JPS6116794Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6116794Y2
JPS6116794Y2 JP9460880U JP9460880U JPS6116794Y2 JP S6116794 Y2 JPS6116794 Y2 JP S6116794Y2 JP 9460880 U JP9460880 U JP 9460880U JP 9460880 U JP9460880 U JP 9460880U JP S6116794 Y2 JPS6116794 Y2 JP S6116794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
circuit
commutation
resistor
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9460880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5718894U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9460880U priority Critical patent/JPS6116794Y2/ja
Publication of JPS5718894U publication Critical patent/JPS5718894U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6116794Y2 publication Critical patent/JPS6116794Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は逆変換回路における転流コンデンサの
過電圧防止装置の改良に関する。
従来定電圧定周波(CVCF)インバータなどの
逆変換回路においてはその転流コンデンサの過充
電等による過電圧防止装置として第1図に示すも
のが提案されている。この第1図に示すものは周
知のマクマレー補助インパルス転流インバータの
適用例であつて、主サイリスタTH1,TH2帰還ダ
イオードD1,D2、補助サイリスタTH1A,TH2A
転流リアクトルL、転流コンデンサCより構成さ
れる一相分回路のものに過電圧防止装置部分の回
路が加えられてなるものである。Zは負荷であ
り、P,Nは直流電源の極性を示す。
すなわち第1図装置においては、補助サイリス
タTH1A,TH2A間の接続点から抵抗R10およびダ
イオードD11を介して第一の直列回路を構成する
抵抗R11およびコンデンサC11間の接続点に接続
され、また前記補助サイリスタ間の接続点から抵
抗R10、ダイオーDR21を介して第二の直列回路の
抵抗R21およびコンデンサC21間の接続点に接続
される。したがつて抵抗R10が電圧抑制用のコン
デンサC11,C21の充電電流制限抵抗用であり、
抵抗R11,R21は転流コンデンサCの電圧を規定
の値以下にするための電圧抑制抵抗である。
ここで第1図装置の定常状態動作の時間的推移
を示す第2図に従い説明する。第2図は第1図の
各部の波形を示すもので、GTH1,GTH2は主サイ
リスタTH1,TH2のゲート信号を、GTH1A,GTH
2Aは補助サイリスタTH1A,TH2Aのゲート信号を
表わしており、またIcは転流コンデンサCの電流
を示す。
いま主サイリスタTH1が導通の状態では転流コ
ンデンサCは第1図に示す極性で充電されてい
る。時点T1で補助サイリスタTH1Aが点弧され、
転流コンデンサC→転流リアクトルL→帰還ダイ
オードD1→補助サイリスタTH1A→転流コンデン
サCの経路で転流電流が流れ、主サイリスタTH1
が逆バイアスされて消弧する。さらに時点T2
おいて主サイリスタTH2にゲート信号が印加され
て主サイリスタTH2が導通し主サイリスタTH1
ら主サイリスタTH2への転流が完了するととも
に、直流電源P→補助サイリスタTH1A→転流コ
ンデンサC→転流リアクトルL→主サイリスタ
TH2→直流電源Nの経路で転流コンデンサを補充
電する。この補充電において転流コンデンサCの
電圧が過充電とならないように抵抗R10、ダイオ
ードD11、抵抗R11およびコンデンサC11で構成
される回路部分により電圧レベルを規定の値以下
に吸収・抑制する。同様に主サイリスタTH2が導
通の状態から主サイリスタTH1導通への転流時に
おける転流コンデンサCの充電電圧も抵抗R10
ダイオードD21、抵抗R21およびコンデンサC21
で規定値以下に吸収・抑制する。
かかるインバータの起動においては、予めコン
デンサC11,C21の充電電圧は略インバータの直
流電圧になつている必要がある。すなわち一般的
にパルス巾制御方式によるインバータ起動時にお
いてはインバータ出力電圧のパルス巾を狭い状態
から徐々に規定の巾に制御する、いわゆるソフト
スタート動作がなされるのが通常であり、このよ
うな方法での起動後の最初の転流コンデンサCの
充電におけるインバータの動作は第3図のように
示されるものとなる。すなわち第3図a,b,
c,dおよび第3図fは主サイリスタTH1,TH2
と補助サイリスタTH1A,TH2Aのゲート信号およ
び転流コンデンサCの電流の波形を示し、第3図
e,g,h,iにおいてはIC11,IC21はコンデ
ンサC11,C21の電流、ITH1A,ITH2Aは補助サ
イリスタTH1A,TH2Aの電流の波形をそれぞれ示
し、Sは短絡電流の通流状態を示す。図示の如く
時点T3における補助サイリスタTH1Aの点弧直後
の時点T4にて補助サイリスタTH2Aが点弧される
動作にあつて、コンデンサC11が充分に充電され
ていない場合時点T3における補助サイリスタ
TH1Aの点弧時には、直流電源P→補助サイリス
タTH1A→抵抗R10→ダイオードD11→コンデンサ
11→直流電源Nの経路で充電電流が流れる。こ
のコンデンサC11の静電容量は比較的大きいため
に前記充電電流経路の時定数もかなり長く、電流
Cは第3図eに示される如くのものとなる。こ
れにより補助サイリスタTH1Aの電流波形ITH1A
が第3図gに示すように時点T4で流れている場
合には時点T4で補助サイリスタTH2Aが導通する
と同時に直流短絡を生じることになり、転流失敗
を引越そす不具合を招来することになる。また起
動後の最初の転流が補述サイリスタTH2Aの場合
にもコンデンサC21が充分に充電されていないと
前記不具合を生じることは言うまでもない。この
不具合を解決するために抵抗R11,R21を小さく
してインバータの起動前にコンデンサC11,C21
を充分に充電しておく方法が考えられるとして
も、これによれば定常動作時のインバータ効率の
面から好ましくなく有効とは言い難い。
本考案は上述したような点に着目し、インバー
タ効率を低下させる等の不具合を生じることなく
極めて簡単な回路構成から有効に作用し得る過電
圧防止装置を提供することにある。
第4図は本考案の基本的構成に示す回路図で、
12,D22はダイオードである。図中第1図と同
符号のものは同じ機能を有する部分を示す。この
ように示される回路構成のものは、抵抗R11,R
21に並列にそれぞれダイオードD12,D22がコン
デンサC11,C21を充電する方向に付加され、イ
ンバータの直流電圧の印加と同時にコンデンサC
11,C21を充分に充電することになるものであ
り、電圧抑制のための抵抗R11,R21の制約を受
けずに効率の低下を招くことなく転流失敗を防止
することが可能となる。なおこれらダイオードD
12,D22は他の主回路構成部品に比べて充分に小
さなものでよく極めて効果的に作用し得る。
第5図、第6図はそれぞれ本考案が適用された
他の実施例を示す回路図である。
まず第5図装置は、特開昭49−35824号公報の
明細書および図面記載例の如くのインバータすな
わち転流ダイオードD4,D5間に補助サイリスタ
TH1A,TH2Aの点弧時転流リアクトルL、転流コ
ンデンサC、パルストランスLCおよび転流ダイ
オードを含む閉回路を構成するような極性となす
とともに、パルストランスLCに流れる転流時の
パルス電流を交流帰還する適性をもつ形態のもの
に示した適用例のものである。かくの如く本考案
のものはいわゆる補助サイリスタを有する電力変
換装置への適用も可能となるものである。
つぎに第6図装置は、実用上のインバータ回路
として第1図に示したものに素子の(di/dt)抑
制用のアノードリアクトルAL1,AL2が挿入され
てなるインバータへの適用例のものであつて、第
4図装置と同様の効果を奏することができるもの
である。またこれに限らず配線インダクタンスの
介在する場合でも格別の効果が発揮されることは
明らかである。
以上説明したように本考案によれば、インバー
タ効率を低下させることなく効果的なコンデンサ
充電から転流コンデンサの過電圧を防止せしめる
ようにした簡単な回路構成の装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す公知のマクマレー補助イ
ンパルス転流インパルスの回路図、第2図および
第3図は第1図装置の定常状態ならびに起動直後
の動作の時間的推移を示す波形図、第4図は本考
案の基本的構成を示す回路図、第5図および第6
図は本考案の他の実施例をそれぞれ示す回路図で
ある。 TH1,TH2……主サイリスタ、TH1A,TH2A
…補助サイリスタ、C……転流コンデンサ、L…
…転流リアクトル、C11,C21……コンデンサ、
10,R11,R21……抵抗、D11,D21,D12,D2
……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主サイリスタ消弧のための補助サイリスタを交
    互に点弧して転流コンデンサおよび転流リアクト
    ルより成る振動回路にて転流動作を行う逆変換回
    路において、直流電源にコンデンサおよび抵抗か
    らなる二個の直列回路を具備し、該直列回路のコ
    ンデンサと抵抗の接続点からそれぞれ抵抗と半導
    体素子を介して前記補助サイリスタ間の接続点に
    接続される回路構成となし、かつ前記直列回路の
    抵抗にそれぞれコンデンサを充電する方向に半導
    体を並列に設けてなることを特徴とした逆変換回
    路の過電圧防止装置。
JP9460880U 1980-07-07 1980-07-07 Expired JPS6116794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9460880U JPS6116794Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9460880U JPS6116794Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5718894U JPS5718894U (ja) 1982-01-30
JPS6116794Y2 true JPS6116794Y2 (ja) 1986-05-23

Family

ID=29456534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9460880U Expired JPS6116794Y2 (ja) 1980-07-07 1980-07-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6116794Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5718894U (ja) 1982-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2674341B2 (ja) 電力変換装置のスナバ回路
JP2001016866A (ja) 多レベル中性点電位固定型電力変換装置
JP2514872B2 (ja) 直流電源装置
US4855887A (en) Current and frequency converter having means to reduce switching losses
JPS6116794Y2 (ja)
JPH01268451A (ja) 半導体素子の過電圧抑制回路
JP2619165B2 (ja) 電力変換装置
JPH0731158A (ja) 電力変換装置のスナバエネルギー回収回路
JPH01503430A (ja) コンデンサースイッチ式誘導モーター駆動装置
JPS586078A (ja) インバ−タ
JPS5840916B2 (ja) 自然転流形dc↓−dcコンバ−タ
JPH09252576A (ja) 直流−直流変換装置のスナバ回路
JP2528811B2 (ja) 電力変換装置
JPH0336221Y2 (ja)
JP4478573B2 (ja) サージを抑止した矩形波インバータ
JP2718857B2 (ja) 電力変換装置
JPS6322151B2 (ja)
JPS61244264A (ja) 多出力直流電圧変換回路
JPH0833313A (ja) 電力変換装置のスナバ回路
JPS5932233Y2 (ja) 電流形インバ−タ装置
JPH06113525A (ja) スナバ回路
SU1596425A1 (ru) Транзисторный инвертор
JPH01198277A (ja) 半導体電力変換装置
JPS589517Y2 (ja) インバ−タ装置
JPH0783617B2 (ja) 電力変換装置におけるスイッチ素子の保護回路