JPH04350Y2 - - Google Patents

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JPH04350Y2
JPH04350Y2 JP1984085111U JP8511184U JPH04350Y2 JP H04350 Y2 JPH04350 Y2 JP H04350Y2 JP 1984085111 U JP1984085111 U JP 1984085111U JP 8511184 U JP8511184 U JP 8511184U JP H04350 Y2 JPH04350 Y2 JP H04350Y2
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capacitor
trigger
transistor
voltage
thyristor
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、写真撮影用ストロボ回路、更に詳し
くは、半導体制御整流素子を用いて閃光放電管の
発光開始を制御するようにした写真撮影用ストロ
ボ回路に関する。
(従来技術) 従来の写真撮影用ストロボ装置(以下、ストロ
ボ装置と記す)の電気回路の主要部は、例えば第
1図に示すように構成されている(特公昭41−
625)。即ち、公知の昇圧用の直流電源回路1は、
その正極側が動作電圧供給ラインl0に接続されて
おり、同ラインl0には比較的大容量のメインコン
デンサ2の正極側が接続され、同コンデンサ2の
負極側は動作電圧供給ラインl1に接続されてい
る。同ラインl1は電源スイツチ10の可動接片端
子10aに接続されており、同じく固定端子10
bは上記電源回路1の負極側に接続されている。
そして、上記ラインl0とラインl1との間には、分
圧用の抵抗7,8,9が順次直列に接続されてお
り、さらに上記ラインl0,l1間には閃光放電管3
が接続されている。また、上記抵抗7と8との接
続点には、上記放電管3を閃光発光させるための
トリガ用のコンデンサ11の一端が接続され、同
コンデンサ11の他端は上記ラインl1に接続され
ている。さらに、上記抵抗7と8との接続点は、
トリガサイリスタ5のアノードに接続され、同じ
くカソードはトリガトランス4の1次側巻線の終
端に接続されている。また、上記抵抗8と9との
接続点には上記サイリスタ5をトリガするための
コンデンサ12の一端が接続され、さらに図示し
ないカメラのシンクロ接点に接続されるようにな
つているシンクロターミナル6の一方の端子6a
に接続され、他方の端子6bは上記サイリスタ5
のゲートに接続されている。なお、上記コンデン
サ12の他端は上記ラインl1に接続されている。
また、上記トランス4の1次側巻線の始端は、同
じく2次側巻線の終端と共にラインl1に接続され
ており、同2次側巻線の始端は上記閃光放電管3
のトリガ電極3aに接続されている。
このように構成されている上記ストロボ装置の
電気回路の動作は、電源スイツチ10がオンされ
ると、直流電源回路1が動作し、その昇圧された
電圧により上記メインコンデンサ2が徐々にチヤ
ージされ、やがて一定時間が経過すると上記直流
電源回路1の出力電圧と等しくなる。また、分圧
用の抵抗8と9との両端に生じた電圧によつて上
記トリガコンデンサ11もチヤージされ、さらに
上記抵抗9の両端に生ずる電圧によつてコンデン
サ12もチヤージされる。このスタンバイ状態に
おいて、カメラの操作者が図示しないレリーズ釦
を押下すると、シヤツタが作動してシンクロ接点
が閉じて上記シンクロターミナル6も端子6a,
6bが接続される。すると、上記コンデンサ12
にチヤージされていた電荷が上記トリガサイリス
タ5のゲートに印加されるので、同サイリスタ5
は点弧され、同サイリスタ5は導通し、上記トリ
ガコンデンサ11にチヤージされていた電荷は同
サイリスタ5のアノードからカソードに流れ、さ
らに上記トランス4の1次側巻線からラインl1
瞬時に流れる。すると、上記トランス4の2次側
巻線に高圧の誘起電圧が発生し、これが上記閃光
放電管3のトリガ電極3aに印加される。この印
加された誘起電圧により上記放電管3は瞬時に閃
光発光する。
またさらに別の従来例には、第2図に示すよう
に、上記トリガサイリスタ5のかわりにトリガコ
ンデンサ13を介挿し、上記トリガ用コンデンサ
11の代りにサイリスタ5を配置したものもあ
る。なお、この場合の動作は、既に第1図で説明
したものとほぼ同様であるので再述するのを省略
する。
ところで、上述の従来例において上記サイリス
タ5を使用している理由は、上記サイリスタ5を
用いない場合にはシンクロ接点の閉成時にシンク
ロターミナル6の端子6a,6bに上記トランス
4の1次側巻線に流れる比較的高電圧(200〜
300V)の光電流(10〜50A)のために、図示し
ないカメラ側のシンクロ接点の接点部が損耗した
りあるいは、上記ターミナル6の端子6,6bが
露出しているときにはこれに触れると、人体に電
撃を与える恐れがあるので、これらの障害を防ぐ
ための手段として、第1,2図に示すような上記
トリガサイリスタ5を挿入し、上記コンデンサ1
2にチヤージされている比較的低い電圧および電
流を上記サイリスタ5のゲートに印加することに
よつて、上記トリガトランス4の1次側巻線にト
リガ電流を流すようにしている。即ち、このよう
に構成すれば上記カメラのシンクロ接点に流れる
電流が微小電流であるため、上記シンクロ接点を
損耗する恐れも少なく、同様に人体に電撃を与え
ることもない。
しかしながら、このように構成すると、シンク
ロ接点の損耗や人体への電撃は防止することがで
きるが、前記電源スイツチ10をオンにして前記
メインコンデンサ2が完全に充電されてしまつた
後、撮影を中止し上記電源スイツチをオフにし
て、次の撮影チヤンスまで放置しておくと上記コ
ンデンサ2やコンデンサ11等にチヤージされて
いる電荷は前記抵抗7,8,9によつて放電され
てしまい、再び撮影を開始するために前記電源ス
イツチ10をオンにした際には、再度上記メイン
コンデンサ2を充電しなければ閃光発光をさせる
ことができず、それだけ時間がかかるばかりでな
く、上記電源回路1内に配設されている電池の無
駄な消耗を強いることになつてしまい、さらに、
上記メインコンデンサ2、トリガ用コンデンサ1
1等にチヤージしたのち、発光を中止した上記電
源スイツチ10をオフにした場合、その直後に、
何らかの誤操作により前記シンクロターミナル6
が短絡されると、前記閃光放電管3が誤つて発光
したしまうという欠点を有していた。
(目的) 本考案の目的は、カメラのシンクロ接点の損耗
や人体への電撃を与える恐れがなく、電源スイツ
チをオンし、メインコンデンサ等を充電した後は
閃光放電管が所望の発光をするまでは、無駄な電
池エネルギーを費やさないと同時に、上記電源ス
イツチをオフにしさえすれば、上記メインコンデ
ンサに残つている電荷によつて不本意に発光が行
われるようなことのない写真撮影用ストロボ回路
を提供するにある。
(概要) 本考案は上記目的を達成するために、電源用の
電池、並びに充電済みのメインコンデンサ等のエ
ネルギーを閃光発光時以外には浪費させないよう
にするために、トリガ回路のサイリスタの制御電
圧を電源スイツチを介して電源電池から供給する
ようにすると共に、無駄な放電ループが形成され
ないようにし、さらに電源スイツチをオフした後
は、上記制御電圧が上記トリガ回路には印加され
ないようにしたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。第3図は、本考案の一実施例を示す写真撮影
用ストロボ回路の電気回路図である。この電気回
路は、図に示すように、電源電池、ブロツキング
オツシレータからなるDC−DCコンパレータを有
する電源回路部100と電圧検出部200とトリ
ガ回路部300および閃光放電管並びにメインコ
ンデンサ部400とからなつている。
上記電源回路部100は、次のように構成され
ている。即ち、低電圧の電池21の正極が切替ス
イツチで構成された電源スイツチ22の第1の固
定端子22aに接続されており、同スイツチ22
の切替端子22cは動作電圧供給ラインl0に接続
されている。発振開始用のコンデンサ23の一端
は上記ラインl0に接続されていて、同コンデンサ
23の他端は上記スイツチ22の第2の固定端子
22bに接続されている。さらに、同端子22b
は抵抗24と25とを直列に介してラインl1に接
続されており、同ラインl1は上記電池21の負極
に接続されている。また、上記抵抗24と25と
の接続点はNPN型のトランジスタ26のベース
に接続され、同トランジスタ26のエミツタは上
記ラインl1に接続され、コレクタは抵抗27と逆
電圧吸収用のコンデンサ28とを介して上記ライ
ンl0に接続されている。上記抵抗27とコンデン
サ28との接続点はPNP型のトランジスタ32
のベースち、後に述べる上記電圧検出部200の
NPN型トランジスタ36のエミツタに接続され
ている。上記トランジスタ32のエミツタはライ
ンl0に接続され、同じくコレクタは抵抗31を介
してNPN型トランジスタ29のベースに接続さ
れている。同トランジスタ29のエミツタは上記
ラインl1に接続され、同じくコレクタを昇圧用ト
ランジスタ33の1次側巻線の終端に接続され、
同トランジスタ33の1次側巻線の始端は、上記
ラインl0に接続されている。
また、上記電圧検出部200は、昇圧用トラン
ス33の2次側巻線の始端に整流用ダイオード3
4が接続されていて、同整流用のダイオード34
のカソードとラインl0との間にコンデンサ61が
接続されており、さらに上記ダイオード34のカ
ソードは、直列に接続された抵抗62,63と電
圧調整用の半固定抵抗64と温度補償用のサーミ
スタ65とを介して上記ラインl0に接続されてい
る。そして、上記抵抗62と63との接続点は定
電圧ダイオード37のカソードおよび同アノード
を介してNPN型のトランジスタ36のベースお
よび抵抗35の一端に接続されている。同トラン
ジスタ36のエミツタは上記抵抗35の他端と昇
圧用トランス33の2次側巻線の終端および
PNP型のトランジスタ32のベースに接続され、
さらに上記トランジスタ36のコレクタは上記ラ
インl0に接続されている。また、上記半固定抵抗
64の可変端子は、同抵抗64と上記サーミスタ
65との接続点に接続されている。
一方、上記トリガ回路部300は、シンクロ接
点の損傷及び電撃防止のために半導体制御整流素
子としてトリガ用サイリスタ42が用いられてい
る。このサイリスタ42は上記整流用ダイオード
34のカソードにアノードの接続されたダイオー
ド39と抵抗41とを介して接続されている。即
ち、上記ダイオード39のカソードに抵抗41の
一端が接続され、これの他端はサイリスタ42の
アノードとトリガコンデンサ44の一端に接続さ
れ、同コンデンサ44の他端はトリガトランス4
9の1次側巻線の終端に接続されている。上記サ
イリスタ42のカソードは上記ラインl0に接続さ
れ、同サイリスタ42のゲートは抵抗67,68
の一端に接続され、同抵抗67の他端は上記ライ
ンl0に接続されている。また、上記抵抗68の他
端はゲートトリガコンデンサ69を介してシンク
ロスイツチ48の一方の端子48aと抵抗66の
一端に接続されており、同抵抗66の他端はライ
ンl1に接続されている。同シンクロスイツチ48
の他方の端子48bは上記ラインl0に接続されて
いる。
そして、閃光放電管並びにメインコンデンサ部
400は、放電管51とメインコンデンサ52と
が上記ダイオード39とラインl0間に並列に接続
されていて、上記トリガトランス49の1次側巻
線の始端が、同2次側巻線の終端に接続されて、
上記ラインl0に接続されている。また、上記2次
側巻線の始端は閃光放電管51のトリガ電極に接
続され、同放電管51の陰極と上記メインコンデ
ンサ52の負極とは上記ラインl0に接続されてい
る。
次に、このように構成されている上記実施例の
ストロボ回路の動作について説明する。
電源スイツチ22を切り替えて第1の固定端子
22aと切替端子22cとを接続すると、電池2
1の正極から電流が流れコンデンサ23を充電し
ながら抵抗24を経てトランジスタ26のベース
に流れ込む。すると、コンデンサ28を充電しな
がら抵抗27を経て上記トランジスタ26のコレ
クタから同じくエミツタを通つてラインl1に電流
が流れる。この時、トランジスタ32のベースに
もベース電流が流れ込み、このベース電流は増幅
されて同トランジスタ32のエミツタ−コレクタ
間および抵抗31を経てトランジスタ29のベー
ス−エミツタ間に流れ込む。すると、上記トラン
ジスタ29にはコレクタ電流が流れるので、トラ
ンス33の1次側巻線にも、このトランス33の
巻線の始端から終端に向けて上記コレクタ電流が
流れることになる。このコレクタ電流が流れるこ
とによつて発生する上記トランス33の1次電圧
は同トランスによつて昇圧されて2次側巻線に誘
起され、この結果生じた2次電流がダイオード3
4,39を経由してメインコンデンサ52に充電
される。この充電電流は上記コンデンサ52を経
てトランジスタ32のエミツタ−ベース間を通つ
て上記昇圧用トランス33の2次側巻線の終端、
即ち、抵抗35との接続点に戻つてくる。ここで
上記トランジスタ32のエミツタ−ベース間を通
る際に、前述の抵抗31を通る電流、つまり前記
トランジスタ29のベース電流は増幅されるに
で、同トランジスタ29を流れる上記コレクタ電
流を増大させる。このような正帰還動作は、一瞬
にして上記コレクタ電流を上記トランジスタ29
の飽和電流まで上昇させてしまうので、飽和して
しまつた後はこのコレクタ電流は上昇しなくな
る。このように上昇して飽和電流(=一定電流)
になつてしまうと上記昇圧用トランス33での1
次側巻線から2次側巻線へのエネルギーの伝達は
なくなるので、上記トランジスタ32のエミツタ
−ベース間に戻つてくる電流、即ち、上記トラン
ジスタ29のベース電流が減少し、ついには上記
トランジスタ29の上記コレクタ電流をカツトオ
フさせてしまう。こうして上記トランジスタ29
がカツトオフすると、それまで上記トランス33
の1次側巻線に蓄積されていたエネルギーが上記
トランジスタ29のコレクタに対し逆起電力とし
て発生し、各種の分布容量等による等価容量と、
上記トランス33のインダクタンスとによつて
LCの減衰振動を引き起こす。しかし、上記トラ
ンス33の2次側巻線から引き続き供給される、
次の正の半波によつて上記トランジスタ32は再
び順方向にバイアスされ、結果的に上記トランジ
スタ29のコレクタ電流を上昇させ上述のように
上記コレクタ電流が飽和されるまで正帰還が行わ
れる。以後、上述のような繰り返し動作が行わ
れ、ブロツキング発振を継続し、上記メインコン
デンサ52を徐々に充電していく。
一方、上記電源スイツチ22が電池21がわに
投入されるとゲートトリガコンデンサ69には抵
抗67,68を介して電流が流れ込むが、この際
には図示のように同コンデンサ69の左側(第3
図において)が「+」に充電され、この電流の方
向は上記サイリスタ42にとつてはゲート−カソ
ード間が逆バイアスになるにで、トリガがかかる
ことはない。そして、メインコンデンサ52への
充電も徐々に進み、やがて所定の電圧に達すると
定電圧ダイオード37に電流が流れ始め、トラン
ジスタ36が導通する。すると、上記トランジス
タ32のベース電位は下がり、同トランジスタ3
2はカツトオフされるので、上記トランジスタ2
9にも電流が流れなくなる。一方、前記トランジ
スタ26には抵抗24,25およびコンデンサ2
3の時定数によつてベース電流が流れなくなつて
いるので、発振を再起動させるためのエネルギー
が保たれないために前記ブロツキングオツシレー
タは完全に発振を停止し、上記コンデンサ52へ
の充電も行われなくなる。
また、上記オツシレータが発振を停止しても上
記メインコンデンサ52に蓄積された充電電荷
は、その放電ループが全くないので、この充電電
荷が無駄に消費されることなく保持されている。
また、上記トリガコンデンサ44も上記オツシレ
ータの発振中に、抵抗41,コンデンサ44、ト
リガトランス49の1次側巻線の経路に流れる電
流によつて所定の充電がなされ、この充電電荷も
発振停止時には放電ループがないので、そのまま
保持される。
このように各コンデンサに充電されたスタンバ
イ状態において、今図示しないカメラのレリーズ
釦を押下することによつてシヤツタがレリーズさ
れ、シンクロ接点がオンすると、トリガ回路部3
00のシンクロスイツチ48の両端子48a,4
8bが導通する。すると、上記コンデンサ69に
充電されている電荷は、抵抗68を介して上記サ
イリスタ42のゲート−カソード間に流れ込み、
同サイリスタ42のアノード−カソード間は導通
する。これが導通すると、すでに充電が完了して
いたトリガコンデンサ44の電荷がサイリスタ4
2→トランス49の1次側巻線の経路で流れ、同
トランス49の2次側巻線に高電圧を誘起して閃
光放電管51をトリガする。このトリガによつて
上記メインコンデンサ52に蓄えられていた電荷
が上記放電管51に放電され、同放電管51が閃
光発光する。
また、上記ストロボを用いた撮影が終了し、カ
メラの使用者が前記電源スイツチ22を第2の固
定端子22bがわに切り替えると、前記コンデン
サ23に蓄えられていた電荷は完全に放電され
る。
また、上記電源スイツチ22をオフすると、上
記トリガコンデンサ69に残つている電荷は、コ
ンデンサ69(+)→抵抗68→抵抗67→ライ
ンl0→電源スイツチ22の端子22c,22b→
抵抗24,25→ラインl1→抵抗66→コンデン
サ69(−)の経路で直ちに放電してしまう上
に、上記電池21の正極側は、上記トリガ回路と
は完全に遮断されてしまうにで、誤操作によつて
シンクロスイツチ48の両端子48a,48b間
を短絡しても上記閃光放電管51を誤つて発光さ
せてしまうこともない。
そして、再び上記電源スイツチ22を第1の固
定端子22aがわに切り替えれば、いままで述べ
た動作と全く同一の動作を行つてストロボ撮影を
することができる。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、従来からあ
る利点、即ち人体に電撃を与えない、カメラのシ
ンクロ接点を損耗させない、という利点に加え
て、電池およびメインコンデンサ等の充電された
エネルギーを無駄に費やすことがなく、さらに電
源スイツチをオフすれば、誤つて放電管を発光さ
せてしまう虞れが全くない写真撮影用ストロボ回
路を提供することができる。
なお、近年大容量のリチウム電池の出現によ
り、ストロボ装置の寿命が5〜10年というように
長い寿命を有するようになつてきているが、これ
は単に上記電池が大容量化されたことだけによる
ものではなく、本考案に示したような、無駄なエ
ネルギーを消費しない省エネルギー型のストロボ
回路の構成により実現可能となつたものである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、従来の写真撮影用ストロボ回路
をそれぞれ示す電気回路図、第3図は、本考案の
一実施例を示す写真撮影用ストロボ回路の電気回
路図である。 21……電源電池、22……電源スイツチ、2
4,25,66,67……抵抗、42……トリガ
サイリスタ(半導体制御整流素子)、44……ト
リガコンデンサ、48……シンクロスイツチ、4
9……トリガトランス、51……閃光放電管、5
2……メインコンデンサ、68……トリガ抵抗、
69……ゲートトリガコンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源スイツチ、電源電池および同電池電圧を昇
    圧するDC−DCコンバータ等を有する電源回路
    と、この電源回路によつて充電されるメインコン
    デンサと、このメインコンデンサを発光電源とす
    る閃光放電管と、シンクロスイツチ、トリガコン
    デンサ、トリガトランスおよびサイリスタ等の半
    導体制御整流素子等を有し上記閃光放電管に発光
    用トリガ電圧を供給するトリガ回路と、を有する
    写真撮影用ストロボ回路において、 上記電源電池と上記半導体制御整流素子の制御
    端子の間に接続され、この半導体制御整流素子を
    逆バイアスする向きに上記電池電圧で充電される
    と共に上記シンクロスイツチの閉成に応じて放電
    し、上記半導体制御整流素子を導通させるコンデ
    ンサと、 上記電源スイツチのオフ動作に連動して、この
    電源スイツチを通るよう形成され、上記コンデン
    サの充電を放電する放電ループと、 を具備したことを特徴とする写真撮影用ストロボ
    回路。
JP8511184U 1984-06-07 1984-06-07 写真撮影用ストロボ回路 Granted JPS612645U (ja)

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