JPS589517Y2 - インバ−タ装置 - Google Patents
インバ−タ装置Info
- Publication number
- JPS589517Y2 JPS589517Y2 JP1978003202U JP320278U JPS589517Y2 JP S589517 Y2 JPS589517 Y2 JP S589517Y2 JP 1978003202 U JP1978003202 U JP 1978003202U JP 320278 U JP320278 U JP 320278U JP S589517 Y2 JPS589517 Y2 JP S589517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutation
- thyristor
- saturable
- reactor
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は強制転流形サイリスクインバータに係り、特
に転流補助用サイリスクのdv/dtを抑制する可飽和
リアクトルを設けたインバータ装置に関するものである
。
に転流補助用サイリスクのdv/dtを抑制する可飽和
リアクトルを設けたインバータ装置に関するものである
。
強制転流形サイリスクインバータには、その制御方法に
より電圧制御形、電流制御形インバータ等の区別あるい
は定電圧定周波(CVCF)、可変電圧可変周波(VV
VF)インバータ等の区別があるが、以下電圧制御形V
VVF’インバータを例にとって説明する。
より電圧制御形、電流制御形インバータ等の区別あるい
は定電圧定周波(CVCF)、可変電圧可変周波(VV
VF)インバータ等の区別があるが、以下電圧制御形V
VVF’インバータを例にとって説明する。
第1図は従来例の回路を示す。第1図において、たとえ
は交流出力R相について構成を説明すると、可変電源1
1よりdv/dt抑制のためのりアクドル13を通して
供給される直流電力は、逆導通サイリスク直列回路20
及び21のオン、オフにより交流電力に変換される。
は交流出力R相について構成を説明すると、可変電源1
1よりdv/dt抑制のためのりアクドル13を通して
供給される直流電力は、逆導通サイリスク直列回路20
及び21のオン、オフにより交流電力に変換される。
前記サイリスタ20及び21と並列に転流補助用サイリ
スタ26及び27の直列回路を接続し、また、それぞれ
の中間接続点間に転流コンデンサ24、転流リアクトル
23及び逆導通サイリスクの−di/dt抑制用の可飽
和リアクトル22の直列回路を接続する。
スタ26及び27の直列回路を接続し、また、それぞれ
の中間接続点間に転流コンデンサ24、転流リアクトル
23及び逆導通サイリスクの−di/dt抑制用の可飽
和リアクトル22の直列回路を接続する。
可飽和リアクトル22を−d i/d を抑制用として
動作させるため交流出力端子Rは、転流リアクトル23
と可飽和リアクトル22の接続点よりとる。
動作させるため交流出力端子Rは、転流リアクトル23
と可飽和リアクトル22の接続点よりとる。
また、可飽和リアクトル25.28はそれぞれ転流補助
用サイリスタ26及び27のdv/dt抑制用としてそ
れぞれに直列接続する。
用サイリスタ26及び27のdv/dt抑制用としてそ
れぞれに直列接続する。
VVVFインバータを広い電圧範囲で安定な動作をさせ
るため、定電圧補助電源12より、充電用サイリスタ2
9を通して転流エネルギーを供給することは周知である
。
るため、定電圧補助電源12より、充電用サイリスタ2
9を通して転流エネルギーを供給することは周知である
。
S相、T相はR相と同様の構成となり30,31.40
゜41は逆導通サイリスタ、32.42は −d i /d を抑制用可飽和リアクトル、34 、
44は転流コンデンサ、35,38,45,48ばそれ
ぞれ転流補助用サイリスク、36,37,46゜47の
dv/dt抑制用可飽和リアクトル、39゜49は充電
用サイリスクである。
゜41は逆導通サイリスタ、32.42は −d i /d を抑制用可飽和リアクトル、34 、
44は転流コンデンサ、35,38,45,48ばそれ
ぞれ転流補助用サイリスク、36,37,46゜47の
dv/dt抑制用可飽和リアクトル、39゜49は充電
用サイリスクである。
第1図の回路例では、3相の交流出力に対し転流補助回
路がそれぞれ独立であるため、交流出力周波数が高周波
領域であったりまたパルス巾変調制御において高周波で
チョッピングしたりする場合には安定した動作が得られ
るが、反面−個あたりの騒音が非常に大きい可飽和リア
クトルを多数使用するため騒音が非常に大きくなること
、及び振動の発生により装置の信頼性が落ちる等の欠点
を有していた。
路がそれぞれ独立であるため、交流出力周波数が高周波
領域であったりまたパルス巾変調制御において高周波で
チョッピングしたりする場合には安定した動作が得られ
るが、反面−個あたりの騒音が非常に大きい可飽和リア
クトルを多数使用するため騒音が非常に大きくなること
、及び振動の発生により装置の信頼性が落ちる等の欠点
を有していた。
この考案の目的は前記する欠点を除去するためになされ
たものであり、可飽和リアクトルを1つにまとめること
により騒音を非常に小さくするとともに、前記する高周
波領域での安定な動作をおこなうことのないようにした
インバータ装置を提供することにある。
たものであり、可飽和リアクトルを1つにまとめること
により騒音を非常に小さくするとともに、前記する高周
波領域での安定な動作をおこなうことのないようにした
インバータ装置を提供することにある。
第2図にこの考案の一実施例を示し、第3図は第2図実
施例の転流時の動作を説明するための図である。
施例の転流時の動作を説明するための図である。
第2図において第1図と同一番号を付した素子は第1図
と同等の機能を有するものであり、第1図と異なるとこ
ろはりアクドル13を通して供給される直流電源と、3
相の転流補助用サイリスタ26,36,46及び27,
37,47のアノード及びカソードの共通接続点との間
にそれぞれdv/dt抑制用可飽和リアクトル51及び
52を設けたことである。
と同等の機能を有するものであり、第1図と異なるとこ
ろはりアクドル13を通して供給される直流電源と、3
相の転流補助用サイリスタ26,36,46及び27,
37,47のアノード及びカソードの共通接続点との間
にそれぞれdv/dt抑制用可飽和リアクトル51及び
52を設けたことである。
また、第3図においてa。bはそれぞれ転流補助用サイ
リスタ27を流れる電流ia及びアノードカソード間電
圧va、cは転流補助用サイリスタ26のアノード、カ
ソード間電圧vbを示す。
リスタ27を流れる電流ia及びアノードカソード間電
圧va、cは転流補助用サイリスタ26のアノード、カ
ソード間電圧vbを示す。
第2図の回路の動作を第3図にそって説明すると以下の
ようになる。
ようになる。
時刻t1で転流補助用サイリスタ27をオンすると転流
コンデンサ24に図示のように蓄えられていた電荷は放
電し、転流コンデンサ24−転流補助用サイリスタ27
−可飽和IJアクドル52−逆導通サイリスタ21−1
飽和リアクトル22−転流リアクドル23−転流コンデ
ンサ24の経路で電流が流れ始める。
コンデンサ24に図示のように蓄えられていた電荷は放
電し、転流コンデンサ24−転流補助用サイリスタ27
−可飽和IJアクドル52−逆導通サイリスタ21−1
飽和リアクトル22−転流リアクドル23−転流コンデ
ンサ24の経路で電流が流れ始める。
時刻t1−t2及び時刻t7−tsは可飽和リアクトル
52により、lた、時刻t3−t4及び時刻t5−t6
は可飽和リアクトル22により共振電流が抑えm−tい
る期間である。
52により、lた、時刻t3−t4及び時刻t5−t6
は可飽和リアクトル22により共振電流が抑えm−tい
る期間である。
時刻t、において転流補助用サイリスタ27がオンした
瞬間可変電源11−リアクトル13−可飽和リアクドル
51−転流補助用サイリスタ26転流補助用サイリスタ
27−可飽和リアクトル52−可変電源11の経路で転
流補助用サイリスタ26に順電圧が印加される。
瞬間可変電源11−リアクトル13−可飽和リアクドル
51−転流補助用サイリスタ26転流補助用サイリスタ
27−可飽和リアクトル52−可変電源11の経路で転
流補助用サイリスタ26に順電圧が印加される。
この時、漏れ電流あるいはスナバ−回路を通して流れる
電流等により第3図aに破線で記したような振動電流が
流れ、転流補助用サイリスク26にかかる電圧は同図C
の破線のようになる。
電流等により第3図aに破線で記したような振動電流が
流れ、転流補助用サイリスク26にかかる電圧は同図C
の破線のようになる。
この時可飽和リアクトル51でdv/dtを抑制しなけ
ればならない期間は破線の電圧が発生する期間で通常の
サイリスタ回路で5〜10μsecであり、また、振動
電流によりすぐにリセットされるため実際の動作時間は
20μSeC以下と極めて短い。
ればならない期間は破線の電圧が発生する期間で通常の
サイリスタ回路で5〜10μsecであり、また、振動
電流によりすぐにリセットされるため実際の動作時間は
20μSeC以下と極めて短い。
故に第2図の実施例のように可飽和リアクトル51で3
相分のdv/dt抑制を行なったとしても実用に供し得
るような高周波領域ではほとんど支障がない。
相分のdv/dt抑制を行なったとしても実用に供し得
るような高周波領域ではほとんど支障がない。
さらに前述のような構成となっているので、騒音を小さ
くできる。
くできる。
すなわち、可変直流電源11とインバータ回路(主サイ
リスク20〜40)間にリア/トル13を挿入し主サイ
リスタ20〜40のdv/dt抑制や事故(転流失敗)
時の電流抑制を行なう必要がある。
リスク20〜40)間にリア/トル13を挿入し主サイ
リスタ20〜40のdv/dt抑制や事故(転流失敗)
時の電流抑制を行なう必要がある。
この時インバータ回路の直流正負母線閾電圧波形は不規
則で異る電圧値に変化する。
則で異る電圧値に変化する。
これは主サイリスク20〜40の転流が1/6サイクル
ごとに(出力周波数の周期の1/6)行なわれ、この転
流に伴なう過渡現象に起因して生じる。
ごとに(出力周波数の周期の1/6)行なわれ、この転
流に伴なう過渡現象に起因して生じる。
このように直流正負母線閾電圧が振動すると、当然転流
補助サイリスタ26〜47のサージ吸収用コンデンサ等
の電位変化を生じる。
補助サイリスタ26〜47のサージ吸収用コンデンサ等
の電位変化を生じる。
このため第1図の場合はす全サイクルごとに各飽和リア
クトル25〜48に同時に電流が流れる。
クトル25〜48に同時に電流が流れる。
可飽和リアクトル25〜48の騒音は流れる電流の大き
さよりも、流れる電流の幅で決り(これは高周波電流の
ため)全部の可飽和リアクトルが同時に騒音を騎サイク
ルごとに発生する。
さよりも、流れる電流の幅で決り(これは高周波電流の
ため)全部の可飽和リアクトルが同時に騒音を騎サイク
ルごとに発生する。
これに対し、この考案では同時に騒音を発生する可飽和
リアクトルの数を減らすことができ、この結果騒音も減
少することができる。
リアクトルの数を減らすことができ、この結果騒音も減
少することができる。
これは前述の如<匈サイクルごとに直流正負母線間電位
が急変することに起因するものであり、インバータ回路
の詳細動作を検討して生みだされたものである。
が急変することに起因するものであり、インバータ回路
の詳細動作を検討して生みだされたものである。
なお、第2図は3相出力であるが出力相数が3相に限ら
れないことは明らかである。
れないことは明らかである。
以下この考案によれば、転流補助回路において、−個の
可飽和リアクトルで所定の相数の転流補助サイリスクの
dv/dtを抑えることにより、可飽和リアクトルの個
数が減少でき、経済性及び騒音においてメリットがある
他、高周波領域において安定な動作を行う独立した転流
補助回路の良さも失わないという特徴を有するインバー
タ装置を提供出来る。
可飽和リアクトルで所定の相数の転流補助サイリスクの
dv/dtを抑えることにより、可飽和リアクトルの個
数が減少でき、経済性及び騒音においてメリットがある
他、高周波領域において安定な動作を行う独立した転流
補助回路の良さも失わないという特徴を有するインバー
タ装置を提供出来る。
第1図は従来装置の回路図、第2図はこの考案の一実施
例を示す回路図、第3図は第2図実施例の動作説明を示
す図である。 11・・・・・・可変直流電源、12・・・・・・定電
圧補助直流電源、13・・・・・・リアクトル、20,
21.30゜31,40,41・・・・・・逆導通サイ
リスタ、22゜25.28,32,35,38,42,
45゜48.51.52・・・・・・可飽和リアクトル
、23゜33.43・・・・・・転流リアクトル、24
,34゜44・・・・・・転流コンデンサ、26,27
,36゜37.46,47・・・・・・転流補助サイリ
スク、29゜39.49・・・・・・充電用サイリスタ
。
例を示す回路図、第3図は第2図実施例の動作説明を示
す図である。 11・・・・・・可変直流電源、12・・・・・・定電
圧補助直流電源、13・・・・・・リアクトル、20,
21.30゜31,40,41・・・・・・逆導通サイ
リスタ、22゜25.28,32,35,38,42,
45゜48.51.52・・・・・・可飽和リアクトル
、23゜33.43・・・・・・転流リアクトル、24
,34゜44・・・・・・転流コンデンサ、26,27
,36゜37.46,47・・・・・・転流補助サイリ
スク、29゜39.49・・・・・・充電用サイリスタ
。
Claims (1)
- 直列接続された負荷電流を流す主サイリスタと、直列接
続され前記主サイリスクの転流を行なわせるための転流
サイリスクと、この転流サイリスクの直列接続点と前記
主サイリスタの直列接続点との間に設けられる少くとも
転流コンデンサを備えた回路を少なくとも2組有するイ
ンバータ装置に於いて、前記転流サイリスクのアノード
と直流正母線又はカソードと直流負母線の少くともいず
れか一方の間に共通にdv/dt抑制用の可飽和リアク
トルを設けたことを特徴とするインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978003202U JPS589517Y2 (ja) | 1978-01-14 | 1978-01-14 | インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978003202U JPS589517Y2 (ja) | 1978-01-14 | 1978-01-14 | インバ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107020U JPS54107020U (ja) | 1979-07-27 |
JPS589517Y2 true JPS589517Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28806978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978003202U Expired JPS589517Y2 (ja) | 1978-01-14 | 1978-01-14 | インバ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589517Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033415A (ja) * | 1973-07-31 | 1975-03-31 |
-
1978
- 1978-01-14 JP JP1978003202U patent/JPS589517Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033415A (ja) * | 1973-07-31 | 1975-03-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107020U (ja) | 1979-07-27 |
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