JP2002315319A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
- Publication number
- JP2002315319A JP2002315319A JP2001115024A JP2001115024A JP2002315319A JP 2002315319 A JP2002315319 A JP 2002315319A JP 2001115024 A JP2001115024 A JP 2001115024A JP 2001115024 A JP2001115024 A JP 2001115024A JP 2002315319 A JP2002315319 A JP 2002315319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- output
- load
- switching
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチング電源装置において、無負荷時に
おける入力電力の削減が求められているが、従来は、
０．１Ｗ程度まで低減することが限界であった。 【解決手段】 負荷検出手段により負荷接続を検出し、
電源部をＯＮ・ＯＦＦ制御することにより、負荷が接続
されていない待機状態においては待機電力をゼロに近づ
けることができる優れたスイッチング電源装置を提供で
きる。
おける入力電力の削減が求められているが、従来は、
０．１Ｗ程度まで低減することが限界であった。 【解決手段】 負荷検出手段により負荷接続を検出し、
電源部をＯＮ・ＯＦＦ制御することにより、負荷が接続
されていない待機状態においては待機電力をゼロに近づ
けることができる優れたスイッチング電源装置を提供で
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＲＣＣ（リンギン
グチョークコンバータ）スイッチング方式の電源装置に
関するものである。
グチョークコンバータ）スイッチング方式の電源装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、自励式リンギングチョークコンバ
ータ回路を搭載したＡＣアダプタに代表されるＡＣ−Ｄ
Ｃ変換装置（以下、スイッチング電源装置という）で
は、入力電力の省電力化を実現する為、出力負荷の無い
無負荷時にメイントランジスタのスイッチングを安定さ
せてスイッチング電源装置の出力を安定させているスイ
ッチング制御安定用負荷抵抗を搭載せずスイッチングト
ランジスタの周辺部品定数を設定する事で出力負荷の無
い無負荷時にメイントランジスタのスイッチングを安定
させることにより入力電力の省電力化を計っている構成
が多い。以下、図面を参考にしながら上述したようなス
イッチング回路構成について説明する。図３において、
１はＡＣ電源、２は整流部、３は平滑部であり、この電
源１〜平滑部３により電源部が形成されている。４はス
イッチングトランス、５はメイントランジスタ、６は出
力電流整流ダイオード、７は出力平滑コンデンサ、８は
出力電流検出抵抗、９は出力電流検出手段、１０は出力
電圧検出手段、１１は出力伝達回路部、１２はサブトラ
ンジスタ、１３は出力電流、１４は出力電圧、１５は逆
流防止用ダイオード、１６は充電制御マイコン、１７は
スイッチング安定用コンデンサである。
ータ回路を搭載したＡＣアダプタに代表されるＡＣ−Ｄ
Ｃ変換装置（以下、スイッチング電源装置という）で
は、入力電力の省電力化を実現する為、出力負荷の無い
無負荷時にメイントランジスタのスイッチングを安定さ
せてスイッチング電源装置の出力を安定させているスイ
ッチング制御安定用負荷抵抗を搭載せずスイッチングト
ランジスタの周辺部品定数を設定する事で出力負荷の無
い無負荷時にメイントランジスタのスイッチングを安定
させることにより入力電力の省電力化を計っている構成
が多い。以下、図面を参考にしながら上述したようなス
イッチング回路構成について説明する。図３において、
１はＡＣ電源、２は整流部、３は平滑部であり、この電
源１〜平滑部３により電源部が形成されている。４はス
イッチングトランス、５はメイントランジスタ、６は出
力電流整流ダイオード、７は出力平滑コンデンサ、８は
出力電流検出抵抗、９は出力電流検出手段、１０は出力
電圧検出手段、１１は出力伝達回路部、１２はサブトラ
ンジスタ、１３は出力電流、１４は出力電圧、１５は逆
流防止用ダイオード、１６は充電制御マイコン、１７は
スイッチング安定用コンデンサである。
【０００３】スイッチング電源装置の出力電流及び出力
電圧の制御方法は、電源１より供給されたＡＣ入力電圧
を整流部２及び平滑部３により直流電源に変換し、その
直流電源をメイントランジスタ５のスイッチングによっ
てパルス変換してスイッチングトランス４へ供給する事
により出力側回路部へ出力している。スイッチング電源
装置の出力電流１３及び出力電圧１４を出力電流検出手
段９及び出力電圧検出手段１０にて検出し、その検出結
果出力を出力伝達回路部１１へ出力してサブトランジス
タ１２の制御を行う事によりメイントランジスタ５のス
イッチングコントロールを行いスイッチング電源装置の
出力電流１３及び出力電圧１４の出力を安定させる制御
を行っている。また、出力側回路部のスイッチング安定
用コンデンサ１７の容量を調整する事により出力負荷の
無い無負荷時はメイントランジスタ５のスイッチングを
間欠発振とすることで出力負荷のない無負荷時には入力
電力の省電力化を行っていた。
電圧の制御方法は、電源１より供給されたＡＣ入力電圧
を整流部２及び平滑部３により直流電源に変換し、その
直流電源をメイントランジスタ５のスイッチングによっ
てパルス変換してスイッチングトランス４へ供給する事
により出力側回路部へ出力している。スイッチング電源
装置の出力電流１３及び出力電圧１４を出力電流検出手
段９及び出力電圧検出手段１０にて検出し、その検出結
果出力を出力伝達回路部１１へ出力してサブトランジス
タ１２の制御を行う事によりメイントランジスタ５のス
イッチングコントロールを行いスイッチング電源装置の
出力電流１３及び出力電圧１４の出力を安定させる制御
を行っている。また、出力側回路部のスイッチング安定
用コンデンサ１７の容量を調整する事により出力負荷の
無い無負荷時はメイントランジスタ５のスイッチングを
間欠発振とすることで出力負荷のない無負荷時には入力
電力の省電力化を行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、ス
イッチングを間欠発振させる事により消費電力を軽減し
ても、無負荷時の出力電圧の継続ならびに充電制御マイ
コンへの電源供給分は必ず必要となり、大幅な入力消費
電力の削減が出来ず、ある程度の限界が発生する。
イッチングを間欠発振させる事により消費電力を軽減し
ても、無負荷時の出力電圧の継続ならびに充電制御マイ
コンへの電源供給分は必ず必要となり、大幅な入力消費
電力の削減が出来ず、ある程度の限界が発生する。
【０００５】しかしながら、昨今、環境への配慮などの
理由により、更なる省電力化、待機電力の削減が求めら
れているが、上記従来のメイントランジスタの間欠発振
周波数は自励式リンギングチョークコンバータ方式電源
のため１次―２次の伝達係数のみで設定され部品定数の
設定では大きく変更する事ができず、出力負荷のない無
負荷時の入力電力はあるレベル以下に減少させる事は不
可能であった。具体的には、無負荷時のパルス周期を２
００〜３００マイクロ秒程度にするのが限界であり、そ
れ以上周期を長くすることはできなかった。このため、
無負荷時における入力電力は、０．１Ｗ程度まで低減す
ることが限界であった。
理由により、更なる省電力化、待機電力の削減が求めら
れているが、上記従来のメイントランジスタの間欠発振
周波数は自励式リンギングチョークコンバータ方式電源
のため１次―２次の伝達係数のみで設定され部品定数の
設定では大きく変更する事ができず、出力負荷のない無
負荷時の入力電力はあるレベル以下に減少させる事は不
可能であった。具体的には、無負荷時のパルス周期を２
００〜３００マイクロ秒程度にするのが限界であり、そ
れ以上周期を長くすることはできなかった。このため、
無負荷時における入力電力は、０．１Ｗ程度まで低減す
ることが限界であった。
【０００６】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、スイッチング電源装置において二次電池接続のない
無負荷時はスイッチング電源を完全にＯＦＦとし消費電
力を限りなくゼロに近づけることを目的とする。
で、スイッチング電源装置において二次電池接続のない
無負荷時はスイッチング電源を完全にＯＦＦとし消費電
力を限りなくゼロに近づけることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスイッチング電源装置は、直流電源を供給す
る電源部と、前記電源部からの電源をパルス変換するメ
イントランジスタと、このパルス電源が印加されるスイ
ッチングトランスと、前記スイッチングトランスからの
出力電流を検出する出力電流検出部と、前記スイッチン
グトランスからの出力電圧を検出する出力電圧検出手段
と、前記出力電流検出部からの出力及び前記出力電圧検
出手段からの出力を入力とする充電制御部と、前記充電
制御部からの出力を受け前記メイントランジスタの制御
を行うサブトランジスタとを備えたスイッチング電源装
置であり、負荷が接続されていない際は前記電源部をＯ
ＦＦとすることにより待機電力を削減することができる
ことを特徴とするものである。
に本発明のスイッチング電源装置は、直流電源を供給す
る電源部と、前記電源部からの電源をパルス変換するメ
イントランジスタと、このパルス電源が印加されるスイ
ッチングトランスと、前記スイッチングトランスからの
出力電流を検出する出力電流検出部と、前記スイッチン
グトランスからの出力電圧を検出する出力電圧検出手段
と、前記出力電流検出部からの出力及び前記出力電圧検
出手段からの出力を入力とする充電制御部と、前記充電
制御部からの出力を受け前記メイントランジスタの制御
を行うサブトランジスタとを備えたスイッチング電源装
置であり、負荷が接続されていない際は前記電源部をＯ
ＦＦとすることにより待機電力を削減することができる
ことを特徴とするものである。
【０００８】具体的には、負荷を検出する負荷検出手段
を備え、負荷が接続されていない際は前記負荷検出手段
が前記電源部をＯＦＦとすることにより待機電力を削減
することを特徴とするものである。
を備え、負荷が接続されていない際は前記負荷検出手段
が前記電源部をＯＦＦとすることにより待機電力を削減
することを特徴とするものである。
【０００９】その負荷検出手段としては、負荷である電
池電圧を検出する電池電圧伝達回路部と前記電池電圧伝
達回路部からの出力を受け電源部をＯＦＦとするスイッ
チ手段や、フォトＭＯＳリレーからなるものを適宜選択
することができる。
池電圧を検出する電池電圧伝達回路部と前記電池電圧伝
達回路部からの出力を受け電源部をＯＦＦとするスイッ
チ手段や、フォトＭＯＳリレーからなるものを適宜選択
することができる。
【００１０】また、その待機状態において、負荷が接続
された際には負荷検出手段により電源部をＯＮとするこ
とにより負荷への電力供給を行うことを特徴とするもの
である。
された際には負荷検出手段により電源部をＯＮとするこ
とにより負荷への電力供給を行うことを特徴とするもの
である。
【００１１】これにより、待機電力を限りなくゼロに近
づけることができると共に、負荷接続された場合には通
常の制御を行うことにより、必要とされる電力供給を行
うことができる。
づけることができると共に、負荷接続された場合には通
常の制御を行うことにより、必要とされる電力供給を行
うことができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図１、２を用いて本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図１において、１
はＡＣ電源、２は整流部、３は平滑部であり、このＡＣ
電源１〜平滑部３により電源部が形成されている。４は
スイッチングトランス、５はメイントランジスタ、６は
出力電流整流ダイオード、７は出力平滑コンデンサ、８
は出力電流検出抵抗、９は出力電流検出手段であり、出
力電流検出部はこの出力電流検出抵抗８と出力電流検出
手段９からなる。１０は出力電圧検出手段、１１は出力
伝達回路部、１２はサブトランジスタ、１３は出力電
流、１４は出力電圧、１５は逆流防止用ダイオード、１
６は充電制御マイコン、１７はスイッチング安定用コン
デンサ、１８はスイッチ手段、１９は電池電圧伝達回路
部である。充電制御部は出力伝達回路部１１と充電制御
マイコン１６とからなる。図１の構成において、負荷検
出手段はスイッチ手段１８と電池電圧伝達回路部１９と
からなる。
実施の形態について詳細に説明する。図１において、１
はＡＣ電源、２は整流部、３は平滑部であり、このＡＣ
電源１〜平滑部３により電源部が形成されている。４は
スイッチングトランス、５はメイントランジスタ、６は
出力電流整流ダイオード、７は出力平滑コンデンサ、８
は出力電流検出抵抗、９は出力電流検出手段であり、出
力電流検出部はこの出力電流検出抵抗８と出力電流検出
手段９からなる。１０は出力電圧検出手段、１１は出力
伝達回路部、１２はサブトランジスタ、１３は出力電
流、１４は出力電圧、１５は逆流防止用ダイオード、１
６は充電制御マイコン、１７はスイッチング安定用コン
デンサ、１８はスイッチ手段、１９は電池電圧伝達回路
部である。充電制御部は出力伝達回路部１１と充電制御
マイコン１６とからなる。図１の構成において、負荷検
出手段はスイッチ手段１８と電池電圧伝達回路部１９と
からなる。
【００１３】スイッチング電源装置の出力電流及び出力
電圧の制御方法は、ＡＣ電源１より供給されたＡＣ入力
電圧を整流部２及び平滑部３により直流電源に変換し、
その直流電源をメイントランジスタ５のスイッチングに
よってパルス変換してスイッチングトランス４へパルス
電源を供給することにより出力側回路部へ出力し、スイ
ッチング電源装置の出力電流１３及び出力電圧１４を出
力電流検出手段９及び出力電圧検出手段１０にて検出
し、その検出結果出力を充電制御部へ出力してサブトラ
ンジスタ１２の制御を行うことによりメイントランジス
タ５のスイッチングを行いスイッチング電源装置の出力
電流１３及び出力電圧１４の出力制御を行っている。
電圧の制御方法は、ＡＣ電源１より供給されたＡＣ入力
電圧を整流部２及び平滑部３により直流電源に変換し、
その直流電源をメイントランジスタ５のスイッチングに
よってパルス変換してスイッチングトランス４へパルス
電源を供給することにより出力側回路部へ出力し、スイ
ッチング電源装置の出力電流１３及び出力電圧１４を出
力電流検出手段９及び出力電圧検出手段１０にて検出
し、その検出結果出力を充電制御部へ出力してサブトラ
ンジスタ１２の制御を行うことによりメイントランジス
タ５のスイッチングを行いスイッチング電源装置の出力
電流１３及び出力電圧１４の出力制御を行っている。
【００１４】二次電池が接続されておらず出力負荷の無
い無負荷時においては電池電圧が発生していないため電
池電圧伝達回路部１９にはその情報が入力される。この
入力情報を受け、電池電圧伝達回路部１９はスイッチ手
段１８をＯＦＦとする。これによりＡＣ電源１を遮断す
ることにより電源部を完全にＯＦＦとし、待機電力をゼ
ロとすることができる。
い無負荷時においては電池電圧が発生していないため電
池電圧伝達回路部１９にはその情報が入力される。この
入力情報を受け、電池電圧伝達回路部１９はスイッチ手
段１８をＯＦＦとする。これによりＡＣ電源１を遮断す
ることにより電源部を完全にＯＦＦとし、待機電力をゼ
ロとすることができる。
【００１５】また、スイッチング電源装置が待機状態に
ある際に、二次電池が接続された場合には電池電圧が発
生するため、その情報を電池電圧伝達回路部１９が受
け、スイッチ手段１８をＯＮとすることにより、ＡＣ電
源１からの電源供給が再開され、電源部で直流変換し、
メイントランジスタのスイッチング制御によりパルス変
換してスイッチングトランスへ電力供給を行う通常の制
御を行うことができる。
ある際に、二次電池が接続された場合には電池電圧が発
生するため、その情報を電池電圧伝達回路部１９が受
け、スイッチ手段１８をＯＮとすることにより、ＡＣ電
源１からの電源供給が再開され、電源部で直流変換し、
メイントランジスタのスイッチング制御によりパルス変
換してスイッチングトランスへ電力供給を行う通常の制
御を行うことができる。
【００１６】次に図２を用いて他の実施の形態を説明す
る。図２において、１はＡＣ電源、２は整流部、３は平
滑部であり、このＡＣ電源１〜平滑部３により電源部が
形成されている。４はスイッチングトランス、５はメイ
ントランジスタ、６は出力電流整流ダイオード、７は出
力平滑コンデンサ、８は出力電流検出抵抗、９は出力電
流検出手段であり、出力電流検出部はこの出力電流検出
抵抗８と出力電流検出手段９からなる。１０は出力電圧
検出手段、１１は出力伝達回路部、１２はサブトランジ
スタ、１３は出力電流、１４は出力電圧、１５は逆流防
止用ダイオード、１６は充電制御マイコン、１７はスイ
ッチング安定用コンデンサ、２０は電流制御抵抗、２１
は負荷検出手段であるフォトＭＯＳリレーである。充電
制御部は出力伝達回路部１１と充電制御マイコン１６と
からなる。
る。図２において、１はＡＣ電源、２は整流部、３は平
滑部であり、このＡＣ電源１〜平滑部３により電源部が
形成されている。４はスイッチングトランス、５はメイ
ントランジスタ、６は出力電流整流ダイオード、７は出
力平滑コンデンサ、８は出力電流検出抵抗、９は出力電
流検出手段であり、出力電流検出部はこの出力電流検出
抵抗８と出力電流検出手段９からなる。１０は出力電圧
検出手段、１１は出力伝達回路部、１２はサブトランジ
スタ、１３は出力電流、１４は出力電圧、１５は逆流防
止用ダイオード、１６は充電制御マイコン、１７はスイ
ッチング安定用コンデンサ、２０は電流制御抵抗、２１
は負荷検出手段であるフォトＭＯＳリレーである。充電
制御部は出力伝達回路部１１と充電制御マイコン１６と
からなる。
【００１７】スイッチング電源装置の出力電流及び出力
電圧の制御方法は、ＡＣ電源１より供給されたＡＣ入力
電圧を整流部２及び平滑部３により直流電源に変換し、
その直流電源をメイントランジスタ５のスイッチングに
よってパルス変換してスイッチングトランス４へパルス
電源を供給することにより出力側回路部へ出力し、スイ
ッチング電源装置の出力電流１３及び出力電圧１４を出
力電流検出手段９及び出力電圧検出手段１０にて検出
し、その検出結果出力を充電制御部へ出力してサブトラ
ンジスタ１２の制御を行うことによりメイントランジス
タ５のスイッチングを行いスイッチング電源装置の出力
電流１３及び出力電圧１４の出力制御を行っている。
電圧の制御方法は、ＡＣ電源１より供給されたＡＣ入力
電圧を整流部２及び平滑部３により直流電源に変換し、
その直流電源をメイントランジスタ５のスイッチングに
よってパルス変換してスイッチングトランス４へパルス
電源を供給することにより出力側回路部へ出力し、スイ
ッチング電源装置の出力電流１３及び出力電圧１４を出
力電流検出手段９及び出力電圧検出手段１０にて検出
し、その検出結果出力を充電制御部へ出力してサブトラ
ンジスタ１２の制御を行うことによりメイントランジス
タ５のスイッチングを行いスイッチング電源装置の出力
電流１３及び出力電圧１４の出力制御を行っている。
【００１８】二次電池が接続されておらず出力負荷の無
い無負荷時においては電池電圧が発生していないためフ
ォトＭＯＳリレー２１はＭＯＳ側がＯＦＦ状態となって
おり、ＡＣ電源１を遮断することにより電源部を完全に
ＯＦＦとし、待機電力をゼロとすることができる。
い無負荷時においては電池電圧が発生していないためフ
ォトＭＯＳリレー２１はＭＯＳ側がＯＦＦ状態となって
おり、ＡＣ電源１を遮断することにより電源部を完全に
ＯＦＦとし、待機電力をゼロとすることができる。
【００１９】また、スイッチング電源装置が待機状態に
ある際に、二次電池が接続された場合には電池電圧が発
生するため、その電池電圧によりフォトＭＯＳリレー２
１のフォトダイオードが発光し、これによりＭＯＳ側が
ＯＮとなり、ＡＣ電源１からの電源供給が再開され、電
源部で直流変換し、メイントランジスタのスイッチング
制御によりパルス変換してスイッチングトランスへ電力
供給を行う通常の制御を行うことができる。
ある際に、二次電池が接続された場合には電池電圧が発
生するため、その電池電圧によりフォトＭＯＳリレー２
１のフォトダイオードが発光し、これによりＭＯＳ側が
ＯＮとなり、ＡＣ電源１からの電源供給が再開され、電
源部で直流変換し、メイントランジスタのスイッチング
制御によりパルス変換してスイッチングトランスへ電力
供給を行う通常の制御を行うことができる。
【００２０】なお、本実施の形態においては、メイント
ランジスタ５を用いているが、これをパワーＭＯＳＦＥ
Ｔとしても良い。
ランジスタ５を用いているが、これをパワーＭＯＳＦＥ
Ｔとしても良い。
【００２１】
【発明の効果】上記発明の実施の形態に示したとおり、
本発明によると、１次―２次の伝達係数のみで設定され
部品定数の設定では大きく変更する事ができないため、
出力負荷のない無負荷時の入力電力はあるレベル以下に
減少させる事は不可能であったという課題を解決し、無
負荷時においては待機電力をゼロとすることができ、昨
今の更なる省電力化、待機電力の削減という市場要求に
答えることができる。
本発明によると、１次―２次の伝達係数のみで設定され
部品定数の設定では大きく変更する事ができないため、
出力負荷のない無負荷時の入力電力はあるレベル以下に
減少させる事は不可能であったという課題を解決し、無
負荷時においては待機電力をゼロとすることができ、昨
今の更なる省電力化、待機電力の削減という市場要求に
答えることができる。
【００２２】その際に、無負荷時からスイッチング電源
装置の出力に負荷が接続され出力電流が発生した時で
も、規定の出力電流を出力できるように、負荷接続され
た後は出力電流及び出力電圧の出力制御を行う通常の制
御方法に切り変えることにより、負荷が接続されていな
い時のみ省電力となり、通常時は必要な電源供給を行う
ことができる待機電力省電力型のスイッチング電源装置
を提供することができる。
装置の出力に負荷が接続され出力電流が発生した時で
も、規定の出力電流を出力できるように、負荷接続され
た後は出力電流及び出力電圧の出力制御を行う通常の制
御方法に切り変えることにより、負荷が接続されていな
い時のみ省電力となり、通常時は必要な電源供給を行う
ことができる待機電力省電力型のスイッチング電源装置
を提供することができる。
【図１】本発明のスイッチング電源装置の構成図
【図２】本発明の他の実施の形態におけるスイッチング
電源装置の構成図
電源装置の構成図
【図３】従来のスイッチング電源装置の構成図
１ ＡＣ電源 ２ 整流部 ３ 平滑部 ４ スイッチングトランス ５ メイントランジスタ ６ 出力電流整流ダイオード ７ 出力平滑コンデンサ ８ 出力電流検出抵抗 ９ 出力電流検出手段 １０ 出力電圧検出手段 １１ 出力伝達回路部 １２ サブトランジスタ １３ 出力電流 １４ 出力電圧 １５ 逆流防止用ダイオード １６ 充電制御マイコン １７ スイッチング安定用コンデンサ １８ スイッチ手段 １９ 電池電圧伝達回路部 ２０ 電流制限抵抗 ２１ フォトＭＯＳリレー
Claims (7)
- 【請求項１】 直流電源を供給する電源部と、前記電源
部からの電源をパルス変換するメイントランジスタと、
このパルス電源が印加されるスイッチングトランスと、
前記スイッチングトランスからの出力電流を検出する出
力電流検出部と、前記スイッチングトランスからの出力
電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記出力電流検出
部からの出力及び前記出力電圧検出手段からの出力を入
力とする充電制御部と、前記充電制御部からの出力を受
け前記メイントランジスタの制御を行うサブトランジス
タとを備えたスイッチング電源装置であり、 負荷が接続されていない際は前記電源部をＯＦＦとする
ことにより待機電力を削減することを特徴とするスイッ
チング電源装置。 - 【請求項２】 待機状態において、負荷が接続された際
に電源部をＯＮとすることにより負荷への電力供給を行
うことを特徴とする請求項１記載のスイッチング電源装
置。 - 【請求項３】 直流電源を供給する電源部と、前記電源
部からの電源をパルス変換するメイントランジスタと、
このパルス電源が印加されるスイッチングトランスと、
前記スイッチングトランスからの出力電流を検出する出
力電流検出部と、前記スイッチングトランスからの出力
電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記出力電流検出
部からの出力及び前記出力電圧検出手段からの出力を入
力とする充電制御部と、前記充電制御部からの出力を受
け前記メイントランジスタの制御を行うサブトランジス
タとを備えたスイッチング電源装置であり、 負荷を検出する負荷検出手段を備え、負荷が接続されて
いない際は前記負荷検出手段が前記電源部をＯＦＦとす
ることにより待機電力を削減することを特徴とするスイ
ッチング電源装置。 - 【請求項４】 負荷検出手段は負荷である電池電圧を検
出する電池電圧伝達回路部と、前記電池電圧伝達回路部
からの出力を受け電源部をＯＦＦとするスイッチ手段と
からなることを特徴とする請求項３記載のスイッチング
電源装置。 - 【請求項５】 待機状態において、負荷が接続された際
には電池電圧伝達回路部からの出力を受けスイッチ手段
が電源部をＯＮとすることにより負荷への電力供給を行
うことを特徴とする請求項４記載のスイッチング電源装
置。 - 【請求項６】 負荷検出手段はフォトＭＯＳリレーから
なることを特徴とする請求項３記載のスイッチング電源
装置。 - 【請求項７】 待機状態において、負荷が接続された際
にはフォトＭＯＳリレーのフォトダイオードの発光によ
りＭＯＳ側をＯＮさせることにより負荷への電力供給を
行うことを特徴とする請求項６記載のスイッチング電源
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115024A JP2002315319A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001115024A JP2002315319A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002315319A true JP2002315319A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18965990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001115024A Pending JP2002315319A (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002315319A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100458463C (zh) * | 2005-10-19 | 2009-02-04 | 台达电子工业股份有限公司 | 待机状态下节省电源消耗的高压检测电路 |
| US7489528B2 (en) | 2002-11-29 | 2009-02-10 | Fujitsu Limited | Power supply control method, current-to-voltage conversion circuit and electronic apparatus |
| JP2010157198A (ja) * | 2008-12-31 | 2010-07-15 | Renbao Computer Industry Co Ltd | 携帯用電子装置およびそのアダプタ |
| JP2013090496A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Toyota Motor Corp | 電気自動車用充電装置 |
| CN108512446A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-07 | 深圳市华宝新能源股份有限公司 | 一种交流电供电装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10322928A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-04 | Sony Corp | 充電装置 |
| JPH11168883A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Fujitsu Ltd | Ｄｃ／ｄｃコンバータ |
| JP2000004583A (ja) * | 1998-06-11 | 2000-01-07 | Sony Corp | スイッチング電源装置およびこれを具備する電子機器 |
| JP2000166233A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-16 | Omron Corp | 電源装置および電源効率改善方法 |
-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001115024A patent/JP2002315319A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10322928A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-04 | Sony Corp | 充電装置 |
| JPH11168883A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Fujitsu Ltd | Ｄｃ／ｄｃコンバータ |
| JP2000004583A (ja) * | 1998-06-11 | 2000-01-07 | Sony Corp | スイッチング電源装置およびこれを具備する電子機器 |
| JP2000166233A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-16 | Omron Corp | 電源装置および電源効率改善方法 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7489528B2 (en) | 2002-11-29 | 2009-02-10 | Fujitsu Limited | Power supply control method, current-to-voltage conversion circuit and electronic apparatus |
| CN100458463C (zh) * | 2005-10-19 | 2009-02-04 | 台达电子工业股份有限公司 | 待机状态下节省电源消耗的高压检测电路 |
| JP2010157198A (ja) * | 2008-12-31 | 2010-07-15 | Renbao Computer Industry Co Ltd | 携帯用電子装置およびそのアダプタ |
| US8531060B2 (en) | 2008-12-31 | 2013-09-10 | Compal Electronics, Inc. | Portable electronic device and adapter thereof |
| TWI413894B (zh) * | 2008-12-31 | 2013-11-01 | Compal Electronics Inc | 可攜帶式電子裝置及其轉接器 |
| JP2013090496A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Toyota Motor Corp | 電気自動車用充電装置 |
| CN108512446A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-07 | 深圳市华宝新能源股份有限公司 | 一种交流电供电装置 |
| CN108512446B (zh) * | 2018-03-30 | 2023-12-22 | 深圳市华宝新能源股份有限公司 | 一种交流电供电装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3664687B2 (ja) | 電源供給制御装置及び電源供給制御装置の電源供給制御方法 | |
| US6549429B2 (en) | Switching-power supply unit for reducing power consumption in a stand-by-mode | |
| JP2956681B2 (ja) | スイッチング電源の切換運転回路 | |
| JP4127399B2 (ja) | スイッチング電源制御用半導体装置 | |
| EP0964503A2 (en) | Arrangement having a switched-mode power supply and a microprocessor | |
| US7830675B2 (en) | Switching power supply device and method of starting the same | |
| EP1479156B1 (en) | Noise reduction in a power converter | |
| JP4093185B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP2007135277A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP4173115B2 (ja) | スイッチング電源制御用半導体装置 | |
| JPH10304658A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP2002315319A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP2001045749A (ja) | スイッチング電源装置およびその動作方法 | |
| JP2001045759A (ja) | 自励式スイッチング電源装置 | |
| JP2004015993A (ja) | 無負荷時省電力電源装置 | |
| JP3422324B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP4386384B2 (ja) | スイッチング電源 | |
| JP2004328837A (ja) | スイッチング電源回路およびこれを備えたスイッチングレギュレータ | |
| JPH11308858A (ja) | スイッチングレギュレータ電源回路 | |
| JP2003244955A (ja) | 画像形成装置における電源装置 | |
| JPH07170730A (ja) | 直流ー直流変換器 | |
| JP4720013B2 (ja) | 電子電気機器 | |
| JP3613145B2 (ja) | Ａｃアダプタ | |
| JP2000350361A (ja) | 人工知能を持つファクシミリの節電装置 | |
| KR100326792B1 (ko) | 정지모드를 이용한 소비전력 절감장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080409 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080513 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091119 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100930 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110301 |