JPS5932212Y2 - スイツチングレギユレ−タ - Google Patents

スイツチングレギユレ−タ

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JPS5932212Y2
JPS5932212Y2 JP852679U JP852679U JPS5932212Y2 JP S5932212 Y2 JPS5932212 Y2 JP S5932212Y2 JP 852679 U JP852679 U JP 852679U JP 852679 U JP852679 U JP 852679U JP S5932212 Y2 JPS5932212 Y2 JP S5932212Y2
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JP
Japan
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overcurrent
circuit
transistor
resistor
output
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Expired
Application number
JP852679U
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English (en)
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JPS55109386U (ja
Inventor
千国 川上
兼 松原
Original Assignee
サンケン電気株式会社
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Publication date
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Priority to JP852679U priority Critical patent/JPS5932212Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランジスタのようなスイッチング素子によっ
て電源からの電力を断続匍脚して直流出力電圧を調整す
る形式のスイッチングレギュレータに関するものである
第1図は本考案者らによって提案された従来のスイッチ
ングレギュレータ回路で、図中、Eは直流電源、Qlは
過電流保護用トランジスタQ2は過電流検出用トランジ
スタ、Q3はスイッチングトランジスタ、Q4は駆動用
トランジスタ、Dlは帰還用ダイオード、Ll 、C1
は出力平滑回路を構成するコイルとコンデンサ、R4は
過電流検出用抵抗、R7、RBは出力電圧検出回路を構
成する電圧検出用抵抗、Rt、は負荷、ZDは基準電圧
用のツェナーダイオード、OPは比較増幅器、CONは
パルス幅制御回路である。
出力電圧は負荷RLに並列接続された抵抗R7、Rgで
検出され、比較増幅器OPの一方の入力端子子に入力す
る。
ツェナーダイオードZDは抵抗R6を介して直流電源E
に接続され、比較増幅器OPのも5一方の入力端子−に
ツェナーダイオードZDの基準電圧が付与されろ。
この基準電圧と出力電圧は比較増幅器OPで比較され、
その誤差増幅出力はパルス幅制御回路CONに送られる
パルス幅制御回路CONでは一定の周波数で発生した三
角波と比較増幅器OPから得られろ誤差増幅出力とが比
較されるので、パルス幅制御回路CONからは周波数が
一定でパルス幅が出力電圧によって変化するパルス列が
発生し、駆動用トランジスタQ4をパルス期間のみオン
にする。
これによりスイッチングトランジスタQ3もオンになり
、パルス幅制御回路CONから得られろパルス列に応じ
てスイッチング動作をする。
すなわち、出力電圧が高くなればスイッチングトランジ
スタQ3のオン期間が短くなり、出力電圧が低くなれば
スインチングトランジスタQ3のオン期間が長くなるよ
うに動作する。
いまここで、過電流が生じたときには過電流検出用抵抗
R4の端子電圧が上昇し、トランジスタQ2 、Qlが
オンになる。
この結果、直流電源Eの電圧がトランジスタQl 、抵
抗R3を介して比較増幅器OPの入力端子+に印加し、
あたかも出力電圧が高くなったようになる。
これによってスイッチングトランジスタQ3のオン期間
の幅は狭くなり、出力電圧は低下し、負荷に流れる電流
が制限される。
すなわち、垂下型の過電流保護動作となる。
このように従来回路によっても一応過電流から回路を保
護することができろが、この回路では起動時、出力平滑
回路のコンデンサC1に流れろ突入電流を防ぐことがで
きず、スイッチングトランジスタQ3が過電流により破
壊することがあった。
本考案の目的は、起動の際における出力平滑用コンデン
サへの突入過電流からスイッチングトランジスタを確実
に保護するとともに、過電流保護回路の動作を安定にし
、かつ瞬時の過電流に対しても早く応答できる信頼性の
高いスイッチングレギュレータを提供することにある。
以下、図面を参照して本考案の実施例に付いて述べる。
ただし、第2図において、第1図と同一符号で示すもの
は実質的に同一であるので、その詳しい説明は省略する
第2図の第1の実施例回路においては、過電流検出用抵
抗R4が出力平滑用のコイルL1 とコンデンサC1
との間に接続され、過電流検出用トランジスタQ2のベ
ースが抵抗Rg t RlOを介して抵抗R4の一端
に、トランジスタQ2 のエミッタが抵抗R4の他端に
接続されている。
また、抵抗R0と抵抗R1oとの接続点と、抵抗R4の
他端との間にはコンデンサC2と抵抗R11の並列回路
が接続され、また抵抗RIOに並列に、ダイオードD2
が接続されている。
また、過電流検出用トランジスタQ2のコレクタと抵抗
R4の一端との間には引き込み型の過電流保護動作とす
るために過電流保護用コンデンサC4が接続されており
、さらに抵抗R1と抵抗R2との直列回路に並列に、コ
ンデンサC3が接続されている。
次に、この回路の動作について第3図を参照して説明す
る。
時点t1 までは正常時の動作であり、第1図の回路
動作と同一であるが、時点t1で第3図Bに示すように
出力電流が所定値りを越えると、すなわち抵抗R4の両
端の電圧を、抵抗R1gwR1□およびコンデンサC2
からなる過電流平滑回路によって平滑した電圧が所定値
を越えろと、トランジスタQ2にベース電流が流れてト
ランジスタQ2がオンになる。
トランジスタQ2がオンになると抵抗R2、トランジス
タQ2、負荷RLの回路でトランジスタQ1のベース電
流が流れ、第3図Eに示すようにトランジスタQ1 も
オン状態となり、直流電源Eの電圧がトランジスタQ1
、抵抗R3を介して比較増幅器OPの入力端子子に引加
し、あたかも出力電圧が高くなったような状態になる。
この結果、パルス幅制御回路CONから駆動用トランジ
スタQ4をオンにするパルスが発生しなくなり、スイッ
チングトランジスタQ3は時点t1からオフし、出力ス
イッチングパルスは第3図Fに示すように発生しなくな
る。
tl 〜t2の期間においてはトランジスタQ2のオ
ンによってトランジスタQ1にベース電流が供給されろ
が、同時にトランジスタQ2と抵抗R4とからなる閉回
路でコンデンサC4の電荷が放電し、第3図りに示す如
くコンデンサC4の両端電圧は零となる。
したがって、時点t2でトランジスタQ2がオフになっ
ても、コンデンサC4の充電電流としてトランジスタQ
1 のベース電流が抵抗R2を介してTの期間流れ続け
ろため、第3図Eに示す如く時点t3 までトランジス
タQ1のオン状態は維持されろ。
つまり、tl 〜t3の期間はスイッチングトランジ
スタQ3はオフとなり、スイッチング出力パルスは第3
図Fに示す如く発生しない。
コンデンサC1Iの充電電流がトランジスタQ1のエミ
ッタ・ベース間、抵抗R2を介して流れ、コンデンサC
4がほぼ直流電源Eの電圧と出力電圧との差電圧に充電
されろ時点t3になると、充電電流はもはや流れなくな
ってトランジスタQ1 はオフとなり、比較増幅器OP
の入力過電圧状態が解除される。
その結果、パルス幅制御回路CONからスイッチングト
ランジスタQ3をオン・オフするパルス列が発生し、時
点t3からスイッチングトランジスタQ3のオン・オフ
動作が開始し、第3図Fに示す如く出力パルスが発生す
る。
しかし、まだ負荷短絡等の過負荷状態が解除しなければ
時点t4で再びトランジスタQ2がオンになり、時点t
5 までオン状態を保ち、トランジスタQ1 もt4
〜t6の期間オンになる。
このように、過電流が発生するとトランジスタQ2はオ
ンし、トランジスタQ1のベース電流が抵抗R2を介し
てコンデンサC4を充電している間、スイッチングトラ
ンジスタQ3はオフし続げろので、スイッチングトラン
ジスタQ3がオン・オフ動作をしている。
期間はオフ動作を継続している期間に比較し極めて短く
なる。
出力電流は、スイッチングトランジスタQ3がオン・オ
フ動作をしているわずかな期間を除いてほとんどの期間
、零近くになる。
このため、第4図に示すように出力電圧および出力電流
を実質的に零近傍とする引き込み型の過電流保護動作と
なる。
なお、瞬時の過電流のときには、ダイオードD2が導通
し、過電流平滑回路のコンデンサC2が早く充電されろ
ことにより、過電流検出用トランジスタQ2が早く応答
する。
以上の動作により、スイッチングトランジスタQ3は過
電流によって破壊されろことがない。
このように本考案((よれば、過電流検出用抵抗R4が
出力平滑回路のコイルL1 とコンデンサC1との間
に接続されて(・るので、起動時におけろ過電流に列し
ても過電流保護回路が動作し、スイッチングトランジス
タQ3を過電流による破壊から保護することができろ。
また、トランジスタQ2のベース回路にはコンデンサC
2、抵抗R1o。
R11とからなる過電流平滑回路が接続されているので
、リプル分を含んだ過電流を抵抗R4の両端から検出し
てもそのリプル分に応答せず、保護回路の動作が安定に
なる。
また、過電流平滑回路により、抵抗R4に実質的にリプ
ル分のない直流が流れているものとして、過電流の設定
が容易にできろ。
また、ダイオードD2を抵抗R1oと並列に接続したこ
とにより、過電流平滑回路の応答遅れを補償し、瞬時の
過電流に列しても速く応答することができろ。
また、出力電圧と出力電流とを零近傍とする引き込み型
の過電流保護とすることも可能であり、スイッチングト
ランジスタQ3およびその他の回路を過電流から確実に
保護することができろ。
以上本考案の実施例について説明したが、本考案は実施
例の回路に限定されろものではなく、種種の変形が可能
である。
例えば、コンデンサC4を省いた垂下型の過電流保護回
路を有するスイッチングレギュレータに適用してもよい
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案者らによって提案された従来のスイッチ
ングレギュレータ回路図、第2図は本考案の実施例に係
わるスイッチングレギュレータ回路図、第3図は第2図
の波形図、第4図は第2図の回路の過電流保護特性を示
す電流−電圧特性図である。 図中、Eは直流電源、Ql は過電流保護用トランジス
タ、Q2は過電流検出用トランジスタ、C2は過電流平
滑用コンデンサ、C4は過電流保護用コンデンサ、Q3
はスイッチングトランジスタ、Q4は駆動用トランジス
タ、Llは出力平滑用のコイル、C1は出力平滑用のコ
ンデンサ、R4は過電流検出用抵抗、Rt、は負荷、Z
Dはツェナーダイオード、OPは比較増幅器、CONは
パルス幅制御回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源と負荷との間に直列に接続されたスイッチング
    回路と、前記スイッチング回路の出力側に接続されたコ
    ンデンサを含む出力平滑回路と、前記出力平滑回路の出
    力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記出力電圧検
    出回路で検出した検出出力電圧と基準電圧とを比較し、
    前記出力電圧を一定に制御するためにスイッチング制御
    信号を前記スイッチング回路に付与する制御回路と、前
    記直流電源の一端と前記制御回路の前記検出出力電圧が
    入力される端子との間に、そのエミツタとコレクタが接
    続された過電流保護用トランジスタと、前記出力平滑回
    路のコンデンサの前記直流電源側に前記直流電源と直列
    に接続された過電流検出用抵抗と、前記過電流検出用抵
    抗に並列に接続された抵抗とコンデンサとからなる過電
    流平滑回路と、前記過電流保護用トランジスタが導通す
    るベース電流供給回路を形成するように、前記過電流平
    滑回路のコンデンサの両端に、そのベースとエミツタが
    接続された過電流検出用トランジスタと、前記過電流検
    出用トランジスタのベース電流が流れろ向きに前記過電
    流平滑回路の抵抗に並列接続されたダイオードとからな
    ることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
JP852679U 1979-01-25 1979-01-25 スイツチングレギユレ−タ Expired JPS5932212Y2 (ja)

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JPS55109386U JPS55109386U (ja) 1980-07-31
JPS5932212Y2 true JPS5932212Y2 (ja) 1984-09-10

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ID=28817739

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JP2902653B2 (ja) * 1988-10-20 1999-06-07 沖電気工業株式会社 直流電源装置

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