JP2502854Y2 - 電源装置の過電流表示回路 - Google Patents

電源装置の過電流表示回路

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JP2502854Y2 JP1989120010U JP12001089U JP2502854Y2 JP 2502854 Y2 JP2502854 Y2 JP 2502854Y2 JP 1989120010 U JP1989120010 U JP 1989120010U JP 12001089 U JP12001089 U JP 12001089U JP 2502854 Y2 JP2502854 Y2 JP 2502854Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数の安定した直流出力回路を備え、それぞ
れ異なる負荷に給電する電源装置の過電流表示回路に関
する。
一般に電子回路は直流電源で駆動されるから商用交流
電源を所要の直流電源に変換することが必要で、この場
合それぞれ単独に整流された複数の出力回路を備えてい
ると互いに干渉されたくない別の負荷に給電できて便利
である。
〔従来の技術〕
電源装置の過電流表示装置として従来その回路に直列
に抵抗を接続し、この抵抗と並列に接続された発光ダイ
オードの発光により、この抵抗の電圧降下が大きくその
電流が過大であることを知る方法が一般に知られてい
た。しかしこの方法では出力電流が変化すると発光ダイ
オードの光度が変化することと、定格出力電流が小さい
電源装置では抵抗の値を大きくする必要があり、出力端
における電圧変動率が大きくなる。また定格出力電流が
大きい電源装置では、抵抗内の電力損失が増大するとい
う欠点があった。そこで本考案の提案者は第3図に示す
ような電源装置の過電流表示回路を考案し出願した(出
願番号実願昭63−139721号)。第3図において、電源装
置1は出力端子2a−2bを有する出力回路2と、出力端子
3a−3bを有する出力回路3からなり、この両出力回路2,
3はそれぞれ単独の図示しない整流回路により整流さ
れ、所定の電力をそれぞれ異なる負荷に給電する。過電
流表示回路は、検出回路4、表示回路5、信号発振回路
6を備え、検出回路4は、抵抗7、ホトカプラ8の発光
ダイオード8a、ツエナダイオード9が直列に接続され
て、出力回路3に接続されている。表示回路5は、両出
力端2a,2bの間に接続された発光ダイオード10,抵抗11,
サイリスタ12の直列回路と、出力端2aに抵抗13を介して
コレクタが接続されたホトカプラ8のホトトランジスタ
8bと、サイリスタ12のゲートとホトトランジスタ8bのコ
レクタとの間に接続された抵抗15、サイリスタ12のゲー
トとカソードの間に接続された抵抗16,コンデンサ17
と、出力端2aと発光ダイオード10のカソードとの間に接
続された抵抗18からなり、サイリスタ12のカソードは、
ホトトランジスタ8bのエミッタに接続されている。信号
発振回路6はサイリスタ12のアノードと信号端19との間
に接続された抵抗20からなる。
常時両出力回路2,3は健全であるから発光ダイオード8
aとツエナダイオード9に電流が流れ、発光ダイオード8
aは発光し、ホトトランジスタ8bはオンしている。した
がって、サイリスタ12のゲートへの入力は0でサイリス
タ12はオフしている。このときホトトランジスタ8bがオ
ンしていても抵抗18の抵抗値が高いから発光ダイオード
10は発光しない。また、サイリスタ12がオフであるから
信号端19の信号はハイレベルである。ここで出力端3a,3
bの間に短絡などの故障が発生し、出力回路3に過電流
が流れると出力端3a,3bの間の電圧が低下し、ツエナダ
イオード9のしきい値電圧を下回るから、発光ダイオー
ド8aは消灯し、ホトトランジスタ8bはオフする。このと
き出力回路2の電圧は健全であるから出力回路2の電圧
は両抵抗13,15を介してゲートに印加され、サイリスタ1
2がオンする。ここで発光ダイオード10が発光し、出力
回路3に過電流が流れていることを表示する。またサイ
リスタ12のオンにより出力端19の信号はローレベルに転
ずる。すなわち発光ダイオード10が発光し、信号がロー
レベルのとき出力回路3には過電流が流れていることを
示す。なおこの実施例では出力回路3の過電流について
のみ表示するようにしたが、検出回路4と表示回路5の
両出力回路2,3を入れ換えれば、出力回路2の過電流を
検出することができ、それぞれ1組の過電流表示回路を
両出力回路2,3に接続することも可能であり、両出力回
路2,3の過電流をそれぞれ単独に表示することができ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図に示すような従来の回路では電源回路1の始動
時に電源電圧を印加し、この電圧が徐々に上昇した場合
や、電源の個々の特性、出力回路に接続された負荷の特
性等により第2図に示すように出力電圧の立上り早さが
異なる。例えば時刻t0に電源電圧Vaを印加すると出力回
路2の電圧V1は時刻t1から上昇を始め時刻t2に所定値
(動作電圧)に達するが出力回路3の電圧はこれより時
間T1遅れて時刻t3に所定値に達する。したがって時刻t2
から時刻t3の時間T1は負荷に過電流が流れ電圧V2が低下
したものとみなされて、電圧V1により表示回路が動作し
てしまうという問題があった。
本考案の目的は、始動時に誤動作をしない電源装置の
過電流表示装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため本考案は、それぞれ単独に
動作する複数の出力回路のうち過電流表示をすべき出力
回路に接続され、該出力回路に過電流が発生したことを
検出して信号を発する検出回路と、この検出回路が接続
された出力回路とは別の出力回路に接続され、前記検出
回路からの過電流を表す信号を受けて過電流表示をする
表示回路と、この表示回路の動作により信号を発する信
号発信回路とを備えた電源装置の過電流表示回路におい
て、前記表示回路は前記検出回路が接続された出力回路
とは別の出力回路から遅延回路を介して給電されること
を特徴とする。
〔作用〕
本考案は過電流表示をすべき出力回路の電圧立上りタ
イミングが他出力回路の電圧立上りタイミングよりも遅
れることがあってもこの電圧立上りよりさらに遅れる遅
延回路を介して給電し、この遅れ時間後に表示回路を動
作させるようにして誤表示を防止しようというものであ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図に示し、第3図と同一のもの
には第3図と同一の符号を付している。第1図におい
て、出力回路3に接続された検出回路4は従来のものと
同様であるからこの説明は省略する。本実施例では表示
回路5は遅延回路21を介して出力回路2に接続されてい
る。遅延回路21は充電抵抗22とコンデンサ23からなるCR
回路、コンパレータ24、トランジスタ25などを備え、抵
抗22とコンデンサ23の直列回路が両出力端子2a,2bの間
に接続され、この抵抗22とコンデンサ23の接続点がコン
パレータ24のマイナス入力端に接続されている。コンパ
レータ24のプラス入力端には両出力端子2a,2bの間に接
続された基準電圧源26の基準電圧が印加されている。27
はコンデンサ23の両端に接続された抵抗である。コンパ
レータ24の出力端は抵抗28を介してトランジスタ25のベ
ースに接続されている。トランジスタ25のエミッタコレ
クタは既に従来例で述べた表示回路5の両出力端子2a,2
bの間に接続された発光ダイオード10、抵抗11、サイリ
スタ12の直列回路に直列に接続されている。このほかの
表示回路5、信号発振回路6は従来のものと同様である
からこの回路接続と動作の説明は省略し、遅延回路21の
動作について述べると、出力回路2に電圧V1が発生した
とき、コンデンサ23は抵抗22を介して充電され基準電圧
源26の電圧を超えるとコンパレータ24の出力でトランジ
スタ25をオンする。したがって第2図に示すように時刻
t0に電源Vaを印加した場合、出力回路2の電圧V1が時刻
t2に所定値に達しても、抵抗22を介して充電されるコン
デンサ23の両端の電圧の上昇は遅れるから、コンパレー
タ24を介してベースに電圧が印加されトランジスタ25が
オンして表示回路5に電圧V3が印加されるのは出力回路
3の電圧V2が所定値に達した時刻t3以後の時刻t4におい
てである。
このように遅延回路21を設ければ出力回路2の電圧が
所定値に達してから時間T1+T2後に表示回路5と信号発
振回路6を動作させることができるから電源投入時に表
示回路5や信号発振回路6が誤動作することはない。な
お遅延回路はCR回路に限らず各種のものを用いることが
できる。
さらにこの実施例では出力回路3の電圧上昇の遅れに
付いてのみ誤動しないようにされているが、検出回路4
と表示回路5の両出力回路2,3を入れ換えて、出力回路
2の過電流を検出する場合も出力回路2の電圧上昇の遅
れについて同様にして誤動作のない表示回路を提供する
ことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、出力回路の出力端
子間が短絡などにより故障して過電流が流れるとその出
力回路の電圧が低下するのであるが、表示回路は過電流
が発生した出力回路とは別の出力回路から給電されるの
で過電流表示を確実に行うことができ、また、表示回路
に給電される出力回路の電圧上昇を遅延回路で遅らせる
だけで電源電圧立上り時の不安定による誤動作を完全に
防止することができ、しかも遅延回路のCR定数、または
コンパレータの基準電圧を変えることによって幅広い電
源装置に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電源装置の過電流表示回路の一実
施例を示す結線図、第2図は本考案による各部電圧上昇
のタイムチャート、第3図は従来の電源装置の過電流表
示装置の一例を示す結線図である。 1:電源装置、2,3:出力回路、4:検出回路、5:表示回路、
6:信号発振回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 33/00 H01L 33/00 J H02H 3/087 H02H 3/087 7/20 7/20 A

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ単独に動作する複数の出力回路の
    うち過電流表示をすべき出力回路に接続され、該出力回
    路に過電流が発生したことを検出して信号を発する検出
    回路と、この検出回路が接続された出力回路とは別の出
    力回路に接続され、前記検出回路からの過電流を表す信
    号を受けて過電流表示をする表示回路と、この表示回路
    の動作により信号を発する信号発信回路とを備えた電源
    装置の過電流表示回路において、前記表示回路は前記検
    出回路が接続された出力回路とは別の出力回路から遅延
    回路を介して給電されることを特徴とする電源装置の過
    電流表示回路。
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