JP2653372B2 - モータの電流検出回路 - Google Patents

モータの電流検出回路

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JP2653372B2 JP2224297A JP22429790A JP2653372B2 JP 2653372 B2 JP2653372 B2 JP 2653372B2 JP 2224297 A JP2224297 A JP 2224297A JP 22429790 A JP22429790 A JP 22429790A JP 2653372 B2 JP2653372 B2 JP 2653372B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モータの各相に流れる電流を検出する電流検出回路に
関し、 電流検出回路の実装面積の削減と、消費電力の低減及
びコストダウンを図ることを目的とし、 モータの各相の電機子巻線毎に、前記電機子巻線の一
端を各々スイッチングトランジスタと対応する相切換用
トランジスタの各コレクタとの共通接続点に接続し、前
記相切換用トランジスタの各エミッタと接地間に抵抗を
接続し、前記エミッタと前記抵抗の共通接続点に電流検
出用の抵抗を接続し、各電機子巻線に流れる電流を検出
する電流検出回路において、前記各相切換用トランジス
タのコレクタと接地との間に、カソード側を前記トラン
ジスタのコレクタ側にアノード側を接地側に接続したダ
イオードを設けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はモータの各相に流れる電流を検出する電流検
出回路に関する。本発明は、例えば、片方向への回転の
みが要求される磁気ディスクのスピンドルモータ(直流
モータ)に好適に適用される。
直流モータを駆動する回路は、一般に直流モータの電
機子巻線に駆動電流を供給するスイッチングトランジス
タと、駆動電流が供給される側のトランジスタにより構
成される。この場合、駆動電流が供給されるトランジス
タを線形領域で使用した場合線型領域で動作するトラン
ジスタは消費電力が大きくなる問題がある。
〔従来の技術〕
第3図は従来技術による電流検出回路である。図中、
Mは3相のブラシレス直流モータで、その電機子巻線
(a〜c)はY結線されている(但し、△線でもよ
い)。Q1〜Q3は電力用のスイッチングトランジスタ(PN
P)又はFETである。S1〜S6は各トランジスタへの制御信
号であり、そのベースにハイレベル若しくはローレベル
の制御信号を入力することにより対応するトランジスタ
のオン/オフ動作を行う。なお、A,B,C点は各モータの
電機子巻線(a〜c)と電流検出回路との接続点を示
す。
各スイッチングトランジスタQ1〜Q3のコレクタとエミ
ッタ間に接続されるダイオードD1〜D3は、電機子巻線に
生じる逆起電力によりA,B,C点が電源Vcc以上の電圧に上
昇しないようにするためのものである。即ち、A点の電
圧が電源Vcc以上に上昇するとダイオードを経て電源側
に電流が流れる。
同様に、相切換トランジスタQ4〜Q6と接地GND間に接
続されるダイオードD7〜D9は電機子巻線に生じる逆起電
力によりA,B,C点が接地GND以下の電圧に降下しないよう
にするために設けられる。
また、電流検出用の抵抗R1は電流検出端子DETにて各
電機子巻線に流れる電流を検出するためのものである。
ダイオードD4〜D6は順方向に電流を流し、かつ各相切
換トランジスタQ4〜Q6に逆方向の電流が流れるのを阻止
するために設けられる。即ち、第5図に示すようにトラ
ンジスタQiには内部ダイオードDiが図示の方向に存在し
ている。従って、外部にダイオードD4〜D6を設けないと
トンラジスタQiに逆方向の電流が流れ、抵抗R1に流れな
くなるので電流値を検出することが出来なくなるからで
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図は第3図の電流検出回路に流れる電流の説明図
である。
第4図において、まず、電機子巻線a,bに駆動電流を
流すために制御信号S1及びS5によりトランジスタQ1とQ5
をオンする。これにより、電流はQ1→A→a→b→B→
Q5→D5→R1→GNDのルートで流れる。他の電機子巻線に
ついても対応するトランジスタをオンすると同様に流れ
る。そして、抵抗R1にて検出された駆動電流が所定値を
越えるとトランジスタQ1をオフする。
ところで、トランジスタQ1をオフすると、電機子巻線
a,bに流れる電流はコイルの過渡特性により瞬時にゼロ
になることはなく抵抗R1を経て多少流れる。この過渡特
性により流れる電流のルートを点線で示す。このとき流
れる電流も抵抗R1により検出する。
前述のようにダイオードD4は図示の方向に接続されて
いるので、トランジスタQ4に流れることはなく抵抗R1に
流れるので電流を検出することができる。
同様にして、A点とC点、B点とC点にも巻線を経て
順次電流の通流ルートができる。即ち、ダイオードD4,D
6にも順次電流が流れる。
この場合、各トランジスタQ4〜Q6のダイオードD4〜D6
には各トランジスタと同じ量の電流が流れる。そのた
め、これらのダイオードD4〜D6には定格の大きなダイオ
ードを使用しなければならないという問題がある。定格
を大きくすると実装面積が大きくなり、従って、コスト
アップを来すことになる。そこで、これらのダイオード
D4〜D6を不要とする回路が要望されている。
本発明の目的は上述のダイオードD4〜D6を不要にした
モータの電流検出回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、モータの各相の電機子巻線毎に、前記電機
子巻線の一端を各々スイッチングトランジスタと対応す
る相切換用トランジスタの各コレクタとの共通接続点に
接続し、前記相切換用トランジスタの各エミッタと接地
間に抵抗を接続し、前記エミッタと前記抵抗の共通接続
点に電流検出用の抵抗を接続し、各電機子巻線に流れる
電流を検出する電流検出回路において、前記各相切換用
トランジスタのコレクタと接地との間に、カソード側を
前記トランジスタのコレクタ側にアノード側を接地側に
接続したダイオードを設けたこと特徴とする。
〔作用〕
例えば、前述の第4図に示す電流の流れを本発明の回
路に当てはめると、B点からの電流はトランジスタQ5を
経て抵抗R3→D7を流れる。モータ駆動回路は、S4,S5,S6
のうち2つが同時にオンすることはないため、hにVhの
電圧が発生しているときは、gとiの電圧は0でありDE
Tには、Vh/3の電圧が発生し、 にて電流を検出できる。従って、従来のように大電流に
耐え、かつ逆流を阻止するダイオードD4〜D6は必要なく
なる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例回路図である。図中、トラ
ンジスタQ1〜Q6、ダイオードD1〜D3及びD7〜D9は従来ど
おりである。本発明では各トランジスタQ4〜Q6の各エミ
ッタと接地GND間に電流検出用の抵抗R2〜R4を設け、さ
らにエミッタと抵抗の共通接接続点に、平均電流に変換
し電機子巻線に流れる電流を検出するための抵抗R5〜R7
を設けている。
前述のように、A点から電機子巻線a、bを経てB点
から流れる電流はトランジスタQ5を経て抵抗R3→D7を流
れる。電流の検出は3つの抵抗R5,R6,R7の内の2つが0V
であることを利用して、電流検出端子DETにて電流を求
める。
このように、電流は第2図に示すように図示の方向に
接続された外付けの各ダイオードD7〜D9を経て流れるの
で、各トランジスタQ4〜Q6の内部ダイオードには電流は
流れない。この場合、抵抗R2〜R4はトランジスタに順方
向に電流を流すときは電流検出として作用し、逆方向に
電圧がかかっているときは内部ダイオードを動作させな
い作用をしており、その結果、従来のように大電流に耐
え、かつ逆流を阻止するダイオードD4〜D6を削除するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、3相モータを
駆動する場合に、従来は順方向に設けられ、大電流を流
し、かつ逆流を阻止していたダイオードを削除すること
ができるので、実装した場合の小型化と消費電力の低減
が可能であり、さらに、この結果コストダウンも可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例回路図、 第2図は電流の流れの説明図、 第3図は従来の電流検出回路図、 第4図は従来の電流の流れの説明図、及び 第5図はトランジスタの内部ダイオードの説明図であ
る。 (符号の説明) Q1〜Q6……トランジスタ、D1〜D9……ダイオード、R1〜
R7……抵抗、M……モータ、a〜c……電機子巻線、S1
〜S6……制御信号。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの各相の電機子巻線毎に、前記電機
    子巻線の一端を各々スイッチングトランジスタと対応す
    る相切換用トランジスタの各コレクタとの共通接続点に
    接続し、前記相切換用トランジスタの各エミッタと接地
    間に抵抗を接続し、前記エミッタと前記抵抗の共通接続
    点に電流検出用の抵抗を接続し、各電機子巻線に流れる
    電流を検出する電流検出回路において、 前記各相切換用トランジスタのコレクタと接地との間
    に、カソード側を前記トランジスタのコレクタ側にアノ
    ード側を接地側に接続したダイオードを設けたこと特徴
    とするモータの電流検出回路。
  2. 【請求項2】前記電流検出用の抵抗により平均電流に変
    換して電流を検出する請求項1に記載の電流検出回路。
JP2224297A 1990-08-28 1990-08-28 モータの電流検出回路 Expired - Lifetime JP2653372B2 (ja)

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JPH04109853A JPH04109853A (ja) 1992-04-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01318576A (ja) * 1988-06-17 1989-12-25 Fujitsu Ltd ブラシレスモータの駆動方式

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JPH04109853A (ja) 1992-04-10

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