JP3114733B2 - スピンドルモータ駆動回路 - Google Patents
スピンドルモータ駆動回路Info
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- JP3114733B2 JP3114733B2 JP02286078A JP28607890A JP3114733B2 JP 3114733 B2 JP3114733 B2 JP 3114733B2 JP 02286078 A JP02286078 A JP 02286078A JP 28607890 A JP28607890 A JP 28607890A JP 3114733 B2 JP3114733 B2 JP 3114733B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスピンドルモータ駆動回路に係り、特にフロ
ッピディスクドライブやハードディスクドーライブ等の
磁気記録装置用のスピンドルモータ駆動回路に関する。
ッピディスクドライブやハードディスクドーライブ等の
磁気記録装置用のスピンドルモータ駆動回路に関する。
従来のフロッピィディスクドライブや、ハードディス
クドライブ等の磁気記録を用いるデータ記録装置におい
ては、ディスク上に記録されている残留磁気を磁気ヘッ
ドで電気信号に変換することにより、データの読み取り
動作を行っている。この時の磁気ヘッドに誘起される電
圧レベルは、通常1mV以下の微弱な値であるため、ノイ
ズに対する厳重な対策が必要となる。このため、ディス
ク回転させるスピンドルモータに関しても、その回転速
度を一定に保つための制御は、出力段のモータ駆動用ト
ランジスタをリニア領域で制御する構造となっていた。
クドライブ等の磁気記録を用いるデータ記録装置におい
ては、ディスク上に記録されている残留磁気を磁気ヘッ
ドで電気信号に変換することにより、データの読み取り
動作を行っている。この時の磁気ヘッドに誘起される電
圧レベルは、通常1mV以下の微弱な値であるため、ノイ
ズに対する厳重な対策が必要となる。このため、ディス
ク回転させるスピンドルモータに関しても、その回転速
度を一定に保つための制御は、出力段のモータ駆動用ト
ランジスタをリニア領域で制御する構造となっていた。
前述した従来のスピンドルモータ駆動回路において
は、出力段のモータ駆動用トランジスタをリニア領域で
制御する構造となっているため、電力損失が大きいとい
う問題点があった。
は、出力段のモータ駆動用トランジスタをリニア領域で
制御する構造となっているため、電力損失が大きいとい
う問題点があった。
本発明の目的は、前記問題点を解決し、電力損失を小
さくしたスピンドルモータ駆動回路を提供することにあ
る。
さくしたスピンドルモータ駆動回路を提供することにあ
る。
本発明の特徴は、磁気記録装置のスピンドルモータ駆
動回路において、磁気記録媒体からデータを読み出すリ
ードモード時にはリニア制御、前記リードモード時以外
にはPWM制御を行うリニア・PWM切替回路を設けたことに
ある。
動回路において、磁気記録媒体からデータを読み出すリ
ードモード時にはリニア制御、前記リードモード時以外
にはPWM制御を行うリニア・PWM切替回路を設けたことに
ある。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例のスピンドルモータ駆動回
路の回路図であり、本実施例は三相モータの駆動回路例
である。第１図において、本実施例は回転速度を一定に
保つための制御ループは、回転数制御回路2,励磁相切替
回路4,回転数検出回路８からなる回転数フィードバック
ループと、モータ電流検出回路９と演算増幅器10,コン
パレータ11,三角波発生回路12,出力段駆動回路６等から
成るモータ駆動電流のフィードバックループとを含み、
構成される。前記回転数フィードバックループにおいて
は、回転数設定信号１と回転数検出回路８からの信号と
の回転数誤差信号３をモータ駆動電流フィードバックル
ープを構成する演算増幅器10に出力するとともに、励磁
相（信号）切替回路４を介して三相モータ７用の励磁信
号を出力する。前記モータ駆動電流のフィードバックル
ープは、リニア制御とPWM制御とを、リニア,PWM切替回
路17により選択することができる。このリニア,PWM切替
回路17は、リードモード信号18により、ディスクからの
データの読み出しを行うリードモード時では、ノイズの
少ないリニア制御を、リードモード以外においては高効
率のPWM制御を選択する様スイッチ15,16を切替える。
路の回路図であり、本実施例は三相モータの駆動回路例
である。第１図において、本実施例は回転速度を一定に
保つための制御ループは、回転数制御回路2,励磁相切替
回路4,回転数検出回路８からなる回転数フィードバック
ループと、モータ電流検出回路９と演算増幅器10,コン
パレータ11,三角波発生回路12,出力段駆動回路６等から
成るモータ駆動電流のフィードバックループとを含み、
構成される。前記回転数フィードバックループにおいて
は、回転数設定信号１と回転数検出回路８からの信号と
の回転数誤差信号３をモータ駆動電流フィードバックル
ープを構成する演算増幅器10に出力するとともに、励磁
相（信号）切替回路４を介して三相モータ７用の励磁信
号を出力する。前記モータ駆動電流のフィードバックル
ープは、リニア制御とPWM制御とを、リニア,PWM切替回
路17により選択することができる。このリニア,PWM切替
回路17は、リードモード信号18により、ディスクからの
データの読み出しを行うリードモード時では、ノイズの
少ないリニア制御を、リードモード以外においては高効
率のPWM制御を選択する様スイッチ15,16を切替える。
次に各制御モードにおける動作の詳細を説明する。
リニア制御においては、スイッチ15はモータ電源
（Vm）５に接続され、スイッチ16は演算増幅器10の出力
に接続される。励磁相切替回路４の４本の出力信号のう
ち３本は出力段駆動回路６のモータ駆動電源（Vm）５側
のトランジスタに接続され、励磁相切替のためのスイッ
チとして機能している。その残りの３本が、グランド側
のトランジスタと接続され、このトランジスタ４のオン
抵抗を演算増幅器10の出力で制御されるプリドライバ14
の出力電圧がリニアに制御することで、三相モータ７の
回転速度を一定に保つ。このリニア制御においては、出
力段駆動回路６のグランド側のトランジスタがリニア領
域、すなわち非飽和領域で動作するため、電力損失が大
きいという欠点を有する。しかし、スイッチング性のノ
イズが存在しないため、発生ノイズが少ないという利点
を有する。
（Vm）５に接続され、スイッチ16は演算増幅器10の出力
に接続される。励磁相切替回路４の４本の出力信号のう
ち３本は出力段駆動回路６のモータ駆動電源（Vm）５側
のトランジスタに接続され、励磁相切替のためのスイッ
チとして機能している。その残りの３本が、グランド側
のトランジスタと接続され、このトランジスタ４のオン
抵抗を演算増幅器10の出力で制御されるプリドライバ14
の出力電圧がリニアに制御することで、三相モータ７の
回転速度を一定に保つ。このリニア制御においては、出
力段駆動回路６のグランド側のトランジスタがリニア領
域、すなわち非飽和領域で動作するため、電力損失が大
きいという欠点を有する。しかし、スイッチング性のノ
イズが存在しないため、発生ノイズが少ないという利点
を有する。
一方、PWM制御においては、スイッチ15はコンパレー
タ11の出力に接続され、スイッチ16はモータ駆動電源
（Vm）５に接続される。この状態で、励磁相切替回路４
の出力信号のうち出力段駆動回路６のグランド側トラン
ジスタに接続される３本の制御信号は、演算増幅器10の
出力と三角波発生回路12との電圧レベル比較をコンパレ
ータ11で行った信号により、AND回路13を介して、PWM信
号に変調される。
タ11の出力に接続され、スイッチ16はモータ駆動電源
（Vm）５に接続される。この状態で、励磁相切替回路４
の出力信号のうち出力段駆動回路６のグランド側トラン
ジスタに接続される３本の制御信号は、演算増幅器10の
出力と三角波発生回路12との電圧レベル比較をコンパレ
ータ11で行った信号により、AND回路13を介して、PWM信
号に変調される。
このPWM信号により、出力段駆動回路６のグランド側
トランジスタは、オンとオフの２つの状態の比率を変え
ることで、三相モータ７の回転速度を一定に保つ。この
PWM制御においては、オンとオフを切替えるスイッチン
グ素子としてトランジスタが動作するため、電力損失が
少ないという利点を有する。しかし、スイッチング性の
ノイズが存在するため、若干発生ノイズが大きいという
欠点を有する。尚、PWMとはpulse modulation（パルス
幅変調）の略である。
トランジスタは、オンとオフの２つの状態の比率を変え
ることで、三相モータ７の回転速度を一定に保つ。この
PWM制御においては、オンとオフを切替えるスイッチン
グ素子としてトランジスタが動作するため、電力損失が
少ないという利点を有する。しかし、スイッチング性の
ノイズが存在するため、若干発生ノイズが大きいという
欠点を有する。尚、PWMとはpulse modulation（パルス
幅変調）の略である。
以上説明した様に、本発明は、スピンドルモータの回
転速度を一定に保つ制御として、ノイズの少ないリニア
制御と、電力損失の少ないPWM制御とを切替えて使用で
きるため、リードモード時等ノイズレベルが問題となる
時だけ、リニア制御を用いることができることになり、
平均電力損失を下げられるという効果がある。
転速度を一定に保つ制御として、ノイズの少ないリニア
制御と、電力損失の少ないPWM制御とを切替えて使用で
きるため、リードモード時等ノイズレベルが問題となる
時だけ、リニア制御を用いることができることになり、
平均電力損失を下げられるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例のスピンドルモータ駆動回路
を示す回路図である。 １……回転数設定信号、２……回転数制御回路、３……
回転数誤差信号、４……励磁相切替回路、５……モータ
電源（Vm）、６……出力段駆動回路、７……三相モー
タ、８……回転数検出回路、９……モータ電流検出回
路、10……演算増幅器、11……コンパレータ、12……三
角波発生回路、13……AND回路、14……プリドライバ、1
5,16……スイッチ、17……リニア,PWM切替回路、18……
リードモード信号。
を示す回路図である。 １……回転数設定信号、２……回転数制御回路、３……
回転数誤差信号、４……励磁相切替回路、５……モータ
電源（Vm）、６……出力段駆動回路、７……三相モー
タ、８……回転数検出回路、９……モータ電流検出回
路、10……演算増幅器、11……コンパレータ、12……三
角波発生回路、13……AND回路、14……プリドライバ、1
5,16……スイッチ、17……リニア,PWM切替回路、18……
リードモード信号。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平１−123498（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02P 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】磁気記録装置のスピンドルモータ駆動回路
において、磁気記録媒体からデータを読み出すリードモ
ード時にはリニア制御、前記リードモード時以外にはPW
M制御を行うリニア・PWM切替回路を設けたことを特徴と
するスピンドルモータ駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02286078A JP3114733B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | スピンドルモータ駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02286078A JP3114733B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | スピンドルモータ駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04161081A JPH04161081A (ja) | 1992-06-04 |
| JP3114733B2 true JP3114733B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17699661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02286078A Expired - Fee Related JP3114733B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | スピンドルモータ駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3114733B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6162576A (en) | 1994-11-29 | 2000-12-19 | Teijin Seiki Co., Ltd. | Resin composition for stereolithography |
| US6200732B1 (en) | 1996-04-15 | 2001-03-13 | Teijin Seikei Co., Ltd. | Photocurable resin composition |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5289097A (en) * | 1992-08-18 | 1994-02-22 | International Business Machines Corporation | Spindle control method and apparatus for disk drive |
| US5825729A (en) * | 1993-12-15 | 1998-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Information recording and/or reproducing method and apparatus in which a servo process of a light beam is interrupted between input/output control of data at predetermined periods |
| JP3088615B2 (ja) * | 1994-01-25 | 2000-09-18 | キヤノン株式会社 | 排インク処理方法及びそれを実施する回復装置とインク吐出装置 |
| US5731670A (en) * | 1995-03-31 | 1998-03-24 | Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. | Method for driving a brushless DC electric motor |
| SG48530A1 (en) * | 1996-06-11 | 1998-04-17 | Texas Instruments Inc | Method and circuit for driving a hard disk drive spindle motor |
| US5986426A (en) * | 1997-08-05 | 1999-11-16 | International Business Machines Corporation | Adaptive pulse width modulated motor control |
| JPH11353830A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-24 | Fujitsu Ltd | 記憶ディスク装置のアクチュエータ駆動方法及びその装置 |
| JP2001309682A (ja) * | 2000-04-20 | 2001-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピンドルモータ駆動方法およびスピンドルモータ駆動回路と磁気ディスク駆動方法および磁気ディスク装置 |
| US7579793B2 (en) * | 2007-02-14 | 2009-08-25 | Honeywell International Inc. | System and method for efficient wide dynamic range coil drive |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP02286078A patent/JP3114733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6162576A (en) | 1994-11-29 | 2000-12-19 | Teijin Seiki Co., Ltd. | Resin composition for stereolithography |
| US6200732B1 (en) | 1996-04-15 | 2001-03-13 | Teijin Seikei Co., Ltd. | Photocurable resin composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04161081A (ja) | 1992-06-04 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |