JPS60115511A - 2液型毛髪及び繊維処理剤組成物 - Google Patents

2液型毛髪及び繊維処理剤組成物

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JPS60115511A
JPS60115511A JP22308083A JP22308083A JPS60115511A JP S60115511 A JPS60115511 A JP S60115511A JP 22308083 A JP22308083 A JP 22308083A JP 22308083 A JP22308083 A JP 22308083A JP S60115511 A JPS60115511 A JP S60115511A
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JP
Japan
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active agent
cationic
surface active
general formula
hair
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Application number
JP22308083A
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English (en)
Inventor
Shigemi Nakamura
成見 中村
Isamu Nakashige
中重 勇
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、肌にマイルドな2液量毛髪及び繊維処理剤
に関する。
従来の毛髪処理や繊維処理は、通常、「洗浄→すすぎ→
コンディショニング→すすぎ」という4工程によりなさ
れている。そして、従来より、洗浄とコンディショニン
グを同時に行なうことによりこの工程を簡略化するため
の研究がなされている。例えば、 特開昭50−18641号には、各種界面活性剤とカチ
オン性ポリマーとを含有する毛髪化粧料であって、シャ
ンプーとヘアコンディショニングとを同時に行なうこと
ができるものを開示している。
しかしながら、このようにシャンプー成分とヘアコンデ
ィショニング成分とを単一の製品に配合すると、各成分
が持つ機能が低下するので、シャンプー後コンディショ
ニング(リンス)スル方力効果が優れていると一般に認
識されている。その理出社、本発明者らの確認試験によ
れば、単に各種界面活性剤とカチオン性ポリマーとを配
合したものでは帯電防止性が悪く、期待どおりのヘアコ
ンディジ3ニング性が得られないため、結局はリンス(
コンディショナー)を使わなければならない。
又、近年消費者は、マイルド性を付与した洗浄剤をめて
きている。このマイルド性の要求に対し、数々の研究が
なされている。例えば、 通常、洗浄剤に用いられているアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸塩等の肌アレ性
のあるアニオン界面活性剤に両性界面活性剤や極性ノニ
オン界面活性剤を配合して、アニオン界面活性剤の極性
を弱め皮フへのアニオン界面活性剤の吸着を抑制して、
タンパク変性防止を行なっている。しかし、本発明者ら
の確認試験によれば、単にアニオン界面活性剤に両性界
面活性剤や極性ノニオンを配合したものは、過敏症でな
い健康な人の皮膚に対して社良好な結果を示すが過敏症
の人の皮膚に対しては満足させる効果をあげることが出
来なかった。
この発明の目的は、洗浄とコンディショニングとを同時
に行なうことにより毛髪及び繊維処理工程を簡略化する
ことができ、かつ優れた洗浄性能、風合向上効果を有し
ならびに肌にマイルドな毛髪及び繊維処理剤を提供する
ことである。
本発明者らは、上記した従来のコンデイシツニングシャ
ンプーに指摘される欠点を解消すぺ〈鋭意研究を重ねた
結果、シャンプ一時にアニオン界面活性剤および両性又
は/および極性ノニオン界面活性剤とカチオン界面活性
剤とが存在し、かつこれらから生成したアニオン界面活
性剤および両性又は/および極性ノニオン界面活性剤−
カチオン界面活性剤複合体が同時に存在すると、これら
成分によって1汎にマイルドで有効に洗浄及びコンディ
ショニングが行なわれることを見出し、この発明を完成
するに至9た。
すなわち、この発明社、5ないし30重量%のアニオン
界面活性剤および両性又は/および極性ノニオン界面活
性剤を含有する(A)液と、0.1ないし10重量%の
カチオン系物質を含有する(B)液とからなる2液型毛
髪及び繊維処理剤組成物を提供する。
アニオン界面活性剤および両性又は/および極性ノニオ
ン界面活性剤とカチオン界面活性剤とを配合した従来の
1液型のコンディジ目ニングシャンプーでは、1ニオン
界面活性剤等とカチオン界面活性剤とが結合して複合体
を生成するため、毛髪等を処理する際の糸は、アニオン
界面活性剤および両性収は/および極性ノニオ抄界面活
性剤/アニオン界面活性剤および両性(又は/および極
性ノニオン)界面活性剤−カチオン界面活性剤複合体系
あるいはカチオン界面活性剤/アニオン界面活性剤およ
び両性(又L/および極性ノニオン)界面活性剤−カチ
オン界面活性剤複合体系である。これに対し、この発明
の組成物が提供する処理系には、アニオン界面活性剤お
よび両性へは/および極性ノニオ→界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、及びアニオン界面活性剤および両性Cは
/および極性ノニオ→界面活性剤−カチオン界面活性剤
複合体この処理系は、上記した(A)液と(B)液とを
毛髪又は繊維状物質存在下で混合することによって与え
られる。
この際、(A)液と(B)液とを十分に均一に使用直前
に混合して毛髪等に適用しても本願発明の効果を得るこ
とができない。このことは、上記3成分が同時に処理系
に存在することが肌にマイルドで良好な洗浄性及びコン
ディショニング性に寄与していることを裏づけるもので
あるが、その機構についてはさらに解明中である。
例として、下記一般式(1)〜(9)で表わされるもの
を挙げることができる。
一般式(1) %式% (ただし、R1は平均炭素数8〜18のアルキル基又は
平均炭素数6〜15のアルキル基で置換されアルキレン
基、nFi平均値が0−10の数、Mは水素、ナトリウ
ム、カリウム、アルカノールアミン、又はアルカリ土類
金属を示す) 一般式(2) ) 一般式(3) 几−M (ただし、Rはオレフィンをスルポン化して得うれるア
ニオン界面活性剤の酸基、Mは一般式(1)と同じもの
を示す) 一般式(4) %式% (ただし、几及びnは一般式(1)■と同じもの、Mは
互いに独立に一般式(1)と同じものを示す)一般式(
5) ) 一般式(6) M OOC−CH2−CH2−CH−C00M几CO−
NH (ただし、几は平均炭素数9〜17の非芳香族炭化水素
基、Mは互いに独立にアンモニウムイオン、アルカノー
ルアミンイオン、低級アルキルアミンイオン、塩基性ア
ミノ酸の陽イオン、ナトリウム、カリウム、アルカリ土
類金属、又は水素を示す)一般式(7) %式% (ただし、Rt及びMは一般式(6)と同じもの、几2
は炭素数1〜4の直鎖層しくは分枝鎖アルキル基、mF
il又は2の整数を示す) 一般式(8) %式% (ただし、Rは平均炭素数10−18のアルキル基、M
は互いに独立に一般式(6)と同じものを示す) 一般式(9) %式% (ただし、几及びMは一般式(6)と同じものを示す) 一般式(1)で表わされる化合物の具体例として、天然
ラウリルアルコールポリオキシエチレン(n−3)硫酸
エステル、オキソ法合成ct+〜a1s脂肪族アルコー
ルポリオキシエチレン(n−3)[酸エステル、オキソ
法合成C,2〜C1s脂肪族アルコールオキシエチレン
硫酸エステル、C@2〜自3脂肪族アルコール硫酸エス
テル、及びこれらの硫酸エステル部分が、硫酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩又社アルカノールアミン塩となりた
ものを挙げることかできる。
一般式(2)で表わされる化合物の具体例として、C1
4〜016アルキルスルホンII1. C12アルキル
ベンゼンスルホン酸などのナトリウム塩、カリウム塩、
及びアルカノールアミ/塩を挙げることができる。
一般式(3)で表わされる化合物の好ましい具体例とし
て、α−オレフィンスルホネートに属する物質でちって
、通常ワックスクラッキング法、チーグラー触媒を用い
たエチレン重合法等によりて得られる平均炭素数lO〜
18のα−オレフィンを原料とし、これを薄膜状に保持
して不活性ガスで希釈したガス状無水硫酸でスルホン化
した後、水酸化す) IJウム等のアルカリ金属水酸化
物、又はアルカリ土類金属水酸化物等のアルカリで中和
し、加水分解することによって得られるものを挙げるこ
とができる。このものは、ヒドロキシアルカンスルホネ
ート(HAS )を10〜45重量%(タタシ、2 R
AS カ0.5〜8 重量96、通常1〜5重量−13
1−IA8以上が5〜44.5重量%)、アルケニルス
ルホネートを55〜80重量%、ジスルホネートを3〜
15重量%含有する混合物である。
一般式(4)で表わされる化合物の好ましい具体例とし
て、ポリオキ7エチレンCtO〜C11lアルキルエー
テルリン酸、ポリオキシエチレン08〜CIOアルキル
フエニルエーテルリン酸等のナトリウム塩、カリウム塩
、及びアルカノールアミン塩を挙げることができる。
一般式(5)で表わされる化合物の好ましい具体例トし
て、ビスポリオキシエチレンCl0−Cl3アルキルエ
ーテルリン酸、ビスポリオキシエチレンCs〜C1oア
ルキルフェニルエーテルリン酸等のナトリウム塩、カリ
ウム塩及びアルカノールアミン塩を挙げることができる
一般式(6)で表わされるN−アシルグルタミン酸又は
その塩の好ましい具体例として、N−ラウロイルグルタ
ミン酸;N−ミリストイルグルタミン酸;N−バルミト
イルグルタミン酸;ヤシ油脂肪酸又は硬化牛脂脂肪酸の
低炭素数留分と高炭素留分をカットした脂肪液から合成
されたN−アシルグルタミン酸;及びこれらN−アシル
グルタミン酸の混合物並びにこれらN−アシルグルタミ
ン酸のモノエタノールアミン塩、ジェタノールアミン塩
、トリエタノールアミン塩、ナトリウム塩及びカリウム
塩を挙げることができる。これらは、光学活性体でもラ
セミ体でもほぼ同程度の効果を示す。
一般式(7)で表わされるN−アシル−N−アルキルア
ミノ酸又はその塩の好ましい具体例として、N−ラウロ
イル−N−エチルグリシン、N−ラウロイル−N−イン
グロビルグリシン、N−ラウロイルザルコシン、N−ミ
リストイルザルコシン、N /<ルミトイルザルコシン
、N−ラウロイル−N−メチルベータアラニン、N−ラ
ウロイル−N−エチルベータアラニン、N−ミリストイ
ル+−タアラニン、N−バルミトイルベータアラニン、
及びこれらの混合物並びにこれらのモノエタノールアミ
ン塩、ジェタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩
、ナトリウム塩、及びカリウム塩を挙げることができる
一般式(8)で表わされる0−アルキル置換リンゴ酸は
、リンゴ酸の水酸基を塩素に変え、アルコールと反応さ
せてエーテル化する方法、あるいはアルカリ触媒の存在
下でマレイン酸ジエステル又はフマル酸ジエステルをア
ルコールと反応させる方法によって製造することができ
、一般式(8)で表わされるO−アルキル置換リンゴ酸
塩it、 コ。
ようにして得られるO−アルキル置換リンゴ酸を塩基性
アミノ酸、トリエタノールアミン等で中和して得られる
。組成物の成分としてそのまま用いられる、あるいはさ
らに塩を形成するのに用いられる好ましい0−アルキル
置換リンゴ酸の具体例として、0−デシルリンゴ酸、0
−ラウリルリンゴ酸、0−ラウリルリンゴ酸、0−ミリ
スチルリンゴ酸、0−パルミチン酸ンゴ酸、蒸留により
C16留分をカットしたO−ヤシ油アルキルリンゴ酸、
〇−牛脂アルキルリンゴ酸、及びオキソ法等の合成法に
よって得られる炭素数11−15、好ましくは炭素数1
2〜13の合成アルコールから誘導される0−アルキル
リンゴ酸等がある。
これら0−アルキル置換リンゴ酸の好ましい塩の具体例
として、0−ミリスチルリンコ°酸トリエタノールアミ
ン、0−パルミチルリンゴ酸トリエタノールアミン、及
び0−ヤシ油アルキルリンコ゛酸トリエタノールアミン
等を挙けることができる。
一般式(9)で表わされる脂肪酸面ケンは、ヤシ油脂肪
酸、硬化牛脂脂肪酸の低炭素留分及び高炭素留分をカッ
トした脂肪酸をケン化して得られるO好ましい具体例と
して、ラウリン酸トリエタノールアミン塩、パルミチン
酸カリウム塩、ステアリン酸リチウム塩等を挙げること
ができる。
又、この発明の2液型組成物の(A)液に配合され七4
り祷孝堺珊酒@寺jO両性界面活性としては、アミドア
ミン型両性界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型又
はスルホベタイン型両性界面活性剤がある。
抛≠爬アミドアミン型両性界面活性剤としてはつぎの2
つの一般式で表わされるものが使用され、これも各々単
独はもちろん、適宜に混合して用いることができる。
一般式(10) %式% (ただし、上式中、R1は9ないし17個の平均炭素数
を有するアルキル基またはアルケニル基、R2tri 
−CH2C00M i fCh CH2CH2C00M
 %& tj:水素、−CHz CUOM ’i fC
ld CH2CH2C00M 、 M ハ水溶性塩を形
成するカチオン。) 一般式(11) %式% :4 (上式中、R+ 、R2、Rsは一般式(1)の記号と
同一の意味を表わし、In ld 水素、−CH2C0
0M ’1 fCIa−CHzCL C00M 、 コ
OMは一般式(1)ノ記号と同一の意味を表わす。) 好ましい具体例を挙げれば、一般式(10)で表ゎされ
る両性界面活性剤としては、N−ラウロイル−N−(2
−ヒドロキシエチル)−N’−カルボキシメチルエチレ
ンジアミン、N−ラウロイル−N−(2−ヒドロキシエ
チル)−N’−カルボキシエチルエチレンジアミン、N
−ラウロ(# −N −(2−ヒドロキシエチル)−N
’−N’−ビス(カルボキシエチル)エチレンジアミン
、などがある。
また一般式(11)で表わされる両性界面活性剤として
は、N−ラウロイル−N′−カルボキシメチル−N’−
カルボキシメトキシエチルエチレンジアミン、N−ラウ
ロイル−N′−カルボキシエチル−N′−(2−ヒドロ
キシエチル)−エチレンジアミン、N−ラウロイル−N
′−カルボキシエトキシエチルエチレンジアミン、N−
ラウロイル−N′−カルボキシエチル−N′−カルボキ
シエトキシエチルエチレンジアミン、などがあυ、上記
化合物のラウロイル基をバルミトイル基と置換したもの
も、好ましい両性界面活性剤である。商品名を挙ければ
、リフタゾリンCL(用研ファインケミカル社製)とか
、オバゾリン(東邦化学社製)などがある。
又、イミダゾリニウムベタイン型又はスルホベタイン型
両性界面活性剤としては、っぎの一般式(12)〜(1
4)で表わされる化合物で1種または2種以上を併用す
ることができる。
一般式(12) 一般式(13) 一般式(14) (ただし、式中几Iは約4ないし18個の炭素原子を有
するアルキル基またはアルケニル基、lt2は1ないし
4個のアルキレン基、LL+はRzまたはOH基で置換
されたアルキレン基、Mは水素原子、アルカリ金属また
はアルカノールアミンから誘導されるカチオン、そして
Gはアニオンである。)さらに具体例を挙げるならば、
一般式(12)に属する化合物としては、 H 0H などがあり、一般式(14)に属する化合物としては、
H2 H2 などがある0 これらのうち、一般式(14)の化合物よりは一般式(
12) 、 (13)のものが好ましく、商品名で云え
ば、ミラノールC2M5F cone(ミラノール社製
)などが好ましい。
又、極性ノニオン界面活性剤としては一般式(15)で
表わされる第三級アミンオキシドである。
一般式(15) (ただし、几1は炭素数lO〜20のアルキル基、R2
及びR3は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシア
ルキル基である)で表わされる化合物である。
式中の山の炭素数が10未満のものでは洗浄性能が劣シ
、また20を超えると液が白濁したシ、特に好ましいア
ルキル基の炭素数は12である。
一般式(15)で表わされる化合物の具体例として、例
えばジメチルデフルアミンオキシド、ジメチルドデシル
アミンオキシド、ジメチルテトラデシルアミンオキシド
、ビス(2−ヒドロキシエチル)ドデシルアミンオキシ
ドなどを挙げることができる0 (A)液中に存在するアニオン界面活性剤および両性又
は/および極性ノニオン界面活性剤の量は5ないし30
重Mチで好ましくは10ないし20重喰チで、アニオン
界面活性剤と両性又は/および極性ノニオン界面活性剤
の比率は1/9〜9/1である。5重@φ未満では洗浄
性能が劣り、30重JFc%を超えるとコンディショニ
ング性が劣る。
又、アニオン界面活性剤と両性又は/および極性ノニオ
ン界面活性剤の比率が1/9〜9/lの範囲外になると
洗浄性能が劣ったり、皮フに対するマイルド性が損なわ
れてしまう。
(A)液には、必須成分であるアニオン界面活性剤およ
び両性又は/および極性ノニメン界面活性剤の他に、任
意的に次のような成分を添加することができる。例えば
ラウロイルジェタノールアミド、食塩、芒硝、水溶性高
分子等の増粘剤、乳淘剤、可溶化剤、非イオン界面活性
剤、微量のカチオン活性剤、 BIT 、、α−トコフ
ェロール等の酸化防止剤、紫外線吸収剤、タンパク誘導
体、動植物抽出エキス、殺菌剤、色素、香料等である。
さらにまた、(A)は、アニオン界面活性剤を完全に電
気的に中和しない量の後述するカチオン性ポリマーを含
んでいてもよい。
この発明の組成物の(B)液に配合されるカチオン系物
質の代表例として第4級アンモニウム塩、アミノ酸系カ
チオン界面活性剤及びカチオン性ポリマーを挙けること
ができる。好ましくは、(B)液は第4級アンモニウム
塩又はアミノ酸系カチオン界面活性剤と、カチオン性ポ
リマーとを含有するO 好ましい第4級アンモニウム塩は、下記一般式(16)
で表わされる。
一般式(16) (ただし、Klは炭素数10ないし24のアルキル基、
炭素数10ないし24のヒドロキシアルキル基、又は几
5(OCHzGHz)t−10(ただし、電は炭素数I
Oないし24のアルキル基又は炭素数10ないし24の
ヒドロキシアルキル基)、几2は炭素数10ないし24
のアルキル基、炭素数10ないし24のヒドロキシアル
キル基、又は几S (OCH2C1−12)I−Ill
(ただしR,は上記のものと同じ)、炭素数1ないt、
 3 (D 7 ル* ル基、(CHC■120 ) 
+−sH(7’c タL ILee は水素又はメチル基)、ベンジル基、又td、 シフ 
tミル基、&及び16は互いに独立に炭素数1ないし3
のアルキル基、(CHCIhO) 5−sH(7’c 
タL 、几6几6 は上記のものと同じ)、ベンジル基、又はシンナミル基
、Xlは・・ロゲン原子又は炭素数l若しくは2のアル
キル硫酸基を示す)代表的な第4級アンモニウム塩は、
ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ジステア
リルジメチルアンモニウムクロリド等である。
アミノ酸系カチオン界面活性剤の代表例として、モノN
−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を
挙げることができる。
モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステ
ル塩の塩基性アミノ酸成分は、オルニチン、リジン、ア
ルギニン等の天然のものの他、α。
γ−ジアミノ酪酸の如く合成アミノ酸も同様に用いられ
、これらは光学活性体又はラセミ体のいずれであっても
よい。
モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステ
ル塩のアシル基は、炭素数8〜22の飽和又は不飽和の
天然又は合成脂肪酸残基であり、例えばラウロイル基、
ミリストイル基、ステアロイル基などの単一脂肪酸残基
の他、ヤシ油脂肪酸残基、牛脂脂肪酸残基などの天然系
の混合脂肪酸残基であってもよい。
モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステ
ル塩の低級アルキルエステル成分としてキシルエステル
、ヘプチルエステル、オクチルエステルが適当である。
’!た、モ/N−長鎖アシル塩基性アミノ酸エステルの
塩としては、例えば塩酸塩、硫酸塩のような無機酸塩、
又は例えば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、P−)ルエ
ンスルホン酸塩、脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩、ピログル
タミン酸塩、ピロリドンカルボン酸塩のような有機酸塩
が用いられ、それらの中でも、酸性アミノ酸塩、塩酸塩
及びL又はD L−ピロリドンカルボン酸塩が好ましい
好ましいカチオン性ポリマーとして、下記一般式(17
)〜(20)で表わされるジアリル第4級アンモニウム
塩の重合物、一般式(21)で表わされるカチオン性セ
ルロース及びカチオン性デンプン、一般式(22)〜(
24)で表わされるカチオン性ビニル重合体を挙げるこ
とができる。
(イ) ジアリル第4級アンモニウム塩の重合物一般式
(17) (ただし、R1及びR2は互いに独立に水素又は炭素数
1ないし18、好ましくは1ないし4のアルキル基、几
3及びRaは互いに独立に水素、炭素数1 fLいし3
のアルキル基、又はフェニルti 、 yG uアニオ
ン残基であって塩素、臭素等のハロゲンイオン、硫酸、
硝酸等の無機酸残基、又はメチル硫酸、ヒドロキシカル
ボン酸等の有機酸残基、alは1万なtnl、too万
の分子量を与える敬を示す)一般式(18) (17)と同じ) 一般式(19) (ただし、Iもl、Iもz、Ra、fも、、右の意味は
一般式(17)と同じ、R2及びR3は1万ないし1(
10万の分子量を与える数を示す) 一般式(20) (ただし、■1.几x 、Its 、R41対の意味は
一般式(17)と同じ、R2,R3の意味は一般式(1
9)と同じ)(ロ) カチオン性セルロース又はカチオ
ン性デンプン一般式(21) (ただし、11.は七ルロース残基又はデンプン残基、
几2はアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基、fL
s 、 R4及びR5は互いに独立にアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、又はこれらが式中の窒素原子を
含んで複素環を形成するもの、右はアニオン(塩素、臭
素、ヨウ素、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、
硝酸イオン等)、R4は正の整数を示す) (ハ) カチオン性ビニル重合体 一般式(22) (ただし、R+及び几2は互いに独立に水素、炭素数l
ないし6のアルキル基、又はフェニル基を示し、句、対
の意味は一般式(17)と同じ)一般式(23) (ただし、lモlは水素又はメチル基、几2は酸素又は
アミド結合中のNH基、R3,几4及び几5は互いに独
立に水素又は炭素数1ないし4のアルキル基若しくは置
換アルキル基、alは1ないし10の整数を示し、al
及び対の意味は、それぞれ一般式(17)及び一般式(
21)と同じ) 一般式■4) (ただし、R+ 、 IL2及び几3は互いに独立に水
素又は炭素数1若しくは2のアルキル基若しくは置換ア
ルキル基を示し、al及び着の意味はそれぞれ一般式(
17)及び一般式(21)と同じ)(B)液には、必須
成分であるカチオン性物質の他に、この発明の効果に影
響を与えない範囲で任意的に次のような成分を添加する
ことができる。
すなわち、流動パラフィン、ワセリン、固型パラフィン
、スクワラン及びオレフインメリゴマー等の炭化水素;
イソプロピルミリステート、イソプロピルバルミテート
、ステアリルステアレート、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、オレイン酸オクチルドデシル及び2−エチルヘキ
サン酸トリグリセライド等のエステル;ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸
エステル及びポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ート等の乳化剤;ラウリルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高
級アルコール;バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン
酸等の高級脂肪酸;エチレングリコール、プロピレング
リコール、l、3〜ブチレングリコール、グリセリン及
びソルビトール等の保湿剤;水溶性高分子;無機塩;酸
化防止剤;溶剤;紫外線吸収剤;タンパク誘導体;動植
物エキス;殺菌剤;色素;香料等である。
この発明の組成物を毛髪等に適用する際には、(A) 
(B)両液を5/95ないし9515、好ましくは30
/70ないし70/30の容量比で掌で簡単に混合し、
毛髪等に適用する。この際(A) (B)両液をよく混
合すると、本発明の効果が得られなくなるので注意を要
する。
組成物が毛髪処理剤であるときは、上述のように組成物
を毛髪に適用した後、シャンプー動作を行ない、温水で
すすぎ、乾燥させた後整髪する。
(A) (B)両液の混合割合は上述のように容量比で
5/95ないし9515であるが、毛髪の損傷度によっ
て使い分けることができる。すなわち、健康系では(A
)液を多く使用し、損傷毛では(B)液を多く使用する
のがよい。また、洗髪乾燥後の仕上りの好みによっても
使い分けることができる。サツノくり仕上げたい場合に
は(A)液を多く使用し、しっとり仕上げたい場合には
(B)液を多く使用することができる。
次に実施例及び比較例を示して本発明をさらに具体的に
説明する。これに先立ち、各側で採用した試験法につい
て説明する。なお、各表において組成は重量%で示され
ている。
0) シャンプー性能(泡立ち)、毛髪のなめらかさ、
柔らかさ、しっとりさの試験法 20名の女性パネラ−の頭髪を2分し、片側に本発明の
試料(A液/B液)10.0り、他方に基準試料5.0
7をそれぞれ施し、左右同時一対比較法で官能評価する
。シャンプー性能の評価に用いる基準試料は、15重量
−のラウリルエトキシ硫酸ナトリウム(エチレンオキシ
ド付加モル数3)、5重量%のラウロイルジェタノール
アミド、10重量%のプロピレングリコール及び水(残
部)から成る。毛髪のなめらかさ、柔らかさ、しっとり
さの評価に用いる基準試料は3重量%のステアリルトリ
メチルアンモニウムクロリド、3重i1Dセチルアルコ
ール、10重量−のプロピレングリコール及び水(残部
)から成る。評価は、次の4段階評価で行なった。
◎:基準試料に比べて15Å以上が良いと感じる0:基
準試料に比べて10〜14人が良いと感じる△:基準試
料に比べて5〜9人が良いと感じる×:基準試料に比べ
て0〜4人が良いと感じる(口)帯電防止性の試験法 湿らせた毛束(59,20cm )に試料0.5ノを直
接塗布し、手でもみ洗いし、水道水で十分にずすいだ後
、25°c、65%1tl((相対湿度)ノ雰囲気中で
乾燥させ、−昼夜放置後、毛束をポリエステル製の櫛を
用いて20秒間でlO回構過しした束に生じた電気量を
電位計によシ測定する。
帯電防止性は、同一毛束を試料で処理する前と処理した
後の毛束の電気量の減少率により表わす。
すなわち、帯電防止性は下記式で表わされる。
−1B QB:処理前の電気量(クーロン) Q、:処理後の電気量(クーロン) 帯電防止性の評価は、次のノ、(準による090%以上
:◎良い 70〜90%二〇やや良い 50〜70%:へ普通 30〜5(1:Xやや劣る 30チ以下:××劣る (ハ)肌マイルド性の試験法 過去に化粧品(クリーム、ローション等)で肌のアレだ
事のある女性10名の手の片側を本発明の試料(A液/
B液)のlOチ溶液に、他方に基準試料の10チ溶液に
それぞれ5分間浸種し、1時間後の手アレ性を比較する
肌マイルド性の評価に用いる基準試料は、15[1%の
C14アルファオレフィンスルホン酸ソーダ、5重量%
のジメチルドデシルアミンオキシド及び水(残部)から
なる。
評価は次の4段階評価で行なった。
◎:基準試料に比べて8Å以上が良いと感じるO:基準
試料に比べて5〜7人が良いと感じるΔ:基準試料に比
べて0〜4人が良いと感じる×:基準試料に比べて0〜
4人が悪いと感じる××二二基状試料比べて5Å以上が
悪いと感じる※−1 第1表より、比較例1〜4は本発明の(A)液又は(B
)液単品であるため、本発明の効果を得ることができず
、また、比較例5〜9は本発明の(A)液と(B)液と
を予め混合して調製したため、本発明の効果を得ること
ができないことがわかる。
これに対し、本発明の組成物は優れた性能を有している
※−2 以下の構成成分からなる両性界面活性剤(几はヤシ脂肪
酸残基を示す。) ※−3 ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレー
トの共重合物のカチオン化物(GAF社製ガフコート7
34) 第2表から明らかなように、比較例10〜13では、(
A)液に含まれる両性/極性ノニオン界面活性剤及び(
B)液に含まれるカチオン性物質の量が本発明の範囲外
であるため、本発明の効果を得ることができない。これ
に対し、実施例5〜9では、これらが本発明の範囲にあ
るので優れた性能を有する。
表−3から明らかなように、比較例14および15はア
ニオン界面活性剤と両性および極性ノニオン界面活性剤
の配合比率が本発明の範囲外であるため、本発明の効果
を得ることができない。
これに対し、実施例10および11では、本発明の範囲
内であるので優れた性能を有する。
実施例12〜20 表−4に示す組成を有する毛髪処理剤組成物を調製し、
その性能を評価した。
結果を同表に示す。
※−5 CHs ■ (MW100万) ※−6 アミノエチルアクリレート/メタクリル酸/メタクリル
酸エステル共重合物 ※−7 カチオン性デンプン (無水グルコース1単位あたり導入されたカチオン基の
数が0.3でi、ts水溶液の50°Cにおりる粘度が
30センチボイズのもの) 以上詳述したように、この発明の処理剤組成物は優れた
洗浄性、コンディショニング性を有しており、かつ洗浄
とコンディショニングとを同時に行なうことができると
いう効果を有する。
特許出願人 ライオン株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)5ないし30重量−のアニオン界面活性剤および
    両性又は/および極性ノニオン界面活性剤を含有し、ア
    ニオン界面活性剤および両性又は/および極性ノニオン
    界面活性剤の比率が1/9〜9/1である(A)液と0
    .1ないしlO重量係のカチオン系物質を含有する(B
    )液とからなる2液量毛髪及び繊維処理剤組成物。
  2. (2)カチオン系物質は第4級アンモニウム塩又はアミ
    ノ酸系カチオン界面活性剤である特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。
  3. (3)カチオン系物質は第4級アンモニウム塩又はアミ
    ノ酸系界面活性剤と、カチオン性ポリマーとである特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. (4)カチオン性ポリマーはジアリル第4級アンモニウ
    ム塩の重合物、カチオン性セルロース、カチオン性デン
    プン又はカチオン性ビニル重合体である特許請求の範囲
    第3項記載の組成物。
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