JPS6340314Y2 - - Google Patents

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JPS6340314Y2
JPS6340314Y2 JP17692380U JP17692380U JPS6340314Y2 JP S6340314 Y2 JPS6340314 Y2 JP S6340314Y2 JP 17692380 U JP17692380 U JP 17692380U JP 17692380 U JP17692380 U JP 17692380U JP S6340314 Y2 JPS6340314 Y2 JP S6340314Y2
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JP
Japan
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transistor
emitter
collector
diode
welding machine
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JP17692380U
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JPS57102476U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、出力制御素子としてトランジスタ
を用いた直流アーク溶接機、特にそのトランジス
タ保護回路に関するものである。
従来この種の直流アーク溶接機としては第1図
に示すものがあつた。図において1は直流電源、
2はトランジスタ、3はこのトランジスタ2の出
力側に直列接続されたリアクトル、4はトランジ
スタ2の出力側とアース間に接続された環流ダイ
オードである。
次に動作について説明する。溶接が開始される
と、トランジスタ2がスイツチオンし、直流電源
1より溶接電流がリアクトル3を通してアーク
部、即ち外部回路(図示せず)へ供給され始め
る。そしてそのピーク値が、あらかじめ設定され
た一定値になるとトランジスタ2はスイツチオフ
する。その結果、インダクタンス3に蓄えられた
電磁エネルギーが環流ダイオード4を通して溶接
電流として流れる。そして一定の値まで溶接電流
が減少すると再びトランジスタ2はスイツチオン
する。そしてまたあらかじめ設定された一定値に
まで上昇すると、トランジスタ2はスイツチオフ
する。このようなトランジスタ2のスイツチオ
ン、オフによりピーク値が一定の溶接電流を得る
ことができるようにされている。第2図はこのよ
うにして作られた溶接電流波形の一例を示してい
る。この図でt1はトランジスタ2のスイツチオ
ン期間、t2はスイツチオフ期間である。
従来の直流アーク溶接機は以上のように構成さ
れていたので、トランジスタ2のスイツチオフ期
間すなわち環流ダイオード4に溶接電流が環流し
ている時、外部回路においてアーク切れ等負荷の
急変があつた時には、環流ダイオード4の配線の
寄生インダクタンス(第1図のA−B間のインダ
クタンス)により、環流ダイオード4のカソード
に大きなサージ電圧が発生し、この結果トランジ
スタ2のコレクタ・エミツタ間に大きな逆電圧が
印加され、トランジスタ2を破損することがあつ
た。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、トランジスタのコ
レクタ・エミツタ間に逆方向ダイオードを接続
し、コレクタ・エミツタ間に逆電圧が印加されな
いよう逆方向ダイオードでサージをバイパスさ
せ、アーク切れ等、負荷の急変があつてもトラン
ジスタの破損のないトランジスタを用いた直流ア
ーク溶接機のトランジスタ保護回路を提供するこ
とを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図にしたがつて説
明する。第3図において5はトランジスタ2のコ
レクタ・エミツタ間に接続された逆方向ダイオー
ドである。その他、第1図と同一符号は同一のも
のを示すので、ここでは説明を省く。
次にその動作について説明する。今、溶接が開
始されると、トランジスタ2がスイツチオンし、
溶接電流がリアクトル3を通つて、図には示して
ない外部回路(アーク部)へ供給され始める。そ
して、そのピーク値があらかじめ設定された一定
値になると、トランジスタ2はスイツチオフす
る。その結果、リアクトル3に蓄えられた電磁エ
ネルギーが環流ダイオード4を通して溶接電流と
して流れつづける。そして一定の値まで溶接電流
が減少すると再びトランジスタ2はスイツチオン
する。そしてまたあらかじめ設定された一定値に
まで上昇するとトランジスタ2はスイツチオフす
る。このようなトランジスタ2のスイツチオン、
オフによりピーク値が一定の溶接電流を得ること
ができるようにされている。そして、トランジス
タ2がスイツチオフの期間には、上述のとおり、
リアクトル3の電磁エネルギーが環流ダイオード
4を通して溶接電流として流れるが、この際に、
アーク切れ等の負荷の急変があり環流ダイオード
4のカソードに大きなサージ電圧が発生するとト
ランジスタ2のコレクタ・エミツタ間に接続され
ている逆方向ダイオード5に、逆方向電流すなわ
ち直流電源1に向つて電流が流れる。その結果、
コレクタ・エミツタ間に逆電圧が印加されること
はなく、逆電圧によるトランジスタ2の破壊の心
配は全くないようにされている。
また、トランジスタ2は個々の電流負担を軽く
するため一般に2個以上を並列に使用する場合が
多い。第4図はこの場合を示している。6はバラ
ンス抵抗であり、1個のトランジスタに負荷電流
がかたよらないようにするために必要となるもの
である。このような並列使用の場合には、バラン
ス抵抗6の出力側とトランジスタ2のコレクタ部
に全体で1個だけの逆方向ダイオード5を接続す
ればよい。
以上のように、この考案によれば、トランジス
タのコレクタ・エミツタ間に逆方向ダイオードを
接続し、コレクタ・エミツタにかかる逆電圧をカ
ツトするようにしたので、アーク切れ等、負荷の
急変があつてもトランジスタの破損のないように
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す構成図、第2図は溶接電
流波形を示す説明図、第3図はこの考案の一実施
例を示す構成図、第4図はこの考案の他の実施例
の要部を示す構成図である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示
し、1は直流電源、2はトランジスタ、3はリア
クトル、4は環流ダイオード、5は逆方向ダイオ
ード、6はバランス抵抗である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直流電源の出力を制御するトランジスタと、
    このトランジスタの出力側に直列接続されたリ
    アクトルと、このリアクトルとトランジスタと
    の間においてアーク部と閉回路を形成するよう
    に接続された環流ダイオードとを備えてなるト
    ランジスタを用いた直流アーク溶接機のトラン
    ジスタ保護回路において、上記トランジスタの
    コレクタ・エミツタ間にトランジスタ破損に至
    る大きな逆電圧がかかるのを防止する逆方向ダ
    イオードを、上記トランジスタのコレクタ・エ
    ミツタ間に接続したことを特徴とするトランジ
    スタを用いた直流アーク溶接機のトランジスタ
    保護回路。 (2) トランジスタは、複数個並列接続されている
    と共にエミツタ側にバランス抵抗が接続されて
    いるものであり、これらバランス抵抗と上記ト
    ランジスタからなる各直列回路と並列に、これ
    ら各直列回路共通の逆方向ダイオードが接続さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のトランジスタを用いた直流ア
    ーク溶接機のトランジスタ保護回路。
JP17692380U 1980-12-10 1980-12-10 Expired JPS6340314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17692380U JPS6340314Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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JP17692380U JPS6340314Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57102476U JPS57102476U (ja) 1982-06-24
JPS6340314Y2 true JPS6340314Y2 (ja) 1988-10-21

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ID=29970329

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JP17692380U Expired JPS6340314Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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JPS57102476U (ja) 1982-06-24

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