JPH028555Y2 - - Google Patents

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JPH028555Y2
JPH028555Y2 JP8621481U JP8621481U JPH028555Y2 JP H028555 Y2 JPH028555 Y2 JP H028555Y2 JP 8621481 U JP8621481 U JP 8621481U JP 8621481 U JP8621481 U JP 8621481U JP H028555 Y2 JPH028555 Y2 JP H028555Y2
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capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインバータの入力電圧急変及び負荷急
変等にて発生する、インバータの過渡出力電圧変
動時の出力過電圧を、より効果的に抑制するイン
バータの過渡出力電圧変動抑制回路の改良に関す
るものである。
一般にインバータの過渡出力電圧変動率を改善
する場合、インバータの制御回路面では、出力電
圧制御系の過渡応答速度の改善、主回路面ではイ
ンバータの負荷側からみたインバータ内部インピ
ーダンスの低減を図ること等が考えられるが、こ
れらの手段では価格が高くなつたり、回路が複雑
になる等の欠点があつた。この補助的手段として
従来用いられた回路について第1図の回路図及び
第6図の動作特性図により説明する。第6図は過
渡出力電圧変動時の各部の波形を示し、aは出力
電圧E、bは全波整流回路出力電流ID、cはコン
デンサ11の電圧ECであり、期間,は定常
状態、,は過渡状態である。その動作につい
て説明すれば、定常状態ではダイオード7,8,
9,10の順電圧降下分を無視すると過電圧吸収
用電解コンデンサ11はほゞインバータの定常出
力電圧のピーク波高値に充電されている。今、回
路2がない場合の過渡時の出力電圧上昇値をE1
とすると、回路2がある場合は出力電圧上昇分が
コンデンサ11に吸収されることにより、期間
での出力電圧上昇値はE2に、期間ではE3
各々抑制される。しかしながら、上記回路では、
前段の半サイクル変動により充電されたコンデン
サ電圧値が後段の半サイクル変動を吸収する時の
コンデンサ電圧の初期値となるため、後段の半サ
イクル変動に対するコンデンサの吸収力は前段の
半サイクル変動時の吸収力より悪くなり、E2
E3<E1となる欠点を有していた。
本考案は上記の欠点を解消したものであり、以
下実施例により詳細に説明する。一実施例を第2
図の回路図と第7図の動作特性図により説明すれ
ば、1はインバータ、3は負荷、4は本考案によ
る過渡出力電圧変動抑制回路であり、ダイオード
14,17、過渡出力電圧変動時の出力過電圧吸
収用電解コンデンサ15,18、コンデンサ放電
用抵抗16,19からなり、ダイオード14,1
7構成を半波整流形とし、インバータの交流出力
電圧の正・負の各半サイクルに対し、各々同等の
効果を有するように、ダイオード14,コンデン
サ15、抵抗16によりなる第1の半波整流形回
路Aと、ダイオード17、コンデンサ18、抵抗
19によりなる第2の半波整流形回路Bとを互い
に逆極性に接続する構成としている。又、第7図
のaは出力電圧E、bはダイオード14の電流
ID1、Cはコンデンサ15の電圧EC1、dはダイオ
ード17の電流ID2、eはコンデンサ18の電圧
EC2の特性図であり、期間,は定常状態、,
は過渡状態である。動作について説明すれば、
定常状態ではダイオード14,17の順電圧降下
分を無視すると、コンデンサ15,18は各々ほ
ぼインバータの定常出力電圧のピーク波高値に充
電されている。今、回路4がない場合の過渡時の
出力電圧上昇値をE1とすると、回路4がある場
合、第1の回路Aと第2の回路Bは互いのコンデ
ンサ電圧値の影響を受けることなく抑制動作をす
るため、期間での出力電圧上昇値E2と期間
での出力電圧上昇値E3′は同一の値となる。すな
わちE2=E3′<E1となり、従来の回路より過渡出
力電圧変動が改善されるものである。又、本考案
によれば、従来回路にくらべ、整流時のダイオー
ド直列個数が半減すること、及び正・負の各半サ
イクルごとに異なるコンデンサで充放電させるか
らコンデンサの放電時間が2倍になつて次のサイ
クル開始時のコンデンサ電圧の初期値を低くさせ
得ること等により、過渡出力電圧変動抑制回路の
抑制力は更に改善される。
又、他の実施例について第3図、第4図に示せ
ば、第3図は過渡出力電圧変動抑制回路5のダイ
オード14,17をコンデンサ15,18の負極
側に接続したものであり、第4図は第2図、第3
図に示す過渡出力電圧変動抑制回路4又は5をコ
ンデンサ充電々流抑制用の抵抗20を介してイン
バータ1の出力端子間に接続した回路6である。
この抵抗20は出力電圧上昇によるコンデンサへ
の突入電流を抑制する効果がある。更に三相イン
バータ21の出力端子に上記各実施例に示した過
渡出力電圧変動抑制回路Rを接続した場合の回路
図を第5図に示したものである。
本考案は上記した如く、インバータの過渡出力
電圧変動率を改善する補助的手段を安価かつ容易
に供給し、特に過渡時のインバータ出力電圧の上
昇を抑制するものであり、その実用的価値は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第6図は従来の過渡出力電圧変動抑制
回路図と動性図、第2図、第3図、第4図、第5
図、第7図は本考案の実施例による過渡出力電圧
変動抑制回路図と特性図である。 1,21……インバータ、2,4,5……過渡
出力電圧変動抑制回路、3,22……負荷。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) インバータの交流出力端子間に、ダイオード
    と、抵抗を並列接続した電解コンデンサとを直
    列接続してなる第1の回路と、第1の回路と同
    様の構成とした第2の回路とを逆並列接続した
    インバータの過渡出力電圧変動抑制回路。 (2) 第1の回路と第2の回路とを逆並列接続した
    回路を抵抗を介してインバータの交流出力端子
    間に接続した実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のインバータの過渡出力電圧変動抑制回路。
JP8621481U 1981-06-11 1981-06-11 Expired JPH028555Y2 (ja)

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JP8621481U JPH028555Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

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JPS57197791U JPS57197791U (ja) 1982-12-15
JPH028555Y2 true JPH028555Y2 (ja) 1990-02-28

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