JPS6342748Y2 - - Google Patents

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JPS6342748Y2
JPS6342748Y2 JP1981101444U JP10144481U JPS6342748Y2 JP S6342748 Y2 JPS6342748 Y2 JP S6342748Y2 JP 1981101444 U JP1981101444 U JP 1981101444U JP 10144481 U JP10144481 U JP 10144481U JP S6342748 Y2 JPS6342748 Y2 JP S6342748Y2
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JP
Japan
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transistor
line
switch
transistors
base
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JP1981101444U
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JPS588236U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は交流回路をオン・オフするためのトラ
ンジスタ交流スイツチに関するものである。
従来のトランジスタ交流スイツチは、交流負荷
に直列に4個の整流ダイオードから成るブリツジ
型全波整流回路を接続し、この全波整流回路の直
流出力端子間にトランジスタを接続し、このトラ
ンジスタのベースに制御スイツチを直接又は間接
に接続することによつて構成されている。この種
の交流スイツチによれば、1個のトランジスタで
交流をオン・オフ制御することが出来る。しか
し、負荷電流に流れる主回路に2個のダイオード
と1個のトランジスタとが直列に接続された状態
となるので、2個のダイオードによる電力損失及
び電圧降下と、1個のトランジスタによる電力損
失及び電圧降下とが生じることになり、電力損失
及び電圧降下が大きくなつた。また、交流電圧の
立上り及び立下り部分に於ける低電圧領域で生じ
る波形歪みも必然的に大きくなつた。
また、従来のトランジスタ交流スイツチの制御
回路の構成は必ずしも単純でなかつた。
そこで、本考案の目的は、制御回路が簡単で且
つ挿入損失の少ないトランジスタ交流スイツチを
提供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、相互間に
交流電圧が印加される第1及び第2の交流ライン
4,5と、コレクタが前記第1の交流ライン4に
接続され、エミツタが前記第2の交流ライン5に
接続され、前記第1の交流ライン4と前記第2の
交流ライン5との間に一方の方向の電流を流す方
向性を有している第1のトランジスタQ1と、コ
レクタが前記第2の交流ライン5に接続され、エ
ミツタが前記第1の交流ライン4に接続され、前
記第2の交流ライン5と前記第1の交流ライン4
との間に他方の方向の電流を流す方向性を有して
接続されている第2のトランジスタQ2と、前記
第1の交流ライン4又は前記第1のトランジスタ
Q1のコレクタと前記第1のトランジスタQ1のベ
ースとの間に接続され、前記第1のトランジスタ
Q1のベース電流を供給することができる極性と
されている第3のトランジスタQ3と、前記第2
の交流ライン5又は前記第2のトランジスタQ2
のコレクタと前記第2のトランジスタQ2のベー
スとの間に接続され、前記第2のトランジスタ
Q2のベース電流を供給することができる極性と
されている第4のトランジスタQ4と、前記第3
のトランジスタQ3と前記第4のトランジスタQ4
とに共通に接続されている共通制御ライン6と、
前記第1の交流ライン4と前記共通制御ライン6
との間に接続され、前記交流電圧が一方の極性の
時に導通して前記第3のトランジスタQ3と前記
第4のトランジスタQ4との内の一方のみにベー
ス電流を供給するような極性を有している第1の
整流ダイオードD1と、前記第2の交流ライン5
と前記共通制御ライン6との間に接続され、前記
交流電圧が他方の極性の時に導通し前記第3のト
ランジスタQ3と前記第4のトランジスタQ4との
内の前記一方の残の他方のみにベース電流を供給
するような極性を有している第2の整流ダイオー
ドD2と、前記制御ライン6に設けられたオン・
オフ制御スイツチ7とから成るトランジスタ交流
スイツチに係わるものである。
上記考案によれば、次の作用効果が得られる。
(イ) 第3及び第4のトランジスタQ3,Q4を交流
ライン4,5の電圧に基づいてオン・オフ制御
することができるので、制御回路の構成を簡単
にすることができる。
(ロ) 負荷電流が流れる回路に直列に接続される整
流ダイオードの数を減少させることができる。
従つて、交流スイツチにおける電力損失及び電
圧降下が少なくなる。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
述べる。
第1図に示す本考案の実施例に係わる交流スイ
ツチ1は、交流信号源又は交流電源等の交流源2
に負荷3と共に直列接続されている。この交流ス
イツチ1の内部を詳しく説明すると、第1及び第
2の交流ライン4,5を有し、この第1の交流ラ
イン4と第2の交流ライン5との間に第1の交流
ライン4から第2の交流ライン5に向つて電流を
流す方向性を有してNPNの第1のトランジスタ
Q1が接続され、また第2の交流ライン5から第
1の交流ライン4に向つて電流を流す方向性を有
してNPNの第2のトランジスタQ2が接続されて
いる。第1及び第2のトランジスタQ1,Q2のベ
ースはPNPの第3及び第4のトランジスタQ3
Q4を介して共通制御ライン6に夫々結合されて
いる。また第1の交流ライン4と共通制御ライン
6との間には共通制御ライン6から第1の交流ラ
イン4の方向に電流が流れる方向性を有して第1
の整流ダイオードD1が接続され、第2の交流ラ
イン5と共通制御ライン6との間には共通制御ラ
イン6から第2の交流ライン4の方向に電流が流
れる方向性を有して第2の整流ダイオードD2
接続されている。
共通制御ライン6には直列にオン・オフ制御ス
イツチ7及び電流制限用抵抗R1が接続され、こ
の制御ライン6の一端はダイオードD1とD2との
接続点に、その他端は第3及び第4のトランジス
タQ3,Q4のベースに結合されている。また、第
3及び第4のトランジスタQ3,Q4のエミツタと
ベースとの間に動作安定用抵抗R2及びR3が夫々
接続されている。
第1及び第2のトランジスタQ1,Q2に夫々直
列に接続された第3及び第4の整流ダイオード
D3,D4はトランジスタQ1,Q2の保護用に設けら
れたものであり、もし、トランジスタQ1,Q2
十分な逆耐圧を有するものが使用されていれば省
略することが可能である。
第3のトランジスタQ3のコレクタは次段の第
1のトランジスタQ1のベースに結合され、その
エミツタと第1の交流ライン4との間に第5の整
流ダイオードD5が接続されている。また第4の
トランジスタQ4のコレクタは次段の第2のトラ
ンジスタQ2のベースに結合され、そのエミツタ
と第2の交流ライン5との間に第6の整流ダイオ
ードD6が接続されている。従つて、ダイオード
D3,D4,D5,D6を除去して考えれば、トランジ
スタQ1とQ3、及びQ2とQ4がダーリントン接続さ
れていることになる。
上述の如く構成された回路で負荷3に交流源2
を接続する場合には制御スイツチ7をオンにす
る。今、交流源2から矢印8で示す第1の方向の
電圧が発生しているとすれば、負荷3、第1の交
流ライン4、第5の整流ダイオードD5、第3の
トランジスタQ3、抵抗R1、スイツチ7、第2の
整流ダイオードD2、第2の交流ライン5から成
る回路で第3のトランジスタQ3のベース電流が
流れ、第3のトランジスタQ3がオンになる。こ
の結果、第3のトランジスタQ3を通つて第1の
トランジスタQ1のベース電流が流れて、第1の
トランジスタQ1がオンになる。従つて、負荷3、
第3の整流ダイオードD3、第1のトランジスタ
Q1から成る回路で負荷電流が流れる。
一方、交流源2から矢印9で示す第2の方向の
電圧が発生している期間には、第6の整流ダイオ
ードD6、第4のトランジスタQ4、抵抗R1、スイ
ツチ7、第1の整流ダイオードD1から成る回路
でトランジスタQ4のベース電流が流れ、これが
オンになる。この結果、第4のトランジスタQ4
を通つて第2のトランジスタQ2のベース電流が
流れ、これがオンになる。従つて、第4の整流ダ
イオードD4、第2のトランジスタQ2、負荷3か
ら成る回路で負荷電流が流れる。
尚、スイツチ7をオフにした場合には、第3及
び第4のトランジスタQ3,Q4のベース電流が流
れず、トランジスタQ1〜Q4はオフに保たれる。
上述から明らかなように、この回路では、主電
流即ち負荷電流が流れる回路に、第1の方向の電
圧発生時には第3の整流ダイオードD3と第1の
トランジスタQ1とが介在するのみであり、第2
の方向の電圧発生時には第4の整流ダイオード
D4と第2のトランジスタQ2とが介在するのみで
ある。従つて、負荷電流が200mAの場合の交流
スイツチ1での電圧降下V1は約1.51Vとなり、電
力損失は302mWとなる。従来のブリツジ型整流
回路とトランジスタとの組み合せから成る交流ス
イツチの電圧降下は約2.39V、電力損失は478m
Wであるから、本実施例の回路によつて、電力損
失及び電圧降下が大幅に改善されたことになる。
また、主回路に直列に接続される整流ダイオー
ドの数が減少した分だけ交流波形の立上り及び立
下りの波形歪みが改善される。
また、本実施例では第1及び第2の整流ダイオ
ードD1,D2に共通制御ライン6を接続し、共通
制御ライン6にスイツチ7を設けるのみで、制御
回路が構成されているので、回路が簡略化されて
いる。
次に、本考案の別の実施例について述べる。但
し、第2図〜第3図に於いて第1図と共通する部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。
第2図に示す実施例では、第1図に於ける第5
及び第6のダイオードD5,D6を省略し、第3の
トランジスタQ3のエミツタを第1のトランジス
タQ1のコレクタに接続して完全なダーリントン
接続とし、また第4のトランジスタQ4のエミツ
タを第2のトランジスタQ2のコレクタに接続し
て完全なダーリントン接続としている。この実施
例は、第1図の回路に比較し、整流ダイオード
D5,D6を省略した分だけコストの低減が可能で
あるという利点を有する反面、第3及び第4のト
ランジスタQ3,Q4のエミツタ電位が下るため、
第1及び第2のトランジスタQ1,Q2のベース電
流が減少し、Q1,Q2のVCEが増大し、V1が高く
なる。しかし、負荷電流200mAに於いてV1は約
1.8V、電力損失は約360mWであり、従来の回路
よりは優れている。
第3図の実施例では、第3及び第4のダイオー
ドD3,D4が第1及び第2のトランジスタQ1,Q2
のエミツタに接続され、また、第3及び第4のト
ランジスタQ3,Q4にNPNトランジスタが使用さ
れている。この場合には、負荷電流200mAで、
V1は1.67V、電力損失が334mWである。従つて、
第1図の回路及び第2図の回路との中間程度の性
能となる。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものではなく、更に変形可
能なものである。例えば、トランジスタQ1とQ2
に増幅率の高いトランジスタを使用し、トランジ
スタQ3,Q4を省略してもよい。また必要に応じ
て更に駆動用のトランジスタを増やしてもよい。
またスイツチ7は機械的スイツチに限ることな
く、電気的スイツチとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わるトランジスタ
交流スイツチの回路図、第2図は本考案の別の実
施例に係わる交流スイツチの回路図、第3図は本
考案の更に別の実施例に係わる交流スイツチの回
路図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、4は第
1の交流ライン、5は第2の交流ライン、6は共
通制御ライン、7は制御スイツチ、Q1は第1の
トランジスタ、Q2は第2のトランジスタ、D1
第1の整流ダイオード、D2は第2の整流ダイオ
ードである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互間に交流電圧が印加される第1及び第2の
    交流ライン4,5と、 コレクタが前記第1の交流ライン4に接続さ
    れ、エミツタが前記第2の交流ライン5に接続さ
    れ、前記第1の交流ライン4と前記第2の交流ラ
    イン5との間に一方の方向の電流を流す方向性を
    有している第1のトランジスタQ1と、 コレクタが前記第2の交流ライン5に接続さ
    れ、エミツタが前記第1の交流ライン4に接続さ
    れ、前記第2の交流ライン5と前記第1の交流ラ
    イン4との間に他方の方向の電流を流す方向性を
    有して接続されている第2のトランジスタQ2と、 前記第1の交流ライン4又は前記第1のトラン
    ジスタQ1のコレクタと前記第1のトランジスタ
    Q1のベースとの間に接続され、前記第1のトラ
    ンジスタQ1のベース電流を供給することができ
    る極性とされている第3のトランジスタQ3と、 前記第2の交流ライン5又は前記第2のトラン
    ジスタQ2のコレクタと前記第2のトランジスタ
    Q2のベースとの間に接続され、前記第2のトラ
    ンジスタQ2のベース電流を供給することができ
    る極性とされている第4のトランジスタQ4と、 前記第3のトランジスタQ3と前記第4のトラ
    ンジスタQ4とに共通に接続されている共通制御
    ライン6と、 前記第1の交流ライン4と前記共通制御ライン
    6との間に接続され、前記交流電圧が一方の極性
    の時に導通して前記第3のトランジスタQ3と前
    記第4のトランジスタQ4との内の一方のみにベ
    ース電流を供給するような極性を有している第1
    の整流ダイオードD1と、 前記第2の交流ライン5と前記共通制御ライン
    6との間に接続され、前記交流電圧が他方の極性
    の時に導通し前記第3のトランジスタQ3と前記
    第4のトランジスタQ4との内の前記一方の残の
    他方のみにベース電流を供給するような極性を有
    している第2の整流ダイオードD2と、 前記制御ライン6に設けられたオン・オフ制御
    スイツチ7と から成るトランジスタ交流スイツチ。
JP10144481U 1981-07-08 1981-07-08 トランジスタ交流スイツチ Granted JPS588236U (ja)

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JPS588236U JPS588236U (ja) 1983-01-19
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