JP4626369B2 - バッテリユニット - Google Patents

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Description

充放電可能な二次電池と、例えば保護回路などの周辺回路とを備えたバッテリユニットに関する。
リチウムイオン二次電池などの二次電池は過充電,過放電,過熱等によって、最悪の場合には異常発熱して破裂する虞があるため、二次電池等からエネルギー供給を得る電源装置においては、その安全性を確保するための保護回路が二次電池に接続されている。例えば特許文献1には、過放電保護回路と過充電保護回路の両者を備えた二次電池パックが開示されている。
図5は、前記電源装置等に装着される例えばリチウムイオン二次電池やその保護回路を内蔵したバッテリユニットの概略回路構成を示す回路図である。バッテリユニット1は、例えばUPS(無停電電源装置)などの二次電池等からエネルギー供給を得る電源装置の本体2に接続されている。なお、図中、本体2及びバッテリユニット1のGNDラインについては省略している。
バッテリユニット1内には、二次電池としてのバッテリ3の他、その周辺回路として制御回路10,保護回路11,補助電源12などが備えられている。本体2に接続された接続端子4とバッテリ3の正極との間には、例えばトランジスタなどからなるドロッパー用制御素子5とダイオード6と充電スイッチ13と放電スイッチ7との直列回路が接続されており、この直列回路が充電回路として作用する。すなわち、バッテリ3を充電する際に、図示しない制御手段がドロッパー用制御素子5の抵抗成分を変化させることにより、本体2から接続端子4を通じて供給される充電電力に対して定電圧・定電流制御しながらバッテリ3が充電される。当該充電時には接続端子4からバッテリ3方向へ電流が流れるため、ダイオード6はドロッパー用制御素子5ひいては接続端子4側がアノード、充電スイッチ13,放電スイッチ7ひいてはバッテリ3側がカソードとなるよう接続されている。ドロッパー用制御素子5とダイオード6との直列回路には、これらをバイパスするダイオード8が並列接続されており、このダイオード8と充電スイッチ13と放電スイッチ7との直列回路が放電回路として作用する。すなわち、バッテリ3が放電するに際し、ダイオード8がターンオンし、バッテリ3に充電されているバッテリ電力が接続端子4を介して本体2へ供給される。当該放電時にはバッテリ3から接続端子4方向へ電流が流れるため、ダイオード8は充電スイッチ13,放電スイッチ7ひいてはバッテリ3側がアノード、接続端子4側がカソードとなるよう接続されている。
充電スイッチ13及び放電スイッチ7のオン・オフ動作は制御回路10により制御されており、バッテリ3の充電又は放電を可能とするため、バッテリ3が正常であれば充電スイッチ13,放電スイッチ7は常にオンしている。バッテリ3の状態は保護回路11により判断され、その判断結果に応じて制御回路10が充電スイッチ13,放電スイッチ7をオン・オフさせる。具体的には、保護回路11が、充電スイッチ13と放電スイッチ7との接続点から読み込んだ前記充電電力又は前記バッテリ電力の電力情報や、バッテリユニット1内に設けられた図示しない温度センサの温度情報などからバッテリ3ひいてはバッテリユニット1内の異常(バッテリ3への過充電,バッテリ3からの過放電,バッテリユニット1内の過熱等)を判断し、バッテリユニット1内で異常が発生した場合には、制御回路10が充電スイッチ13及び放電スイッチ7をオフする。一方、入力より正常な電圧が印加されている場合には、充電スイッチ13及び放電スイッチ7をオンする。なお、補助電源12は、制御回路10及び保護回路11へ電力供給を行うものである。
特許第2861879号公報
しかし、従来のバッテリーユニット1では、バッテリユニット1が本体2より取り外された状態や、本体2とは接続されているが本体2が動作していない(停止している)状態など、バッテリユニット1が機能していない状態である保存状態において、バッテリ3の自己放電の他、その周辺回路へのリーク電流(回路電流)が多くなり、保存期間が短い等の問題があった。前述のように、放電スイッチ7のオン・オフ動作は制御回路10により制御されており、バッテリ3が正常であれば放電スイッチ7は常にオンしている。そのため、バッテリユニット1の保存時には、自己放電電流Iaの以外にも、放電スイッチ7を経由して、保存時に動作を必要としていない制御回路10,保護回路11,及び補助電源12などの周辺回路にリーク電流Ib,Icが流れてしまう。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、保存状態における二次電池からのリーク電流を低減させるバッテリユニットを提供することを目的とする。
本発明における請求項1のバッテリユニットでは、充放電可能な二次電池と、前記二次電池に接続された周辺回路とを備え、接続端子を通じて供給される充電電力を前記二次電池に充電するために、前記接続端子と前記二次電池の間に、ドロッパー用制御素子と第1のダイオードと充電スイッチと放電スイッチとの直列回路を接続し、前記二次電池の電力を前記接続端子に供給するために、前記ドロッパー用制御素子と前記第1のダイオードとの直列回路に第2のダイオードを並列接続し、前記第1のダイオードは前記接続端子側がアノード、前記二次電池側がカソードとなるよう接続され、前記第2のダイオードは前記二次電池側がアノード、前記接続端子側がカソードとなるよう接続された、バッテリユニットにおいて、前記接続端子と、前記ドロッパー用制御素子と前記第2のダイオードのカソードの接続部との接続ラインに発生する第1検出電圧Vaと、前記放電スイッチと前記充電スイッチとの接続ラインに発生する第2検出電圧Vbとをその入力とする充電検出部と、同様に前記第1検出電圧Vaと前記第2検出電圧Vbとをその入力とする放電検出部と、前記二次電池を前記周辺回路から切り離す開閉手段と、を備え、前記第2のダイオードの順方向降下電圧をVfとした時、前記充電検出部はVa≦Vbの場合に、前記二次電池が充電状態ではないことを検出し、前記放電検出部はVa≧Vb−Vfの場合に、前記二次電池が放電状態ではないないことを検出し、前記開閉手段は、前記充電検出部と前記放電検出とによる検出結果が充電状態ではないかつ放電状態ではない場合を前記保存状態として、前記二次電池を前記周辺回路から切り離すものである。
このようにすると、バッテリユニットが機能しない保存状態では、開閉手段により二次電池が周辺回路から切り離されるため、二次電池から周辺回路へリーク電流が流れることがない。
また、保存状態では、バッテリユニット内のバッテリが充電も放電もしていないことに着目し、バッテリユニットの接続対象に関する接続状況や動作状況にかかわらず、バッテリの充放電状態から容易に保存状態を判断することができる。
本発明の請求項1によると、保存状態において必要としない周辺回路からバッテリを切り離すことでリーク電流を少なくすることができ、ひいてはバッテリの保存期間を延ばすこともできる。
また、接続対象の状態を直接検出しなくても、バッテリユニット側の充放電状態から容易に保存状態を判断することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明におけるバッテリユニットの好ましい各実施例を説明する。なお、従来例と同一箇所には同一符号を付し、共通する部分の説明は重複するため極力省略する。
図1は、本第1実施例におけるバッテリユニットの回路構成概略を示す回路図である。バッテリユニット1は、例えばUPSなどの本体2に接続されており、内部の基本構成は従来例と略同様である。すなわち、バッテリユニット1はバッテリ3,制御回路10,保護回路11,補助電源12などを備え、接続端子4とバッテリ3の正極との間は、ドロッパー用制御素子5とダイオード6と充電スイッチ13と放電スイッチ7との直列回路が接続され、ドロッパー用制御素子5とダイオード6との直列回路には、ダイオード8が並列接続されている。なお、20は、回路上等価的に存在する充電スイッチ13のオン抵抗である。
充電スイッチ13と放電スイッチ7のオン・オフ動作は制御回路10により制御されるが、本第1実施例では保護回路11がバッテリユニット1の異常を判断した場合のみならず、充電状態でもなく放電状態でもない保存(保管)状態を検出し、放電スイッチ7をオフするように構成されている。バッテリ3の充電状態は充電検出器21により検出される。充電検出器21は、接続端子4とドロッパー用制御素子5(又はダイオード8のカソード)との接続ラインに発生する第1検出電圧Vaと、放電スイッチ7と充電スイッチ13との接続ラインに発生する第2検出電圧Vbとをその入力としている。一方、バッテリ3の放電状態は放電検出器22により検出される。放電検出器22は、充電検出器21と同様となる、第1検出電圧Vaと、第2検出電圧Vbとをその入力としている。つまり、充電検出器21と放電検出器22とは、同じ入力を用いて、後述する検出条件に従い充電状態又は放電状態を判別する。充電検出器21は充電状態ではないことを検出するとHレベルを出力する一方、放電検出器22は放電状態ではないことを検出するとHレベルを出力する。充電検出器21と放電検出器22の出力はAND回路23に入力されており、充電検出器21と放電検出器22の出力が共にHレベルの時、すなわち充電状態でも放電状態でもない時に、制御回路10へ保存状態検出信号を出力する。もちろん、これらの出力レベルを逆極性に構成してもよい。
バッテリユニット1の保存状態は、前述したように、バッテリユニット1が本体2より取り外された状態や、本体2とは接続されているが本体2が動作していない状態であるため、バッテリユニット1内のバッテリ3は充電も放電もしていない。本第1実施例では、この充電も放電もしていない状態を保存状態とみなして、本体2に関する接続状況や動作状況にかかわらず、バッテリ3の充放電状態から保存状態を判断している。従って、本体2の状態を直接検出しなくても、バッテリユニット1側の充放電状態から容易に保存状態を判断することができる。
次に、充電検出器21及び放電検出器22での状態検出について、バッテリ3の充放電動作と共に説明する。
バッテリ3の充電動作時には、本体2からバッテリユニット1へ電力供給が行われるため、ダイオード8がターンオフし、ドロッパー用制御素子5とダイオード6と充電スイッチ13のオン抵抗20とからなる直列回路を電流が流れる。このとき、ドロッパー用制御素子5とダイオード6と充電スイッチ13のオン抵抗20とによる電圧降下から、第1検出電圧Vaと第2検出電圧Vbとの間にはVa>Vbという関係が成立する。この関係を用いて、充電検出器21は、第1検出電圧Vaと第2検出電圧Vbとを逐次比較して、充電条件Va>Vbが成立した場合には充電状態としてLレベルを出力し、当該充電条件が成立しない場合(Va≦Vb)には充電状態ではないとしてHレベルを出力する。
一方、バッテリ3の放電時には、バッテリユニット1から本体2へ電力供給が行われるため、ダイオード6がターンオフし、ダイオード8からなる直列回路を電流が流れる。このとき、充電スイッチ13のオン抵抗20とダイオード8による電圧降下から、ダイオード8の順方向降下電圧をVf、充電スイッチ13のオン抵抗20の抵抗値をRとすると、Va=Vb−(Vf+Io*R)となる。これに対し保存時の放電電流Io(リーク電流Ic)は、放電時に対し無視できる電流値のため、Va=Vb−Vfになる。放電状態ではVa=Vb−(Vf+Io*R)<Vb−Vfであり、保存状態ではVa=Vb−Vfとなり、充電状態ではVa>Vb>Vb−Vfとなることから、Va<Vb−Vfが放電条件となる。この関係を用いて、放電検出器22は、第1検出電圧Vaと第2検出電圧Vbとを逐次比較して、放電条件Va<Vb−Vfが成立した場合には放電状態としてLレベルを出力し、当該充電条件が成立しない場合(Va≧Vb−Vf)には放電状態ではないとしてHレベルを出力する。
このようにして、充電検出器21において充電状態ではないことを検出し、放電検出器22で放電状態ではないことを検出し、AND回路23により充電検出器21と放電検出器22の出力のAND(論理積)を取り、制御回路10へ保存状態検出信号を出力する。そして、制御回路10が、充電状態でもなく放電状態でもない状態である保存状態となっている間、放電スイッチ7をオフする。この保存状態に放電スイッチ7をオフすることにより、保存状態において必要としない保護回路11等の周辺回路からバッテリ3を電気的に切り離すことでリーク電流を少なくすることができ、ひいてはバッテリ3の保存期間を延ばすこともできる。バッテリ3の保存期間が長くなることで、再補充電等の作業間隔も長くなり、またその回数も減ることとなる。
以上のように本実施例では、充放電可能な二次電池としてのバッテリ3と、バッテリ3に接続された周辺回路に相当する保護回路11,補助電源12等とを備えたバッテリユニット1において、バッテリ3が保存状態である時に、バッテリ3を保護回路11,補助電源12等から切り離す開閉手段に相当する放電スイッチ7(制御回路10)を設けている。
このようにすると、バッテリユニット1が機能しない保存状態では、放電スイッチ7によりバッテリ3が保護回路11,補助電源12等から切り離されるため、バッテリ3から保護回路11,補助電源12等へリーク電流が流れることがない。従って、保存状態において必要としない周辺回路からバッテリを切り離すことでリーク電流を少なくすることができ、ひいてはバッテリの保存期間を延ばすこともできる。
また本実施例のバッテリユニット1では、バッテリ3の充電状態を検出する充電検出部としての充電検出器21と、バッテリ3の放電状態を検出する放電検出部としての放電検出器22とを備え、放電スイッチ7は、充電検出器21と放電検出器22とによる検出結果が充電状態ではないかつ放電状態ではない場合を前記保存状態として、バッテリ3を保護回路11,補助電源12等から切り離すものである。
保存状態では、バッテリユニット1内のバッテリ3が充電も放電もしていないことに着目し、バッテリユニット1の接続対象となる本体2に関する接続状況や動作状況にかかわらず、バッテリ3の充放電状態から容易に保存状態を判断することができる。従って、本体2の状態を直接検出しなくても、バッテリユニット1側の充放電状態から容易に保存状態を判断することができる。
図2は、本第2実施例におけるバッテリユニットの回路構成概略を示す回路図である。バッテリユニット1は、例えばUPSなどの本体2に接続されており、内部の基本構成は従来例と略同様である。すなわち、バッテリユニット1はバッテリ3,制御回路10,保護回路11,補助電源12などを備え、接続端子4とバッテリ3の正極との間は、ドロッパー用制御素子5とダイオード6と充電スイッチ13と放電スイッチ7との直列回路が接続され、ドロッパー用制御素子5とダイオード6との直列回路には、ダイオード8が並列接続されている。
充電スイッチ13及び放電スイッチ7のオン・オフ動作は制御回路10により制御されるが、本第2実施例では保護回路11がバッテリユニット1の異常を判断した場合のみならず、バッテリユニット1の入力と連動してオン・オフ動作が行われるように構成されている。具体的には、補助電源12に、本体2からの入力と連動する信号或いはこれに連動する出力電圧を得ることで補助電源12が起動するように設定された入力連動手段12aを設け、一方、制御回路10には、補助電源12と連動して放電スイッチ7を動作させる電源連動手段10aを設けている。そうすることで、当該入力と放電スイッチ7を連動させることができる。入力の検出は、本体2からバッテリユニット1へ送信されるようにしてもよいし、バッテリユニット1側で入力の電圧レベルを監視するようにしてもよい。保存状態時は、当該入力がないため、放電スイッチ7も連動してオフする。従って、保存時においては、補助電源12,保護回路11等からバッテリ3が電気的に切り離され、バッテリ3からこれらへ流れる回路電流(リーク電流)を遮断することができる。
以上のように本実施例のバッテリユニット1では、放電スイッチ7は、入力の有無に連動し、当該入力がない場合を前記保存状態として、バッテリ3を保護回路11,補助電源12等から切り離すものである。
このようにすると、バッテリユニット1の接続対象となる本体2がバッテリユニット1を作動させるための入力の有無から容易に保存状態を判断することができる。従って、バッテリユニット1側の入力の有無から容易に保存状態を判断することができる。
図3は、本第3実施例におけるバッテリユニットの回路構成概略を示す回路図である。バッテリユニット1は、例えばUPSなどの本体2に接続されており、内部の基本構成は従来例と略同様である。すなわち、バッテリユニット1はバッテリ3,制御回路10,保護回路11,補助電源12などを備え、接続端子4とバッテリ3の正極との間は、ドロッパー用制御素子5とダイオード6と充電スイッチ13と放電スイッチ7との直列回路が接続され、ドロッパー用制御素子5とダイオード6との直列回路には、ダイオード8が並列接続されている。
充電スイッチ13と放電スイッチ7のオン・オフ動作は制御回路10により制御されるが、本第3実施例では保護回路11がバッテリユニット1の異常を判断した場合のみならず、バッテリユニット1の入力断状態(バッテリ3の放電状態)が所定時間よりも長く継続した場合に、放電スイッチ7をオフするように構成されている。本体2側で例えば停電などが発生すると、バッテリユニット1の動作が充電から放電に切換えられるため、本体2からの入力(充電電力の供給)が遮断され、バッテリユニット1は入力断状態となる。そして、バッテリユニット1の放電動作が開始されるが、当該放電時間は、バッテリ3の容量に応じて決まる最大放電時間に制限される。この最大放電時間が経過した後は、負荷に必要な電圧が得られないレベルまでバッテリ3の放電能力が低下しているため、このときに放電スイッチ7をオフさせても動作上何ら問題ない。そこで、本第3実施例のバッテリユニット1は、バッテリ3の放電状態を入力断状態として検出し、この放電状態が所定の最大放電時間よりも長く継続した場合には、放電スイッチ7をオフさせ、バッテリ3の無駄な電力消費を防止する低消費モードに移行するよう構成されている。もちろん、本体2から入力断信号を受け取ることにより、入力断状態を直接検出して、この入力断状態が所定の最大放電時間よりも長く継続した場合に、放電スイッチ7をオフさせるよう構成してもよい。
具体的には、バッテリ3の放電状態を検出する放電検出器25と、当該放電状態の継続を計時するタイマ手段10bとを設けている。放電検出器25は、接続端子4とドロッパー用制御素子5(又はダイオード8のカソード)との接続ラインに発生する第1検出電圧Vaと、放電スイッチ7と充電スイッチ13との接続ラインに発生する第2検出電圧Vbとをその入力とし、放電状態を検出するとHレベル(又はLレベル)を出力する。もちろん、出力レベルを逆極性に構成してもよい。バッテリ3の放電動作時には、前述したように、第1検出電圧Vaと第2検出電圧Vbとの間にはVa<Vbという関係が成立する。この関係を用いて、放電検出器25は、第1検出電圧Vaと第2検出電圧Vbとを逐次比較して、放電条件Va<Vbが成立した場合には放電状態としてHレベルを出力し、当該放電条件が成立しない場合(Va≧Vb)には放電状態ではないとしてLレベルを出力する。一方、制御回路10に設けられたタイマ手段10bは、放電検出器25の検出信号を受けて、放電状態の継続時間を計時する。
次にバッテリユニット1が低消費モードへの移行動作について、図4を参照しながら説明する。
本体2に停電が発生し、バッテリユニット1が入力断となると、バッテリ3の放電が開始する。当該放電により、放電条件Va<Vbが満たされ、放電検出器25がHレベルの検出信号を出力する。タイマ手段10bは、放電検出器25の検出信号の立上がりエッジをトリガとして、放電状態の継続時間を計時する。タイマ手段10bには、最大放電時間tbよりも長いタイムアップ時間tuが設定されており、タイムアップ時間tuまで計時すると、当該計時時間をリセットすると共に、放電スイッチ7をオフさせ、低消費モードに移行する。なお、このタイマ手段10bの計時時間は、放電スイッチ7のオフ前に、入力が復電した場合には、リセットされる。
以上のように本実施例のバッテリユニット1では、放電スイッチ7は、入力断状態としてのバッテリ3の放電状態が所定時間としての最大放電時間tbよりも長く継続した場合に、バッテリ3を前記周辺回路から切り離すものである。
このようにすると、長時間の放電によるバッテリ3の放電能力低下後において、バッテリ3の無駄な電力消費を防止することができる。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。バッテリユニット1を本体2から取り外した際に、バッテリ3が周辺回路から機構的に切り離されるようにしてもよい。上記各実施例では、放電スイッチ7等の素子をバッテリ3の正極側ラインに接続しているが、負極側ラインに接続してもよいことは言うまでもない。
本発明の第1実施例におけるバッテリユニットの内部構成概略を示す回路図である。 本発明の第2実施例におけるバッテリユニットの内部構成概略を示す回路図である。 本発明の第3実施例におけるバッテリユニットの内部構成概略を示す回路図である。 同上、バッテリユニット各部の動作を示すタイミング図である。 従来例におけるバッテリユニットの内部構成概略を示す回路図である。
1 バッテリユニット
3 バッテリ(二次電池)
4 接続端子
5 ドロッパー用制御素子
6 ダイオード(第1のダイオード)
7 放電スイッチ(開閉手段)
8 ダイオード(第2のダイオード)
10 制御回路(開閉手段)
11 保護回路(周辺回路)
12 補助電源(周辺回路)
13 充電スイッチ(開閉手段)
21 充電検出器(充電検出部)
22 放電検出器(放電検出部)

Claims (1)

  1. 充放電可能な二次電池と、前記二次電池に接続された周辺回路とを備え、
    接続端子を通じて供給される充電電力を前記二次電池に充電するために、前記接続端子と前記二次電池の間に、ドロッパー用制御素子と第1のダイオードと充電スイッチと放電スイッチとの直列回路を接続し、
    前記二次電池の電力を前記接続端子に供給するために、前記ドロッパー用制御素子と前記第1のダイオードとの直列回路に第2のダイオードを並列接続し、
    前記第1のダイオードは前記接続端子側がアノード、前記二次電池側がカソードとなるよう接続され、前記第2のダイオードは前記二次電池側がアノード、前記接続端子側がカソードとなるよう接続された、バッテリユニットにおいて、
    前記接続端子と、前記ドロッパー用制御素子と前記第2のダイオードのカソードの接続部との接続ラインに発生する第1検出電圧Vaと、前記放電スイッチと前記充電スイッチとの接続ラインに発生する第2検出電圧Vbとをその入力とする充電検出部と、同様に前記第1検出電圧Vaと前記第2検出電圧Vbとをその入力とする放電検出部と、前記二次電池を前記周辺回路から切り離す開閉手段と、を備え、
    前記第2のダイオードの順方向降下電圧をVfとした時、
    前記充電検出部はVa≦Vbの場合に、前記二次電池が充電状態ではないことを検出し、前記放電検出部はVa≧Vb−Vfの場合に、前記二次電池が放電状態ではないないことを検出し、前記開閉手段は、前記充電検出部と前記放電検出とによる検出結果が充電状態ではないかつ放電状態ではない場合を前記保存状態として、前記二次電池を前記周辺回路から切り離すものであることを特徴とするバッテリユニット。
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