JPH0431829Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431829Y2
JPH0431829Y2 JP1987141802U JP14180287U JPH0431829Y2 JP H0431829 Y2 JPH0431829 Y2 JP H0431829Y2 JP 1987141802 U JP1987141802 U JP 1987141802U JP 14180287 U JP14180287 U JP 14180287U JP H0431829 Y2 JPH0431829 Y2 JP H0431829Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos
fet
resistor
transistor
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987141802U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6447592U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987141802U priority Critical patent/JPH0431829Y2/ja
Publication of JPS6447592U publication Critical patent/JPS6447592U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431829Y2 publication Critical patent/JPH0431829Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はモード駆動用インバータに係り、特に
逆変換部を構成するMOS,FETのドライバー回
路に関する。
従来の技術 第2図はモータ駆動用インバータの構成を示
す。単相又は三相交流電源14をダイオードで構
成する順変換部15により直流に変換しコンデン
サ16で平滑し、トランジスタ、GTO,MOS,
FET等のパワースイツチング素子で構成する逆
変換部17で再び交流に変換し、インダクシヨン
モータ18に印加する。
第3図に従来例の逆変換部を構成するMOS,
FETのドライバー回路を示す。第3図において、
フオトカプラ11の発光ダイオードが点灯する
と、フオトカプラ11の出力トランジスタがON
動作となり、トランジスタ10がOFFし、ドラ
イバー電源のプラス電圧V+より抵抗3、トラン
ジスタ5、抵抗4を介してMOS,FET1のゲー
トから見た入力容量Cissを充電するよう電流が流
れ、MOS,FET1のゲート・ソース間の電位差
がMOS,FET1のスレツシユホールド電圧VTH
をこえると、MOS,FET1はONする。次に
MOS,FET1がOFFする動作を説明する。フオ
トカプラ11の発光ダイオードが消灯するとフオ
トカプラ11の出力がOFF動作となり、トラン
ジスタ10がONし、抵抗4、トランジスタ6を
介してドライバー電源のマイナス電圧V−に電流
が流れる。この時、MOS,FET1のCissに蓄え
られている電荷を吸い出しゲート・ソース間の電
圧が低下してMOS,FET1のスレツシユホール
ド電圧VTHより小さくなり、MOS,FET1は
OFFする。なお、MOS,FETを安定してOFFさ
せるためには、OFF時には常にトランジスタ6
をONさせる必要があり、その為には抵抗9から
ベース電流を供給してトランジスタ10をONさ
せることが条件となる。このためドライバー電源
(V+〜V−)が数V以上必要である。
考案が解決しようとする問題点 第3図に示す線間P−Nはそれぞれ第2図のP
−Nに対応し、順変換部の直流電圧を示す。単相
又は三相の電源が投入され、ドライバー電源がま
だ立ち上がつていない時、順変換部のP−N間の
電圧が急激に立ち上がろうとすると、MOS,
FET1のドレインの電圧が急激に上昇し、パワ
ーMOS,FET1のドレイン・ゲート間の容量を
CDG、電位差をVDGとすると、 i=CDG・dVDG/dt で表される電流iがドレインからゲートへ流れ
る。第3図のトランジスタ6はまだOFFしてい
るため、電流iは、ゲート・ソース間の容量を
CGSとすると、その容量CGSを充電する動作とな
る。そのためゲート・ソース間の電圧が上り、ゲ
ート・ソース間の電圧がMOS,FET1のスレツ
シユホールド電圧VTHを越え、MOS,FET1は
ONする。このため、MOS,FET2のドレイン
の電位が急激にPまで立ち上り、MOS,FET1
と同様にパワーMOS,FET2もONし、P−N
間が短絡されMOS,FETが破壊するという問題
があり、その対策としてP−Nの電圧が上昇する
以前にドライバ電源を立ち上げ、P−Nの電圧の
上昇によるMOS,FETのゲート電流をドライバ
ー回路が正常に吸い込みMOS,FETのゲート電
圧の上昇を防止する何らかの対策が必要であつ
た。故に回路構成上複雑になつていた。上記の問
題を解決する方法として従来、第4図のように抵
抗7を接続する手段が採用されていた。第4図の
電源投入時の動作を説明する。
第4図のP−Nはそれぞれ第2図のP・Nに対
応する。
電源投入時、前述の通り、MOS,FET1のド
レインからゲートに電流iが流れる。電流iは抵
抗7を介してドライバー電源のマイナス電圧に流
れMOS,FET1をONさせない。この場合、抵
抗7の抵抗値が大きすぎると、電流iが抵抗7を
流れず、MOS,FETのゲート・ソース間の容量
CGSを充電するように流れるので抵抗7は大きな
抵抗値にはできなかつた。また、反対に抵抗7の
抵抗値が小さいとドライバー電源の動作後に問題
が生じる。
以下にこの問題を説明する。第4図においてフ
オトカプラ11の発光ダイオードが点灯すると、
トランジスタ10がOFFしトランジスタ5がON
する。
MOS,FET1のゲート電流は、トライバー電
源のプラス電圧V+より抵抗3、トランジスタ
5、抵抗4を介してMOS,FET1のゲートに流
れようとする。この時抵抗7の抵抗値が小さい
と、MOS,FET1のゲートに流れようとする電
流がMOS,FET1のゲートと抵抗7に分流し、
MOS,FET1のONに要する時間が長くなりス
イツチング損失が大きくなつてMOS,FETの温
度上昇が大きくなる問題と、そして、MOS,
FETのON時、常に抵抗7の抵抗値と抵抗7を流
れる電流の次乗に比例した銅損が発生し、ドライ
バー効率が悪くなる欠点があつた。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本考案は、MOS,
FETをOFFさせるトランジスタのベースに抵抗
を接続したものである。
作 用 上記構成はトランジスタのベースに接続された
抵抗はそのトランジスタの直流電流増幅率をhFE
とすると、見かけ上エミツタの抵抗は1/(1+
hFE)倍の抵抗値の抵抗に等しいと言う特性を利
用したもので、この構成によつて電源投入時の
MOS,FETの上下アーム短絡を防止すると共
に、それを防ぐために追加された抵抗による
MOS,FETのスイツチング損失の増加と抵抗の
銅損の増加を防止できる。
実施例 第1図に本考案の回路図を示す。第1図のP−
Nはそれぞれ第2図のP−Nと対応し、以下第1
図により本考案の実施例を説明する。電源投入時
MOS,FET1のドレインからゲートに流れる電
流iは抵抗4、トランジスタ6のエミツタからベ
ースへそして抵抗7aを介してドライバー電源の
マイナス電圧V−へ流れる電流I1とトランジスタ
6の直流電流増幅率をhFE0とした時のエミツタか
らコレクタへ流れる電流I1,hFE0に分かれる。
hFE0は非常に大きい値であるため、i≒I1,hFE0
という関係式が成り立ちI1は非常に小さい。従つ
て抵抗7aの抵抗値を大きくすることが可能とな
る。次にドライバー電源の動作後について説明す
る。ドライバー電源のプラス電圧V+とマイナス
電圧V−の電位差ΔVは抵抗8と抵抗7aによつ
て分割される。このとき抵抗7aは上記のように
抵抗値を大きくすることが可能なので、抵抗8に
対して抵抗7aを充分大きな抵抗値にしておくと
トランジスタ5とトランジスタ6のベースの電位
はほぼドライバー電源プラス電圧の電位V+と等
しくなる。従つてMOS,FETのONに要する時
間が抵抗7aのない場合と変わらないためスイツ
チング損失は変わらない。
考案の効果 本考案は、MOS,FETをOFFさせる動作に用
いるトランジスタのベースに抵抗を挿入すること
により、ドライバーの効率を向上させ、MOS,
FETのスイツチング損失を増加させることなく、
電源投入時のMOS,FETの上下アームの短絡を
防止するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例におけるMOS,FET
のドライブ回路図、第2図はモータ駆動用インバ
ータの構成を示す図、第3図及び第4図は従来例
のMOS,FETのドライブ回路図である。 1,2……MOS,FET、6……トランジス
タ、7a……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. MOS,FETを逆変換部に使用したモータ駆動
    用インバータのドライバー回路に於いて、前記
    MOS,FETのゲートに接続されるMOS,FET
    のゲート電荷を吸収するトランジスタのベースと
    ドライバー電源のマイナス電圧ラインとの間に接
    続した抵抗器の抵抗値を、前記トランジスタのベ
    ースとドライバー電源のプラス電圧ラインとの間
    に接続した抵抗器の抵抗値よりも大きくしたこと
    を特徴とするインバータのドライバー回路。
JP1987141802U 1987-09-17 1987-09-17 Expired JPH0431829Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141802U JPH0431829Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987141802U JPH0431829Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6447592U JPS6447592U (ja) 1989-03-23
JPH0431829Y2 true JPH0431829Y2 (ja) 1992-07-30

Family

ID=31407196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987141802U Expired JPH0431829Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431829Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5840975B2 (ja) * 2012-02-22 2016-01-06 三菱電機株式会社 ゲート駆動回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62147953A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd パワ−mos・fetの駆動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62147953A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd パワ−mos・fetの駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6447592U (ja) 1989-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0649579B1 (en) Circuit for driving a half-bridge
US4356416A (en) Voltage controlled non-saturating semiconductor switch and voltage converter circuit employing same
US4459539A (en) Charge transfer constant volt-second regulator
JP2006314154A (ja) 電力変換器
JP3379562B2 (ja) インバータ装置
JP3025715B2 (ja) インバータ回路
JPH0431829Y2 (ja)
JP2638625B2 (ja) Mos−fetゲート駆動回路
JPH1169778A (ja) 電力変換器におけるゲート駆動回路
JP3568024B2 (ja) 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路
JP4364997B2 (ja) スイッチング電源回路
JPS6162367A (ja) 多重電極半導体電力装置をドライブするための電源
JP2797338B2 (ja) ゲートドライブ回路
JP3508965B2 (ja) スイッチ素子の駆動回路
JP4182079B2 (ja) 整流回路
JP3269092B2 (ja) 断続通電用mos回路
JPH069589Y2 (ja) Mos−fet駆動回路
JPH10136637A (ja) 半導体スイッチ素子のスナバ回路
JPS5951417A (ja) 誘導負荷用スイツチ
JPH0318053Y2 (ja)
JP2712871B2 (ja) インバータ装置の出力電流極性検出回路
JP4112747B2 (ja) 切換えスイッチング手段
JPH0231915Y2 (ja)
JPS61230425A (ja) Mos型fetのゲ−トドライブ回路
JPS59167119A (ja) 低損失高速トランジスタ