JPH02731Y2 - - Google Patents

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JPH02731Y2
JPH02731Y2 JP7395279U JP7395279U JPH02731Y2 JP H02731 Y2 JPH02731 Y2 JP H02731Y2 JP 7395279 U JP7395279 U JP 7395279U JP 7395279 U JP7395279 U JP 7395279U JP H02731 Y2 JPH02731 Y2 JP H02731Y2
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power supply
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capacitor
dimming
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直列式自動調光閃光装置に係り、特に
調光回路用電源回路の改良に関するものである。
従来のこの種の装置の一例を第1図に示し説明
すると、図において1はDC−DC変換器等の直流
電源、2は発光エネルギー蓄積用の主コンデンサ
で、この主コンデンサ2は直流電源1の両端間に
接続されている。3は閃光放電管、4は閃光放電
管3に直列接続された主サイリスタで、この閃光
放電管3と主サイリスタ4との直列回路は主コン
デンサ2に並列に接続されている。6は主サイリ
スタ4をターンオフさせる転流用コンデンサ、
7,8は転流用コンデンサ6を充電する充電抵
抗、5は転流用コンデンサ6の充電電荷を放電す
るスイツチング素子で、これらは転流回路を構成
している。9は接点、10はトリガ回路、100
は調光回路で、この調光回路100はホトトラン
ジスタ101と、後述する調光用電源の発生時か
ら所要の遅延時間をもつて前記スイツチング素子
5を導通させて主サイリスタ4をターンオフさせ
る調光用の遅延回路102より構成されている。
200は調光回路用電源回路で、この電源回路2
00は直列に接続されたコンデンサ201と抵抗
202および定電圧ダイオード203より構成さ
れ、このコンデンサ201と抵抗202および定
電圧ダイオード203の直列回路は主コンデンサ
2と並列に接続されている。そして、定電圧ダイ
オード203の両端が調光回路100の電源とし
て接続され、また、調光回路100の出力は、主
サイリスタ4の陽極に転流用コンデンサ6を介し
て陽極が接続されたスイツチング素子5のゲート
端子に接続されている。また、閃光放電管3と主
サイリスタ4のゲート端子はそれぞれトリガ回路
10の出力に接続され、転流用コンデンサ6は充
電用抵抗7と8を介して主コンデンサ2の両端に
接続されている。
このように構成された装置の動作を説明する。
まず、直流電源1によつて主コンデンサ2、転流
用コンデンサ6、コンデンサ201は図示極性に
充電される。そして、図示しないカメラ等より信
号が接点9を介してトリガ回路10に入力される
と、トリガ回路10は閃光放電管3および主サイ
リスタ4をトリガし、主コンデンサ2から閃光放
電管3と主サイリスタ4の直列回路に電流が流れ
る。このとき、閃光放電管3は閃光を発する。ま
た、コンデンサ201に充電されていた電荷は抵
抗202と定電圧ダイオード203の直列回路お
よび閃光放電管3と主サイリスタ4の直列回路を
介して放電し、定電圧ダイオード203の両端に
所定の電圧を発生する。この電圧を電源として調
光回路100はホトトランジスタ101によつて
とらえられた光の積分動作を開始し、所定の光量
に達した時点で出力パルスを発生してスイツチン
グ素子5をトリガする。スイツチング素子5がタ
ーンオンすると、予め充電されていた転流用コン
デンサ6に逆極性への充電が行なわれ、主サイリ
スタ4の陽極−陰極間を逆極性にバイアスし、こ
れをターンオフする。この時点において閃光放電
管3に流れていた電流は遮断され、閃光は停止す
る。
第2図は従来の直列式自動調光閃光装置の他の
例を示す構成図である。第2図において第1図と
同一符号のものは相当部分を示し、200は調光
回路用電源回路で、この電源回路200は閃光放
電管3と主サイリスタ4をトリガするトリガ回路
10から閃光開始信号をうける検出回路204と
直流電源205および前記検出回路204の出力
でオン・オフするトランジスタなどのスイツチ素
子206から構成されている。
つぎにこの第2図に示す装置の動作を説明す
る。まず、カメラ等より信号が接点9を介してト
リガ回路10に入力されると、トリガ回路10は
閃光放電管3、主サイリスタ4をトリガして閃光
放電を開始すると同時に、調光回路用電源回路2
00に信号を送出し、スイツチ素子206を閉成
して直流電源205から調光回路100に電源を
供給し光量積分を開始させる。その他の動作は第
1図のものと同様である。
しかしながら、従来の調光回路用電源回路は以
上のように構成され、動作するので次のような欠
点がある。
すなわち、まず、第1図に示す回路においては
定電圧ダイオード203に発生する電圧が主サイ
リスタ4の陰極電位に対し負極性であるため、ス
イツチング素子5にサイリスタを使用する場合に
はトリガパルスの極性を電源の極性に対して反転
させる必要がある。また、そのために調光回路1
00の接地電位がスイツチング素子5の陰極電位
と共通にするためには特殊な回路構成をとらねば
ならず、動作が不安定になりがちであつた。ま
た、コンデンサ201には高電圧が印加されるの
で、高耐圧の大形でかつ高価なコンデンサを使用
する必要があつた。
つぎに、第2図に示す回路においては、入力信
号が入り、閃光放電管3、主サイリスタ4にトリ
ガ信号が与えられていたが、トリガミスした場合
にも調光回路用電源回路200は動作し、調光回
路100は光量積分動作を行ない、閃光が発生し
ていないにもかかわらずスイツチング素子5がト
リガされ、誤動作に至る場合があつた。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すべくなされたもので、その目的は、調光回路
に正極性の電源を、主サイリスタがオンして閃光
が発生している場合のみ供給し、しかも高電圧に
印加される部品が不要な調光回路用電源回路を備
えた直列式自動調光閃光装置を提供することにあ
る。
このような目的を達成するために、本考案は主
サイリスタのゲート・陰極間電圧を検出して閃光
放電管および主サイリスタが導通してオン電流が
流れている期間中に発生する主サイリスタのゲー
ト・陰極間電圧により所定の電圧を発生する調光
用電源回路と、調光用電源の発生時から所定の遅
延時間をもつてスイツチング素子を導通させて、
主サイリスタをターンオフさせる調光用遅延回路
とを備えるようにしたもので、以下図面に基づき
本考案の実施例を詳細に説明する。
第3図は本考案による直列式自動調光閃光装置
の一実施例を示す構成図である。第3図において
第2図と同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。第2図と異なる点は、調光回路用電源回
路200の中の検出回路204の入力端子が主サ
イリスタ4のゲート端子に接続されていることに
ある。207は電源回路200の出力端に並列に
接続されたコンデンサ、208は主サイリスタ4
のゲート・陰極間に電流制限抵抗209を介して
ベース、エミツタが各々接続されたnpnトランジ
スタ、210はnpnトランジスタ208のベー
ス・エミツタ間に接続されたダイオードである。
そして、スイツチ素子206は、前記npnトラン
ジスタ208のコレクタに電流制限抵抗211を
介してベースが接続され、エミツタが直流電源2
05の正極に接続されたpnpトランジスタより構
成され、このpnpトランジスタのコレクタ端子
と、主サイリスタ4の陰極に接続された直流電源
205の負極との間を出力端子とするように電源
回路200は構成されている。
なお、主サイリスタ4のゲート・陰極間に接続
された抵抗11はゲート・陰極間電圧VGを検出
するためのものである。
つぎにこの第3図に示す実施例の動作を第4図
を参照して説明する。第4図は第3図の動作概要
を示した各部の電圧・電流波形を示すタイムチヤ
ートで、a,bはトリガ回路10の出力電圧φ1
φ2の波形を示したものであり、cは主サイリス
タ4の陽極・陰極間電圧VAの波形を示したもの
である。dは主サイリスタ4に流れる陽極電流iT
の波形、eは主サイリスタ4のゲート・陰極間電
位VGの波形、fは調光回路用電源回路200の
出力電圧VCの波形を示したものである。
第3図に示す回路において、まず、接点9から
入力信号が加えられると、トリガ回路10は第4
図a,bに示すような出力電圧φ1,φ2によつて
閃光放電管3および主サイリスタ4をトリガす
る。このトリガによつて前記2者がともに導通し
て閃光放電管3が発光し、主サイリスタ4に陽極
電流iTが流れると、主サイリスタ4のゲート・陰
極間に1〜2V程度の第4図eに示す如き電位VG
が発生する。この電位VGは第5図に示したよう
な等価回路で表現でき、一般的な主サイリスタの
場合には R14mΩ,Vth0.9V,R23Ω の程度である。したがつて、インピーダンスは数
Ω程度とかなり低いので、多少の負荷を取つても
電圧が低下することはあまりない。なお、第5図
においてはiT100〜300Aの場合を示す。
この電位VGは第4図のタイムチヤートに示し
たように、オン電流の流れている間はほぼ一定の
電圧を発生しているから、検出回路204を充分
なパルス幅で駆動することができる。そして、検
出回路204の出力でスイツチ素子206を閉成
し、直流電源205から調光回路100に第4図
fに示すような正極性の電源を供給することがで
きる。
しかして、閃光放電管3が点弧しなかつた場合
には、主サイリスタ4のゲートに電圧が印加され
ている時間は、トリガ回路10からトリガパルス
が供給されている極めて短い時間のみであり、そ
の後はほとんど完全にOVであるから、調光回路
用電源回路200が調光回路100に電源を供給
することはないので、スイツチング素子5が不要
な動作をすることがない。
つぎに、検出回路204の具体的な構成例につ
いて説明する。前述のように、主サイリスタ4の
ゲートに発生する電圧は1〜2V程度あるので、
検出回路204としては第3図に示したように、
npnトランジスタ208を駆動することができ
る。このnpnトランジスタ208のコレクタに電
流制限抵抗211を介してスイツチ素子206と
してのpnpトランジスタのベースを接続し、主サ
イリスタ4にオン電流が流れている期間、すなわ
ち閃光放電管3が発光している期間だけスイツチ
素子206を導通して調光回路100に対し所定
の電圧VC、すなわち、直流電源205の電圧を
供給することができる。なお、npnトランジスタ
208のベース・エミツタ間に接続されたダイオ
ード210は、主サイリスタ4の転流時にゲート
逆バイアスを印加して使用する場合に、npnトラ
ンジスタ208のベース・エミツタ間に過大な逆
電圧が印加されないようにしたものであり、印加
される電圧が低ければ省いてもさしつかえない。
また、調光回路用電源回路200の出力端に接続
されたコンデンサ207は、調光回路100に対
する電源インピーダンスを下げる目的のために設
けたものであるが、調光回路100の負荷が軽け
れば省いてもさしつかえない。
なお、上記実施例においては主サイリスタ4の
ゲート電圧検出手段としてnpn形トランジスタを
用いた場合を例にとつて説明したが、電界効果形
トランジスタやサイリスタなどのように、入力電
圧に対してあるスレシヨルド電圧を有して出力が
オン・オフする素子であれば使用することができ
る。また、スイツチ素子206についても同様で
ある。
なお、検出回路204の出力は調光回路電源の
供給を制御するために使用したが、カメラとのイ
ンタフエース等、装置の動作状態チエツク表示機
能の信号源としても使用することができる。
本考案は以上のように構成され、動作するの
で、従来のこの種の装置に比し次のような多くの
有効な特長をもつものである。
調光回路用電源回路200の直流電源205
の負極は主サイリスタ4およびスイツチング素
子5の陰極電位と共通に接続されているので、
スイツチ素子206がオンのとき、正極性の電
圧VCが直流電源205から調光回路100に
供給される。したがつて、第1図に示した従来
例と違つて調光回路100として特殊な回路構
成を採る必要がなく、調光回路100の構成が
容易になる。また、このような調光回路100
はノイズなどの影響を受けにくいので、動作も
安定したものとなる利点がある。
第1図に示した従来例と違つて、高電圧がか
かる部品がないので、高耐圧の大形で高価なコ
ンデンサ201のような部品が不要となる。し
たがつて、集積回路化に適しており、また、信
頼性が向上するとともにコストダウンが可能と
なる。
第2図に示した従来例と違つて、主サイリス
タ4が導通してオン電流が流れない限り、すな
わち、主サイリスタ4が閃光しない限り、調光
回路用電源回路200においてスイツチ素子2
06はオン状態とならず調光回路100に直流
電源205の電圧が出力されない。したがつ
て、トリガ回路10から閃光放電管3にトリガ
信号φ1を入力しても閃光放電管3がトリガミ
スして閃光しなかつた場合、調光回路用電源回
路200は動作せず調光回路100に所定の電
圧VCを供給しないので、不要な調光回路10
0の動作を防止できる。
このように、本考案によれば、従来のこの種の
装置に比して多大の効果があり、直列式自動調光
閃光装置としては独自のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の直列式自動調光閃光装
置の例を示す構成図、第3図は本考案による直列
式自動調光閃光装置の一実施例を示す構成図、第
4図は第3図の実施例における各部の電圧・電流
波形を示すタイムチヤート、第5図は第3図の動
作説明図である。 1……直流電源、2……主コンデンサ、3……
閃光放電管、4……主サイリスタ、5……スイツ
チング素子、6……転流用コンデンサ、7,8…
…充電抵抗、100……調光回路、102……遅
延回路、200……調光回路用電源回路、204
……検出回路、205……直流電源、206……
スイツチ素子、208……npnトランジスタ、2
09,211……電流制限抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1の直流電源の両端間に接続された主コン
    デンサと、この主コンデンサに並列接続された
    閃光放電管と主サイリスタとの直列回路と、前
    記主サイリスタをターンオフさせるコンデンサ
    とこのコンデンサを充電する充電抵抗および前
    記コンデンサの充電電荷を放電するスイツチン
    グ素子よりなる転流回路とを有する直列式自動
    調光閃光装置において、 負極が前記主サイリスタおよびスイツチング
    素子の陰極電位と共通に接地された第2の直流
    電源と、前記閃光放電管および主サイリスタが
    導通してオン電流が流れている期間中に発生す
    る主サイリスタのゲート・陰極間電圧を検出し
    ている間、オン状態となつて前記第2の直流電
    源の正極の電圧を出力するスイツチ素子とを有
    する調光用電源回路と、 前記調光用電源回路から前記第2の直流電源
    の正極の電圧を入力した時点から所定の遅延時
    間をもつて前記スイツチング素子を導通させて
    前記主サイリスタをターンオフさせる調光用遅
    延回路とを有することを特徴とする直列式自動
    調光閃光装置。 (2) 主サイリスタのゲート・陰極間に第1の電流
    制御素子を介してベースとエミツタが各々接続
    されたnpnトランジスタと、このnpnトランジ
    スタのコレクタに第2の電流制御素子を介して
    ベースが接続され、エミツタが第2の直流電源
    の正極に接続されたpnpトランジスタと、およ
    び前記pnpトランジスタのコレクタ端子と前記
    主サイリスタの陰極に接続された前記第2の直
    流電源の負極との間を出力端子としてもつ調光
    用電源回路を有することを特徴とする実用新案
    登録請求範囲第1項記載の直列式自動調光閃光
    装置。
JP7395279U 1979-05-30 1979-05-30 Expired JPH02731Y2 (ja)

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