JPS5840916B2 - 自然転流形dc↓−dcコンバ−タ - Google Patents

自然転流形dc↓−dcコンバ−タ

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JPS5840916B2
JPS5840916B2 JP53139578A JP13957878A JPS5840916B2 JP S5840916 B2 JPS5840916 B2 JP S5840916B2 JP 53139578 A JP53139578 A JP 53139578A JP 13957878 A JP13957878 A JP 13957878A JP S5840916 B2 JPS5840916 B2 JP S5840916B2
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JP
Japan
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current
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voltage
transformer
circuit
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JP53139578A
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JPS5566278A (en
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政記 岩沢
誠一 室山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電圧制御機能をもった直流電圧を他の直流電
圧に変換する自然転流形DC−DCコンバータに関する
ものである。
自然転流形DC−DCコンバータはサイリスクなどのス
イッチング素子を自然転流させて動作させるもので、例
えば第1図の構成がとられていた。
第1図において サイリスタS1を点弧すると、直流電
源11よりサイリスタS1−トランス12の一次側−コ
ンデンサ13−リアクタ、14を通って電源12に戻る
直列共振電流i1が第2図Aに示すように流れる。
これに伴ってトランス12の2次側にも全波整流回路1
5を通じてフィルタ用コンデンサ16に電流i3が第2
図Bに示すように流れる。
またサイリスタS2を点弧すると、第2図Aに示すよう
に電流i1とは逆極性の電流12が、直流電源17よリ
ーリアクタ14−コンデンサ13−トランス12の一次
側−サイリスタS2を通して電源17に戻るように流れ
る。
この電流i2にもとすきトランス12の2次側に電流i
3が整流回路15、コンデンサ16を通じて流れる。
この電流i3によりフィルタ用コンデンサ16が充電さ
れ、負荷18に直流電圧を供給する。
これ等電流11+12はコンデンサ13.16、リアク
タ14の直列共振電流になるが、一般にフィルタ用コン
デンサ16は共振用コンデンサ13より十分に大きな容
量値に設計される。
従ってコンデンサ13の容量をC8、リアクタ14のイ
ンダクタンスをり。
とすると、共振電流11.12の周期は2πJ「□九と
なる。
共振用コンデンサ13の電圧v3は第2図Cのようにな
る。
サイリスタS1.S2に流れる電流は直列共振電流であ
るため、これ等サイリスクは点弧されてから時間πJL
3凡の後には電流が零になるため自然消弧する。
従って1.この従来のDC−DCコンバータはサイリス
クの転流回路が不要であるため転流損がなく高周波の動
作が可能となる。
ところで、この従来のコンバータにおいてトランス12
を通して2次側へ変換される電荷量は半サイクル当り Qo−Co2■3 (1)で
ある。
こへで■3は共振用コンデンサ13の電圧のピーク値で
ある。
動作周波数、即ちサイリスタS1.S2を交互に点弧す
る周波数をfとするとトランス2次側の平均電流■3は O I −−= 4 CoV3f 31 (2)f となる。
定常状態ではフィルタ用コンデンサ16の電圧が変化し
ないから、平均電流■3はすべて負荷18へ供給される
ことになる。
従って負荷18の抵抗値をRとすれば、出力電圧■。
はV −RI−4RCoV3f (3)
0 3− となる。
この直流出力電圧■。の制御は(3)式から理解される
ようにC6,■3またはfのいずれかを制御することに
より可能である。
コンデンサ13の容量C8を連続的に制御することは現
在のところ実用的でないので、これは一般には用いられ
ない。
またピーク電圧■3を制御することは電源11゜17の
電圧を変えねばならないので可変直流電源が必要となり
、あまり用いられない。
従って一般に電圧制御は動作周波数fを変化させて行っ
ていた。
この動作周波数は制御回路により容易に連続的に変化で
きる。
しかし、抵抗■。
は周波数fに比例するので負荷抵抗Rが大きく変化する
場合には、周波数fの変化範囲もそれに従って大きくな
る。
%にサイリスクをスイッチ素子とすると、サイリスタの
ターンオフ時間から最高動作周波数は約20KH2程度
になり、通常使用するにはそれ以下の周波数となる。
そのためコンバータから騒音が発生し、その周波数が負
荷変化とともに変化することとな忙騒音対策が困難にな
る。
またサイリスタS、及びS2は直列共振電流が零になっ
たあとに自然消弧するが、サイリスタのアノード及びカ
ソード間には逆電圧が印加されないため、順方向阻毫能
力を回復するまでの時間が長くなり、動作周波数を高め
ることができなかった。
特にトランス12の励磁電流が大きい場合にはサイリス
クが消弧できないこともあった。
この発明の目的は負荷が大幅に変動しても騒音対策が容
易でかつスイッチング素子をその最高動作周波数で制御
することができる自然転流形DC−DCコンバータを提
供することにある。
この発明によれば従来の自然転流形DC−DCコンバー
タにおいてその各スイッチ素子にダイオードを逆並列接
続し、直流共振電流を整流する整流回路の入力側に並列
に直流共振電流の分流用スイッチを接続し、この分流田
スイッチを、各スイッチ素子を導通とした後に、導通状
態に制御するようにされる。
第3図はこの発明によるDC−DCコンバータの実施例
であって、第1図と対応する部分には同一符号を付けで
ある。
この実施例においてはトランス12の一次側の両端に、
サイリスタS3及びS4を逆並列接続した分流スイッチ
回路19が接続される。
またサイリスタS1及びS2にそれぞれ逆並列にダイオ
ード21及び22が接続される。
サイリスタS1が点弧される前は、コンデンサ13には
図示のようにリアクタ14側が正となる極性で電荷が蓄
えられているとする。
この状態でサイリスタS1を点弧すると、直流電源11
−サイリスタS1−トランス12−コンデンサ13−リ
アクタ14−電源11の経路に直列共振電流i4が流れ
る。
この電流14はトランス12により2次側へ変換されて
、更に整流回路15で整流され、第4図りに示すように
電流17となり、コンデンサ16に充電される。
第4図Aに示すようにサイリスタS1を点弧してから時
間τを経過した後に分流スイッチ回路19のサイリスタ
S3及びS4を点弧する。
サイリスタS3及びS4に第4図Bに示すような電流i
5が流れ、トランス12の一次側は短絡状態になる。
従って直列共振電流i4はサイリスタS4を通って流れ
るようになり、第4図Cに示すようにトランス12の電
流i6は零になる。
従ってトランス12の二次電流17も零になる。
分流スイッチ回路19が導通する前はトランス12の二
次側のフィルタ用コンデンサ16の電圧■oがトランス
12の一次側に印加されているのでコンデンサ13、リ
アクタ14の共振回路23には直流電源11の電圧から
、■ox!!−Lを差引いた電2 圧が印加されている。
こ\でn、及びn2はそれぞれトランス12の一次側及
び二次側のコイル各巻数である。
直列共振電流i4が分流スイッチ回路19を通って流れ
るようになると、共振回路23には直流電源11の電圧
が印加される。
従って共振電流は分流スイッチ回路19を導通させるこ
とにより、これを導通させない場合より増加し、電流i
4は第4図Aに示すようになる。
この増加する量は分流スイッチ回路19を導通させる時
の位相によって異なり、τ−〇にしたときが最大となる
スイッチ回路19を導通させた後に、直流共振電流i4
が零になり、さらにダイオード21をとおって逆極性に
電流i4′が流れる。
コンデンサ13の電圧v3は第4図Eに示すように分流
スイッチ回路19を導通させることにより、共振電流が
流れる前の電圧より上昇するが、逆極性電流i4′が流
れる時に放電する。
共振電流がダイオード21を通って流れている間はサイ
リスタS1はダイオード21の順方向電圧降下により逆
バイアスされ、確実にターンオフする。
次にサイリスタS2を点弧すると前とは逆の方向に直列
共振電流18が第4図Aに示すように流れる。
この時もトランス12により電流18は2次側に変換さ
れて整流され、電流17となる。
サイリスタS2を点弧してから時間τが経過したあと、
再びサイリスタS3及びS4が点弧される。
従って直列共振電流18は前の半サイクルと同様に分流
スイッチ回路19を通して流れ、トランス12の一次側
及び二次側の電流は第4図C及びDに示すように零にな
る。
直列共振電流18はその後次第に減少して零になり、つ
いにはダイオード22を通して逆極性に電流18′とし
て流れるようになる。
ダイオード22が導通している間はサイリスタS2は逆
バイアスされ消弧する。
共振用コンデンサ13の電圧■3は反転して最初の状態
に戻る。
これまでの説明で明らかなように、直列共振電流14+
13のうち、トランス12の二次側に変換されて整流さ
れ、負荷18に供給される分は分流スイッチ回路19を
導通状態にするまでの部分である。
サイリスタS1またはS2を導通させて直列共振電流i
4又はi8を流しはじめてから分流スイッチ回路19を
導通させるまでの時間τの間に、トランス12を通して
フィルタ用コンテ゛ンサ16に流れる電荷量Qは半サイ
クル当り次のようになる。
Q−fo t 6 (t) d t fOI6 psinωotdt ” p(1−cos(1)。
T ) (4)ωO こ\で、■6.はトランス12の一次電流のピーク値、
ω0− である。
トランス12の二次側J「□九 の平均電流■7は動作周波数をfとすれば、l7=Q/
(1/2 f) ■6 ” (1−CO3ω0τ) 2 f (5)ω
0 となる。
従って定常状態における出力電圧■。はvo−R■7 6p R(1−CO3ω0τ)2f (6)ωO となる。
この(6)式より出力電圧■。は分流スイッチ回路19
を導通させるまでの時間τにより制御できることが明ら
かである。
この制御によれば動作周波数fを変化させることは全く
必要ない。
したがって動作周波数fを可聴周波数以上に選べば騒音
が発生することはない。
またスイッチング素子にターンオフタイムの長いサイリ
スクを使った場合、動作周波数fを可聴周波数以上にす
るのは困難であるが、負荷18の大小により騒音の周波
数が変化することはなく、1騒音対策がとりやすい。
また直列共振回路23を直流電源に接続するサイリスタ
S1及びS2にはそれぞれに逆並列接続したダイオード
に電流が流れている間道バイアスが印加されるのでサイ
リスクのターンオフが確実に行われる。
第3図の実施例ではハーフブリッジによる回路構成で説
明したが、サイリスクをフルブリッジ接続した構成でも
同様にこの発明を適用できる。
またスイッチング素子としてはサイリスクの他にゲトア
システツドサイリスク(GATT)、ゲートターンオフ
サイリスク(GTO)など制御電極を持つスイッチ素子
を使用してもよい。
以上説明したようにこの発明のDC−DCコンバータに
よれば、自然転流形コンバータの出力電圧を、動作周波
数を一定にしたま〜で制御することができ、かつスイッ
チング素子のターンオフも確実に行われる。
従ってスイッチング素子のターンオフ時間に応じた最高
の周波数で動作させることができ、スイッチング素子の
利用率を高くできる。
また負荷が変動しても動作周波数がかわらないので騒音
対策も容易となる。
従ってこの発明のD(、−DCコンバータは単位出力当
りの体積が小さく、騒音も小さい装置として実現でき、
設置場所が自由に選べるので、通信用コンバータや端末
機器用コンバータとして最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自然転流形DC−DCコンバタを示す回
路図、第2図は第1図の回路の動作波形図、第3図はこ
の発明による自然転流形DC−DCコンバータの実施例
を示す回路図、第4図は第3図の実施例の動作波形図で
ある。 Sl、S2:スイッチ素子としてのサイリスタ、13:
共振用コンデンサ、14:共振用リアクトル、15:整
流回路、16:フィルタ用コンデンサ、18:負荷、1
9:分流用スイッチ回路、23:直列共振回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 共振用コンデンサ、共振用リアクトル及び整流回路
    を直列に接続して共振回路を構成し、制御電極を持つ複
    数のスイッチ素子及び直流電源を備え、前記複数個のス
    イッチ素子を一定の順序で導通させることにより、前記
    直流電源から前記共振回路に直列共振電流が流れるよう
    に、前記共振回路、前記複数個のスイッチ素子及び前記
    直流電源を接続し、前記整流回路から直流電圧を得る自
    然転流形DC−DCコンバータにおいて、前記各スイッ
    チ素子とそれぞれ並列に逆極性でダイオードが接続され
    、前記スイッチ素子が導通状態にされた後に導通状態に
    制御される分流スイッチが前記整流回路と並列に接続さ
    れたことを特徴とする自然転流形DC−DCコンバータ
JP53139578A 1978-11-13 1978-11-13 自然転流形dc↓−dcコンバ−タ Expired JPS5840916B2 (ja)

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JPS5566278A JPS5566278A (en) 1980-05-19
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US4811188A (en) * 1980-11-13 1989-03-07 Candela Laser Corporation Series inverter with shunted transformer for regulation of capacitor charging
NL8103474A (nl) * 1981-07-23 1983-02-16 Hollandse Signaalapparaten Bv Energieomzetter.
US4488214A (en) * 1982-11-15 1984-12-11 Spellman High Voltage Electronics Corp. High-power, high-frequency inverter system with combined digital and analog control
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JPH0710170B2 (ja) * 1986-04-28 1995-02-01 日本電信電話株式会社 直列共振コンバ−タ

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