JPH074655Y2 - 減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路 - Google Patents

減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路

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JPH074655Y2
JPH074655Y2 JP1990068913U JP6891390U JPH074655Y2 JP H074655 Y2 JPH074655 Y2 JP H074655Y2 JP 1990068913 U JP1990068913 U JP 1990068913U JP 6891390 U JP6891390 U JP 6891390U JP H074655 Y2 JPH074655 Y2 JP H074655Y2
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JP
Japan
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voltage
transistor
regulator circuit
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voltage regulator
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倫也 細野
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Toko Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の産業上の利用分野〕 本考案は、バッテリー等の用途に好適なボルテージレギ
ュレータ回路に関するものであり、電源電圧或いは補助
電圧源の電位の低下を検出して表示するようになされた
減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路に
係る。
〔技術的背景〕
バッテリー等の補助電圧源に用いられるボルテージレギ
ュレータ回路では、補助電圧源の電位の低下を表示しよ
うとする場合、通常補助電圧源の電圧低下を検出するべ
く、検出レベルを設定する為の基準電圧を具える比較器
が用いられている。電源電圧や補助電圧源の電圧が比較
的高い場合には、このような比較器を用いて検出回路を
構成することで、電圧低下を検出し、表示を行うことは
容易である。しかし、補助電圧或いは電源電圧が1乃至
2ボルト前後の低電圧である場合には、簡単な検出回路
で電圧低下を検出して表示することは、比較的困難であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、簡便な回路によって補助電圧源或いは
電源電圧等の電位低下を検出して表示し得る減電圧表示
機能を具えるボルテージレギュレータ回路を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレー
タ回路は、負荷電圧を検出してPNP型の制御用トランジ
スタのベース電流を制御して出力を安定化するボルテー
ジレギュレータ回路であって、該制御用トランジスタの
ベース・コレクタ間電圧に発生する順方向電圧によって
バイアスされるトランジスタからの出力によって表示灯
を点灯するようになされたものである。
〔作用〕
本考案の減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレー
タ回路は、その入力端子の電圧がその出力端子の電圧よ
り低下した際に、制御用トランジスタのコレクタ・ベー
ス間に発生する順方向電圧によってバイアスされるトラ
ンジスタからの出力により表示灯を点灯するものであ
る。
〔実施例〕
第1図は、本考案の減電圧表示機能を具えるボルテージ
レギュレータ回路の一実施例であり、図に於いて、入力
端子1は制御用トランジスタQ1のエミッタに接続され、
そのコレクタに出力端子2が接続されると共に、直列抵
抗R1,R2が接続されている。直列抵抗R1とR2の接続点は
比較器A1の反転入力端子に接続され、その正転入力端子
は基準電圧源3に接続されている。制御用トランジスタ
Q1のベースには、トランジスタQ2のベースが接続され、
Q1のコレクタがトランジスタQ2のエミッタに接続され、
Q2のコレクタが抵抗R3とトランジスタQ3のベースに接続
され、トランジスタQ3のコレクタが発光ダイオード4の
カソードに接続され、そのアノードが抵抗R4を介して出
力端子2に接続される。
次に、本考案の減電圧表示機能を具えるボルテージレギ
ュレータ回路の動作を説明する。
入力端子1に印加される入力電圧をVINとし、出力電圧
をVOUTとする。通常、入力電圧VINに対して出力電圧V
OUTは、電位が低くなるように制御されている。しか
し、入力電圧VINが設定された出力電圧VOUTを得られな
い程度まで低下すると、制御用トランジスタQ1は飽和状
態になり、VIN=VOUTの関係が生ずる。この時、制御用
トランジスタQ1のコレクタ・ベース間には順方向電流が
流れ、ベース・エミッタ間電圧VBEとベース・コレクタ
間電圧VBCの値は等しくなる。従って、この状態を検出
することにより入力電圧の低下、つまり減電圧を知るこ
とができる。第1図の実施例では、制御用トランジスタ
Q1のベース・エミッタ間電圧VBEと同じ電圧をトランジ
スタQ2のベース・エミッタ間に加え、該トランジスタQ2
をオンさせることによりVIN=VOUTの状態を検出してい
る。トランジスタQ2がオンとなって抵抗R3に電流Icが流
れる。トランジスタQ3は、抵抗R3の端子間電圧によって
バイアスされ、発光ダイオード4に順方向電流IFが流れ
て発光し入力電圧VINの電圧低下が表示される。
第2図は、本考案の他の実施例を示すものであって、エ
ミッタに入力端子1が接続された制御用トランジスタQ1
のコレクタに抵抗R5が接続されると共に、トランジスタ
Q4のエミッタが接続される。抵抗R5の他端は、トランジ
スタQ5のエミッタに接続されると共に出力端子2に接続
される。トランジスタQ4,Q5のコレクタは、共通接続さ
れて抵抗R3とトランジスタQ3のベースに接続され、トラ
ンジスタQ3のコレクタに発光ダイオード4のカソードが
接続される。抵抗R3の他端とトランジスタQ3のエミッタ
が接地される。
この実施例の場合は、入力端子1に印加されている入力
電圧VINが出力電圧VOUTより低下すると、抵抗R5と制御
用トランジスタQ1を介して電流IAが流れる。トランジス
タQ4がバイアスされるのに加え、抵抗R5の端子間電圧
(R5・IA)とトランジスタQ1のベース・コレクタ間電圧
VBCによってトランジスタQ5がバイアスされより検出効
率を高めることができる。
第3図は、本考案の減電圧表示機能を具えるボルテージ
レギュレータ回路がバッテリー等の補助電源7に使用さ
れた一例を示す回路であり、第3図に基づいてその動作
を説明する。
補助電源7の出力端子がボルテージレギュレータ回路5
の入力端子1に接続され、その出力端子2が回路8に接
続されている。ボルテージレギュレータ回路5の端子6
が発光ダイオード9のカソードに接続され、そのアノー
ドが抵抗R4に接続され、その他端が端子10に接続されて
いる。端子10は、入力端子1或いは出力端子2に接続さ
れる。
ボルテージレギュレータ回路5をこのような接続とする
ことによって、補助電源7の出力電圧が低下したとする
と、出力端子2には、通常コンデンサが接続されている
為に蓄積された充電電荷が入力端子1より出力端子2の
電位が高くなる場合が生じて、制御用トランジスタQ1
ベース・コレクタ間の電圧によってトランジスタQ2をオ
ン状態として補助電源7の電圧低下を検出し、トランジ
スタQ3のコレクタに接続された発光ダイオード4を点灯
して減電圧を表示するものである。
尚、第3図に於いて、補助電圧源7が通常の電圧源であ
り、回路8がバッテリー等の補助電圧源の場合であった
としても入力側の電圧源の電圧低下を検出することも同
様に可能である。
〔効果〕
本考案は、ボルテージレギュレータ回路の制御用トラン
ジスタのベース・コレクタが減電圧時に順バイアスされ
ると、その順バイアス電圧によって他のトランジスタを
駆動させ、そのトランジスタの出力に基づいて発光ダイ
オードを点灯させて表示させるもので、きわめて簡便な
回路によって減電圧表示が達成されると共に、低電圧で
あっても表示動作が行なえるきわめて効果的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の減電圧表示機能を具えるボルテージ
レギュレータ回路の一実施例を示す回路、第2図は、本
考案の減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ
回路の他の実施例を示す回路図、第3図は、本考案の減
電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路の動
作を説明する回路図である。 1:入力端子,2:出力端子,3:基準電圧源,4:発光ダイオー
ド,5:ボルテージレギュレータ回路,7:補助電源,8:回路,
9:表示回路,Q1:制御用トランジスタ,Q2:トランジス
タ,A1:比較器,

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷電圧を検出してPNP型の制御用トラン
    ジスタのベース電流を制御して出力電圧を安定化するボ
    ルテージレギュレータ回路に於いて、該制御用トランジ
    スタがそのベース・コレクタ間に発生する電圧によって
    バイアスされるトランジスタを具え、該トランジスタか
    らの出力に基づいて表示灯を点灯することを特徴とする
    減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路。
  2. 【請求項2】負荷電圧を検出してPNP型の制御用トラン
    ジスタのベース電流を制御して出力を安定化するボルテ
    ージレギュレータ回路に於いて、該制御用トランジスタ
    のエミッタに入力端子が接続されると共に、そのコレク
    タに第1のトランジスタのエミッタと抵抗が接続され、
    該制御用トランジスタのベースに該第1のトランジスタ
    のベースが接続され、該抵抗の他端に第2のトランジス
    タのエミッタが接続されると共に、出力端子に接続さ
    れ、該第1と該第2のトランジスタのコレクタが共通接
    続され、該第1と該第2のトランジスタからの出力によ
    って表示灯を点灯することを特徴とする減電圧表示機能
    を具えるボルテージレギュレータ回路。
JP1990068913U 1990-06-28 1990-06-28 減電圧表示機能を具えるボルテージレギュレータ回路 Expired - Lifetime JPH074655Y2 (ja)

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JPH0428320U JPH0428320U (ja) 1992-03-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644205B2 (ja) * 1988-11-16 1994-06-08 三洋電機株式会社 定電圧電源回路

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JPH0428320U (ja) 1992-03-06

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