JPH03261391A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

Info

Publication number
JPH03261391A
JPH03261391A JP2058662A JP5866290A JPH03261391A JP H03261391 A JPH03261391 A JP H03261391A JP 2058662 A JP2058662 A JP 2058662A JP 5866290 A JP5866290 A JP 5866290A JP H03261391 A JPH03261391 A JP H03261391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
current
circuit
value
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2058662A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Saijo
弘昭 西條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2058662A priority Critical patent/JPH03261391A/ja
Publication of JPH03261391A publication Critical patent/JPH03261391A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【概要〕 検出したモータ電流を帰還することにより、出力トルク
を精度良く制御できるように橘成されたブラシレスサー
ボモータの駆動装置に関し、駆動相切り換え後の電流の
安定化を図ることを目的とし、 モータコイルに流れるモータ電流を検出する電流検出回
路と、入力信号値に応じたデユーティ比のパルス列を発
生するパルス列発生回路と、前記モータコイルに駆動電
流を切り換え入力する電力増幅回路と、前記パルス列に
基づいて該モータコイルの駆動期間を制御すると共に、
モータの回転子の磁極位置に応じて該モータコイルの駆
動相を巡回的に切り換える信号を発生して該電力増幅回
路に供給し、かつ、該モータコイルの駆動相の切り換え
タイミング信号を発生するデコード回路と、前記74流
検出回路の出力電流検出値を該デコード回路よりの駆動
相切り換えタイミング信号入力時点で保持し、その保持
電流値を所定期間記憶しつつ前記パルス列発生回路に前
記入力信号として供給し、該所定期間経過後は該検出電
流値をそのまま前記入力信号として該パルス列発生回路
に供給する記憶保持回路とを有するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はモータ駆動装置に係り、特に検出したモータ電
流を帰還することにより、出力トルクを$ilI良く制
御できるように構成されたブラシレスサーボモータの駆
動装置に関する。
小型磁気テープ5AIなどでは、装置の小型集積化、ブ
ラシカ−ボン粉塵による記憶/再生機構の汚染防止、及
びモータ寿命の延長による保守の省力化を目的として、
磁気テープを走行させるり一ルモータにブラシレスサー
ボモータを使用しており、またその駆動回路には省電力
・小型化のためパルス駆動方式を採用している。
更に、磁気テープ装置では、その磁気テープを所定張力
を維持しながら一定速度で双方向に走行させてデータの
記録/再生を実施するため、速度l11111と張力制
御を行なう。従って、モータ駆動はモータ出力トルクを
精度良く直接変化させるのに容易なIf流!1Jill
l駆動方式を用いている。
このような電流制御駆動方式でブラシレスサーボモータ
を駆動するためには、帰還される電流を安定化すること
が重要である。
〔従来の技術〕
第5図は従来のモータ駆動装置の一例の構成図を示す。
この従来例はブラシレスモータをリールに巻き取られた
磁気テープの移送に使用し、かつ、その移送を安定動作
させる手段として精度良くその発生トルクを制御する機
構を使用している磁気テープ装置に適用した例で、同図
中、1a及び1bは夫々リールモータとして用いられる
ブラシレスサーボモータ、2a及び2bは夫々ボールセ
ンサでブラシレスサーボモータ1a、1bのロータの移
動を検出する。また、3a、3bはデコード回路で、ボ
ールセンサ2a、2bからのブラシレスサーボモータl
a、1bの回転子位置信号、駆動方向信号、後述のPW
M変換回路8a、8bからのPWM信号及びモード信号
を基にモータ駆動素子のオン/オフを選択し、モータ」
イルに流れる電流切り換えを制御してブラシレスサーボ
モータ1a、1bの回転を維持する。
4a、4bは電力増幅回路で、デコーダ回路3a、3b
の出力信号によりモータコイルに駆動電流を供給する。
ここでは高速パルス駆動により前記モータIa、Ibを
駆動するので、駆動素子はトランジスタ等の半導体スイ
ッチング素子を用いる。また、電力増幅回路4a、4b
はモータ1a、1bに流れる電流を検出する。
5a、5bは電流検出回路で、電流検出抵抗の電圧降下
として検出された信号を増幅してモータ電流信号とし、
また検出抵抗の選択スイッチを介してデ」−ド回路3a
、3bからの制御信号に基づき、必要な信号が現われて
いる検出抵抗を選択してモータ電流信号とする。
6a、6bは加算回路で、モータ制御回路7からの指示
信号と電流検出回路5a、5bからのモータ電流信号の
帰還信号(極性は負)を加算し、PWM変換回路8a、
8bに供給する。PWM変換回路8a、8bはモータパ
ルス駆動のためのパルス幅変II(PWM)されたパル
ス列を発生する。
このパルス列は加算回路6a、6bからのモータ電流指
示信号に基づきパルスの繰り返し周期が一定で、そのパ
ルス幅が入力電圧の大きさに比例するパルス列で、デコ
ード回路3a、3bを通じて電力増幅回路4a、4bへ
供給される。
更に、9はタコメータでブラシレスサーボモ−タ1bの
回転数を検出し、その検出信号を速度検出回路10を通
じてモータ制御回路7へ供給する。
また、11は張力センサで、磁気テープを繰り出す側の
リールモータによって磁気テープに付与される張力を検
出し、その検出出力を張力検出回路12で電気信号に変
換させてモータ制御回路7へ供給する。
上記の従来のモータ駆動装置の要部をなすモータ1a(
1b)、デコード回路3a(3b)、電力増幅回路4a
(4b)及び電流検出回路5a(5b)の駆動回路部を
更に詳細に示すと第6図のようになる。同図中、第5図
と同一構成部分には同一符号を付してあり、また第5図
中、添字aを付した回路部と添字すを付した回路部は同
一構成であるから、自回路部のいずれか一方を示すとい
う意味で添字a、bを省略しである。第6図において、
モータ1は3相全波駆動型ブラシレスサーボモータで、
図示しない回転子の他、Y結線されたモータコイルCA
、CB及びCCを有している。
また、電力増幅回路4は、ソース側半導体スイッチング
素子AP、BP及びCPと、シンク側半導体スイッチン
グ素子AN、BN及びCNと、ダイオードDA、DB、
DC,DAF、DBF及びDCFからなる。半導体スイ
ッチング素子AP及びANの接続点はモータコイルCA
の一端に接続され、半導体スイッチング素子BP及びB
Nの接続点はモータコイルCBの一端に接続され、更に
半導体スイッチング素子CP及びCNの接続点はモータ
コイルCCの一端に接続されている。上記の半導体スイ
ッチング素子AP〜CP、AN〜CNはデコード回路3
の出力信号によりスイッチング制御される。
更に、電流検出回路5は一端が半導体スイッチング素子
AN−CNに共通接続され、他端が接地された第1の電
流検出抵抗Rsと、一端がダイオードDAF、DB及び
DCFの各アノードに共通接続され、他端が接地された
第2の電流検出抵抗と、スイッチ5WTnと、増幅器1
5及び16と、増幅率を定める抵抗などから構成されて
おり、増幅器15から加算回路6a又は6bへ電流信号
vi清を出力する。
この従来の駆動回路ではデコード回路3より第7図にA
P・−CPで示す駆動信号をソース側半導体スイッチン
グ素子AP〜CPに印加して駆動することにより、AP
−CPを通じて電源VsplからモータコイルCA−C
Cへ電流を供給し、第7図にAN−CNで示す各駆動信
号でスイッチング制御されるシンク側半導体スイッチン
グ素子AN〜CNによりモータ電流の戻りを電源VSI
)lに帰す。そして、モータ回転子(図示せず)の回転
位置の移動に伴って各半導体スイッチング素子AP〜C
P、AN−CNの通電状態が第7図に示す如く巡回的に
変化する。
この通電相の巡回的切り換えは3個のボールセンサ2a
(又は2b)の信号の状態の組合わせをデコード回路3
で解析し、回転を維持する駆動相をオンにすることによ
り実行される。また、ソース側半導体スイッチング素子
AP−CPは各通電期間内においてPWM駆動信号に応
じてオン/オフ動作をしてモータコイルCA〜CCに流
れる第7図に示す如きモータ電流IA〜Icの平均値を
制御する。
なお、第6図中のスイッチS W mはデコード回路3
に入力されるモード信号により、モータ1の逆方向駆動
時の回生発電制御モードのときオンとされて増幅器16
の出力信号を増幅器15に入力し、電流検出抵抗Rb及
びRsの雨検出出力の時系列的合成信号を増幅器15よ
り電流信号VllBとして出力させる。
〔発明が解決しようとするi1題〕 ところで、駆動モードにおいてはソース側半導体スイッ
チング素子AP〜CPのいずれかがオンのとき、モータ
1に電源電圧ysp+が供給されてモータ電流が流れ、
PWM駆動信号に応じてソース側半導体スイッチング素
子AP−CPがオン/オフしてモータ電流を変化させ、
また回転子が回転する。この回転により回転子の位置が
移動すると、回転を維持するためモータコイルの駆動相
を切り換える必要がある。この駆動相の切り換えはソー
ス側半導体スイッチング素子AP〜ANおよびシンク側
半導体スイッチング素子AN〜CNのうちオンとなる素
子を切り換えることで行なう。
この結果、電源電圧Vsplが印加されるモータコイル
が切り換わり、回転子の回転を維持する。
例えば、第9図(A)にハイレベルで示す如くソース側
半導体スイッチング素子APがオンで、かつ、同図(B
)にハイレベルで示す如くシンク側半導体スイッチング
素子BNがオンである期間は、第8図に示す如くモータ
コイルCAからCBヘモータ電流1ca、lcbが順次
流れる。次に、APがオン状態を継続している期間でオ
ンとなっているシンク側の半導体スイッチング素子が第
9図(B)、(C)に示す如<BNからCNへ切り換わ
ると、モータコイルCBに流れるモータ電流(cbは第
9図(E)に示す如く流れなくなり、−方、モータコイ
ルCCに同図(F)に示す如くモータ電流1ccが流れ
始める。このようにして、回転子の回転を維持する。
しかるに、モータ電流の切り換え時には半導体スイッチ
ング素子AP−CP、AN−CNの動作応答遅延時間や
モータコイルCA−CGのインダクタンスの作用で実際
のモータ電流の切り換えが遅れ、第9図の例では同図(
D>に示す如くモータコイルCAに流れるモータ電流1
caが一瞬低下する。
モータ駆動装置は上記のモータ電FiLICaが第8図
に示すようにIcb又はlccとされて電流検出用抵抗
Rsに第9図(G)にlrsで示す如くに流れることに
より発生した電圧を加算回路(第5図の6a又は6b)
を介して帰還する、指示入力に応じた定電流IIIWA
方式で構成されているため、モータ電流の低下状態が帰
還されて低下した電流を回復すべく駆動電流指示値を増
加させる。
ところが、実際にはこの瞬間は電流が流せない状態にあ
るため、加算回路の出力信号は第9図(H−)に示す如
くますます帰還量が増加した波形となり、駆動電流指示
値を増加させようとする。
その後、駆動相の切り換え状態が安定すると駆動電流が
指示に従って増加/回復動作をする。、理想状態の動作
では瞬時にモータ電流は安定するが、実際には駆動回路
の動作遅延時間やモータコイルCA−CCのインダクタ
ンスに基づく時定数により電流の応答が遅れるため、第
9図(D)、(F)に示すようにモータ電流Ica、l
ccにオーバーシュートd、fが生ずることとなる。
このように、従来のモータ駆動装置では、モータ駆動相
の切り換えに際し一瞬モータ電流が低下し、その直後に
大きなオーバーシュートが生ずる。
このため、モータ1の発生トルクにリップルが重畳され
、その結果、磁気テープの走行を乱して走行速度変動や
テープ張力変動が大きくなり、データ記録/再生性能及
び品質を落としてしまう場合がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされた。もので、駆動相切
り換え後の電流の安定化を図ることが1できるモータ駆
動装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1図は本発明の原理ブロック図を示す。同図中、10
2はモータコイル101に流れるモータ電流を検出する
電流検出回路、103は記憶保持回路、104はパルス
列発生回路で記憶保持回路103の出力電流値に応じた
デユーティ比のパルス列を発生する。105はデコード
回路で、パルス列に基づいてモータコイル101の駆動
期間をi制御すると共に、モータの回転子の磁極位置に
応じてモータコイル101の駆動相を巡回的に切換える
信号を発生して電力増幅回路106に供給し、かつ、モ
ータコイル101の駆動相の切換えタイミング信号を発
生する。
記憶保持回路103は電流検出回路102よりの検出電
流値を上記駆動相の切り換えタイミング信号入力時点で
保持し、その保持電F&値を所定期間記憶しつつパルス
列発生回路104に供給し、所定期間経過後は検出電流
値をそのま゛まパルス列発生回路104へ供給する。
(作用〕 モータコイル101の駆動相の切り換えは、デコード回
路105から電力増幅回路106へ供給される信号に基
づき、回転子の回転を維持するために連続して巡回的に
実行される。本発明ではモータ電流は電流検出回路10
2.記憶保持回路103.パルス列発生回路104.デ
コード回路105を介して電力増幅回路106へ帰還入
力されるが、駆動相の切り換え期間中はこのモータ電F
IL913!l1lIvIJが不能となる。
そこで、本発明では記憶保持回路103において駆動相
切り換えタイミング信号入力時点で検出電流値を保持し
、それを仮想電流値として帰還することにより、モータ
コイル駆動相切り換えに際して生ずるモータ電流の瞬断
を帰還しないようにし、その時点の電流を継続1ilI
Ilする。これにより、本発明では帰還の中断に起因す
るモータ電流の急激な変動を防止することができる。
〔実施例) 第2図は本発明装置の一実施例の構成図を示す。
同図中、第1図及び第5図と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。第2図において、デコー
ド回路21a、21bは、前記したデコード回路105
に相当し、ブラシレスモータ1a、1bの回転子位置信
号、駆動方向信号、PWM駆動信号、モード信号を基に
、後述の第3図の電力増幅回路4 (4a、4b)内の
6個の半導体スイッチング素子AP−CP、AN−CN
のスイッチング制御信号を発生して、モータ1a。
1bの1転を維持すると共に、ボールセンサ2a。
2bからの回転子位置信号に基づき、モータコイルCA
−CCの駆動相切り換えタイミング時点でサンプル・ホ
ールド回路22a、22bのサンプリング信号を出力す
る。
サンプル・ホールド回路22a及び22bは前記した記
憶保持回路103に相当し、モータコイルCA−CCの
駆動相切り換え時点で電流検出回路5a、5bからの検
出電流値をサンプリングし、その直後の一定期間はサン
プリング値をホールド(保持)し、その値を電流帰還値
として加算回路5a、5bへ出力する。
本実施例は3相全波駆動型ブラシレスモータ1a、1b
をリールモータとして用いた小型磁気テープ装置に適用
した例で、次のようにして磁気テープの走行制御を行な
う。
巻き取りリール側モータ1aは順方向に駆動してテープ
を巻き上げ、繰り出しリール側モータ1bは逆方−向に
駆動してテープに張力を加えながら双方のモータトルク
を変化させて走行速度と張力を制御する。ここで回転し
ているモータをパルス駆動で制−すると、順方向駆動時
は通常のスイッチング駆動モードとなるが、逆方向駆動
時はモータ起電力による電流も制御する必要があるため
余剰電力を電源に戻す回生発電制御モードとなる。
またブラシレスモータla、1bの回転方向の切り換え
は、印加駆動電圧の極性反転でなく駆動相巡回順序の入
れ換えにより実施している。
また、モータ電流駆動制御においては、全波駆動ヤブラ
シレスモータ1a、1bの各端子には駆動相の巡回に従
って双方向にモータ電流が流れるため、モータ電流を検
出するには常に一方向に流れる経路に電流検出用抵抗(
第3図のRc 、 Rb )を挿入しておき、モータ電
流が流れて発生する電圧降下を増幅してモータ電流信号
とする。また、駆動回路の入力である加算回路5a、5
bには駆動電流指令値が印加されているので、これにモ
ータ電流信号を帰還してその差によりモータを駆動する
ことにより、モータ電流を入力指令値に応じた値に制御
することができる。このためにはどのような駆動状態に
おいてもモータに流れる電流を正確に検出し帰還する必
要がある。
第3図は第2図の要部の一実施例の構成図を示す。同図
中、第2図及び第6図と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。第3図において、サンプルホ
ールド回路22(第2図の22a又は22b)は増幅器
15から取り出されるモータ電流検出値が入力される。
′このモータ電流検出値は、モータ1の順方向駆動時は
電流検出゛用抵抗Rsでモータ電流により生じた電肝を
増幅器15で増幅した値であり、一方、モータ1の逆方
向駆動時は前記した回生発電制御モードであり、スイッ
チ5WT11がオンとなるから抵抗Rbで生じた電圧を
増幅器15.16で夫々増幅した信号と、抵抗Rsで生
じた電圧を増幅器15で増幅した信号との時系列的合成
値となる。
ここで、モータコイルCA−CCと電力増幅回路4との
接続は従来装置と同じであるから、モータコイルCA、
CB及びCCと半導体スイッチング素子AP、BN、C
N及びモータ電流検出用抵抗Rsとの接続関係は第8図
と同じになる。いま、半導体スイッチング素子APが第
4図(A)に模式的に示す如くオンであり、かつ、半導
体スイッチング素子BN及びCNは第4図(B)、(C
)に模式的に示す如<BNがオンからオフへ切り換わる
と同時にCNがオフからオンへ切り換わるものとすると
、同図(F)、(G)に示すようにモータコイルCBの
駆動電流1cbが流れなくなり、かつ、モータコイルC
Cに駆動電流1ccが流れ始める。
ここで、上記のモータコイルの駆動相の切り換え時点で
、第4図(D)に示す如く、短いパルス幅のサンプル・
ホールド信号がデコード回路21からサンプル・ホール
ド回路22へ供給され、このサンプル・ホールド信号の
立上りでモータ電流検出値をサンプリングし、その後、
サンプル・ホールド信号が立上がるまでの期間、そのサ
ンプリング値をホールドさせる。
従って、サンプル・ホールド回路22により、モータコ
イルCAに流れるモータ電流Icaが低下する直前の電
流検出値がサンプリングされ、かつ、その値がモータコ
イルの駆動相の切り換えが安定するまで保持されるため
、サンプル・ホールド回路22からは第4図(H)に示
す如くレベル変動の殆どない信号が電流帰還値として取
り出される。
従って、第2図に示した加算回路6a、6bの出力信号
は第4図(1)に示す如く、従来の加算出力信号(第9
図〈H))に比ベレベル変動を大幅に抑圧されたものと
することができる。従って、本実施例によれば、駆動相
切り換え直後も安定に、かつ、精度良くモータトルクを
制御することができる。
なお、サンプル・ホールド回路22は、サンプル・ホー
ルド信号がローレベルになっている期間(駆動相の切り
換え時点より所定期間経過後)はサンプル及びホールド
動作は行なわず、入力モータ電流検出値をそのままスル
ーして電流帰還値として出力する。
なお、上記の実施例ではPWM変換回路8a。
8bによるパルス駆動方式として説明したが、比例増幅
回路(リニアランプ)を使用した場合にも、同様に帰還
系にサンプル・ホールド回路を用いて帰還の中断による
電流急変を抑制することができる。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、駆動相切り換え時の帰還
の中断に起因するモータ電流の急激な変動を防止するこ
とができるため、電流の安定化によりモータトルクを精
度良く制御l]することができ、よって磁気テープ装置
に適用した場合は磁気テープをテープ張力の変動少なく
安定に走行できるので、データ記録/再生の信頼性を向
上することができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明装置の一実施例の構成図、第3図は本発
明装置の要部の一実施例の構成図、第4図は本発明装置
の一実施例の各部の信号波形図、 第5図は従来装置の一例の構成図、 第6図は従来装置の要部の一例の構成図、第7図は第6
図の各部の信号波形図、 第8図はモータコイルとスイッチング素子の関係を示す
回路図、 第9図は従来装置の各部の信号波形図である。 図において、 1a、1bはブラシレスサーボモータ、4a、4b、 
 106Ltl力増幅回1.5a、5b、102は’l
l検出[[,21、21a、  2 l b、  10
5ハフ’コート回路、22.22a、22bはサンプル
−ホールt’回路、101、CA、CB、CCはモータ
コイル、103は記憶保持回路、 104はパルス列発生回路 を小す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 モータコイル(101)に流れるモータ電流を検出する
    電流検出回路(102)と、 入力信号値に応じたデューティ比のパルス列を発生する
    パルス列発生回路(104)と、 前記モータコイル(101)に駆動電流を切り換え入力
    する電力増幅回路(106)と、 前記パルス列に基づいて該モータコイル(101)の駆
    動期間を制御すると共に、モータの回転子の磁極位置に
    応じて該モータコイル(101)の駆動相を巡回的に切
    り換える信号を発生して該電力増幅回路(106)に供
    給し、かつ、該モータコイル(101)の駆動相の切り
    換えタイミング信号を発生するデコード回路(105)
    と、 前記電流検出回路(102)の出力電流検出値を該デコ
    ード回路(105)よりの駆動相切り換えタイミング信
    号入力時点で保持し、その保持電流値を所定期間記憶し
    つつ前記パルス列発生回路(104)に前記入力信号と
    して供給し、該所定期間経過後は該検出電流値をそのま
    ま前記入力信号として該パルス列発生回路(104)に
    供給する記憶保持回路(103)と、 を有することを特徴とするモータ駆動装置。
JP2058662A 1990-03-09 1990-03-09 モータ駆動装置 Pending JPH03261391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058662A JPH03261391A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 モータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058662A JPH03261391A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 モータ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03261391A true JPH03261391A (ja) 1991-11-21

Family

ID=13090800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058662A Pending JPH03261391A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 モータ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03261391A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7421193B2 (en) Digital motor control system and method
JPH11122977A (ja) センサレスブラシレス直流モータ回転制御方法及び装置
US4412159A (en) Drive circuit for an alternate phase brushless DC motor
US6344720B1 (en) Current mode PWM technique for a brushless motor
JP3114733B2 (ja) スピンドルモータ駆動回路
JPH08273291A (ja) モータの回転制御方法及びモータの回転制御装置及びディスク再生装置
JPH03261391A (ja) モータ駆動装置
JP3296706B2 (ja) モータ駆動装置
JPH01318576A (ja) ブラシレスモータの駆動方式
JPS648554B2 (ja)
JPH0544900Y2 (ja)
JPH09271192A (ja) ブラシレスモータの駆動装置
KR100222476B1 (ko) 브이씨알의 센서리스 헤드드럼모터의 구동전압 최적인가주기 결정방법
JPS6227638B2 (ja)
JP3282381B2 (ja) モータ駆動装置
KR860001001Y1 (ko) 캡스턴 모우터 제어회로
KR840001014B1 (ko) 2상 무부러쉬 모터 구동회로
JP2748510B2 (ja) 3相直流モータの停止装置
KR100222475B1 (ko) 브이씨알의 센서리스 헤드드럼모터의 위치판별최적신호주기 결정방법
JPH07337061A (ja) スイッチ式リラクタンスモータの制御方式
JPH01218381A (ja) 直流ブラシレスモータ駆動回路
JP2000217388A (ja) モ―タ駆動装置
JPS6118435B2 (ja)
JP2001186788A (ja) ブラシレスモータの駆動回路
JPH01136587A (ja) モータ駆動装置