JPH0710170B2 - 直列共振コンバ−タ - Google Patents

直列共振コンバ−タ

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JPH0710170B2
JPH0710170B2 JP61099807A JP9980786A JPH0710170B2 JP H0710170 B2 JPH0710170 B2 JP H0710170B2 JP 61099807 A JP61099807 A JP 61099807A JP 9980786 A JP9980786 A JP 9980786A JP H0710170 B2 JPH0710170 B2 JP H0710170B2
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capacitor
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semiconductor switch
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は直流電圧を、異なった直流電圧、異なった極
性の直流電圧に直列共振電流を交互に逆方向に流すこと
に係る直列共振コンバータに関する。
「従来の技術」 直流電圧を異なった極性あるいは異なった電圧値に変換
する場合に直列共振コンバータが使用されている。直列
共振コンバータは共振用リアクタ及び共振用キャパシタ
の直列共振回路とバイポーラトランジスタ、MOSトラン
ジスタ等の半導体スイッチとダイオードとで構成され、
半導体スイッチをオン、オフすることにより、直列共振
電流を交互に逆方向に流して、その共振電流を整流、平
滑して再び直流電圧を得るコンバータである。
共振電流は一般に正弦波状の波形となり、自然消弧する
ため、半導体スイッチを強制的にオフする必要がなく、
スイッチング損失は原理的に存在せず、高効率化、低雑
音化及び小形・軽量化の効果が期待できる。
直列共振コンバータにおける出力電流の大きさは、共振
用リアクタのインダクタンス値、共振用キャパシタのキ
ャパシタンス値、半導体スイッチをオンさせる周期、入
力電圧あるいは出力電圧の値によって影響を受ける。直
列共振コンバータの出力電圧を出力電電流の値によらず
定電圧制御するためには半導体スイッチをオンさせる周
期を変える、いわゆる周波数制御により、出力電流、つ
まり共振電流の平均値を調整することが必要とされてい
る。
第4図に従来の直列共振コンバータを示す。半導体スイ
ッチとしてのトランジスタ11及び12が互に順方向に直列
に接続され、またダイオード13,14が互に順方向に直列
に接続され、共振用キャパシタ15,16が互に直列に接続
され、これらのトランジスタ11,12、ダイオード13,14、
共振用キャパシタ15,16の各直列接続の両端は直流電源1
7の両端に接続される。ダイオード13,14は直流電源17に
対し逆極性とされ、トランジスタ11,12は直流電源17に
対し順極性とされている。ダイオード13,14の接続点と
共振用キャパシタ15,16の接続点は互に接続される。共
振用リアクタ18と整流回路19の交流入力端子との直列回
路が、トランジスタ11,12の接続点とダイオード13,14の
接続点との間に接続される。整流回路19の直流出力端子
間に平滑用キャパシタ21と負荷22とが接続される。
この直列共振コンバータは半導体スイッチ11,12、共振
用キャパシタ15,16に必要とされる耐圧が直流電源17の
電圧でよいという特徴を持っている。初期条件として共
振用キャパシタ15が直流電源17の電圧に、共振用キャパ
シタ16が零電圧に充電されている場合を仮定し、動作を
説明する。第4図の各部の波形を第5図に示す。
半導体スイッチ11をオンすると、直流電源17より、半導
体スイッチ11−整流回路19−負荷22(キャパシタ21)−
整流回路19−共振用リアクタ18−共振用キャパシタ16を
通して共振用キャパシタ16への充電電流i1が流れ、同時
に半導体スイッチ11−整流回路19−負荷22(キャパシタ
21)−整流回路19−共振用リアクタ18を通して共振用キ
ャパシタ15の放電電流i2が流れる。この電流i2は共振用
キャパシタ15を放電、電流i1は共振用キャパシタ16を充
電する共振電流であり、キャパシタ21の電圧(出力電
圧)をV0、共振用リアクタ18のインダクタンスL1、共振
用キャパシタ15,16の各キャパシタンスをC1、直流電源1
7の電圧をViとすれば半導体スイッチ11をオンにしてか
後に共振用キャパシタ15の電圧は零、共振用キャパシタ
16の電圧はViになる。この瞬間にダイオード13が導通
し、共振用リアクタ18に流れていた電流は共振用リアク
タ18−ダイオード13−半導体スイッチ11−整流回路19−
負荷22(キャパシタ21)−整流回路19を通して電流i2
として流れる。この電流i2′は、ダイオード13導通後 経過後に零になる。以上の動作で半周期は終了し、次に
半導体スイッチ12をオンすると共振用キャパシタ15が充
電、共振用キャパシタ16が放電を行なう同様のモードが
生じ、この半周期は終了する。
この従来の直列共振コンバータにおいて、整流回路19に
流入する電流i1,i2,i2′の絶対値の平均値(出力電流)
は共振用キャパシタ15,16のキャパシタンスCに比例
し、出力電圧V0と動作周波数とに反比例しており、動作
周波数をクランプしたままで出力短絡等により、出力電
圧V0が異常低下すると、T2が増大するため、半導体スイ
ッチ11又は12を流れる電流が自然消弧せず、半導体スイ
ッチ11又は12を強制的にオフさせる必要が生じ、雑音の
増加、スイッチング損失の増加や出力電流の以上増大等
が発生する欠点があった。
「発明の目的」 この発明の目的は出力短絡時等の出力電圧異常低下時に
出力電流が増大するという問題を解決し、出力短絡時に
おいても出力電流を制限できる直列共振コンバータを提
供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明によれば第1の半導体スイッチ及び第2の半導
体スイッチを直列に接続した第1の回路と、第1のダイ
オード及び第2のダイオードを直列に接続した第2の回
路と、第1の共振用キャパシタ及び第2の共振用キャパ
シタを直列に接続した第3の回路とを共通の直流電源の
両端に接続し、その場合ダイオードはその直流電源に対
し逆極性となり、半導体スイッチは直流電源に対し順方
向とされ、上記第1の半導体スイッチ及び第2の半導体
スイッチの接続点と、上記第1のダイオード及び第2の
ダイオードの接続点との間に、共振用リアクタと第3の
共振用キャパシタと整流回路との直列回路を接続し、か
つ第1のダイオード及び第2のダイオードの接続点と第
1の共振用キャパシタ及び第2の共振用キャパシタの接
続点とを互に接続する。
ダイオードを流れる電流は第3の共振用キャパシタと共
振用リアクタとの直列共振電流となり自然消弧が可能と
なり出力短絡時においても安定な動作が可能となる。
「実施例」 第1図はこの発明の実施例を示し、第4図と対応する部
分に同一符号を付けてある。この発明では共振用リアク
タ18と、整流回路19と第3のキャパシタ23との直列回路
が、半導体スイッチ11,12の接続点とダイオード13,14の
接続点との間に接続される。
初期条件として共振用キャパシタ15が直流電源17の電圧
Viに、共振用キャパシタ16が零電圧に充電されていると
仮定する。第1図の各部の波形を第2図に示す。いま、
半導体スイッチ11をオンすると直流電源17より半導体ス
イッチ11−整流回路19−負荷22(キャパシタ21)−整流
回路19−第3の共振用キャパシタ23−共振用リアクタ18
−共振用キャパシタ16のルートで共振用キャパシタ16へ
の充電電流i1が流れ、同時に半導体スイッチ11−整流回
路19−負荷22(キャパシタ21)−整流回路19−第3の共
振用キャパシタ23−共振用リアクタ18−共振用キャパシ
タ15のルートで共振用キャパシタ15の放電電流i2が流れ
る。この電流i1は共振用キャパシタ16を電源電圧に充電
し、電流i2は共振用キャパシタ15を零電圧に放電後(半
導体スイッチ11オンからT1′経過後)、流れるルートが
変わる。すなわち、共振用キャパシタ15に並列に接続さ
れたダイオード13が導通するため、共振用リアクタ18に
流れていた電流は共振用リアクタ18−ダイオード13−半
導体スイッチ11−整流回路19−負荷22(キャパシタ21)
−整流回路19−第3の共振用キャパシタ23を通して電流
i2′として流れる。この電流i2′は共振用リアクタ18と
共振用キャパシタ23の共振電流であり、T2′経過後零と
なる。期間T2′は第3の共振用キャパシタ23のキャパシ
タンスC0を調整することにより、自由に設定できる。
以上で動作の半周期は終了し、次に半導体スイッチ12を
オンすると共振用キャパシタ15が充電、共振用キャパシ
タ16が放電を行なう同様のモードが生じ、この半周期は
終了する。
このような動作を行うため、出力電圧低下時半導体スイ
ッチ11(半導体スイッチ12)に流れる電流をダイオード
13(ダイオード14)を流れるモードに切りかわった後
に、共振用リアクタ18と第3の共振用キャパシタ23との
共振を利用して強制的に零にすることができ、出力電流
の制限が充分可能となる。
第3図はこの発明の第2の実施例を示し、直流入力と直
流出力とを絶縁するためにトランス24を用いた直列共振
コンバータにこの発明の適用したものである。すなわち
トランス24の1次側を第3の共振用キャパシタ23と直列
に接続し、トランス24の2次側は整流回路19の交流側端
子と接続する。この第2の実施例による動作は第1図に
示した第1の実施例による動作と同一であるため動作の
説明は省略する。この第2の実施例によれば入力側と出
力側とを絶縁でき、トランス24の巻数比n1/n2により出
力電圧を自由に設定できる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明による直列共振コンバー
タは、動作の全領域にわたり直列共振動作を行い、出力
電圧低下時においても出力電流を増大させないような共
振回路を備えているため、出力短絡まで安定に動作でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示す回路図、第2図
は第1の実施例の各部の波形図、第3図はこの発明の第
2図の実施例を示す回路図、第4図は従来の直列共振コ
ンバータを示す回路図、第5図は第4図の回路図の各部
波形図である。 11,12……第1,第2の半導体スイッチ、13,14……第1,第
2のダイオード、15,16……第1,第2の共振用キャパシ
タ、17……直流電源、18……共振用リアクタ、19……整
流回路、21……平滑用キャパシタ、22……負荷、23……
第3の共振用キャパシタ、24……トランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の半導体スイッチと第2の半導体スイ
    ッチを互に順方向に直列に接続した第1の回路と、 第1のダイオードと第2のダイオードを互に順方向に直
    列に接続した第2の回路と、 第1の共振用キャパシタと第2の共振用キャパシタを直
    列に接続した第3の回路と、 上記第1の回路の両端に、その半導体スイッチに対し順
    方向に接続され、上記第2の回路の両端にそのダイオー
    ドに対し逆方向に接続され、かつ上記第3の回路の両端
    に接続された直流電源と、 上記第1の半導体スイッチ及び第2の半導体スイッチの
    接続点と、上記第1のダイオード及び第2のダイオード
    の接続点及び、上記第1の共振用キャパシタ及び第2の
    共振用キャパシタとの間に接続された共振用リアクタ、
    整流回路及び第3の共振用キャパシタの直列回路とより
    なる直列共振コンバータ。
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