JPS6125354Y2 - - Google Patents

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JPS6125354Y2
JPS6125354Y2 JP13313278U JP13313278U JPS6125354Y2 JP S6125354 Y2 JPS6125354 Y2 JP S6125354Y2 JP 13313278 U JP13313278 U JP 13313278U JP 13313278 U JP13313278 U JP 13313278U JP S6125354 Y2 JPS6125354 Y2 JP S6125354Y2
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power supply
voltage
transistor
drive pulse
circuit
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JP13313278U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直流入力電圧をスイツチングトラン
ジスタによりチヨツピングし、このチヨツピング
された電圧を整流して出力直流電圧とするように
したスイツチング形電源回路に関する。
本考案は、特にドライブパルス発生回路に対す
る電源の供給の構成に関し、電力損失の低減を図
り、然もその際の保護回路の動作を確実とし、ス
イツチングトランジスタが破壊されることを防止
するようにしたものである。
以下、第1図を参照して本考案の一実施例を説
明する。1は例えば220〔V〕の交流電源を示
し、交流電源1に対して電源スイツチ2グ及びヒ
ユーズ3を介してダイオードブリツジ4が接続さ
れる。ダイオードブリツジ4の出力端子4a及
4b間にコンデンサ5が挿入されると共に、一方
の出力端子4aがスイツチングトランジスタ6の
コレクタに接続され、他方の出力端子4bが接地
されずに電源回路の出力端子7と接続される。8
は、電圧制御形の可変周波数発振器を示し、この
発振器8の出力端子8aにドライブ用トランジス
タ9のベースが接続される。10はドライブトラ
ンスを示し、その1次コイル10aがトランジス
タ9のコレクタに接続され、その2次コイル10
bがトランジスタ6のベース・エミツタ間に接続
される。
トランジスタ6のエミツタがチヨークコイル1
1を介して出力端子7に接続され、このエミッタ
及びチヨークコイル11の接続点と接地間にフラ
イホイール(電流持続用)ダイオード12と検出
用抵抗器13との直列回路が挿入され、抵抗器1
3と並列にコンデンサ14が接続される。更に出
力端子7と接地間にコンデンサ15が挿入されて
いる。
かかるスイツチング回路では、トランジスタ6
がオンしている期間で、ダイオードブリツジ4の
出力端子4a、トランジスタ6、チヨークコイル
11、ダイオードブリツジ4の出力端子4bと電
流が流れてチヨークコイル11にエネルギーーが
貯えられ、トランジスタ6がオフしている期間で
チヨークコイル11貯えられたエネルギーによる
電流が接地、抵抗器13、ダイオード12、チヨ
ークコイル11、出力端子7、負荷(図示せ
ず)、接地と流れ、これらの動作によりコンデン
サ15が充電されると共に、出力端子7に接続さ
れた負荷回路に電源が加わる。出力端子7に発生
する出力電圧は、トランジスタ6に供給されるド
ライブパルスのデユーテイフアクタの割合で入力
電圧が小さくされたものとなり、このデユーテイ
フアクタを制御することにより出力電圧が規定の
値(例えば+105〔V〕)となるように定電圧動作
が行なわれる。第1図に示す回路によれば、万一
トランジスタ6が短絡したような場合でもダイオ
ードブリツジ4の出力端子4aから過電流はチヨ
ークコイル11を通つてダイオードブリツジ4の
出力端子4bに帰つて行くので、出力端子7に接
続される負荷には過電圧は加わらない。従つて、
負荷回路中の素子が破壊されることはない。ま
た、交流電源1に対してヒユーズ3を直列に挿入
しておけば、上記過電流によりヒユーズ3を溶断
して完全に電源をオフとすることができる。
定電圧制御のために、出力端子7と接地間に可
変抵抗器16が挿入され、その摺動子に発生する
検出電圧が比較用のPNP形トランジスタ17のベ
ースに供給される。トランジスタ17のエミツタ
には、ツエナーダイオード18で形成される基準
電圧が与えられ、トランジスタ17のコレクタか
ら発生する制御電圧が可変周波数発振器8の制御
端子8bに供給される。この比較用のトランジス
タ17と可変周波数発振器8とはパルス幅変調回
路を構成する。一例としてドライブパルスのデユ
ーテイフアクタが50〔%〕のときに規定の出力電
圧が得られているものとすると、出力電圧が定値
より低下するときには、出力端子7の電圧が低下
し、可変抵抗器16の摺動子に発生する検出電圧
が低下し、トランジスタ17のベース・エミツタ
間の順方向電圧が大となりコレクタ電流が増加
し、可変周波数発振器8の制御端子8bに与えら
れる制御電圧が上昇し、ドライブパルスのデユー
テイフアクタが0〔%〕より大きくなり、よつて
出力電圧が上昇するように制御される。このフイ
ードバツク制御によつて出力電圧が安定化され
る。
また、保護用のサイリスタ19のアノードが可
変周波数発振器8の制御端子8bと接続され、そ
のカソードがフライホイールダイオード12及び
抵抗器13の接続点と接続される。サイリスタ1
9のゲートとダイオード20のカソードが接続さ
れ、ダイオード20のアノードが接地されてい
る。抵抗器13の両端には、図示のようにサイリ
スタ19に対して順方向の極性となるすなわち接
地に対して負極性の検出電圧が発生する。この検
出電圧を発生させるトランジスタ6のオフ時の電
流のピーク値は、そのオン時にトランジスタ6を
流れる電流のピーク値に比例しており、負荷電流
に略々比例したものとなる。従つて負荷電流が増
大することによつて検出電圧が大きくなり、ある
値を越えると接地→ダイオード20→サイリスタ
19のゲート→サイリスタ19のカソード→抵抗
器13とサイリスタ19のゲート電流が流れるの
でサイリスタ19がターンオンし、制御端子8b
が接地され、可変周波数発振器8の発振動作が停
止し、トランジスタ6がオフとなり、出力電圧が
発生しないようになされる。なお、ダイオード2
0は原理的には不要であるが、必要に応じてサイ
リスタ19のゲートに他の制御信号を供給するこ
とできるように設けられている。このようにして
出力電流が制限され、過負荷或いは負荷短絡時に
トランジスタ6が破壊されることが防止される。
抵抗器13と並列に接続されたコンデンサ14
は、電源スイツチ2をオンした時等に瞬時流れる
電流によつて上述の保護動作がなされるのを防止
するためのものである。また、サイリスタ19が
一旦ターンオンすると、電源スイツチ2をオフに
しない限り、サイリスタ19がターンオフしない
ことになる。
本例では、入力直流電圧が発生するダイオード
ブリツジ4の出力端子4aを抵抗器21を介して
可変周波数発振器8の電源端子8cに接続すると
共に、抵抗器21及び22の直列回路を介してト
ランジスタ17のエミツタと接続し、また、この
出力端子4aをドライブ用トランジスタ9のコレ
クタとの間に抵抗器23及び1次コイル10aの
直列回路を挿入し、これら抵抗器21及び23を
通じる電源供給路を構成する。交流電源1の電圧
が220〔V〕と高く、従つてダイオードブリツジ
4の出力端子4aに発生する入力直流電圧も高い
ために、抵抗器21及び23は、例えば抵抗器2
1が100〔KΩ〕、抵抗器23が50〔KΩ〕と高い
値とされている。抵抗器22は、1〔KΩ〕とさ
れている。また、抵抗器21及び22の接続点
(可変周波数発振器8の電源端子8cがコンデン
サ24を介して接地されると共に、この接続点と
出力端子7との間に抵抗器25が挿入され、更に
出力端子7がダイオード26と抵抗器27とを通
じて抵抗器23及びコイル10aの接続点に接続
され、このダイオード26及び抵抗器27の接続
点と接地間にコンデンサ28が挿入され、抵抗器
25及び27を通じる電源供給路が構成される。
出力直流電圧は例えば105〔V〕と低いので、抵
抗器25が6.8〔KΩ〕、抵抗器27が15〔KΩ〕
というように、これらの値が抵抗器21及び23
より小さくされている。
上述の構成において、電源スイツチ2をオンす
る電源投入時では、出力端子7に出力直流電圧が
発生してないから、ダイオードブリツジ4の出力
端子4aから比較用トランジスタ17、可変周波
数発振器8及びドライブ用トランジスタ9に対し
て抵抗器21及び23を夫々介して電源が供給さ
れる。また出力直流電圧が発生している定常時で
は、上述の回路に対して主として抵抗器25及び
27を夫々介して電源が供給される。このような
構成で電源を供給すれば、抵抗器21及び23を
夫々介するだけで電源を供給する場合より電力損
失を低減することができる。つまり、高い入力直
流電圧を下げるために抵抗器21及び23が比較
的大きな値とされているから、これに各回路の負
荷電流が流れることによつて発生する電力損失
は、抵抗器21及び23に比して小さい抵抗器2
5及び27に負荷電流が流れることによつて発生
する電力損失より大である。
また、ダイオード26及びコンデンサ28が設
けられていないと、出力端子7が殆ど0〔V〕と
なるような異常時(負荷の短絡や、出力端子7か
ら延びる電源ラインの接地などで生じる)に、ト
ランジスタ6が破壊されるおそれがある。即ちこ
のような異常が発生すると、サイリスタ19がオ
ンとなつて保護動作を行なおうとするが、サイリ
スタ19のカソード側には誤動作防止のためにコ
ンデンサ14が接続されており、過電流が流れ始
めて実際にサイリスタ19がオンになるまでに若
干時間がかる。また、出力端子7の電圧が極めて
低くなるので、ドライブ用トランジスタ9及びド
ライブトランス10からなるドライブ回路への電
源の供給量が減るために、トランジスタ6に対す
るベースドライブが不充分となり、トランジスタ
6が飽和領域から能動領域に入り大きなコレクタ
電流が流れている状態でコレクタエミツタ間に電
圧が発生することになるので、トランジスタ6の
コレクタ損失が許容値を越えてしまうのである。
この場合、サイリスタ19のカソード電位はコン
デンサ14のために急激には低下しないので、一
定時間はサイリスタ19が動作しない。本考案で
は、コンデンサ28を設けているので、出力端子
7が殆んど0〔V〕となるような異常時に、コン
デンサ28に貯えられている電荷により、サイリ
スタ19が動作する迄の間、ドライブ回路に充分
な電源を供給することができ、トランジスタ6に
充分なレベルのドライブパルスを供給して飽和領
域で動作させることができるので、コレクタ損失
を少なくすることができ、トランジスタ6が破壊
されることを防止できる。ダイオード26は、コ
ンデンサ28の電荷が出力端子7(電源ライン)
へ流出するのを防止するために設けられている。
上述の説明から明らかなように、本考案に依れ
ば電力損失の低減された電源回路を実現すること
ができると共に、出力端子7が0〔V〕となるよ
うな異常時にドライブ回路に対する電源の供給量
が減り、これによつてドライブパルスのレベルが
小さくなり、トランジスタ6が破壊されることを
防止することができる。
なお、比較用トランジスタ17及びパルス発生
回路8は、ドライブ回路のように直接的に電源供
給量の減少の影響をうけないので、上述実施例の
ようにコンデンサ24を接続しておけば充分であ
る。
第2図は本考案の他の実施例を示す。この例
は、ダイオードブリツジ4の出力端子4a及び4
b間にコンデンサ5を挿入すると共に、その一方
の出力端子4aをコンバータトランジスタ29の
1次コイル29aを介してスイツチングトランジ
スタ6のコレクタに接続し、トランジスタ6のエ
ミツタを検出用抵抗器13を介して接地し、コン
バータトランス29の2次コイル29bに発生す
るチヨツピングされた信号を整流回路30で整流
する構成スイツチング形電源回路である。31で
示されるのは、パルス幅変調回路であり、33は
保護回路である。これらの具体的回路構成は、第
1図に示すものと同様である。
かかるスイツチング形電源回路に対しても、本
考案を適用することができる。つまり、電源スイ
ツチ2をオンする時では、ダイオードブリツジ4
の出力端子4aから抵抗器21及び23を夫々介
してパルス幅変調回路31及びドライブ回路32
に電源を供給し、定常時では、抵抗器25及び2
7を夫々介してパルス幅変調回路31及びドライ
ブ回路32に電源を供給すると共に、ダイオード
26及びコンデンサ28を設けてトランジスタ6
が破壊されるおそれを回避している。勿論この第
2図に示す本考案の他の実施例も前述と同様の作
用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の接続図、第2図は
本考案の他の実施例の接続図である。 4はダイオードブリツジ、6はスイツチング用
トランジスタ、7は出力端子、8は可変周波数発
振器、9はドライブ用トランジスタ、10はドラ
イブトランス、13は負荷電流検出用の抵抗器、
17は比較用トランジスタ、19はサイリスタ、
21,23,25,27は電源供給路を構成する
抵抗器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流入力電圧をスイツチングトランジスタによ
    りチヨツピングし、このチヨツピングされた電圧
    を整流して出力直流電圧とするようにしたスイツ
    チング形電源回路において、上記スイツチングト
    ランジスタを動作させるドライブパルスを発生す
    るドライブパルス発生回路と、所定値以上の負荷
    電流が所定時間以上続いたとき、上記スイツチン
    グトランジスタに対する上記ドライブパルスの供
    給を断つ保護回路と、電源投入時に上記ドライブ
    パルス発生回路に対して上記スイツチングトラン
    ジスタの入力側から電源を供給する第1の電源供
    給路と、定常時に上記ドライブパルス発生回路に
    対して出力端子から電源を供給する第2の電源供
    給路と、この第2の電源供給路に順方向に挿入さ
    れたダイオードと、このダイオードの出力側と接
    地間に挿入されたコンデンサとを備え、過大負荷
    電流が流れ始めてから上記保護回路が動作するま
    での期間上記コンデンサから上記ドライブパルス
    発生回路に動作電圧を供給するようにしたスイツ
    チング形電源回路。
JP13313278U 1978-09-28 1978-09-28 Expired JPS6125354Y2 (ja)

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JPS5551622U JPS5551622U (ja) 1980-04-05
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