JP2619165B2 - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JP2619165B2
JP2619165B2 JP3272908A JP27290891A JP2619165B2 JP 2619165 B2 JP2619165 B2 JP 2619165B2 JP 3272908 A JP3272908 A JP 3272908A JP 27290891 A JP27290891 A JP 27290891A JP 2619165 B2 JP2619165 B2 JP 2619165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己消弧形半導体素子
を用いた電力変換装置に関し、特に、転流時の損失を低
減して効率を向上させた電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電力変換装置の一例を
示す構成図である。図に於て、第1の交流系統1交流電
圧は第1の変圧器2を介して変圧され、以下に述べるよ
うに構成された第1の変換器3Aに印加され、これによ
り直流に変換されるようになっている。第1の変換器3
Aは、ブリッジ接続した自己消弧形半導体素子、例え
ば、ゲートターンオフサイリスタ(以下GTOと記す)
スイッチ69〜74と、各GTOスイッチ69〜74に
それぞれ直列に接続したdi/dt抑制回路75〜80
とを備えている。各GTOスイッチ69〜74は、それ
ぞれGTO93と、ダイオード94,95と、コンデン
サ96と、抵抗97と、リアクトル98とからなってい
る。di/dt抑制回路75〜80は、それぞれダイオ
ード99と抵抗100とからなっている。
【0003】変換器3Aにより変換された直流は、コン
デンサ68によって平滑されるとともに、以下に述べる
構成の第2の変換器5Aにより交流に変換され、第2の
変圧器6を介して変圧され第2の交流系統に印加され
る。第2の変換器5Aは、第1の変換器3Aと同様に、
GTOスイッチ81〜86と、これらにそれぞれ直列接
続されたdi/dt抑制回路87〜92を備えており、
これらはいずれも第1の変換器3Aと同一構成となって
いる。
【0004】このような構成のものにおいて、ダイオー
ド94は、GTOスイッチ72をオフしたときの回路電
流を還流するフリーホイールダイオードとして作用す
る。また、ダイオード95は、GTO93をオフすると
きGTO93に流れていた電流をコンデンサ96に導
く。コンデンサ96は、GTO93をオフするときのG
TO93の順電圧の上昇率dv/dtを、素子の許容値
以下に抑制するいわゆるスナバコンデンサとして作用す
る。抵抗器97は、GTO93をオンするときに、コン
デンサ96の電荷を放電する。以上の93〜97により
GTOスイッチ69を構成する。リアクトル98は、G
TO93をオンするときのGTO93の順電流の上昇率
di/dtを、素子の許容値以下に抑制する。ダイオー
ド99は、GTO93をオフするときリアクトル98に
流れていた電流を抵抗器100に導く。リアクトル98
にトラップされていた電磁エネルギは、抵抗器100に
より消費される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す従来例にあっては、次の欠点がある。
【0006】(1)GTO93がオフ状態のとき充電さ
れるコンデンサ96の電荷は、GTO93がオンすると
き抵抗器97に放電され熱損失となる。従って、電力変
換装置の効率を悪化させる。 (2)GTO93がオフ状態のときリアクトル98に流
れていた電流は、抵抗器100に放電され熱損失とな
る。従って、電力変換装置の効率を悪化させる。
【0007】(3)例えば、GTOスイッチ69がオン
状態のとき、GTOスイッチ72が誤点弧すると直流回
路を短絡する経路を生ずる。そのため、過電流に対する
保護が難しく、構成が複雑である。
【0008】本発明は、以上述べた従来の構成の欠点を
除去するためになされたものであり、回路構成が簡単
で、しかも効率の良い電力変換装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、第1の自己消弧形半導体素子のカソード
と第1のダイオードのアノードを接続して第1の共通接
続点とし、また第2のダイオードのカソードと第2の自
己消弧形半導体素子のアノードを接続して第2の共通接
続点とし、前記第1の共通接続点と前記第2の共通接続
点にコンデンサを接続し、前記第1の自己消弧形半導体
素子のアノードと前記第2のダイオードのアノードを共
通に接続して第3の共通接続点とし、前記第1のダイオ
ードのカソードと前記第2の自己消弧形半導体素子のカ
ソードを共通に接続して第4の共通接続点とし、前記第
3の共通接続点と前記第4の共通接続点を端子とするス
イッチユニットを最小構成要素として成る電力変換装置
である。
【0010】
【作用】本発明によれば、転流の過程に於て、交流側の
相電流を零にするときコンデンサに充電された電荷は、
次に同一相に電流を流すとき交流側へ放電されるから、
損失にならず、変換装置の効率がよい。
【0011】また、自己消弧形半導体素子をオフすると
き、通電中のダイオードにより、コンデンサが自己消弧
形半導体素子に並列に接続されるから、自己消弧形半導
体素子にかかるdv/dtを充分に抑制できる。従っ
て、自己消弧形半導体素子に対して、特別のスナバ回路
を設ける必要がなく、主回路構造が簡単になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の全体の構成を示
す図であり、この電力変換装置は以下に述べるスイッチ
ユニットを最小構成とし、これを複数個用いてブリッジ
接続した第1の変換器3および第2の変換器5から構成
されている。
【0013】スイッチユニットは、第1の自己消弧形半
導体素子例えばGTO(ゲートターンオフサイリスタ)
9のカソードと第1のダイオード21のアノードを接続
して第1の共通接続点とし、また第2のダイオード20
のカソードと第2の自己消弧形半導体素子例えばGTO
8のアノードを接続して第2の共通接続点とし、前記第
1の共通接続点と前記第2の共通接続点にコンデンサ3
2を接続し、第1のGTO9のアノードと第2のダイオ
ード20のアノードを共通に接続して第3の共通接続点
とし、前記第1のダイオード21のカソードと前記第2
のGTO8のカソードを共通に接続して第4の共通接続
点とし、前記第3の共通接続点と前記第4の共通接続点
を端子としたものである。他のスイッチユニットも同様
に構成され、図中10〜19はGTO、22〜31はダ
イオード、32〜37はコンデンサである。第2の変換
器5も第1の変換器3と同一構成となっており、38〜
49はGTO、50〜61はダイオード、62〜67は
コンデンサである。
【0014】以上の点を除くと図10の従来例と同一構
成であり、1は第1の交流系統、2は第1の変圧器、4
は直流リアクトル、6は第2の変圧器、7は第2の交流
系統である。
【0015】以下、このように構成された本実施例の動
作について、第1の交流系統1の電力を第2の交流系統
7へ送る場合を例にとって、その動作について説明す
る。この場合、第1の交流系統1の電力は、第1の変圧
器2により第1の変換器3に供給され、第1の変換器3
は、順変換動作を行い交流電力を直流電力に変換する。
直流リアクトル4は、第1の変換器3の出力電流を平滑
する。第2の変換器5は、逆変換動作を行い直流電力を
交流電力に変換し、第2の変圧器6を介して、交流電力
を第2の交流系統7へ供給する。
【0016】ここで、u1,v1,w1は第1の変圧器
2の2次端子、P1,Nは第1の変換器3の直流出力端
子、P2,Nは第2の変換器5の直流入力端子、u2,
v2,w2は第2の変圧器6の2次端子である。iu1
は、第1の変圧器2の2次u1相から第1の変換器3へ
流入する電流である。iv1は、第1の変圧器2の2次
v1相から第1の変換器3へ流入する電流である。ID
は、第1の変換器3の直流出力電流である。
【0017】iu2は、第2の変換器5から第2の変圧
器6の2次u2相へ流入する電流である。iv2は、第
2の変換器5から第2の変圧器6の2次v2相へ流入す
る電流である。iw2は、第2の変圧器6の2次w2相
から第2の変換器5へ流入する電流である。
【0018】図2は、第1の変換器3の順変換動作を示
す波形図である。図に於て、iu1は、第1の変圧器2
の2次u1相から第1の変換器3へ流入する電流であ
る。iv1は、第1の変圧器2の2次v1相から第1の
変換器3へ流入する電流である。vv1は、第1の変圧
器2の1次v1相の電圧である。vuv1は、第1の変
圧器2の2次u1相v1相の線間電圧である。
【0019】VCu1は、第1の変換器3のコンデンサ
32の電圧である。VCv1は、第1の変換器3のコン
デンサ33の電圧である。VGv1は、第1の変換器3
のGTO10,11の電圧である。VDv1は、第1の
変換器3のダイオード22,23の電圧である。ID
は、第1の変換器3の直流出力電流である。VD1は、
第1の変換器3の直流出力電圧である。
【0020】図3は、本発明の順変換時の転流動作を示
す波形図で、時刻t1から時刻t2に於て、u1相から
v1相への転流が行われる図2の“A”の部分の拡大波
形である。iu1,iv1,vv1,vuv1,VCu
1,VCv1は、それぞれ図2の同一記号と同一であ
る。
【0021】図4〜図7は、本発明の順変換時の転流動
作を説明する回路図で、8〜19はGTO、20〜31
はダイオード、32〜37はコンデンサであり、これら
は図1の記号と同一である。以下、図1〜図7を参照し
て、本発明の順変換時の転流動作を説明する。図4は、
時刻t1の以前の通電状態を示す図である。GTO8,
9,18,19とダイオード20,21,30,31が
オンしており、u1相電流iu1はダイオード20とG
TO8の直列回路と、GTO9とダイオード21の直列
回路に分流し直流側に供給される。また、直流電流ID
は、ダイオード30とGTO18の直列回路と、GTO
19とダイオード31の直列回路に分流しw1相に供給
される。このとき、iu1とIDとiw1は等しい。
【0022】図5は、時刻t1から時刻t2までの、u
1相からv1相への正側転流の過程の通電状態を示す図
である。時刻t1に於て、GTO8,9をオフし、GT
O10,11をオンする。コンデンサ33の電圧VCv
1が、iv1を増加しかつiu1を減少する方向に加わ
る。このため、iv1が流れ初めて電流値が増加し、一
方iu1は減少する。コンデンサ32は、iu1により
充電されその電圧VCu1が増加する。VCu1もVC
v1と同様にiv1を増加しかつiu1を減少する方向
に加わる。v1相に対するu1相の線間電圧vuv1
は、VCv1とVCu1の和となる。時刻t2に於てi
u1とVCv1が零になると転流が完了する。
【0023】図6は、時刻t2の以降の通電状態を示す
図である。時刻t2に於て、VCv1が零になるとダイ
オード22,23が導通する。従って、iv1は、ダイ
オード22とGTO10の直列回路と、GTO11とダ
イオード23の直列回路に分流し直流側に供給される。
また、直流電流IDは、ダイオード30とGTO18の
直列回路と、GTO19とダイオード31の直列回路に
分流しw1相に供給される。このとき、iv1とIDと
iw1は等しい。
【0024】図7は、時刻t3以降の、w1相からu1
相への負側転流の過程の通電状態を示す図である。時刻
t3に於て、GTO18,19をオフし、GTO14,
15をオンする。コンデンサ35の電圧が、iu1を増
加しかつiw1を減少する方向に加わり、転流が開始さ
れる。以下図5で説明した場合と同様に動作する。この
ようにして順変換動作が行われ、第1の変圧器2の2次
側から供給される交流電力は、第1の変換器3より直流
電力に変換される。
【0025】図8は、第2の変換器5の逆変換動作を示
す波形図である。図に於て、iu2は、第2の変換器5
から第2の変圧器6の2次u2相へ流入する電流であ
る。iv2は、第2の変換器5から第2の変圧器6の2
次v2相へ流入する電流である。vv2は、第2の変圧
器の1次V2相の電圧である。−vuv2は、第2の変
圧器6の2次v2相u2相の線間電圧である。VCu2
は、第2の変換器5のコンデンサ62の電圧である。V
Cv2は、第2の変換器5のコンデンサ63の電圧であ
る。VGv2は、第2の変換器5のGTO40,41の
電圧である。VDv2は、第2の変換器5のダイオード
52,53の電圧である。IDは、第2の変換器5へ流
入する直流入力電流である。VD2は、第2の変換器5
へ供給される直流入力電圧である。ICu2は、コンデ
ンサ62に流入する電流である。ICy2は、コンデン
サ66に流入する電流である。
【0026】図9は、本発明の逆変換時の転流動作を示
す波形図で、u2相からv2相への転流が行われる図8
の“B”の部分の拡大波形である。iu2,iv2,v
v2,−vuv2,VCu2,VCv2,ICu2,I
Cy2は、それぞれ図8の同一記号と同一である。
【0027】以下、図1、図8、図9を参照して、本発
明の逆変換時の転流動作を説明する。u2相からv2相
への転流が行われる時刻t4の以前は、GTO38,3
9,48,49とダイオード50,51,60,61が
オンしており、u2相電流iu2は、GTO38とダイ
オード50の直列回路と、ダイオード51とGTO39
の直列回路に分流して流れる。また、w2相電流iw2
は、GTO48とダイオード60の直列回路と、ダイオ
ード61とGTO49の直列回路に分流して流れる。こ
のとき、iu2とiw2とIDは等しい。
【0028】時刻t4に於て、GTO38,39をオフ
し、GTO40,41をオンする。コンデンサ63の電
圧VCv2が、iv2を増加しかつiu2を減少する方
向に加わる。このため、iv2が流れ初めて電流値が増
加し、一方iu2は減少する。コンデンサ62は、iu
2により充電されその電圧VCu2が増加する。VCu
2もVCv2と同様にiv2を増加しかつiu2を減少
する方向に加わる。u2相に対するv2相の線間電圧−
vuv2は、VCv2とVCu2の和となる。
【0029】iu2は、時刻t5に於て零になる。コン
デンサ63は、iv2により引続き放電され、時刻t6
に於てその電圧VCv2が零になるとダイオード52,
53が導通し転流が完了する。一方時刻t4からt5ま
での期間は、v2相とu2相の間に−vuv2で示す転
流電圧が発生し、このためv2相とw2相の間の電圧が
増加しコンデンサ66の電圧より高くなる。
【0030】従って、ダイオード59とダイオード58
が順バイアスされコンデンサ66にICy2で示す電流
が流れる。時刻t5に於てiu2が零になりダイオード
50,51がオフすると、−vuv2が小さくなりv2
相とw2相の間の電圧も小さくなる、このためICy2
が減少し時刻t7で零になる。
【0031】ICy2が流れることにより、iv2は、
この分だけ電流値が減少する。時刻t8に於て、−vu
v2がVCu2より高くなるとダイオード51,50が
導通して、コンデンサ62を充電する電流ICu2が流
れる。
【0032】時刻t9に於て、ICu2は零になる。I
Cu2は、時刻t10から時刻t11の期間再び流れ
る。次に、時刻t12に於て、GTO48,49をオフ
し、GTO44,45をオンすると、コンデンサ65の
電圧が、iu2を増加しかつiw2を減少する方向に加
わり、w2相からu2相への負側転流が行われる。この
とき、時刻t4から時刻t7までと同様に、時刻t12
から時刻t13までの期間コンデンサ62にICu2が
流れる。このようにして逆変換動作が行われ、第2の変
換器5に供給される直流電力は、交流電力に変換され、
第2の変圧器6を介して、第2の交流系統7へ供給され
る。以上転流動作を説明したように、本発明による電力
変換装置の実施例によれば、以下の特長がある。
【0033】(1)転流の過程に於て、交流側の相電流
を零にするとき、コンデンサに充電された電荷は、次に
同一相に電流を流すとき交流側へ放電されるから、損失
にならず、変換装置の効率がよい。
【0034】(2)図5から分かるように、u1相のG
TO8,9をオフするとき、通電中のダイオード21,
20により、コンデンサ32がGTO8,9に並列に接
続されるから、GTO8,9にかかるdv/dtを充分
に抑制できる。従って、GTOに対して、特別のスナバ
回路を設ける必要がなく、主回路構造が簡単になる。そ
の他、前述した従来方式の欠点を除去することができ
る。
【0035】なお、以上の説明では、一例として、本発
明の電力変換装置をGTOを用いて構成した場合につい
て説明したが、電力変換装置を構成するスイッチング素
子はGTOに限定されることはなく、他の種類の自己消
弧形半導体素子を用いることもできる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、回路構成が簡単で、し
かも効率のよい電力変換装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力変換装置の一実施例の全体構
成を示す図。
【図2】図1の実施例による変換器の順変換動作を示す
波形図。
【図3】図1の実施例の順変換時の転流動作を示す波形
図。
【図4】図1の実施例による順変換時の転流動作を説明
する回路図。
【図5】図1の実施例による順変換時の転流動作を説明
する回路図。
【図6】図1の実施例による順変換時の転流動作を説明
する回路図。
【図7】図1の実施例による順変換時の転流動作を説明
する回路図。
【図8】図1の実施例による変換器の逆変換動作を示す
波形図。
【図9】図1の実施例による変換器の逆変換時の転流動
作を示す波形図。
【図10】従来の電力変換器の一例の全体構成を示す
図。
【符号の説明】
1…第1の交流系統、2…第1の変圧器、3…第1の変
換器、4…直流リアクトル、5…第2の変換器、6…第
2の変圧器、7…第2の交流系統、8〜19…GTO、
20〜31…ダイオード、32〜37…コンデンサ、3
8〜49…GTO、50〜61…ダイオード、62〜6
7,68…コンデンサ、69〜74…GTOスイッチ、
75〜80…di/dt抑制回路、81〜86…GTO
スイッチ、87〜92…di/dt抑制回路、93…G
TO、94,95…ダイオード、96…コンデンサ、9
7…抵抗器、98…リアクトル、99…ダイオード、1
00…抵抗器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の自己消弧形半導体素子のカソード
    と第1のダイオードのアノードを接続して第1の共通接
    続点とし、また第2のダイオードのカソードと第2の自
    己消弧形半導体素子のアノードを接続して第2の共通接
    続点とし、前記第1の共通接続点と前記第2の共通接続
    点にコンデンサを接続し、前記第1の自己消弧形半導体
    素子のアノードと前記第2のダイオードのアノードを共
    通に接続して第3の共通接続点とし、前記第1のダイオ
    ードのカソードと前記第2の自己消弧形半導体素子のカ
    ソードを共通に接続して第4の共通接続点とし、前記第
    3の共通接続点と前記第4の共通接続点を端子とするス
    イッチユニットを最小構成要素として成る電力変換装
    置。
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