JPH043556Y2 - - Google Patents

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JPH043556Y2
JPH043556Y2 JP1986202537U JP20253786U JPH043556Y2 JP H043556 Y2 JPH043556 Y2 JP H043556Y2 JP 1986202537 U JP1986202537 U JP 1986202537U JP 20253786 U JP20253786 U JP 20253786U JP H043556 Y2 JPH043556 Y2 JP H043556Y2
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current
transistor
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voltage
dss
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JP1986202537U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は蓄電池を充電するための充電器の構成
に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
充電器には通常、動作中であることを表示する
ためのLEDやランプからなる表示灯が設けられ
ている。この表示灯は、充電動作を確実に表示さ
せるために、蓄電池が接続される充電用端子に並
列に接続されて用いられるのが普通である。
ところが、ほとんど放電してしまつている蓄電
池を充電する場合、第2図に示すように充電用端
子間の電圧は、始めのうちはきわめて低く、充電
が進むにつれて上昇するという特性がある。
したがつて、この電圧を利用して点灯させた表
示灯は、充電を始めたばかりの電圧の低いときは
暗く、充電されるにつれて明るく発光することに
なる。しかし、特に充電を開始した時点で表示が
はつきり見えないことは、充電機能が作動したか
どうかの確認がしにくい問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、蓄電池の充電量に関係なく、常に一
定の明るさで表示灯を点灯しうる簡単な構成の充
電器を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
蓄電池への充電は一定の値の充電電流を流しな
がら行うことが望ましい。充電電流を一定に制御
するには、基準電流源を設け、その基準電流と充
電電流とを比較して得た誤差信号を利用して行う
のが普通である。本考案は、充電電流を一定にす
るための基準電流源に接合型FETの定電流特性
を利用するとともに、動作表示灯をこのFETと
直列に接続した構成を特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図は本考案による充電器の一構成例を示す
もので、1は充電用の電源、2及び3は蓄電池4
が接続される充電用の端子である。端子2には、
動作表示灯であるLED6を介してFET5のドレ
インDが接続してある。
接合型FETのドレイン電流Idは、ゲートとソー
スを接続したとき、印加される電圧の大きさにか
かわらず一定値Idssになる性質がある。
FET5はこの性質を利用するもので、ゲート
GとソースSを接続してあり、電圧に左右されな
いドレイン電流Idss、すなわち基準電流Idssを得ら
れるようにしてある。FET5のソースSとドレ
インDの接続点は、トランジスタ14のベースに
接続し、抵抗12を介してトランジスタ14のコ
レクタに接続してある。トランジスタ14のエミ
ツタは、端子3に接続するとともに、抵抗値が
R16の抵抗16を介してトランジスタ17のエミ
ツタに接続してある。また、トランジスタ14の
コレクタと抵抗12の接続点は、トランジスタ1
7のベースに接続してある。トランジスタ17の
コレクタは、コンデンサ18を介してベースに接
続し、且つ電源1と端子2間に設けた制御回路2
0に接続してある。
破線で囲んだ比較検出回路10においては、蓄
電池4を流れる充電電流Iとこの基準電流Idss
比較し、抵抗16に流れる電流が常に一定となる
ように誤差信号を定電流制御回路20に対して供
給する。そしてこの誤差信号を受けた制御回路2
0が、充電電流Iを一定にするように動作するこ
とにより、定電流による蓄電池への充電が行われ
る。
次に、比較検出回路10の動作について、さら
に詳しく説明する。
トランジスタ14の電流増幅率hfeが大きい場
合は、電流の大部分がコレクタを通ることにな
る。したがつて、抵抗12の抵抗値をR12とし、
トランジスタ14のベースに流れる電流を無視し
うると考えれば、抵抗12で発生する電圧はIdss
×R12となる。抵抗12とトランジスタ14の接
続は、抵抗12で発生する電圧とトランジスタ1
4のコレクタ・エミツタ間電圧が、トランジスタ
14のベース・エミツタ間電圧を分割する形にな
つている。このため抵抗12とトランジスタ14
の直列回路部分で発生する電圧は、シリコントラ
ンジスタの場合、0.6V以下に設計される。一方、
トランジスタ17のベース・エミツタ間電圧は、
トランジスタ14のベース・エミツタ間電圧より
もIdss×R12だけ少ない電圧と、抵抗16で発生す
る電圧I×R16の和で与えられる。
したがつて、トランジスタ14とトランジスタ
17の特性が同一で、ベース・エミツタ間電圧も
同じであれば、抵抗16に発生する電圧I×R16
が、抵抗12に発生する電圧Idss×R12と比較され
ることになる。そして、充電電流Iが大きくなる
と、I×R16がIdss×R12よりも大きくなつてトラ
ンジスタ17がオンし、制御回路20の電流を低
下させるようにフイードバツク制御する。すなわ
ち、I=(R12/R16)×Idssの関係式が成立し、充
電電流Iは、Idssを基準として抵抗12と抵抗1
6の値により決定されることになる。
FET5に流れる電流Idssは端子2,3間の電圧
の値に関係なく一定であるので、FET5と直列
に接続してあるLED6にも、常に一定の電流Idss
が流れる。したがつて、表示灯であるLED6は、
蓄電池4の充電量の多少にかかわらず一定の明る
さで発生することになる。
なお、LED6はFET5のソースS側に接続し
ても勿論よく、比較検出回路10の構成も適宜変
更できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、蓄電池に加わる電圧の変動の
影響を受けず、いつも一定の明るさで発生する表
示灯を備えた充電器を簡単な手段で構成できる。
FETのゲートとソースを接続したときのドレイ
ン電流Idssは、部品を選べば数mmA〜10mmAのも
のが得られ、LEDが適度な明るさで発光する電
流と一致するのできわめて好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路構成図、
第2図は充電時の蓄電池の電圧特性図である。 2,3……充電用端子、4……蓄電池、5……
FET、6……LED(表示灯)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充電電流と基準電流を比較して得た誤差信号を
    利用して一定の充電電流を蓄電池に供給するよう
    に制御する充電器において、基準電流源として、
    ゲートとソースを接続したFETを用いるととも
    に、充電器の動作表示灯を該FETと直列に接続
    したことを特徴とする充電器。
JP1986202537U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH043556Y2 (ja)

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JP1986202537U JPH043556Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JPS63109539U JPS63109539U (ja) 1988-07-14
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JPS63109539U (ja) 1988-07-14

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