JPH04344167A - 自励振形フライバックコンバ−タ - Google Patents

自励振形フライバックコンバ−タ

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JPH04344167A
JPH04344167A JP14559891A JP14559891A JPH04344167A JP H04344167 A JPH04344167 A JP H04344167A JP 14559891 A JP14559891 A JP 14559891A JP 14559891 A JP14559891 A JP 14559891A JP H04344167 A JPH04344167 A JP H04344167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
switching element
circuit
capacitor
flyback converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP14559891A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Haga
浩之 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自励振形フライバック
コンバ−タの回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自励振形フライバックコンバ−タ
の回路例を図3の回路図に示す。PSは直流電源、SW
はスイッチング素子、Tはトランスで、N1、N2、N
3はトランスTの1次、2次、3次巻線、Dは整流素子
、CS、Cはコンデンサ、Rは抵抗である。
【0003】図4は図3の回路における各部動作波形図
であり、(a)はN1の電流、(b)はSWの電圧(C
Sの電圧)、(C)はN2の電流、(d)はCSの電流
、(e)はN3の電圧(SWのベ−ス電圧)を示し、以
下に動作を説明する。
【0004】まず、T1の期間において、スイッチング
素子SWが導通すると、1次巻線N1に直流電源PSの
電圧が印加される。このとき2次巻線N2にはN1とN
2の巻数比で決まる電圧が極性表示部(・印)を正とす
る向きに発生するが、整流素子Dが阻止方向にあるため
、N2には電流が流れない。また、この時、3次巻線N
3にはN1とN3の巻数比で決まる電圧が極性表示部を
正とする向きに発生する。この電圧がSWに十分なベ−
ス電流を供給するため、T1の期間にわたりSWは導通
し続ける。さて、この時、1次から2次にパワ−が伝達
されないため、N1はトランスTの励磁インダクタンス
と等価になる。従って、1次回路はPSと励磁インダク
タンスの直列回路に等しくなり、N1の電流は図4(a
)のごとく、直線的に増加する。
【0005】しかしながら、スイッチング素子SWであ
るトランジスタを流れるN1の電流は、増幅率とベ−ス
電流の積で決まる値で制限され、SWの分担電圧は急速
に増加する。また、SWの分担電圧の増加に応じ、N1
の分担電圧が減少し、それにともない、N3の電圧が減
少して、ベ−ス電流が低下し、ますます、SWの分担電
圧が増加する。このように正帰還がかかるため、SWは
短時間でタ−ンオフする。このようにして、T1期間か
らT2期間に切り換わる。
【0006】SWがタ−ンオフすると、N1の電流はゼ
ロになる。(図4(a)) しかし、インダクタの性質として電流を急激に減らそう
とすると、それまでと同方向の電流を流しつづけようと
する電圧が発生する。そのため、極性表示部のない方を
正とする向きに、N1、N2、N3の各巻線に電圧が発
生する。このとき、スイッチング素子SWの両端に外部
接続した、例えば、タ−ンオフを早めるためのコンデン
サCSや、外部接続しなくともスイッチング素子に内蔵
又は固有の静電容量(以下の説明では、いずれもCSで
あらわす)が直流電源PSとN1の発生電圧により充電
され、図4(b)のように、PSの入力電圧Vinの約
2倍のCSの電圧となる。N2の電流は、整流素子Dが
導通方向のため、流れ始める。又、N3の電圧は、図4
(e)のように、SWを逆バイアスする向きとなり、従
って、T2の期間はSWを導通させない。
【0007】N2の電流は、図4(C)のように直線的
に減少し、ついにゼロとなり、CSとN1が自由振動を
始め、Csの電圧は正弦波状に降下する。CSがPSの
電圧より下がると、N1の極性表示部のある方が正とな
る電圧がかかるようになり、N3がSWにベ−ス電流を
供給するため、SWをタ−ンオフする。    このよ
うに、T2期間からT1期間に切り換わる。
【0008】次いで、T2期間からT1期間への切換わ
り時の微少期間について詳述する。CSとN1の自動振
動でCSの電圧が正弦波状に下がってくると、CSの電
圧とN1の電圧の和は常に入力電圧に等しいため、N1
の電圧はそれに応じて下がってくる。N1の電圧がゼロ
に達するとき、CSの電圧は入力電圧に等しくなる。そ
して、N1の電圧が反転し、N3がSWにベ−ス電流を
流してSWがタ−ンオフするまでの微少期間もCSの電
圧は下がり続ける。従って、CSは入力電圧よりもわず
かに低い電圧を保持した状態でSWにより短絡される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
自励振形フライバックコンバ−タにおいては、CSが入
力電圧よりわずかに低い電圧の保持状態で、スイッチン
グ素子SWをタ−ンオンするため、タ−ンオン時のCS
の電圧をVaとしたとき、1/2CSVa2のスイッチ
ング損失を発生する。従って、この損失による効率の低
下、及び短絡によるスイッチングノイズが大となる問題
点がある。特に、入力電圧の大なるコンバ−タにおいて
、問題が顕著である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スイッチング素子の制御回路に、その導通タ
イミングを遅らせる回路を設けることを主要な特徴とし
、スイッチング損失の低減による効率の向上、及びノイ
ズの低減を実現した。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例である自励振形のコン
バ−タの回路図であり、図3と同一符号は同一部分をあ
らわす。又、図2は、図1の回路における各部動作波形
図であり、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は
図4と同様の指定する電流又は電圧をあらわす。ただし
、SWのベ−ス電圧は(f)に示す。
【0012】図1は回路構成上、コンデンサC2を図3
に付加したものである。C2はスイッチング素子SWを
オンオフする制御回路の信号電源であるトランスTの3
次巻線N3に並列に接続する。
【0013】図1の回路動作は、T1、T2の両期間共
に、図3の回路動作と同様であるがT2からT1への切
り換り時の微少期間で相異する。
【0014】即ち、図3の回路ではN1、N2、N3の
各巻線電圧が反転すると、ただちにN3からSWへベ−
ス電流が供給されてSWがタ−ンオンするため、CSの
電圧は入力電圧よりわずかに低い電圧で短絡され、これ
がスイッチング損失及びスイッチングノイズの増大の原
因となっていた。
【0015】これに対し、図1の回路では、N1、N2
、N3の各巻線電圧が反転して、N3からベ−ス電流を
供給しようとしても、コンデンサC2への充電電流のた
め、スイッチング素子SWを導通するタイミングを遅ら
せる。 従って、SWの普通時におけるCSとN1による自由振
動でのCSの電圧の降下は図3の場合よりもゼロに接近
する。それにより、CSの電荷をSWで短絡させること
による損失及びノイズの発生の低減をなし得る。又、C
2の選択によってはゼロ電圧スイッチングの実現を可能
とする。
【0016】スイッチング素子SWの導通タイミングを
遅らせる回路として、3次巻線N3に並列にコンデンサ
C2を接続する実施例を示したが、その他、CSの電圧
を検出し、その検出電圧が所定値以下になってSWへの
導通信号を供給する回路やN3の電圧を検出して、常に
一定時間遅らせてからSWに導通信号を供給する回路な
どを用いて本発明を実施することができる。
【0017】又、図1の回路では定電圧又は定電流制御
回路を付加していないが、必要に応じて、トランスTの
入力側、又は負荷側に検出回路を設け、本発明の回路と
組合わせて、スイッチング素子SWを定電圧又は定電流
制御できる。
【0018】その他、本発明の要旨の範囲で種々の変形
、付加又は変換などの変更をなし得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自励振形フ
ライバックコンバ−タは、スイッチング素子が、その分
担電圧をゼロに近付けた状態で導通するのでタ−ンオン
時の損失及びノイズを低減でき、従って、高効率化、低
ノイズ化及び小型軽量化を達成することができ、電子機
器等、広範囲に利用でき、産業上きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】図1の各部動作波形図であり、(a)はN1の
電流、(b)はSWの電圧(CSの電圧)、(C)はN
2の電流、(d)はCSの電流、(e)はN3の電圧、
(f)はSWのベ−ス電圧である。
【図3】従来の自励振形フライバックコンバ−タの回路
図である。
【図4】図3の各部の動作波形図であり、(a)はN1
の電流、(b)はSWの電圧(CSの電圧)、(c)は
N2の電流、(d)はCSの電流、(e)はN3の電圧
(SWのベ−ス電圧)
【符号の説明】
PS          直流電源 SW          スイッチング素子T    
        トランス N1           Tの1次巻線N2    
       Tの2次巻線N3          
 Tの3次巻線D            整流素子 CS、C、C2  コンデンサ R            抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  直流電源、トランスの1次巻線、及び
    スイッチング素子の直列回路、前記スイッチング素子の
    オフ期間に導通方向となるように前記トランスの2次巻
    線に直列接続する整流素子、前記トランスの3次巻線を
    信号電源とする前記スイッチング素子の制御回路を備え
    る自励振形フライバックコンバ−タにおいて、制御回路
    に、スイッチング素子の導通タイミングを遅らせる回路
    を設けて、前記スイッチング素子の導通時の電圧をゼロ
    に近付けるようにしたことを特徴とする自励振形フライ
    バックコンバ−タ。
  2. 【請求項2】  3次巻線にコンデンサを並列接続した
    請求項1の自励振形フライバックコンバ−タ。
JP14559891A 1991-05-21 1991-05-21 自励振形フライバックコンバ−タ Pending JPH04344167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997045948A1 (fr) * 1996-05-28 1997-12-04 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Alimentation a decoupage pour convertisseur direct
US5917713A (en) * 1997-01-09 1999-06-29 Funai Electric Co. Ltd. RCC type switching power source

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997045948A1 (fr) * 1996-05-28 1997-12-04 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Alimentation a decoupage pour convertisseur direct
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