JPH033969B2 - - Google Patents
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- JPH033969B2 JPH033969B2 JP13684280A JP13684280A JPH033969B2 JP H033969 B2 JPH033969 B2 JP H033969B2 JP 13684280 A JP13684280 A JP 13684280A JP 13684280 A JP13684280 A JP 13684280A JP H033969 B2 JPH033969 B2 JP H033969B2
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- Japan
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- electronic switch
- switching
- magnetically controlled
- controlled electronic
- transistor
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- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 2
- 101100421907 Arabidopsis thaliana SOT14 gene Proteins 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/965—Switches controlled by moving an element forming part of the switch
- H03K17/97—Switches controlled by moving an element forming part of the switch using a magnetic movable element
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/30—Modifications for providing a predetermined threshold before switching
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、半導体集積回路の形態の磁気制御電
子スイツチであつて、前記の集積回路内に設けた
ホール素子により制御されるスイツチング通路を
有する磁気制御電子スイツチに関するものであ
る。
子スイツチであつて、前記の集積回路内に設けた
ホール素子により制御されるスイツチング通路を
有する磁気制御電子スイツチに関するものであ
る。
上述したスイツチは(例えばSprague社の型番
ULS−3006TおよびTexas Instruments社の型番
TL170Cとして)既知である。
ULS−3006TおよびTexas Instruments社の型番
TL170Cとして)既知である。
しかし、これらの既知のスイツチの使用には限
界がある。その理由は、これらの既知のスイツチ
は1つの電流方向でのみ作動しうるにすぎず(す
なわちこれらのスイツチはユニポーラである)、
回路の最も負の電位のみをスイツチを経て出力端
子に供給しうるにすぎず、最大出力電流は約
20mA程度にすぎず、これらの既知のスイツチは
スイツチング時に著るしいヒスラリシス特性を呈
する(すなわちターン・オン磁界強度がターン・
オフ磁界強度よりも可成り高くなる)為である。
これらの特性は上述したスイツチの使用を可成り
制限し、特にモータを制御する場合の使用を制限
する。
界がある。その理由は、これらの既知のスイツチ
は1つの電流方向でのみ作動しうるにすぎず(す
なわちこれらのスイツチはユニポーラである)、
回路の最も負の電位のみをスイツチを経て出力端
子に供給しうるにすぎず、最大出力電流は約
20mA程度にすぎず、これらの既知のスイツチは
スイツチング時に著るしいヒスラリシス特性を呈
する(すなわちターン・オン磁界強度がターン・
オフ磁界強度よりも可成り高くなる)為である。
これらの特性は上述したスイツチの使用を可成り
制限し、特にモータを制御する場合の使用を制限
する。
本発明の目的は、上述した種類の電子スイツチ
を一層多方面に使用しうるようにし、特に追加の
回路なくしてモータ用の電子整流子として用いる
のに適したものとすることにある。
を一層多方面に使用しうるようにし、特に追加の
回路なくしてモータ用の電子整流子として用いる
のに適したものとすることにある。
本発明は、半導体集積回路の形態の磁気制御電
子スイツチであつて、前記の集積回路内に設けら
れ値B0を有する磁界に相当するオフセツトを呈
するホール素子により制御されるスイツチング通
路を有する磁気制御電子スイツチにおいて、第1
入力端子と出力端子との間に第1スイツチング通
路を配置し、第2入力端子と前記の出力端子との
間に第2スイツチング通路を配置し、ホール素子
に対し垂直な成分Bを有する磁界がスイツチに加
えられた際に、ΔB/2を零に等しいか或いは零よ りも大きなしきい値として B>B0+ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路が閉成し且つ第2
スイツチング通路が開放し、 B<B0−ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路が開放し且つ第2
スイツチング通路が閉成し、 前記のスイツチング通路の開放状態と閉成状態
との間の遷移状態を考慮する因子を0<ε<1と
して |B−B0|<ΔB/2×ε の場合に2つのスイツチング通路が開放するよう
に2つのスイツチング通路を制御しうるようにし
たことを特徴とする。
子スイツチであつて、前記の集積回路内に設けら
れ値B0を有する磁界に相当するオフセツトを呈
するホール素子により制御されるスイツチング通
路を有する磁気制御電子スイツチにおいて、第1
入力端子と出力端子との間に第1スイツチング通
路を配置し、第2入力端子と前記の出力端子との
間に第2スイツチング通路を配置し、ホール素子
に対し垂直な成分Bを有する磁界がスイツチに加
えられた際に、ΔB/2を零に等しいか或いは零よ りも大きなしきい値として B>B0+ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路が閉成し且つ第2
スイツチング通路が開放し、 B<B0−ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路が開放し且つ第2
スイツチング通路が閉成し、 前記のスイツチング通路の開放状態と閉成状態
との間の遷移状態を考慮する因子を0<ε<1と
して |B−B0|<ΔB/2×ε の場合に2つのスイツチング通路が開放するよう
に2つのスイツチング通路を制御しうるようにし
たことを特徴とする。
本発明によつて得られる利点は、特に、本発明
によるスイツチが極めて多方面(簡単な磁気作動
スイツチから小型電気機械における任意の位相数
を有するブリツジ整流子まで)に亘つているとい
うことと、スイツチング作動が最適となる為にス
イツチの効率が高くなるということと、本発明に
よるスイツチは追加の措置を講じることなく誘導
性負荷をスイツチングせしめるのに適してるとい
うことと、本発明によるスイツチは、モノリシツ
ク集積回路の形態で接点箔上に装着した場合にモ
ータのギヤツプ内に容易に配置しうるということ
と、回路のある点を導出することによりホール素
子(ホール発電機)から生じる制御信号を外部信
号と組合せて制御作動を変更しうるということで
ある。
によるスイツチが極めて多方面(簡単な磁気作動
スイツチから小型電気機械における任意の位相数
を有するブリツジ整流子まで)に亘つているとい
うことと、スイツチング作動が最適となる為にス
イツチの効率が高くなるということと、本発明に
よるスイツチは追加の措置を講じることなく誘導
性負荷をスイツチングせしめるのに適してるとい
うことと、本発明によるスイツチは、モノリシツ
ク集積回路の形態で接点箔上に装着した場合にモ
ータのギヤツプ内に容易に配置しうるということ
と、回路のある点を導出することによりホール素
子(ホール発電機)から生じる制御信号を外部信
号と組合せて制御作動を変更しうるということで
ある。
以下図面につき説明する。
第1図は磁気制御しうる従来のユニポーラスイ
ツチを有する簡単な回路を示す。このスイツチは
前述した欠点を有する。
ツチを有する簡単な回路を示す。このスイツチは
前述した欠点を有する。
第2図は本発明によるスイツチ10を有する回
路を示し、この場合第1入力端子1と負荷11が
接続された出力端子2との間に第1スイツチング
通路3を配置し、第2入力端子4と出力端子2と
の間に第2スイツチング通路5を配置する。負荷
11を附勢する電流源12は2つの入力端子1お
よび4に接続する。スイツチ10内のホール素子
(図示せず)に垂直な成分Bを有する外部供給磁
界により2つのスイツチング通路3および5を制
御し、 B>B0+ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路3が閉成され、 B<B0−ΔB/2 の場合に第2スイツチング通路5が閉成され、 |B−B0|<ΔB/2×ε の場合に2つのスイツチング通路3および5が開
放されるようにする。ここにB0はホール素子の
オフセツトによつて与えられる磁界の値であり、
この値は実際のスイツチの場合25mTよりも小さ
い。εは回路素子の公差にも基づく、スイツチン
グ通路の開放状態および閉成状態間の遷移状態を
考慮する為の値であり、この値は実際のスイツチ
の場合0.5〜1である。
路を示し、この場合第1入力端子1と負荷11が
接続された出力端子2との間に第1スイツチング
通路3を配置し、第2入力端子4と出力端子2と
の間に第2スイツチング通路5を配置する。負荷
11を附勢する電流源12は2つの入力端子1お
よび4に接続する。スイツチ10内のホール素子
(図示せず)に垂直な成分Bを有する外部供給磁
界により2つのスイツチング通路3および5を制
御し、 B>B0+ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路3が閉成され、 B<B0−ΔB/2 の場合に第2スイツチング通路5が閉成され、 |B−B0|<ΔB/2×ε の場合に2つのスイツチング通路3および5が開
放されるようにする。ここにB0はホール素子の
オフセツトによつて与えられる磁界の値であり、
この値は実際のスイツチの場合25mTよりも小さ
い。εは回路素子の公差にも基づく、スイツチン
グ通路の開放状態および閉成状態間の遷移状態を
考慮する為の値であり、この値は実際のスイツチ
の場合0.5〜1である。
更に第2図に示すようにバイパスフリーホイー
ルダイオード6および7をスイツチング通路3お
よび5とそれぞれ並列に接続し、これにより、誘
導性の負荷或いは能動負荷の場合に、2つの制御
負荷区分がターン・オフした際にも負荷電流が得
られるようにする。
ルダイオード6および7をスイツチング通路3お
よび5とそれぞれ並列に接続し、これにより、誘
導性の負荷或いは能動負荷の場合に、2つの制御
負荷区分がターン・オフした際にも負荷電流が得
られるようにする。
第3図は2つのスイツチ10および20を有す
るブリツジ回路を示す。この回路は例えばモータ
用の整流子ブリツジ回路とすることができ、この
場合このモータの固定子巻線は負荷11を以つて
構成される。
るブリツジ回路を示す。この回路は例えばモータ
用の整流子ブリツジ回路とすることができ、この
場合このモータの固定子巻線は負荷11を以つて
構成される。
第4図は本発明によるスイツチをモノリシツク
集積回路の形態で示す回路図である。右側には3
つの接続端子1,2および4と、フリーホイール
ダイオード6および7と、スイツチング通路とし
て作用するトランジスタT3およびT18とを配
置する。フリーホイールダイオード7はトランジ
スタT3の寄生基板ダイオードを以つて構成さ
れ、一方フリーホイールダイオード6はベース・
エミツタ接合を短絡したトランジスタを以つて構
成される。スイツチング通路5を構成するトラン
ジスタT3はトランジスタT4と相俟つてダーリ
ントン回路を構成し、このダーリントン回路は電
流ミラーT21,T22,T23によつて駆動さ
れる。
集積回路の形態で示す回路図である。右側には3
つの接続端子1,2および4と、フリーホイール
ダイオード6および7と、スイツチング通路とし
て作用するトランジスタT3およびT18とを配
置する。フリーホイールダイオード7はトランジ
スタT3の寄生基板ダイオードを以つて構成さ
れ、一方フリーホイールダイオード6はベース・
エミツタ接合を短絡したトランジスタを以つて構
成される。スイツチング通路5を構成するトラン
ジスタT3はトランジスタT4と相俟つてダーリ
ントン回路を構成し、このダーリントン回路は電
流ミラーT21,T22,T23によつて駆動さ
れる。
しかし、スイツチング通路T3を構成するトラ
ンジスタT18はトランジスタT19およびT2
0によつて駆動され、これらトランジスタT19
およびT20は電流ミラーT26,T27,T2
8によつて駆動される。
ンジスタT18はトランジスタT19およびT2
0によつて駆動され、これらトランジスタT19
およびT20は電流ミラーT26,T27,T2
8によつて駆動される。
トランジスタT18は特別な方法で駆動され
る。この場合、下側の段T3,T4におけるよう
にダーリントン回路を用いる場合には、電流ミラ
ートランジスタT26を含む第5図の回路が得ら
れる。しかしこの場合トランジスタT18のコレ
クタ−エミツタ間の電圧降下はUCE18=UCE26+
UBE20+UBE18となり、この値はトランジスタT3
のコレクタ−エミツタ間の電圧降下UCE3=UCE4+
UBE3よりも約UBE0.7Vだけ高くなる。この欠点
は第6図に示すような相補型ダーリントン段(ト
ランジスタT18およびT19)のみによつては
除去することができない。その理由は、バイポー
ラ集積回路においては、NPNトランジスタの電
流利得よりも次数で1〜2だけ小さい電流利得を
有するPNPトランジスタしか得られない為であ
る。第6図の回路におけるトランジスタT20の
エミツタをトランジスタT18のエミツタではな
くこのトランジスタT18のベースに接続するこ
とにより第2の相補形ダーリントン段を形成した
場合には、トランジスタT18のコレクタ−エミ
ツタ間に過大な電圧降下が生じてしまう。しか
し、第4図に示す追加の漏れ抵抗のみを有する第
6図の回路によれば、上述した電圧降下は小さく
なり、組合せ回路T18,T19,T20におけ
る電流すべてが負荷電流のみに寄与し、これらの
電流に散逸成分が含まれなくなる。
る。この場合、下側の段T3,T4におけるよう
にダーリントン回路を用いる場合には、電流ミラ
ートランジスタT26を含む第5図の回路が得ら
れる。しかしこの場合トランジスタT18のコレ
クタ−エミツタ間の電圧降下はUCE18=UCE26+
UBE20+UBE18となり、この値はトランジスタT3
のコレクタ−エミツタ間の電圧降下UCE3=UCE4+
UBE3よりも約UBE0.7Vだけ高くなる。この欠点
は第6図に示すような相補型ダーリントン段(ト
ランジスタT18およびT19)のみによつては
除去することができない。その理由は、バイポー
ラ集積回路においては、NPNトランジスタの電
流利得よりも次数で1〜2だけ小さい電流利得を
有するPNPトランジスタしか得られない為であ
る。第6図の回路におけるトランジスタT20の
エミツタをトランジスタT18のエミツタではな
くこのトランジスタT18のベースに接続するこ
とにより第2の相補形ダーリントン段を形成した
場合には、トランジスタT18のコレクタ−エミ
ツタ間に過大な電圧降下が生じてしまう。しか
し、第4図に示す追加の漏れ抵抗のみを有する第
6図の回路によれば、上述した電圧降下は小さく
なり、組合せ回路T18,T19,T20におけ
る電流すべてが負荷電流のみに寄与し、これらの
電流に散逸成分が含まれなくなる。
従つて第4図の回路におけるスイツチの出力段
(この出力段は電流ミラー回路から開始される)
により効率が最適なものとなる。またこのこと
は、上側段がエミツタ・ホロワとして作動し、ト
ランジスタT26のコレクタ電流が出力端子2に
おける負荷電流に比例して変化するという事実に
もよるものである。
(この出力段は電流ミラー回路から開始される)
により効率が最適なものとなる。またこのこと
は、上側段がエミツタ・ホロワとして作動し、ト
ランジスタT26のコレクタ電流が出力端子2に
おける負荷電流に比例して変化するという事実に
もよるものである。
2つの電流ミラーの入力端子A1およびB1は
通常回路の残部の出力端子A2およびB2に接続
されるが、これらの入力端子にはスイツチング通
路3および5を制御する為の外部制御信号を供給
される。
通常回路の残部の出力端子A2およびB2に接続
されるが、これらの入力端子にはスイツチング通
路3および5を制御する為の外部制御信号を供給
される。
第4図に示す回路の制御区分は定電圧で附勢さ
れるホール素子Hを有するエミツタ・ホロワT3
3と、ホール素子Hの後段に設けられ外部からア
クセスしうる出力端子Cを有する差動増幅器T3
1,T32と、多段基準電圧源と、2つのトリガ
段とを具えている。
れるホール素子Hを有するエミツタ・ホロワT3
3と、ホール素子Hの後段に設けられ外部からア
クセスしうる出力端子Cを有する差動増幅器T3
1,T32と、多段基準電圧源と、2つのトリガ
段とを具えている。
基準電圧源はトランジスタT9,T10,T1
1,T12およびT13のエミツタダイオードを
具えており、これらを、抵抗Rにより電流ミラー
T5,T24,T25を経て得られる基準電流で
附勢する。この基準電流は端子1を経て変化させ
ることができる。上記の基準電圧源はまず最初ホ
ール素子Hに対し制御電圧を供給する。従つてホ
ール素子の制御電流は電源電圧変動に依存しなく
なる。2つのスイツチング通路の一方をターン・
オンさせる前述した条件が満足されると直ちにホ
ール電圧がホール素子に続く差動増幅器T31,
T32を過駆動(オーバドライブ)し、この差動
増幅器の出力電流が電流ミラーT29,T30,
T35を経て非対称的に取出され、上記の差動増
幅器がトリガ回路として作動する差動増幅器T1
4,T15およびT16,T17のそれぞれのト
ランジスタT14およびT17に対しベース電流
を供給する。これらトランジスタT14およびT
17は互いに異なる電圧レベルに応答する。その
理由は、トランジスタT15およびT16のベー
ス電圧が、3つのダイオードT11,T12,T
13電圧降下分だけ互いに異なる基準電圧にある
為である。トランジスタT15は、トランジスタ
T14のベース電位がトランジスタT15の基準
電位よりも小さくなる場合のみコレクタ電流を生
じる。同様に、トランジスタT17は、このトラ
ンジスタT17のベース電位がトランジスタT1
6の基準電圧よりも高くなる場合のみコレクタ電
流を生じる。従つて2つのスイツチング通路は同
時にターン・オンしえない。
1,T12およびT13のエミツタダイオードを
具えており、これらを、抵抗Rにより電流ミラー
T5,T24,T25を経て得られる基準電流で
附勢する。この基準電流は端子1を経て変化させ
ることができる。上記の基準電圧源はまず最初ホ
ール素子Hに対し制御電圧を供給する。従つてホ
ール素子の制御電流は電源電圧変動に依存しなく
なる。2つのスイツチング通路の一方をターン・
オンさせる前述した条件が満足されると直ちにホ
ール電圧がホール素子に続く差動増幅器T31,
T32を過駆動(オーバドライブ)し、この差動
増幅器の出力電流が電流ミラーT29,T30,
T35を経て非対称的に取出され、上記の差動増
幅器がトリガ回路として作動する差動増幅器T1
4,T15およびT16,T17のそれぞれのト
ランジスタT14およびT17に対しベース電流
を供給する。これらトランジスタT14およびT
17は互いに異なる電圧レベルに応答する。その
理由は、トランジスタT15およびT16のベー
ス電圧が、3つのダイオードT11,T12,T
13電圧降下分だけ互いに異なる基準電圧にある
為である。トランジスタT15は、トランジスタ
T14のベース電位がトランジスタT15の基準
電位よりも小さくなる場合のみコレクタ電流を生
じる。同様に、トランジスタT17は、このトラ
ンジスタT17のベース電位がトランジスタT1
6の基準電圧よりも高くなる場合のみコレクタ電
流を生じる。従つて2つのスイツチング通路は同
時にターン・オンしえない。
ツエナーダイオードT6は、供給電圧が過大で
ある場合に、トランジスタT14或いはT17が
導通する際に供給電圧がトランジスタT15およ
びT16の最大許容ベース−エミツタ電圧を越な
いようにする。所要の電流を得る為に、差動増幅
器のエミツタ電流源を、エミツタ面積が互いに異
なり(トランジスタT9およびT10を有する)
組合せ電流ミラーの出力段として配置したトラン
ジスタT34,T8およびT7を以つて構成す
る。
ある場合に、トランジスタT14或いはT17が
導通する際に供給電圧がトランジスタT15およ
びT16の最大許容ベース−エミツタ電圧を越な
いようにする。所要の電流を得る為に、差動増幅
器のエミツタ電流源を、エミツタ面積が互いに異
なり(トランジスタT9およびT10を有する)
組合せ電流ミラーの出力段として配置したトラン
ジスタT34,T8およびT7を以つて構成す
る。
スイツチング通路3および5を構成するトラン
ジスタT18およびT3は複数個(8或いは9
個)の並列接続トランジスタを有する。
ジスタT18およびT3は複数個(8或いは9
個)の並列接続トランジスタを有する。
第4図に示す回路は一般的な技術で実現し、金
属容器SOT14内や、プラスチツク容器SO8内
や、箔上に装着した。
属容器SOT14内や、プラスチツク容器SO8内
や、箔上に装着した。
回路の出力電流は瞬時的な作動の場合1Aにで
き、連続的な作動の場合400mAにできる。定格
動作電圧は9Vである。許容しうる動作電圧は
4.5Vと約15Vとの間にある。
き、連続的な作動の場合400mAにできる。定格
動作電圧は9Vである。許容しうる動作電圧は
4.5Vと約15Vとの間にある。
上述した型のスイツチは特に小型電動機内の電
子整流子として用いるのに適している。
子整流子として用いるのに適している。
第1図は従来のスイツチを有する回路を示す回
路図、第2図は本発明によるスイツチを有する簡
単な回路を示す回路図、第3図は本発明による2
つのスイツチを有するブリツジ回路を示す回路
図、第4図は本発明によるスイツチをモノリシツ
ク集積回路の形態で示す回路図、第5および第6
図は第4図の回路の作動を説明する為の回路部分
の2例を示す回路図である。 1……第1入力端子、2……出力端子、3……
第1スイツチング通路、4……第2入力端子、5
……第2スイツチング通路、6,7……バイパス
フリーホイールダイオード、10,20……スイ
ツチ、11……負荷、12……電流源、H……ホ
ール素子。
路図、第2図は本発明によるスイツチを有する簡
単な回路を示す回路図、第3図は本発明による2
つのスイツチを有するブリツジ回路を示す回路
図、第4図は本発明によるスイツチをモノリシツ
ク集積回路の形態で示す回路図、第5および第6
図は第4図の回路の作動を説明する為の回路部分
の2例を示す回路図である。 1……第1入力端子、2……出力端子、3……
第1スイツチング通路、4……第2入力端子、5
……第2スイツチング通路、6,7……バイパス
フリーホイールダイオード、10,20……スイ
ツチ、11……負荷、12……電流源、H……ホ
ール素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体集積回路の形態の磁気制御電子スイツ
チであつて、前記の集積回路内に設けられ値B0
を有する磁界に相当するオフセツトを呈するホー
ル素子により制御されるスイツチング通路を有す
る磁気制御電子スイツチにおいて、第1入力端子
1と出力端子2との間に第1スイツチング通路3
を配置し、第2入力端子4と前記の出力端子2と
の間に第2スイツチング通路5を配置し、ホール
素子に対し垂直な成分Bを有する磁界がスイツチ
に加えられた際に、ΔB/2を零に等しいか或いは 零よりも大きなしきい値として B>B0+ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路3が閉成し且つ第
2スイツチング通路5が開放し、 B<B0−ΔB/2 の場合に第1スイツチング通路3が開放し且つ第
2スイツチング通路5が閉成し、 前記のスイツチング通路の開放状態と閉成状態
との間の遷移状態を考慮する因子を0<ε<1と
して |B−B0|<ΔB/2×ε の場合に2つのスイツチング通路3,5が開放す
るように2つのスイツチング通路3,5を制御し
うるようにしたことを特徴とする磁気制御電子ス
イツチ。 2 特許請求の範囲第1項に記載の磁気制御電子
スイツチにおいて、各スイツチング通路3,5と
並列にフリーホイールダイオード6,7を接続し
たことを特徴とする磁気制御電子スイツチ。 3 特許請求の範囲第2項に記載の磁気制御電子
スイツチにおいて、スイツチング通路3,5をバ
イポーラトランジスタを以つて構成し、一方のス
イツチング通路5と並列に接続したフリーホイー
ルダイオード7を、この一方のスイツチング通路
を構成するトランジスタT3の寄生基板ダイオー
ドを以つて構成したことを特徴とする磁気制御電
子スイツチ。 4 特許請求の範囲第1項に記載の磁気制御電子
スイツチにおいて、一方のスイツチング通路5を
NPNダーリントン段T3,T4を以つて構成し、
他方のスイツチング通路3をエミツタ接地配列の
NPNトランジスタT18を以つて構成し、この
NPNトランジスタをコレクタ接地配列のPNPト
ランジスタT19により駆動し、このPNPトラ
ンジスタをエミツタ接地配列のNPNトランジス
タT20により駆動し、前記の2つのNPNトラ
ンジスタT18,T20のエミツタを直接相互接
続するとともに出力端子2に接続したことを特徴
とする磁気制御電子スイツチ。 5 特許請求の範囲第1〜4項のいずれか一項に
記載の磁気制御電子スイツチにおいて、スイツチ
ング通路3,5の各々をトリガ段(それぞれT1
6,T17およびT14,T15によつて制御し
うるようにし、これらトリガ段のトリガレベル
を、ホール素子H上の磁界Bの特有の変動に相当
する量だけ互いに相違するように選択したことを
特徴とする磁気制御電子スイツチ。 6 特許請求の範囲第5項に記載の磁気制御電子
スイツチにおいて、トリガレベルの差を、互いに
直列に接続した複数個のダイオードT11,T1
2,T13の電圧降下により決定するようにした
ことを特徴とする磁気制御電子スイツチ。 7 特許請求の範囲第1〜6項のいずれか一項に
記載の磁気制御電子スイツチにおいて、ホール素
子Hの電流通路にトランジスタT33を経て定電
圧が供給されるようにしたことを特徴とする磁気
制御電子スイツチ。 8 特許請求の範囲第1項に記載の磁気制御電子
スイツチにおいて、ホール素子とトリガ段T1
6,T17およびT14,T15との間の接続線
に端子Cを設け、この端子上に増幅されたホール
電圧が得られるようにするか或いは外部信号によ
りこの端子を経てトリガ段を駆動しうるようにし
たことを特徴とする磁気制御電子スイツチ。 9 特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一項に
記載の磁気制御電子スイツチにおいて、スイツチ
をモノリシツク集積回路の形態にしたことを特徴
とする磁気制御電子スイツチ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19792939917 DE2939917A1 (de) | 1979-10-02 | 1979-10-02 | Magnetisch steuerbarer, elektronischer schalter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5658329A JPS5658329A (en) | 1981-05-21 |
JPH033969B2 true JPH033969B2 (ja) | 1991-01-21 |
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ID=6082487
Family Applications (1)
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JP (1) | JPS5658329A (ja) |
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DE (1) | DE2939917A1 (ja) |
FR (1) | FR2466910A1 (ja) |
GB (1) | GB2060289B (ja) |
Families Citing this family (4)
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WO1986004196A1 (en) * | 1984-12-29 | 1986-07-17 | Licencia Találmányokat Értékesito^" És Innovációs | Active circuit element |
US4761569A (en) * | 1987-02-24 | 1988-08-02 | Sprague Electric Company | Dual trigger Hall effect I.C. switch |
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JPS52187A (en) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | Matsushita Electronics Corp | Hall effect semiconductor integrated circuit |
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---|---|---|---|---|
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US3959669A (en) * | 1972-12-08 | 1976-05-25 | Owens-Illinois, Inc. | Control apparatus for supplying operating potentials |
US3894250A (en) * | 1973-02-05 | 1975-07-08 | Brunswick Corp | Hall cell position sensor for outboard drive apparatus |
CA1088159A (en) * | 1977-01-03 | 1980-10-21 | Wilson D. Pace | Hall-effect integrated circuit switch |
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1979
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-
1980
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- 1980-09-26 US US06/191,103 patent/US4393317A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-09-29 GB GB8031414A patent/GB2060289B/en not_active Expired
- 1980-10-01 FR FR8021052A patent/FR2466910A1/fr active Granted
- 1980-10-02 JP JP13684280A patent/JPS5658329A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS52187A (en) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | Matsushita Electronics Corp | Hall effect semiconductor integrated circuit |
Also Published As
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DE2939917A1 (de) | 1981-04-16 |
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GB2060289B (en) | 1983-06-08 |
GB2060289A (en) | 1981-04-29 |
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