JPH0729713Y2 - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
- Publication number
- JPH0729713Y2 JPH0729713Y2 JP3570189U JP3570189U JPH0729713Y2 JP H0729713 Y2 JPH0729713 Y2 JP H0729713Y2 JP 3570189 U JP3570189 U JP 3570189U JP 3570189 U JP3570189 U JP 3570189U JP H0729713 Y2 JPH0729713 Y2 JP H0729713Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display element
- load
- battery
- power supply
- supply circuit
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 イ．産業上の利用分野 本考案は、例えばハンドクリーナ、電気カミソリ、電動
ブラシ等のように、二次電池を組込んだ充電式機器の電
源回路に係り、特に表示回路の改良に関するものであ
る。
ブラシ等のように、二次電池を組込んだ充電式機器の電
源回路に係り、特に表示回路の改良に関するものであ
る。
ロ．従来の技術 例えば、実開昭58−122366号公報に開示されているよう
に、１個の表示素子を充電表示用及び電池表示用に兼用
することが提案されている。
に、１個の表示素子を充電表示用及び電池表示用に兼用
することが提案されている。
ハ．考案が解決しようとする課題 １個の表示素子を充電表示用及び電池表示用に兼用する
方式の従来の電源回路においては、切替スイッチをON状
態、即ち負荷作動用側にセットされている場合、電池容
量が低下して負荷が作動しないことを気付かず、充電プ
ラグを突出させてコンセントに差込むと表示素子が点灯
するため、充電されていないにもかかわらず、充電され
ているものと判断してしまう不都合があった。
方式の従来の電源回路においては、切替スイッチをON状
態、即ち負荷作動用側にセットされている場合、電池容
量が低下して負荷が作動しないことを気付かず、充電プ
ラグを突出させてコンセントに差込むと表示素子が点灯
するため、充電されていないにもかかわらず、充電され
ているものと判断してしまう不都合があった。
ニ．課題を解決するための手段 本考案の要旨とするところは、 充電端子間に第１の降圧手段、充放電切替スイッチ及び
二次電池を直列接続すると共に、前記切替スイッチを介
して前記二次電池と負荷とを直列接続するものであっ
て、 第２の降圧手段と表示素子との直列回路を前記負荷に並
列接続し、前記第１の降圧手段の両端間にエミッタ、ベ
ースが接続されたスイッチングトランジスタと前記表示
素子との直列回路を前記電池に並列接続してなる電源回
路にある。
二次電池を直列接続すると共に、前記切替スイッチを介
して前記二次電池と負荷とを直列接続するものであっ
て、 第２の降圧手段と表示素子との直列回路を前記負荷に並
列接続し、前記第１の降圧手段の両端間にエミッタ、ベ
ースが接続されたスイッチングトランジスタと前記表示
素子との直列回路を前記電池に並列接続してなる電源回
路にある。
ホ．作用 本考案によれば、スイッチがON状態で、且電池容量が低
下している時に、充電プラグをコンセントに差込んでも
表示素子が点灯しないため充電ミスを防止しうる。
下している時に、充電プラグをコンセントに差込んでも
表示素子が点灯しないため充電ミスを防止しうる。
又、第２の降圧手段と表示素子との直列回路を負荷に並
列接続しているので、電池電圧が低下してくると、負荷
の作動停止に先立ち表示素子が消灯するため、この消灯
により電池容量がまもなくなくなることを予じめ知るこ
とができる。
列接続しているので、電池電圧が低下してくると、負荷
の作動停止に先立ち表示素子が消灯するため、この消灯
により電池容量がまもなくなくなることを予じめ知るこ
とができる。
ヘ．実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づき詳述する。
（Ｔ）は電源トランスであって、その１次コイル（L1）
は交流電源（Ａ）に接続され、２次コイル（L2）は整流
用ダイオード（D1）（D2）に接続されている。
は交流電源（Ａ）に接続され、２次コイル（L2）は整流
用ダイオード（D1）（D2）に接続されている。
（D3）はダイオードであって第１の降圧手段を構成し、
このダイオード（D3）、充放電切替スイッチ（SW）及び
二次電池（Ｂ）が充電端子（ａ）（ｂ）間に直列接続さ
れていると共に、前記切替スイッチ（SW）を介して負荷
（Ｍ）が二次電池（Ｂ）と直列接続されている。
このダイオード（D3）、充放電切替スイッチ（SW）及び
二次電池（Ｂ）が充電端子（ａ）（ｂ）間に直列接続さ
れていると共に、前記切替スイッチ（SW）を介して負荷
（Ｍ）が二次電池（Ｂ）と直列接続されている。
（D4）（D5）はいずれもダイオードであって第２の降圧
手段を構成し、これらダイオード（D4）（D5）と発光ダ
イオードよりなる表示素子（Ｈ）と電流制限抵抗（R2）
との直列回路が負荷（Ｍ）に並列接続されている。
手段を構成し、これらダイオード（D4）（D5）と発光ダ
イオードよりなる表示素子（Ｈ）と電流制限抵抗（R2）
との直列回路が負荷（Ｍ）に並列接続されている。
（Ｑ）はスイッチングトランジスタであって、そのエミ
ッタがダイオード（D3）のアノード側に、又ベースが電
流制限抵抗（R1）を介してダイオード（D3）のカソード
側に接続されており、そしてこのトランジスタ（Ｑ）と
表示素子（Ｈ）との直列回路が二次電池（Ｂ）に並列接
続されている。
ッタがダイオード（D3）のアノード側に、又ベースが電
流制限抵抗（R1）を介してダイオード（D3）のカソード
側に接続されており、そしてこのトランジスタ（Ｑ）と
表示素子（Ｈ）との直列回路が二次電池（Ｂ）に並列接
続されている。
このような構成において、充電時にはスイッチ（SW）を
OFF側にセットすると、交流電源（Ａ）より整流された
直流電流がダイオード（D3）からスイッチ（SW）を介し
て二次電池（Ｂ）に供給され、二次電池（Ｂ）が充電さ
れると共に、ダイオード（D3）に生じる降下電圧によっ
てトランジスタ（Ｑ）のエミッタからベースに電流が流
れるためトランジスタ（Ｑ）が導通し、表示素子（Ｈ）
に電流が流れて表示素子（Ｈ）が点灯する。
OFF側にセットすると、交流電源（Ａ）より整流された
直流電流がダイオード（D3）からスイッチ（SW）を介し
て二次電池（Ｂ）に供給され、二次電池（Ｂ）が充電さ
れると共に、ダイオード（D3）に生じる降下電圧によっ
てトランジスタ（Ｑ）のエミッタからベースに電流が流
れるためトランジスタ（Ｑ）が導通し、表示素子（Ｈ）
に電流が流れて表示素子（Ｈ）が点灯する。
尚、この充電中においてスイッチ（SW）をON側にセット
した場合には、ダイオード（D3）に電流が流れないた
め、トランジスタ（Ｑ）のエミッターベース間の電位差
がなくなり、トランジスタ（Ｑ）は非導通となる。これ
によって表示素子（Ｈ）が消灯するため、スイッチ（S
W）の接続位置が不適切であることを知り得る。
した場合には、ダイオード（D3）に電流が流れないた
め、トランジスタ（Ｑ）のエミッターベース間の電位差
がなくなり、トランジスタ（Ｑ）は非導通となる。これ
によって表示素子（Ｈ）が消灯するため、スイッチ（S
W）の接続位置が不適切であることを知り得る。
又、電池容量が充分にあり、且スイッチがON状態のまま
で充電すると、表示素子（Ｈ）は点灯するがこの時には
負荷（Ｍ）が作動するので、この場合にもスイッチ（S
W）の接続位置が不適切であることを知り得る。
で充電すると、表示素子（Ｈ）は点灯するがこの時には
負荷（Ｍ）が作動するので、この場合にもスイッチ（S
W）の接続位置が不適切であることを知り得る。
次に、負荷作動時には、スイッチ（SW）をON側にセット
すると、二次電池（Ｂ）より負荷（Ｍ）に電流が流れ負
荷（Ｍ）が作動すると共に、ダイオード（D4）（D5）、
表示素子（Ｈ）及び抵抗（R2）にも電流が流れ表示素子
（Ｈ）が点灯する。
すると、二次電池（Ｂ）より負荷（Ｍ）に電流が流れ負
荷（Ｍ）が作動すると共に、ダイオード（D4）（D5）、
表示素子（Ｈ）及び抵抗（R2）にも電流が流れ表示素子
（Ｈ）が点灯する。
この状態が継続し、電池電圧が低下してくるとダイオー
ド（D4）（D5）、表示素子（Ｈ）及び抵抗（R2）の直列
回路で規定される降下電圧により、表示素子（Ｈ）は点
灯限界電圧以下となって消灯する。この際、負荷（Ｍ）
は若干の時間遅れがあって作動しているが、表示素子
（Ｈ）の消灯によりまもなく電池容量が尽きることを予
じめ知ることができる。
ド（D4）（D5）、表示素子（Ｈ）及び抵抗（R2）の直列
回路で規定される降下電圧により、表示素子（Ｈ）は点
灯限界電圧以下となって消灯する。この際、負荷（Ｍ）
は若干の時間遅れがあって作動しているが、表示素子
（Ｈ）の消灯によりまもなく電池容量が尽きることを予
じめ知ることができる。
尚、本考案の実施例においては、第１及び第２の降圧手
段としてダイオードを用いる場合を例示したが、これに
限定されず抵抗を用いることも可能である。但し、逆流
防止の効果を有する点から云えばダイオードが好まし
い。
段としてダイオードを用いる場合を例示したが、これに
限定されず抵抗を用いることも可能である。但し、逆流
防止の効果を有する点から云えばダイオードが好まし
い。
ト．考案の効果 上述した如く、本考案電源回路によれば、１個の表示素
子で充電表示と電池表示を兼用するものの、夫々異なる
回路で表示するようにしているので充電ミスを生じると
云った不都合はない。
子で充電表示と電池表示を兼用するものの、夫々異なる
回路で表示するようにしているので充電ミスを生じると
云った不都合はない。
又、電池電圧が低下した際には負荷の作動停止に先立
ち、表示素子が消灯するので、電池容量がまもなく尽き
ることを予じめ知ることができる等、種々の効果を奏
し、実用的価値は極めて大である。
ち、表示素子が消灯するので、電池容量がまもなく尽き
ることを予じめ知ることができる等、種々の効果を奏
し、実用的価値は極めて大である。
図面は本考案の一実施例における電源回路の回路図であ
る。 （Ｔ）…電源トランス、（Ａ）…交流電源、（D1）〜
（D5）…ダイオード、（SW）…充放電切替スイッチ、
（Ｑ）…トランジスタ、（Ｍ）…負荷、（Ｂ）…二次電
池、（Ｈ）…表示素子、（R1）（R2）…抵抗。
る。 （Ｔ）…電源トランス、（Ａ）…交流電源、（D1）〜
（D5）…ダイオード、（SW）…充放電切替スイッチ、
（Ｑ）…トランジスタ、（Ｍ）…負荷、（Ｂ）…二次電
池、（Ｈ）…表示素子、（R1）（R2）…抵抗。
Claims (1)
- 【請求項１】充電端子間に第１の降圧手段、充放電切替
スイッチ及び二次電池を直列接続すると共に、前記切替
スイッチを介して前記二次電池と負荷とを直列接続する
ものであって、 第２の降圧手段と表示素子との直列回路を前記負荷に並
列接続し、前記第１の降圧手段の両端間にエミッタ、ベ
ースが接続されたスイッチングトランジスタと前記表示
素子との直列回路を前記電池に並列接続してなる電源回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3570189U JPH0729713Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3570189U JPH0729713Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 電源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125552U JPH02125552U (ja) | 1990-10-16 |
| JPH0729713Y2 true JPH0729713Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31541282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3570189U Expired - Fee Related JPH0729713Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729713Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP3570189U patent/JPH0729713Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02125552U (ja) | 1990-10-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |