JP2506667B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JP2506667B2
JP2506667B2 JP12614086A JP12614086A JP2506667B2 JP 2506667 B2 JP2506667 B2 JP 2506667B2 JP 12614086 A JP12614086 A JP 12614086A JP 12614086 A JP12614086 A JP 12614086A JP 2506667 B2 JP2506667 B2 JP 2506667B2
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崇司 小林
裕仁 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は閃光放電管と直列に発光制御素子としてトラ
ンジスタを接続したストロボ装置に関し、特に上記トラ
ンジスタの動作制御を行なう制御系に特徴を有するスト
ロボ装置に関するものである。
従来の技術 従来より閃光放電管と直列にトランジスタを接続し閃
光放電管の発光量を制御しようとしたストロボ装置は、
図示はしないが例えば実公昭43−21344号公報,実公昭4
8−34646号公報等にて知られている。
しかしながら、上記2つの公報に示された装置におけ
る上記トランジスタの導通,非導通の制御構成をみてみ
ると、いずれの装置も、その使用時には、常時,トラン
ジスタのベース電流を供給する構成となっており、主動
作である発光動作以外の消費電力が多くなってしまう問
題を有し、さらにトランジスタの非導通動作を個々にば
らつきのある閃光放電管の消弧時間を考慮して設定しな
ければならず、即ち消弧時間内に非導通動作を停止する
と再発光のおそれがあり、比較的長時間行なう必要があ
ることからも消費電力が多くなってしまう問題点を有し
ている。
このため、本出願人は先に特願昭60−215439号にて第
3図(a),(b)に示すようなストロボ装置について
提案している。
以下、簡単にその動作について説明しておく。
今、電源スイッチ1がオンされると低圧電源2が周知
の直流−直流(DC−DC)コンバータ回路3に供給され、
主コンデンサ4、トリガー回路5のトリガーコンデンサ
5aの充電が開始される。
一方、上記電源スイッチ1のオンと同時に制御手段12
はその出力端子12aを高レベルとなし、トランジスタ8
を非導通状態に維持する。
主コンデンサ4等の充電が完了した状態でカメラのシ
ンクロ接点5bがオンされると制御手段12のスイッチ12b
もオンすることになり、トリガー回路5は閃光放電管6
を励起し、同時に制御手段12はその出力端子12aを低レ
べルに反転させる。
この結果、トランジスタ8は導通し、低圧電源2より
トランジスタ8およびコンデンサ9と電流制限素子であ
る抵抗10とからなる並列体を介してトランジスタ7のベ
ース電流が供給されることからトランジスタ7は導通
し、閃光放電管6は主コンデンサ4の充電電荷を消費し
て発光することになる。
閃光放電管6の発光途上において、例えば周知の測光
回路である発光停止信号発生回路13より発光停止信号が
制御手段12に供給されると、制御手段12は出力端子12a
を再度高レベルに反転し、トランジスタ8は再び非導通
になされ、上述したベース電流の供給が遮断される。こ
の時、制御スイッチ素子であるトランジスタ11はコンデ
ンサ9の図示極性の充電電荷によって導通し、従って、
トランジスタ7は上記コンデンサ9によって逆バイアス
されることになる。
従って、トランジスタ7は非導通状態になされ、もち
ろん閃光放電管6の発光も停止する。
以上が第3図(a)に示した装置の動作であるが、上
述の説明からも明らかなように、閃光放電管6と直列接
続されたトランジスタ7は、シンクロ接点5aのオンによ
りベース電流が供給され、導通し、発光停止信号の発生
によりベース電流が遮断されると共に逆バイアスされ即
座に非導通となり、ベース電流は必要時のみ流れ、また
非導通動作も極短期間になされ、消費電力は先の従来例
に比して少なくできることになる。
なお、同図(b)に示した回路は上記提案における他
の実施例であり、先の例がトランジスタ7のベース電流
供給源として低圧電源2を使用していたのに対し、この
実施例は、DC−DCコンバータ回路3内に設けた補助巻線
14に誘起される電圧をダイオード15により整流した整流
電圧によって充電される補助コンデンサ16の充電電荷を
トランジスタ7のベース電流供給源としたものである。
また、閃光放電管6、トランジスタ7等による発光お
よび発光停止動作は同図(a)の装置と同様であること
はいうまでもなく、説明は省略する。
発明が解決しようとする問題点 以上本出願人が先に提案した装置について説明した
が、今、上述した装置において高周波数の繰り返し発光
を行なう場合について考えてみると、以下のような不都
合を生じるおそれを有している。
閃光放電管6と直列接続されるトランジスタ7には、
発光時大電流を流す必要があるが、現状のトランジスタ
製造技術では、そのhfeを大きくすることは困難であ
り、このため、発光時には、十分な導通状態を維持する
大ベース電流の供給が必要となる。
ところが、高周波数の繰り返し発光ということは、DC
−DCコンバータ回路3の負荷が重くなるということであ
り、低圧電源2の端子電圧は著しく下がってしまう。
この結果、第3図(a)の装置においては、トランジ
スタ7のベース電流供給源が低圧電源2であることか
ら、繰り返し発光時には低圧電源2の電圧降下によりト
ランジスタ7に十分な値のベース電流を供給できなくな
るおそれがあり、ともすればトランジスタ7を不飽和領
域で使用することになり、トランジスタ7の電力損失で
それ自体の破壊を生じることがある。
また第3図(b)の様に補助巻線14、補助コンデンサ
16等により上述した低圧電源1の電圧降下を補ってやれ
ばトランジスタ7の破壊を防止できるが、上記補助コン
デンサ16としては容量の大きなものが必要となり、新た
に寸法上の不利を招き、加えてDC−DCコンバータ3の主
コンデンサ4に対する効率が悪くなり、充電時間が長く
なってしまう。即ち繰り返し発光周期の選択自由度が狭
くなるという不都合点を生じてしまうことになる。
本発明は上述したような不都合な点を考慮してなした
もので、数十Hz以上の高速繰り返し発光を安定して行な
える閃光放電管と直列に発光制御用トランジスタを接続
したストロボ装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明によるストロボ装置は、少なくとも、DC−DCコ
ンバータ回路を含む直流高圧電源により充電される主コ
ンデンサの両端に接続される閃光放電管および第1のト
ランジスタからなる直列体と、カメラのシンクロスイッ
チの閉成に基づき動作し上記閃光放電管を励起するトリ
ガー回路と、上記第1のトランジスタのベース・エミッ
タ間に上記ベースに接続された第2のトランジスタを介
して接続される起動用コンデンサと、上記起動用コンデ
ンサを発光に先立ち充電する充電手段と、上記閃光放電
管と第1のトランジスタとの接続点にアノードが、上記
起動用コンデンサと第2のトランジスタとの接続点にカ
ソードが接続されるダイオードと、上記シンクロスイッ
チの閉成に基づき上記第2のトランジスタを導通せしめ
ると共に上記閃光放電管からの発光を停止するために供
給される発光停止信号に基づき前記第2のトランジスタ
を非導通になす制御信号を出力する制御手段とを備えて
構成される。
本発明によるストロボ装置は上記構成に加え、さらに
上記第2のトランジスタと上記第1のトランジスタのベ
ースとの間に接続される電流制限素子およびコンデンサ
からなる並列体と、上記第2のトランジスタと並列体と
の接続点と上記第1のトランジスタのエミッタとの間に
接続され上記制御信号が供給されることにより上記第2
のトランジスタとは逆の導通,非導通動作を行なう制御
スイッチ素子とを備えて構成される。
本発明によるストロボ装置は、上記構成に加え、さら
に上記第2のトランジスタの導通により導通する第1の
スイッチ素子、この第1のスイッチ素子の導通により導
通し上記DC−DCコンバータ回路の発振動作を阻止する第
2のスイッチ素子を含む阻止手段を備えて構成される。
作用 本発明によるストロボ装置は上記のような構成である
ことから、第1のトランジスタはシンクロスイッチの閉
成に基づく第2のトランジスタの導通による起動用コン
デンサの充電電荷の放電により導通せしめられ、閃光放
電管がシンクロスイッチの閉成に基づくトリガー回路の
励起によって発光を開始すると、その放電電流の一部が
ダイオード,起動用コンデンサ,第2のトランジスタを
介してベース電流として供給されることになり、即ちそ
れだけで十分な値のベース電流の供給を受けられること
になり、ベース電流が小さくなって、大きな電力損失を
生じて破損してしまうといったおそれがなくなる。
本発明によるストロボ装置は、また並列体、制御スイ
ッチ素子を備えることにより、第1のトランジスタは先
の提案同様、第2のトランジスタの非導通によるベース
電流の遮断時、上記並列体のコンデンサの充電電荷によ
る逆バイアス作用により確実かつ短期間の非導通動作を
実現できることになる。
さらに本発明によるストロボ装置は阻止手段を備える
ことにより、閃光放電管の発光中はDC−DCコンバータ回
路の動作が阻止されることになり、したがってDC−DCコ
ンバレータ回路に供給されている低圧電源の大幅な電圧
降下を発光中は阻止できることになる。
実施例 第1図は本発明によるストロボ装置の一実施例を示す
電気回路図であり、図中第3図と同符号のものは同一機
能部材である。
図中、17は本実施例では低圧電源2の両端に電源スイ
ッチ1、ダイオード18を介して接続される起動用コンデ
ンサを示している。この起動用コンデンサ17は、図面か
らも明らかではあるが、本実施例ではトランジスタ8、
コンデンサ9および電流制御素子である抵抗10を介して
トランジスタ7のベース・エミッタ間とも接続されてい
る。
19はダイオードで、閃光放電管6とトランジスタ7と
の接続点にアノードが、また起動用コンデンサ17とトラ
ンジスタ8との接続点にカソードが接続されている。
20は阻止手段で、ベースが抵抗23を介してトランジス
タ8のコレクタと接続されている第1のスイッチ素子で
あるトランジスタ21、DC−DCコンバータ回路3内の発振
トランジスタ3aのベース・エミッタ間に接続され、ベー
スが抵抗24を介してトランジスタ21のコレクタと接続さ
れた第2のスイッチ素子であるトランジスタ22からな
り、トランジスタ8の導通によるトランジスタ21,22の
導通により発振トランジスタ3aのベース・エミッタ間を
短絡してDC−DCコンバータ回路3の発振を停止させる機
能を有している。
25は入力端子で制御手段12の動作を制御し閃光放電管
の発光を停止させるための発光停止信号が供給されるも
のである。なお、発光停止信号は、例えば第3図(aa)
に示した装置のようにストロボ装置内に設けられた周知
の測光回路、あるいはストロボ装置が装着されるカメラ
内に形成された測光回路(図示せず)から供給できるこ
とはいうまでもない。
以下、上記のような構成からなる本発明によるストロ
ボ装置の一実施例の動作について説明する。
電源スイッチ1が閉成されることによる主コンデンサ
4等の充電動作およびトランジスタ8の非導通状態維持
動作、また主コンデンサ4等の充電完了後のカメラのシ
ンクロ接点5bの閉成によるトリガー回路5の閃光放電管
6の励起動作およびスイッチ12bの閉成によるトランジ
スタ8の導通動作は、第3図(a)に示した装置と同様
である。なお、電源スイッチ1の閉成時、ダイオード18
を介して低圧電源2により起動用コンデンサの充電が行
なわれることも第1図に示す構成から明らかである。
さて、トランジスタ8が導通状態になると、本実施例
においてはそれまでに充電されている起動用コンデンサ
17の充電電荷がコンデンサ9および抵抗10からなる並列
体、トランジスタ7のベース・エミッタ間を介して放電
されることになり、トランジスタ7は導通し、この結果
閃光放電管6は発光を開始する。
同時にトランジスタ8のコレクタにベースが接続され
ている阻止手段20のトランジスタ21にもベース電流が起
動用コンデンサ17、低圧電源2より供給されることにな
り、このトランジスタ21も導通し、トランジスタ22が導
通状態になされる。この結果、DC−DCコンバータ回路3
の発振トランジスタ3aのベース・エミッタ間が短絡され
ることになり、DC−DCコンバータ回路3はその動作、即
ち低圧電源2のエネルギーを消費して主コンデンサ4等
の充電を行なう動作が阻止されることになる。
一方、閃光放電管6の発光が開始されると、放電電流
の一部がダイオード19、トランジスタ8、コンデンサ9
および抵抗10からなる並列体を介してトランジスタ7の
ベース電流として流れることになる。
このダイオード19を介して供給される電流は、発光が
ピークに近づき放電電流が大きくなるとトランジスタ7
のコレクタ・エミッタ間電圧が上昇しコレクタ電位が高
くなるため増大し、また放電電流が小さい場合にはトラ
ンジスタ7のコレクタ・エミッタ間電圧が減少しコレク
タ電位が低くなるため小さくなるよう制御される。
したがって、放電電流が大きくなりコレクタ・エミッ
タ間電圧が上昇しても、トランジスタ7のベース電流は
ダイオード19を介して流れる電流により増大することに
なり、換言すれば、トランジスタ7は一度導通状態に起
動されるとその後は低圧電源2あるいは起動用コンデン
サ17の端子電圧に関係なく、大電流である放電電流を流
すために必要な大ベース電流が供給されることになる。
この結果、起動用コンデンサ17の容量はトランジスタ7
の起動を考慮した小容量とでき、かつトランジスタ7を
十分な導通状態で動作できることになる。
なお、かかる動作時、前述したように阻止手段20によ
りDC−DCコンバータ回路3の動作が阻止され、このため
低圧電源2の大幅な電圧降下が防止されているが、上述
した説明からも明らかなように、上記阻止手段20の動作
はトランジスタ7の駆動という点だけに関してみれば基
本的には必要ない。しかしながら、放電電流が小さくな
りダイオード19を介して流れる電流が少なくなった時、
より安定したベース電流をトランジスタ7に供給するた
めにあるいは他の何らかの回路の電源として低圧電源2
を有効に使用するために有効であることも事実である。
入力端子25に、閃光放電管6からの発光量が、たとえ
ばあらかじめ設定した光量あるいは所定被写体に対して
適正な光量となった時、前述したようにストロボ装置内
あるいはカメラ内に設けられている発光停止回路(図示
せず)から発光停止信号が供給されると、制御手段12は
スイッチ12bの閉成により低レべルとなしていた出力端
子12aを高レベルに反転させることになる。
したがって、トランジスタ8が非導通になされると共
にトランジスタ11が導通状態となり、トランジスタ7は
そのベース電流の供給が遮断されると共にコンデンサ9
の充電電荷によりトランジスタ11を介して逆バイアスさ
れ、非導通となる。
トランジスタ7が非導通になると閃光放電管6を介し
て流れていた放電電流は、ダイオード19を介して起動用
コンデンサ17を充電し、このコンデンサ17の充電完了後
遮断され、閃光放電管6の発光は停止する。
同時に阻止手段20のトランジスタ21のベース電流がト
ランジスタ8の非導通により遮断されることから、トラ
ンジスタ21,22も非導通となり、DC−DCコンバータ回路
3は次回の発光動作に備えるべくその動作を再開する。
なお、トランジスタ7の非導通後の上記起動用コンデ
ンサ17の充電電流に基づいても閃光放電管6は発光する
が、この発光は先にも述べたように起動用コンデンサ17
の容量を本発明では小さくできるため、いわゆる増発光
とはならず無視できる程度の発光となる。
逆に、起動用コンデンサ17の充電が低圧電源2に関係
なく行なえるということは、DC−DCコンバータ回路3の
動作再開時の低圧電源2の電圧降下を無視できる、即ち
電圧降下があっても素早く次回の発光のための準備がな
せることになり、特に高周波数の繰り返し発光を実現す
る場合、有利となる。
また、上記した実施例は、第1図からも明らかなよう
にベース電流遮断時、トランジスタ7を逆バイアスする
コンデンサ9および抵抗10からなる並列体とトランジス
タ11を備えているがかかる構成も先の阻止手段20同様ト
ランジスタ7の動作制御だけについて考えてみれば基本
的には必要ない。しかしながら上記構成がトランジスタ
7の残留キャリアを放電する作用を行ない、ベース電流
遮断時のトランジスタ7自体の特性にて生じるおそれの
ある破壊を確実に阻止できることも事実である。
第2図は本発明によるストロボ装置の他の実施例を示
す部分回路図であり、第2図中第1図,第3図(a)と
同符号のものは同一機能部材である。
この実施例は、第2図からも明らかではあるが、第1
図の実施例が発光に先立っての起動用コンデンサ17の充
電を低圧電源2により行なっているのに対し、DC−DCコ
ンバータ回路3の2次側出力にて抵抗26を介して行なう
ものである。
なお、ストロボ装置としての動作は、第1図に示した
実施例と同様である。
発明の効果 本発明によるストロボ装置は、閃光放電管と直列に接
続される発光制御用のトランジスタの起動を、発光に先
立ち充電されている起動用コンデンサの放電により行な
い、閃光放電管が発光中はその放電電流の一部をダイオ
ード,起動用コンデンサ等を介して上記トランジスタの
ベース電流として供給することから、上記トランジスタ
を十分に駆動できる大ベース電流を安定して供給できる
ことになり、ベース電流が不十分な場合電力損失により
生じるおそれのある破壊を防止できるという効果を有し
ている。
また、上記起動用コンデンサはトランジスタ7の起動
動作だけを考慮すれば良く、その容量を小さな値に設定
できることになると共に補助巻線によって充電する必要
もなく寸法上有利となる効果、DC−DCコンバータ回路の
効率を落とすことのない効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるストロボ装置の一実施例を示す電
気回路図、第2図は同他の実施例を示す部分電気回路
図、第3図(a),(b)は本出願人が先に提案したス
トロボ装置の電気回路図を示している。 1……電源スイッチ、2……低圧電源、3……DC−DCコ
ンバータ回路、4……主コンデンサ、5……トリガー回
路、6……閃光放電管、7……(第1の)トランジス
タ、8……(第2の)トランジスタ、9……コンデン
サ、10……電流制御素子、11……制御スイッチ素子、12
……制御手段、17……起動用コンデンサ、18,19……ダ
イオード、20……阻止手段、21,22……スイッチ素子、2
3,24……抵抗。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流−直流コンバータ回路を含む直流高圧
    電源により充電される主コンデンサの両端に接続される
    閃光放電管および第1のトランジスタからなる直列体
    と、カメラのシンクロスイッチの閉成に基づき動作し前
    記閃光放電管を励起するトリガー回路と、前記第1のト
    ランジスタのベースに接続された第2のトランジスタを
    介して前記第1のトランジスタのベース・エミッタ間に
    接続される起動用コンデンサと、前記起動用コンデンサ
    を前記閃光放電管の発光に先立ち充電する充電手段と、
    前記閃光放電管と前記第1のトランジスタとの接続点に
    アノードが前記起動用コンデンサと前記第2のトランジ
    スタとの接続点にカソードが接続されたダイオードと、
    前記シンクロスイッチの閉成に基づき前記第2のトラン
    ジスタを導通せしめると共に前記閃光放電管からの発光
    を停止するために供給される発光停止信号に基づき前記
    第2のトランジスタを非導通になす制御信号を出力する
    制御手段とを備えてなるストロボ装置。
  2. 【請求項2】充電手段は、直流−直流コンバータ回路に
    電源スイッチを介して供給される低圧電源と、該低圧電
    源と起動用コンデンサとの間に接続されるダイオードと
    からなる特許請求の範囲第1項に記載のストロボ装置。
  3. 【請求項3】充電手段は、主コンデンサの高電位側と起
    動用コンデンサの高電位側との間に接続される抵抗であ
    る特許請求の範囲第1項に記載のストロボ装置。
  4. 【請求項4】直流−直流コンバータ回路を含む直流高圧
    電源により充電される主コンデンサの両端に接続される
    閃光放電管および第1のトランジスタからなる直列体
    と、カメラのシンクロスイッチの閉成に基づき動作し前
    記閃光放電管を励起するトリガー回路と、前記第1のト
    ランジスタのベースに接続された第2のトランジスタを
    介して前記第1のトランジスタのベース・エミッタ間に
    接続される起動用コンデンサと、前記起動用コンデンサ
    を前記閃光放電管の発光に先立ち充電する充電手段と、
    前記閃光放電管と前記第1のトランジスタとの接続点に
    アノードが前記起動用コンデンサと前記第2のトランジ
    スタとの接続点にカソードが接続されたダイオードと、
    前記シンクロスイッチの閉成に基づき前記第2のトラン
    ジスタを導通せしめると共に前記閃光放電管からの発光
    を停止するために供給される発光停止信号に基づき前記
    第2のトランジスタを非導通になす制御信号を出力する
    制御手段と、前記第2のトランジスタと前記第1のトラ
    ンジスタのベースとの間に接続される電流制限素子およ
    びコンデンサからなる並列体と、前記第2のトランジス
    タと前記並列体との接続点と前記第1のトランジスタの
    エミッタとの間に接続され前記制御信号が供給されるこ
    とにより前記第2のトランジスタとは逆の導通,非導通
    動作を行なう制御スイッチ素子とを備えてなるストロボ
    装置。
  5. 【請求項5】直流−直流コンバータ回路を含む直流高圧
    電源により充電される主コンデンサの両端に接続される
    閃光放電管および第1のトランジスタからなる直列体
    と、カメラのシンクロスイッチの閉成に基づき動作し前
    記閃光放電管を励起するトリガー回路と、前記第1のト
    ランジスタのベースに接続された第2のトランジスタを
    介して前記第1のトランジスタのベース・エミッタ間に
    接続される起動用コンデンサと、前記起動用コンデンサ
    を前記閃光放電管の発光に先立ち充電する充電手段と、
    前記閃光放電管と前記第1のトランジスタとの接続点に
    アノードが前記起動用コンデンサと前記第2のトランジ
    スタとの接続点にカソードが接続されたダイオードと、
    前記シンクロスイッチの閉成に基づき前記第2のトラン
    ジスタを導通せしめると共に前記閃光放電管からの発光
    を停止するために供給される発光停止信号に基づき前記
    第2のトランジスタを非導通になす制御信号を出力する
    制御手段と、前記第2のトランジスタと前記第1のトラ
    ンジスタのベースとの間に接続される電流制限素子およ
    びコンデンサからなる並列体と、前記第2のトランジス
    タと前記並列体との接続点と前記第1のトランジスタの
    エミッタとの間に接続され前記制御信号が供給されるこ
    とにより前記第2のトランジスタとは逆の導通,非導通
    動作を行なう制御スイッチ素子と、前記第2のトランジ
    スタの導通により導通する第1のスイッチ素子および前
    記第1のスイッチ素子の導通により動作する第2のスイ
    ッチ素子を含み、前記第2のトランジスタが導通してい
    る間前記DC−DCコンバータ回路の発振動作を阻止する阻
    止手段とを備えてなるストロボ装置。
JP12614086A 1986-05-30 1986-05-30 ストロボ装置 Expired - Lifetime JP2506667B2 (ja)

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