JPH01318576A - ブラシレスモータの駆動方式 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動方式

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JPH01318576A
JPH01318576A JP63150838A JP15083888A JPH01318576A JP H01318576 A JPH01318576 A JP H01318576A JP 63150838 A JP63150838 A JP 63150838A JP 15083888 A JP15083888 A JP 15083888A JP H01318576 A JPH01318576 A JP H01318576A
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JP
Japan
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current
motor
transistor
signal
brushless motor
Prior art date
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Application number
JP63150838A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Saijo
弘昭 西條
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01318576A publication Critical patent/JPH01318576A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 卒業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 ブラシレスモータの電流を常に検出して帰還することに
より、その出力トルクを広範囲に精度良く制御すること
を可能とするブラシレスモータの駆動方式に関し、 正確なモータ電流帰還により、モータトルクを精度良く
制御出来るようにすることを目的とし、複数の捲線を備
えたブラシレスモータの捲線を順次選択してパルスを供
給することにより駆動し、捲線の双方向に流れる電流の
中から同一方向に流れる電流を検出して帰還することに
より、捲線に流れる平均電流値を制御して、出力トルク
を制御するモータ駆動回路において、ブラシレスモータ
の選択された捲線毎に流れる電流を検出する検出手段と
、検出手段の双方向に流れる電流が夫々同一方向となる
期間だけ選択して、電流値を抽出する選択手段と、検出
手段に流れる電流の極性を反転する反転手段と、反転手
段の出力をモータ駆動回路の動作モードに基づき抽出す
る抽出手段とを設け、ブラシレスモータを順方向に回転
させるため駆動する動作モードの時、選択手段が選択し
た電流値に基づき出力トルクを制御し、ブラシレスモー
タを逆方向に駆動して順方向の回転にブレーキをかける
動作モードの時、選択手段が選択した電流値に抽出手段
が抽出した電流値を加算した電流値により出力トルクを
制御する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はブラシレスモータをパルス駆動方式により駆動
する回路に係り、特に該ブラシレスモータの電流を常に
検出して帰還することにより、その出力トルクを広範囲
に精度良く制御することを可能とするブラシレスモータ
の駆動方式に関する。
例えば、小型磁気テープ装置においては、装置の小型化
、ブラシの粉塵による記録/再生機構の汚染防止及びモ
ータの寿命の延長による保守の省力化を図ることを目的
として、磁気テープを走行させるリールモータにブラシ
レスサーボモータを採用している。又、駆動回路部の省
電力化及び小型化のために、パルス駆動方式(例えばパ
ルス幅変調駆動方式)を採用している。
そして、小型磁気テープ装置では、所定の張力を維持し
ながら、一定速度で双方向に磁気テープを走行させて、
データの記録/再生を実施するため、速度制御と張力制
御を行っている。従って、モータ駆動はモータ出力トル
クを精度良く直接変化させるのに容易な電流制御駆動方
式を用いている。
磁気テープの走行制御方法は、巻取りリール側モータを
順方向に駆動して、磁気テープを巻取りリールに巻取る
と共に、磁気テープを繰り出す方向に対して繰り出しリ
ール側モータを逆方向に駆動してブレーキをかけ、磁気
テープに張力を加えながら双方のモータトルクを変化さ
せて、走行速度と張力を制御する。
ところで、回転しているモータをパルス駆動方式で制御
すると、順方向駆動時は通常のスイッチング駆動モード
となるが、逆方向駆動時はモータの起電力による電流も
制御する必要があるため、余剰電力を電源に戻す回生発
電制御モードとなる。
即ち、巻取りリール側モータに対してはスイッチング駆
動モードとなり、磁気テープを繰り出すため、巻取りリ
ール側モータにより回転させられる繰り出しリール側の
モータに対しては回生発電制御モードとなる。
又、ブラシレスモータの回転方向の切替えは、印加駆動
電圧の極性反転で無(、駆動相巡回順序の入れ替えによ
り実施している。
モータ電流制御駆動方式は、次の通りである。
即ち、全波駆動型ブラシレスモータの各端子には、駆動
相の巡回に従って、双方向にモータ1@線電流が流れる
ため、モータ駆動電流を検出するためには、常に一方向
に流れる径路に、電流検出用抵抗を挿入しておき、モー
タ駆動電流が流れて発生する電圧降下を増幅して、モー
タ電流信号とする方法が用いられている。
又、モータ駆動回路の人力には、駆動電流指示値が印加
されているので、これに上記のモータ電流信号を帰還し
て、その差が無くなるようにモータを駆動することによ
り、モータ電流を駆動電流指示値に応じた値に制御する
ことが出来る。このためには、どのような駆動状態にお
いても、モータに流れる電流を正確に検出し、モータの
出力トルクを制御する必要がある。
〔従来の技術〕
第5図は従来の技術を説明するブロック図である。
モータ制御回路1は加算回路2に対し、全波駆動型ブラ
シレスモークロに供給すべき駆動電流指示値を送出し、
加算回路2はこの駆動電流指示値と電流検出回路7が検
出したモータ6に流れる電流値とを加算し、指定された
駆動電流指示値とモータ6に流れる電流植生が一敗する
値となるような駆動信号をパルス幅変調回路3に送出す
る。
パルス幅変調回路3は、この駆動信号に対応した幅を持
つパルスと、モータ6の回転方向を示す方向信号とを作
成し、デコーダ4に送出する。デコーダ4はモータ制御
回路1から与えられるスイッチング駆動モードか、回生
発電制御モードかを指示するモード信号と、モータ6が
送出する回転子位置信号とを参照し、電力増幅回路5に
モータ6に供給する電流値と、駆動相巡回順序とを決定
して送出する。
電力増幅回路5は指定された電流値の電流をモータ6の
各駆動相(捲線)に、巡回順序に従って順次供給し、こ
の駆動相に流れた電流を電流検出回路7に送出する。
電流検出回路7はモータ6の各駆動相に流れる電流を検
出して電流信号を加算回路2に送出し、タコメータ9は
モータ6の回転に伴いタコパルスを速度検出回路8に送
出し、速度検出回路8はタコパルスから速度を検出して
モータ制御回路1に送出する。
又、磁気テープの張力を検出する張力センサ11の出力
に基づき、張力検出回路10は磁気テープの張力を検出
して、モータ制御回路1に送出する。
モータ制御回路1はモータ6の回転速度と、磁気テープ
の張力とを参照して、モータ6に供給すべき駆動電流指
示値を決定して、前記の如く加算回路2に送出する。
第6図は第5図のデコーダ4と電力増幅回路5とモータ
6と電流検出回路7の詳細回路の一例を示すブロック図
である。
デコーダ4は前記の如く、モータ制御回路lからモード
信号を、パルス幅変調回路3から方向信号とパルスを、
モータ6から回転子位置信号を夫々受信する。モータ6
が3相全波駆動型ブラシレスサーボモータであるとする
と、モータ捲線24と25と26が図示する如く接続さ
れ、回転子位置信号は3種類送出される。
デコーダ4は、第7図(a+に示す如く、トランジスタ
12のベースにスイッチングされた信号APを送出し、
トランジスタ13のベースにスイッチングされた信号B
Pを送出し、トランジスタ14のベースにスイッチング
された信号CPを送出する。
この信号AP、BP、CPの送出順は予め定まる駆動相
巡回順序に従い、例えば、AP、CP。
BP、APの順である。
又、デコーダ4は第7図(blに示す如く、トランジス
タ15のベースに信号ANを送出し、トランジスタ16
のベースに信号BNを送出し、トランジスタ17のベー
スに信号CNを送出する。そして、この信号AN、BN
、CNの送出順は予め定まる駆動相巡回順序に従い、A
N、CN、BN。
ANの順であるが、信号AP、CP、BPに対し、図示
する如く位相がずれている。
従って、例えば、トランジスタ12のベースに信号AP
が人力し、トランジスタ17のベースに信号CNが入力
して、トランジスタ12と17がオンとなると、電源V
、から第7図(C1のIAの■に示す如(、電流がトラ
ンジスタ12を経て、モ−タ捲線24に流れ、この電流
rAはモータ捲線26に対しては、第7図(C)のIC
の■に示す如く、電流ICとなって流れ、トランジスタ
17を経て抵抗27に流れる。
そして、次に、トランジスタ17がオフとなって、トラ
ンジスタ16のベースに信号BNが人力し、トランジス
タ16がオンとなると、モータ捲線24に流れる電流I
Aは、第7図(C1のIBの■に示す如く、モータ捲線
25を経て電流IBとなって流れ、トランジスタ16を
経て抵抗27に流れる。
又、トランジスタ14のベースに信号CPが入力し、ト
ランジスタ16のベースに信号BNが入力して、トラン
ジスタ14と16がオンとなると、電源■、から第7図
(C)のrcの■に示す如く、電流がトランジスタ14
を経て、モータ!@線26に流れ、この電流ICはモー
タ捲線25に対しては、第7図(C)のIBの■に示す
如く、電流IBとなって流れ、l・ランジスタ16を経
て抵抗27に流れる。
そして、次に、トランジスタ16がオフとなって、トラ
ンジスタ15のベースに信号ANが入力し、トランジス
タ15がオンとなると、モータ捲線26に流れる電流I
Cは、第7図(C)のIAの■に示す如く、モータ捲線
24を経て電流IAとなって流れ、トランジスタ15を
経て抵抗27に流れる。
又、トランジスタ13のベースに信号BPが入力し、ト
ランジスタ15のベースに信号ANが入力して、トラン
ジスタ13と15がオンとなると、電源V、から第7図
fclのIBの■に示す如く、電流がトランジスタ13
を経て、モータ1を線25に流れ、この電流IBはモー
タ捲線24に対しては、第7図(C1のIAの■に示す
如く、電流IAとなって流れ、トランジスタ15を経て
抵抗27に流れる。
そして、次に、トランジスタ15がオフとなって、トラ
ンジスタ17のベースに信号CNが入力し、トランジス
タ17がオンとなると、モータ捲線25に流れる電流I
Bはモータ捲線26を経て、第7図fclのrcの■に
示す如く、電流rcとなって流れ、トランジスタ17を
経て抵抗27に流れる。
このように、駆動相を切替えることで、モータが回転す
る。
スイッチング駆動モードの場合、信号APがオフとなっ
てトランジスタ12がオフとなると、モータ捲線24と
25のインダクタンスにより発生する電流が1−ランジ
スタ16と抵抗27とダイオード21を経て流れる。
同様に、信号CPがオフとなってトランジスタ14がオ
フとなると、モータ捲線26と24のインダクタンスに
より発生する電流が、トランジスタ15と抵抗27とダ
イオード23を経て流れる。
同様に、信号BPがオフとなってトランジスタ13がオ
フとなると、モータ捲線25と26のインダクタンスに
より発生する電流が、トランジスタ17と抵抗27とダ
イオード22を経て流れる。
回生発電制御モードの場合、信号APがオフとなってト
ランジスタ12がオフとなると、モータ捲線24と25
のインダクタンスにより発生する電流が、ダイオード1
9を経て電源■、に流れ、ダイオード21を経てモータ
捲線24に還流する。
同様に、信号CPがオフとなってトランジスタ14がオ
フとなると、モータ捲線26と24のインダクタンスに
より発生する電流が、ダイオード18を経て電源V、に
流れ、ダイオード23を経てモータ捲線26に還流する
同様に、信号BPがオフとなってトランジスタ13がオ
フとなると、モータ捲線25と26のインダクタンスに
より発生する電流が、ダイオード20を経て電源■、に
流れ、ダイオード22を経てモータ捲線25に還流する
これは、トランジスタ15〜17がトランジスタ12〜
14と同時にオン/オフ制御されるためである。
抵抗27に流れる電流により発生する電圧は差動増幅回
路28により増幅され、電流信号となって加算回路2に
送出される。
第8図は第6図の詳細動作説明図である。
第8図(alはスイッチング駆動モードにおいて、トラ
ンジスタ12と16が駆動された場合を示す回路図であ
り、第8図(blは第8図(a)の各部の波形を示す。
トランジスタ12のベースには、第8図(b)のAPで
示す如く、パルス幅変調されたパルスが入力し、トラン
ジスタ16のベースには、第8図(blのBNに示す如
く、トランジスタ16をオンとする信号が入力する。
従って、モータの捲線24と25には電Rv sからト
ランジスタ12を経て、第8図fblの[相]に示す如
き電流が流れ、トランジスタ16を経て抵抗27に流れ
る。
信号APによりオン/オフするトランジスタ12が、オ
フとなった時、捲線24と25のインダクタンスにより
発生する電流は、第8図(′b)の■に示す如く、トラ
ンジスタ16と抵抗27を経てダイオード2Iを通り還
流する。
従って、1@線24と25に流れる電流の波形は第8図
fblの捲線電流に示す如くであり、抵抗27に流れる
電流の波形は、第8図(b)の抵抗波形に示す如くであ
る。
第8図(C)は回生発電制御モードにおいて、トランジ
スタ12と16が駆動された場合を示す回路図であり、
第8図(dlは第8図(C)の各部の波形を示す。トラ
ンジスタ12のベースには、第8図(dlのAPで示す
如く、パルス幅変調されたパルスが入力し、l〜ランジ
スタ16のベースには、第8図(dlのBNに示す如く
、トランジスタ12のベースに人力するパルス幅変調さ
れたパルスと同一のパルスが入力する。
従って、モータの捲線24と25には電源V。
からトランジスタ12を経て、第8図(dlの0に示す
如き電流が流れ、トランジスタ16を経て抵抗27に流
れる。
信号APによりオン/オフするトランジスタ12と、信
号BNによりオン/オフするトランジスタ16が、同時
にオフとなった時、捲線24と25のインダクタンスに
より発生する電流は、第8図(dlの0に示す如く、ダ
イオード19を経て電源■、に流れ、ダイオード21を
経て還流する。
従って、捲線24と25に流れる電流の波形は第8図(
dlの捲線電流に示す如くであり、抵抗27に流れる電
流の波形は、第8図(d)の抵抗波形に示す如くになる
回生発電制御モードにおいて、トランジスタ12をオフ
にした時、トランジスタ16をオンにしたままであると
、捲線24と25には飽和するまで電流が流れ、ブレー
キが強くなりすぎて磁気テープの走行制御が困難になる
ためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如く、従来は抵抗27に流れる電流の波形がモー
タ18線に流れる電流の波形と同一となるのは、スイッ
チング駆動モードの時であり、回生発電制御モードの場
合は同一ではない。これは、磁気テープに張力を与える
ため、磁気テープの走行方向と逆方向に力を加える回生
発電制御モードで動作するモータの電流が正確に検出出
来ないことを示している。
従って、スイッチング駆動モードと回生発電制御モード
で検出された電流信号値の帰還量を補正する方法がある
が、双方のモード間の差の量は、モータ電流や駆動電源
電圧やモータ回転数の大小により変動するため、補正し
きれず、正確な電流制御が不可能となっていた。
従って、磁気テープの走行、制御、特に張力制御が正確
に出来ず、変動が大きくなってデータの記録/再生性能
及び品質を落としてしまう場合があるという問題がある
本発明はこのような問題点に鑑み、回生発電制御モード
においても、常に正確なモータ電流を検出する手段を設
け、正確なモータ電流帰還により、モータトルクを精度
良く制御出来るようにすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
第5図と同一符号は同一機能のものを示す。モータ制御
回路1は図示省略した第5図に示す速度検出回路と張力
検出回路からの信号に基づき、モ−夕6に供給すべき駆
動電流指示値を決定して、加算回路2に送出し、加算回
路2はこの駆動電流指示値と差動増幅回路28が送出す
るモータ6に流れる電流値とを加算し、指定された駆動
電流指示値とモータ6に流れる電流値とが一致する値と
なるような駆動信号をパルス幅変調回路3に送出する。
パルス幅変調回路3は、この駆動信号に対応した幅を持
つパルスと、モータ6の回転方向を示す方向信号とを作
成し、デコーダ4に送出する。デコーダ4はモータ制御
回路1から与えられるスイッチング駆動モードか、回生
発電制御モードかを↑旨示するモード信号と、モータ6
が送出する回転子位置信号とを参照し、電力増幅回路5
にモータ6に供給する電流値と、駆動相巡回順序とを決
定して送出する。
電力増幅回路5は電源V、から供給される電流を、モー
タ6の捲線24〜26に駆動相巡回順序に従って順次供
給し、例えば、捲線24から捲線26に流れる電流を検
出手段37に、捲線24から捲線25に流れる電流を検
出手段38に、捲線26から捲線25に流れる電流を検
出手段38に、捲線2Gから捲線24に流れる電流を検
出手段39に、捲線25から捲vA24に流れる電流を
検出手段39に、捲線25から捲線26に流れる電流を
検出手段37にという順に送出する。
選択手段40は検出手段37の同一方向に流れる電流に
より発生する電圧を選択して、差動増幅回路28に送出
し、選択手段41は検出手段38の同一方向に流れる電
流により発生する電圧を選択して、差動増幅回路28に
送出し、選択手段42は検出手段39の同一方向に流れ
る電流により発生する電圧を選択して、差動増幅回路2
8に送出する。
スイッチング駆動モードの場合、抽出手段44は反転手
段43の出力を差動増幅回路28に送出しないため、差
動増幅回路28は選択手段40〜42が送出した電圧を
増幅して加算回路2に送出する。
回生発電制御モードの場合、抽出手段44は反転手段4
3の出力を差動増幅回路28に送出する。
反転手段43は選択手段40〜42が送出する電圧の極
性を反転し、抽出手段44に送出するため、差動増幅回
路28はモータ6の捲線24〜26のインダクタンスに
より発生し、電源V、に還流した電流に基づく電圧と、
捲線24〜26を駆動した電流に基づく電圧とを加算し
て、加算回路2に送出する。
〔作用〕
上記の如く構成することにより、検出手段37〜39は
モータ6の駆動相に流れた電流を検出し、選択手段40
〜42は各駆動相に流れた電流に基づく電圧を抽出して
差動増幅回路28に送出するため、スイッチング駆動モ
ードでは従来と同様に、モータ6に流れた電流に基づき
モータトルクの制御卸を行うことが出来る。
又、反転手段43は回生発電制御モードで、検出手段3
7〜39がモータ6の各捲線24〜26のインダクタン
スにより発生し、電源V、に還流する電流に基づき発生
する電圧の極性を反転して抽出手段44に送出し、抽出
手段44は反転手段43の出力を差動増幅回路28に送
出するため、差動増幅回路28は検出手段37〜39が
送出するモータ6を駆動するために流した電流に基づく
電圧に、この抽出手段44が送出する電圧を加算するこ
とが可能となる。従って、回生発電制御モードにおいて
も、モータ6に流れた電流を常に検出して、モータトル
クの制御を行うことが出来る。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。
第6図と同一符号は同一機能のものを示す。デコーダ4
は前記の如く、トランジスタ12のベースにスイッチン
グされた信号APを送出し、トランジスタ13のベース
にスイッチングされた信号BPを送出し、トランジスタ
14のベースにスイッチングされた信号CPを送出する
又、デコーダ4はトランジスタ15のベースに信号AN
を送出し、トランジスタ16のベースに信号BNを送出
し、トランジスタ17のベースに信号CNを送出する。
そして、例えば、トランジスタ12のベースに信号AP
が人力し、トランジスタ17のベースに信号CNが入力
して、トランジスタ12と17がオンとなると、電源V
、から電流IAがトランジスタ12を経て、モータ捲線
24に流れ、この電流IAはモータ捲線26に対しては
、電流ICとなって流れ、トランジスタ17を経て抵抗
31に流れる。
スイッチ32は信号CNが送出されている間だけ接点を
閉じるため、抵抗31に流れる電流により発生する電圧
が差動増幅回路28に送出され、電流信号として送出さ
れる。
そして、次にトランジスタ17がオフとなって、トラン
ジスタ16のベースに信号BNが人力し、l・ランジス
タ16がオンとなると、モータ捲線24に流れる電流I
Aはモーク捲線25を経て、電流IBとなってl・ラン
ジスタ16を経て抵抗30に流れる。
スイッチ33は信号BNが送出されている間だけ接点を
閉じるため、抵抗30に流れる電流により発生する電圧
が差動増幅回路28に送出され、電流信号として送出さ
れる。
又、トランジスタ14のベースに信号CPが入力し、ト
ランジスタ16のベースに信号BNが入力して、トラン
ジスタ14と16がオンとなると、電源■、から電流I
Cがトランジスタ14を経て、モータ捲線26に流れ、
この電流ICはモータ捲線25に対しては、電流IBと
なってトランジスタ16を経て抵抗30に流れる。
スイッチ33は信号BNが送出されている間だけ接点を
閉じるため、抵抗30に流れる電流により発生する電圧
が差動増幅回路28に送出され、電流信号として送出さ
れる。
そして、次にトランジスタ16がオフとなって、トラン
ジスタ15のベースに信号ANが人力し、トランジスタ
15がオンとなると、モータ捲線2Gに流れる電流IC
はモータ捲線24を経て、電流IAとなってトランジス
タ15を経て抵抗29に流れる。
スイッチ34は信号ANが送出されている間だけ接点を
閉じるため、抵抗29に流れる電流により発生する電圧
が差動増幅回路28に送出され、電流信号として送出さ
れる。
又、トランジスタ13のベースに信号BPが入力し、ト
ランジスタ15のベースに信号ANが入力して、トラン
ジスタ13と15がオンとなると、電源V、から電流I
Bがトランジスタ13を経て、モータ捲線25に流れ、
この電流IBはモータ捲線24に対しては、電流TAと
なってトランジスタ15を経て抵抗29に流れる。
スイッチ34は信号ANが送出されている間だけ接点を
閉じるため、抵抗29に流れる電流により発生する電圧
が差動増幅回路28に送出され、電流信号として送出さ
れる。
そして、次にトランジスタ15がオフとなって、トラン
ジスタ17のベースに信号CNが人力し、トランジスタ
17がオンとなると、モータ捲線25に流れる電流IB
はモータ捲線26を経て、電流ICとなってトランジス
タ17を経て抵抗31に流れる。
スイッチ32は信号CNが送出されている間だけ接点を
閉じるため、抵抗31に流れる電流により発生する電圧
が差動増幅回路28に送出され、電流信号として送出さ
れる。
スイッチング駆動モードの場合、信号APがオフとなっ
てトランジスタ12がオフとなると、モータ捲線24と
25のインダクタンスにより発生する電流がトランジス
タ1Gと抵抗30及び29とダイオード21を経て流れ
る。
この時、スイッチ33は接点を閉じているため、抵抗3
0に流れる電流により発生する電圧は、差動増幅回路2
8により電流信号として送出される。
同様に、信号CPがオフとなってトランジスタ14がオ
フとなると、モータ18線26と24のインダクタンス
により発生する電流がトランジスタ■5と抵抗29及び
31とダイオード23を経て流れ、スイッチ34の接点
が閉じているため、抵抗29に発生する電圧は差動増幅
回路28により電流信号として送出される。
同様に、信号BPがオフとなってトランジスタ13がオ
フとなると、モータ捲線25と26のインダクタンスに
より発生する電流がトランジスタ17と抵抗31及び3
oとダイオード22を経て流れ、スイッチ32の接点が
閉じているため、抵抗31に発生する電圧は差動増幅回
路28により電流信号として送出される。
回生発電制御モードの場合、信号APがオフとなってト
ランジスタI2がオフとなると、モータ14VQ 24
と25のインダクタンスにより発生する電流がダイオー
ド19を経て電源■、に流れ、抵抗29とダイオード2
1を経てモータ捲線24に還流する。
この時抵抗29に流れる電流により発生する電圧は差動
増幅回路36により極性を反転して増幅され、回生発電
制御モード時のみスイッチ35が接点を閉じるため、差
動増幅回路28に送出されてTt、原信号として送出さ
れる。
同様に、信号CPがオフとなってトランジスタ14がオ
フとなると、モータ1在線26と24のインダクタンス
により発生ずる電流が、ダイオード18を経て電源■、
に流れ、抵抗31とダイオード23を経てモータ捲線2
6に還流する。
この時抵抗31に流れる電流により発生する電圧は差動
増幅回路36により極性を反転して増幅され、回生発電
制御モード時のみスイッチ35が接点を閉じるため、差
動増幅回路28に送出されて電流信号として送出される
同様に、信号BPがオフとなってトランジスタ13がオ
フとなると、モータ捲線25と26のインダクタンスに
より発生する電流が、ダイオード20を経て電源■、に
流れ、抵抗30とダイオード22を経てモータ捲線25
に還流する。
この時抵抗30に流れる電流により発生する電圧は差動
増幅回路36により極性を反転して増幅され、回生発電
制御モード時のみスイッチ35が接点を閉じるため、差
動増幅回路28に送出されて電流信号として送出される
第3図はスイッチング駆動モード時の動作例を説明する
図である。
第3図(a)はトランジスタ12と16が駆動された場
合を示し、第3図(blは第3図(alの各部の波形を
示す。信号APは第3図(b)のAPに示す如く、所定
の幅に変調されたパルスであり、このパルスがベースに
入力した時トランジスタI2はオンとなる。この時信号
BNは第3図(b)のBNに示す如く、所定の時間オン
のままであり、トランジスタ16は所定の時間オンとな
ったままである。
従って、モータの捲線24と25には電源V。
から電流が1−ランジスタ12を経て、第3図(blの
■に示す如く流れ、更にトランジスタ16から抵抗3O
−t−経て流れる。
信号APのパルスの立ち下がりで、トランジスタ12が
オフとなると、捲線24と25のインダクタンスにより
発生する電流が、第3図(b)の[相]に示す如く、ト
ランジスタ16と抵抗3oを経て流れ、更に抵抗29と
ダイオード21を経て還流する。
従って、捲線24と25には第3図fb)の捲線電流に
示す如き電流が流れ、抵抗29には第3図(blの抵抗
29電流に示す如く、第3図(blの[相]とは極性が
逆な電流が流れる。しかし、抵抗30には第3図(bl
の抵抗30電流に示す如く、捲線24と25に流れる電
流と同一波形の電流が流れる。
従って、第2図に示す差動増幅回路28により送出され
る電流信号は、第3図(blの電流信号に示す如(、常
にモータの捲線に流れる電流を検出している。
第4図は回生発電制御モード時の動作例を説明する図で
ある。
第4図(alはトランジスタ12と16が駆動された場
合を示し、第4図(1))は第4図(a)の各部の波形
を示す。
信号APは第4図(blのAPに示す如く、所定の幅に
変調されたパルスであり、このパルスがベースに人力し
た時トランジスタ12はオンとなる。
この時信号BNは第4図(blのBHに示す如く、信号
APと同一の信号であり、トランジスタ16はトランジ
スタ12と同期してオンとなる。
そして、信号APのパルスの立ち下がりで1−ランジス
タ12がオフとなると、トランジスタ16も信号BNの
パルスの立ち下がりで、トランジスタ12と同期してオ
フとなる。
従って、モータの1′4線24と25には、トランジス
タ12と16がオンの時、第4図(blの[相]に示す
如ぎ電流が流れ、抵抗30には第4図(b)の抵抗30
電流に示す如き電流が流れる。
又、トランジスタ12と16がオフとなると、JS N
Q 24と25のインダクタンスにより発生する電流が
、第4図(blのOに示す如く、ダイオード19を経て
電源V、に流れ、抵抗29とダイオード21を経て還流
する。
従って、捲線24と25には第4図(blの捲線電流に
示す如き電流が流れるが、抵抗29には第4図(blの
抵抗29電流に示す如く、第4図(b)のOとは逆極性
の電流が流れる。
この抵抗29に流れる電流により発生する電圧は、第2
図の差動増幅回路36で極性を反転して増幅され、スイ
ッチ35の接点を経て差動増幅回路28に送出され、抵
抗30に流れる電流から発生した電圧と共に増幅されて
電流信号として送出される。
従って、第2図に示す差動増幅回路28により送出され
る電流信号は、第4図(′b)の電流信号に示す如く、
常にモータの捲線に流れる電流を検出している。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明は常にブラシレスモータの捲
線に流れる電流を検出することが出来るため、正確なモ
ータ電流の帰還によりモータトルクを精度良く制御する
ことが出来る。従って、磁気テープ装置に適用した場合
、磁気テープの走行は変動の少ないテープ張力で走行す
るので、データの記録と再生の信頼性を向上させること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す回路のプロ・ツク図、 第3図はスイッチング駆動モード時の動作例を説明する
図、 第4図は回生発電制御モード時の動作例を説明する図、 第5図は従来の技術を説明するブロック図、第6図はデ
コーダと電力増幅回路とモータと電流検出回路の詳細回
路の一例を示すブロック図、 第7図は第6図の動作を説明する波形図、第8図は第6
図の詳細動作説明図である。 図において、 ■はモータ制御回路、 2は加算回路、3はパルス幅変
調回路、4はデコーダ、5は電力増幅回路、   6は
モータ、7は電流検出回路、   8は速度検出回路、
9はタコメータ、   10は張力検出回路、11は張
力センサ、   12〜17はトランジスタ、18〜2
3はダイオード、 24,25.26はモータ捲線、2
7.29,30.31は抵抗、 28.36は差動増幅
回路、32〜35はスイッチ、  37〜39は検出手
段、40〜42は選択手段、  43は反転手段、44
は抽出手段である。 で1627戸を刀イ下8え日月する乞皮丑多Cろ半 7
 図 (暖 ′15 b 匹] 6り名壬作田ヤpイ1石?1日月 
「2]第8図(千の1う N <d−) !6Th口6つ言壬千出重pイ′月言乞ヨ門I第8図(
ぞめ2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  複数の捲線(24,25,26)を備えたブラシレス
    モータ(6)の該捲線(24,25,26)を順次選択
    してパルスを供給することにより、該ブラシレスモータ
    (6)を駆動し、該ブラシレスモータ(6)の捲線(2
    4,25,26)の双方向に流れる電流の中から同一方
    向に流れる電流を検出して帰還することにより、該ブラ
    シレスモータ(6)の捲線(24,25,26)に流れ
    る平均電流値を制御して、該ブラシレスモータ(6)の
    出力トルクを制御するモータ駆動回路において、 該ブラシレスモータ(6)の選択された捲線毎に流れる
    電流を検出する検出手段(37,38,39)と、該検
    出手段(37,38,39)の双方向に流れる電流が夫
    々同一方向となる期間だけ選択して、該電流値を抽出す
    る選択手段(40,41,42)と、該検出手段(37
    ,38,39)に流れる電流の極性を反転する反転手段
    (43)と、 該反転手段(43)の出力を、該モータ駆動回路の動作
    モードに基づき抽出する抽出手段(44)とを設け、 該ブラシレスモータ(6)を順方向に回転させるため駆
    動する動作モードの時、該選択手段(40,41,42
    )が選択した電流値に基づき該ブラシレスモータ(6)
    の出力トルクを制御し、該ブラシレスモータ(6)を逆
    方向に駆動して順方向の回転にブレーキをかける動作モ
    ードの時、該選択手段(40,41,42)が選択した
    電流値に該抽出手段(44)が抽出した電流値を加算し
    た電流値に基づき該ブラシレスモータ(6)の出力トル
    クを制御することを特徴とするブラシレスモータの駆動
    方式。
JP63150838A 1988-06-17 1988-06-17 ブラシレスモータの駆動方式 Pending JPH01318576A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109853A (ja) * 1990-08-28 1992-04-10 Fujitsu Ltd モータの電流検出回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109853A (ja) * 1990-08-28 1992-04-10 Fujitsu Ltd モータの電流検出回路

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