周波数を低下する。この副電
源回路50はダイオード等からなる逆流阻止用素子52
を介してバックアップ電源51に接続される。このバッ
クアップ電源51は、充電可能な乾電池もしくは蓄電池
等から構成されており、その正極側は前記逆流阻止用素
子52に接続されているが、更に他の逆流阻止用素子5
3を介してマイクロコンピュータ等を有する制御回路5
4に接続される。この制御回路54は赤外線もしくは超
音波を発信するリモコン送信器55からの送信信号を受
信するための受信器56を有しており、前記送信信号に
応答して前記待機用電源スイッチ46をオンオフするよ
うに制御信号を送出する。この制御回路54はスタンバ
イ回路部58の一部を成し、このスタンバイ回路58と
しては、時計回路、あるいはメモリ回路等(図示せず)
が含まれる。前記主電源回路44は、更に逆流阻止用素
子59を介してバックアップ電源51とも接続されてお
り、このバックアップ電源51と逆流阻止用素子59と
の接続点は、スイッチ回路60の入力端に接続される。
【0018】このスイッチ回路60は、バックアップ電
源51と接続された電流源61並びに基準電圧を得るツ
ェナーダイオード62の直列回路と、この直列回路と並
列に接続された抵抗63,64の直列回路及び抵抗6
7,68の直列回路を有し、各直列回路の他端は接地さ
れている。ツェナーダイオード62及び抵抗63,64
の接続点は、比較器65の夫々の入力端に接続されると
共に、比較器65の出力端はNPN型トランジスタ66
のベースと接続され、エミッタは接地されると共に、コ
レクタが抵抗67,68の中間点に接続されている。
【0019】これら電流源61,ツェナーダイオード6
2,抵抗63,64,比較器65及びトランジスター6
6等は検出回路69を構成している。この検出回路69
の出力は、エミッタ接地型NPN型トランジスタ70の
ベースに供給される。トランジスタ70の出力はコレク
タから取り出され、定電圧回路を構成するツェナーダイ
オード71を介して接地されるとともに、フォトカプラ
72のフォトダイオード73のカソードと接続される。
【0020】このフォトダイオード73のアノードは副
電源回路50に接続されるとともに、抵抗74及びダイ
オード75の直列回路を介してバックアップ電源51の
正極と接続される。そしてフォトダイオード73には抵
抗76が並列に接続される。フォトカプラ72内のフォ
トダイオード73の発光を検出するフォトトランジスタ
ー77は、エミッタが接地されコレクタが直列抵抗7
8,79を介して副電源回路50に接続される。この抵
抗78,79の中間点はエミッタ接地型NPN型トラン
ジスター80のベースと接続されるとともに、そのコレ
クタは副電源回路50と接続されている。
【0021】以上の様に構成された本発明の電源装置の
動作を説明する。通常は交流電源40から交流電力が供
給されるコンセントに、電気機器の電源プラグ41が差
込まれたままの状態になっており、電気機器の電源のオ
ンオフはリモコン発信器55によって制御回路54を制
御し、この制御回路54の出力にて待機用電源スイッチ
46をオンオフすることによって行われるものである。
【0022】まず電気機器を動作させる場合について説
明すると、電気機器がオフの状態では待機用電源スイッ
チ46がオフされているので、主電源回路44は非作動
状態にある。従って負荷回路57及びバックアップ電源
51、制御回路54には、主電源回路44からの電力は
供給されない。一方副電源回路50は、整流回路47が
電源プラグ41と直結されているので、待機用電源スイ
ッチ46のオンオフに関係なく動作をしており、この整
流回路47で整流された直流電力が副電源回路50に供
給されている。
【0023】このため副電源回路50からは安定した所
定の直流電圧が出力されており、この直流電圧はフォト
カプラ72に供給されるとともに、逆流阻止用素子52
を介してスイッチ回路60,バックアップ電源51,更
に逆流阻止用素子53を介して制御回路54等のスタン
バイ回路部58にも供給される。このとき主電源回路4
4は非動作なので逆流阻止用素子59が逆バイアス状態
となる。そしてバックアップ電源51の電圧が低下して
いる場合には、バックアップ電源51は副電源回路50
の出力電圧で充電されるとともに、制御回路54等のス
タンバイ回路部58は動作状態にある。
【0024】また副電源回路50の出力は、ツェナーダ
イオード71を基準電圧としてフォトダイオード73に
供給され、フォトダイオード73の発光をフォトトラン
ジスタ77で検出して副電源回路50の一次側に伝える
様にフィードバックループを構成して定電圧制御を行っ
ている。
【0025】この状態でリモコン送信器55を操作して
機器の電源をオンさせるべく操作を行うと、送信器55
からの信号を受信器56が検知し、制御回路54に受信
信号を送出する。制御回路54では受信された信号から
待機用電源スイッチ46をオンすべき制御信号を発し、
待機用電源スイッチ46に供給することで待機用電源ス
イッチ46をオンさせる。このようにして待機用電源ス
イッチ46がオンされると、電源プラグ41を介して整
流回路42に交流電力が供給され、この整流回路42で
整流された後に主電源回路44に供給される。この主電
源回路44が動作することにより、負荷回路57に所定
の直流電圧が供給されて負荷回路57を動作状態にす
る。
【0026】一方主電源回路44の出力は、逆流阻止用
素子59を介してバックアップ電源51及び制御回路5
4等のスタンバイ回路部58にも供給されることにな
り、機器は正常の動作状態となる。またバックアップ電
源51にはスイッチ回路60が接続されているので、バ
ックアップ電源51の充電電圧を常時監視する機能を有
する。
【0027】即ち、バックアップ電源51の電圧は、ス
イッチ回路60内の検出回路69に供給されており、こ
の電圧を抵抗63,64で分圧して比較器65の一端に
供給する。この比較器65の他方の端子には、ツェナー
ダイオード62両端の基準電圧が供給されているので、
抵抗63,64の分圧電圧、即ちバックアップ電源51
の電圧がツェナーダイオード62の基準電圧と比較され
ていることになる。この比較器65の比較出力はトラン
ジスタ66のベースに駆動信号として供給される。基準
電圧に対してバックアップ電源51の分圧した電圧の方
が高い場合、即ち充電が充分な場合にはトランジスタ6
6をオンさせ、不足の場合にはトランジスタ66をオフ
させる出力を発生させる。トランジスタ66がオンする
と、トランジスタ70のベースが接地電位となるために
トランジスタ70はオフとなり、フォトカプラ72のフ
ォトダイオード73のカソード側電位を制御することに
なる。
【0028】一方バックアップ電源51の電圧はダイオ
ード75及び抵抗74の直列回路を介してフォトカプラ
72のアノード側に供給されるとともに、抵抗76及び
ツェナーダイオード71の直列回路にも供給されてい
る。このフォトカプラ72のフォトダイオード73は、
アノード側にバックアップ電源51もしくは副電源回路
50の出力が供給され、カソードはツェナーダイオード
71によって定電圧でバイアスされるので、バックアッ
プ電源51電圧が充分確保されている間は、フォトダイ
オード73はオフの状態に保持され何等電流が流れない
ので、フォトトランジスタ77はオフ状態にある。その
結果トランジスタ80のベース電位は高くなりトランジ
スタ80がオンとなる。このトランジスタ80がオンと
なることによって副電源回路50の動作を非動作状態に
する。
【0029】この結果バックアップ電源51の動作電圧
が充分に確保される充電量が保たれている期間は、副電
源回路50は待機状態にある間でも非動作状態に保持さ
れるので、副電源回路50からの電力供給が遮断される
ことになり、制御回路54、スイッチ回路60及びスタ
ンバイ回路部58は、バックアップ電源51によっての
み駆動されていることになるので、副電源回路50の動
作に伴う消費電力は発生しない。
【0030】一方待機用電源スイッチ46が長期間オフ
となり、バックアップ電源51の電圧が所定電圧よりも
低下した場合について説明すると、この電圧の低下によ
り比較器65の抵抗63,64による分圧電圧入力がツ
ェナーダイオード62の基準電圧に比較して低くなり、
比較器65で両電圧を比較する。その結果、比較器65
からはトランジスタ66をオフする信号が出力される。
このトランジスタ66がオフされることにより、トラン
ジスタ70のベース電位が上昇してトランジスタ70が
オンとなり、フォトダイオード73のカソードを接地す
る。
【0031】一方バックアップ電源51の電圧はダイオ
ード75と抵抗74の直列回路を介して、フォトダイオ
ード73のアノード側に供給されているので、フォトダ
イオード73はオンとなり電流が流れて発光する。この
発光をフォトトランジスタ77で検出してフォトトラン
ジスタ77がオンされ、抵抗78,79に電流が流れる
ことによりトランジスタ80のベース電位が低下し、ト
ランジスタ80がオフされ、副電源回路50を動作状態
にする。
【0032】この様にして副電源回路50が動作を開始
すると、逆流阻止用素子52を介して電力がバックアッ
プ電源51、及び更に逆流阻止用素子53を介して制御
回路54等のスタンバイ回路部58にも供給され、夫々
の回路54,58を動作させるとともに、バックアップ
電源51の充電を行うことになる。所定の電圧までバッ
クアップ電源51が充電されると逆流阻止用素子52が
オフとなり、スイッチ回路60によってバックアップ電
源51の電圧が監視されることになる。
【0033】なお、上記説明では、整流回路42、主電
源回路44と整流回路47、副電源回路50を同様な構
成で説明したが、各回路は夫々目的が達成できるもので
あれば実施例のものに限定されず、種々の回路構成が取
りうるのは勿論であり、またスイッチ回路60やその他
の回路も他の構成をとることも可能である。
【0034】また副電源回路50もフォトカプラ72部
分まで含めて考えることも可能で、図示の回路構成は説
明上、夫々の回路、機能を別々にとらえて説明したもの
で、それらの機能を司るものであれば、この図示のもの
に限定されることはなく、種々の応用・変形をとり得る
ことは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、待機用電源スイッチが
オンされた通常動作状態にあるときには、主電源回路か
ら負荷回路に動作に必要な電力を供給して動作させ、ま
たバックアップ電源の電圧が低下している場合には充電
を行わせる。そして待機用電源スイッチをオフした待機
状態の場合には、主電源回路の機能が停止するが、バッ
クアップ電源の電圧が充分な場合には、副電源回路を省
電力動作モードに保持してバックアップ電源からの電力
にてスタンバイ回路部を機能させることができる。
【0036】またこの際にバックアップ電源が放電し、
充分な電圧が確保されていない場合には、副電源回路が
通常の動作を行い、バックアップ電源の充電及びスタン
バイ回路部に必要な電力を供給するように動作するもの
である。このために副電源回路は常時動作を行っている
ものではなく、バックアップ電源の電圧低下時のみ動作
するように構成しているので、副電源回路における消費
電力も少なくできるので、大幅な消費電力の節約を達成
することができる電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の実施の形態を示す回路構成
図、
【図2】従来の電源装置を説明する構成図。
【符号の説明】
44:主電源回路 50:副電源回路 51:バックアップ電源 54:制御回路 58:スタンバイ回路部 60:スイッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンバイ回路及び他の負荷回路を有す
    る電気機器において、交流電源からの電圧を整流する手
    段を含み、前記負荷回路用の所定の直流電圧及び前記ス
    タンバイ回路用の第1の直流電圧を生成する主電源回路
    と、前記交流電源と前記主電源回路との間に配置された
    待機用電源スイッチと、前記交流電源に接続され、通常
    動作の第1のモードと省電力動作の第2のモードとで動
    作可能であり、前記第1のモードにおいて第2の直流電
    圧を生成する副電源回路と、前記第1の直流電圧または
    前記第2の直流電圧によって充電されるバックアップ電
    源と、前記待機用電源スイッチのオン時に前記第1の直
    流電圧を前記スタンバイ回路及び前記バックアップ電源
    に供給する第1の手段と、前記待機用電源スイッチのオ
    フ時に、前記バックアップ電源の電圧が所定値以下のと
    きには前記副電源回路を第1のモードで動作させ前記第
    2の直流電圧を前記スタンバイ回路及び前記バックアッ
    プ電源に供給し、前記バックアップ電源の電圧が所定値
    以上のときには前記副電源回路を第2のモードで動作さ
    せ前記バックアップ電源からの電圧を前記スタンバイ回
    路に供給する第2の手段とを具備してなることを特徴と
    する電源装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の手段は、前記バックアップ電
    源の電圧と所定の基準電圧とを比較する比較回路と、前
    記比較回路の比較結果に応答して、前記バックアップ電
    源の電圧が前記基準電圧以下のときには前記副電源回路
    を第1のモードで動作させ、前記基準電圧以上のときに
    は前記副電源回路を第2のモードで動作させる副電源制
    御回路と、前記副電源回路と前記バックアップ電源との
    間に接続された逆流阻止用の単方向導通手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記副電源回路は、間欠発振手段を有
    し、前記第2のモード時には間欠発振周波数を低下する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の電源装置。
JP11141545A 1999-05-21 1999-05-21 電源装置 Pending JP2000333385A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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