JP2973244B2 - モータ駆動用回路 - Google Patents

モータ駆動用回路

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JP2973244B2
JP2973244B2 JP10113991A JP10113991A JP2973244B2 JP 2973244 B2 JP2973244 B2 JP 2973244B2 JP 10113991 A JP10113991 A JP 10113991A JP 10113991 A JP10113991 A JP 10113991A JP 2973244 B2 JP2973244 B2 JP 2973244B2
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元宏 工藤
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータ駆動用回路に関
し、特にステッピングモータなどの駆動用回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一例を示すステッピングモ
ータ駆動回路の回路図である。電流制御用トランジスタ
(以下Tr1,Tr2)は制御回路2によってオン,オ
フしてモータ1のコイルに流れる電流を制御する。ま
た、相切換え用トランジスタ(以下Tr3,Tr4,T
r5,Tr6)は制御回路2によってオン,オフしてモ
ータ1のどのコイルに電流が流れるかを切換え制御され
る。定電圧ダイオード(以下D1)、ダイオード(以下
D2,D3,D4,D5)は逆起電圧解消回路を構成し
ている。これはモータ1のコイルに流れている電流をT
r3,〜Tr6によって遮断したとき、Tr3,〜Tr
6の両端に逆起電圧が発生し、この発生電圧が電源電圧
VccとD1のツェナー電圧との和を超えるとモータ1
のコイルからD2,〜D5及びD1を通して電源へ電流
を流すことにより逆起電圧を解消し、Tr3,〜Tr6
が破壊することを防止する。抵抗(以下R1,R2はT
r1,Tr2のバイアス回路であり、Tr1,Tr2が
オン状態からオフ状態へ変化する時にTr1,Tr2の
ベース−エミッタ間に蓄積されたキャリアを逆バイアス
電流として流してターンオフ時間を早くさせる。制御回
路2はTr1,Tr2とTr3,〜Tr6のオン,オフ
を制御する。これにより、モータ1の4つのコイルのう
ち任意のコイルに対し電流を流すことが可能であり、電
流を流すコイルを一定の順番,一定の間隔で切り換えて
行くことによりモータを回転させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のモータ駆動
用回路では、モータ1のコイルで発生する逆起電力をす
べてD1に電流として流し、熱として消費するため非効
率的であるばかりでなく、素子の発熱が大きくなるとい
う欠点がある。またTr1,Tr2がオン状態からオフ
状態へターンオフする時に流す逆バイアス電流はトラン
ジスタのベース−エミッタ間電圧とR1,R2の抵抗値
によって定まるので、充分に大きな逆バイアス電流を流
すことができない。そのためTr1,Tr2のターンオ
フ時間が長くなり、スイッチングロスの増加,トランジ
スタの発熱の増加を招いている。さらに制御回路2によ
る制御もターンオフ時間だけ遅れることになり、電流制
御精度を悪化させるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ駆動用回
路は、モータのコイル電流を制御する電流制御用トラン
ジスタと、前記コイルの相切換え用トランジスタと、前
記モータの逆起電圧解消回路とを備えるモータ駆動用回
路において、前記逆起電圧解消回路によって発生させた
電圧を前記電流制御用トランジスタの逆バイアス電流用
の電圧として使用することを特徴とする。
【0005】そして、前記逆起電圧解消回路はツェナー
ダイオードと並列に接続したコンデンサと、前記電流制
御用トランジスタがオン状態からオフ状態に変化すると
き前記逆バイアス電流が増加するように接続した抵抗と
を有するものとしてもよい。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のモータ駆動用回路の一実施例を示す
回路図である。
【0007】本実施例は図2に示した従来例におけるD
1と並列に接続したコンデンサC1と、D1の負側端子
とTr1のベース,Tr2のベースとの間に接続した抵
抗(以下R3,R4)とを付加した構成を有し、他の構
成は従来例と同じであり、D1,D2,〜D5,C1に
より逆起電圧解消回路を形成し、R1,〜R4はTr
1,Tr2のバイアス回路を形成している。
【0008】次に、本実施例の動作について説明する。
Tr3,〜Tr5のいずれかがオン状態からオフ状態に
変化すると、今までモータ1のコイルに流れていた電流
が遮断されるため、コイルに逆起電力が発生してTr
3,〜Tr5の両端に逆起電圧を発生させる。この発生
電圧はD2,〜D5を通してC1に充電され、C1の電
圧がD1のツェナー電圧Vzよりも大きくなるとD1で
放電されるので、Tr3,〜Tr6のコレクタ電圧は
(Vcc+Vz)以上に上がることはない。この現象は
モータ1を回転させるためにTr3,〜Tr6をオン状
態からオフ状態へ変化させ、モータ1のコイルに流れる
電流を切り換えるたびに発生してC1を充電するので、
点aの電圧は常に電圧(Vcc+Vz)の値で一定とな
る。
【0009】Tr1,Tr2がオン状態からオフ状態へ
変化する場合は、R1,R2により逆バイアス電流が流
れるのに加え、R3,R4を通して流す逆バイアス電流
分をプラスすることができる。この増加分はツェナー電
圧Vzより電流制御用トランジスタのベース−エミッタ
間電圧を引いた値をR3,R4の抵抗値で割った値であ
る。この時ツェナー電圧Vzの値を大きくすれば、Tr
1,Tr2の逆バイアス電流を容易に大きくすることが
可能である。またこの時R1,R2,R3,R4の値を
小さくしても逆バイアス電流を大きくすることはできる
が、Tr1,Tr2がオン状態の時にR1,〜R4に流
れる電流が大きくなって効率が悪くなるので、本実施例
のようにツェナー電圧Vzを大きくする方が望ましい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明のモータ駆動
用回路によれば、モータのコイルに発生する逆起電力を
コンデンサに充電させ電流制御用トランジスタの逆バイ
アス電流用の電源として使用するので、定電圧ダイオー
ドの発熱を抑えて効率を改善し、また電流制御用トラン
ジスタのターンオフ時間を短くしてスイッチングロス及
び発熱を低下させることが可能となり、制御回路の電流
制御精度が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ駆動用回路の一実施例を示す回
路図である。
【図2】従来の一例を示すステッピングモータ駆動回路
の回路図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 制御回路 Tr1,Tr2 電流制御用トランジスタ Tr3,Tr4,Tr5,Tr6 相切換え用トラン
ジスタ D1 定電圧ダイオード D2,D3,D4,D5 ダイオード C1 コンデンサ R1,R2,R3,R4 バイアス用抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのコイル電流を制御する電流制御
    用トランジスタと、前記コイルの相切換え用トランジス
    タと、前記モータの逆起電圧解消回路とを備えるモータ
    駆動用回路において、前記逆起電圧解消回路によって発
    生させた電圧を前記電流制御用トランジスタの逆バイア
    ス電流用の電圧として使用することを特徴とするモータ
    駆動用回路。
  2. 【請求項2】 前記逆起電圧解消回路はツェナーダイオ
    ードと並列に接続したコンデンサと、前記電流制御用ト
    ランジスタがオン状態からオフ状態に変化するとき前記
    逆バイアス電流が増加するように接続した抵抗とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動用回路。
JP10113991A 1991-05-07 1991-05-07 モータ駆動用回路 Expired - Lifetime JP2973244B2 (ja)

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