JPS6011095B2 - 銅又は銅合金から等方的機械的性質を有する帯又は板を製造する方法 - Google Patents

銅又は銅合金から等方的機械的性質を有する帯又は板を製造する方法

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JPS6011095B2 JP51126817A JP12681776A JPS6011095B2 JP S6011095 B2 JPS6011095 B2 JP S6011095B2 JP 51126817 A JP51126817 A JP 51126817A JP 12681776 A JP12681776 A JP 12681776A JP S6011095 B2 JPS6011095 B2 JP S6011095B2
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    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/08Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of copper or alloys based thereon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械的特性が等方的であり且つ強度(70なし
、し99%)の袷間成形を施し得る帯又は板を銅又は銅
合金から製造する方法に関するものである。
非鉄金属から中間製品を製造する工場の実操業において
知られているように2種類の方法が帯又は板を銅及び銅
合金から製造するために現在適用されている。
これらの方法が互に相違する主たる点は溶解の後に適用
される鋳造操作にある。今日でも広く使用されている旧
方法の場合には、圧延機の形状に対応するィンゴットが
溶解された金属又は合金からチル型に鋳造されるか、あ
るいはィンゴットが連続又は半連続操作により製造され
る。こうして得られたィンゴットは次に熱間もしくは冷
間でプレス又は圧延される。冷間圧延の間に、材料の塑
性に又は到達すべき機械的性質に依存して、熱処理及び
鞍洗が数回適用される。これらの処理の回数は合金の可
鰍性に主として依存する(R.Ad肌mec及びR.L
eder:Meね】1.1972、Heft4p328
−332)。他の一つの、より現代的方法によると、少
なくとも1仇岬の厚さを有し且つ500一60比吻以下
の幅を有する帯がグラフアィトからなるチル型を用いて
鋳造され、そしてこの帯は冷間圧延熱処理及び酸洗を繰
返して所望寸法に成形される。
鋳造材料の可鰍性に依存して成形に先立って均質化熱処
理もしばしば適用される(日.Qめszens a的
E.Nosch:をitschrift fur M
etallkunde64、79−84/1973/)
。この技法の利点は:歩留りがより良くなり、成形方法
がより簡単になり、また圧延品の重量がより大きくなる
ことである。しかしこの方法によって、銅、ベリリウム
青銅及びアルミニウム青銅から電気伝導度が優れた帯及
び板を製造する方法は現在のところ禾だ知られていない
。両方の方法を重大な難点に直面せしめるものは、寸法
及び方向が好ましくない柱状もしくは放射状結晶組織で
あり、さらに材料の可鍛性を劣化させる各種汚染元素が
いよいよ生じることである。
これらが、熱間圧延及び冷間圧延の両方においてクラッ
クの原因となり、歩蟹り及び達成さるべき特性を劣化さ
せる。さらに複雑なこととしては、操作プロセスから溶
解操作に再生利用のため循環された材料がいよいよ雑り
合って、致命的に汚染されるようになる。銅及び銅金合
に低濃度で入り込むある種の元素の有害な作用を減少さ
せるために、例えば銅の酸素含有量を減少させるための
リン、リチウム、マグネシウムなどの適切な合金成分が
いまいま雛体に添加される。
しかしこの方法の大きな欠点は合金元素を大幅に過剰に
加えねばならないことであり、また残存脱醸成分が銅の
最重要な性質の一つである電気伝導度に有害な作用をも
つことである。高麗導度の無酸素鋼はいよいよ真空下又
は一酸化炭素を含む保護雰囲気下の溶解によって製造さ
れる。
しかし、溶融鋼から帯を水平連続鋳造することは現在で
も未解決な問題である。古くから、技術の実際において
、特に深絞り用途に使われる帯の製作においては、深絞
り特性又はあらゆる再加工に有害な影響を与えるいわゆ
る繊維形成を減少させる傾向がある。
この繊維形成が銅及び銅合金に起こるのは冷間加工が7
0%を越える場合及び焼戻し熱処理が400こ0を越え
る温度で実施される場合である。この有害な非等方性又
は繊維が銅に現われるのは、0.01なし、し0.05
%P、0.1ないし0.5%Be及び0.4%を越える
Cd含有量の組成範囲内のみであり、そして段及びPが
これらの値を越えると現われないことが分かった。(J
.ver6:MねlaonoMeね】ogr卓鰯.Vo
l.0:F≦mek es Htro,ztek机la
idons葺gai(一般金相学、弟ロ巻、金属及び合
金の性質)AKadきmiaiKiad6 ブダベスト
、1950第360頁、(ハンガリー語))。しかしか
かる量の合金成分の存在は既に銅を電気伝導体として不
適当ならしめている。低い冷間加工率(50なし、し6
0%)での袷間圧延によってまたより頻繁に焼戻しを行
うことによっても等方的性能を保証することができる。
ところがこの処理は圧延機の効率を大幅に低下しそして
コストを格段に高める。例えば、Bi、Pb、S「 0
、Fe、P、偽及びSbなどのある種の汚染元素が、Q
−組織構造をもつ純鋼又は銅合金、例えば銅−ニッケル
、ニッケル−銀、真ちゆう、錫及びアルミニウム青銅、
の熱間可鰍性‘こ有害な作用をもつことは文献及び工業
実操業全般から知られている。
最もいまいま起こる鉛による汚染は最もよく知られてい
る。許容最大鉛含有量はQ−真ちゆうにおいて0.02
%「ニッケル銀において0.015%及び錫青銅におい
て0.004%である。これらの限界値を越える鉛含有
量は熱間成形でも帯水平鋳造でも種々の被断及び亀裂を
生じることがあり、一方冷間圧延では緑部亀裂を延ばす
原因となることがある。したがって成品は一切の再加工
に不適当であるか又は、著しく材料及び成品の品質を損
う犠牲を払ってのみ成品の加工が可能になる。銅及び銅
合金の熱間可鍬性にPb及びBiが及ぼす有害な作用を
除去するために、鉛及びビスマスと高融点金属間化合物
を生成する元素が母材金属に合金される。
したがって熱間可鍛性は汚染された銅にあっては、Ca
、Ce又はZrの添加によって改善され、一方真ちゆう
にあってはCe、公、Li又はUによって改善され、ア
ルパカにあってはCeの添加によって改善される(Me
ltsevetal:Metallographiya
tavetnykh metallov ispla
vov.Metallurgizdat、MoskVa
、1960p19(ロシア語))。しかしながら熱間可
鍛性を改良するすべてのこれらの方法は結晶粒の微細化
にもまた不所望な柱状結晶組織の除去にも適切ではない
(Jacksonet al:Jo山肌l of ln
sti山te of Metals 98、198/1
970/;Woszens and Nosch:Ze
itschrlnf山MeねIlk皿de 64 82
ノ1973/)。
硫黄による汚染が熱間可鍛性に及ぼす影響を工業の実操
業において除去するために、銅ニッケル合金の場合はN
h及びMgの添加が行われ、一方ニッケル銀の場合はM
hの添加によって行われる。現在のところ、不所望の結
晶組織の有害な作用及び汚染の有害な作用を防止しか〈
して結晶組織を好ましいものとし、大幅に冷間可鍛性を
増加せしめまた強度の冷間成形(70%ないし90%)
を可能にするような一様な方法は純錦及び銅合金を処理
することに対して工業の実操業において知られていない
。本発明が目指すところは、従来知られている方法の欠
点を除去しつつ、帯及び板を製造する一様な方法を提供
することであって、帯及び板は、可轍性が強度(70な
いし99%)の冷間加工に適するように改良されており
、結晶組織が制御されており、また溶解のためにリター
ンされたが工場で処理するには有害な汚染物を含有する
鋼系材料を原料としてまた純鋼を原料として品質が改良
されている帯及び板として製造され、また銅及び銅合金
の溶解に適用される装置及び水平連続鋳造に使用される
装置を用いて前述の如き帯又は板を製造する方法を確実
なものとすることである。
本発明は上述の目標が溶解された鋼又は銅合金にホウ化
ジルコニウム(Zr&)を加えることにより達成される
という認識に基いている。
本発明の他の基礎は、生産物の好ましい特性を全く失う
ことなく、ZrB2の多くとも半分の量がTi、Nb、
V、Ca、Mg及びCoの元素の1種又は2種以上によ
って置換されるという認識にある。
さりこ、鋼又は銅合金に存在する鉛の汚染に対する影響
をジルコニウムの添加によって除去しうるという認識に
も本発明は塞いている。ZrB2の添加は純鋼及び鍵合
金の何れの場合にも帯の水平連続鋳造によって製造され
た成品の冷間可毅性の増加をもたらす。
すなわち他のいかなる添加剤の適用も余計になる。ホウ
化ジルコニウムは繰返し溶解にも好ましい作用を保有す
る。このような添加剤を含有する銅又は鋼合金から製造
された帯圧延品に、強度の冷間圧延の後に、焼戻し熱処
理を施すと、機械的特性の有害な不等方性を生じる繊維
形成は検出されない。このような知見は驚くべきもので
ある。なぜなら、連続鋳造における冷却に起因する方向
性結晶化作用、適用された強度の冷間成形及び熱処理に
起因して好ましくない繊維が形成されることが予想され
たからである。したがって、本発明は、銅又は鋼合金か
ら板又は帯を製造するに際し、該板又は帯を等方的機械
的性質を有するものとし且つ強度の冷間成形を施し得る
ものとする方法において、ホウ化ジルコニウムを格に添
加することによって溶解金属のZrB含有量を0.01
重量%と0.075重量%の間に調節し、必要ならば上
記添加量で添加されたZrB2のジルコニウム含有量の
50%以下をTi、VちNb、Ca、Mg及びCoの1
種又は2種以上の成分Mで置換し、必要ならば「 0.
015重量%を越える合金の鉛含有量に対して計算され
た化学量論比率でジルコニウムを金属浴に添加し、次に
添加剤を含む金属格を板又は帯状に凝固させ「必要なら
ば、鋳造装置の熱安定化炉内に不活性ガス雰囲気を維持
し(及び/又は)金属格が凝固している最中に不活性ガ
スの気密及び二次冷却を適用するものである。
本発明に係る方法の好ましい態様によると、金属俗は1
.5ないし7.5側ノ秒の線速度で凝固し、また金属俗
の凝固において2次冷却が不活性ガス及び/又は水を使
用して実施される。
本発明によると、連続鋳造装置の熱安定化炉内でZrB
の含有量が重量で約0.020なし、し0.075%に
維持されるように、繰返し溶解のために循環された廃材
の徴量合金元素も考慮して、重量で5%以下のZrB2
を含有する銅又は銅合金を加えることが便利である。
Zr&のジルコニウム含有量の半分以下をTi、V、N
b、Ca、Mg又はCoの金属によって置換することが
できる。鉛汚染の影響を除去するには重量で0.015
%を越える鉛含有量に対して化学論量のジルコニウムが
加えられる。プロセスの効率を増加させるために、結晶
化用グラファィトカップを離れる帯の上に吹付けを行う
ことによって、不活性ガスの保護雰囲気又は二次冷却が
熱安定化炉内で適用されることが好ましい。線速度が1
.5なし、し7.5肋/秒(y−又は6−相を含む合金
の場合には適切な均質化を行った後に)で制御された条
件で結晶した帯圧延品は、次に、合金の本性「仕上げら
れた帯の寸法及び性質(軟質、特別リング硬質など)に
依存して70ないし99%の程度に強度に袷間加工され
る。本発明に係る方法の主要利点は次の通りである。
… 本発明に係る方法は工業的規模で簡単に実施される
‘o} 純鋼及び銅合金(Q−Sn、Q十8−Sn、N
P、CuNi青銅、ならびにAI、Be、Sn及びクロ
ム青銅も含む)の両方から板及び帯が本発明によると経
済的に製造可能となり、また材料及び動力が目立て節約
され、さらに圧延機装置の能率が最適になる。
N 製造工場から又は製造工場のサイクルから再循環さ
れた廃材は通常ひどく汚染されているが、この廃材が本
発明によると安全且つ経済的に処理されるようになる。
8 圧延機で製造される帯及び板の品質改良が可能にな
り、また均一な、等万的機械的特性を維持することが可
能になる。的 ある種の熱処理及び酸洗の節約がもたら
される。
以下、本発明を実施例によってさらに詳しく説明する。
実施例 1厚さ0.1柳の軟質鋼帯を製造するために、
チャネル型誘導炉で陰極銅を常法により溶解した。
溶解期の間格を乾燥木炭で被覆した。金属俗の温度が1
200oCに達した時に、連続操作の帯鋳造機の熱安定
炉の中に格を出湯した。出湯が終った時に、重量で0.
03%(金属重量に対して)のZrBを5%Cu−ZB
2合金として添加し、次に鋳造を開始した。厚さ15柳
幅25仇肋の帯を12の/時間の引抜速度で結晶化せし
め、こうしている最中窒素ガス密閉及び2次冷却を連続
適用した。消耗された液体金属を正確な率で置き換え、
この最中に新しく導入された金属に、供孫舎の都度盃2
を補充した。補充量は新しく加えられた金属量に対して
重量で0.03%に相当する量であった。鋳造された帯
の両側から厚さ0.5柳の表面層を除いて、重さが2ト
ンの圧延品とした。これらの圧延品を脱脂し、そして次
に、二重圧延スタンドで7段階で2肌の厚さの帯に圧延
した。続いて、引抜き型熱処理炉で550なし、し60
0『0の温度範囲で帯をテンパーしそして酸洗した。こ
うして得られた帯の深絞り能は少なくとも9.6ェリク
セン値であった。実施例 2 ZrB2に存するジルコニウムの50%を、Ti鷲に適
用されたチタニウムの同量で鷹換し、すなわちCu−Z
rB2合金1.8k9及びCu−TiB2合金1.8k
9を加えたことを除いて実施例iと同じ方法を行った。
こうして得られた帯の深絞り特性は実施例1と同じであ
った。実施例 3 組織構造Q+8(組成Cu63、Zn、すなわち63.
の重量%のC瓜6.亀重量%のZna肘0.4重量%の
Ni)の0.5側の夏ちゆう深絞り帯を製造するに当た
り、用立てられた装入材料の60%に相当する再生用廃
村をチャネル型議導炉で溶解し、次に菱入材料の25%
に相当する陰極鋼、0.4%Niに相当する量の75:
25%Cu−Ni切粉及び合金の組成に相当する量の亜
鉛塊を加えた。
Cu−Ni切粉量を決定するに当たっては既に溶解され
た廃材のニッケル含有量も考慮した。
格の温度が出湯温度に到達した時に帯の連続鋳造機の熱
安定化炉に浴を出湯した。出湯に先立って、6kgの5
%Cu−ZrB2合金(600kgの出湯合金の0.0
5重量%に相当)を融体に添加し、これを続いて10脚
/時間の引抜速度で厚さ15肌及び幅32仇岬の帯に結
晶化させた。鋳造された帯の両側から厚さ0.5側の表
面層を除いて、重さが各2トンの圧延品とした。これら
の圧延品を脱脂し、そして次に、二重圧延スタンドで1
3段階で1.8側の厚さの帯に圧延した。続いて、いわ
ゆる四重スタンドで圧延を続け厚さ0.5柳の圧延品を
製造した。連続操作の熱安定化炉内で550℃で帯をテ
ソパーし、次に酸洗した。こうして得られた帯の引張強
さyBは一30−総k9〆/磯、伸び6,oは少なくと
も処%またその深絞り性能は少なくとも11.8ェリク
セン値であった。実施例 4汚染物として存在する0.
05%Pbの作用を除くために、Zr&のほかに、0.
0鷲重量%のZrを1.5k9の10%Cu−Zr合金
として加えたことを除き、実施例3と同じ方法で鉛汚染
菱入材を溶解した。
続いて実施例3に述べられた如く処理を行った。こうし
て得られた帯の機械的特性は実施例3と同一であった。
実施例 5 ニッケル銀(組成CuNil滋n24、すなわち18重
量%のNi、24重量%のZn及び斑重量%のCu)の
ばね帯を製造するに当たり、中周波誘導炉で陰極鋼を溶
解し、次に成品の所望組成に必要量の陰極ニッケルを添
加した。
続いて袋入材合計の5の重量%に相当する循環されたニ
ッケル線庚材を俗に投入し、次に、出湯直前に成品の所
望組成に必要な適切な亜鉛量を添加した。次に、雛体を
連続操作の帯鋳造装置の熱安定化炉に移した。
この炉の中に、菱入材の5の重量%に相当する循環廃材
に含まれる有用な徴量合金成分の含有量も考慮して、融
体の0.04%(すなわち600k9の穣体の場合は2
4k9)の5%Cu−ZrB2合金を投入した。鋳造を
開始して厚さ15肋幅32仇奴の帯を11机/時間の引
抜速度で結晶化せしめた。鋳造された帯の両側から厚さ
0.5肋の表面層をフライス剤りによって除いて、二重
圧延スタンドで14段階で2柵の厚さに次に四重スタン
ドで0.74柵の厚さの帯に圧延し、続いて、熱安定炉
内で保護ガス雰囲気中でテンパーした。テンパーされた
帯を四重圧延スタンドで0.5肋の厚さに圧延した。こ
うして得られた帯のビッカース硬さはHvl90なし・
し230であった。実施例 6 ジルコニウムの50重量%を、Nbで置換し、すなわち
5%Cu−ZrB2合金の1.2kg及び5%Cu−Z
r&合金1.2k9を600k9の装入材料に加えたこ
とを除いて実施例5と同じ方法を行った。
こうして得られた帯の硬さは実施例1と同じであった。
実施例 7S通z6、すなわち公称Sn含有量が6重量
%の硬質錫青銅帯ばねを製造するに当り、チャネル型誘
導炉で陰極鋼を溶解した。
溶解の最中に浴表面を乾燥炭素で被覆した。錫の添加に
先立って、0.02重量%リンに相当する量のCu−P
合金を加え、次に連続操作の帯鋳造機の熱安定化炉の中
に鍋によって融体を出湯した。続いて、6kgの5%C
u−ZrB2合金(世湯された合金の600kgの0.
05重量%に相当する)を融体に加え、次に鋳造を開始
し、厚さ15側幅32Q奴の帯を14m/時間の引抜速
度で結晶化せしめた。鋳造された帯の両側からの厚さ0
.5側の表面層をフラィス削りによって除いて、次に圧
延品を脱脂した後に、6%を越える錫含有量をもつ合金
を均質化処理(650℃で1.5時間)後に圧延した。
そして錫含有量が6%未満の合金を均質化処理ないこ1
1段階で2柵の厚に圧延し、次に四重圧延スタンドで1
.05柳の厚さに圧延した。最後に、帯を引抜き型テン
パー炉でテンバーしそして0.5肋の厚さに圧延した。
こうして得られた帯のビッカース硬さはHv180と2
20の間であった。実施例 8 25重量%のZrB2を、Vで置換し、すなわち5%C
u−ZrB2合金4.5k9及び1%Cu−VB合金1
.5k9を600k9の装入材に加えたことを除いて実
施例7と同じ方法を行った。
こして得られた帯の硬さは実施例7と同じであった。実
施例 9 厚さ0.5肋のテンパーされた硬質Be&帯を製造する
に当たり、陰極鋼を中間波誘導炉で溶解した。
溶解の間、裕表面を乾燥した木炭で被覆した。Cu−茂
前合金(pre−alloy)を添加することによって
合金の茂含有量を所望の値に調整し、次に連続操業式の
帯鋳造機の中周波誘導熱安定化炉の中に浴を出湯した。
この炉では金属格の上方に窒素又はアルゴンガス雰囲気
が維持された。続いて、6kgの5%Zr&、すなわち
600kgの出湯合金に対して重量で0.05%、を融
体に添加した。鋳造を開始しそして厚さ15肋及び幅2
5仇略の帯を12柳/時間の引抜速度で凝固せしめた。
鋳造期間中チル型を離れた後の帯を窒素気密中で冷却し
た。フライス加工によって帯の両側から厚さ0.5柵の
表面層を除去した後に、帯を脱脂しそして2側の厚さに
二重圧延スタンドで圧延し、次に四重圧延スタンドで0
.5肋の厚さに圧延し、この最中帯の厚さがそれぞれ1
肋及び0.75側に達した時に、引抜き型熱処理テンパ
ー炉で帯をテンパーした。こうして得られた帯のビッカ
ース硬さは最低HV215であった。実施例 10 厚さ0.5柵のテンパーされたAIBz帯重量で5%の
アルミニウムを含むアルミニウム青銅、を製造するため
に、陰極鋼を中周波誘導炉で熔解し、次に所望組成によ
って30%Aにu前合金(prealloy)を格に添
加した。
続いて、連続操業式の帯鋳造機の熱安定化炉の中に俗を
出湯した。続いて、4.8kgの5%CuZrB2、合
計融体600kgに対して0.04重量%に相当、を中
周波熱安定化炉内に添加した。鋳造を開始しそして厚さ
15肌及び幅32仇吻の帯を11机/時間の引抜速度で
凝固せしめた。フライス加工によって帯の両側から厚さ
0.5肋の表面層を除去した後に、帯を脱脂しそして2
綱の厚さに二重圧延スタンドで圧延し、次に四重圧延ス
タンドで0.8肋の厚さに圧延し、次に保護雰囲気下の
熱処理テンパー炉で帯をテンパ−した。テンパーされた
帯四重圧延スタンドで厚さ0.5側にテンパ−した。こ
うして得られた帯の引張り強さyBは45kg〃嫌及び
伸びy8は最低20%であった。実施例 11 厚さ0.8脇の軟質Cu一Ni25帯、すなわち25重
量%のNi及び75重量%Cuを含有する帯を製造する
に当たり、陰極鋼及び再生利用のCu−Ni廃材を中周
波誘導炉で溶解した。
ニックルを供給するに先立って、33%Cu−Mn前合
金を添加して重量で0.3%Mnの合金化を実施した。
ニッケルが溶解した後に0。01重量%の炭素で脱酸を
実施した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 銅又は銅合金から板又は帯を製造するに際し、該板
    又は帯を等方的機械的性質を有するものとし且つ強度の
    冷間成形を施し得るものとする方法において、 ホウ化
    ジルコニウムを浴に添加することによって0.01重量
    %と0.075重量%の間に溶解金属のZrB_2含有
    量を調節し、次に添加剤を含む金属浴を板又は帯状に凝
    固させることを特徴とする等方的機械的性質を有する板
    又は帯を銅又は銅合金から製造する方法。 2 鋳造装置の熱安定化炉内に不活性ガス雰囲気を維持
    し(及び/又は)金属浴が凝固している最中に不活性ガ
    スの気密及び二次冷却を適用することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の製造方法。 3 金属浴を1.5ないし7.5mm/秒の線速度で凝
    固させまた不活性ガス(及び/又は)水によって二次冷
    却を実施することを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の製造方法。 4 銅又は銅合金から板又は帯を製造するに際し、該板
    又は帯を等方的機械的性質を有するものとし且つ強度の
    冷間成形を施し得るものとする方法において、 ジルコ
    ニウム含有量の50重量%以下を、Ti、V、Nb、C
    a、Mg及びCoの1種又は2種以上の成分Mで置換し
    たホウ化ジルコニウムを浴に添加することによって0.
    01重量%と0.075重量%の間に溶解金属のM置換
    −ZrB_2含有量を調節し、次に添加剤を含む金属浴
    を板又は帯状に凝固させることを特徴とする等方的機械
    的性質を有する板又は帯を銅又は銅合金から製造する方
    法。 5 鋳造装置の熱安定化炉内に不活性ガス雰囲気を維持
    し(及び/又は)金属浴が凝固している最中に不活性ガ
    スの気密及び二次冷却を適用することを特徴とする特許
    請求の範囲第4項に記載の製造方法。 6 金属浴を1.5ないし7.5mm/秒の線速度で凝
    固させまた不活性ガス(及び/又は)水によって二次冷
    却を実施することを特徴とする特許請求の範囲第4項又
    は5項に記載の製造方法。 7 銅又は銅合金から板又は帯を製造するに際し、該板
    又は帯を等方的機械的性質を有するものとし且つ強度の
    冷間成形を施し得るものとする方法において、 ホウ化
    ジルコニウムを浴に添加するこによって0.01重量%
    と0.075重量%の間に溶解金属のZrB_2含有量
    を調節し、また0.015重量%を越える、合金の鉛含
    有量に対して計算された化学量論比率でジルコニウムを
    金属浴に添加し、次に添加剤を含む金属浴を板又は帯状
    に凝固させることを特徴とする等方的機械的性質を有す
    る板又は帯を銅又は銅合金から製造する方法。 8 鋳造装置の熱安定化炉内に不活性ガス雰囲気を維持
    し(及び/又は)金属浴が凝固している最中に不活性ガ
    スの気密及び二次冷却を適用することを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載の製造方法。9 金属浴を1.
    5ないし7.5mm/秒の線速度で凝固させまた不活性
    ガス(及び/又は)水によって二次冷却を実施すること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項又は8項に記載の製
    造方法。
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