JPH0231915Y2 - - Google Patents

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JPH0231915Y2
JPH0231915Y2 JP1983040843U JP4084383U JPH0231915Y2 JP H0231915 Y2 JPH0231915 Y2 JP H0231915Y2 JP 1983040843 U JP1983040843 U JP 1983040843U JP 4084383 U JP4084383 U JP 4084383U JP H0231915 Y2 JPH0231915 Y2 JP H0231915Y2
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JP
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circuit
voltage side
capacitor
switch
diode
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JP1983040843U
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JPS59149489U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイツチ素子をブリツジ接続した主回
路構成を持つ電圧形インバータのスナバ回路に関
する。
この種のスナバ回路としては、第1図に示す回
路構成ものがある。同図はスイツチ素子としてパ
ワートランジスタを使用する場合を示し、誘導電
動機に3相交流電力を供給する場合である。整流
器や順変換器にされる直流電源DCから直流電力
が供給され、各相の高圧側と低圧側スイツチ回路
U,V,W,X,Y,Zのオン・オフ制御によつ
て誘導電機で示す負荷Lに交流電力を供給するに
おいて、スイツチ回路としてはそのW,Zに代表
して示すようにパワートランジスタTrw,Trz
コレクタ・エミツタ間に逆方向にフライホイール
用ダイオードD1,D2が並列接続され、順方向に
クリツパ用コンデンサC1,C2とダイオードD3
D4の直列回路が並列接続される。コンデンサC1
とダイオードD3の直列接続点から直流電源DCの
負極性ラインNに放電用抵抗R1が接続され、コ
ンデンサC2とダイオードD4の直列接続点から正
極性ラインPに放電用抵抗R2が接続される。
こうしたコンデンサC1,C2とダイオードD3
D4と放電用抵抗R1,R2から成るスナバ回路を具
えることにより、トランジスタTrw又はTrzがオ
フ制御されてそのコレクタ電流をしや断したと
き、直流側線路インダクンスlの存在により該ト
ランジスタのコレクタ・エミツタ間に加わるサー
ジ電圧をコンデンサC1とダイオードD3又はコン
デンサC4によるバイパスによつてコンデンサC1
又はC2への充電として吸収し、トランジスタの
コレクタ・エミツタ間電圧をその安全動作領域に
抑制する。
この従来のスナバ回路は、インバータ容量増加
のためにトランジスタを複数個並列接続したスイ
ツチ回路とする場合、各相に流れる電流増加によ
つてサージエネルギーも増大することからスナバ
回路のコンデンサ容量も大きいものを必要として
くる。しかし、コンデンサ容量の増加には大型の
コンデンサを必要とするし、トランジスタに近接
してそのリードインダクタンスを小さくした接続
を難しくすると共にインバータ主回路ユニツト部
が大型になる問題があつた。
本考案の目的は、同じ容量のコンデンサを使つ
て直流側サージ電圧に対する電圧抑制効果を高め
ることができるスナバ回路を提供するにある。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
り、主回路の1相分のみを示す。同図が第1図と
異なる部分は、コンデンサC1の正極側端子から
コンデンサC2の正極端子側に向かつて順方向に
ダイオードD5を接続した点にある。こうした構
成において、インバータの直流側に発生するサー
ジ電圧はダイオードD5を経てコンデンサC2を通
したバイパス路が形成されコンデンサC2によつ
て吸収される。従つて、インバータの直流側から
見た1相当りのスナバ回路の等価容量CEを増大
させることができる。すなわち、第3図に第1図
及び第2図のスナバ回路を等価回路で示すよう
に、同図Aに示す従来のスナバ回路では高圧側ス
イツチ回路Wと低圧側スイツチ回路Zのトランジ
スタTrw,Trzが共にオフの状態では正負極ライ
ンP,N間にコンデンサC1、ダイオードD3、ダ
イオードD4、コンデンサC2の直列回路が介在す
ることになり、インバータ直流側のサージ電圧に
対る等価容量CEは両コンデンサ容量が同じとす
れば CE=C1C2/C1+C2 =C1/2 ……(1) となる。これに対して、第3図Bに示す本実施例
のスナバ回路の等価回路では従来のものの等価回
路に加えてコンデンサC1の正極側からコンデン
サC2の正極側に順方向にダイオードD5が介在し
てコンデンサC1を短絡することになり、サージ
電圧に対する等価容量CEは CE=C2=C1 ……(2) となり、従来のものに比べて2倍の等価容量を持
ち、サージ電圧吸収効果を高めることができる。
なお、コンデンサC1,C2はインバータ運転モー
に応じて充放電を繰り返しており、サージ電圧に
対して常時2倍の吸収効果を奏するとは言えない
が、インバータ主回路全体の吸収効果からの比較
でも従来回路に比して大幅に改善される。
以上のとおり、本考案によれば、ブリツジ接続
スイツチ回路を持つインバータ主回路において、
高圧側スイツチ回路のスナバ回路用コンデンサの
正極側から低圧側スイツチ回路のコンデンサの正
極側に順方向にダイオードを接続したスナバ回路
としたため、インバータ直流側に発生するサージ
電圧に対して等価的にコンデンサ容量を倍増して
サージ電圧吸収効果を高めることができる。これ
に伴い、コンデンサの小型、コストダウン及びス
ナバ回路ひいてはインバータ自体の性能向上と小
型化又は大容量化を容易にする効果がある。
なお、実施例ではトランジスタをスイツチ素子
とするインバータを示すが、これはGTOサイリ
スタをスイツチ素子とする場合などサージ耐電圧
の比較的低い半導体スイツチ素子を持つ電圧形イ
ンバータに適用して同等の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスナバ回路を示すインバータ主
回路構成図、第2図は本考案の一実施例を示す要
部回路図、第3図Aは従来の等価スナバ回路図、
第3図Bは第2図における等価スナバ回路図であ
る。 DC……直流電源、U,V,W,X,Y,Z…
…スイツチ回路、C1,C2……コンデンサ、D3
D4,D5……ダイオード、R1,R2……放電用抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源の正極性ラインと負極性ライン間に各
    相スイツチ回路をブリツジ接続した主回路を具え
    る電圧形インバータにおいて、上記スイツチ回路
    のうち高圧側スイツチ回路の半導体スイツチ素子
    の高圧側から低圧側に向けてコンデンサと順方向
    のダイオードとの接続順にした第1の直列回路を
    該スイツチ素子に並列接続し、上記スイツチ回路
    のうち低圧側スイツチ回路の半導体スイツチ素子
    の高圧側から低圧側に向けて、順方向のダイオー
    ドとコンデンサとの接続順にした第2の直列回路
    を該スイツチ素子に並列接続し、高圧側スイツチ
    回路の上記第1の直列回路の直列接続点と上記負
    極性ライン間に放電用抵抗を接続し、低圧側スイ
    ツチ回路の上記第2の直列回路の直列接続点と上
    記正極性ライン間に放電用抵抗を接続し、上記高
    圧側スイツチ回路に有する上記コンデンサの正極
    側端子と上記低圧側スイツチ回路に有する上記コ
    ンデンサの正極側端子との間に高圧側から低圧側
    に向けて順方向にダイオードを接続したことを特
    徴とする電圧形インバータのスナバ回路。
JP4084383U 1983-03-22 1983-03-22 電圧形インバ−タのスナバ回路 Granted JPS59149489U (ja)

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JPS59149489U JPS59149489U (ja) 1984-10-05
JPH0231915Y2 true JPH0231915Y2 (ja) 1990-08-29

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133988A (en) * 1980-03-25 1981-10-20 Toshiba Corp Transistor inverter
JPS5780A (en) * 1980-05-28 1982-01-05 Mitsubishi Electric Corp Inverter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133988A (en) * 1980-03-25 1981-10-20 Toshiba Corp Transistor inverter
JPS5780A (en) * 1980-05-28 1982-01-05 Mitsubishi Electric Corp Inverter

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JPS59149489U (ja) 1984-10-05

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